JP2001121550A - ベルトスリーブの金型からの脱型方法 - Google Patents

ベルトスリーブの金型からの脱型方法

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JP2001121550A
JP2001121550A JP30310799A JP30310799A JP2001121550A JP 2001121550 A JP2001121550 A JP 2001121550A JP 30310799 A JP30310799 A JP 30310799A JP 30310799 A JP30310799 A JP 30310799A JP 2001121550 A JP2001121550 A JP 2001121550A
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belt
belt sleeve
sleeve
axis
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Akira Kawaguchi
彰 川口
Takeo Kamata
岳央 鎌田
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Mitsuboshi Belting Ltd
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Mitsuboshi Belting Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 脱型時に、はす歯のベルト歯に無理な変形力
や損傷を与えにくく、さらに設備面で大きくならずにコ
ストも低いベルトスリーブの金型からの脱型方法を提供
する。 【解決手段】 外周面にベルト歯形成用の螺旋溝10が
形成されている断面円形状の金型11を用いて成形され
たベルトスリーブ17を、前記金型11から脱型する方
法において、金型11を回転不能に保持させ、この保持
状態で金型軸線Lを中心として前記金型軸線L方向に移
動させるとともに、ベルトスリーブ回転手段20にてベ
ルトスリーブ17を前記金型11の螺旋溝10の傾斜に
対応した方向へ前記金型軸線Lを中心として回転させる
ようにしたベルトスリーブの金型からの脱型方法にあ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明ははす歯ベルトの製造
方法に係り、特に、金型から成形加硫後のベルトスリー
ブを脱型する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】すぐ歯を有する歯付きベルト(この明細
書ではすぐ歯ベルトという)は、円柱状の金型の周囲に
エラストマー等を充填するのと共に加圧成形するように
して製造されるが、すぐ歯を成形させるため、前記金型
の外面にはベルト歯成形用の縦溝が金型の軸線と平行に
形成されている。そして、ベルトスリーブと金型との分
離は、前記ベルトスリーブを複数のベルト押さえで押圧
保持状態で、金型をこれの軸線方向に突き上げることに
より行なわれていた。
【0003】しかしながら、はす歯を有する歯付ベルト
(この明細書でははす歯ベルトという)を製造する場
合、従来の方法でははす歯の螺旋方向と金型の相対移動
方向とが一致していないことから脱型時にベルト歯に大
きな負担をかけることになっていた。このようにして製
造されたはす歯ベルトでは、ベルト歯の形状は高精度な
状態に維持されたものではなくなっており、その結果、
本ベルトの特徴であるプーリとのかみ合いの滑らかさが
損なわれてしまう。
【0004】なお、このような問題はベルトの歯部面に
帆布を有するか否かにかかわらず発生する。
【0005】近年では、歯付ベルトの駆動が高精度に行
なわれることが要求されていることから、脱型時に、は
す歯のベルト歯に無理な変形力や損傷を与えにくいベル
トスリーブの金型からの脱型方法の開発が望まれてい
る。
【0006】そこで、特開平10−296746号公報
では、図8に示すように外周面にベルト歯形成用の螺旋
溝70が形成されている断面円形状の内金型41とこれ
を包囲する円筒状の外金型との間で成形されたベルトス
リーブ45を、内・外金型相互を分離した後に前記内金
型41から脱型する方法及び装置が開示されており、そ
の方法としては、ベルト押さえ43によりベルトスリー
ブ45の外面を移動不能に保持させ、この保持状態で、
