JP2001121291A - 素材送り装置 - Google Patents

素材送り装置

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JP2001121291A
JP2001121291A JP30120999A JP30120999A JP2001121291A JP 2001121291 A JP2001121291 A JP 2001121291A JP 30120999 A JP30120999 A JP 30120999A JP 30120999 A JP30120999 A JP 30120999A JP 2001121291 A JP2001121291 A JP 2001121291A
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恒彦 山崎
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直臣 宮川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】長尺加工素材等の適切な自動送りを実現する。 【解決手段】第1チャック装置13と第2チャック装置
43とを有し、第1チャック装置13は、長尺部材53
を送り方向に固定可能に把持する爪部材27、30を有
し、第2チャック装置43は、長尺部材53が貫通自在
に形成された孔14cと、長尺部材53を送り方向に移
動可能に把持する爪部材27、30と、を有し、両チャ
ック装置13、43は送り方向に相対的に接近離反自在
に設けた。これにより、第1及び第2チャック装置1
3、39にわたって長尺部材53を適切に支持し送るこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ加工機など
の工作機械において長尺の加工素材の送りを好適に行う
ことのできる素材送り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プラズマ切断、ガス切断、レーザ
切断などの線状加工装置による加工が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような装
置で長尺の加工素材を適切に自動送りする方法はまだ確
立されていない。
【0004】本発明は上記事情に鑑み、長尺の加工素材
を適切に送ることのできる素材送り装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1の発明は、加工素材(53)を送り方向に送る素材
送り装置(60)において、前記送り方向に配置された
第1の素材把持手段(13、47)と第2の素材把持手
段(39、43)とを有する素材把持手段セット(6
2、63)を備え、前記第1の素材把持手段は、前記加
工素材を前記送り方向に固定可能に把持する第1の把持
部(27、30)を有し、前記第2の素材把持手段は、
前記加工素材が貫通自在に形成された貫通孔(14c)
と、前記加工素材を前記送り方向に移動可能に把持する
第2の把持部(27、30)と、を有し、前記第1及び
第2の素材把持手段は、前記送り方向に相対的に接近離
反自在に設けた、ことを特徴とする。
【0006】また請求項2の発明は、前記素材把持手段
セットは、前記送り方向に2セット設けられていると共
に、これら素材把持手段セットは、前記第2の素材把持
手段側を互いに対向させて前記送り方向に対称配置され
ている、ことを特徴とする。
【0007】また請求項3の発明は、前記第1の把持部
は爪状に形成し、前記第2の把持部は回転自在なローラ
(27c、30c)で形成した、ことを特徴とする。
【0008】また請求項4の発明は、前記2セットの素
材把持手段セットにおいて、2つの前記第1の把持部
は、回転角度制御可能な状態で同期して回転駆動自在に
設けられている、ことを特徴とする。
【0009】また請求項5の発明は、前記素材把持手段
セットに、前記第1の素材把持手段と前記第2の素材把
持手段との間に加工素材を、前記送り方向とは交差する
方向に供給可能な加工素材供給手段(7)を設けた、こ
とを特徴とする。
【0010】なお、括弧内の番号等は、図面における対
応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述
は図面上の記載に限定拘束されるものではない。
【0011】
【発明の効果】上記構成により請求項1の発明では、加
工素材を送る場合、第1の素材把持手段で加工素材の一
端を固定的に把持すると共に、第2の素材把持手段で前
記加工素材の中央寄り位置を移動可能に(案内)支持す
る。これにより、加工素材が自重により歪んだりするこ
となく、加工素材の自動送りが適切に行える。
【0012】また請求項2の発明では、2セットの素材
把持手段セット間で加工素材を受け渡しながら送ること
ができるので、一方の素材把持手段セットから送られる
加工素材の送り量に拘わらず、該加工素材は自重により
歪んだりするようなことがなく、加工素材の自動送りが
