JP2001122413A - 湾曲走行ベルトコンベヤ - Google Patents

湾曲走行ベルトコンベヤ

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JP2001122413A
JP2001122413A JP30453699A JP30453699A JP2001122413A JP 2001122413 A JP2001122413 A JP 2001122413A JP 30453699 A JP30453699 A JP 30453699A JP 30453699 A JP30453699 A JP 30453699A JP 2001122413 A JP2001122413 A JP 2001122413A
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公三 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 拘束具に対する無端ベルト外周部の装着作業
を押し当て具合の調整等の必要性なしに行うことがで
き、ベルト装着作業に要する手数と時間を大幅に低減で
きる湾曲走行ベルトコンベアを提供する。 【解決手段】 往路と復路の間を循環湾曲走行する無端
ベルトの外周側の内方への移行を、該ベルトの往路と復
路の外周部に沿って並列設置された多数の拘束具により
阻止する湾曲走行ベルトコンベアにおいて、拘束具が、
上記ベルトの外周部の表面側に押し当てられる上ガイド
ベアリングと、同ベルトの外周部の裏面側に押し当てら
れる下ガイドベアリングを備え、これら上下ガイドベア
リングを付勢部材により付勢した状態でベルト外周部の
表裏両面の所定部位に押し当て、この押し当て状態にお
いて、上下ガイドベアリング間で上記ベルトの外周部を
喰え込み拘束する構成になっていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湾曲走行ベルトコ
ンベヤ、特に改良されたベルト外周拘束具を備えた湾曲
走行ベルトコンベヤに関する。
【0002】
【従来の技術】湾曲走行ベルトコンベヤは大別して18
0度湾曲走行型(図9参照)と90度湾曲走行型(図1
0参照)の2つのタイプがあり、いずれのタイプにおい
ても、主構成要素として、2本のテーパコーン型ローラ
a,aと該ローラa,a間に平面円弧状に張架された状態
で往路b1と復路b2の間を循環湾曲走行する無端ベル
トbを備えている。無端ベルトbには、湾曲走行の結果
として、内周側と外周側とで曲率半径に差が生じ、曲率
半径の大きい外周側が曲率半径の小さい内周側に向かっ
て引っ張られる傾向となるので、通常一般には、例えば
ベルト外周拘束具cを、復路b1と往路b2のそれぞれ
の外周部に沿って列をなすように多数配し、これら拘束
具cの適用により無端ベルトb外周側の内方への移動を
阻止するという対策をとっている。
【0003】従来、ベルト外周部に対する拘束具cとし
て、例えば図11に概略的に示すような構成のものが提
案されている。この従来構成の拘束具cは、上下一対の
ガイドベアリングd1,d2を備え、上ガイドベアリン
グd1を無端ベルトbの表面側の外周部に一体に備えら
れた耳桟eに、また下ガイドベアリングd2を同ベルト
bの裏面にそれぞれ押し当て、これら上下ガイドベアリ
ングd1,d2間で無端ベルトbの外周部を喰え込み拘
束するようにしている。
【0004】前記従来構成の拘束具cにおいては、上ガ
イドベアリングd1は、ブラケットfに支持された状態
で、例えばコンベヤの外周側フレームgを基準に、ねじ
(図示せず)の締め緩め操作により、水平方向(矢符Y
1参照)に移動調整可能であり、また下ガイドベアリン
グは前記ブラケットfに支持された状態で、例えば縦長
穴hに沿い垂直方向(Y2参照)に移動調整可能であ
り、これら上下ガイドベアリングd1,d2の移動調整
によりベルトbの所定部位に対する押し当て具合を適宜
調整できる構成になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来構成の拘束具
cにおいては、上下ガイドベアリングd1,d2のベル
ト側への押し当て具合は上下ガイドベアリングd1,d
