JP2001118373A - データ記憶装置用衝撃検出 - Google Patents

データ記憶装置用衝撃検出

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JP2001118373A
JP2001118373A JP2000294152A JP2000294152A JP2001118373A JP 2001118373 A JP2001118373 A JP 2001118373A JP 2000294152 A JP2000294152 A JP 2000294152A JP 2000294152 A JP2000294152 A JP 2000294152A JP 2001118373 A JP2001118373 A JP 2001118373A
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C Martin Robert
ロバート・シー・マーティン
J Bandaaheiden William
ウィリアム・ジェイ・バンダーヘイデン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記憶されたデータの完全性を保証する交換可
能データ記憶装置を提供する。 【解決手段】 データ記憶装置は、そのハウジング内に
配置された衝撃検知指示器を有している。衝撃検知指示
器は、データ記憶装置がある閾値を超えた物理的衝撃を
受けたか否かについて、視覚的な、音によるおよび/ま
たは機械検出可能な表示を提供することができる。衝撃
状態の機械検出は、光学的に、機械的にまたは電気的に
達成することができる。データ記憶ドライブは、データ
記憶装置の衝撃検出器とインタフェースすることによ
り、物理的衝撃に晒されたデータ記憶装置に有害な動作
が実行されないことを保証する、検出スイッチを有して
おり、それによってデータの潜在的な喪失または破壊が
回避される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交換可能データ記
憶媒体に関し、特に、かかる媒体に記憶されたデータの
完全性を保証する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】大容量の情報を記憶するために、交換可
能データ記憶媒体が広く使用されている。交換可能媒体
によっては、本来、可搬性のために使用されているもの
がある。例えば、120MBのImation Sup
erdisk(登録商標)媒体等の磁気ディスケットに
より、ユーザは、便利にかつ安全にコンピュータ間で比
較的大量のデータを移送することができる。磁気および
光学テープは、本来、デスクトップアプリケーションと
データセンタアプリケーションとの両方に対し、莫大な
容量のデータを安価にバックアップするために用いられ
ている。光ディスク、光磁気ディスクおよび位相変化デ
ィスク等の他の交換可能媒体は、携帯性、増大した記憶
容量およびコストの節約の利益を混ぜ合わせており、多
数の異なる記憶装置としての用途が見出されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】新しいテクノロジがよ
り高いデータ記憶密度をもたらすに従い、交換可能媒体
によって提供される記憶ボリュームも同様に増大する。
ボリュームが増大すると,個々のディスケット、ディス
クまたはテープカートリッジに格納されるデータの価値
が上昇する。従って、1つの記憶媒体に対する損傷が、
より大きな問題となる。個々のディスケット、ディスク
またはテープカートリッジが動作不能である場合、大量
の貴重なデータが喪失するかまたは破壊される可能性が
ある。データの喪失または破壊により、生産性、時間お
よび金銭を喪失する結果となり得る。従って、データ完
全性は最も重要な問題である。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】本発明
は、ハウジング内に衝撃指示器が配置されたデータ記憶
装置に関する。また、本発明は、データ記憶装置とイン
