JP2001119459A - 携帯端末 - Google Patents

携帯端末

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JP2001119459A
JP2001119459A JP29751999A JP29751999A JP2001119459A JP 2001119459 A JP2001119459 A JP 2001119459A JP 29751999 A JP29751999 A JP 29751999A JP 29751999 A JP29751999 A JP 29751999A JP 2001119459 A JP2001119459 A JP 2001119459A
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JP
Japan
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label
ink
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portable terminal
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Application number
JP29751999A
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English (en)
Inventor
Masaki Ueno
正樹 上野
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Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、水没判定のためのラベルを
容易に作成することができ、ラベルの貼付作業が容易に
行えるようにすることである。また、携帯端末の本体と
充電池を取り外した際に覗き窓から外観視した場合、ラ
ベルに多少の貼付ずれがあっても、ずれていることがわ
かりにくく、美観を損ねないようにする。 【解決手段】 本体及び充電池より構成される携帯端末
において、充電池を取り外した際に目視できる面に覗き
窓を設け、該覗き窓の内側にラベルを貼り付け、該ラベ
ルは水没した際にインク成分が滲むことにより水没した
ことを判定するインクが塗布され、該インクは前記ラベ
ルに複数のラインとして塗布されていることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機等の携
帯端末に関し、特に携帯端末が水没等による故障原因を
把握するためのラベルを貼付する構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯端末として例えば携帯電話機
は、携帯端末の本体部分と、この本体部分の動作電源と
なる充電池より構成され、充電池は本体と取り外しがで
きる構造となっている。
【0003】この携帯電話機が故障し、その修理を行う
際に、携帯電話機そのものが水没したことを原因とする
故障かどうかを容易に把握するため、携帯電話機より充
電池を取り外した本体の面に水没判定のためのラベルを
貼付している。このラベルには、インクが塗布されてお
り、水没した場合にこのインクが滲むことで目視判定で
きるようになっている。また、インクはラベルの片側に
塗布されており、インクの滲みがラベル上の塗布されて
いない部分に滲むようになっている。即ち水没した場合
はラベル片側のインクがもう片方に滲み出ることにより
全体がインクの薄い色となり、目視により水没の判定が
行えるものである。携帯電話機が水没していないにも関
わらず、水没の判定が為される場合がある。これは携帯
者の汗や少量の雨等による湿気によりラベルが水没とす
る判定が為される場合があった。
【0004】ここで、図4に従来の携帯電話機の一例を
示す。本体1と充電池2とより構成され、上述したよう
な水没判定のためのラベル44が貼付されるが、本体1
に覗き窓3を設け、その覗き窓3の筐体の内側にラベル
44を貼付していた。即ち携帯電話機の筐体の内側にラ
ベルを貼付するため、単なる汗や少量の雨等により水没
の判定が為されにくくしている。
【0005】例えば、特開平10−42486号「充電
器」、出願人:松下電器産業株式会社、には、水没判定
を行うことを目的としたラベルを有する充電器の構造が
記載されており、また例えば、特開平10−25436
0号「携帯用電子機器」、出願人:国際電気株式会社、
には、浸水判定のためのラベルを貼付する携帯用電子機
器について本願出願人自ら開示している技術もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】上記従来の携帯電話機は、ラベルの片側に
