JP2001119329A - 放送受信機 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】AFリスト検索とアンテナ選択との背反性を解
消した放送受信機を提供する提供する。 【解決手段】アンテナ選択ダイバシティ回路2を備え、
かつ代替え周波数情報が多重化されているFM放送を受
信する放送受信機において、代替え周波数情報検索中、
受信アンテナを複数のアンテナ1−1〜1−n中におけ
る1つのアンテナにアンテナ選択制御部5−1にて固定
することにより、代替え周波数情報検索によって良好な
代替え周波数を見つけることができ、かつ所定期間にお
けるアンテナ切替頻度を頻度演算部5−2にて求め、求
めた切替頻度が所定頻度を超えたとき検索指示部5−3
にて代替え周波数情報検索を開始させて、アンテナが頻
繁に切り替えられるような受信状態が悪いときに、代替
え周波数情報検索動作を開始させて、余計な周波数の切
替を抑制した。
消した放送受信機を提供する提供する。 【解決手段】アンテナ選択ダイバシティ回路2を備え、
かつ代替え周波数情報が多重化されているFM放送を受
信する放送受信機において、代替え周波数情報検索中、
受信アンテナを複数のアンテナ1−1〜1−n中におけ
る1つのアンテナにアンテナ選択制御部5−1にて固定
することにより、代替え周波数情報検索によって良好な
代替え周波数を見つけることができ、かつ所定期間にお
けるアンテナ切替頻度を頻度演算部5−2にて求め、求
めた切替頻度が所定頻度を超えたとき検索指示部5−3
にて代替え周波数情報検索を開始させて、アンテナが頻
繁に切り替えられるような受信状態が悪いときに、代替
え周波数情報検索動作を開始させて、余計な周波数の切
替を抑制した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアンテナ選択ダイバ
シティ回路を備え、かつ代替え周波数情報が多重化され
ている放送を受信する放送受信機に関する。
シティ回路を備え、かつ代替え周波数情報が多重化され
ている放送を受信する放送受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の放送受信機は、図3に示
すように、複数のアンテナ1−1、…、1−n中の1つ
がアンテナ選択ダイバシティ回路2Aにおいて受信アン
テナとして選択され、アンテナ選択ダイバシティ回路2
Aにおいて選択されたアンテナからの出力aがチューナ
回路3に供給され、チューナ回路3から受信放送に基づ
くオーデイオ信号bが低周波回路へ出力される。
すように、複数のアンテナ1−1、…、1−n中の1つ
がアンテナ選択ダイバシティ回路2Aにおいて受信アン
テナとして選択され、アンテナ選択ダイバシティ回路2
Aにおいて選択されたアンテナからの出力aがチューナ
回路3に供給され、チューナ回路3から受信放送に基づ
くオーデイオ信号bが低周波回路へ出力される。
【0003】アンテナ選択ダイバシティ回路2Aにおけ
るアンテナの選択は、チューナ回路3にて検出された受
信電波の電界強度、マルチパスノイズ量、高周波ノイズ
量などの悪化によりアンテナ切替信号dがアンテナ選択
ダイバシティ回路2Aに送出されて、アンテナ1−1、
…、1−nを順番に切換えることによって行われる。
るアンテナの選択は、チューナ回路3にて検出された受
信電波の電界強度、マルチパスノイズ量、高周波ノイズ
量などの悪化によりアンテナ切替信号dがアンテナ選択
ダイバシティ回路2Aに送出されて、アンテナ1−1、
…、1−nを順番に切換えることによって行われる。
【0004】しかし、アンテナを切換えた後、ノイズが
少ないなど受信状態がよいとは限らない。その場合、同
様の動作を繰り返し最終的に最良のアンテナに切り替え
られる。
少ないなど受信状態がよいとは限らない。その場合、同
様の動作を繰り返し最終的に最良のアンテナに切り替え
られる。
【0005】受信信号中にデータがFM多重されている
場合に、該データに放送局認識(番組識別)コード(P
Iコードとも記す)、代替え周波数情報(AFリストと
も記す)が含まれているとき、FM多重されているデー
タが多重データ復調回路4によって復調される。多重デ