2の水平方向及び上下方向への移動調整により行うこと
ができるが、この移動調整は多数設置の拘束機構cごと
に行わなければならず、しかも隣り合う拘束具c,c間
では設置間隔にもよるがベルトbへの押し当て具合が微
妙に影響し合うことがあり、時には再度の微調整を必要
とし、移動調整に多大の手数と時間を要するという問題
点があった。また押し当て具合の調整には、長年の経験
が必要で熟練性が要求されるという調整作業面での不便
さもあった。
【0006】また、従来の拘束具cでは、耳桟部eの当
たり部e1をフラットに形成し、該当たり部e1に対し
上ガイドベアリングd1、例えばボールベアリングの外
輪部の平坦外周面を面当たりさせるよう設計されてお
り、設計通り面当たりさせるためには、図11に模式図
的に追加して示すように、取り付け設定角度θは90度
でなければならず、取り付け角度に厳しい制限を受け
る。
【0007】ところが、実際の作業現場においては、拘
束具cは多数設置されているので、拘束具cのそれぞれ
について取り付け角度を正確にチェックすることは困難
であり、取り付け角度の多少の誤差やばらつきの発生は
やむを得ない。このような取り付け角度誤差やばらつき
の発生は、無端ベルトの蛇行原因になることがあり、好
ましくない。また面当たり方式の場合には、耳桟部eの
逃げがないために、無端ベルトbの外周部に過大な引っ
張り力が作用した場合には、耳桟部eの根元付近に過大
負荷がかかり亀裂が入りやすくなり、耳桟部bの耐久性
が低下するという問題点もあった。
【0008】また、通常一般に、テーパコーン型ローラ
aは、図12、13に示すように、丸棒状の芯金iとテ
ーパコーン型のゴムライニング部jとから構成され、芯
金iとゴムライニング部jとを接着剤(図示せず)を適
用して固着することにより、芯金iからゴムライニング
部jへのトルク伝達を可能にしている。
【0009】このようなローラaは、例えば芯金i製作
(第1工程)→芯金i表面上への接着剤塗布及び乾燥
(約1日間)(第2工程)→芯金i上への円筒形未加硫
ゴムライニング部巻き付け形成(第3工程)→ゴム加硫
(第4工程)を順次経ることにより製造することができ
るが、製造工程、特に第2,3工程が煩雑でしかも円筒
形未加硫ゴムライニング部の巻き付け形成には熟練性が
要求されるという問題点があった。
【0010】そこで、本発明の主たる目的は、拘束具に
対する無端ベルト外周部の装着作業を押し当て具合の調
整等の必要性なしに行うことができ、ベルト装着作業に
要する手数と時間を大幅に低減できる湾曲走行ベルトコ
ンベヤを提供することにある。本発明の他の1つの目的
は、無端ベルトの外周部に対する拘束具間の当たり具合
のばらつきを低減できると共に無端ベルトの表面の外周
部に備えられた耳桟部の耐久性を向上できる湾曲走行ベ
ルトコンベヤを提供することにある。更に本発明の他の
1つの目的は、製造が容易なテーパコーン型ローラを提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の前記課題を解決
するための手段は、往路と復路の間を循環湾曲走行する
無端ベルトの外周側の内方への移行を、該ベルトの往路
と復路の外周部に沿って並列設置された多数の拘束具に
より阻止する湾曲走行ベルトコンベヤにおいて、拘束具
が、前記ベルトの外周部の表面側に押し当てられる上ガ
イドベアリングと、同ベルトの外周部の裏面側に押し当
てられる下ガイドベアリングを備え、これら上下ガイド
ベアリングを付勢部材により付勢した状態でベルト外周
部の表裏両面の所定部位に押し当て、この押し当て状態
において、上下ガイドベアリング間で前記ベルトの外周
部を喰え込み拘束する構成になっていることを特徴とす
る湾曲走行ベルトコンベヤに係る(以下第1発明とい
う)。
【0012】第1発明の好ましい一実施形態において
は、拘束具が、上下一対のガイドベアリングと、コンベ
ヤの固定側部材上への設置位置において基端枢着部を支
点として上下方向に揺動回転可能な上下一対の揺動部材
を具備し、該揺動部材の先端部に前記ガイドベアリング
がそれぞれ装着され、上下揺動部材の基端枢着部に備え
られた捩ればねの付勢力によって上下ガイドベアリング
