JP2002137309A - 両面歯付ベルトの製造方法 - Google Patents

両面歯付ベルトの製造方法

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JP2002137309A
JP2002137309A JP2001222590A JP2001222590A JP2002137309A JP 2002137309 A JP2002137309 A JP 2002137309A JP 2001222590 A JP2001222590 A JP 2001222590A JP 2001222590 A JP2001222590 A JP 2001222590A JP 2002137309 A JP2002137309 A JP 2002137309A
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Hideaki Tanaka
秀明 田中
Motonobu Yasufuku
元信 安福
Tsuneo Shiyaura
恒夫 社浦
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Mitsuboshi Belting Ltd
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Mitsuboshi Belting Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 、加硫成形時において歯部表面へのゴムの滲
み出を防止し、歯部表面からのゴム粉の飛散をなくした
両面歯付ベルトの製造方法を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 RFL液処置した歯布5の内面にゴム層
6をコートした両面歯付ベルト1の製造方法であり、予
めRFL液のみで処理した後、内面にゴム層6をコート
した歯布5を、溝付モールド10の外周面に沿って巻き
付け、その上に心線4、未加硫ゴムシート9、そして歯
布5を巻き、得られたベルト成形体8を加熱加圧して半
加硫の予備成形体を作製し、取り出した予備成形体15
を軸間距離調節可能な2つの歯付プーリ18に掛架し、
上下一対の歯付モールド19からなるプレス金型20に
より加圧して上下歯部2、3を成形加硫する工程、そし
て加硫し終わった部位を移動して、次の歯部の形成加硫
を繰り返し行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は両面歯付ベルトの製
造方法に係り、加硫成形時において歯部表面へのゴムの
滲み出を防止し、歯部表面からのゴム粉の飛散をなくし
た両面歯付ベルトの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のクロロプレン、水素化ニトリル等
からなるゴム製の歯付ベルトの歯布として、ベルト長手
方向の緯糸が捲縮加工された6ナイロンまたは6.6ナ
イロン、そしてベルト幅方向の経糸にも同じ組成の6ナ
イロンまたは6.6ナイロンの非捲縮糸が使用されてい
る。そして、この歯布はベルト歯部と強固に接着させる
ために、レゾルシン−ホルマリン−ラテックス液(RF
L液)で接着処理後、ソーキングまたはスプレディング
処理によってゴムを被覆して使用するのが一般的であっ
た。
【0003】しかし、このベルトでは歯布表面に付着し
ているゴムが、プーリとの摩耗によって飛散し、飛散し
たゴム粉がプリンターの駆動装置のプーリ溝部に付着し
て印字を乱すことがあった。即ち、ゴム粉がプーリ溝部
に付着すると、ベルトとプーリ間のバックラッシュが生
じて印字を乱していた。
【0004】また、他の用途として、上記歯付ベルトは
ベルト背面で帆布を搬送する装置にも使用されていた。
この場合には、ゴム粉が帆布に付着することがあり、ゴ
ム粉を取り除く作業が必要であった。
【0005】これを改善した歯付ベルトとして、例えば
実公平5−33800号公報に開示されているが、ここ
には歯布としてRFL液のみで処理し、少なくともプー
リとの接触面をゴム引きをしない帆布を用いたベルトが
示されている。
【0006】一方、最近では片面に歯部をもつ歯付ベル
トだけでななく、両面に歯部をもつ両面歯付ベルトが事
務機器、OA機器、搬送用装置に使用されるようになっ
てきた。この両面歯付ベルトの製造法は、例えば特公平
6−43106号公報に開示されているように、歯布を
溝付モールドの外周面に沿って巻き付け、その上に心線
をスパイラルに巻き、更にその上に未加硫ゴムシートお
よび同様の歯布を巻き、このようして得られたベルト成
形体を加熱加圧して未加硫の予備成形体を作製し、上記