インクを塗布しており、携帯電話機の製造過程において
ラベルの貼付作業を行う際に、ラベルがずれないように
する必要があった。これはラベルにインクを塗布した部
分と塗布していない部分との境界線が覗き窓の中央付近
に位置するように貼付するものである。この境界線がど
ちらかにずれている場合、例えばインク部分が多く目視
できる位置に貼付されると水没していなくとも水没した
との誤った判定となったり、また、例えばインク部分が
少なく目視される位置に貼付されると水没してもインク
の滲みがインクの塗布部分より離れた位置になるほど届
かずそのために水没していないとの誤った判定となる可
能性があった。
【0008】またこの境界線が縦方向または横方向とほ
ぼ垂直となるように貼付する必要があった。これは前述
した境界線が斜め方向の場合にラベルを目視した際に単
に貼付ずれのように見え美観を損ねることがあった。そ
のため、ラベル貼付作業の精度を高くする必要があり、
貼付作業の手間も掛かっていた。
【0009】本発明の目的は上述した従来技術に鑑み
て、水没判定のためのラベルを容易に作成することがで
き、ラベルの貼付作業が容易に行えるようにすることで
ある。また、携帯端末の本体と充電池を取り外した際に
覗き窓から外観視した場合、ラベルに多少の貼付ずれが
あっても、ずれていることがわかりにくく、美観を損ね
ないようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るため請求項1記載の発明は、本体及び充電池より構成
される携帯端末において、前記充電池を取り外した際に
目視できる本体の面に覗き窓を設け、該覗き窓の内側に
ラベルを貼り付けた携帯端末であって、該ラベルは水没
した際にインク成分が滲むことにより水没したことを判
定するインクが塗布され、該インクは前記ラベルに複数
のラインとして塗布されていることを特徴とする携帯端
末である。
【0011】これは、ラベルに対してラインがストライ
プ状となっており、覗き窓の位置に容易にラベルを貼付
することができ、また、覗き窓から容易に目視すること
ができる。また、インクが滲んだ際にはラベル全体の色
がインクの色となり、水没したかどうかの判定が容易に
目視できる。
【0012】上記従来の課題を解決するため請求項2記
載の発明は、前記インクによる複数のラインはほぼ均等
間隔にて前記ラベルに塗布され、さらにラベルの形状に
対して斜め方向のラインとすることを特徴とする前記請
求項1記載の携帯端末である。
【0013】これは、覗き窓の位置にラベルを貼付する
際に貼付ずれが生じた場合も覗き窓から目視する際にず
れていることがわかりにくく、従って貼付作業が容易に
行える。さらに、覗き窓から通常目視した状態におい
て、予め斜めのストライプ状のインクのため美観を損ね
ない。
【0014】上記従来の課題を解決するため請求項3記
載の発明は、本体及び充電池より構成される携帯端末に
おいて、前記充電池を取り外した際に目視できる充電池
の面に覗き窓を設け、該覗き窓の内側にラベルを貼り付
けた携帯端末であって、該ラベルは水没した際にインク
成分が滲むことにより水没したことを判定するインクが
塗布され、該インクは前記ラベルに複数のラインとして
塗布され、前記インクによる複数のラインはほぼ均等間
隔にて前記ラベルに塗布され、さらにラベルの形状に対
して斜め方向のラインとすることを特徴とする携帯端末
である。
【0015】これは、充電池側にラベルが貼付されてお
り、水没の判定が本体から取り外している充電池を目視
することにより容易に行うことが出来る。
【0016】
【発明の実施の形態】図1に本発明の実施の形態による
携帯電話機の一例を示す。携帯電話機の本体1と、充電
池2と、覗き窓3と、水没判定のためのラベル4と、よ
り構成されている。覗き窓3は本体1側の充電池2を取
り外した際に外観視できる面の位置に設けられている。
この覗き窓3の内側にラベル4が貼付されている。ラベ
ル4は白地に赤色のストライプ状のラインがインクにて
画かれており、これらのラインはほぼ45度の角度を有
する斜め方向となっている。携帯電話機が水没してラベ
ル4に水分が到達した場合、インクの成分が滲み出て白
地部分を薄い赤色に染めるものである。
【0017】図2に本発明の実施の形態によるラベルの
一例を示す。白地に赤色の水性インクがストライプ状に
印刷されており、このストライプ状のラインは約45度
の角度を有してラベル4を構成している。即ちラベル4
の外形線を携帯端末に外形の縦横にほぼ沿って貼付する
と、携帯端末の垂直方向に対して約45度のストライプ
状のラインが目視されることとなる。また、本実施例に
よるラベルの外形寸法は縦6ミリメートル、横9ミリメ
ートル程度の四角形状としている。
【0018】インクの幅は約0.5ミリメートル、各イ
ンクのラインピッチは約1.2ミリメートルとしてい
る。インク幅は各インクのライン間隔よりも狭くなって