タフェースすることにより、その装置が物理的衝撃を受
けたか否かを判断することができるデータ記憶ドライブ
に関する。さらに、本発明は、装置が物理的衝撃を受け
たか否かを検出することにより、データ記憶装置に保存
されているデータを保護する方法に関する。
【0005】データ記憶装置が衝撃荷重を受けたか否か
を検出する機能は、データ完全性を保証する際に非常に
有利となり得る。データ記憶装置が衝撃荷重を受けた場
合、装置によって運ばれるデータは、喪失するかまたは
破壊される可能性がある。あるいは、衝撃荷重により、
適当な読取り/書込み動作を危険にさらす、構成部品の
破損または物理的移動がもたらされる可能性がある。従
って、データ記憶装置により読取りまたは書込み動作を
実行しようとする結果、データが喪失するかまたは破壊
される可能性がある。
【0006】衝撃指示器により、ユーザは、データ記憶
装置が衝撃を受けたか否かを決定することができ、更な
る読取りおよび書込み動作を中止し装置をデータリカバ
リサービスに出すことによってデータの喪失または破壊
の危険を回避するよう選択することができる。あるい
は、データ記憶装置が使用されるドライブまたはライブ
ラリに、衝撃指示器とインタフェースすることにより装
置が衝撃を受けたか否かを自動的に確かめる検出装置を
備えてもよい。ドライブまたはライブラリは、更なる読
取りおよび書込み動作を不可にするかまたはユーザに衝
撃状態を通知するよう構成することができる。
【0007】本データ記憶装置は、磁気テープ、磁気デ
ィスク、光ディスク、光学テープ、光磁気ディスク、位
相変化ディスク、ホログラフィックテープまたは他の種
類の記憶媒体等のデータ記憶媒体を含む。更に、データ
記憶装置は、データ記憶媒体を実質的に包囲するハウジ
ングを有していてもよい。ドライブによる媒体のアクセ
スを可能にするために、ハウジングに媒体アクセス開口
部を設けることも可能である。
【0008】データ記憶装置のハウジング内には、装置
が物理的衝撃を受けたか否かを示すことができる衝撃指
示器が配置されていてもよい。特に、衝撃指示器を、予
め決められた閾値を超過する衝撃荷重に対して反応させ
ることができる。一例としての実施の形態では、データ
記憶装置は、内部衝撃検出器を組込んだデータ記憶テー
プカートリッジである。
【0009】衝撃指示器は、十分な大きさの衝撃荷重を
受けると、状態を例えば視覚的または物理的に変えるこ
とができる。カートリッジハウジングは開口を有してい
てもよく、衝撃検知指示器は、その開口に隣接して配置
されていてもよい。実施の形態によっては、これによっ
て、ユーザによりまたはドライブ内の光検出器により衝
撃検知指示器の状態を視覚的に検出することが容易にな
る。この場合、開口に窓を配置することにより、カート
リッジ内部の汚染を防止すると共に衝撃検知指示器の視
覚的検出を容易にすることができる。他の実施の形態で
は、開口によって、例えば衝撃検出器の物理的状態を確
かめるドライブ内のスイッチにより、指示器に物理的に
アクセスすることができる。
【0010】いくつかの実施の形態において、衝撃検知
指示器は、検出ピンを有している。この検出ピンは、ハ
ウジング内の第1の位置に配置することができる。しか
しながら、装置が閾値を超えた物理的衝撃を受けた場
合、検出ピンはその第1の位置からある第2の位置に変
位する。検出ピンがその第1の位置に無い場合、衝撃検
知指示器は、「被衝撃状態」にあると判断され得る。少
なくとも1つの実施の形態において、衝撃検知指示器が
被衝撃状態にあるという事実は、ハウジング内に配置さ
れた開口または半透明窓を介して、ユーザが視覚的に検
出可能である。代替的に、検出ピンの変位を、スイッチ
または光検出器等、ドライブ内の機構によって検出する
ようにしてもよい。
【0011】また、データ記憶装置は、ベースプレート
を備えていてもよい。ベースプレートは、ハウジング内
に設けられていてもよく、あるいはハウジングの一部を
形成するようカバーに取付けられていてもよい。いずれ
の場合も、ベースプレートは、装置内に配置されている
衝撃検知指示器を物理的に係合することができる。1つ
