JP2001122066A - エアバッグモジュールカバー - Google Patents

エアバッグモジュールカバー

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JP2001122066A
JP2001122066A JP30028299A JP30028299A JP2001122066A JP 2001122066 A JP2001122066 A JP 2001122066A JP 30028299 A JP30028299 A JP 30028299A JP 30028299 A JP30028299 A JP 30028299A JP 2001122066 A JP2001122066 A JP 2001122066A
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Japan
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airbag module
module cover
cover
infrared reflective
reflective pigment
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Iwao Miyajima
巌 宮嶋
Shinji Shindo
真次 進藤
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TS Tech Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、黒色で、しかも炎天下
に車両を放置した場合でも、表面温度が上昇しにくいエ
アバッグモジュールカバーを提供することにある。 【解決手段】 本発明に係るエアバッグモジュールカバ
ー3は、予め材料に赤外線反射顔料が添加され成形され
ている。他の実施例では、エアバッグモジュールカバー
3は、赤外線反射顔料が添加されたコーティング剤によ
り被覆される。なお、エアバッグモジュールカバー3の
表面には、絞を形成するとなお効果的である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエアバッグモジュー
ルカバーに係り、特に、炎天下に駐車しても高温になら
ない自動車のエアバッグモジュールカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のエアバッグモジュールカバー
は、通常、熱可塑性エラストマー等の合成樹脂から射出
形成される。その外表面に皮革等の表皮層を積層接着す
ることもできる。
【0003】そして、これらのエアバッグモジュールカ
バーは、黒色に着色されるのが通常である。上記エアバ
ッグモジュールカバーは、材料にカーボンブラックを添
加することにより、黒色に着色されている。このよう
に、一般的にエアバッグモジュールカバーは、カーボン
ブラックを添加して着色しているため、非常に安価に製
造でき、また物性的にも安定するという特長がある。
【0004】しかし、炎天下に車両を放置した際、特に
アジアなど気温の高い地域では、エアバッグモジュール
カバー中のカーボンブラックが太陽光を吸収して、エア
バッグモジュールカバー表面の温度が非常に上昇し、駐
車後に運転を開始する際、手でエアバッグモジュールカ
バーを触った時に熱く、ユーザーに不快感を与えたりし
ている。
【0005】そこで、エアバッグモジュールカバー材料
に白色系の色素を添加してエアバッグモジュールカバー
を形成することが試みられている。これにより、後述す
る図6の結果からも分かるように、カーボンブラックを
添加した場合と比較して、炎天下に車両を放置した場合
の表面温度上昇が抑えられることが分かっている。
【0006】しかし、自動車室内の配色を、黒色等の濃
色で統一した室内に、白色のエアバッグモジュールカバ
ーを用いると、室内のデザインのバランスが悪くなると
いう意匠上の問題点がある。従って、近年では、炎天下
に車両を放置した場合でも、表面温度が上昇しにくい黒
色のエアバッグモジュールカバーの開発が望まれてい
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決することを目的としてなされたものであり、本発
明の目的は、黒色で、しかも炎天下に車両を放置した場
合でも、表面温度が上昇しにくいエアバッグモジュール
カバーを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は、請求項1に
係る発明によれば、エアバッグモジュールを被覆してな
るエアバッグモジュールカバーであって、該カバーに