ータ復調回路4によって復調されたPIコード、AFリ
ストを含むデータfはマイクロコンピュータからなる制
御回路5Aに送出される。
場合に、該データに放送局認識(番組識別)コード(P
Iコードとも記す)、代替え周波数情報(AFリストと
も記す)が含まれているとき、FM多重されているデー
タが多重データ復調回路4によって復調される。多重デ
ータ復調回路4によって復調されたPIコード、AFリ
ストを含むデータfはマイクロコンピュータからなる制
御回路5Aに送出される。
【0006】データfを受けて制御回路5Aは、復調さ
れたPIコード、AFリストを含むデータfを制御回路
5Aに設けられているメモリに格納する。
れたPIコード、AFリストを含むデータfを制御回路
5Aに設けられているメモリに格納する。
【0007】チューナ回路3において検出した受信電波
の電界強度、マルチパスノイズ量、高周波ノイズ量など
の受信状態信号cは制御回路5Aに供給され、制御回路
5Aに設けられたA/D変換手段によってデジタル変換
のうえ制御回路5Aに取り込まれる。
の電界強度、マルチパスノイズ量、高周波ノイズ量など
の受信状態信号cは制御回路5Aに供給され、制御回路
5Aに設けられたA/D変換手段によってデジタル変換
のうえ制御回路5Aに取り込まれる。
【0008】制御回路5Aでは、受信状態信号cをもと
に現在受信中の周波数の受信状態が判断され、受信状態
悪化と判断されたときは、先にメモリに取り込んだPI
コード、AFリストをもとに、PIコード、AFリスト
に基づいて同一放送を行っている別の周波数が検索され
る。この検索を本明細書においてAFリスト検索と記
す。周波数切替信号gがチューナ回路3に送出されAF
リスト検索の結果、同一放送を行っている別の周波数の
放送受信の方が現在の受信状態より良好であれば、周波
数切替信号gを受けたチューナ回路3では受信状態が良
好な前記別の周波数の放送受信に、受信周波数が切り替
えられる。
に現在受信中の周波数の受信状態が判断され、受信状態
悪化と判断されたときは、先にメモリに取り込んだPI
コード、AFリストをもとに、PIコード、AFリスト
に基づいて同一放送を行っている別の周波数が検索され
る。この検索を本明細書においてAFリスト検索と記
す。周波数切替信号gがチューナ回路3に送出されAF
リスト検索の結果、同一放送を行っている別の周波数の
放送受信の方が現在の受信状態より良好であれば、周波
数切替信号gを受けたチューナ回路3では受信状態が良
好な前記別の周波数の放送受信に、受信周波数が切り替
えられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アンテ
ナ選択ダイバシティ回路とAFリスト検索の機能を共に
備えている場合、アンテナ選択ダイバシティ回路側から
見ると、受信状態が悪化して、アンテナを切り替えてい
るときに、AFリスト検索の機能が働き周波数が変化す
るため、別の周波数のノイズ状態を誤検出してしまっ
て、良好なアンテナに切り替えることが不可能となると
いう問題点がある。
ナ選択ダイバシティ回路とAFリスト検索の機能を共に
備えている場合、アンテナ選択ダイバシティ回路側から
見ると、受信状態が悪化して、アンテナを切り替えてい
るときに、AFリスト検索の機能が働き周波数が変化す
るため、別の周波数のノイズ状態を誤検出してしまっ
て、良好なアンテナに切り替えることが不可能となると
いう問題点がある。
【0010】一方、AFリスト検索機能側から見ると、
受信状態が悪化して、良好な周波数を検索している最中
に別の周波数(AFリスト中の異なる周波数)のノイズ
状態を検出したアンテナ選択ダイバシティ回路がアンテ
ナを切り替えてしまって、AFリスト検索の機能にて良
好な周波数を見つける妨げとなるという問題点がある。
受信状態が悪化して、良好な周波数を検索している最中
に別の周波数(AFリスト中の異なる周波数)のノイズ
状態を検出したアンテナ選択ダイバシティ回路がアンテ
ナを切り替えてしまって、AFリスト検索の機能にて良
好な周波数を見つける妨げとなるという問題点がある。
【0011】本発明は、AFリスト検索の機能とアンテ
ナ選択との背反性を解消した放送受信機を提供すること
