JP2001009927A - 両面歯付ベルトの製造方法 - Google Patents

両面歯付ベルトの製造方法

Info

Publication number
JP2001009927A
JP2001009927A JP11181077A JP18107799A JP2001009927A JP 2001009927 A JP2001009927 A JP 2001009927A JP 11181077 A JP11181077 A JP 11181077A JP 18107799 A JP18107799 A JP 18107799A JP 2001009927 A JP2001009927 A JP 2001009927A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
teeth
belt
tooth
core wire
tooth cloth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11181077A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Tanaka
正行 田中
Toru Yamashita
亨 山下
Yuji Yamamoto
祐二 山本
Yoshihide Asada
喜英 浅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuboshi Belting Ltd
Original Assignee
Mitsuboshi Belting Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuboshi Belting Ltd filed Critical Mitsuboshi Belting Ltd
Priority to JP11181077A priority Critical patent/JP2001009927A/ja
Publication of JP2001009927A publication Critical patent/JP2001009927A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゴム厚みのバラツキを小さくして歯部ピッチ
の小さいベルトを作製し、また心線のピッチラインを安
定化させることによってベルトの長さ精度を向上させ、
しかも正確な歯形を出現させ、そして成形時間を短縮す
ることができる両面歯付ベルトの製造方法を提供する。 【解決手段】 両面歯付ベルトの製造方法において、溝
付モールド1の外周面に歯布5を巻き、その上に心線6
をスピニングし、更にその上に未加硫ゴムシート4を積
層した状態で加熱加圧して下歯部を半加硫した状態で型
付けした半加硫予備成形体8を成形する加硫工程、半加
硫予備成形体8を心線6が露出するまで研磨する研磨工
程、研磨面に歯布5’を積層したベルト状成形体9を、
上下盤に一定ピッチの同歯形状を有するプレス金型22
で加熱加圧することにより、上歯部を型付するとともに
加硫して両面歯付ベルト10を形成する最終型付け加硫
工程からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は両面歯付ベルトの製
造方法に係り、成形工程を減らして心線のピッチライン
が安定化して長さ精度が向上し、しかも正確な歯形状に
成形することができる両面歯付ベルトの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】両面に歯部をもつ両面歯付ベルトは、長
さ方向に沿って配置した複数の上歯部と下歯部を有し、
該上歯部と下歯部との間に心線を介在し、該上下両歯部
の表面に歯布を被覆したものであり、事務機器、OA機
器、搬送用装置に使用されるようになってきた。
【0003】この両面歯付ベルトの製造法は、例えば特
公平6−43106号公報に開示されているように、歯
布を溝付モールドの外周面に沿って巻き付け、その上に
心線をスパイラルに巻き、更にその上に未加硫ゴムシー
トおよび同様の歯布を巻き、このようして得られたベル
ト成形体を加熱加圧して半加硫の予備成形体を作製し、
上記溝付モールドから取り出した予備成形体を軸間距離
調節可能な2つの歯付プーリに掛架し、上下一対の歯付
