JP2001121924A - 空気入りタイヤ及びモールド - Google Patents

空気入りタイヤ及びモールド

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JP2001121924A
JP2001121924A JP30275799A JP30275799A JP2001121924A JP 2001121924 A JP2001121924 A JP 2001121924A JP 30275799 A JP30275799 A JP 30275799A JP 30275799 A JP30275799 A JP 30275799A JP 2001121924 A JP2001121924 A JP 2001121924A
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tread
bone
pneumatic tire
circumferential groove
wider
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Shungo Ito
俊吾 井藤
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Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 摩耗後のハイドロプレーニング性の低下を従
来より抑える。 【解決手段】 底部側が踏面側よりも幅広に形成された
第1の周方向溝22の両側に、踏面側が底面側よりも幅
広の第2の周方向溝24を形成するようにすると、モー
ルド10からタイヤを外す際に、第1の周方向溝22と
第2の周方向溝24との間のトレッドゴム(モールド1
0の第1の骨部18の頂部が押し退けようとするゴム)
に作用する圧縮力が緩和される。このため、加硫済の空
気入りタイヤ12の釜抜け性が良く、陸部26の欠けも
抑えられる。したがって、第1の周方向溝22の底部側
の幅を広く設定でき、トレッド摩耗後のハイドロプレー
ニング性の低下を従来よりも抑制することができるよう
になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は実質的にタイヤ周方
向に沿って延びる周方向溝を2本以上トレッドに備えた
空気入りタイヤ及びその空気入りタイヤを成形するモー
ルドに係り、特に、摩耗後のハイドロプレーニング性の
低下を抑えることのできる空気入りタイヤ及びその空気
入りタイヤを成形するモールドに関する。
【0002】
【従来の技術】ウエット性能を得るために、トレッドに
周方向に延びる周方向溝を備えた空気入りタイヤが種々
提案されている。
【0003】一般的な空気入りタイヤは、加硫モールド
からの釜抜け性を考慮して踏面側が底面側よりも広い周
方向溝がトレッドに形成されている。
【0004】しかしながら、トレッドが摩耗すると、周
方向溝の断面積が小さくなる関係でウエット性能が低下
する。
【0005】上記欠点を解消するため、図4に示すよう
に、底面側が踏面側よりも幅広の周方向溝100をトレ
ッド102に形成し、トレッドの摩耗による周方向溝1
00の断面積の減少を抑える空気入りタイヤが提案され
ている。
【0006】図5に示すように、上記の空気入りタイヤ
を加硫するモールド104では、周方向溝100を形成
するために頂部が基部側よりも広い骨部106を備えて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、骨部1
06の頂部を幅広にすると、図5に示すように加硫後の
空気入りタイヤをモールド104より取り出す際に、骨
部106の幅広の頂部が周方向溝100の幅狭の底部を
抜け難くなり(釜抜け性が悪化)、骨部106間でトレ
ッド102が強く挟まれて陸部108に欠けが生じた
り、また、モールド104の耐久性を低下させる問題が
ある。
【0008】したがって、骨部106の頂部を幅広にす
るにも限度があり、ゴムの圧縮で許容される程度の僅か
な値しか溝底部を幅広にできず、ハイドロプレ−ニング
性の低下を抑える効果は少なかった。
【0009】本発明は上記事実を考慮し、摩耗後のハイ
ドロプレーニング性の低下を従来より抑えることのでき