を目的とする。
ナ選択との背反性を解消した放送受信機を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1にかか
る放送受信機は、アンテナ選択ダイバシティ回路を備
え、かつ代替え周波数情報が多重化されている放送を受
信する放送受信機において、代替え周波数情報検索中受
信アンテナを複数のアンテナ中における1つのアンテナ
に固定するアンテナ選択制御手段を備えたことを特徴と
する。
る放送受信機は、アンテナ選択ダイバシティ回路を備
え、かつ代替え周波数情報が多重化されている放送を受
信する放送受信機において、代替え周波数情報検索中受
信アンテナを複数のアンテナ中における1つのアンテナ
に固定するアンテナ選択制御手段を備えたことを特徴と
する。
【0013】本発明の請求項1にかかる放送受信機によ
れば、代替え周波数情報検索中、アンテナ選択制御手段
によって受信アンテナが複数のアンテナ中における1つ
のアンテナに固定されるため、代替え周波数情報検索の
機能によって良好な代替え周波数を見つけることができ
る。
れば、代替え周波数情報検索中、アンテナ選択制御手段
によって受信アンテナが複数のアンテナ中における1つ
のアンテナに固定されるため、代替え周波数情報検索の
機能によって良好な代替え周波数を見つけることができ
る。
【0014】本発明の請求項2にかかる放送受信機は、
請求項1記載の放送受信機において、固定するアンテナ
は代替え周波数情報検索直前における受信状態が最良の
アンテナであることを特徴とする。
請求項1記載の放送受信機において、固定するアンテナ
は代替え周波数情報検索直前における受信状態が最良の
アンテナであることを特徴とする。
【0015】本発明の請求項2にかかる放送受信機によ
れば、選択されるアンテナはAFリスト検索直前におい
て受信状態が最良のアンテナに固定されるために、代替
え周波数情報検索機能によって良好な代替え周波数を見
つけることができる。
れば、選択されるアンテナはAFリスト検索直前におい
て受信状態が最良のアンテナに固定されるために、代替
え周波数情報検索機能によって良好な代替え周波数を見
つけることができる。
【0016】本発明の請求項3にかかる放送受信機は、
アンテナ選択ダイバシティ回路を備え、かつ代替え周波
数情報が多重化されている放送を受信する放送受信機に
おいて、アンテナ選択ダイバシティ回路におけるアンテ
ナ切替頻度を求める頻度演算手段と、求められた切替頻
度が所定頻度を超えたとき代替え周波数情報検索を開始
させる検索指示手段とを備えたことを特徴とする。
アンテナ選択ダイバシティ回路を備え、かつ代替え周波
数情報が多重化されている放送を受信する放送受信機に
おいて、アンテナ選択ダイバシティ回路におけるアンテ
ナ切替頻度を求める頻度演算手段と、求められた切替頻
度が所定頻度を超えたとき代替え周波数情報検索を開始
させる検索指示手段とを備えたことを特徴とする。
【0017】本発明の請求項3にかかる放送受信機によ
れば、アンテナ選択ダイバシティ回路におけるアンテナ
切替頻度が頻度演算手段によって求められ、求められた
切替頻度が所定頻度を超えたとき検索指示手段による指
示によって代替え周波数情報検索動作が開始させられ
る。したがって、アンテナが頻繁に切り替えられるよう
な受信状態が悪いときに、代替え周波数情報検索動作が
開始され、余計な周波数の切替が抑制されることにな
る。
れば、アンテナ選択ダイバシティ回路におけるアンテナ
切替頻度が頻度演算手段によって求められ、求められた
切替頻度が所定頻度を超えたとき検索指示手段による指
示によって代替え周波数情報検索動作が開始させられ
る。したがって、アンテナが頻繁に切り替えられるよう
な受信状態が悪いときに、代替え周波数情報検索動作が
開始され、余計な周波数の切替が抑制されることにな
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる放送受信機
を実施の形態によって説明する。
を実施の形態によって説明する。
【0019】図1は本発明の実施の一形態にかかる放送
受信機の構成を示すブロック図であり、FM多重放送受
信機の場合を例示している。