の実施の形態において、衝撃検知指示器は、ベースプレ
ートの特定の位置に取り付けられている検出ピンを含
む。検出ピンをベースプレートの特定の位置に取付ける
ことにより、衝撃検知指示器が特定の衝撃閾値に対して
調整されてもよい。それによって、装置がその閾値を超
える物理的衝撃を受けた場合に、衝撃検知指示器が被衝
撃状態となる。例えば、ベースプレートは、検出ピンに
隣接してスリットを有していてもよい。特に、スリット
は、ベースプレート内の「ばね板状」部材の位置を形成
することができる。検出ピンは、ばね板に取り付けられ
ていてもよい。ばね板状部材の寸法および機械的特性を
設定することにより、衝撃検知指示器を、力のある閾値
に反応するようにしてもよい。
【0012】データ記憶装置のハウジング内に、開口に
隣接して衝撃検出ピンを配置することができる。データ
記憶ドライブは、検出スイッチ等、衝撃検知指示器が被
衝撃状態にあるか否かを検出する機構を有してもよい。
検出スイッチを、データ記憶装置のハウジング上の開口
と合うよう配置することができる。例えば、データ記憶
ドライブは、ドライブ検出スイッチがデータ記憶装置の
開口を通って突出することができる場合、データ記憶装
置が被衝撃状態にあることを検知する。この場合、検出
ピンは、ドライブ検出スイッチとの一致を容易にする凹
部を有していてもよい。しかしながら、関連する実施の
形態において、データ記憶ドライブは、ドライブ検出ス
イッチがデータ記憶装置の開口を通って突出することが
できる場合に、データ記憶装置が被衝撃状態にあること
を検知することができる。
【0013】方向的な感度を向上させるためおよび/ま
たは検出ピンを所望の衝撃閾値に調整するために、検出
ピンにオフセットマス(offset mass)を取
付けてもよい。オフセットマスがあることにより、特定
の軸に沿った物理的衝撃に対し衝撃検知指示器の感度が
より高くなる。例えば、オフセットマスが検出ピンに垂
直に取りつけられている場合、衝撃検知指示器は、装置
が検出ピンの位置に平行な軸上で落下した場合に物理的
衝撃に対してより感度が高くなる。
【0014】検出ピンは、ベースプレート内にスナップ
嵌入されていてもよく、あるいは、ハウジング内にスナ
ップ嵌入されていてもよい。検出ピンの端部には、ベー
スプレートまたはハウジングのいずれかに係合するフラ
ンジが設けられていてもよい。更に、検出ピンは、部分
的にベースプレートまたはハウジング内に圧入されてい
てもよい。他の実施の形態では、検出ピンは、ハウジン
グ内に嵌入されたくさびであってもよい。更に、他の実
施の形態では、検出ピンはばねを有していてもよい。
【0015】保持領域が検出ピンを包囲してもよい。1
つの実施の形態において、閾値を超えた物理的衝撃によ
り検出ピンが弛緩するが、保持領域がその弛緩したピン
を収容することにより、データ記憶装置の他の構成要素
がピンと接触しない。この実施の形態では、保持領域内
に収容された弛緩したピンは、ユーザに対し、衝撃検知
指示器が被衝撃状態にあるという音響的な表示を提供し
てもよい。例えば、ユーザは、装置を振動させ弛緩した
部分が保護領域内でがたがた鳴るのを聞くと、その装置
が物理的衝撃を受けたことを知る。
【0016】他の実施の形態では、少なくとも1つの可
視衝撃検知指示器を、衝撃検知指示器に隣接して配置さ
れた1つまたは複数ののぞき開口と共にハウジング内に
配置してもよい。装置が閾値を超えた物理的衝撃を受け
た場合、衝撃検知指示器は、ユーザに対してその情報を
視覚的に伝達することができる。のぞき開口は、単に穴
であってもよい。しかしながら、代替的に、のぞき窓を
装置のハウジングに取り付けられるかまたは装置ハウジ
ングの一部を形成する透明または半透明材料としてもよ
い。複数の衝撃検知指示器を使用してもよく、それら
を、各々が一意の軸に沿って物理的衝撃に対しより感度
が高くなるように異なる方向に向けてもよい。データ記
憶ドライブは、フォトダイオード等、例えば明から暗ま
たはその逆等の衝撃指示器の光学状態の変化に基づいて
装置が衝撃を受けたか否か決定する、光検出器を有して
いてもよい。