溝付モールドから取り出した予備成形体を軸間距離調節
可能な2つの歯付プーリに掛架し、上下一対の歯付モー
ルドからなるプレス金型により上記予備成形体を加圧し
て上歯部と下歯部を成形し、加硫し終わった部位を移動
して、次の歯部の形成加硫を繰り返し行う工程からなっ
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記両面歯付
ベルトの製造法においては、RFL液のみで処理した歯
布を使用した場合には、予備成形体をプレスによって加
圧加硫するために、歯布が変形して経糸と緯糸との開口
部が拡大し、そしてゴムが流動するといった条件が重な
って、ゴムが一方の歯布表面から局部的に滲み出ること
があった。これにより、歯布表面の外観が悪くなり、ま
た滲み出たゴムが飛散し、例えばプリンター装置の印字
を乱したり、搬送物を汚染することがあった。
【0008】本発明はこのような問題点を改善するもの
であり、加硫成形時において歯部表面へのゴムの滲み出
を防止し、歯部表面からのゴム粉の飛散をなくした両面
歯付ベルトの製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】即ち、本願請求項1記載
の発明は、長さ方向に沿って配置した複数の上歯部と下
歯部を設け、該上歯部と下歯部との間に心線を介在し、
該上下両歯部の表面に歯布を被覆し、前記歯布がレゾル
シン−ホルマリン−ラテックス液のみで処理し、そして
処理された少なくとも一方の歯布の内面にゴム層をコー
トした両面歯付ベルトの製造方法において、予めレゾル
シン−ホルマリン−ラテックス液のみで処理した後、内
面にゴム層をコートした歯布を、溝付モールドの外周面
に沿って巻き付け、その上に心線をスパイラルに巻き、
更にその上に未加硫ゴムシートおよび上記と同様の歯布
を巻き、このようして得られたベルト成形体を加熱加圧
して半加硫の予備成形体を作製する工程、上記溝付モー
ルドから取り出した予備成形体を軸間距離調節可能な2
つの歯付プーリに掛架し、上下一対の歯付モールドから
なるプレス金型により加圧して上歯部と下歯部を成形加
硫する工程、加硫し終わった部位を移動して、次の歯部
の形成加硫を繰り返し行う工程、からなる両面歯付ベル
トの製造方法にある。
【0010】得られた上下両歯部の表面に歯布を被覆し
た両面歯付ベルトでは、前記歯布がRFL液のみで処理
し、更に処理された少なくとも一方の歯布の内面にゴム
層をコートした両面歯付ベルトであるため、歯布の表面
にはゴムが付着しておらず、歯部表面からのゴム粉の飛
散をなくすことができ、また歯布の表面はRFL液のみ
で処理されているため、摩擦係数は小さく、駆動時の騒
音も小さくなる。
【0011】また、予めRFL液のみで処理した後、内
面にゴム層をコートした歯布を用いるため、たとえ歯布
が変形して経糸と緯糸との開口部が拡大し、そしてゴム
が流動するといった条件が重なっても、ゴム層が加硫時
に未加硫ゴムシートの流れを阻止し、歯布の表面へのゴ
ムの滲み出しを阻止する。特に、半加硫の予備成形体を
成形加硫する工程において、ゴム層が未加硫ゴムシート
の流れを阻止する。
【0012】本願請求項2記載の発明は、上下両歯部の
表面に被覆した歯布の内面にゴム層をコートしている両
面歯付ベルトの製造方法にある。
【0013】本願請求項3記載の発明は、コートしたゴ
ム層の厚みが0.1〜0.3mmである両面歯付ベルト
の製造方法にある
【0014】
【発明の実施の形態】上記両面歯付ベルトの製造方法
は、以下の工程からなっている。まず、予めRFL液の
みで処理した後、内面にゴム層6を塗布した伸縮可能な
歯布5を、図1に示す溝部12と歯部11をもった溝付
モールド10の外周面に沿って巻き付け、その上に心線
4を一定張力下でスパイラルに巻き付ける。更に、その
上に両歯を形成する容積をもった一定厚みの未加硫ゴム
シート7および上記と同様の歯布5を巻き、このようし
て得られた未加硫ベルト成形体8を成形する。
【0015】かくして得られた未加硫ベルト成形体8は
半加硫される。半加硫は通常、未加硫ベルト成形体8の
外周面に円筒状のゴム製スリーブ(図示せず)を嵌め込
み、加硫缶に入れ、1〜2kg/cm2のスチームを缶
内に導入することにより行われる。
【0016】この際、未加硫ベルト成形体8が加熱加圧
によって流動し、心線4間の隙間より下方の歯布5を伸
ばしながら溝付モールド10の溝内に流れ込み、下歯部
3が形成され、完全加硫でなく半加硫の状態に近づく
と、加硫缶の内圧及び温度を下げて、加硫がこれ以上に
進行しない条件に設置する。
【0017】尚、上記半加硫とは、最適加硫時の引張強
さ、モジュラス、伸び等の各物性値をそれぞれ100と
した場合、各物性値がそれぞれ1〜5%に達する状態を