る空気入りタイヤ及びその空気入りタイヤを製造するモ
ールドを提供することが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、実質的にタイヤ周方向に沿って延びる周方向溝を2
本以上トレッドに備えた空気入りタイヤであって、底面
側が踏面側よりも幅広の第1の周方向溝と、踏面側が底
部側よりも幅広の第2の周方向溝と、を備え、前記第1
の周方向溝同士が隣接しないことを特徴としている。
【0011】次に、請求項1に記載の空気入りタイヤの
作用を説明する。
【0012】請求項1に記載の空気入りタイヤでは、底
面側が踏面側よりも幅広の第1の周方向溝同士が隣接し
ていない。即ち、第1の周方向溝の少なくとも一方には
第2の周方向溝が隣接することになる。
【0013】空気入りタイヤをモールドから取り出す
際、モールドに設けられた第1の周方向溝を形成する骨
部がトレッドゴムから抜け出ようとする時、骨部の頂部
によりその両側のゴムが左右に押し退けられる。しか
し、第1の周方向溝の少なくとも一方には踏面側が底面
側よりも幅広の第2の周方向溝が形成されているので、
第1の周方向溝と第2の周方向溝との間のトレッドゴム
(骨部の頂部が押し退けようとするゴム)に作用する圧
縮力が緩和される。このため、加硫済の空気入りタイヤ
の釜抜け性が良く、周方向溝間のブロックまたはリブの
欠けも抑えられる。
【0014】したがって、踏面側よりも底面側が幅広の
第1の周方向溝の底部側の幅を広く設定でき、トレッド
摩耗後のハイドロプレーニング性の低下を従来よりも抑
制することができるようになる。
【0015】なお、トレッドに設ける周方向溝数が3本
の場合には第1の周方向溝を少なくとも1本、トレッド
に設ける周方向溝数が4本の場合には第1の周方向溝を
1〜2本設けることが好ましい。
【0016】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の空気入りタイヤにおいて、前記第1の周方向溝がタイ
ヤ赤道面付近に配置されていることを特徴としている。
【0017】次に、請求項2に記載の空気入りタイヤの
作用を説明する。
【0018】ウエット性能を向上するには、トレッドと
路面間の水を迅速に排水することが良いことは周知であ
り、特に、接地面のなかでもタイヤ赤道面付近の水を如
何に早く排出するかにかかっている。
【0019】請求項2に記載の空気入りタイヤでは、底
部側が踏面側よりも幅広の第1の周方向溝をタイヤ赤道
面付近に設けたので、底部側が踏面側よりも幅狭の第2
の周方向溝をタイヤ赤道面付近に設けた場合に比較して
排水性が良くなり、トレッドの摩耗時には特にハイドロ
プレーニング性の低下を抑制することができるようにな
る。
【0020】なお、トレッドに周方向溝が3本(奇数
本)の場合には、タイヤ赤道面上に第2の周方向溝を設
けることが好ましく、トレッドに周方向溝が4本(偶数
本)の場合には、タイヤ赤道面に隣接して第2の周方向
溝を設けることが好ましい。
【0021】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の空気入りタイヤにおいて、前記第1の
周方向溝と前記第2の周方向溝とが交互に配置されてい
ること特徴としている。
【0022】次に、請求項3に記載の空気入りタイヤの
作用を説明する。
【0023】第1の周方向溝と第2の周方向溝とを交互
に配置することにより、釜抜け性を低下させずに第1の
周方向溝を増やすことができ、高いハイドロプレーニン
グ性が得られる。
【0024】請求項4に記載の発明は、実質的にタイヤ
周方向に沿って延びる周方向溝を2本以上トレッドに備
えた空気入りタイヤを加硫成形するモールドであって、
底面側が踏面側よりも幅広の第1の周方向溝を形成する
ために設けられ、頂部側が基部側よりも幅広の第1の骨
部と、踏面側が底部側よりも幅広の第2の周方向溝を形
成するために設けられ、基部側が頂部側よりも幅広の第
2の骨部と、を前記第1の骨部同士が隣接しないように
トレッド形成面に設けたことを特徴としている。
【0025】次に、請求項4に記載のモールドの作用を
説明する。
【0026】基部側よりも頂部側が幅広の第1の骨部
と、頂部側よりも基部側が幅広の第2の骨部とをトレッ
ド形成面に設けたモールドに生タイヤを装填し、従来通