適切に行える。
【0013】また請求項3の発明では、爪状に形成され
た第1の把持部により加工素材が送り方向に移動しない
ように確実に固定でき、ローラで形成された第2の把持
部により加工素材が送り方向にスムーズに移動できる。
【0014】また請求項4の発明では、2つの第1の把
持部を回転角度制御しつつ回転させることにより、長尺
の加工素材の3次元加工を容易に行うことが出来る。
【0015】また請求項5の発明では、素材把持手段セ
ットに対する加工素材の供給が、加工素材供給手段によ
り送り方向と交差する方向でなされるので、例えば、素
材把持手段セットの送り方向上流側から長尺の加工素材
を供給するようなことはせずに済み、加工素材供給時の
作業スペースが節約できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づき説明する。
【0017】図1は、3次元線状加工装置の一例である
レーザ加工装置の全体を示した正面図、図2は、図1の
レーザ加工装置における平面図、図3は、図1のレーザ
加工装置における第1チャック装置付近を示す側面図、
図4は、図1のレーザ加工装置における第2チャック装
置付近を示す側面図、図5は、図1のレーザ加工装置に
おける第3チャック装置付近を示す側面図、図6は、図
1のレーザ加工装置における第4チャック装置付近を示
す側面図、図7は、図1のレーザ加工装置における搬入
コンベア部分の側面図、図8乃至図10は、ワーク受け
装置の動作態様の一例を示す側面図、図11は、第1乃
至第4チャック装置が最大限接近した場合の状態を示す
平面図、図12は、図11の正面図、図13は、第2及
び第3チャック装置の正面図、図14は、第2及び第3
チャック装置の側面図、図15は、チャック装置の爪開
閉駆動部を示す正面図、図16は、図15の側面図、図
17は、第1及び第3チャック装置の正面図、図18
は、図17の側面図、図19は、各種の長尺ワークを搭
載するためのワークサポートの例を示す側面図である。
【0018】3次元線状加工装置であるレーザ加工装置
1は、図1及び図2に示すように、図中左右方向に伸延
した形の機体2を有しており、機体2は、図中右方から
順にフロントワークフィーダ3、加工部5及びリアワー
クフィーダ6が配置されている。フロントワークフィー
ダ3は、パイプやアングル材などの、同一断面が材の軸
心方向に連続する所謂長尺部材をストックし、1本づつ
供給するワークストック装置7を有しており、ワークス
トック装置7には、図2及び図7に示すように、機体2
に設けられた複数のコンベア装置10を有している。コ
ンベア装置10には、無端状に巻き掛けられたチェーン
10bが各コンベア装置10間で同期的に回転自在にそ
れぞれ設けられており、各チェーン10bには複数のワ
ークサポート10aが所定の間隔で配置されている。
【0019】ワークサポート10aは、図19に示すよ
うに、レーザ加工装置1で加工が可能な各種の長尺部材
の断面形状に応じて複数種類用意されており、それらワ
ークサポート10aは、チェーン10bに着脱交換自在
に設けられている。ワークサポート10aには、図19
に示すように、円形、四角形、H形、L形、C形など各
種の断面形状を有する長尺部材を、搭載できるように、
各部材に対応した部材搭載部10cがぞれぞれ形成され
ており、レーザ加工装置1で加工する部材に応じてそれ
らワークサポート10aをチェーン10bに装着し、当
該装着されたワークサポート10a上に対応する長尺部
材を搭載する。
【0020】ワークストック装置7の、図7右方には、
複数の移動架台9が、機体2上を図7矢印A、B方向に
同期的に移動駆動自在に設けられており、各移動架台9
の図中左端部にはワーク受け渡し装置11がそれぞれ設
けられている。ワーク受け渡し装置11には、着脱自在
に設けられたワーク搭載部11aが、各ワーク受け渡し
装置11間で同期的に昇降駆動自在に設けられている。
【0021】フロントワークフィーダ3の、ワークスト
ック装置7の、図2上方の機体2には、ガイドレール1
2、12が、X軸方向である矢印C、D方向に敷設され
ており、ガイドレール12、12には第1チャック装置
13がガイドレール12、12に沿って機体2上を矢印
C、D方向に移動駆動自在に設けられている。
【0022】第1チャック装置13は、図3に示すよう
に、ガイドレール12に懸架された本体15を有してお
り、本体15には、図15に示すように、ギヤ16aの
装着された駆動モータ16が設けられている。駆動モー
タ16には、本体15に中心軸CT1を中心に回転駆動
自在に支持された回転ヘッド17が、該回転ヘッド17
の外周部に、図15及び図18に示すように、配置され
たギヤ17aを介して噛合している。
【0023】回転ヘッド17は、図16に示すように、
ベアリング19により本体15に対して回転自在に支持
されたヘッド本体14を有しており、ヘッド本体14の
中央部には、枠体14bが、全体が四角形状の枠を形成
する形で設けられている。枠体14bの各辺には、図1
6に示すように、ガイドレール14a、14aが枠体1