は、赤外線反射顔料が添加されることにより解決され
る。このように構成することにより、エアバッグモジュ
ールカバーを黒色としても、炎天下に車両を放置した場
合に、エアバッグモジュールカバーの表面温度が上昇し
にくくなる。そのため、炎天下に車両を放置した後に運
転を開始する際であっても、手でエアバッグモジュール
カバーに触った時に熱くて不快に感じることがない。
【0009】このとき、前記エアバッグモジュールカバ
ーは、複数の層からなり、前記複数の層のうち少なくと
もいずれか1つの層には、赤外線反射顔料が添加されて
いるように構成すると好適である。このように構成する
ことにより、安定した物性のエアバッグモジュールカバ
ーを得ることができる。また、表皮層に用いる材料の組
合せを選択することにより、表面温度上昇の防止性能、
物性の安定性等をコントロールすることが可能となる。
【0010】さらに、前記表皮層は、赤外線反射顔料が
添加されたコーティング剤により被覆されていると好適
である。これにより、炎天下に車両を駐車した際におけ
るエアバッグモジュールカバーの表面温度上昇の防止効
果をさらに充分に得ることが可能となる。
【0011】また、上記課題は、請求項4に係る発明に
よれば、エアバッグモジュールを被覆してなるエアバッ
グモジュールカバーであって、前記表皮層は、赤外線反
射顔料が添加されたコーティング剤により被覆されてい
ることにより解決される。このように構成することによ
り、エアバッグモジュールカバーを黒色としても、炎天
下に車両を放置した場合に、エアバッグモジュールカバ
ーの表面温度が上昇しにくくなる。そのため、炎天下に
車両を放置した後に運転を開始する際であっても、手で
エアバッグモジュールカバーを触ったときに熱く、不快
に感じることが防止される。
【0012】なお、前記エアバッグモジュールカバーの
表面は、絞が形成されていると好適である。このように
構成することにより、エアバッグモジュールカバーの表
面温度が上昇した場合であっても、人が触れた場合に熱
さを感じにくくすることができる。
【0013】また、上記課題は、請求項6に係る発明に
よれば、エアバッグモジュールを被覆してなるエアバッ
グモジュールカバーであって、前記エアバッグモジュー
ルカバーの外側に、赤外線反射顔料が添加された皮革が
被せられていることにより解決される。このように構成
することにより、エアバッグモジュールカバーを黒色と
しても、炎天下に車両を放置した場合に、エアバッグモ
ジュールカバーの表面温度が上昇しにくくなる。そのた
め、炎天下に車両を放置した後に運転を開始する際であ
っても、手で触ったときに熱く、不快に感じることが防
止される。
【0014】このとき、前記皮革の外面には、赤外線反
射顔料が添加されたコーティング剤が塗布されていると
好適である。これにより、炎天下に車両を駐車した際に
おけるエアバッグモジュールカバーの表面温度上昇の防
止効果をさらに充分に得ることが可能となる。
【0015】また、上記課題は、請求項8に係る発明に
よれば、エアバッグモジュールを被覆してなるエアバッ
グモジュールカバーであって、前記エアバッグモジュー
ルカバーの外側に、赤外線反射顔料が添加されたコーテ
ィング剤が塗布された皮革が被せられていることにより
解決される。このように構成することにより、エアバッ
グモジュールカバーを黒色としても、炎天下に車両を放
置した場合に、エアバッグモジュールカバーの表面温度
が上昇しにくくなる。そのため、炎天下に車両を放置し
た後に運転を開始する際であっても、手で触ったときに
熱く、不快に感じることが防止される。
【0016】このとき、前記皮革の表面は、絞が形成さ
れていると好適である。このように構成することによ
り、エアバッグモジュールカバーの表面温度が上昇した
場合であっても、人が触れた場合に熱さを感じにくくす
ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明は、図2,図3に示すよう
に、エアバッグモジュール2を被覆してなるエアバッグ
モジュールカバー3に係る発明である。このエアバッグ
モジュールカバー3には、赤外線反射顔料が添加されて
いる。このように構成することにより、エアバッグモジ
ュールカバー1を黒色としても、炎天下に車両を放置し
た場合に、表面温度が上昇しにくくなる。
【0018】エアバッグモジュールカバー3は、複数の
層3a,3bからなり、この複数の層3a,3bのうち
表面側の層3bには、赤外線反射顔料が添加されてい
る。このように構成することにより、安定した物性のエ
アバッグモジュールカバー3を得ることができ、また本
発明のエアバッグモジュールカバー3の製造原価を低下
させることができる。また、層3a,3bに用いる材料
の組合せを選択することにより、表面温度上昇の防止,