受信機の構成を示すブロック図であり、FM多重放送受
信機の場合を例示している。
【0020】図1において、従来の放送受信機と同一の
構成要素には同一の符号を付して示し、これらは同一の
作用をする。
構成要素には同一の符号を付して示し、これらは同一の
作用をする。
【0021】本発明の実施の一形態にかかる放送受信機
においては、アンテナ選択ダイバシティ回路2Aに代わ
って、アンテナ選択ダイバシティ回路2の機能に加える
にアンテナ選択制御信号hを受けて一時的にアンテナ選
択を停止させる構成を有するアンテナ選択ダイバシティ
回路5を備えている。
においては、アンテナ選択ダイバシティ回路2Aに代わ
って、アンテナ選択ダイバシティ回路2の機能に加える
にアンテナ選択制御信号hを受けて一時的にアンテナ選
択を停止させる構成を有するアンテナ選択ダイバシティ
回路5を備えている。
【0022】さらに、本発明の実施の一形態にかかる放
送受信機においては、制御回路5Aに代わって、制御回
路5Aの機能に加えるに、代替え周波数検索中アンテナ
選択を停止させるアンテナ選択制御信号hをアンテナ選
択ダイバシティ回路2に送出するアンテナ選択制御部5
−1と、予め定めた所定期間内におけるアンテナ切替頻
度を求めるアンテナ切替頻度演算部5−2と、後記のア
ンテナ切替信号dを受けて求められたアンテナ切替頻度
が予め定めた所定頻度を超えたとき代替え周波数検索を
開始させる検索指示部5−3とを機能的に備えている。
送受信機においては、制御回路5Aに代わって、制御回
路5Aの機能に加えるに、代替え周波数検索中アンテナ
選択を停止させるアンテナ選択制御信号hをアンテナ選
択ダイバシティ回路2に送出するアンテナ選択制御部5
−1と、予め定めた所定期間内におけるアンテナ切替頻
度を求めるアンテナ切替頻度演算部5−2と、後記のア
ンテナ切替信号dを受けて求められたアンテナ切替頻度
が予め定めた所定頻度を超えたとき代替え周波数検索を
開始させる検索指示部5−3とを機能的に備えている。
【0023】上記のように構成された本発明の実施の一
形態にかかる放送受信機では、複数のアンテナ1−1、
…、1−n中の1つがアンテナ選択ダイバシティ回路2
において受信アンテナとして選択され、アンテナ選択ダ
イバシティ回路2において選択されたアンテナからの出
力aがチューナ回路3に供給され、チューナ回路3から
受信放送に基づくオーデイオ信号bが低周波回路へ出力
される。
形態にかかる放送受信機では、複数のアンテナ1−1、
…、1−n中の1つがアンテナ選択ダイバシティ回路2
において受信アンテナとして選択され、アンテナ選択ダ
イバシティ回路2において選択されたアンテナからの出
力aがチューナ回路3に供給され、チューナ回路3から
受信放送に基づくオーデイオ信号bが低周波回路へ出力
される。
【0024】アンテナ選択ダイバシティ回路2における
アンテナの選択は、チューナ回路3にて検出された受信
電波の電界強度、マルチパスノイズ量、高周波ノイズ量
などの悪化によりアンテナ切替信号dがアンテナ選択ダ
イバシティ回路2Aに送出されて、アンテナ1−1、
…、1−nを順番に切換えることによって行われる。
アンテナの選択は、チューナ回路3にて検出された受信
電波の電界強度、マルチパスノイズ量、高周波ノイズ量
などの悪化によりアンテナ切替信号dがアンテナ選択ダ
イバシティ回路2Aに送出されて、アンテナ1−1、
…、1−nを順番に切換えることによって行われる。
【0025】受信した信号中にデータがFM多重されて
いる場合に、該データにPIコード、AFリストが含ま
れているとき、FM多重されているデータが多重データ
復調回路4によって復調される。多重データ復調回路4
によって復調されたPIコード、AFリストを含むデー
タfはマイクロコンピュータからなる制御回路5に送出
される。
いる場合に、該データにPIコード、AFリストが含ま
れているとき、FM多重されているデータが多重データ
復調回路4によって復調される。多重データ復調回路4
によって復調されたPIコード、AFリストを含むデー
タfはマイクロコンピュータからなる制御回路5に送出
される。
【0026】復調されたPIコード、AFリストを含む
データfは制御回路5に設けられているメモリに格納さ