言う。この場合、最適加硫時の目安としては、引張強さ
は最高値を少し過ぎた点、モジュラスは最高値の少し手
前の点、そして伸びは最低の少し手前の点であり、これ
らは加硫曲線より判定される。
【0018】しかる後、溝付モールド10を加硫缶から
出した後、図2に示すような予備成形体15を溝付モー
ルド10から取り外す。この場合、予備成形体15は半
加硫の状態なので、歯部16を大きく変形させずに抜き
取ることが必要である。
【0019】上記予備成形体15を、図3に示すように
軸間距離調節可能な2つの歯付プーリ18、18に掛架
し、上下一対の歯付モールド19、19をもった温度調
節可能なプレス金型20によって挟持加圧して上歯部2
と下歯部3を成形加硫する。
【0020】歯付モールド19は、図4に示すように下
盤21の両端対角線位置にノックピン22が、一方上盤
23には該ノックピン22の対向位置にピン挿入孔24
が設けられ、ノックピン22をピン挿入孔24に嵌入す
ることにより上歯部2と下歯部3の位置ずれを防止して
いる。またノックピン22には、ベルトの厚みを調整し
て均一なPLD値を調整する複数の調整板25が挿入固
定されている。
【0021】加硫し終わり上歯部2と下歯部3が形成さ
れると、いったんプレス金型20を取り外し、ついで歯
付プーリ18、18を回転させて、次の歯部の形成加硫
を繰り返し行う。
【0022】上下両歯部2、3に使用される原料ゴム
は、水素化ニトリルゴムを始めとして、クロロプレンゴ
ム、クロロスルホン化ポリエチレン(CSM)、アルキ
ル化クロロスルホン化ポリエチレン(ACSM)などの
耐熱老化性の改善されたゴムや、天然ゴム、スチレンブ
タジエンゴム、ニトリルゴム等がある。上記ゴムの中に
は配合剤として、カーボンブラック、亜鉛華、ステアリ
ン酸、可塑剤、老化防止剤等が添加され、また加硫剤と
して硫黄、有機過酸化物があるが、これらの配合剤や加
硫剤は、特に制限されない。
【0023】上記心線4としては、Eガラスまたは高強
度ガラスの5〜9μmのフィラメントを撚り合わせたも
のを、ゴムコンパウンドからなる保護剤あるいは接着剤
であるRFL液等で処理されたものである。また、有機
繊維としては応力に対して伸びが小さく、引張強度が大
きいパラ系アラミド繊維(商品名:ケブラー、テクノー
ラ)の0.5〜2.5デニールのフィラメントを撚り合
わせ、RFL液、エポキシ溶液、イソシアネート溶液と
ゴムコンパウンドとの接着剤で処理された撚りコードが
使用される。しかし、本発明ではこれらに限定されるこ
とはない。
【0024】歯布5として用いられる帆布は、6ナイロ
ン、66ナイロン、ポリエステル、アラミド繊維等であ
って、単独あるいは混合されたものであってもよい。歯
布5の経糸(ベルト幅方向)や緯糸(ベルト長さ方向)
の構成も前記繊維のフィラメント糸または紡績糸であ
り、織構成も平織物、綾織物、朱子織物でいずれでもよ
い。なお、緯糸には伸縮性を有するウレタン弾性糸を一
部使用するのが好ましい。
【0025】そして、上記歯布5は、RFL液によって
のみ処理され、RFL液が乾燥して得られたRFL液の
固形分を付着している。上記RFL液の固形分は、RF
の樹脂とラテックスの固形分からなっている。
【0026】このRFL液は、レゾルシンとホルマリン
との初期縮合物をラテックスに混合したものであり、レ
ゾルシンとホルマリンとのモル比は1対1〜3である。
また、レゾルシンとホルマリンとの初期縮合物とラテッ
クスとの重量%比は、1対1〜10である。
【0027】ここで使用するラテックスとしてはスチレ
ン−ブタジエン−ビニルピリジン三元共重合体、水素化
ニトリルゴム、クロロスルフォン化ポリエチレン、エピ
クロルヒドリンなどのラテックスである。
【0028】上記歯布5の具体的な処理方法としては、
帆布をRFL液に浸漬し、一対のロールにより絞り圧約
0.3〜0.8kgf/cm(ゲージ圧)でディップ処
理を行って乾燥した後、更に同様にRFL液を行って、
帆布に付着するRFL液の固形分付着量を10〜50重
量%に調節した。
【0029】尚、RFL液の固形分付着量が10重量%
未満では、帆布の経糸と緯糸の接触部が動きやすくなっ
て開口部が拡大し、これが歯部2のゴムを歯布の開口部
8から歯部表面へ露出させることがある。また一方、R
FL液の固形分付着量が50重量%を超えると、固形分
付着量が多くなってベルトの歯部の形状が正確に出現し
なくなる問題がある。
【0030】そして、RFL液で処理された歯布5の内
面には、上下両歯部2、3に使用される原料ゴムを主材
料とするゴム組成物を溶剤に溶かしたゴム糊をスプレデ
ィング処理(塗布処理)によってコートし、100〜1
60°Cの温度で30〜60秒間乾燥して0.1〜0.