モールドからなるプレス金型により上記予備成形体を加
熱加圧して上歯部と下歯部を成形加硫し、加硫し終わっ
た部位を移動して、次の歯部の成形加硫を繰り返し行う
工程からなっていた。
【0004】また、他の方法としては、特公平2−16
695号公報に開示されているように、歯布を溝付モー
ルドの外周面に沿って巻き付け、その上に心線をスパイ
ラルに巻き、更にその上に未加硫ゴムシートを巻き、こ
のようして得られたベルト成形体を加熱加圧して加硫し
た予備成形体を作製し、この予備成形体の背面ゴムを心
線が露出しないように0.2mm以下のゴム層を残して
研磨し、この上に未加硫ゴムシートと歯布を積層して金
型により加熱加圧する工程からなっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記両面歯付
ベルトの製造法においては、半加硫の予備成形体は一方
の側しか歯部が成形されていないため、次の工程では他
方の歯部を成形させるためプレス金型により大きな加圧
力と時間を必要とし、場合によっては加硫が進行しすぎ
て、正確な歯形が出現しにくいこともあった。また、予
備成形体は半加硫のため、溝付きモールドから取り出す
際、歯部がストレートにならず少し湾曲して取り出され
るために、プレス金型で上下歯部を合わせにくくピッチ
がずれて加硫されることもあった。特に、歯部が小ピッ
チの場合、上下歯部を合わせるのが困難であった。
【0006】また、加硫した予備成形体の背面ゴムを研
磨する方法では、研磨した後、一定厚みのゴムシートを
積層して上歯部をプレス金型にて成形するため、ゴムシ
ートの厚みのバラツキが上歯部の寸法精度に悪影響を与
えていた。また、歯部を小ピッチにする場合、ゴムシー
ト厚を非常に薄くする必要があり、このような薄い均一
な厚さのシート圧延は非常に困難であった。厚みのバラ
ツキのあるゴムシートを使用すると、上歯部の寸法精度
が悪くなる問題があった。
【0007】本発明はこのような問題点を改善するもの
であり、ゴム厚みのバラツキを小さくして歯部ピッチの
小さいベルトを作製し、また心線のピッチラインを安定
化させることによってベルトの長さ精度を向上させ、し
かも正確な歯形を出現させ、そして成形時間を短縮する
ことができる両面歯付ベルトの製造方法を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、本願の請求項1記
載の発明では、長さ方向に沿って配置した複数の上歯部
と下歯部を設け、該上歯部と下歯部との間に心線を介在
し、該上下両歯部の表面に歯布を被覆した両面歯付ベル
トの製造方法において、溝付モールドの外周面に歯布を
巻き、その上に心線をスピニングし、更にその上に未加
硫ゴムシートを積層した状態で加熱加圧して下歯部を半
加硫した状態で型付けした半加硫予備成形体を成形する
加硫工程、該半加硫予備成形体を心線が露出するまで研
磨する研磨工程、研磨面に歯布を積層したベルト状成形
体を、上下盤に一定ピッチの同歯形状を有するプレス金
型で加熱加圧することにより、上歯部を型付するととも
に加硫して両面歯付ベルトを形成する最終型付け加硫工
程からなる両面歯付ベルトの製造方法にある。特に、半
加硫した状態で型付けした予備成形体を成形し、これを
心線が露出するまで研磨するために、ゴムシート厚みの
精度が悪くても一定厚みに仕上がり、また半加硫のため
に研磨面に歯布を積層したベルト状成形体をプレス金型
で加熱加圧して正確な歯形を出現させ、また上歯部と下
歯部も強固に接合一体化する。
【0009】本願の請求項2記載の発明では、歯布に未
加硫ゴムをコーティングすることにより、未加硫ゴムを
付着した歯布を作製する。
【0010】本願の請求項3記載の発明では、歯布に未
加硫ゴムをスプレディングすることにより、未加硫ゴム
を付着した歯布を作製する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の両面歯付ベルト
の製造方法を図面に基づいて示す。これらの図におい
て、まず図1に示すように溝部2と歯部3を交互にもっ
た溝付モールド1を成形機(図示せず)に装着し、この
溝付モールド1の外周面に沿って伸縮可能な筒状の歯布
5を巻き付け、その上に心線6を一定張力下でスパイラ
ル状に巻き付け、更にその上に少なくとも一方の側(下
歯部)を形成する容積をもった一定厚みの未加硫ゴムシ