れる。
データfは制御回路5に設けられているメモリに格納さ
れる。
【0027】チューナ回路3において検出された受信電
波の電界強度、マルチパスノイズ量、高周波ノイズ量な
どの受信状態信号cは制御回路5に供給され、制御回路
5に設けられたA/D変換手段によってデジタル変換の
うえ制御回路5に取り込まれる。
波の電界強度、マルチパスノイズ量、高周波ノイズ量な
どの受信状態信号cは制御回路5に供給され、制御回路
5に設けられたA/D変換手段によってデジタル変換の
うえ制御回路5に取り込まれる。
【0028】制御回路5では、受信状態信号cをもと
に、現在受信中の周波数の受信状態が判断され、受信状
態悪化と判断されたときは、先にメモリに取り込んだP
Iコード、AFリストをもとに、PIコード、AFリス
トに基づいて同一放送(番組)を行っている別の周波数
の検索、すなわちAFリスト検索がなされる。
に、現在受信中の周波数の受信状態が判断され、受信状
態悪化と判断されたときは、先にメモリに取り込んだP
Iコード、AFリストをもとに、PIコード、AFリス
トに基づいて同一放送(番組)を行っている別の周波数
の検索、すなわちAFリスト検索がなされる。
【0029】このAFリスト検索中、制御回路5からア
ンテナ選択制御信号hがアンテナ選択ダイバシティ回路
2に送出されて、アンテナ選択信号cが出力されている
にもかかわらず、アンテナ選択ダイバシティ回路2にお
けるアンテナ切替が停止され、1つのアンテナに固定さ
れて、AFリスト検索が行われる。この場合に、固定さ
れるアンテナは最良の受信状態であるアンテナであるこ
とが望ましく、現在受信中の周波数の受信状態悪化と判
断されたとき、アンテナ1−1、…、1−nを順次切り
替えて、受信状態信号cに基づいて最良の受信状態のア
ンテナを検出し、最良の受信状態のアンテナを検出した
ときからアンテナ選択制御信号hを送出し、周波数切替
信号gがチューナ回路3に送出されAFリスト検索を行
うようにする。
ンテナ選択制御信号hがアンテナ選択ダイバシティ回路
2に送出されて、アンテナ選択信号cが出力されている
にもかかわらず、アンテナ選択ダイバシティ回路2にお
けるアンテナ切替が停止され、1つのアンテナに固定さ
れて、AFリスト検索が行われる。この場合に、固定さ
れるアンテナは最良の受信状態であるアンテナであるこ
とが望ましく、現在受信中の周波数の受信状態悪化と判
断されたとき、アンテナ1−1、…、1−nを順次切り
替えて、受信状態信号cに基づいて最良の受信状態のア
ンテナを検出し、最良の受信状態のアンテナを検出した
ときからアンテナ選択制御信号hを送出し、周波数切替
信号gがチューナ回路3に送出されAFリスト検索を行
うようにする。
【0030】このように、AFリスト検索中アンテナの
切替は停止されるために、良好な周波数を検索している
最中に別の周波数のノイズ状態を検出したアンテナ選択
ダイバシティ回路2がアンテナを切り替えてしまってA
Fリスト検索機能が良好な周波数を見つける妨げとなる
ということはなくなる。
切替は停止されるために、良好な周波数を検索している
最中に別の周波数のノイズ状態を検出したアンテナ選択
ダイバシティ回路2がアンテナを切り替えてしまってA
Fリスト検索機能が良好な周波数を見つける妨げとなる
ということはなくなる。
【0031】AFリスト検索の結果、同一放送を行って
いる別の周波数の放送受信の方が現在の受信状態より良
好であれば、周波数切替信号gを受けたチューナ回路3
では受信状態が良好な前記別の周波数の放送受信に、受
信周波数が切り替えられる。
いる別の周波数の放送受信の方が現在の受信状態より良
好であれば、周波数切替信号gを受けたチューナ回路3
では受信状態が良好な前記別の周波数の放送受信に、受
信周波数が切り替えられる。
【0032】AFリスト検索を行うほど受信状態が悪化
していないときは、AFリスト検索の機能は働かせず、
受信状態の判断のみでアンテナ選択ダイバシティ回路2
を動作させる。アンテナの切り替え動作中において、予
め定めた所定期間におけるアンテナ選択ダイバシティ回
路2によるアンテナ切り替えの頻度が頻度演算手段5−
2によって求められ、求められたアンテナ切り替え頻度