物性の安定性等をコントロールすることが可能となる。
【0019】また、エアバッグモジュールカバー3は、
コーティング剤により被覆され、このコーティング剤に
は赤外線反射顔料が添加される。このように構成するこ
とにより、エアバッグモジュールカバー3を黒色として
も、炎天下に車両を放置した場合に、エアバッグモジュ
ールカバー3の表面温度が上昇しにくくなる。そのた
め、炎天下に車両を放置した後に運転を開始する際であ
っても、手で触ったときに熱く、不快に感じることが防
止される。
【0020】また、本発明に係るエアバッグモジュール
カバー3は、表面に、絞が形成されている。このように
構成することにより、表面温度が上昇した場合であって
も、人が触れた場合に熱さを感じにくくすることができ
る。
【0021】また、本発明は、図5に示すように、エア
バッグモジュールカバー3の外側に、皮革3eが被せら
れるようにも構成される。このとき、この皮革3eに、
赤外線反射顔料を添加する。このとき、皮革の外面に
は、赤外線反射顔料が添加されたコーティング剤を塗布
することもできる。また、皮革3eに、赤外線反射顔料
を添加せずに、赤外線反射顔料が添加されたコーティン
グ剤を塗布してもよい。この皮革3eの表面には、絞が
形成される。
【0022】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本発明を
限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変
することができるものである。 (実施例1)本例のエアバッグモジュールカバー3は、
図2に示すように、熱可塑性エラストマ(TPE)・ポ
リ塩化ビニル樹脂(PVC)等の軟質合成樹脂を射出成
形しエアバッグモジュールカバー3とすることにより形
成されている。
【0023】本例では、エアバッグモジュールカバー3
を熱可塑性樹脂から構成しているが、これに限定される
ものではなく、ポリウレタン等の発泡樹脂により構成し
てもよい。そしてエアバッグモジュールカバー3には、
赤外線反射顔料を練り混み、適宜の方法で成形する。本
例で使用する赤外線反射顔料としては、BASF社のP
aliogen Black(登録商標) L0084
が一例である。
【0024】本例のエアバッグモジュールカバー3は、
周知の技術により製造する。例えば、射出成形金型内
に、赤外線反射顔料を含有するTPEを射出(インジェ
クション)し、エアバッグモジュールカバー3とする。
エアバッグモジュールカバー3の表面には、周知の方法
により、絞加工が施され、絞が形成される。
【0025】なお、エアバッグモジュールカバー3を、
単一の層から構成しているが、図3に示すように、第1
の層3aと、第2の層3bとの複数の層から構成するよ
うにしてもよい。このとき、第1の層3aは、TPE樹
脂に、カーボンブラックを練り混み、射出成形して形成
する。その後、その外側に赤外線反射顔料を練り混んだ
TPE樹脂を射出(インジェクション)成形することに
より、第2の層3bを形成する。このエアバッグモジュ
ールカバー3の表面、すなわち第2の層3bの表面に
は、周知の方法により、絞加工が施され、絞が形成され
る。このように、エアバッグモジュールカバー3を、第
1の層3aと、第2の層3bとの複数の層から構成する
ことにより、表皮層3a、3bに用いる材料の組合せを
選択でき、表面温度上昇の防止性能,物性の安定性等を
コントロールすることが可能となる。
【0026】(実施例2)次に、本発明に係るエアバッ
グモジュールカバー3の他の実施例について説明する。
本例のエアバッグモジュールカバー3は、図4に示すよ
うに、熱可塑性エラストマ(TPE)樹脂を射出成形し
エアバッグモジュールカバー3とすることにより形成さ
れ、この外表面に塗布されるコーティング層を主要構成
要素とする。
【0027】本例のエアバッグモジュールカバー3は、
例えば、次の手順により製造する。すなわち、まず、射
出成形型に、赤外線反射顔料を含む顔料を塗布する。つ
いで、この型内に熱可塑性エラストマ(TPE)樹脂を
射出成形する。このようにしてエアバッグモジュールカ
バー3の表面に赤外線反射顔料が含まれたコーティング
層3cが形成される。エアバッグモジュールカバー3の
表面には、周知の方法により、絞加工が施され、絞が形
成される。
【0028】なお、本例では、熱可塑性エラストマ(T
PE)樹脂からなるエアバッグモジュールカバー3の表
面に赤外線反射顔料をコーティングしているが、これに
限定されるものではなく、これに替えて発泡ウレタン樹
脂からなるエアバッグモジュールカバー3を使用しても
よい。本例のその他の構成は、上記実施例1と同様であ
る。
【0029】(実施例3)次に、本発明に係るエアバッ