螺旋溝70の傾斜に対応させて、内金型41を金型軸線
L方向に直線移動させながら前記金型軸線Lを中心とし
て回動させる移動手段44とを具備するものとしてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平10−
296746号公報に記載の発明では、内金型を回転さ
せる必要が有る為、外径の大きな内金型では金型を回転
させる為のトルクが大きくなり、モータ容量を大きくす
る必要が生じ、脱型設備のコストが高くなりさらに設備
自体も大きくなり、広い場所が必要となっていた。
【0008】そこで、この発明では、脱型時に、はす歯
のベルト歯に無理な変形力や損傷を与えにくく、さらに
設備面で大きくならずにコストも低いベルトスリーブの
金型からの脱型方法を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】即ち、本願の請求項1記
載の発明では、外周面にベルト歯形成用の螺旋溝が形成
されている断面円形状の金型を用いて成形されたベルト
スリーブを、前記金型から脱型する方法において、金型
を回転不能に保持させ、この保持状態で、金型を金型軸
線を中心として前記金型軸線方向に移動させるととも
に、ベルトスリーブ回転手段にてベルトスリーブを前記
金型の螺旋溝の傾斜に対応した方向へ前記金型軸線を中
心として回転させるようにしたベルトスリーブの金型か
らの脱型方法にある。
【0010】請求項1に記載の発明によると、金型を回
転不能に保持させ、この保持状態で、金型を金型軸線を
中心として前記金型軸線方向に移動させるとともに、ベ
ルトスリーブ回転手段にてベルトスリーブを前記金型の
螺旋溝の傾斜に対応した方向へ前記金型軸線を中心とし
て回転させるようにしたことから、はす歯ベルト歯に無
理な変形力や損傷を与えることなくベルトスリーブを金
型から脱型できる。
【0011】本願の請求項2記載の発明では、前記ベル
トスリーブ回転手段としてベルトスリーブ外周面に少な
くとも1本の帯状物を巻き付け、一方の端を引っ張り帯
状物に張力を与えることで前記金型軸線を中心として回
転させるようにしたベルトスリーブの金型からの脱型方
法にある。
【0012】請求項2に記載の発明によると、前記ベル
トスリーブ回転手段としてベルトスリーブ外周面に少な
くとも1本の帯状物を巻き付け、一方の端を引っ張り帯
状物に張力を与えることで前記金型軸線を中心として回
転させるようにしたことから、低コストでより確実には
す歯ベルト歯に無理な変形力や損傷を与えることなくベ
ルトスリーブを金型から脱型できる。
【0013】本願の請求項3記載の発明では、前記ベル
トスリーブ回転手段としてベルトスリーブ外周面に少な
くとも一対のローラをベルトスリーブの直径方向に相対
向させてベルトスリーブに当接するとともにベルトスリ
ーブを押さえ、さらに前記ローラを回転させることでベ
ルトスリーブを前記金型軸線を中心として回転させるよ
うにしたベルトスリーブの金型からの脱型方法にある。
【0014】請求項3に記載の発明によると、前記ベル
トスリーブ回転手段としてベルトスリーブの外周面に少
なくとも一対のローラをベルトスリーブの直径方向に相
対向させてベルトスリーブに当接するとともにベルトス
リーブを押さえ、さらに前記ローラを回転させることで
ベルトスリーブを前記金型軸線を中心として回転させる
ようにしたことから、コンパクトで低コストな設備とす
ることができ、さらにより確実にはす歯ベルト歯に無理
な変形力や損傷を与えることなくベルトスリーブを金型
から脱型できる。
【0015】本願の請求項4に記載の発明では、外周面
にベルト歯形成用の螺旋溝が形成されている断面円形状
の金型を用いて成形されたベルトスリーブを、前記金型
から脱型する方法において、金型を回転不能に保持さ
せ、この保持状態で、金型を金型軸線を中心として、前
記金型軸線方向に移動させるとともに、少なくとも一対
のローラをベルトスリーブの直径方向に相対向させて当
接するとともにベルトスリーブを押さえ、さらに前記ロ
ーラを回転自在にすることでベルトスリーブが前記金型
軸線を中心として回転自在になるようにしたベルトスリ
ーブの金型からの脱型方法にある。
【0016】請求項4に記載の発明によると、金型を回
転不能に保持させ、この保持状態で、金型を金型軸線を
中心として、前記金型軸線方向に移動させるとともに、
少なくとも一対のローラをベルトスリーブの直径方向に
相対向させて当接するとともにベルトスリーブを押さ
え、さらに前記ローラを回転自在にすることでベルトス