4bを取り囲む形で図15矢印E、F方向に設けられて
おり、各辺のガイドレール14a、14aには、スライ
ドプレート22、23がそれぞれ直動案内装置などの公
知の直線軸受け手段を介して矢印E、F方向に摺動自在
に設けられている。
【0024】スライドプレート22には、ブラケット2
2aが設けられており、ブラケット22aには、ヘッド
本体14に設けられた駆動シリンダ25が、矢印E、F
方向に移動駆動自在に設けられたロッド25aを介して
接続されている。各スライドプレート22、23には、
図14及び図16に示すように、ラック22b、23b
が互いに対向する形で形成されており、ラック22b、
23bには、枠体14bの各辺の中央部に回転自在に支
持されたギヤ21aが噛合している。
【0025】各辺のスライドプレート22、23のう
ち、図15のG、H側の対向するスライドプレート2
2、23の対には、図17に示すように、略T字型に形
成された接続プレート26、26が、G、H側でそれぞ
れ対向する2対のスライドプレート22と23を腕26
a、26aを介してそれぞれ接続する形で設けられてお
り、各接続プレート26には、爪部材27が装着部27
aを介してそれぞれ着脱自在に装着されている。爪部材
27は、図18に示すように、先端が図中左方向に突出
する形で形成されており、爪部材27の先端部にはヘッ
ド本体14の内側に屈曲した把持部27bが形成されて
いる。なお、ワークの挿入部20を挟んで対向する1対
の爪部材27の把持部27bは、図17に示すように、
互いに対向する形で形成されている。また上述した、ガ
イドレール14a、スライドプレート22、23、ラッ
ク22b、23b、ギヤ21aは、接続プレート26、
26用の同期移動機構24となっており、該同期移動機
構24により接続プレート26、26は同期的に移動自
在になっている。
【0026】また、各辺のスライドプレート22、23
のうち、図15のI、J側の対向するスライドプレート
22、23の対には、図17に示すように、略C字型に
形成された接続プレート29、29が、I、J側でそれ
ぞれ対向する2対のスライドプレート22と23をそれ
ぞれ接続する形で設けられており、各接続プレート29
は、図18に示すように、接続プレート26の図中左側
を該接続プレート26と干渉することなく図中左右方向
に重なり合う形で設けられている。各接続プレート29
には、爪部材30が装着部30aを介してそれぞれ装着
されている。爪部材30には、図18に示すように、先
端が図中左方向に突出する形で形成されており、爪部材
30の先端にはヘッド本体14の内側に屈曲した把持部
30bが形成されている。ワークの挿入部20を挟んで
対向する1対の爪部材30の把持部30bは、図17に
示すように、互いに対向する形で形成されており、爪部
材30の把持部30bは、図18に示すように、爪部材
27の把持部27bに対して図中左方向にずれた形で形
成されている。これにより、図17に示すように、爪部
材27、30をヘッド本体14の中央部に接近させた場
合でも両爪部材27、30の把持部27b、30bが互
いに干渉しないように形成されている。また上述した、
ガイドレール14a、スライドプレート22、23、ラ
ック22b、23b、ギヤ21aは、接続プレート2
9、29用の同期移動機構24となっており、該同期移
動機構24により接続プレート29、29は同期的に移
動自在になっている。
【0027】以上のように、各把持部27b、30b
は、本体15の軸心方向(中心軸CT1)に平行な投影
形状(図17)が実質的に直線状となるように形成し
た。また、互いに隣接した爪部材27、30は、前記把
持部27b、30bを軸心方向にずらすことにより、こ
れら把持部27b、30bの軸心方向に平行な投影形状
が交差部PX(図17)を形成する形で交差自在に配置
した。また、各把持部27b、30bは、軸心方向に平
行な投影形状において該把持部27b、30bの両側に
形成される交差部PX、PX間の距離LP(図17)
が、該把持部27b、30bの幅LWよりも小さくなる
位置まで移動可能に配置されている。なお、各把持部2
7b、30bの、軸心方向に平行な投影形状は略同一寸
法となっている。
【0028】また、第1チャック装置13のヘッド本体
14には、図18に示すように、枠体14bの内側に孔
14cが形成されており、孔14cにはブラケット14
dを介してアクチュエータ14fが、ロッド14gをX
軸方向である図中矢印C、D方向に突出駆動自在にした
形で設けられている。ロッド14gの先端にはキックア
ウトプレート14hが装着されている。
【0029】ところで、図1の加工部5は、レーザ発振
器31を有しており、レーザ発振器31の左方には、加
工ヘッド部32が設けられている。加工ヘッド部32に
はサドル33がY軸方向である矢印K、L方向に移動駆
動位置決め自在に設けられており、サドル33とレーザ
発振器31との間にはレーザ光路管35が、レーザ発振
器31から出力されたレーザ光をサドル33に供給自在
なる形で伸縮自在に接続されている。