【0017】可視衝撃指示器でも機械的衝撃指示器で
も、データ記憶ドライブは、指示器の状況に基づいて動
作を可能または不可能にするよう構成されていてもよ
い。例えば、データ記憶ドライブは、衝撃検知指示器が
被衝撃状態にある場合、データ記憶装置においていかな
る読取り/書込み動作も実行することができなくなって
もよい。代替的に、データ記憶ドライブは、衝撃検知指
示器が被衝撃状態にあることを検知すると、読取り専用
モードを駆動してもよい。
【0018】更に、データ記憶ドライブは、衝撃検知指
示器が被衝撃状態にある場合、データ記憶装置に衝撃検
知データを格納してもよい。衝撃検知データは、データ
記憶ドライブが検知データをデータ記憶装置に最初に格
納した日付と時間とを含んでいてもよい。データ記憶ド
ライブは、衝撃検知データを検知し、そのデータの状況
に従って動作する。例えば、衝撃検知データが、データ
記憶装置が衝撃を受けたことを示す場合、データ記憶ド
ライブは、読取り専用モードで動作してもよい。この機
能により、技術者は、装置の潜在的な故障状態の原因を
診断することができる。
【0019】1つの実施の形態において、本発明は、デ
ータ記憶媒体と、データ記憶媒体の少なくとも一部を実
質的に包囲するハウジングと、ハウジング内に配置され
た衝撃検知指示器と、を具備するデータ記憶装置を提供
する。
【0020】他の実施の形態において、本発明は、デー
タ記憶装置に格納されたデータを処理するデータ記憶ド
ライブを提供し、このデータ記憶ドライブは、データ記
憶装置とインタフェースすることによりデータ記憶装置
が閾値を超える物理的衝撃を受けたか否かを決定する機
構を具備している。
【0021】更なる実施の形態において、本発明は、デ
ータを格納するデータ記憶媒体と、データ記憶媒体を実
質的に封入するハウジングと、ハウジング内の第1の位
置に配置された検出ピンと、を具備するデータ記憶装置
を提供する。ここで、閾値を超える物理的衝撃により、
検出ピンはその第1の位置から移動する。
【0022】追加された実施の形態では、本発明は、デ
ータを格納するデータ記憶媒体と、データ記憶媒体を実
質的に封入するハウジングと、ハウジング内に配置され
た少なくとも1つの可視衝撃検知指示器と、少なくとも
1つの可視衝撃検知指示器に隣接するハウジング上に形
成されたのぞき開口と、を具備するデータ記憶装置を提
供する。
【0023】他の実施の形態では、本発明は、データ記
憶装置に格納されたデータを保護する方法であって、デ
ータ記憶装置内部に衝撃検知指示器を提供すること、衝
撃検知指示器が閾値を超えた物理的衝撃を受けたか否か
をチェックすること、衝撃検知指示器が閾値を超えた物
理的衝撃を受けた場合、データ記憶装置に対する少なく
とも1つの動作を実行する機能を不可にすること、とを
含む方法を提供する。
【0024】更なる実施の形態では、本発明は、データ
記憶装置に格納されたデータを保護する方法であって、
データ記憶装置内に衝撃検知指示器を提供すること、衝
撃検知指示器が閾値を超えた物理的衝撃を受けたか否か
をチェックすること、データ記憶装置に格納されたデー
タを別のデータ記憶媒体に保存すること、衝撃検知指示
器が閾値を超えた物理的衝撃を受けた場合、データ記憶
装置を回収すること、とを含む方法を提供する。
【0025】追加の実施の形態において、本発明は、デ
ータ記憶装置に格納されたデータを保護する方法であっ
て、データ記憶装置内部に衝撃検知指示器を提供するこ
と、衝撃検知指示器が閾値を超えた物理的衝撃を受けた
か否かを決定すること、衝撃検知指示器が閾値を超えた
物理的衝撃を受けた場合、データ記憶装置に格納された
データを保存すること、とを含む方法を提供する。
【0026】他の実施の形態において、本発明は、デー
タ記憶媒体と、データ記憶媒体の少なくとも一部を実質
的に包囲するハウジングと、ハウジング内に配置された
衝撃検知指示器と、を備えたデータ記憶装置と、データ
記憶装置に格納されたデータを処理するデータ記憶ドラ
イブと、を具備するデータ記憶システムを提供し、デー
タ記憶ドライブは、データ記憶装置とインタフェースす