リーブが前記金型軸線を中心として回転自在になるよう
にしたことから、ローラにモータ等の回転動力を接続す
る必要が無くより低コストでコンパクトな設備となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態におけ
るベルトスリーブの金型からの脱型方法を、図面を用い
ながら詳細に説明する。図2に示すはす歯ベルト1は、
ベルト長手方向に沿って複数の歯部2と、心線3を複数
本配置して埋設した背部4、そして歯部表面8及び歯底
部の表面を被覆した歯布5とからなっている。
【0018】前記歯部2及び背部4に使用されるゴム
は、クロロプレンゴムを始めとして、天然ゴム、ミラブ
ルウレタンゴム、水素化ニトリルゴム、クロロスルフォ
ン化ポリエチレン(ACSM)等のゴムが好ましい。な
お、水素化ニトリルゴムは水素添加率が80%以上であ
り、耐熱性及び耐オゾン性の特性を発揮する為には90
%以上が良い。水素添加率80%未満の水素化ニトリル
ゴムは、耐熱性及び耐オゾン性は極端に低下する。上記
ゴムの中には配合剤として、カーボンブラック、亜鉛
華、ステアリン酸、可塑剤、老化防止剤等が添加され、
また加硫剤として硫黄、有機過酸化物があるが、これら
の配合剤や加硫剤は、特に限定されない。
【0019】歯布5として用いられる帆布は、材質が6
ナイロン、66ナイロン、ポリエステル、アラミド繊維
等であって、単独或いは混合されたものであっても良
い。歯布5の経糸(ベルト幅方向)や緯糸(ベルト長さ
方向)の構成も前記繊維のフィラメント糸または紡績糸
であり、織構成も平織物、綾織物、朱子織物でいずれで
もよい。なお、緯糸には伸縮性を有するウレタン弾性糸
を一部使用するのが好ましい。
【0020】上記歯布5は、RFL液、イソシアネート
溶液あるいはエポキシ溶液によって処理され、歯部表面
6と歯底部7の表面を被覆するように張りつけられる。
RFL液は、レゾルシンとホルマリンとの初期縮合物を
ラテックスに混合したものであり、ここで使用するラテ
ックスとしてはスチレン、ブタジエン、ビニルピリジン
三元共重合体、水素化ニトリルゴム、クロロスルフォン
化ポリエチレン、エピクロルヒドリンなどのラテックス
である。
【0021】上記心線3としては、Eガラスまたは高強
度ガラスの5〜9μmのフィラメントを撚り合わせたも
のを、ゴムコンパウンドからなる保護剤あるいは接着剤
であるRFL液等で処理されたものである。また、有機
繊維としては応力に応じて伸びが小さく、引張強度が大
きいパラ系アラミド繊維(商品名:ケブラー、テクノー
ラ)の0.5〜2.5デニールのフィラメントを撚り合
わせ、RFL液、エポキシ溶液、イソシアネート溶液と
ゴムパウンドとの接着剤で処理された撚りコードが使用
される。
【0022】次に、上記したはす歯ベルト1の製造につ
いて説明する。はす歯歯付ベルトの製造方法は、上記の
処理した歯布をミシンジョイントして筒状にしたものを
外周面にベルト歯形成用の螺旋溝10が形成されている
円筒状の金型11に挿入した後、コードからなる心線3
をスピニングし、その上にベルト本体を形成する未加硫
ゴムシートを巻き付ける。その後、ジャケットを被せた
後、加硫工程に移される。加硫時に、未加硫ゴムシート
を歯布とともに溝条部へ流し込み、処理歯布をベルト本
体と一体的に加硫してベルトスリーブを作製する。加硫
したベルトスリーブ17は金型11に残っており、ベル
ト歯が螺旋溝10に嵌め込む態様で金型に残っている。
最後に、ベルトスリーブ17を金型11から脱型した
後、所望の幅で切断するとはす歯ベルト1は完成する。
【0023】ここで、上記したベルトスリーブ17を金
型11から脱型するための脱型方法は、図1及び図4〜
図7に示すように金型11を回転不能に保持させ、この
保持状態で金型を金型軸線を中心として前記金型軸線方
向に移動させるとともに、ベルトスリーブ回転手段20
としてベルトスリーブ外周面に少なくとも1本の帯状物
を巻き付け、一方の端を引っ張り帯状物に張力を与える
ことで前記金型軸線を中心として回転させるようにして
いる。
【0024】金型11は図2に示すように、円柱状のコ
ア部12とその上に設けられた円柱状のチャック用突部
13とからなる。金型11の上端には円柱状のチャック
用突部13が突設してあり、このチャック用突部13は
その中心軸がコア部12の中心軸と一致するように設け
られるものである。
【0025】金型11はその上端のチャック用突部13
をチャック装置15でチャックして、シリンダー装置