【0030】サドル33の図1下端には、加工ヘッド3
6が、Z軸方向である矢印M、N方向に移動駆動位置決
め自在に設けられており、加工ヘッド36には、図12
に示すように、トーチ37がA軸方向である矢印O、P
方向及びB軸方向である矢印QB、RB方向に回転駆動
位置決め自在に設けられている。
【0031】加工ヘッド部32には、図4に示すよう
に、第2チャック装置39が、前述の第1チャック装置
13とX軸方向である矢印C、D方向に同心で整合する
形で固定的に設けられており、第2チャック装置39
は、第1チャック装置13と略同等の構成を有してい
る。従って、第1チャック装置13と同一の部分には同
一の符号を付して当該部分の説明を省略する。第2チャ
ック装置39と第1チャック装置13の相違点は、図1
4に示すように、本体15の孔14cが貫通しており、
アクチュエータ14fが設けられていない点と、接続プ
レート26、29に装着される爪部材27、30の把持
部が回転自在なローラ把持部27c、30cとなってい
る点である。この第2チャック装置39の場合、爪部材
27、30は、孔14cのうち図14中紙面左側の開口
14t近傍に配置れている。なお、ローラ把持部27
c、30cも、図14に示すように、互いに干渉しない
ように、図中左右方向、即ちC、D方向にその装着位置
がずれた形で設けられている。以上説明した第1及び第
2チャック装置13、39は1組の第1チャック装置セ
ット62を構成している(図11)。
【0032】加工ヘッド部32の、第2チャック装置3
9の図1左方には、図4に示すように、切断ワーク排出
部32aが形成されており、切断ワーク排出部32aと
第2チャック装置39の間には、第1ワーク受け装置4
0が、第2チャック装置39で保持切断されたワークを
受け取り自在な形で設けられている。第1ワーク受け装
置40は、図4に示すように、加工ヘッド部32に矢印
M、N方向に昇降自在に設けられたアクチュエータ41
及び、該アクチュエータ41によりシャフト44を介し
て、第2チャック装置39と切断ワーク排出部32aと
の間で揺動駆動自在に設けられた受け取りアーム42を
有しており、受け取りアーム42は、先端にL字型のワ
ーク収納部42aが形成されている。
【0033】加工ヘッド部32における第2チャック装
置39の図1左方には、ガイドレール32b、32bが
X軸方向である矢印C、D方向に平行に形成されてお
り、ガイドレール32b、32bには、第3チャック装
置43がガイドレール32b、32b上を、移動駆動位
置決め自在に設けられている。第3チャック装置43
は、第1及び第2チャック装置13、39と同心で設け
られており、そのチャック部分の構成は、第2チャック
装置39と同一であるが、その配置が図12に示すよう
に、第2チャック装置39に対して対称配置となってい
る。
【0034】第3チャック装置43の本体15には、図
5及び図8に示すように、第2ワーク受け装置45が設
けられており、第2ワーク受け装置45も、第1ワーク
受け装置40とアクチュエータ41の取り付け位置が相
違するだけで略同一の構成を有している。従って、第1
ワーク受け装置40と同一の部分には、同一の符号を付
して当該部分の説明を省略する。
【0035】一方、リアワークフィーダ6には、図1及
び図2に示すように、第1ワーク受け装置40と同一構
成の第4ワーク受け装置55が、図9に示すように、設
けられており、更にリアワークフィーダ6には、機体2
にガイドレール46、46がX軸方向である矢印C、D
方向に平行に設けられている。ガイドレール46、46
には、第4チャック装置47がガイドレール46、46
に沿ってX軸方向である矢印C、D方向に移動駆動位置
決め自在に設けられている。第4チャック装置47は、
第1乃至第3チャック装置13、39、43とX軸方向
に同心で整合する形で設けられており、第4チャック装
置47は、そのチャック部分の構成は、第1チャック装
置13と同一であるが、その配置が図12に示すよう
に、第1チャック装置13に対して対称配置となってい
る。以上説明した第3及び第4チャック装置43、47
は1組の第2チャック装置セット63を構成しており、
この第2チャック装置セット63と、既に説明した第1
チャック装置セット63により素材送り装置60が構成
されている(図11)。
【0036】第4チャック装置47の本体15には、図
6及び図16に示すように、第3チャック装置43の第
2ワーク受け装置45と同様の第3ワーク受け装置50
が設けられており、第2ワーク受け装置45と同一の部
分には、同一の符号を付して当該部分の説明を省略す
る。
【0037】リアワークフィーダ6の図2下方には、ワ
ーク搬出装置51が設けられており、ワーク搬出装置5
1は図2、5及び6に示すように、複数のコンベア装置
52を有している。
【0038】レーザ加工装置1は、以上のような構成を
有するので、該レーザ加工装置1を用いてパイプ、アン
グル材、形鋼などの、同一断面が材軸方向に連続する所
謂長尺部材を加工する場合には、加工すべき長尺部材
を、ワークストック装置7のコンベア装置10に搭載す