ート4を巻き付ける。ゴム製のジャケットをかぶせた成
形体を加硫缶に入れて所定の温度と圧力で加熱加圧して
下歯部12を型付けした半加硫予備成形体8に仕上げ
る。
【0012】上記半加硫とは、最適加硫時の引張強さ、
モジュラス、伸び等の各物性値をそれぞれ100とした
場合、各物性値がそれぞれ1〜5%に達する状態を言
う。この場合、最適加硫時の目安としては、引張強さは
最高値を少し過ぎた点、モジュラスは最高値の少し手前
の点、そして伸びは最低の少し手前の点であり、これら
は加硫曲線より判定される。
【0013】そして、溝付モールド1に装着した半加硫
予備成形体8を回転させながら、背面の加硫ゴム層を心
線が露出するまでグラインダー等で研磨する。
【0014】続いて、図3に示すように研磨面に未加硫
ゴム4’を付着した歯布5’を積層した後、ベルト状成
形体9を最終型付け加硫工程へ移行する。
【0015】上記未加硫ゴム4’を付着した歯布5’は
原料ゴムを主材料とするゴム組成物を溶剤に溶かしたゴ
ム糊をスプレディング(塗布処理)によってコートし、
100〜160°Cで30〜60秒間乾燥して0.1〜
2.0mmのゴム層を形成する。また。上記の原料ゴム
を主材料とするゴム組成物を帆布にコーティングするこ
ともできる。
【0016】この最終型付け加硫工程では、上記ベルト
状成形体9を、図4に示すように軸間距離調節可能な2
つの歯付プーリ20、20に掛架し、使用する上下一対
の歯付モールド21、21をもった温度調節可能なプレ
ス金型22によって挟持加圧して上歯部11を型付けし
成形加硫する。この工程では、上歯部11を下歯部12
の相対応する位置に正確に成形し、また上下側のPLD
値を一致させることができる。
【0017】歯付モールド21は、図5に示すように、
下盤23の両端対角線位置にノックピン24が、一方上
盤25には該ノックピン24の対向位置にピン挿入孔2
6が設けられ、ノックピン24をピン挿入孔26に嵌入
することにより上歯部11と下歯部12の位置ずれを防
止している。またノックピン26には、ベルトの厚みを
調整して均一なPLD値を調整する複数の調整板27が
挿入固定されている。
【0018】最終型付けが終わって上歯部11と下歯部
12が形成されると、いったんプレス金型22を取り外
し、ついで歯付プーリ20、20を回転させて、次の上
歯部11の型付けを繰り返し行うことによって、図6に
示す心線6の上下に上歯部11と下歯部12を有し各歯
部の表面を歯布5、5’で被覆した両面歯付ベルト10
が得られる。
【0019】未加硫ゴムシート4や未加硫ゴム4’に使
用される原料ゴムは、水素化ニトリルゴムを始めとし
て、クロロプレンゴム、クロロスルホン化ポリエチレン
(CSM)、アルキル化クロロスルホン化ポリエチレン
(ACSM)などの耐熱老化性の改善されたゴムや、天
然ゴム、スチレンブタジエンゴム、ニトリルゴム等が使
用される。上記ゴムの中には配合剤として、カーボンブ
ラック、亜鉛華、ステアリン酸、可塑剤、老化防止剤等
が添加され、また加硫剤として硫黄、有機過酸化物があ
るが、これらの配合剤や加硫剤は、特に制限されない。
【0020】上記心線6としては、Eガラスまたは高強
度ガラスの5〜9μmのフィラメントを撚り合わせたも
のを、ゴムコンパウンドからなる保護剤あるいは接着剤
であるRFL液等で処理されたものである。また、有機
繊維としては応力に対して伸びが小さく、引張強度が大
きいパラ系アラミド繊維(商品名:ケブラー、テクノー
ラ)の0.5〜2.5デニールのフィラメントを撚り合
わせ、RFL液、エポキシ溶液、イソシアネート溶液と
ゴムコンパウンドとの接着剤で処理された撚りコードが
使用される。しかし、本発明ではこれらに限定されるこ
とはない。
【0021】歯布5として用いられる帆布は、6ナイロ
ン、66ナイロン、ポリエステル、アラミド繊維等であ
って、単独あるいは混合されたものであってもよい。歯
布5の経糸(ベルト幅方向)や緯糸(ベルト長さ方向)
の構成も前記繊維のフィラメント糸または紡績糸であ
り、織構成も平織物、綾織物、朱子織物でいずれでもよ
い。尚、緯糸には伸縮性を有するウレタン弾性糸を一部
使用するのが好ましい。
【0022】また、上記歯布5として、RFL液によっ
てのみ処理され、RFL液が乾燥して得られたRFL液
の固形分付着量が10〜50重量%になっているものを
使用するのが好ましい。RFL液の固形分は、RFの樹