3mm厚のゴム層6を形成する。ゴム層6の厚みが0.
1mm未満になると、プレス加硫時に未加硫ゴムシート
が歯布の表面へ滲み出すことになり、また0.3mmを
超えると、未加硫ゴムシートの歯布表面への滲み出しは
阻止されても上側と下側のPLD値が相違する。これは
下側の歯布5のゴム層6に心線4を巻き付けるために、
このゴム層6が変形するためである。尚、上下両歯部の
表面に被覆した歯布5の内面にゴム層6をコートするの
が上下両方のPLD値を一致させるうえで好ましい。
【0031】図5は本発明の方法によって得られた両面
歯付ベルトの断面図であり、両面歯付ベルト1は長さ方
向に沿って配置した複数の上歯部2と下歯部3を有し、
該上歯部2と下歯部3との間に心線4を配置し、該上下
両歯部2、3の表面に歯布5を被覆している。そして、
上記歯布5の内側には、ゴム層6がコートされている。
得られた両面歯付ベルト1では、歯布5の表面にはゴム
が付着しておらず、歯部2、3表面からのゴム粉の飛散
をなくすことができ、また歯布5の表面はRFL液のみ
で処理されているため、摩擦係数は小さく、駆動時の騒
音も小さくなる。
【0032】
【実施例】以下、本発明を実施例にて詳細に説明する。 実施例1 210デニールの66ナイロンからなる経糸と200デ
ニールのウーリ加工した6ナイロンからなる緯糸で、経
糸密度150( 本/5cm)で緯糸密度200( 本/5
cm)で綾織帆布に製織した後、織物を水中で振動を与
えて製織時の幅の約1/2幅まで収縮させた後、帆布を
表1に示すRFL液に浸漬し、一対のロールに0.5k
gf/cm(ゲージ圧)で絞った後、乾燥した。続い
て、上記処理歯布に内側に、表3に示すゴム糊をドクタ
ーナイフによって厚さ0.2mmに塗布し、乾燥してゴ
ム層を形成した。
【0033】次に、心線として、素線径約9μのガラス
繊維フィラメントを束ねてストランドを形成し、このス
トランドをRFL液に浸漬し、250°Cで2分間乾燥
後、15.0回/10cmの撚り数にした約600本の
フィラメントからなるコードである。このコードの径は
約0.3mmφである。
【0034】上記歯布をエンドレス状の筒状体に仕上
げ、これを金型にセットし、その上からS、Z一対のガ
ラス繊維コードをピッチ0.5mmで交互に配置するよ
うに張力各0.9kg/本で巻き付け、その上から表2
のクロロプレンゴムコンパウンドからなる圧延シートを
巻き付け、上記と同様の処理した歯布を巻いた後、通常
の圧入による加硫方法によって半加硫後、半加硫スリー
ブを金型から取り出し、予備成形体を作製した。
【0035】
【表1】
【0036】
【表2】
【0037】
【表3】
【0038】予備成形体を軸間距離調節可能な2つの歯
付プーリに掛架し、上下一対の歯付モールドからなるプ
レス金型により上記予備成形体を加圧して上歯部と下歯
部を成形加硫した後、歯付プーリを回転して加硫し終わ
った部位を移動して、次の歯部形成を繰り返し行った。
得られたベルトは、ベルトの歯型:S3M、歯数:25
0、ベルト幅:6.0mm、歯ピッチ:3.0mmであ
った。成形後のベルト歯部の形状は良好であり、また成
形後のベルト歯部表面には、ゴムが滲み出ていなかっ
た。
【0039】比較例1 歯布として、実施例1と同様の帆布を表1に示すRFL
液に浸漬し、一対のロールに0.5kgf/cm(ゲー
ジ圧)で絞った後、乾燥した。この歯布を用いて、実施
例1と同様に半加硫の予備成形体を作製した後、両歯歯
付ベルトを作製した。成形後のベルト歯部の形状は良好
であったが、プレス金型により上記予備成形体を加圧し
たため、成形後のベルト歯部表面には、ゴムが滲み出て
いた。
【0040】
【発明の効果】以上のように本願請求項記載の両面歯付
ベルトの製造方法では、、予めRFL液のみで処理した
後、内面にスプレディング処理してゴム層をコートした
歯布を用いるため、たとえ歯布が変形して経糸と緯糸と
の開口部が拡大し、そしてゴムが流動するといった条件