のそれぞれが前記揺動部材を介し前記ベルトの表裏両面
の所定部位に押し当てられる構成になっている。
【0013】また、他の好ましい一実施形態によれば、
拘束具が、上下一対のガイドベアリングと、コンベヤの
固定側部材上への設置位置において基端枢着部を支点と
して上下方向に揺動回転可能な上下一対の揺動部材を具
備し、上下揺動部材の先端部に上下ガイドベアリングが
それぞれ装着され、上下揺動部材は基端部に揺動支点を
基準にそれより後方へ突出する上下梃子作用部を備え、
該梃子作用部間に介装された圧縮ばねの付勢力により、
上下ガイドベアリングが上下梃子作用部及び上下揺動部
材を介し前記ベルトの表裏両面の所定部位に押し当てら
れる構成になっている。
【0014】更にまた、他の好ましい一実施形態によれ
ば、無端ベルトが表面側の外周部の全周に亘って耳桟部
を備え、上ガイドベアリングが無端ベルトの表面側の外
周部の耳桟部に、また下ガイドベアリングが同ベルトの
裏面側の外周部に、それぞれ押し当てられる構成になっ
ている。
【0015】さらに、本発明は、往路と復路の間を循環
湾曲走行する無端ベルトの外周側の内方への移行を、該
ベルトの往路と復路の外周部に沿って並列設置された多
数の拘束具により阻止する湾曲走行ベルトコンベヤにお
いて、無端ベルトは表面側の外周部の全周に亘って耳桟
部を備え、一方拘束具は、前記ベルトの表面側の外周部
の耳桟部に押し当てられる上ガイドベアリングと、同ベ
ルトの裏面側の外周部に押し当てられる下ガイドベアリ
ングを備え、少なくとも上ガイドベアリングは外周面が
平坦であり、また前記耳桟部の少なくとも当たり部は断
面突湾曲状に形成されており、上ガイドベアリングの平
坦外周面が耳桟部の突湾曲状当たり部に線状に押し当て
られる構成になっていることを特徴とする湾曲走行ベル
トコンベヤに係る(以下第2発明という)。
【0016】第2発明の好ましい一実施形態において、
上ガイドベアリングとしてボールベアリングが適用さ
れ、該ボールベアリングの外輪部の平坦外周面が、耳桟
部の突湾曲状当たり部に線状に押し当てられる構成にな
っている。
【0017】第1発明及び第2発明において、無端ベル
トを往路と復路の間を循環湾曲走行させるために一対の
テーパコーン型ローラとして、芯金と、該芯金上に中心
部の貫通穴において嵌装されたテーパコーン型ゴムライ
ニング部を備え、前記ゴムライニング部は、軸方向に複
数個に分割されていて、各分割部は前記芯金に対し、非
円形断面、好ましくは角形断面の嵌め合いにより回り止
めされている、テーパコーン型ローラ(以下第3発明と
いう)を適用できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を添
付図面に基づき説明する。図1乃至図3は本発明の第1
発明における拘束具1の一実施形態を示している。拘束
具1は、上下一対のガイドベアリング2,3を備え、上
ガイドベアリング2を無端ベルト4の表面側外周部に備
えられた耳桟部5の当たり部5aに押し当て、下ガイド
ベアリング3を同ベルト4の裏面の外周部に押し当て、
これらガイドベアリング2,3間でベルト外周部を喰え
込み拘束するという基本的な構成は、先に述べた従来構
成(図参照)のものと実質的に異なるところがない。
【0019】本発明は、前記構成の拘束具1において、
ガイドベアリング2,3を付勢部材6の付勢力を利用し
てベルト外周部の所定部位に所定の押し付け圧のもとに
押し当てることができる構成にしたことを特徴としてい
る。以下その具体的構成を、無端ベルト4の往路4a側
に設置の拘束具1(図1の上段側参照)に基づき説明す
る。
【0020】本発明において、拘束具1は、コンベヤの
固定側部材上への設置位置、例えばコンベヤの外周フレ
ーム7に支持部材8を介し支持固定された横軸9上にお
いて、基端枢着部10a,11aを支点として上下方向
に揺動回転可能な上下一対の揺動部材10,11を備
え、該上下揺動部材10,11の先端部に上下ガイドベ
アリング2,3がそれぞれ備えられている。上下ガイド
ベアリング2,3は、図3に示すように、上下揺動部材
10,11の揺動動作によってベルト外周部の所定部位
に押し当てることができ、この押し当て状態のもとに、
上下ガイドベアリング2,3間で無端ベルト4の外周部