グモジュールカバー3のさらに他の実施例について説明
する。本例のエアバッグモジュールカバー3は、皮革つ
きエアバッグモジュールカバーと呼ばれるものである。
本例のエアバッグモジュールカバー3は、図5に示すよ
うに、熱可塑性エラストマ(TPE)・ポリ塩化ビニル
樹脂(PVC)等の軟質合成樹脂を射出成形しエアバッ
グモジュールカバー3とし、この表面を被覆する皮革3
eと、を主要構成要素とする。この皮革3eは、所定の
厚さを有する本革,合成皮革,合成樹脂等からなる。こ
の皮革3e自体に赤外線反射顔料を含有させるか、また
は、赤外線反射顔料を含有する表面処理剤により表面処
理し、皮革3eの表面には、赤外線反射顔料を含有する
コーティング層3cが形成される。
【0030】本例のエアバッグモジュールカバー3は、
例えば、次の手順により作成する。すなわち、熱可塑性
エラストマ(TPE)・ポリ塩化ビニル樹脂(PVC)
等の軟質合成樹脂を射出成形し、エアバッグモジュール
カバー3を成形する。その後、周知の技術により、この
エアバッグモジュールカバー3の周囲に、赤外線反射顔
料を含有する皮革等3eを被せて接着固定し、皮革層3
eを形成する。または、皮革3eの外表面に、赤外線反
射顔料を含有する表面処理剤を塗布することもできる。
皮革3eの表面には、周知の方法により、絞加工が施さ
れ、絞が形成される。
【0031】このように構成することにより、皮革カバ
ー3eの表面に塗布された赤外線反射顔料が、直射日光
によるエアバッグモジュールカバー3の表面温度上昇を
防止し、炎天下に車両を放置した場合であっても表面温
度が上昇しにくいエアバッグモジュールカバー3を得る
ことができる。本例では、熱可塑性エラストマ(TP
E)樹脂からなるエアバッグモジュールカバー3の表面
に赤外線反射顔料をコーティングしているが、これに限
定されるものではなく、これに替えて発泡ウレタン樹脂
からなるエアバッグモジュールカバー3を使用してもよ
い。本例のその他の構成は、上記実施例1と同様であ
る。
【0032】次に、本発明の作用効果を確認するため
に、本発明の実施例としてのと、従来例としてのエアバ
ッグモジュールカバー3とについて、対比を行ったの
で、以下に説明する。
【0033】(例1)本例では、熱可塑性エラストマ
(TPE)に、通常用いられている黒色色素を添加し成
形したエアバッグモジュールカバー3と、本発明の赤外
線反射顔料を添加し成形したエアバッグモジュールカバ
ー3に、白熱球を照射し、各表皮層の表面温度の上昇の
しかたを対比した。
【0034】本発明に係るエアバッグモジュールカバー
として、熱可塑性エラストマ(TPE)に赤外線反射顔
料を添加して射出成形させたもの(本発明品黒)を用い
た。また、従来例として、熱可塑性エラストマ(TP
E)に黒色色素(カーボンブラック)または白色の色素
を添加したもの(従来品黒,従来品白)を用いた。
【0035】これらの材料を、テストピースとして作成
した。これらのテストピースに、白熱球を照射して、テ
ストピース表面温度の経時変化を測定した。その後、白
熱球を消灯して、消灯した後5分間のテストピース表面
温度の経時変化を測定した。温度の測定は、サーモビュ
アーを用いて行った。
【0036】上記試料および方法により行った対比の結
果を、図6に示す。図6で判明するとおり、白熱灯の照
射により従来品(黒)が90℃まで温度が上昇したとき
に、本発明品では、表面温度上昇を、従来品(黒)より
も10℃〜25℃抑えることができた。このとき、従来
品(白)との表面温度差は2〜5℃程度であり、白色の
従来品を用いた場合と殆ど同程度に表面温度上昇を抑え
ることができた。
【0037】以上より、本発明に係るエアバッグモジュ
ールカバーある本発明品(黒)は、炎天下に放置した場
合、黒色であるにも拘わらず、従来品(白)と同程度ま
で表面温度を低くすることができることが分かった。な
お、ここで、サーモビュアーとは、放射型の温度計をい
う。
【発明の効果】以上のように、本発明では、エアバッグ
モジュールカバーに赤外線反射顔料が添加されているた
め、エアバッグモジュールカバーを黒色としても、炎天
下に車両を放置した場合に、エアバッグモジュールカバ
ーの表面温度が上昇しにくくなる。したがって、炎天下
に車両を放置した後に運転を開始する際であっても、手
でエアバッグモジュールカバーに触ったときに熱く、不
快に感じることがない。
【0038】また、本発明では、エアバッグモジュール
カバーの色を白色にすることなく、炎天下でのエアバッ
グモジュールカバー表面の温度上昇を防止することがで
きるため、エアバッグモジュールカバーの色彩の選択の
自由度を減らすことなく、炎天下でのエアバッグモジュ
ールカバー表面の温度上昇を防止することができる。ま
た、近年の自動車の車内デザインの流行にも適合するこ
