JP2001122185A - 電動補助機能付車両の制御方法および装置 - Google Patents

電動補助機能付車両の制御方法および装置

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JP2001122185A
JP2001122185A JP30303199A JP30303199A JP2001122185A JP 2001122185 A JP2001122185 A JP 2001122185A JP 30303199 A JP30303199 A JP 30303199A JP 30303199 A JP30303199 A JP 30303199A JP 2001122185 A JP2001122185 A JP 2001122185A
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Takayuki Atsumi
孝幸 渥美
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Yamaha Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人力駆動系と電動駆動系とを並列に設け、予
め記憶した補助率特性に基づいて人力駆動力に対応して
電力駆動力を制御する電動補助機能付車両の制御方法に
おいて、電気駆動力(モータの駆動力)を高車速域で減
少させて車両に適した車速を保った走行を可能にし、ま
た電池の無駄な消耗を防止するとともに、急激に車速を
増加させて運転するような場合でも、車体に不快な振動
を与えることなく快適な走行を可能にする。 【解決手段】 補助率特性を設定車速で折曲する高速漸
減特性とする一方、車速が設定車速以上にある時には、
電力駆動力の制御変動幅を補助率特性に従った制御変動
幅よりも小さくなるように補正する。制御装置はマイク
ロコンピュータで構成し、このコンピュータの所定の演
算処理サイクル時間ごとに求める電流指令値の変動幅が
一定値以下になるように電流指令値を補正することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、予め記憶した補
助率特性に基づいて人力駆動力に対する電力駆動力を制
御する電動補助機能付車両に適用する制御方法および装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】踏力(人力駆動力)を検出し、この踏力
の大きさに応じて電動モータの駆動力(電力駆動力)を
制御する電動補助機能付自転車において、踏力に対する
電動モータの出力比(補助率、アシスト比)を、車速の
増加に対して高車速域で漸減させて前記電動モータを駆
動制御する制御方式(高車速域でのアシスト比漸減処理
方式)が公知である(特許第2623419号)。
【0003】この方式は、高速走行時では、不必要なモ
ータ駆動力を与えることを防ぎ、自転車として過大な車
速とならないようにするために、アシスト比を車速の増
加に対して漸減して制限を与えるものである。すなわ
ち、設定車速未満ではアシスト比を一定とし、この設定
車速以上ではアシスト比を直線的に減少させる補助率特
性(アシスト比特性)を予めメモリしておき、マイクロ
コンピュータの演算処理サイクルごとにモータ駆動力を
演算しながら、モータ駆動力を制御するものである。ま
た、このようにアシスト比を高車速域で漸減することに
より、電池の無駄な消耗を防ぐ効果もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年この種
の電動補助機能付自転車は軽快かつ快適な自転車とする
ために軽量化、高性能化、高機能化の開発が盛んに行わ
れている。このような状況の中、上記従来の車速に対す
るアシスト比の漸減処理を実施したとき、次のような問
題が懸念される。
【0005】モータの小型、高性能化の実現により、モ
ータ自体のイナーシャが小さくなり、駆動制御装置から
出力される電流指令値に対する応答性が良くなる。この
結果、踏力を急増させて急激に車速が増加するような運
転を行うと、下記の〜の現象を繰り返し、車体に不
快な振動が起きることがあり得る。
【0006】すなわち、 車速があがりアシスト比漸減領域になり電流指令値が