脂とラテックスの固形分からなっている。これは、歯部
の表面に滲み出したゴム分がベルト走行中にゴム粉とし
て飛散するからである。このRFL液は、レゾルシンと
ホルマリンとの初期縮合物をラテックスに混合したもの
であり、レゾルシンとホルマリンとのモル比は1対1〜
3である。また、レゾルシンとホルマリンとの初期縮合
物とラテックスとの重量%比は、1対1〜10である。
ここで使用するラテックスとしてはスチレン−ブタジエ
ン−ビニルピリジン三元共重合体、水素化ニトリルゴ
ム、クロロスルフォン化ポリエチレン、エピクロルヒド
リンなどのラテックスである。
【0023】上記歯布5の具体的な処理方法としては、
帆布をRFL液に浸漬し、一対のロールにより絞り圧約
0.3〜0.8kgf/cm(ゲージ圧)でディップ処
理を行って乾燥した後、更に同様にRFL液を行って、
帆布に付着するRFL液の固形分付着量を10〜50重
量%に調節した。RFL液の固形分付着量が10重量%
未満では、帆布の経糸と緯糸の接触部が動きやすくなっ
て開口部が拡大し、これが歯部2のゴムを歯布の開口部
8から歯部表面へ露出させることがある。また一方、R
FL液の固形分付着量が50重量%を超えると、固形分
付着量が多くなってベルトの歯部の形状が正確に出現し
なくなる問題がある。
【0024】RFL液で処理された歯布5の内面には、
上下両歯部に使用される原料ゴムを主材料とするゴム組
成物を溶剤に溶かしたゴム糊をスプレディング処理(塗
布処理)によってコートし、100〜160°Cの温度
で30〜60秒間乾燥して0.1〜2.0mm厚のゴム
層を形成する。ゴム層の厚みが0.1mm未満になる
と、プレス加硫時に未加硫ゴムシートが歯布の表面へ滲
み出すことになり、また2.0mmを超えると、未加硫
ゴムシートの歯布表面への滲み出しは阻止されても上側
と下側のPLD値が相違する。これは下側の歯布5のゴ
ム層に心線6を巻き付けるために、このゴム層が変形す
るためである。尚、上下両歯部の表面に被覆した歯布5
の内面にゴム層6をコートするのが上下両方のPLD値
を一致させるうえで好ましい。
【0025】
【実施例】以下、本発明を実施例にて具体的に説明す
る。 実施例1 210デニールの66ナイロンからなる経糸と200デ
ニールのウーリ加工した6ナイロンからなる緯糸で、経
糸密度150( 本/5cm)で緯糸密度200( 本/5
cm)で2/2綾織帆布に製織した後、織物を水中で振
動を与えて製織時の幅の約1/2幅まで収縮させた後、
帆布をRFL液に浸漬し、一対のロールに0.5kgf
/cm(ゲージ圧)で絞った後、乾燥して下側歯布を用
意した。続いて、上記処理歯布の内側に、ゴム糊をドク
ターナイフによって厚さ1.0mmに塗布し、乾燥して
ゴム層を形成して上側歯布を用意した。
【0026】次に、心線として、素線径約9μのガラス
繊維フィラメントを束ねてストランドを形成し、このス
トランドをRFL液に浸漬し、250°Cで2分間乾燥
後、15.0回/10cmの撚り数にした約600本の
フィラメントからなるコードを用意した。このコードの
径は約1.2mmφである。
【0027】上記下側歯布をエンドレス状の筒状体に仕
上げ、これを溝付モールドにセットし、その上から、Z
一対のガラス繊維コードをスピニングピッチ2.5mm
で交互に配置するようにエアー圧力0.5MPaで巻き
付けた後にクロロプレンゴムコンパウンドからなる厚み
1.0mmの圧延シートを巻き付け、所定の温度と圧力
をかけて半加硫状態の下歯部を型付けした半加硫予備成
形体を作製した。
【0028】続いて、半加硫予備成形体を装着した溝付
モールドを研磨機に取り付けて回転させながら回転中の
グラインダーで心線が露出するまで研磨し、ベルト状成
形体を作製した。
【0029】次に、このベルト状成形体を軸間距離調節
可能な2つの歯付プーリに掛架し、上下一対の歯付モー
ルドからなるプレス金型によりベルト状成形体を加熱加
圧して上歯部を型付けして成形加硫した後、歯付プーリ
を回転して加硫し終わった部位を移動して、次の上歯部
形成を繰り返し行って両面歯付きベルトを得た。得られ
たベルトは、ベルトの歯型:DS8M、歯数:200
歯、ベルト幅:20mmであった。成形加硫後のベルト
歯部の形状は良好で、上歯部と下歯部も同じ位置にあ