り加硫成形すると、加硫された空気入りタイヤのトレッ
ドには、底面側が踏面側よりも幅広の第1の周方向溝と
踏面側が底部側よりも幅広の第2の周方向溝とが第1の
周方向溝同士が隣接しないようにトレッド形成面に形成
される。
【0027】空気入りタイヤをモールドから取り出す
際、モールドに設けられた第1の骨部がトレッドゴムか
ら抜け出ようとする時、第1の骨部の頂部によりその両
側のゴムが左右に押し退けられる。
【0028】しかし、トレッドの第1の周方向溝の少な
くとも一方には踏面側が底面側よりも幅広の第2の周方
向溝が形成されているので、第1の周方向溝と第2の周
方向溝との間のトレッドゴム(第1の骨部の頂部が押し
退けようとするゴム)に作用する圧縮力が緩和される。
【0029】このため、加硫済の空気入りタイヤの釜抜
け性が良く、周方向溝間のブロックまたはリブの欠けも
抑えられる。
【0030】したがって、踏面側よりも底面側が幅広で
ある第1の周方向溝の底部側の幅をより広く設定でき、
トレッド摩耗後のハイドロプレーニング性の低下を従来
よりも抑制することができる空気入りタイヤを効率的に
製造できる。
【0031】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
のモールドにおいて、第1の骨部の基部の幅をd1 、第
1の骨部の頂部の幅をd2 、第2の骨部の基部の幅をd
3 、第2の骨部の頂部の幅をd4 、第1の骨部の基部と
第2の骨部の基部との間隔をdt 、第1の骨部の頂部と
第2の骨部の頂部との間隔をdb としたときに、d2−
d1 ≧2mm、d3 −d4 ≧2mm、0≦dt −db ≦2mm
としたことを特徴としている。
【0032】次に、請求項5に記載のモールドの作用を
説明する。
【0033】第1の骨部の頂部の幅d2 −第1の骨部の
基部の幅d1 ≧2mmとしたことにより、第1の骨部で形
成される第1の周方向溝は、底部の幅−開口部の幅≧2
mmとなり、摩耗後のハイドロプレーニング性の低下を確
実に抑えることが可能となる。なお、d2 −d1 <2mm
となると、摩耗後のハイドロプレーニング性の低下抑制
効果が小さくなる。
【0034】第2の骨部の基部の幅d3 −第2の骨部の
頂部の幅d4 ≧2mmとしたので、加硫後にタイヤをモー
ルドから容易に取り出すことができる。なお、d3 −d
4 <2mmとなると、釜抜け性が悪化する。
【0035】なお、d3 −d4 ≧4mmとすることが好ま
しい。
【0036】0≦dt −db ≦2mmとする理由は、dt
<db となると摩耗後のハイドロプレーニング性低下抑
制効果が小さくなり、dt −db >2mmとなると釜抜け
性が悪化するためである。
【0037】なお、1≦dt −db ≦2mmとすることが
好ましい。
【0038】
【発明の実施の形態】本発明の空気入りタイヤ及びモー
ルドの一実施形態を図1にしたがって説明する。
【0039】図1に示すように、タイヤ加硫モールド1
0の内周面であって、加硫時における空気入りタイヤ1
2のトレッド14との接触面16には、周方向に沿って
延びる第1の骨部18と、第2の骨部20とが形成され
ている。
【0040】第1の骨部18は、タイヤ赤道面CLに対
応する部分に設けられており、第1の骨部18の両側に
第2の骨部20が設けられている。
【0041】第1の骨部18は頂部(幅d2 )が基部
(幅d1 )よりも幅広に形成されており、第2の骨部2
0は頂部(幅d4 )が基部(幅d3 )よりも幅狭に形成
されている。
【0042】ここで、d2 −d1 ≧2mm、d3 −d4 ≧
2mmとすることが好ましく、d2 −d1 ≧4mmとするこ
とがさらに好ましい。
【0043】また、第1の骨部18の基部と第2の骨部
20の基部との間隔をdt 、第1の骨部18の頂部と第
2の骨部の頂部との間隔をdb としたときに、0≦dt
−db ≦2mmとすることが好ましく、1≦dt −db ≦
2mmとすることがさらに好ましい。
【0044】このモールド10は、タイヤサイズがPS
R 215/70R16の空気入りタイヤ12を加硫成
形するものである。本実施形態では、第1の骨部18の
基部の幅d1 が10mm、頂部の幅d2 が16mm、第2の
骨部20の基部の幅d3 が10mm、頂部の幅d4 が8mm
であり、第1の骨部18の高さh1 及び第2の骨部20
