JP2001120445A - 包丁差し - Google Patents

包丁差し

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JP2001120445A
JP2001120445A JP30140699A JP30140699A JP2001120445A JP 2001120445 A JP2001120445 A JP 2001120445A JP 30140699 A JP30140699 A JP 30140699A JP 30140699 A JP30140699 A JP 30140699A JP 2001120445 A JP2001120445 A JP 2001120445A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
hole
kitchen knife
dowel
tapered portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP30140699A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuki Nakayama
一樹 中山
Hirokazu Obana
博和 尾花
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Chemical Co Ltd filed Critical Hitachi Chemical Co Ltd
Priority to JP30140699A priority Critical patent/JP2001120445A/ja
Publication of JP2001120445A publication Critical patent/JP2001120445A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)
  • Devices For Warming Or Keeping Food Or Tableware Hot (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 落下や扉の表面へのねじの突出しを防止でき
る包丁差しを提供する。 【解決手段】 差込口7に差し込まれた包丁15を掛止
する本体3が、キッチンキャビネットの扉2の裏面に取
り付けられる包丁差し1において、本体3は、扉2の裏
面に形成された穴部2aに圧入されるだぼ5を備え、だ
ぼ5には、だぼ5の引き抜き方向に向けて径が広がるテ
ーパ部9が形成されており、テーパ部9の先端9aの径
は扉2の穴部2aの径よりも小さく、テーパ部9の後端
9bの径は扉2の穴部2aの径よりも大きいことを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キッチンのキャビ
ネットの扉の裏面に取付けられる包丁差しに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、図9に示すように、従来の包丁
差し100は、扉101に直接ねじ103をねじ込むこ
とにより取付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、扉101の基
材の素材や板厚によって、包丁差し100の取付けねじ
の種類や長さを変える必要があったり、包丁差し100
の取付けの際、ねじ103を誤って締め過ぎると、ねじ
103が扉101の表面に突出してしまう虞があり、扉
の表面への突出し不良の発生が生じるという課題があ
る。
【0004】また、ねじ103を限界以上に締め付ける
トルクオーバーにより、包丁差し100の落下が生じる
という課題がある。
【0005】そこで、本発明は、落下や扉の表面へのね
じの突出しを防止できる包丁差しを提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、図2及び図4に示すように、差込口7に差し込まれ
た包丁15(図8参照)を掛止する本体3が、キッチン
キャビネットの扉2の裏面に取り付けられる包丁差し1
において、本体3は、扉2の裏面に形成された穴部2a
に圧入されるだぼ5を備え、だぼ5には、だぼ5の引き
抜き方向に向けて径が広がるテーパ部9が形成されてお
り、テーパ部9の先端9a(図3参照)の径は扉2の穴
部2aの径よりも小さく、テーパ部9の後端9b(図3
参照)の径は扉2の穴部2aの径よりも大きいことを特
徴とする。
【0007】この請求項1に記載の発明では、包丁差し
1を扉2の裏面に取り付けるときは、本体3のだぼ5
を、扉2の裏面に形成された穴部2aに圧入する。だぼ
5を穴部2aに圧入すると、テーパ部9の先端9aが穴
部2aに入り、だぼ5の圧入とともに、テーパ部9が徐
々に穴部2aに嵌合する。そして、穴部2aよりも径の
大きいテーパ部9の後端9bが穴部2aに入ると、テー
パ部9の後端9bが穴部2aに食い込む。従って、包丁
差し1は、扉2に対して強固な保持力を有するようにな
り、包丁差し1を扉2に確実に取り付けることができ
る。
【0008】包丁差し1の扉2への取り付けは、扉2の
穴部2aに、テーパ部9が形成されただぼ5を圧入する
だけであり、ねじを用いていないので、ねじの締め過ぎ
による扉2の表面側への突出し不良を防止でき、しか
も、ねじのトルクオーバーによる包丁差し1の落下を防
止することができる。また、テーパ部9が形成されただ
ぼ5を、扉2の穴部2aに圧入するだけで、包丁差し1