り、また上側と下側のPLD値も一致していた。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本願の請求項1記載の発
明では、半加硫した状態で型付けした半加硫予備成形体
を成形し、これを心線が露出するまで研磨するために、
ゴムシート厚みの精度が悪くても一定厚みに仕上がり、
また半加硫のために研磨面に歯布を積層したベルト状成
形体をプレス金型で加熱加圧して正確な歯形が出現し、
また上歯部と下歯部も強固に接合一体化する。
【0031】また、未加硫ゴムを付着した歯布を使用す
ることにより、ゴム厚みのバラツキを小さくして歯部ピ
ッチの小さいベルトを作製でき、また心線のピッチライ
ンを安定化させることによってベルトの長さ精度を向上
させ、しかも正確な歯形を出現させ、そして成形時間を
短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法に係る工程の一つであり、溝
付モールドの外周面に積層体を成形する状態を示す断面
図である。
【図2】心線が露出するまで研磨した状態を示す半加硫
予備成形体の断面図である。
【図3】本発明の製造方法に係るベルト状成形体の部分
断面図である。
【図4】本発明の製造方法に係る最終型付け加硫工程で
あり、上歯側が未加硫のベルト状成形体を加熱加圧する
状態を示す断面図である。
【図5】図4の最終型付け加硫工程で使用するプレス金
型を分解した斜視図である。
【図6】本発明の製造方法に係る両面歯付ベルトの部分
断面図である。
【符号の説明】
1 溝付モールド 2 溝部 3 歯部 4 未加硫ゴムシート 5 歯布 5’歯布 6 心線 8 半加硫予備成形体 9 ベルト状成形体 10 両面歯付ベルト 11 上歯部 12 下歯部 21 歯付きモールド 22 プレス金型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16G 1/28 F16G 1/28 J // B29K 21:00 105:24 B29L 29:00 (72)発明者 浅田 喜英 兵庫県神戸市長田区浜添通4丁目1番21号 三ツ星ベルト株式会社内 Fターム(参考) 4F202 AA45 AD15 AD16 AD18 AD20 AD21 AD35 AG03 AG17 AH12 AK00 CA09 CA27 CB01 CK41 CN01 CN24 4F203 AA45 AD15 AD16 AD18 AD20 AD21 AD35 AG03 AG17 AH12 AK00 DA11 DC01 DF01 DJ01 4F204 AA45 AD15 AD16 AD18 AD20 AD21 AD35 AG03 AG17 AH12 AK00 FB01 FF01 FF36 FJ11 FN17 4F213 AA45 AD15 AD16 AD18 AD20 AD21 AD35 AG03 AG17 AH12 AK00 WA04 WA31 WA53 WA74 WA87 WB01 WB11 WC01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長さ方向に沿って配置した複数の上歯部
    と下歯部を設け、該上歯部と下歯部との間に心線を介在
    し、該上下両歯部の表面に歯布を被覆した両面歯付ベル
    トの製造方法において、 溝付モールドの外周面に歯布を巻き、その上に心線をス
    ピニングし、更にその上に未加硫ゴムシートを積層した
    状態で加熱加圧して下歯部を半加硫した状態で型付けし
    た半加硫予備成形体を成形する加硫工程、 該半加硫予備成形体を心線が露出するまで研磨する研磨
    工程、 研磨面に歯布を積層したベルト状成形体を、上下盤に一
    定ピッチの同歯形状を有するプレス金型で加熱加圧する
    ことにより、上歯部を型付するとともに加硫して両面歯
    付ベルトを形成する最終型付け加硫工程、からなること
    を特徴とする両面歯付ベルトの製造方法。
  2. 【請求項2】 研磨面に積層する歯布が歯布は未加硫
    ゴムをコーティングすることにより、ゴム付き歯布を作
    製する請求項1または2記載の両面歯付ベルトの製造方
    法。
  3. 【請求項3】 歯布に未加硫ゴムをスプレディングする
    ことにより、ゴム付き歯布を作製する請求項1または2
    記載の両面歯付ベルトの製造方法。