の高さh2 は何れも8mmである。また、dt −db =2
mmである。
【0045】このモールド10によって加硫成形された
空気入りタイヤ12のトレッド14には、第1の骨部1
8によって第1の周方向溝22が形成され、第2の骨部
20によって第2の周方向溝24が形成される。
【0046】なお、第1の周方向溝22の踏面側の幅は
d1 、第1の周方向溝22の底部の幅はd2 、第2の骨
部20の踏面側の幅はd3 、第2の周方向溝24の底部
の幅はd4 となる。
【0047】また、トレッド14には、第1の周方向溝
22及び第2の周方向溝24によってタイヤ周方向に沿
って延びる陸部26が形成される。
【0048】第1の周方向溝22と第2の周方向溝24
との間に区画される陸部26は、頂部の幅がdt 、基部
の幅がdb となる。 (作用)空気入りタイヤ12をモールド10から取り出
す際、頂部が幅広の第1の骨部18がトレッドゴムから
抜け出ようとする時、第1の骨部18の頂部によりその
両側のゴムが左右に押し退けられるが、その両側には、
踏面側が幅広で底部側が幅狭の第2の周方向溝24が形
成されているので、第1の周方向溝22と第2の周方向
溝24との間の陸部(ゴム)26に作用する圧縮力が緩
和される。
【0049】このため、第1の周方向溝22の溝底側の
幅を従来よりも広く設定でき、トレッド摩耗後の溝断面
積の低下を抑えることができ、ハイドロプレーニング性
の低下を従来よりも抑制することができる。
【0050】また、本実施形態では、底部側が幅広の第
1の周方向溝22をタイヤ赤道面CLに設けたので、底
部側が踏面側よりも幅狭の第2の周方向溝24をタイヤ
赤道面CL付近に設けた場合に比較して排水性が良くな
り、トレッド14の摩耗時には特にハイドロプレーニン
グ性の低下を抑制することができる。
【0051】なお、本実施形態では、第1の周方向溝2
2をタイヤ赤道面CLに設け、第2の周方向溝24をそ
の両側に配置したが、場合によっては、第2の周方向溝
24をタイヤ赤道面CLに設け、その両側に第1の周方
向溝22を配置しても良い。
【0052】また、トレッド14に4本の周方向溝を設
ける場合には、図2に示すように、第1の周方向溝22
と第2の周方向溝24を交互に設けることが好ましい。
【0053】なお、トレッド14に設ける第1の周方向
溝22と第2の周方向溝24の数は本実施形態に限定さ
れるものではなく、第1の周方向溝22が隣接して配置
されなければ良い。 (試験例)本発明の効果を確かめるために、従来例の空
気入りタイヤと本発明の適用された実施形態の空気入り
タイヤとを用意してハイドロプレーニング性を比較する
と共に、モールドからの釜抜け性を比較した。
【0054】ハイドロプレーニング性は、水深8mmのテ
ストコースを走行させ、ハイドロプレーニング発生速度
を測定し、新品時の比較例のタイヤのハイドロプレーニ
ング発生速度を100とする指数表示とした。数値が大
きい程ハイドロプレーニング発生速度が高く、ウエット
性能に優れていることを表す。なお、試験は、新品タイ
ヤと50%摩耗したタイヤとを用いた。
【0055】なお、実施例のタイヤは前述した実施形態
のタイヤである。
【0056】一方、比較例のタイヤは、図3に示すよう
に、実施例のタイヤと同じ位置に踏面側から溝底まで一
定幅の周方向溝を形成したタイヤである。なお、溝寸法
は表1に記載した通りである。
【0057】
【表1】
【0058】試験の結果、比較例のタイヤは、摩耗後の
ハイドロプレーニング性の低下が大木かったが、実施例
のタイヤは摩耗後のハイドロプレーニング性の低下が小
さかった。また、実施例のタイヤは、新品時のハイドロ
プレーニング性も若干向上していた。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
空気入りタイヤは上記の構成としたので、トレッド摩耗
後のハイドロプレーニング性の低下を従来よりも抑制で
きる、という優れた効果を有する。
【0060】請求項2に記載の空気入りタイヤは上記の
構成としたので、トレッド摩耗時のハイドロプレーニン
グ性の低下を特に抑制することができる、という優れた
効果を有する。
【0061】請求項3に記載の空気入りタイヤは上記の
構成としたので、釜抜け性を低下させずに第1の周方向
溝を増やすことができ、高いハイドロプレーニング性が