とができ、自動車室内の高級感を損なうことが無い。
【0039】また、本発明では、エアバッグモジュール
カバーの表皮層の表面を、凹凸のある絞模様として形成
しているので、エアバッグモジュールカバーの表面温度
が上昇した場合であっても、人が触れた場合に熱さを感
じにくくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエアバッグモジュールカバーの外
観を示す説明図である。
【図2】本発明の一実施例に係るエアバッグモジュール
カバーの断面を示す説明図である。
【図3】本発明の一実施例に係るエアバッグモジュール
カバーの断面を示す説明図である。
【図4】本発明の他の実施例に係るエアバッグモジュー
ルカバーの断面を示す説明図である。
【図5】本発明のさらに他の実施例に係るエアバッグモ
ジュールカバーの断面を示す説明図である。
【図6】例1の結果を示すグラフ図である。
【符号の説明】
1 エアバッグ装置 2 エアバッグモジュール 3 エアバッグモジュールカバー 3a 第1の層 3b 第2の層 3c コーティング層 3e 皮革

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアバッグモジュールを被覆してなるエ
    アバッグモジュールカバーであって、該カバーには、赤
    外線反射顔料が添加されていることを特徴とするエアバ
    ッグモジュールカバー。
  2. 【請求項2】 前記カバーは、複数の層からなり、前記
    複数の層のうち少なくともいずれか1つの層には、赤外
    線反射顔料が添加されていることを特徴とする請求項1
    記載のエアバッグモジュールカバー。
  3. 【請求項3】 前記カバーは、赤外線反射顔料が添加さ
    れたコーティング剤により被覆されていることを特徴と
    する請求項1または2記載のエアバッグモジュールカバ
    ー。
  4. 【請求項4】 エアバッグモジュールを被覆してなるエ
    アバッグモジュールカバーであって、該エアバッグモジ
    ュールカバーは、赤外線反射顔料が添加されたコーティ
    ング剤により被覆されていることを特徴とするエアバッ
    グモジュールカバー。
  5. 【請求項5】 前記表皮層の表面は、絞が形成されてい
    ることを特徴とする請求項1乃至4記載のエアバッグモ
    ジュールカバー。
  6. 【請求項6】 エアバッグモジュールを被覆してなるエ
    アバッグモジュールカバーであって、該エアバッグモジ
    ュールカバーの外側に、赤外線反射顔料を含有する皮革
    が被せられていることを特徴とするエアバッグモジュー
    ルカバー。
  7. 【請求項7】 前記皮革の外面には、赤外線反射顔料が
    添加されたコーティング剤が塗布されていることを特徴
    とする請求項6記載のエアバッグモジュールカバー。
  8. 【請求項8】 エアバッグモジュールを被覆してなるエ
    アバッグモジュールカバーであって、該エアバッグモジ
    ュールカバーの外側に、赤外線反射顔料が添加されたコ
    ーティング剤が塗布された皮革が被せられていることを
    特徴とするエアバッグモジュールカバー。
  9. 【請求項9】 前記皮革の表面は、絞が形成されている
    ことを特徴とする請求項6乃至8記載のエアバッグモジ
    ュールカバー。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1469414A2 (en) * 2003-04-17 2004-10-20 Eaton Corporation Method for distinguishing objects in a video image by using infrared reflective material

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1469414A2 (en) * 2003-04-17 2004-10-20 Eaton Corporation Method for distinguishing objects in a video image by using infrared reflective material
EP1469414A3 (en) * 2003-04-17 2005-12-07 Eaton Corporation Method for distinguishing objects in a video image by using infrared reflective material

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