JP11181077A 1999-06-28 1999-06-28 両面歯付ベルトの製造方法 Pending JP2001009927A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11181077A JP2001009927A (ja) 1999-06-28 1999-06-28 両面歯付ベルトの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11181077A JP2001009927A (ja) 1999-06-28 1999-06-28 両面歯付ベルトの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001009927A true JP2001009927A (ja) 2001-01-16

Family

ID=16094417

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11181077A Pending JP2001009927A (ja) 1999-06-28 1999-06-28 両面歯付ベルトの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001009927A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103707447A (zh) * 2013-12-24 2014-04-09 北京化工大学 一种无接头橡胶履带一次性硫化成型设备
JP7550051B2 (ja) 2020-12-25 2024-09-12 バンドー化学株式会社 ラップド結合ベルトの製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103707447A (zh) * 2013-12-24 2014-04-09 北京化工大学 一种无接头橡胶履带一次性硫化成型设备
JP7550051B2 (ja) 2020-12-25 2024-09-12 バンドー化学株式会社 ラップド結合ベルトの製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101735084B1 (ko) 전동벨트 및 이를 구비한 벨트 전동장치
KR102062739B1 (ko) 전동 벨트 및 그 제조방법
EP3065940B1 (en) A belt comprising an embedded two-component cord and method for molding power transmission belts
WO2013179666A1 (ja) 伝動ベルトの安定時張力測定方法
JP2717160B2 (ja) ゴム中に埋込むためのモノフイラメント
JP2008100365A (ja) 伝動ベルトの製造方法
US5545097A (en) Power transmission belt with facing fabric and method of forming the belt
JP2001009927A (ja) 両面歯付ベルトの製造方法
JP2000094541A (ja) 両面歯付ベルトの製造方法
JP2001001415A (ja) 両面歯付ベルトの製造方法
JP2843549B2 (ja) ダブルコグベルトの製造方法
JP3331296B2 (ja) 両面歯付ベルトの製造方法
JP3331295B2 (ja) 両面歯付ベルトの製造方法
JP3247296B2 (ja) 両面歯付ベルトとその製造方法
JP4329925B2 (ja) 伝動ベルトの製造方法
JP2001121620A (ja) 両面歯付ベルトの製造方法
JP3232276B2 (ja) 動力伝動用ベルト及び両面歯付ベルト
JP2002137309A (ja) 両面歯付ベルトの製造方法
JP2006272824A (ja) 両面歯付ベルトの製造方法及びその製造装置
JP2001030368A (ja) 両面歯付ベルトの製造方法
JP4163883B2 (ja) 歯付きベルト用織布
WO2024116725A1 (ja) 歯付ベルト
JP3713436B2 (ja) 動力伝動用ベルトの製造方法
JP4104903B2 (ja) 歯付ベルトの製造方法
JP2002039275A (ja) 歯付ベルト