下がる。 電流指令値が下がるため、負荷が重くなり車速が下が
る。 車速が下がることにより、アシスト比漸減領域から外
れ、アシスト比が元に戻り電流指令値が増加する。 電流指令値の増加に伴い車速があがる。 車速があがってアシスト比漸減領域に達するための
現象が起こる。
【0007】この発明はこのような事情に鑑みなされた
ものであり、電気駆動力(モータの駆動力)を高車速域
で減少させて車両(自転車)に適した車速を保った走行
を可能にし、また電池の無駄な消耗を防止するととも
に、急激に車速を増加させて運転するような場合でも、
車体に不快な振動を与えることのない快適な電動補助機
能付車両の制御方法を提供することを第1の目的とす
る。またこの方法の実施に直接使用する電動補助機能付
車両の制御装置を提供することを第2の目的とする。
【0008】
【発明の構成】この発明によれば第1の目的は、人力駆
動系と電動駆動系とを並列に設け、予め記憶した補助率
特性に基づいて人力駆動力に対応して電力駆動力を制御
する電動補助機能付車両の制御方法において、前記補助
率特性を設定車速で折曲する高速漸減特性とする一方、
車速が前記設定車速以上にある時には、電力駆動力の制
御変動幅を補助率特性に従った制御変動幅よりも小さく
なるように補正することを特徴とする電動補助機能付車
両の制御方法、により達成される。
【0009】補助率特性(アシスト比特性)は、設定車
速(例えば15km/h)未満では補助率を一定(例え
ば1.0)とし、この設定車速以上では補助率を直線的
に減少させて他の設定車速(例えば24km/h)で補
助率が0になるようなものが使用できる。制御装置はマ
イクロコンピュータで構成し、電力駆動力はこのコンピ
ュータの所定の演算処理サイクル時間ごとに求める電流
指令値の変動幅が一定値以下になるように電流指令値を
補正することにより前記目的は達成できる。
【0010】この場合に、演算処理サイクルごとの電流
指令値の変動幅が一定値以下になるように制御するのに
代えて、補助率(アシスト比)や人力駆動力の少なくと
も一方を補正することによっても、同様な効果が得られ
る。
【0011】第2の目的は、人力駆動系と電力駆動系と
を並列に設け、予め記憶した補助率特性に基づいて人力
駆動力に対応して電力駆動力を制御する電動補助機能付
車両の制御装置において、前記補助率特性が折曲する設
定車速にある時に電力駆動力の制御変動幅を補助率特性
に従った制御変動幅よりも小さくなるように補正する補
正部を備えることを特徴とする電動補助機能付車両の制
御装置、により達成される。
【0012】
【実施態様】図1は本発明を電動補助自転車に適用した
場合の動力伝達系統を示す図、図2はモータの制御装置
の説明図、図3はインバータの構成を説明する図、図4
は制御装置の構成を説明するブロック図、図5は補助率
(アシスト比)特性図、図6は演算処理の動作流れ図で
ある。
【0013】図1において、運転者の踏力は、ペダル
(図示せず)により駆動されるクランク軸1と一方向ク
ラッチ2とを介して合力軸3に伝えられる。また3相直
流無整流子モータ4の出力は、減速部5および一方向ク
ラッチ6を介して合力軸3に伝えられる。合力軸3の回
転はフリーホイールクラッチ7を介して駆動輪である後
輪8に伝えられる。
【0014】人力駆動系はクランク軸1から後輪8に至
る伝動系であり、電動駆動系はモータ4から後輪8に至
る伝動系である。人力駆動系の駆動力すなわち踏力TP
は一方向クラッチ2と合力軸3の間から踏力センサ9に
より検出される。
【0015】10はモータ4の制御装置である。この制
御装置10は踏力センサ9が検出する踏力TPと、車速
センサ11が検出する車速VSPとに基づいてモータ4の
出力トルクTMすなわちモータ電流を制御する。12は
電池などの直流電源である。ここに車速センサ11は、
後輪8や前輪(図示せず)や駆動系の回転部分などの回
転速度を検出するセンサ(図示せず)で形成することが
できる。また車速センサ11は、モータ4の電機子コイ
ルに誘起される逆起電圧により回転速度を検出する回路
で構成したり、後記する推定部17で検出する回転速度
vと減速比とを用いて計算により求めるもので構成する
こともできる。
【0016】この制御装置10は図2,4に示すように
インバータ部13とゲート駆動部14と演算処理部15