ることによりデータ記憶装置が閾値を超えた物理的衝撃
を受けたか否かを決定する機構を備えている。本発明の
他の利点、特徴および実施の形態は、以下の詳細な説明
および特許請求の範囲から明らかとなろう。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態によ
る交換可能データ記憶装置10の組立分解図である。デ
ータ記憶装置10は、頂ハウジング部12および底ハウ
ジング部14を有するハウジングを備えている。ハウジ
ング部12,14は、実質的にデータ記憶媒体16を包
囲してもよい。ハウジング内には、衝撃検知指示器18
が配置されていてもよい。ハウジング部12,14は、
実質的に剛性材料からなり、ポリカーボネート、ポリス
チレン、アセチルブタジエンスチレン(ABS)または
ポリエチレン等の射出成形プラスチックから作成するこ
とができる。更に、データ記憶装置10はベースプレー
ト20を有していてもよく、このベースプレート20
は、アルミニウムまたはスチール等の剛性材料から形成
することができる。
【0028】ベースプレート20は、ハウジングの一部
を形成してもよく、あるいは、ハウジングによって完全
に包囲されていてもよい。特に、底ハウジング部14
は、データ記憶装置10のハウジングの底ハウジング部
を形成してもよい。代替的に、底ハウジング部は、ベー
スプレート20がハウジングの底面となるようにくぼみ
22を形成してもよい。ベースプレート20は、ドライ
ブ内の機構を位置付けるための基準面を形成して、読取
りおよび書込みハードウェアに対して装置10を正確に
位置付けるようにしてもよい。衝撃検知指示器18は、
ベースプレート20および/またはハウジング部12,
14に取付けられていてもよい。
【0029】更に、データ記憶装置10は、ハウジング
部12,14の少なくとも一方に形成された開口24を
形成することができる。衝撃検知指示器18は、開口2
4に隣接しかつ位置合せして配置され得る。ユーザは、
開口24を通して衝撃検知指示器18の状態を視覚的に
検出することができる。また、開口24により、データ
記憶ドライブ内の機構が衝撃検知指示器18とインタフ
ェースすることができる。例えば、ドライブ内でスイッ
チまたは光センサを、衝撃検知指示器18の状態を検出
するように方向付けすることができる。スイッチは、例
えば開口24内に延在することにより、衝撃検知指示器
18の位置を物理的に検出してもよい。光センサは、開
口24の光学特性を検出することにより衝撃検知指示器
18の位置を検出してもよい。
【0030】データ記憶装置10は、図1に示されてい
るように、データ記憶媒体16として磁気テープを含む
データカートリッジの形態をとってもよい。テープは、
一対のハブを中心に巻回されることによってテープパッ
ク59を形成することができる。しかしながら、他のタ
イプの交換可能データ記憶装置が、本発明の特徴を利用
してもよい。例えば、装置10は、磁気、光、光磁気、
位相変化、ホログラフィまたは他のタイプの媒体を提供
する交換可能ディスケットまたはディスクによって実現
することができる。衝撃検知指示器18は、例えば記録
媒体に対する損傷、または構成部品の読取りまたは書込
み動作に必要な許容度から離れた方向への移動という点
で、データ完全性が物理的外乱によって影響を受ける可
能性のあるものであれば、いかなるタイプのデータ記憶
装置でも共に使用することができる。
【0031】図2は、図1に示されているようなデータ
記憶装置10とインタフェースするよう構成することが
できるデータ記憶ドライブ30の1つの実施の形態を示
す。図2に示されているように、データ記憶ドライブ3
0は、データ記憶装置10を受けるかまたは他の方法で
データ記憶装置10と相互作用することができるもので
ある。データ記憶装置30は、図2において外部ドライ
ブとして示されている。しかしながら、ドライブ30
は、内部ドライブの形態をとることも可能である。ドラ
イブ30は、装置10の少なくとも一部を収容するため
のアクセスドア32を形成している。いくつかの実施の
形態では、装置10をドライブ30に装填し内部に完全