を喰え込むことができる。
【0021】この喰え込み状態において、上下のガイド
ベアリング2,3をベルト側に所定の押し付け圧のもと
に押し付けるために、横軸9上に付勢部材6例えば捩れ
ばね6aが備えられている。捩ればね6aの設置状態が
図2に概略的に示され、捩りばね6aは横軸9上に卷装
された状態で一端側が上揺動部材7の基端枢着部10a
に、また他端側が下揺動部材3の基端枢着部11bに、
それぞれ揺動方向に一体に結合されており、捩ればね6
の捩れにより生ずる付勢力を揺動部材10,11を介し
上下ガイドベアリング2,3にベルト所定部位に対する
押し付け圧として伝達できる構成になっている。
【0022】図1は、拘束具1のベルト外周部装着前の
状況を示している。この状況下では捩ればね6aは通常
状態に復元しており、捩れひいては付勢力は実質的に発
生していない。一方、上下ベアリング2,3もまた通常
状態を保持し、上下ガイドベアリング2,3は互いに近
接し上下間隔が閉じており、ガイドベアリング2,3間
にベルト外周部4Aを挿入できない状態にある。尚、上
下ガイドベアリング2,3相互の押し当てによって捩れ
ばね6aの付勢力を支えるような構成にしておけば、捩
ればね6aに予め捩れを与えておき付勢力をある程度前
もって発生させておくことができる。
【0023】ベルト外周部の装着操作時には、図1に示
す状態から、上下ガイドベアリング2,3が手動或いは
適宜の拡開工具を適用して捩ればね6aに抗し強制的に
離反方向に揺動部材10,11と共に移動される。この
移動でガイドベアリング2、3間の上下間隔が開かれ、
拡開された上下間隔を通じ、上下ガイドベアリング2,
3間に耳桟部5を備えた無端ベルト4の外周部が所定位
置まで挿入される。拡開操作によって、捩ればね6には
捩れひいては付勢力が発生しているので、挿入操作後、
上下ガイドベアリング2,3を強制拡開から解放する
と、上下ガイドベアリング2,3は上下揺動部材10,1
1と共に捩ればね6aの付勢力を受けて上下間隔を閉じ
る方向に移動しベルト外周部の所定部位に強制的に押し
当てられる。
【0024】ベルト外周部に対するガイドベアリング
2,3の強制的押し当て状況が図3に示され、上ガイド
ベアリング2はベルト表面側の耳桟部5の当たり部5a
に、また下ガイドベアリング3はその直下においてベル
ト裏面の外周部に押し当てられている。このときの押し
付け圧は、概ね、捩ればね6のばねの強さ及び上下ガイ
ドベアリングの捩ればね6aに抗する移動距離(図1か
ら図3迄の移動距離)によって決まり、たとえば移動距
離を一定とした場合には、ばねの強さを適宜選択するこ
とにより、所定の押し付け圧を確保することができる。
押し付け圧は、ベルト外周部の内方への引っ張り力より
も大きいことが必要であり、たとえば予想される引っ張
り力が6Kg程度の場合には、安全をみて10乃至12
kg程度に設定すればよい。
【0025】このように本発明に係る改良された拘束具
1においては、上下ガイドベアリング2,3を付勢部材
6の付勢力によってベルト外周部の所定部位に強制的に
押し当てる構成になっているので、押し当て具合の調整
は不要となり、また調整が不要であるので熟練性も必要
でなくなり、拘束具1に対するベルト外周部の装着作業
に要する手数と時間を大幅に低減することが可能にな
り、ベルトコンベヤの組立に要する時間を大幅に短縮で
きる。
【0026】尚、前記実施形態においては、往路4aに
備えられた拘束具1について説明したが、復路4b側に
備えられる拘束具1は、往路側とは天地逆に設置されて
いる以外は、往路側の拘束具1と実質的に異なるところ
がない。
【0027】図4は、第1発明の他の1つの実施形態を
示し、先の実施形態の第3図に対応している。本実施形
態においては、付勢部材6として圧縮ばね6bが使用さ
れており、それ以外の構成は、先の実施形態と実質的に
異なるところがない。本実施形態においては、上下揺動
部材10,11の基端部に揺動支点より後方に向けて突
出する梃子作用部12,13が上下位置を一致するよう
に突設されており、梃子作用部12,13の間に圧縮ば
ね6bが介装され、該ばね6bの圧縮により生ずる付勢
力を、梃子の原理を利用し、揺動部材10,11を介し