とを有する。インバータ部13は図3に示すように公知
の3相ブリッジ回路で構成される。すなわちMOS−F
ETやバイポーラトランジスタなどのスイッチング素子
1〜Q6を2個ずつ直列接続した各組を電源12に並列
接続する一方、各組のスイッチング素子Q1とQ2、Q3
とQ4、Q5とQ6の間をモータ4の各相の電機子コイル
に接続したものである。ゲート駆動部14はスイッチン
グ素子Q1〜Q6を選択的にオン・オフするためのゲート
信号を各スイッチング素子Q1〜Q6のゲートに送る。
【0017】演算処理部15は図4に示すように構成さ
れ、マイクロコンピュータ(MicroProcessor Unit ,MP
U)や種々のメモリなどによって構成される。この実施
態様では、モータ4の回転子(ロータ)Rの回転角θと
回転速度vとに基づいて、電機子(ステータ)STに供
給する電機子電流iU、iV、iWの大きさと位相とを示
す電流指令値i*を計算で求める。すなわちベクトル制
御を行うものである。
【0018】回転子Rの回転角θと速度vは、電機子S
Tの3つの相についてそれぞれ設けた回転位置検出器と
してのホールIC16(16U、16V、16W)が出
力する位置信号P(PU、PV、PW)に基づいて、推定
部17で推定する。すなわちホールIC16は電気角で
60°ごとに設けられ、回転子Rが60°回転する度に
いずれかの位置信号Pがオン・オフ変化する。
【0019】推定部17では、この位置信号Pの変化か
ら回転子Rが電気角60°回ったことを検出し、位置信
号Pが変化せずに一定に保たれる時間間隔から回転速度
vを検出する。またこの回転速度vを用いて位置信号P
が変化しない時間間隔内における回転角θを演算により
求める。この結果回転子Rの回転中における回転角θを
高い分解能で求めることができる。
【0020】この推定部17で求めた回転角θと回転速
度vの推定値は電流計算部18に入力される。この電流
計算部18は目標トルク演算部19で求めたトルク目標
値T Mと、回転角θおよび回転速度vとに基づいて、電
流指令値i*の大きさと位相とを計算する。
【0021】目標トルク演算部19は、車速VSPと踏力
Pとに基づいて目標とするモータトルクTMを求める。
すなわち図5に示すように、設定車速(15km/h)
未満の車速VSPに対しては補助率(アシスト比)η(=
M/TP)を1.0とし、この設定車速(15km/
h)以上の高速域では車速VSPの増加に伴って補助率η
が直線的に漸減する補助率特性に従って、モータトルク
Mの目標値をTM=T P・ηとして求める。なおこの補
助率ηは他の設定車速(24km/h)で0になる。
【0022】このモータ4ではトルクTMは実際の電機
子電流iR(iU、iV、iW)に対応する。電流計算部1
8はこの目標トルク値TMを発生させるために必要とな
る電機子電流iRの大きさと位相とをベクトル計算によ
り求め、電流指令値i*として出力する。
【0023】なおこの電流指令値i*は、実際にはU、
V、Wの各相に対して別々に出力される。すなわち電流
計算部18は、メモリ20に記憶した正弦波パターンデ
ータを用いて各相の互いに電気角で120°位相がずれ
た電流指令値i*(i* U、i* V、i* W)を出力する。各
相の電流指令値i*は目標トルク値TMの大きさによって
振幅が変化する正弦波であり、その振幅と位相は回転角
θと回転速度vと回転部の慣性などに基づいて演算され
たものである。
【0024】この実施態様では、この電流指令値i*
補正部21において補正される。すなわち車速VSPが設
定車速VL(15km/h)以上では、コンピュータの
演算処理サイクルごとに求めるモータ駆動力(すなわち
電流指令値i*)の変動幅が、図5の補助率特性に従っ
て求めたモータ駆動力の変動幅よりも小さくなるように
補正する。
【0025】例えば直前の電流指令値i*(前回)と現
在の電流指令値i*(今回)とを比較して、その差Δi*
(=i*(前回)−i*(今回))が一定値i0よりも大
きければ、i*(今回)を(i(前回)−i0)に置きか
える。差Δi*が一定値i0より小さければ、i*(今
回)をそのまま今回の電流指令値として用いる。
【0026】補正部21で補正された電流指令値i*
減算器22で、電機子STの実際の電流値iRとの差
(i*−iR)が各相ごとに別々に求められる。この電流