が予め定めた頻度より多くなったら、検索指示部5−3
の指示に基づきチューナ回路3によってAFリスト検索
が開始させられる。これにより、アンテナの切り替えに
もかかわらず、受信状態の改善が見られないときに、A
Fリスト検索が開始されることになって、余計な周波数
の切り換えが抑制される。
していないときは、AFリスト検索の機能は働かせず、
受信状態の判断のみでアンテナ選択ダイバシティ回路2
を動作させる。アンテナの切り替え動作中において、予
め定めた所定期間におけるアンテナ選択ダイバシティ回
路2によるアンテナ切り替えの頻度が頻度演算手段5−
2によって求められ、求められたアンテナ切り替え頻度
が予め定めた頻度より多くなったら、検索指示部5−3
の指示に基づきチューナ回路3によってAFリスト検索
が開始させられる。これにより、アンテナの切り替えに
もかかわらず、受信状態の改善が見られないときに、A
Fリスト検索が開始されることになって、余計な周波数
の切り換えが抑制される。
【0033】この場合においても、AFリスト検索の機
能を動作させる前に、アンテナを切り換えて、受信状態
の一番良いアンテナを受信アンテナとして選択する。こ
れにより、最良の状態でAFリスト検索の機能を働かせ
ることが可能となる。
能を動作させる前に、アンテナを切り換えて、受信状態
の一番良いアンテナを受信アンテナとして選択する。こ
れにより、最良の状態でAFリスト検索の機能を働かせ
ることが可能となる。
【0034】なお、上記において、通常は、動作スピー
ドの関係でハードウエアによりチューナ回路3内で得ら
れる、電界強度、マルチパスノイズ量、高周波ノイズ量
をもとに、受信中の周波数の受信状態を判断している
が、これらの情報は、AFリスト検索の機能のために既
に制御回路5に取り込んであるため、制御回路5内のソ
フトウエアにより処理することもできる。
ドの関係でハードウエアによりチューナ回路3内で得ら
れる、電界強度、マルチパスノイズ量、高周波ノイズ量
をもとに、受信中の周波数の受信状態を判断している
が、これらの情報は、AFリスト検索の機能のために既
に制御回路5に取り込んであるため、制御回路5内のソ
フトウエアにより処理することもできる。
【0035】この場合は図2に示すように、電界強度が
規定値を超えており(ステップS1)、マルチパスノイ
ズ量が規定値未満であり(ステップS2)、かつ高周波
ノイズ量が規定値未満であるとき(ステップS3)アン
テナを切り替えず(ステップS4)、電界強度が規定値
を超えていないとき(ステップS1)、マルチパスノイ
ズ量が規定値未満でないとき(ステップS2)、または
高周波ノイズ量が規定値未満でないとき(ステップS
3)アンテナを切り替え(ステップS5)るようにす
る。
規定値を超えており(ステップS1)、マルチパスノイ
ズ量が規定値未満であり(ステップS2)、かつ高周波
ノイズ量が規定値未満であるとき(ステップS3)アン
テナを切り替えず(ステップS4)、電界強度が規定値
を超えていないとき(ステップS1)、マルチパスノイ
ズ量が規定値未満でないとき(ステップS2)、または
高周波ノイズ量が規定値未満でないとき(ステップS
3)アンテナを切り替え(ステップS5)るようにす
る。
【0036】以上説明したように本発明の実施の一形態
にかかる放送受信機によれば、AFリスト検索の機能が
アンテナ選択ダイバシティ回路の動作に邪魔されること
なく動作し、アンテナ選択ダイバシティ回路の動作がA
Fリスト検索の機能に邪魔されず動作できるため、より
良い受信状態を保てるという効果が得られる。
にかかる放送受信機によれば、AFリスト検索の機能が
アンテナ選択ダイバシティ回路の動作に邪魔されること
なく動作し、アンテナ選択ダイバシティ回路の動作がA
Fリスト検索の機能に邪魔されず動作できるため、より
良い受信状態を保てるという効果が得られる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明にかかる放送
受信機によれば、代替周波数検索の機能がアンテナ選択
ダイバシティ回路の動作に邪魔されることなく動作し、
より良い受信状態を保てるという効果が得られる。
受信機によれば、代替周波数検索の機能がアンテナ選択