(図示省略)によって上下動されるようになっている。
金型11の上端のチャック用突部をチャック装置で掴み
シリンダー装置によって上下動の動作しか与えないこと
によって、金型11を回転不能に保持することができ
る。
【0026】帯状物19は上記ベルトスリーブの外周面
に少なくとも半周巻き掛け、帯状物の端25を駆動側ロ
ーラ21に巻き付けて、さらに該駆動側ローラ21をモ
ータ23等によって駆動することで帯状物19に引張り
力を与える一方、多端27も他の従動側ローラ22に巻
き付けて該従動側ローラ22にはパウダーブレーキ24
等で負荷が掛かるようにし、帯状物19に所定の張力T
を掛けながら一方向へ帯状物19を引っ張ることでベル
トスリーブ17を前記金型11の螺旋溝10の傾斜に対
応した方向へ前記金型軸線を中心として回転させるよう
にする。但し、上記帯状物19に張力Tを与えながら一
方向に引っ張る方法は上記方法に限るものではない。
【0027】帯状物19としては、エラストマー製の平
ベルト、帆布、金属バンド等が使用できるが、これらに
限ったものではない。
【0028】また、上記ベルトスリーブ17を脱型する
別の方法としては、ベルトスリーブ回転手段30として
ベルトスリーブ外周面に少なくとも一対の押さえローラ
31をベルトスリーブ17の直径方向に相対向させてモ
ータ32のシャフトに挿入させてさらにそのモータ32
をシリンダー34に接続してシリンダー34とモータ3
2を利用して押さえローラ31をベルトスリーブ17に
当接するとともにベルトスリーブ17を押さえ、さらに
押さえローラ31を回転させることによってベルトスリ
ーブを前記金型軸線を中心として回転させることができ
る。
【0029】また、図7のように押さえローラ31の軸
孔に図示しないベアリングを埋設さてさらに支持枠33
のシャフトを貫通させることで上記押さえローラ31を
回転自在とする。さらに押さえローラ31をベルトスリ
ーブ17に当接しベルトスリーブ17を押さえるととも
に押さえローラ回転自在とすることによってベルトスリ
ーブが前記金型軸線を中心として回転自在となり、金型
11が金型軸線を中心として前記金型軸線方向に移動し
たときに、ベルトスリーブ17が金型軸線を中心として
金型11の螺旋溝10の傾斜に対応した方向へ回転でき
るようになる。
【0030】上記シリンダー34は油圧や空気圧あるい
は水圧等によるものでも良い。上記モータ32は直流モ
ータ、交流モータ、サーボモータ、ステッピングモータ
等特に限定するものではなく、金型11からベルトスリ
ーブ17を脱型するときにスムーズにベルトスリーブ1
7を回転させることができるものであればどんなモータ
でも良い。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本願の請求項1記載の発
明では、金型を回転不能に保持させ、この保持状態で、
金型を金型軸線を中心として前記金型軸線方向に移動さ
せるとともに、ベルトスリーブ回転手段にてベルトスリ
ーブを前記金型の螺旋溝の傾斜に対応した方向へ前記金
型軸線を中心として回転させるようにしたことから、は
す歯ベルト歯に無理な変形力や損傷を与えることなくベ
ルトスリーブを金型から脱型できる効果が有る。
【0032】請求項2に記載の発明によると、前記ベル
トスリーブ回転手段としてベルトスリーブ外周面に少な
くとも1本の帯状物を巻き付け、一方の端を引っ張り帯
状物に張力を与えることで前記金型軸線を中心として回
転させるようにしたことから、低コストでより確実には
す歯ベルト歯に無理な変形力や損傷を与えることなくベ
ルトスリーブを金型から脱型できる効果がある。
【0033】請求項3に記載の発明では、前記ベルトス
リーブ回転手段としてベルトスリーブの外周面に少なく
とも一対のローラをベルトスリーブの直径方向に相対向
させてベルトスリーブに当接させるとともにベルトスリ
ーブを押さえ、さらに前記ローラを回転させることでベ
ルトスリーブを前記金型軸線を中心として回転させるよ
うにしたことから、コンパクトで低コストな設備とする
ことができ、さらにより確実にはす歯ベルト歯に無理な
変形力や損傷を与えることなくベルトスリーブを金型か
ら脱型できる効果が有る。
【0034】請求項4に記載の発明では、金型を回転不
能に保持させ、この保持状態で、金型を金型軸線を中心
として、前記金型軸線方向に移動させるとともに、少な
くとも一対のローラをベルトスリーブの直径方向に相対
向させて当接するとともにベルトスリーブを押さえ、さ
らに前記ローラを回転自在にすることでベルトスリーブ