値iRは、電機子STのUV相巻線の電流(iU、iV
をホールCT(Current Transformer、変流器)(C
U、CTV)などで検出し、W相の電流を計算で求める
ことができる。この差(i*−iR)は電機子電流誤差信
号となり、電流制御部23に入力される。電流制御部2
3ではインバータ13のゲートを駆動するゲート駆動信
号が作られ、ゲート駆動部14に送られる。この結果モ
ータ4が目標トルク値TMを発生し、このモータ出力TM
と踏力TPとによって自転車は走行することができる。
【0027】以上の動作をまとめると図6に示すように
なる。目標トルク演算部19は踏力TPと車速VSPを読
込み(ステップS100)、車速VSPに対応するモータ
補助率ηを求め(ステップS102)、モータに必要な
トルクTMをTM=TP・ηにより求める(ステップS1
04)。一方推定部17ではこの目標トルク演算部19
の演算に並行して、ホールIC16が出力する位置信号
Pに基づいて回転角θと回転速度vの推定値を求める。
【0028】この回転角θは電流計算部18に入力さ
れ、ここでこの回転角θに基づいた正弦波パターンをメ
モリ20から読出しつつ、電流指令値i*を計算し、こ
れをI*とする(ステップS106)。補正部21では
車速VSPを設定車速VL(15km/h)と比較し(ス
テップS108)、VSP≧VLになると、前回の演算処
理サイクルで求めた電流指令値i*(前回)から一定値
0を減算することにより仮電流指令値i**を求める
(ステップS110)。
【0029】この仮電流指令値i**がi*(今回)(=
*)よりも小さければ、電流指令値i*の変動幅が一定
値i0よりも大きいことになる(ステップS112)。
従ってこの時には電流指令値i*(今回)をこの仮電流
指令値i**に置き換える(ステップS114)。またス
テップS108でVSP<VLの時と、ステップS112
でi*(今回)(=I*)<i**の時には変動幅がi0
内であるから、現在の電流指令値i*(今回)(=I*
をそのまま用いる(ステップS116)。
【0030】減算器21ではこの電流指令値i*と実際
の電流値iRとの差(i*−iR)が求められ、電流制御
部22はこの電流誤差信号を0にするようにゲート駆動
部14を介してインバータ部13をPWM制御するもの
である(ステップS118)。以上の動作は図5で矢印
Aで示す破線の動作に対応する。
【0031】
【他の実施態様】図7は他の実施態様の動作流れ図であ
る。この実施態様は、前記図5に示した実施態様で電流
指令値i*を補正するのに代えて、モータの目標トルク
Mを補正するものである。
【0032】すなわち図6のステップS106で電流指
令値i*を求める前に、車速VSPを設定車速VLと比較し
(ステップS108)、VSP≧VLなら仮目標トルクTM
*をTM *=TM−T0(ただしT0は一定値)により求める
(ステップS150)。そしてこれを今回の演算サイク
ルで求めた目標トルクTM(今回)と比較し(ステップ
S152)、TM(今回)>TM *なら目標トルクTMの変
動幅が大きすぎると判定して、仮目標トルクTM *を今回
の目標トルクTM(今回)と置き換える(ステップS1
54)。
【0033】車速VSPが設定車速VL以下か、今回の目
標トルクの変動幅が少ない時(ステップS152)に
は、今回の目標トルクTM(今回)をそのまま用いる
(ステップS156)。そしてこのようにして決めた補
正後の目標トルクTM(今回)を用いて電流指令値i*
計算し(ステップS158)、PWM制御を行う(ステ
ップS160)。この実施態様の場合には補正部21A
を目標トルク演算部19と電流計算部18との間に設け
ればよい。なおTM=TP・ηであるからTMに代えてTP
やηを補正しても同様な効果が得られる。
【0034】
【他の実施態様】図8は他の実施態様の動作流れ図であ
る。この実施態様は、電流指令値i*やモータ目標トル
クTMを補正するのに代えて、目標トルク演算部18に
入力される踏力TPの大きさを補正するものである。
【0035】すなわち車速VSPが設定車速VLより大と
なった時に(ステップS108)、前回の演算サイクル
で求めた踏力TP(前回)に一定値T0を加算することに
よって仮踏力TP *を、TP *=TP(前回)−TPOによ