を容易に取り付けることができる。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、図6に示すように、扉2に取り付けら
れるプレート(扉保護プレート)13を備え、プレート
(扉保護プレート)13は本体3の取付面2bを覆うこ
とを特徴とする。
【0010】この請求項2に記載の発明では、請求項1
に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、扉2
の取付面2bを覆うプレート(扉保護プレート)13を
設けることにより、包丁15が扉2の裏面に直接接触し
ないので、扉2の破損を防止することができる。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の発明において、図3に示すように、テーパ部9
の先端9aには、切り欠き11が形成されていることを
特徴とする。
【0012】この請求項3に記載の発明では、請求項1
又は2に記載の発明と同様な作用効果を奏するととも
に、テーパ部9の先端9aに切り欠き11を形成するこ
とにより、テーパ部9の先端9aが、扉2の穴部2aに
圧入されたとき、テーパ部9が変形してだぼ5が穴部2
aに入り易くなるので、穴部2aに対するだぼ5の圧入
が容易になる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照しなが
ら本発明の実施の形態を詳細に説明する。先ず、図1乃
至図5に基づいて第1実施の形態を説明する。図1は、
本発明に係る包丁差しを示す平面図であり、図2は、図
1の包丁差しを裏面から見た斜視図であり、図3は、だ
ぼの周囲を拡大して示す斜視図であり、図4は、扉に対
する包丁差しの取付け状態を説明する斜視図であり、図
5は、図1のAA断面図である。
【0014】図1及び図2に示すように、包丁差し1
は、キッチンキャビネットの扉2の裏面に取り付けられ
ており、包丁15(図8参照)を収納する本体3と、本
体3の裏面に設けられただぼ5とを備えている。
【0015】本体3は、上部に包丁15を差し込む差込
口7が形成されており、本体3は、差込口7に差し込ま
れた包丁15を掛止するようになっている。また、本体
3の裏面には、だぼ5を取り付ける取付部3aが四隅に
それぞれ設けられており、だぼ5は、取付部3aに接着
剤等により取り付けられている。
【0016】だぼ5は、扉2の裏面に予め形成された穴
部2a(図4及び図5参照)に圧入されるようになって
いる。だぼ5は、ABS(アクリロニトリル‐ブタジエ
ン‐スチレン樹脂)等の樹脂又は金属により構成されて
おり、図2のP部分を拡大した図3に示すように、だぼ
5には、だぼ5の引き抜き方向(矢印B参照)に向けて
径が広がるテーパ部9が2つ形成されている。
【0017】本実施の形態では、テーパ部9の先端9a
の径は6mm程度であり、テーパ部9の後端9bの径は
8mm程度である。これに対し、扉2に形成された穴部
2aの径は、7mm程度である。
【0018】テーパ部9の先端9aには、溝状の切り欠
き11が形成されており、テーパ部9が穴部2aに圧入
されたとき、テーパ部9の先端9aにおける外周が、切
り欠き11に向けて狭まるようになっている。切り欠き
11を形成することにより、テーパ部9が変形してだぼ
5が穴部2aに入り易くなるので、穴部2aに対するだ
ぼ5の圧入が容易になる。
【0019】尚、扉2の基材本体は、2つのテーパ部9
が形成されているだぼ5が穴部2aに食い込み易いよう
に、パーティクルボードや中質繊維板(MDF板)等の
木部材でできている。
【0020】次に、上述した構成に基づき、第1実施の
形態の作用を説明する。
【0021】包丁差し1を扉2の裏面に取り付けるとき
は、図4に示すように、本体3のだぼ5を、治具や機械
を用いたり、或いは手で押し込むことにより、扉2の裏
面に形成された穴部2aに圧入する(矢印C参照)。だ
ぼ5を穴部2aに圧入すると、テーパ部9の先端9aが
穴部2aに入り、だぼ5の圧入に伴って、テーパ部9が
徐々に穴部2aに嵌合する。
【0022】そして、テーパ部9の後端9bが穴部2a
に入ると、穴部2aよりも径の大きいテーパ部9の後端
9bが、穴部2aに食い込む。従って、図5に示すよう
に、包丁差し1は、扉2に対して強固な保持力を有する
ようになり、包丁差し1を扉2に確実に取り付けること
ができる。
【0023】扉2の穴部2aに、テーパ部9が形成され
ただぼ5を圧入するだけであり、ねじを用いていないの
で、ねじの締め過ぎによる扉2の表面側への突出し不良
を防止でき、しかも、ねじのトルクオーバーによる包丁
差し1の落下を防止することができる。また、テーパ部
9が形成されただぼ5を、扉2の穴部2aに圧入するだ
けで、包丁差し1を容易に取り付けることができる。
【0024】次に、図6乃至図8に基づいて第2実施の
形態を説明するが、その説明にあたり上述と同様な部分
には同一の符号を付することによって、その説明を省略
する。図6は、第2実施の形態に係る包丁差しの扉への
取り付け状態を示す斜視図であり、図7は、包丁差しが
扉に取り付けられた状態を示す断面図であり、図8は、
包丁が斜めに差し込まれた状態を示す断面図である。
【0025】第2実施の形態では、包丁差し1は、図6
に示すように、扉2を保護するための扉保護プレート1
3を有していることが上述の実施の形態と異なる。
【0026】扉保護プレート13の四隅には、本体3の
だぼ5をそれぞれ挿通する挿通孔13aが形成されてお
り、だぼ5は、挿通孔13aを介して扉2の穴部2aに
圧入されるようになっている。従って、図7に示すよう