が前記金型軸線を中心として回転自在になるようにした
ことから、ローラにモータ等の回転動力を接続する必要
が無くより低コストでコンパクトな設備となるという効
果が有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の脱型方法のひとつの実施形態の概略図
である。
【図2】本発明で成形されたはす歯ベルトの外観斜視図
である。
【図3】本発明で使用されるはす歯ベルト作製用の金型
の概略図である。
【図4】本発明の脱型方法に係り、ベルトスリーブを被
覆した金型をチャック装置にてチャックした図である。
【図5】図1の帯状物をローラに巻き付けた状態を示し
た平面概略図である。
【図6】本発明の脱型方法の別の実施形態の概略図であ
る。
【図7】本発明の脱型方法のさらに別の実施形態の該略
図である。
【図8】従来の脱型方法の斜視図である。
【符号の説明】
1 はす歯歯付ベルト 2 歯部 3 心線 4 背部 5 歯布 10 螺旋溝 11 金型 13 チャック用突部 15 チャック 17 ベルトスリーブ 19 帯状物 20 ベルトスリーブ回転手段 21 駆動側ローラ 22 従動側ローラ 23 モータ 24 パウダーブレーキ 30 ベルトスリーブ回転手段 31 押さえローラ 32 モータ 34 シリンダー 36 ベルトスリーブ回転手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29K 105:24 B29K 105:24 B29L 29:00 B29L 29:00 Fターム(参考) 4F202 AA45 AG16 AG25 AG28 AH12 AH66 CA03 CB01 CM11 4F203 AA45 AG16 AG25 AG28 AH12 AH66 DA11 DB01 DC01 DN10 4F213 AA45 AG16 AG25 AG28 AH12 AH66 WA03 WA72 WA87 WB01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面にベルト歯形成用の螺旋溝が形成
    されている断面円形状の金型を用いて成形されたベルト
    スリーブを、前記金型から脱型する方法において、 金型を回転不能に保持させ、この保持状態で、金型を金
    型軸線を中心として前記金型軸線方向に移動させるとと
    もに、ベルトスリーブ回転手段にてベルトスリーブを前
    記金型の螺旋溝の傾斜に対応した方向へ前記金型軸線を
    中心として回転させるようにしたことを特徴とするベル
    トスリーブの金型からの脱型方法。
  2. 【請求項2】 前記ベルトスリーブ回転手段としてベル
    トスリーブ外周面に少なくとも1本の帯状物を巻き付
    け、一方の端を引っ張り帯状物に張力を与えることで前
    記金型軸線を中心として回転させるようにした請求項1
    に記載のベルトスリーブの金型からの脱型方法。
  3. 【請求項3】 前記ベルトスリーブ回転手段としてベル
    トスリーブ外周面に少なくとも一対のローラをベルトス
    リーブの直径方向に相対向させてベルトスリーブに当接
    させるとともにベルトスリーブを押さえ、さらに前記ロ
    ーラを回転させることでベルトスリーブを前記金型軸線
    を中心として回転させるようにした請求項1に記載のベ
    ルトスリーブの金型からの脱型方法。
  4. 【請求項4】 外周面にベルト歯形成用の螺旋溝が形成
    されている断面円形状の金型を用いて成形されたベルト
    スリーブを、前記金型から脱型する方法において、 金型を回転不能に保持させ、この保持状態で、金型を金
    型軸線を中心として、前記金型軸線方向に移動させると
    ともに、少なくとも一対のローラをベルトスリーブの直
    径方向に相対向させて当接するとともにベルトスリーブ
    を押さえ、さらに前記ローラを回転自在にすることでベ
    ルトスリーブが前記金型軸線を中心として回転自在にな
    るようにしたベルトスリーブの金型からの脱型方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009262330A (ja) * 2008-04-22 2009-11-12 Mitsuboshi Belting Ltd はす歯ベルトの製造方法、及び、はす歯ベルトの製造装置
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