り求める(ステップS180)。TP(今回)がこの仮
踏力TP *より大きければ、踏力TPの変動幅が大きすぎ
ると判定する(ステップS182)。この時には今回の
踏力TP(今回)を仮踏力TP *で置き換える(ステップ
S184)。車速VSPが設定車速TL以下であるか(ス
テップS108)、踏力TP(今回)の変動幅が小さけ
れば(ステップS182)、この踏力TP(今回)をそ
のまま用いる(ステップS186)。
【0036】このようにして求めた補正後の踏力T
P(今回)に基づいて目標トルク演算部18はモータの
目標トルクTMを演算し(ステップS188)、電流計
算部18は電流指令値i*を求め(ステップS19
0)、PWM制御を行う(ステップS192)。この実
施態様の場合には、補正部21Bは目標トルク演算部1
9に入力される踏力の入力回路に設ければよい。
【0037】
【発明の効果】本発明は以上のように、高速で電気駆動
力による補助を漸減させるから、自転車などに適した車
速を保って走行することができ、また電池の無駄な消耗
を防ぐことができる。
【0038】また補助率特性が設定車速で折曲する高速
漸減特性である場合に、設定車速以上での電気駆動力の
変動幅を制限するようにしたから、この設定車速付近で
急激に車速を変化させるような運転をしても車体に不快
な振動が発生しなくなる。このため乗り心地が向上す
る。請求項5の発明によれば請求項1の方法の実施に直
接使用する装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電動補助自転車に適用した動力伝達系
統を示す図
【図2】モータの制御装置の説明図
【図3】インバータを示す図
【図4】制御装置の構成を示す図
【図5】補助率ηの特性図
【図6】演算処理の動作流れ図
【図7】他の実施態様における演算処理の動作流れ図
【図8】他の実施態様における演算処理の動作流れ図
【符号の説明】
1 クランク軸 4 3相直流無整流子モータ 8 後輪(駆動輪) 10 制御装置 13 インバータ部 14 ゲート駆動部 15 演算処理部 18 電流計算部 19 目標トルク演算部 21、21A、21B 補正部 iR(iU、iV、iW) 電機子電流 P(PU、PV、PW) 位置信号 θ 回転角度 VSP 車速 VL 設定車速 iO、TO、TPO 一定値

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人力駆動系と電動駆動系とを並列に設
    け、予め記憶した補助率特性に基づいて人力駆動力に対
    応して電力駆動力を制御する電動補助機能付車両の制御
    方法において、 前記補助率特性を設定車速で折曲する高速漸減特性とす
    る一方、車速が前記設定車速以上にある時には、電力駆
    動力の制御変動幅を補助率特性に従った制御変動幅より
    も小さくなるように補正することを特徴とする電動補助
    機能付車両の制御方法。
  2. 【請求項2】 補助率特性は、設定車速未満では補助率
    が一定で前記設定車速以上では補助率が直線的に漸減す
    る請求項1の電動補助機能付車両の制御方法。
  3. 【請求項3】 電力駆動力はコンピュータで構成される
    制御装置の所定演算処理サイクル時間毎に制御され、前
    記サイクル時間毎に求める電動駆動系の電流指令値の変
    動幅が一定値以下になるように電流指令値を補正する請
    求項1または2の電動補助機能付車両の制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、電流指令値に代えて
    補助率および人力駆動力の少なくとも一方を補正する電
    動補助機能付車両の制御方法。
  5. 【請求項5】 人力駆動系と電力駆動系とを並列に設
    け、予め記憶した補助率特性に基づいて人力駆動力に対
    応して電力駆動力を制御する電動補助機能付車両の制御
    装置において、 前記補助率特性が折曲する設定車速以上にある時に電力
    駆動力の制御変動幅を補助率特性に従った制御変動幅よ
    りも小さくなるように補正する補正部を備えることを特
    徴とする電動補助機能付車両の制御装置。
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