に引入れてもよい。代替的に、ドライブ30は、装置1
0の前部のみを収容してもよい。
【0032】図3は、データ記憶ドライブの検出スイッ
チとインタフェースするデータ記憶装置10の衝撃検知
指示器40の1つの実施の形態を示す。示されているよ
うに、衝撃検知指示器40は、検出ピンの形態をとるこ
とができる。衝撃検知指示器40は、データ記憶装置1
0に関連付けられたベースプレート42に取付けられて
いるか、または装置の他の剛性部品に取付けられていて
もよい。衝撃検知指示器40は、図6乃至図14に示さ
れているようなあらゆる技術によって取付けることがで
きる。更に、衝撃検知指示器40は、接着ボンドにより
剛性部品に接着されていてもよい。衝撃検知指示器40
は、装置ハウジング46によって形成される開口44に
隣接して配置されていてもよい。
【0033】データ記憶ドライブ内に取付けられたドラ
イブ検出スイッチ50は、データ記憶装置10とインタ
フェースすることができる。ドライブ検出スイッチ50
は、図2に示されているようなデータ記憶ドライブ30
内に収容されることが可能である。データ記憶装置10
とインタフェースすることにより、検出スイッチ50
は、衝撃検知指示器40がある閾値を超えた物理的衝撃
を受けたか否かを検出することができる。スイッチ50
は、通常外側に付勢されているアクチュエータまたは
「プランジャ」52を有するばね式スイッチの形態をと
ることができる。プランジャ52は、衝撃検知指示器4
0のピンと係合すると、ばねの付勢に対して押下げら
れ、内部接点を閉じるかまたは開くことによってスイッ
チ50の状態、すなわち衝撃検知指示器の状態を示す。
【0034】衝撃検知指示器40は、最初、図3に示さ
れているように第1の位置に配置されていてもよい。し
かしながら、データ記憶装置10が十分な大きさの物理
的衝撃を受けている場合、衝撃検知指示器40は、その
第1の位置から変位することができる。衝撃検知指示器
40がその第1の位置から変位した場合、「被衝撃状
態」にあるとみなされる。一般に、指示器40の変位
は、指示器の長手軸に対する傾動または長手方向の移動
等、初期位置からのあらゆる移動を言う。
【0035】ドライブ検出スイッチ50がデータ記憶装
置10とインタフェースする時、ドライブ検出スイッチ
50は、衝撃検知指示器40がその第1の位置から変位
したか否かを判断することができる。特に、プランジャ
52が開口44内の指示器40と係合する場合、装置1
0は、被衝撃状態にはない。しかしながら、プランジャ
52が指示器40と係合することができない場合、指示
器ピンが傾動したと判断され、被衝撃状態を示す。ドラ
イブ検出スイッチ50が衝撃検知指示器40が「被衝撃
状態」にあると検出した場合、データ記憶ドライブ30
の機能が影響を受けるようにしてもよい。
【0036】正常の状態で、データ記憶ドライブ30
は、データ記憶装置と相互作用することにより、データ
記憶装置10に格納されたデータに対し読取り、書込み
または他の処理を行うことができる。しかしながら、デ
ータ記憶装置30が、衝撃検知指示器40がその第1の
位置から変位したことを検出した場合、ドライブ内の制
御機構は特定のドライブ機能を不可にするかまたは変更
することができる。例えば、被衝撃状態が検出された場
合、ドライブは読取り動作と書込み動作を共に不可にし
てもよい。代替的に、ドライブ30および装置10が読
取り専用モードで動作するように、書込み動作を不可と
してもよい。更に、ユーザに、装置10の被衝撃状態に
対する警告を発して、読取りおよび書込み動作を続行す
る選択肢が与えられるようにしてもよい。いくつかの実
施の形態では、データ記憶ドライブ30の動作は、衝撃
検知指示器50が被衝撃状態に無い場合にのみ可能とな
るようにしてもよい。
【0037】いくつかの実施の形態では、ドライブ検出
スイッチ50が、衝撃検知指示器40が被衝撃状態にあ
ると判断した場合に、データ記憶ドライブ30が検知デ
ータをデータ記憶装置10に格納することができる。こ
の場合、データ記憶ドライブ30は、検知データがデー
タ記憶装置10に格納されたことを検出すると、完全に