いる。また、白色地のラベル上に赤色のインクがライン
状に塗布されており、このインクは水分を含むとラベル
の白色部分に滲み出る。これはラベルが水没するとイン
クが滲むためにラベルが全体的に薄い赤色となるもので
ある。尚、本実施例ではインクは赤色としているが、水
分を含むと滲むものであれば他の色であっても良い。
【0019】図3に本発明に関わるラベル原紙によるラ
ベル作成の説明図を示す。ラベル原紙に対してインクを
ほぼ均等に所定のピッチで塗布する。これを図中の点線
に沿って切り離すことで、図2に示すラベル4を作成す
ることができる。このような手順により水没判定のため
のラベルを容易に作成することができる。尚、点線に沿
って正確な切り離しではなくとも、インクが斜めのスト
ライプ状であるため貼付後の外観視の場合に美観を損ね
にくい。ここで、ラベルの大きさ、即ち縦と横の長さ
は、少なくとも覗き窓の縦及び横とほぼ同じとするが、
覗き窓よりも大きなものとすることにより、貼付作業は
より容易であり、また覗き窓から目視する際にも美観が
良い。さらに、正確な切り離しではなくとも覗き窓より
大きなラベルであり、目視の際の美観を損ねずに見栄え
が良い。
【0020】本発明の別の実施例として、本体と充電池
を取り外した際に外観視できる充電池の面の位置に覗き
窓を設ける。即ち、充電池の筐体の内側にラベルを貼付
する。これにより充電池単体での水没判定ができる。ま
た、本体側と充電池側の各々にラベルを貼付することも
でき、その場合、各々が水没したかどうかを判定するこ
とができる。
【0021】ここで、覗き窓には透明のアクリルを貼り
付け、その内側にラベルを貼付する構造とすることもで
きる。この場合、アクリルがラベルのカバーとなって、
充電池の取り外し等の場合に誤って水分が付着すること
を防ぐことができるものである。さらに上述したラベル
原紙にインクを塗布した後、ラベル原紙とほぼ同じ大き
さのアクリルを貼り付けて、切り離しを行うことで、ア
クリルと一体となったラベルを作成することもできる。
尚、ラベルは筐体内側の基板等に直接貼付する構造とし
ても良い。
【0022】
【発明の効果】水没判定のためのラベルを容易に作成す
ることができ、ラベルの貼付作業が容易に行える。ま
た、本体と充電池を取り外した際に覗き窓から外観視し
た場合に、ラベルに多少の貼付ずれがあっても、ずれて
いることがわかりにくく、美観を損ねない。
【0023】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態による携帯電話機の一例
を示す。
【図2】 本発明の実施の形態によるラベルの一例を示
す。
【図3】 本発明に関わるラベル原紙によるラベル作成
の説明図を示す。
【図4】 従来の携帯電話機の一例を示す。
【符号の説明】
1…本体、 2…充電池、 3…覗き窓、 4、44…ラベル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体及び充電池より構成される携帯端末
    において、前記充電池を取り外した際に目視できる本体
    の面に覗き窓を設け、該覗き窓の内側にラベルを貼り付
    けた携帯端末であって、該ラベルは水没した際にインク
    成分が滲むことにより水没したことを判定するインクが
    塗布され、該インクは前記ラベルに複数のラインとして
    塗布されていることを特徴とする携帯端末。
  2. 【請求項2】 前記インクによる複数のラインはほぼ均
    等間隔にて前記ラベルに塗布され、さらにラベルの形状
    に対して斜め方向のラインとすることを特徴とする前記
    請求項1記載の携帯端末。
  3. 【請求項3】 本体及び充電池より構成される携帯端末
    において、前記充電池を取り外した際に目視できる充電
    池の面に覗き窓を設け、該覗き窓の内側にラベルを貼り
    付けた携帯端末であって、該ラベルは水没した際にイン
    ク成分が滲むことにより水没したことを判定するインク
    が塗布され、該インクは前記ラベルに複数のラインとし
    て塗布され、前記インクによる複数のラインはほぼ均等
    間隔にて前記ラベルに塗布され、さらにラベルの形状に
    対して斜め方向のラインとすることを特徴とする携帯端
    末。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003076439A (ja) * 2001-08-30 2003-03-14 Toshiba Corp 情報処理装置
JP2006053110A (ja) * 2004-08-16 2006-02-23 Nec Saitama Ltd 水濡れ検出シール、水濡れ検出装置およびこれを用いた電子機器

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