る。コンベア装置10には、加工すべき長尺部材53の
断面形状に対応した形で図19に示すように、対応した
部材搭載部10cの形成されたワークサポート10aが
設けられているので、対応するワークサポート10a上
に加工すべき長尺部材53を搭載する。
【0039】次に、コンベア装置10を駆動して、図7
に示すように、各ワークサポート10a上に搭載された
長尺部材53を矢印A方向に移送すると共に、移動架台
9をB方向に移動させて、ワーク受け渡し装置11をコ
ンベア装置10側に移動させる。コンベア装置10をA
方向に移動させてゆくうちに、図中最右方のワークサポ
ート10aに搭載された長尺部材53が、ワーク受け渡
し装置11のワーク搭載部11a上に移載される。な
お、ワーク搭載部11aの形状も、図19に示すよう
に、長尺部材53の断面形状に適合させたものを装着し
て用いる。
【0040】この状態で、ワーク受け渡し装置11を、
矢印A方向に移動させると共に、図7上方に移動させ、
ワーク受け渡し装置11に搭載された長尺部材53を第
1チャック装置13と第2チャック装置39との間に位
置決めする。次に、第1及び第2チャック装置13の駆
動モータ16をそれぞれ回転駆動して、ギヤ16a、1
7aを介して回転ヘッド17を本体15に対して中心軸
CT1を中心に回転させ、所定のオリエント位置(回転
ヘッド17を用いた加工上の基準となる中心軸CT1周
りの基準角度位置)に位置決めする。次に、各回転ヘッ
ド17の全ての駆動シリンダ25を駆動してロッド25
aを矢印E方向に後退させる。すると、ロッド25aに
ブラケット22aを介して接続された全てのスライドプ
レート22もガイドレール14aを介してE方向に移動
すると共に、スライドプレート22、23のラック22
b、23b及びギヤ21aを介してスライドプレート2
3も、スライドプレート22と同期する形で矢印F方向
に移動を開始する。
【0041】すると、第1チャック装置13の互いに対
向する2対のスライドプレート22、23に接続プレー
ト26、29を介して装着された2対の爪部材27、3
0が、図18の矢印R方向、即ち、中心軸CT1に対し
て放射方向外側に移動し、各爪部材27、30の把持部
27b、30bが解放され、第1チャック装置13は解
放状態となる。
【0042】同様に、第2チャック装置39も、爪部材
27、30のローラ把持部27c、30cが、図14の
矢印R方向、即ち、中心軸CT1対して放射方向外側に
移動し、各爪部材27、30のローラ把持部27c、3
0cが解放され、第2チャック装置13は解放状態とな
る。
【0043】この状態で、第1チャック装置13を図1
矢印C方向にガイドレール12に沿って移動させると、
ワーク受け渡し装置11のワーク搭載部11aに搭載さ
れた長尺部材53の右端部はC方向に移動駆動される第
1チャック装置13の、図17に示すように解放状態の
4個の爪部材27、30の間に挿入される。
【0044】次に、この状態で、第1チャック装置13
の駆動シリンダ25を先程とは逆方向に駆動してロッド
25aを矢印F方向に突出させる。すると、互いに対向
する2対のスライドプレート22、23に接続プレート
26、29を介して装着された2対の爪部材27、30
が、図18の矢印Q方向、即ち、中心軸CT1対して放
射方向内側に移動し、各爪部材27、30の把持部27
b、30bも矢印Q方向に移動する。
【0045】この移動は、各スライドプレート22、2
3がラック22b、23b、ギヤ21aを介して同期的
に矢印Q方向に移動駆動されることから、図17に示す
ように、第1チャック装置13全体としては各スライド
プレート22、23に装着された爪部材27、30が同
時に中心軸CT1方向に、各爪部材27、30の把持部
27b、30bと中心軸CT1との間の距離L1が常に
等しくなる形で、同速度で移動することとなる。各把持
部27b、30bは、図17に示すように、互いに90
°をなす形で直線的に形成されているので、四方を各爪
部材27、30の把持部27b、30bに取り囲まれた
形でヘッド本体14a内に挿入された長尺部材53は、
各把持部27b、30bにより、中心軸CT1に対して
その寸法中心が自動的にセンタリングされる形で把持さ
れることとなる。このセンタリング動作は、長尺部材5
3の断面形に外接する四角形の中心位置を中心軸CT1
に一致させる形で行われる。
【0046】なお、互いに対向する各爪部材27、30
の対は、それら爪部材27、30に長尺部材53側から
作用する把持に伴う反力が所定の値に達した際には、対
応する駆動シリンダ25の駆動が停止されるので、長尺
部材53が長方形断面などのように各爪部材27、30
の対の矢印Q方向への移動量が異なっていても、適正な
把持力で長尺部材53を把持することが出来る。
【0047】以上のように各把持部27b、30bが、
中心軸CT1方向に平行な投影形状において該把持部2
7b、30bの両側に形成される交差部PX、PX間の
距離LPが、該把持部27b、30bの幅LWよりも小
さくなる位置で移動可能となっているので、中心軸CT