得られる、という優れた効果を有する。
【0062】請求項4に記載のモールドは上記の構成と
したので、トレッド摩耗後のハイドロプレーニング性の
低下を従来よりも抑制することができる空気入りタイヤ
を歩留りを低下させることなく通常の空気入りタイヤと
同様に効率的に製造できる、という優れた効果を有す
る。
【0063】請求項5に記載のモールドは上記の構成と
したので、釜抜け性を悪化させることなく、摩耗後のハ
イドロプレーニング性の低下を抑制することができる、
という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るモールドと空気入り
タイヤの断面図である。
【図2】他の実施形態に係る空気入りタイヤの断面図で
ある。
【図3】比較例に係る空気入りタイヤの断面図である。
【図4】溝底側が踏面側よりも幅広の周方向溝を備えた
空気入りタイヤの断面図である。
【図5】図4に示す空気入りタイヤがモールドから外れ
る際の断面図である。
【符号の説明】
10 モールド 12 空気入りタイヤ 14 トレッド 18 第1の骨部 20 第2の骨部 22 第1の周方向溝 24 第2の周方向溝 CL タイヤ赤道面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B29K 21:00 B29L 30:00 105:24 B60C 11/04 H B29L 30:00 11/06 B

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実質的にタイヤ周方向に沿って延びる周
    方向溝を2本以上トレッドに備えた空気入りタイヤであ
    って、 底面側が踏面側よりも幅広の第1の周方向溝と、 踏面側が底部側よりも幅広の第2の周方向溝と、 を備え、 前記第1の周方向溝同士が隣接しないことを特徴とする
    空気入りタイヤ。
  2. 【請求項2】 前記第1の周方向溝がタイヤ赤道面付近
    に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の空
    気入りタイヤ。
  3. 【請求項3】 前記第1の周方向溝と前記第2の周方向
    溝とが交互に配置されていること特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 【請求項4】 実質的にタイヤ周方向に沿って延びる周
    方向溝を2本以上トレッドに備えた空気入りタイヤを加
    硫成形するモールドであって、 底面側が踏面側よりも幅広の第1の周方向溝を形成する
    ために設けられ、頂部側が基部側よりも幅広の第1の骨
    部と、 踏面側が底部側よりも幅広の第2の周方向溝を形成する
    ために設けられ、基部側が頂部側よりも幅広の第2の骨
    部と、 を備え、 前記第1の骨部同士が隣接しないようにトレッド形成面
    に設けたことを特徴とするモールド。
  5. 【請求項5】 第1の骨部の基部の幅をd1 、第1の骨
    部の頂部の幅をd2、第2の骨部の基部の幅をd3 、第
    2の骨部の頂部の幅をd4 、第1の骨部の基部と第2の
    骨部の基部との間隔をdt 、第1の骨部の頂部と第2の
    骨部の頂部との間隔をdb としたときに、d2 −d1 ≧
    2mm、d3 −d4 ≧2mm、0≦dt −db ≦2mmとした
    ことを特徴とする請求項4に記載のモールド。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103419568A (zh) * 2013-08-26 2013-12-04 江苏通用科技股份有限公司 轮胎出型胎面胶结构
JP2018039482A (ja) * 2016-09-09 2018-03-15 株式会社ブリヂストン タイヤ
CN111231585A (zh) * 2018-11-28 2020-06-05 通伊欧轮胎株式会社 充气轮胎、轮胎硫化模具以及充气轮胎的制造方法
WO2023013280A1 (ja) * 2021-08-04 2023-02-09 株式会社ブリヂストン タイヤ

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