上下ガイドベアリング2,3に伝達できる構成になって
いる。
【0028】図示の実施形態においては、圧縮ばね6b
は梃子作用部12,13間にフリーに嵌挿保持された支
軸14上に卷装されており、支軸14と梃子作用部1
2,13との嵌め合いの部分は、支軸14上での梃子作
用部12,13の軸方向への移動の障害となることがな
いように、遊嵌状態の嵌め合いになっている。図4に示
すように、本実施形態においても、圧縮ばね6bの付勢
力を利用して上下ガイドベアリング2,3をベルト外周
部の所定部位に所定の押し付け圧のもとに押し付けるこ
とができる。
【0029】第1発明において、ガイドベアリング2,
3としては、各種の構成のものを使用できるが、ベルト
走行時におけるベルトとの摩擦抵抗を考慮し、回転型が
好ましく、例えばボールベアリングが好適である。ベル
ト外周部に備えられる耳桟部5としては、図示のよう
に、ベルト外周部の表裏面の片側例えば表面側に設ける
だけで充分であるが、場合によっては、表裏両面にそれ
ぞれ設けるようにしてもよい。表裏両面に設ける場合に
は、下ガイドベアリング3部分の構成を、上ガイドベア
リング2の部分の構成と同一にすればよい。
【0030】付勢部材6としては、実施形態で上げた捩
ればね6a及び圧縮ばね6b、そのた各種のバネ材をそ
の付勢力を上下ガイドベアリングの押し付け圧として作
用させることができるような形態で適用することができ
る。
【0031】図5は、本発明の第2発明の一実施形態を
示している。本実施形態においては、拘束具1は、上下
一対のガイドベアリング2,3を備え、上ガイドベアリ
ング2を無端ベルト4の表面側外周部に備えられた耳桟
部5の当たり部5aに押し当て、下ガイドベアリング3
を同ベルト2の裏面の外周部に押し当て、これらガイド
ベアリング2,3間でベルト外周部を喰え込み拘束する
という基本的な構成は、先に述べた従来構成(図11参
照)のものと実質的に異なるところがない。
【0032】第2発明では、前記構成の拘束具1におい
て、上ガイドベアリング2として外周面が平坦な例えば
ボールベアリングを適用し、一方該ベアリング2の平坦
外周面2aが押し当てられる耳桟部5の当たり部5aを
突湾曲状に形成し、上ベアリング2の平坦外周面2aを
耳桟部5の突湾曲状当たり部5bに線状に押し当てる構
成にしたことを特徴としている。
【0033】図6は、上ガイドベアリング2を耳桟部5
の突湾曲状当たり部5aに線状に押し当てた状況を概略
的に示している。上ガイドベアリング2の平坦外周面2
aを耳桟部5の突湾曲状当たり部5aに線状に押し当て
る構成にしておけば、耳桟部5との取り付け角度、例え
ば図5に模式図的に追加して示すように、突湾曲状当た
り部5aとの線接触部(断面では点接触となる)を通る
接線Lとのなす角度θ1が特に90度にならなくても該
当たり部5aへの当たり具合には殆ど影響が無く、ベル
トの蛇行原因になる恐れがある当たり具合のばらつきを
一掃できる。
【0034】また、無端ベルト4に過大な引っ張り力が
作用した場合には、線接触部に過大負荷がかかるが、線
接触の場合には、面接触の場合と異なり線接触部分での
耳桟部5の多少の逃げが期待できることに加え、過大負
荷を受ける面積が面接触の場合に比べ圧倒的に小さくな
るので過大負荷の度合いが面接触の場合よりもかなり低
減され、加えて、図示の実施形態のように耳桟部5を断
面半円形に形成しておけば、図に仮想線L1で示すよう
に過大負荷は耳桟部5の中心部にほぼ集中してかかるこ
とになるので、その分、面接触の場合よりも亀裂等が入
り難くなり、耳桟部5の耐久性を向上できる。
【0035】第2発明において、耳桟部5の突湾曲状当
たり部5aに線接触される上ガイドベアリング2は外周
面が平坦であることが必要であり、例えば外周面が平坦
な外輪部を備えたボールベアリングが適当である。下ガ
イドベアリング3の構成は特に制限されず、例えば上ガ
イドベアリング2と同一の構成のものを使用できる。ベ
ルト外周部に対する押し付け調整に必要な上下ガイドベ
アリング2,3の移動調整手段は各種の構成のものを適
用でき、例えば図11に示す従来構成のものと同様の手
段を適用したり或いは第1発明に示すような移動調整手
段を適用することができる。
【0036】図7は、本発明の第3発明における一実施