に、本体3を扉2に取り付けると、扉保護プレート13
が、扉2の裏面における取付面2bに取り付けられ、扉
保護プレート13は、扉2の取付面2bを覆うようにな
っている。
【0027】だぼ5が、扉保護プレート13の挿通孔1
3aを介して扉2の穴部2aに圧入されたときにおいて
も、第1実施の形態と同様に、だぼ5のテーパ部9の後
端9bが、穴部2aに食い込むので、包丁差し1を扉2
に確実に取り付けることができる。
【0028】図8に示すように、包丁15を差込口7に
対して斜め上方より差し込んだとき(矢印D参照)、包
丁15は、扉保護プレート13に当たり、扉2の取付面
2bには、直接接触しなくなる。このように、扉2の取
付面2bを覆う扉保護プレート13を設けることによ
り、包丁15を斜めに差し込んだときでも、包丁15が
扉2の裏面に直接接触しなくなるので、扉2の破損を防
止しつつ、包丁15を収納することができる。
【0029】本発明は、上述の実施の形態に限定され
ず、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形
が可能である。例えば、だぼ5のテーパ部9は、本実施
の形態では、2つ形成したが、これに限定されるもので
はなく、1つであっても良いし、3つ、4つ等、複数設
けられていても良い。
【0030】また、本実施の形態では、だぼ5を本体3
と別体に設けたが、だぼ5と本体3とを一体に形成して
も良い。
【0031】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、だぼを穴部
に圧入すると、穴部よりも径の大きいテーパ部の後端が
穴部に食い込むので、包丁差しは、扉に対して強固な保
持力を有するようになり、包丁差しを扉に確実に取り付
けることができる。
【0032】また、扉の穴部に、テーパ部が形成された
だぼを圧入するだけであり、ねじを用いていないので、
ねじの締め過ぎによる扉の表面側への突出し不良を防止
でき、しかも、ねじのトルクオーバーによる包丁差しの
落下を防止することができる。更に、テーパ部が形成さ
れただぼを、扉の穴部に圧入するだけで、包丁差しを容
易に取り付けることができる。
【0033】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明と同様な効果を奏するとともに、扉の取付面を
覆うプレートを設けることにより、包丁が扉の裏面に直
接接触しないので、扉の破損を防止することができる。
【0034】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
2に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、テーパ
部の先端に切り欠きを形成することにより、テーパ部の
先端が、扉の穴部に圧入されたとき、テーパ部が変形し
てだぼが穴部に入り易くなるので、穴部に対するだぼの
圧入が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る包丁差しを示す平面図。
【図2】図1の包丁差しを裏面から見た斜視図。
【図3】だぼの周囲を拡大して示す斜視図。
【図4】扉に対する包丁差しの取付け状態を説明する斜
視図。
【図5】図1のAA断面図。
【図6】第2実施の形態に係る包丁差しの扉への取り付
け状態を示す斜視図。
【図7】包丁差しが扉に取り付けられた状態を示す断面
図。
【図8】包丁が斜めに差し込まれた状態を示す断面図。
【図9】従来に係る包丁差しを示す斜視図。
【符号の説明】
1.包丁差し 2.扉 2a.扉の穴部 2b.取付面 3.本体 3a.取付部 5.だぼ 7.差込口 9.テーパ部 9a.テーパ部の
先端 9b.テーパ部の後端 11.切り欠き 13.扉保護プレート 13a.挿通孔 15.包丁 100.包丁差し 101.扉 103.ねじ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 差込口に差し込まれた包丁を掛止する本
    体が、キッチンキャビネットの扉の裏面に取り付けられ
    る包丁差しにおいて、 本体は、扉の裏面に形成された穴部に圧入されるだぼを
    備え、だぼには、だぼの引き抜き方向に向けて径が広が
    るテーパ部が形成されており、テーパ部の先端の径は扉
    の穴部の径よりも小さく、テーパ部の後端の径は扉の穴
    部の径よりも大きいことを特徴とする包丁差し。
  2. 【請求項2】 扉に取り付けられるプレートを備え、プ
    レートは本体の取付面を覆うことを特徴とする請求項1
    に記載の包丁差し。
  3. 【請求項3】 テーパ部の先端には、切り欠きが形成さ
    れていることを特徴とする請求項1又は2に記載の包丁
    差し。
JP30140699A 1999-10-22 1999-10-22 包丁差し Pending JP2001120445A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023500612A (ja) * 2019-12-18 2023-01-10 広東庫博精密科技有限公司 引き出し同期レール

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023500612A (ja) * 2019-12-18 2023-01-10 広東庫博精密科技有限公司 引き出し同期レール
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