が重なっても、ゴム層が加硫時に未加硫ゴムシートの流
れを阻止し、歯布の表面へのゴムの滲み出しを阻止する
ことがきるといった効果があり、また得られた両面歯付
ベルトでは、前記歯布がRFL液のみで処理し、更に処
理された少なくとも一方の歯布の内面にゴム層をコート
した構成であるため、歯布の表面にはゴムが付着してお
らず、歯部表面からのゴム粉の飛散をなくすことがで
き、また歯布の表面はRFL液のみで処理されているた
め、摩擦係数は小さく、駆動時の騒音も小さくなり、更
に上下両歯部の表面に被覆した歯布の内面にゴム層をコ
ートしているため、上下部におけるPLD値が一致し、
上下両歯部を区別せずに使用することができ、溝底部の
心線が保護される効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法に係る工程の一つであり、溝
付モールドの外周面に未加硫ベルト成形体を成形する状
態を示す断面図である。
【図2】本発明の製造方法によって得られた半加硫の予
備成形体の断面図である。
【図3】本発明の製造方法に係る工程の一つであり、予
備成形体を成形加硫しているところを示す断面図であ
る。
【図4】図3の成形加硫工程で使用する歯付モールドを
分解した斜視図である。
【図5】本発明の方法によって得られた両面歯付ベルト
の断面図である。
【符号の説明】 1 両面歯付ベルト 2 上歯部 3 下歯部 4 心線 5 歯布 6 ゴム層 8 未加硫ベルト成形体 9 未加硫ゴムシート 10 溝付モールド 15 予備成形体 18 歯付プーリ 19 歯付モールド 20 プレス金型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16G 1/28 F16G 1/28 J // B29K 21:00 B29K 21:00 105:08 105:08 C08L 21:00 C08L 21:00 Fターム(参考) 4F006 AA04 AA12 AA22 AB35 AB38 BA02 BA11 EA01 EA05 4F213 AA45 AC03 AD15 AD16 AG03 AG17 AH12 WA04 WA38 WA43 WA53 WA87 WA97 WB01 WK01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長さ方向に沿って配置した複数の上歯部
    と下歯部を設け、該上歯部と下歯部との間に心線を介在
    し、該上下両歯部の表面に歯布を被覆し、前記歯布がレ
    ゾルシン−ホルマリン−ラテックス液のみで処理し、そ
    して処理された少なくとも一方の歯布の内面にゴム層を
    コートした両面歯付ベルトの製造方法において、 予めレゾルシン−ホルマリン−ラテックス液のみで処理
    した後、内面にゴム層をコートした歯布を、溝付モール
    ドの外周面に沿って巻き付け、その上に心線をスパイラ
    ルに巻き、更にその上に未加硫ゴムシートおよび上記と
    同様の歯布を巻き、このようして得られたベルト成形体
    を加熱加圧して半加硫の予備成形体を作製する工程、 上記溝付モールドから取り出した予備成形体を軸間距離
    調節可能な2つの歯付プーリに掛架し、上下一対の歯付
    モールドからなるプレス金型により加圧して上歯部と下
    歯部を成形加硫する工程、 加硫し終わった部位を移動して、次の歯部の形成加硫を
    繰り返し行う工程、からなることを特徴とする両面歯付
    ベルトの製造方法。
  2. 【請求項2】 上下両歯部の表面に被覆した歯布の内面
    にゴム層をコートしている請求項1記載の両面歯付ベル
    トの製造方法。
  3. 【請求項3】 コートしたゴム層の厚みが0.1〜0.
    3mmである請求項1または2記載の両面歯付ベルトの
    製造方法。
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