形態を示している。本実施形態によれば、無端ベルト4
の湾曲走行に適用されるテーパコーン型ローラ15は芯
金16と該芯金16上に中心部の貫通穴17において嵌
挿されたテーパコーン型のゴムライニング部18から構
成されている。
【0037】テーパコーン型ゴムライニング部18は複
数個例えば3個に分割され、分割部18a,18b,18
cのそれぞれは、図8に示すように、非円形、例えば角
形の嵌め合いによって芯金16に対し回り止めされ、ま
た軸方向への移動は、芯金16上に固設のカラー19,
19によって防止されている。以上の構成によって、テ
ーパコーン型ゴムライニング部18と芯金16間のトル
ク伝達が可能になり、従来品にみられるような芯金上へ
の接着剤の塗布乾燥等の煩雑な作業工程は必要でなくな
る。
【0038】分割部18a,18b,18cは個別に成形
され、例えば金型成形して得られた未加硫或いは半加硫
のゴム円筒体を加硫処理した後、テーパ加工を施すこと
により得られる。分割部と同形同大の未加硫又は半加硫
のテーパゴム円筒体を加硫処理するようにすれば、外周
部のテーパ加工を省略できる。
【0039】分割部はこのように金型成形手段を適用し
て製造できるので、従来品にみられるような円筒型未加
硫ゴムライニングの巻き付け形成等の煩雑で熟練性が要
求される作業工程が必要でなくなる。金型成形により得
られた分割部18a,18b,18cは、個別に芯金16
上に中心部の貫通穴17において嵌挿される。この嵌挿
は通常やや堅嵌め状態での嵌挿作業となり、挿入抵抗が
比較的大きくなるが、分割部18a,18b,18cごと
に個別に嵌挿作業を行えばよいので、嵌挿距離が短くな
り、芯金16への嵌挿作業を容易に行うことができる。
前記構成のテーパコーン型ローラ1は製造が容易であ
り、製造コストを大幅に削減できる。
【0040】
【発明の効果】本発明の第1発明によれば、拘束具に対
する無端ベルト外周部の装着作業を押し当て具合の調整
等の必要性なしに行うことができ、ベルト装着作業に要
する手数と時間を大幅に低減できる湾曲走行ベルトコン
ベヤを提供できる。
【0041】また、本発明の第2発明によれば、無端ベ
ルトの外周部に対する拘束具間の当たり具合のばらつき
を低減できると共に無端ベルトの表面の外周部に備えら
れた耳桟部の耐久性を向上できる湾曲走行ベルトコンベ
ヤを提供できる。
【0042】また、本発明の第3発明によれば、製造が
容易で製造コストを大幅に削減できるテーパコーン型ロ
ーラを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1発明における拘束具のベルト装
着前の状況を示す側面図。
【図2】 同、捩ればねの設置状況を概略的に示す説明
図。
【図3】 同、ベルト装着後の状況を示す側面図。
【図4】 同、他の実施形態を示す図3に対応する側面
図。
【図5】 本発明の第2発明における拘束具の側面図。
【図6】 同、上ガイドベアリングの耳桟部への線接触
状況を概略的に示す斜視図。
【図7】 本発明の第3発明の一実施形態を示す縦断面
図。
【図8】 図7の8−8線に沿う断面図。
【図9】 180湾曲走行ベルトコンベヤの一例を示す
概略的に示す斜視図。
【図10】 90湾曲走行コンベヤの一例を概略的に示
す斜視図。
【図11】 従来の拘束具の一例を示す説明図。
【図12】 従来のテーパコーン型ローラの一例を示す
縦断面図。
【図13】 図12の13−13線に沿う断面図。
【符号の説明】
1…拘束具、2…上ガイドベアリング、3…下ガイドベ
アリング、4…無端ベルト、5…耳桟部、6…付勢部
材、7…外周側フレーム、8…支持部材、9…横軸、1
0…上揺動部材、11…下揺動部材、12…上梃子作用
部、13…下梃子作用部、14…支軸、15…テーパコ
ーン型ローラ、16…芯金、17…貫通穴、18…ゴム
ライニング部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 往路と復路の間を循環湾曲走行する無端
    ベルトの外周側の内方への移行を、該ベルトの往路と復
    路の外周部に沿って並列設置された多数の拘束具により
    阻止する湾曲走行ベルトコンベヤにおいて、前記拘束具
