JP3173829U - コンベア装置及び治具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コンベア装置1は、コンベアフレームに対して回動可能な軸支持部材5L,5Rを有している。軸支持部材5L,5Rは、ローラ3の軸3bが挿入されたベアリング6を支持可能であり、ローラの軸に対して垂直方向の面の一部に開口5aを有している。軸支持部材5L,5Rは、開口5aの位置を自在に回動させることができる。抗張体を備えた無端ベルト4が懸架されたローラ3L,3Rであっても、軸支持部材5L,5Rに対して押し込み易くなり、装着が容易である。治具は、軸支持部材5L,5Rを保持する保持部と、軸支持部材の開口側からローラの軸を押圧する押圧部とを有する。
【選択図】図8
Description
そこで、丸ベルトの替わりにブイリブドベルト等の抗張体が入ったベルトを使うことが考えられ、ブイリブドベルトを使用することで、前記の欠点を補うことができる。特許文献1には、ブイリブドベルトを採用可能なローラコンベア装置が開示されている。
ちなみに、ブイリブドベルトは、環状であり、あらかじめローラ同士に懸架してから、ローラをローラコンベア装置に装着するものである。
また、ローラを装着した後は、他方のローラ側の軸支持部材の開口を、一方のローラ側の軸支持部材から遠ざかる方向に回動させることで、開口から他方のローラが抜け難くなる。つまり、ローラを装着した後に、軸支持部材を回動させるだけで、ローラが抜けることを防止でき、ストッパー等の部材を必要としない。
さらに、本考案の治具によれば、コンベアフレームに装着したローラのズレや抜け出しを防止しつつ、軸支持部材を容易且つ確実に回動させることができる。
図2に示すようにローラ3は、ベアリング6を介して、コンベアフレーム2に設けられた軸支持部材5に嵌められており、軸支持部材5で支持されている。
フランジ部10は、軸支持部材5をコンベアフレーム2に固定する際の座となる部分である。図4(a)に示すように、フランジ部10は、正面視で略馬蹄形の板状である。フランジ部10は、図4(b)に示すように、正面視における垂直方向の面の一部が切り欠かれた切り欠き10aと、円弧状の長孔10b,10cと、ネジ孔10d,10eを有している。図4(b)において、円弧状の長孔10b,10cは、切り欠き10aの両側に位置している。ネジ孔10d,10eは、切り欠き10aの下側に位置している。フランジ部10では、円弧状の長孔10b,10c、ネジ孔10d,10eとが左右対称となるように位置している。
外輪保持部11は、図4(b)に示すように、フランジ部10の切り欠き10aに沿ってU字状を成している。また、外輪保持部11は、図4(c)に示すように、フランジ部10に対して直交する方向に突出している。
樹脂成形品3fと、樹脂成形品3e,3gとは、端部に設けられた凸凹係合部3iと凹凸係合部3hとが合致し結合することにより、連結される。
なお、凸部3j,凸部3kは、90度毎に設けても良く、任意に設定可能であり、その際には、両者が合致するように位相をずらすものである。
また、軸3bの両端部は、それぞれベアリング6の内輪6aに挿入されている。つまり、軸3bに一体的に連結されたローラ本体3aとプーリ3cは、外輪6cに対して相対的に回転可能である。
図9(a)は、一方のローラ3Lのベアリング6が、軸支持部材5Lの開口5aに差し掛かった状態である。軸支持部材5Lの凹部5bは、右方向に約15度の角度で傾いている。この状態で、ベアリング6を開口5aに嵌め、凹部5bの底面5cに向けて力を掛けて、ローラ3Lを押圧すると、図9(b)に示すような状態となる。
この状態において、軸支持部材5Lの開口5aを、半円Aの中心Oを軸として、反時計回りに回動させると、図8(c)に示すような状態となる。
つまり、ローラ3L,3Rを装着した後に、軸支持部材5Lを回動させるだけで、ローラ3Lが抜けることを防止でき、ストッパー等の部材を必要としない。
半円Aの中心Pは、ベアリング6を介して軸支持部材30に挿入されるローラ3の軸3bの軸中心Eと重なる位置である。
治具40は、コンベア装置1の組立作業に用いるものであり、金属製の部材である。治具40は、正面視において左右対称の形状を有する。
握り部40aは、棒状であり、使用者の持ち手となる部位である。
本実施形態の治具40では、例えば、作業者は、ローラ3の軸3bが挿入されたベアリング6を、片手で押さえつけたまま軸支持部材5を回動できるため、作業性に優れている。
また、上記した実施形態では、軸支持部材5,30における対称軸に対する左右の回動可能角度が同じ(各々約15度)であったが、左右の回動可能角度は異なっていてもよい。さらに、上記した実施形態では、軸支持部材5,30に長孔10B,10Cが2個設けられていたが、長孔は1個でもよく、3個以上でもよい。
2 コンベアフレーム
3,3L,3R ローラ
3b 軸
3d 係合溝
4 無端ベルト
5,5L,5R 軸支持部材
5a 開口
6 ベアリング
6a 内輪
6b 球
6c 外輪
10 フランジ部
10a,10b 長孔
11 外輪保持部
12 側面保持部
40 治具
40b,40c 保持部
40d 押圧部
40e,40f 切り欠き
E 軸中心(中心線)
O,P 中心