1方向に平行な投影形状が閉鎖環を形成し、しかもこの
閉鎖環の大きさを拡大・縮小自在な形で複数の把持部2
7b、30bが移動可能である。つまり、挿入部20に
挿入された長尺部材53は、複数の把持部27b、30
bによる閉鎖環で包囲され、たとえ異形断面形状であっ
たとしても、該長尺部材53を包囲する閉鎖環を縮小さ
せると3点以上の接点で安定してクランプできる状態を
必ず作り出すことができる。つまり本実施形態による第
1〜4チャック装置によると、異形断面形状をもつワー
クも適切にクランプすることができる。
【0048】こうして、長尺部材53の端部が第1チャ
ック装置13により把持されたところで、第1チャック
装置13を図1矢印C方向に移動させ、今度は、長尺部
材53の図中左方の先端部を、解放状態にあるローラ把
持部27c、30cを有する第2チャック装置39の孔
14c内に、挿入貫通させ、加工ヘッド部32の加工ヘ
ッド36の下方に、配置する。
【0049】この状態で、第1チャック装置13と同様
に、第2チャック装置39の駆動シリンダ25を図15
矢印F方向に移動駆動して、ローラ把持部27c、30
cを、同様に図13矢印Q方向に同期的に等速度で移動
させ、長尺部材53の先端部をセンタリングする形で把
持する。
【0050】こうして、長尺部材53が第1及び第2チ
ャック装置13、39によりセンタリングされた形で把
持したところで、図7のワーク受け渡し装置11のワー
ク搭載部11aを降下させると共に、移動架台9を矢印
B方向に退避させる。次に、第1チャック装置39を図
1矢印C方向に適宜移動駆動して、第1及び第2チャッ
ク装置13、39によって把持された状態の長尺部材5
3を加工ヘッド部32側に送り出し、長尺部材53の加
工すべき部位を加工ヘッド36の下方の、所定の加工位
置に位置決めする。
【0051】この際、長尺部材53は、第2チャック装
置39のローラ把持部27c、30cにより、軸心CT
1に対しては回転不能であるが、X軸方向である矢印
C、D方向には移動自在に支持されているので、第1チ
ャック装置13を矢印C方向に移動駆動することによ
り、長尺部材53をX軸方向に、センタリング状態を保
持したままで容易に移動させることが出来る。
【0052】こうして長尺部材53の加工すべき部位が
加工ヘッド36の下方の、所定の加工位置に位置決めさ
れたところで、レーザ発振器31、レーザ光路管35を
介してレーザ光を加工ヘッド36に供給し、トーチ37
から長尺部材53に対してレーザを射出し、切断加工を
開始する。加工は、所定の加工プログラムに基づいて、
図示しない数値制御装置を介して第1及び第2チャック
装置13、39の回転ヘッド17、17を、駆動モータ
16により、中心軸CT1周りに同期的に回転駆動させ
て長尺部材53をX軸周り(即ち、C軸)に任意の位置
に角度保持自在な形で回転駆動させると共に、第1チャ
ック装置13を矢印C、D方向に移動駆動させて、長尺
部材53を矢印C、D方向及びC軸方向に任意の位置で
位置決め保持自在に移動駆動させることにより行う。
【0053】また、トーチ37は、既に述べたように、
矢印K、L方向であるY軸方向、矢印M、N方向である
Z軸方向、矢印O、P方向であるA軸方向、矢印QB、
RB方向であるB軸方向に移動駆動位置決め自在となっ
ているので、前述の長尺部材53の移動駆動動作と相ま
って、長尺部材53に対して3次元立体加工を容易に行
うことが出来る。
【0054】長尺部材53のトーチ37による切断加工
が終了すると、該切断されたワークは第1ワーク受け装
置40のワーク収納部42aにより、図4に示すよう
に、切断ワーク排出部32aへ排出される。切断ワーク
がワーク排出部32aへ排出されたところで、第1チャ
ック装置13が再度矢印C方向、即ち加工ヘッド36方
向に所定量移動駆動され、長尺部材53の未加工部分が
第2チャック装置39から矢印C方向、即ち加工ヘッド
36側に再度送出され、トーチ37により加工プログラ
ムに基づく所定の加工が連続的に行われる。
【0055】上述の場合には、長尺部材53を第1及び
第2チャック装置13、39により片持ち状態で支持し
た状態で、長尺部材53の先端部分を切断し、加工済み
ワークを加工ヘッド36の下方に設けられたワーク排出
部32aに排出した場合について述べたが、レーザ加工
装置1では、上述した加工法のほかに、第3チャック装
置43、更には必要に応じて第4チャック装置47によ
り、長尺部材53を保持し、加工装置両側のチャック装
置13、39、43、47により長尺部材53を支持
し、その状態でチャック装置39と43の間で長尺部材
53をトーチ37により切断加工することも可能であ
る。
【0056】この場合、第3チャック装置43は矢印
C、D方向に所定距離範囲にわたり移動駆動位置決めが
可能であり、第4チャック装置47は、リアワークフィ
ーダ6のX軸の略全長にわたり移動駆動位置決めが可能
なので、長尺部材53の保持に際しては、長尺部材53
から切断加工すべきワークの長さに応じて第3チャック
装置43又は第4チャック装置47をX軸方向に移動さ