ダイバシティ回路の動作に邪魔されることなく動作し、
より良い受信状態を保てるという効果が得られる。
【図1】本発明の実施の一形態にかかる放送受信機の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の一形態にかかる放送受信機にお
けるアンテナ切替をソフトウエアで行う場合のフローチ
ャートである。
けるアンテナ切替をソフトウエアで行う場合のフローチ
ャートである。
【図3】従来の放送受信機の構成を示すブロック図であ
る。
る。
1−1、…、1−n アンテナ 2および2A アンテナ選択ダイバシティ回路 3 チューナ回路 4 多重データ復調回路 5および5A 制御回路 5−1 アンテナ選択制御部 5−2 頻度演算部 5−3 検索指示手段
Claims (3)
- 【請求項1】アンテナ選択ダイバシティ回路を備え、か
つ代替え周波数情報が多重化されている放送を受信する
放送受信機において、代替え周波数情報検索中受信アン
テナを複数のアンテナ中における1つのアンテナに固定
するアンテナ選択制御手段を備えたことを特徴とする放
送受信機。 - 【請求項2】請求項1記載の放送受信機において、固定
するアンテナは代替え周波数情報検索直前における受信
状態が最良のアンテナであることを特徴とする放送受信
機。 - 【請求項3】アンテナ選択ダイバシティ回路を備え、か
つ代替え周波数情報が多重化されている放送を受信する
放送受信機において、アンテナ選択ダイバシティ回路に
おけるアンテナ切替頻度を求める頻度演算手段と、求め
られた切替頻度が所定頻度を超えたとき代替え周波数情
報検索を開始させる検索指示手段とを備えたことを特徴
とする放送受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29468899A JP2001119329A (ja) | 1999-10-18 | 1999-10-18 | 放送受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29468899A JP2001119329A (ja) | 1999-10-18 | 1999-10-18 | 放送受信機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001119329A true JP2001119329A (ja) | 2001-04-27 |
Family
ID=17811030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29468899A Pending JP2001119329A (ja) | 1999-10-18 | 1999-10-18 | 放送受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001119329A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006287845A (ja) * | 2005-04-05 | 2006-10-19 | Fujitsu Ten Ltd | ダイバーシティ受信機及び信号処理回路 |
JP2009077215A (ja) * | 2007-09-21 | 2009-04-09 | Pioneer Electronic Corp | 受信装置および受信方法 |
-
1999
- 1999-10-18 JP JP29468899A patent/JP2001119329A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006287845A (ja) * | 2005-04-05 | 2006-10-19 | Fujitsu Ten Ltd | ダイバーシティ受信機及び信号処理回路 |
JP2009077215A (ja) * | 2007-09-21 | 2009-04-09 | Pioneer Electronic Corp | 受信装置および受信方法 |
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