Claims (10)
- コンベアフレームに複数のローラが取り付けられ、前記ローラ同士が無端ベルトで連結されていて複数のローラが連動するローラコンベア装置において、
ローラは軸を有し、コンベアフレームには、当該軸を支持する軸支持部材があり、当該軸支持部材は、軸に対して垂直方向の面の一部が開口していて当該開口から軸を着脱することが可能であり、且つ軸支持部材はコンベアフレームに対して回動可能であることを特徴とするコンベア装置。 - 内輪と外輪の間に球またはコロが設けられたベアリングを有し、前記ローラの軸は前記ベアリングの内輪に挿入されており、軸支持部材は、ベアリングの外輪を保持するものであることを特徴とする請求項1に記載のコンベア装置。
- 軸支持部材又はコンベアフレームには、円弧状の長孔があり、前記長孔にネジが挿入されて軸支持部材がコンベアフレームに取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のコンベア装置。
- 長孔の円弧形状の中心と、ローラが軸支持部材に装着された状態におけるローラの中心とが一致し、軸支持部材を長孔に沿って回動可能であり、支持部材を回動した際にローラの中心線の位置が変化しないことを特徴とする請求項3に記載のコンベア装置。
- 長孔の円弧形状の中心と、ローラが軸支持部材に装着された状態におけるローラの中心とが不一致であり、軸支持部材を長孔に沿って回動可能であり、支持部材回動した際にローラの中心線の位置が変化することを特徴とする請求項3に記載のコンベア装置。
- 軸支持部材は、ベアリングの外輪を保持する外輪保持部と、長孔が設けられた取り付けフランジ部があり、前記外輪保持部にはベアリングの外輪の側面を保持する側面保持部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のコンベア装置。
- 請求項1乃至6のいずれかに記載のコンベア装置の組み立てに用いられる治具であって、
ローラが装着された状態の軸支持部材をコンベアフレームに対して回動させるものであり、軸支持部材を回動させる際に軸支持部材を保持する保持部と、軸支持部材の開口側からローラの軸を押圧する押圧部とを有し、押圧部を介してローラの軸を押圧しながら軸支持部材を回動させるものであることを特徴とする治具。 - 前記保持部を少なくとも2個有し、当該保持部は、押圧部を挟んで配置されていることを特徴とする請求項7に記載の治具。
- 前記押圧部は凹状であることを特徴とする請求項7又は8に記載の治具。
- 前記保持部は切り欠きであり、軸支持部材の一部と係合可能であることを特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載の治具。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011007296U JP3173829U (ja) | 2011-12-09 | 2011-12-09 | コンベア装置及び治具 |
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JP2011007296U JP3173829U (ja) | 2011-12-09 | 2011-12-09 | コンベア装置及び治具 |
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JP3173829U true JP3173829U (ja) | 2012-02-23 |
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Family Applications (1)
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JP2011007296U Expired - Lifetime JP3173829U (ja) | 2011-12-09 | 2011-12-09 | コンベア装置及び治具 |
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JP (1) | JP3173829U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180098832A (ko) * | 2017-02-27 | 2018-09-05 | 주식회사 옥동석재산업 | 편중 방지 기능을 갖는 석재 적재 장치 |
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2011
- 2011-12-09 JP JP2011007296U patent/JP3173829U/ja not_active Expired - Lifetime
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KR20180098832A (ko) * | 2017-02-27 | 2018-09-05 | 주식회사 옥동석재산업 | 편중 방지 기능을 갖는 석재 적재 장치 |
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