せ、その状態で第1チャック装置13を矢印C方向に移
動駆動して長尺部材53を矢印C方向に、前述の片持ち
状態による加工の場合よりも長く突出させ、そこで長尺
部材53を第3チャック装置43、必要ならば第4チャ
ック装置47にも保持させる。すると、長尺部材53
は、トーチ37を挟んで加工部の両側で保持されるの
で、長尺部材53が自重により撓んでしまうことがな
く、精度の良い加工が可能となる。
【0057】なお、第3チャック装置43も、第2チャ
ック装置39と同様に長尺部材53をローラ把持部27
c、30cで把持することから、長尺部材53を矢印
C、D方向に自由に移動させつつ保持することが可能で
あり、任意長さのワークの切断加工を簡単に行うことが
出来る。
【0058】更に、長尺部材53を中心軸CT1周りに
任意の角度位置に回転位置決めして加工したり、また所
定の角速度で回転させつつ加工することも、第1、第
2、第3、第4チャック装置13、39、43、47の
各回転ヘッド17を同期的に回転駆動させることによ
り、簡単に行うことが出来る。
【0059】また、第1及び第4チャック装置13、4
7で長尺部材をその両端で把持しつつ、第1及び第4チ
ャック装置13、47をX軸方向に同期的に移動駆動さ
せることにより、長尺部材を第2及び第3チャック装置
39、43で摺動支持させながら加工することも当然可
能である。
【0060】以上のように、長尺部材を送る場合、第1
チャック装置13(第4チャック装置47)で長尺部材
の一端を固定的に把持すると共に、第2チャック装置3
9(第3チャック装置43)で長尺部材の中央寄り位置
を移動可能に(案内)支持する。これにより、長尺部材
が自重により歪んだりすることなく、長尺部材の自動送
りが適切に行える。また、第1チャック装置13(第4
チャック装置47)の爪部材27、30が第2チャック
装置39(第3チャック装置43)の孔14cに嵌入で
きるので、把持された長尺部材の一端はこの孔14c内
に入ることができ、できるだけ端の部分までが送り方向
に送り出せるようになっている。これにより加工できな
い把持代が少なくなり歩留まりが向上する。
【0061】また、比較的長いワークを切り出す場合に
は、トーチ37により切断されたワークは、第3チャッ
ク装置43を解放した状態で第4チャック装置47を切
断済みワークを保持した状態で矢印C方向に移動させ、
切り出されワークの端部が第3チャック装置43から矢
印C方向に外れたところで、予め中心軸CT1方向に揺
動駆動された状態の第2、第3、第4ワーク受け装置4
5、50、55上に切断済みワークを移動させる。
【0062】更に、その状態で第4チャック装置47の
把持部27b、30bを解放すると共に、第4チャック
装置47のアクチュエータ14fを駆動してキックアウ
トプレート14hを突出させて、ワークを第2、第3、
第4ワーク受け装置45、50、55上に移載させる。
そして、第2、第3、第4ワーク受け装置45、50、
55を図5及び図6に示すように下方に揺動させて、切
断済みのワークをワーク搬出装置51のコンベア装置5
2上に移載する。コンベア装置52上に移載された切断
済みワークは、該コンベア装置52及び人力により適宜
外部に搬出される。
【0063】なお、長尺部材53の加工ヘッド部32に
対する移送は、第1及び第2チャック装置13、39が
行い、切断済みワークの加工ヘッド部32からの搬出は
第3及び第4チャック装置43、47が主として行う
が、加工ヘッド部32側の第2及び第3チャック装置3
9、43は、図11及び図12に示すように、第3チャ
ック装置43を図中最も右方に移動させた状態で互いの
ローラ把持部30c、30cが当接接触する状態とする
ことが出来るので、第2チャック装置39側に把持され
た長尺部材53の先端部を、第3チャック装置43より
最小の突出長さで把持することが出来、長尺部材53を
X軸方向に短く切断する場合で、更に第3チャック装置
43側で切断済みワークを把持して端部加工などを行う
場合でも、確実にワークを把持することが出来る。
【0064】また、第1及び第4チャック装置13、4
7は、図11及び図12に示すように、その爪部材2
7、30が、第2及び第3チャック装置39、43の回
転ヘッド17の孔14c内に嵌入し、その先端部の把持
部27b、30bは第2及び第3チャック装置39、4
3のローラ把持部27c、30c近傍にまで達すること
が出来るので、第1及び第4チャック装置13、47で
把持しながら加工ヘッド36による加工を行った場合
に、加工のための把持代を最小にすることが出来、無駄
な切り残し量を極力抑えた形での加工が可能となり、材
料の歩留まりを向上させることが出来る。
【0065】なお、第1チャック装置13又は第4チャ
ック装置47側に最後に残留した長尺部材53の残材
は、爪部材27、30を解放状態にしてアクチュエータ
14fを駆動してキックアウトプレート14hを図17
矢印C又はD方向に突出させることにより円滑にチャッ
ク装置13、47外部に排出することが出来る。
【0066】また、上述の実施例は、3次元線状加工装