    が、前記ベルトの外周部の表面側に押し当てられる上ガ
    イドベアリングと、前記ベルトの外周部の裏面側に押し
    当てられる下ガイドベアリングを備え、これら上下ガイ
    ドベアリングを付勢部材により付勢した状態でベルト外
    周部の表裏両面の所定部位に押し当て、この押し当て状
    態において、上下ガイドベアリング間で前記ベルトの外
    周部を喰え込み拘束する構成になっていることを特徴と
    する湾曲走行ベルトコンベヤ。
  2. 【請求項2】 前記拘束具が、上下一対のガイドベアリ
    ングと、コンベヤの固定側部材上への設置位置において
    基端枢着部を支点として上下方向に揺動回転可能な上下
    一対の揺動部材を具備し、前記揺動部材の先端部に前記
    ガイドベアリングがそれぞれ装着され、上下揺動部材の
    基端枢着部に備えられた捩ればねの付勢力によって上下
    ガイドベアリングのそれぞれが前記揺動部材を介し前記
    ベルトの表裏両面の所定部位に押し当てられる構成にな
    っていることを特徴とする請求項1記載の湾曲走行ベル
    トコンベヤ。
  3. 【請求項3】 前記拘束具が、上下一対のガイドベアリ
    ングと、コンベヤの固定側部材上への設置位置において
    基端枢着部を支点として上下方向に揺動回転可能な上下
    一対の揺動部材を具備し、上下揺動部材の先端部に上下
    ガイドベアリングがそれぞれ装着され、上下揺動部材は
    基端部に揺動支点を基準にそれより後方へ突出する上下
    梃子作用部を備え、前記梃子作用部間に介装された圧縮
    ばねの付勢力により、上下ガイドベアリングが上下梃子
    作用部及び上下揺動部材を介し前記ベルトの表裏両面の
    所定部位に押し当てられる構成になっていることを特徴
    とする請求項1記載の湾曲走行ベルトコンベヤ。
  4. 【請求項4】 無端ベルトが表面側の外周部の全周に亘
    って耳桟部を備え、上ガイドベアリングが無端ベルトの
    表面側の外周部の耳桟部に、また下ガイドベアリングが
    同ベルトの裏面側の外周部に、それぞれ押し当てられる
    構成になっていることを特徴とする請求項1乃至3のい
    ずれかに記載の湾曲走行ベルトコンベヤ。
  5. 【請求項5】 往路と復路の間を循環湾曲走行する無端
    ベルトの外周側の内方への移行を、該ベルトの往路と復
    路の外周部に沿って並列設置された多数の拘束具により
    阻止する湾曲走行ベルトコンベヤにおいて、無端ベルト
    は表面側の外周部の全周に亘って耳桟部を備え、一方拘
    束具は、前記ベルトの表面側の外周部の耳桟部に押し当
    てられる上ガイドベアリングと、同ベルトの裏面側の外
    周部に押し当てられる下ガイドベアリングを備え、少な
    くとも上ガイドベアリングは外周面が平坦であり、また
    前記耳桟部の少なくとも当たり部は断面突湾曲状に形成
    されており、上ガイドベアリングの平坦外周面が耳桟部
    の突湾曲状当たり部に線状に押し当てられる構成になっ
    ていることを特徴とする湾曲走行ベルトコンベヤ。
  6. 【請求項6】 上ガイドベアリングとしてボールベアリ
    ングが適用され、前記ボールベアリングの外輪部の平坦
    外周面が、耳桟部の突湾曲状当たり部に線状に押し当て
    られる構成になっていることを特徴とする請求項5記載
    の湾曲走行ベルトコンベヤ。
  7. 【請求項7】 無端ベルトを往路と復路の間を循環湾曲
    走行させるために一対のテーパコーン型ローラが適用さ
    れ、、該テーパコーン型ローラは、芯金と、該芯金上に
    中心部の貫通穴において嵌装されたテーパコーン型ゴム
    ライニング部を備え、前記ゴムライニング部は、軸方向
    に複数個に分割されていて、各分割部は前記芯金に対
    し、非円形断面、好ましくは角形断面の嵌め合いにより
    回り止めされていることを特徴とする請求項1乃至6の
    いずれかに記載の湾曲走行ベルトコンベヤ。
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