置としてレーザ加工装置について説明したが、3次元線
状加工装置としては、レーザ加工装置に限らず、線状に
部材を切断加工することが可能であれば、プラズマ切断
装置やガス切断装置など各種の3次元線状加工装置を用
いることが出来る。
【0067】更に、上述のレーザ加工装置1の制御軸構
成は、加工ヘッド36のトーチ37が、Y軸、Z軸、A
軸、B軸の4制御軸構成で、第1チャック装置13、第
3チャック装置43及び第4チャック装置47をX軸及
びC軸制御の2制御軸構成とし、第2チャック装置39
をC軸制御の1軸構成としたが、装置全体としての制御
軸構成は加工ヘッド36による自由曲面形状の加工が可
能な限りどのような構成でも良い。
【0068】上述した実施例では、接続プレート26
(29)と爪部材27(30)からなるクランプ部材を
4個設けたが、この個数は4個に限定されない。例え
ば、3個又は5個以上のクランプ部材を設けてクランプ
装置を構成することも可能である。
【0069】また上述した実施例では、把持部27b、
30b(ローラ把持部27c、30c)の幅LWは全て
同一寸法であったが、この幅は必ずしも同一寸法である
必要はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】3次元線状加工装置の一例であるレーザ加工装
置の全体を示した正面図。
【図2】図1のレーザ加工装置における平面図。
【図3】図1のレーザ加工装置における第1チャック装
置付近を示す側面図。
【図4】図1のレーザ加工装置における第2チャック装
置付近を示す側面図。
【図5】図1のレーザ加工装置における第3チャック装
置付近を示す側面図。
【図6】図1のレーザ加工装置における第4チャック装
置付近を示す側面図。
【図7】図1のレーザ加工装置における搬入コンベア部
分の側面図。
【図8】ワーク受け装置の動作態様の一例を示す側面
図。
【図9】ワーク受け装置の動作態様の一例を示す側面
図。
【図10】ワーク受け装置の動作態様の一例を示す側面
図。
【図11】第1乃至第4チャック装置が最大限接近した
場合の状態を示す平面図。
【図12】図11の正面図。
【図13】第2及び第3チャック装置の正面図。
【図14】第2及び第3チャック装置の側面図。
【図15】チャック装置の爪開閉駆動部を示す正面図。
【図16】図15の側面図。
【図17】第1及び第3チャック装置の正面図。
【図18】図17の側面図。
【図19】各種の長尺ワークを搭載するためのワークサ
ポートの例を示す側面図。
【符号の説明】
7……加工素材供給手段(ワークストック装置) 13……第1の素材把持手段(第1チャック装置) 14c……貫通孔(孔) 27、30……第1の把持部、第2の把持部(爪部材) 27c、30c……ローラ(ローラ把持部) 39……第2の素材把持手段(第2チャック装置) 43……第2の素材把持手段(第3チャック装置) 47……第1の素材把持手段(第4チャック装置) 53……加工素材(長尺部材) 60……素材送り装置 62……素材把持手段セット(第1チャック装置セッ
ト) 63……素材把持手段セット(第2チャック装置セッ
ト)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加工素材を送り方向に送る素材送り装置に
    おいて、 前記送り方向に配置された第1の素材把持手段と第2の
    素材把持手段とを有する素材把持手段セットを備え、 前記第1の素材把持手段は、前記加工素材を前記送り方
    向に固定可能に把持する第1の把持部を有し、 前記第2の素材把持手段は、前記加工素材が貫通自在に
    形成された貫通孔と、前記加工素材を前記送り方向に移
    動可能に把持する第2の把持部と、を有し、 前記第1及び第2の素材把持手段は、前記送り方向に相
    対的に接近離反自在に設けた、ことを特徴として構成し
    た素材送り装置。
  2. 【請求項2】前記素材把持手段セットは、前記送り方向
    に2セット設けられていると共に、これら素材把持手段
    セットは、前記第2の素材把持手段側を互いに対向させ
    て前記送り方向に対称配置されている、ことを特徴とす
    る請求項1記載の素材送り装置。
  3. 【請求項3】前記第1の把持部は爪状に形成し、前記第
    2の把持部は回転自在なローラで形成した、ことを特徴
    とする請求項1記載の素材送り装置。
  4. 【請求項4】前記2セットの素材把持手段セットにおい
    て、2つの前記第1の把持部は、回転角度制御可能な状
    態で同期して回転駆動自在に設けられている、ことを特
    徴とする請求項2記載の素材送り装置。
  5. 【請求項5】前記素材把持手段セットに、前記第1の素
    材把持手段と前記第2の素材把持手段との間に加工素材
    を、前記送り方向とは交差する方向に供給可能な加工素
    材供給手段を設けた、ことを特徴とする請求項1記載の
    素材送り装置。
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