読取り/書込み可能モードかまたは読取り専用モードで
データ記憶装置10に作用することができる。検知デー
タは、データ記憶ドライブ30がデータ記憶装置10に
検知データを格納した日付および時間を含んでもよい。
これにより、検知データは、潜在的なデータ完全性の危
険を容易に示す一方で、データリカバリの技術者による
分析のために第1の衝撃検出の日付および時間を詳細に
記録する。
【0038】図4は、本発明の実施の形態によるデータ
記憶ドライブを示す機能ブロック図である。示されてい
るように、データ記憶ドライブ30は、センサ機構51
を含み、それは、図3に関連して示されているように、
ドライブ検出スイッチ50を組込んでいてもよい。セン
サ機構51は、コントローラ53に結合されてもよく、
このコントローラ53は、マイクロプロセッサ、マイク
ロコントローラ、ASIC、またはかかる状況に応答し
てスイッチ50および制御ドライブ30によって示され
る衝撃検知状況を処理するよう、プログラムされるかま
たは他の方法で構成されている別個の回路の形態をとる
ことができるものである。
【0039】コントローラ53は、例えば、ドライブ3
0の読取りおよび書込み機能を駆動する読取り/書込み
ドライバ55を制御するよう構成されてもよい。これに
より、コントローラ53は、センサ機構51から衝撃状
況情報を受取り、かかる情報に基づいて読取り/書込み
ドライバ55を制御する。例えば、コントローラ53
は、センサ機構51から、データ記憶装置10が被衝撃
状態にあることを示す情報を受取った場合、読取り/書
込みドライバ55を読取り専用モードにしてもよい。代
替的に、コントローラ53は、ドライブ30に関連付け
られたホストコンピュータにメッセージを通信して、デ
ータ完全性の危険をユーザに忠告するよう構成されても
よい。
【0040】図5は、本発明の他の実施の形態によるデ
ータ記憶ドライブ30を示すブロック図である。図5に
示されているように、コントローラ53は、データ記憶
装置10が被衝撃状態にあるか否かを示す情報をメモリ
54に格納するよう構成されていてもよい。読取り/書
込みドライバ55は、メモリ54に格納された情報によ
って少なくとも部分的に決定される方法で動作すること
ができる。特に、読取り/書込みドライバ55は、メモ
リ54にアクセスして装置10の衝撃状態を確かめるよ
うに構成されていてもよい。衝撃状態は、特定のデータ
記憶装置10に関連付けられた、グローバルな一意の識
別子の通し番号と共に、メモリ54に記録されることが
可能である。このようにして、読取り/書込みドライバ
55は、メモリ54に関連してドライブにロードされる
度に、装置10の状況を決定することができる。
【0041】コントローラ53は、データ記憶装置10
が被衝撃状態にあることを示す情報をセンサ機構51か
ら受取ると、その情報をメモリ54に格納する。そし
て、読取り/書込みドライバ55は、メモリ54に格納
された情報にアクセスし、それに従って動作することが
できる。例えば、メモリ54に格納された情報が、デー
タ記憶装置10が被衝撃状態にあるということを示す場
合、読取り/書込みドライバ55は、読取り専用モード
で動作してもよい。代替的に、読取り/書込みドライバ
55は、各装置10に対して読取りおよび書込み動作を
共に不可にするよう構成されることも可能である。読取
り/書込みドライバ55を、コントローラ53と一体化
することも可能であり、あるいは別個のコントローラま
たは回路として実現することも可能である。
【0042】図6は、データ記憶ドライブの検出スイッ
チとインタフェースするよう配置された別の衝撃検知指
示器を示す。データ記憶装置10がデータ記憶ドライブ
30に挿入されると、ドライブ検出スイッチ50は開口
44内に移動する。衝撃検知指示器40は、図6に示さ
れているように凹部57を有していてもよく、それによ
ってドライブ検出スイッチ50は、衝撃検知指示器が被
衝撃状態にある時、開口44を通り衝撃検知指示器40
の凹部内に突入することができる。このようにして、ド
ライブ検出スイッチ50は、衝撃検知指示器40がある
閾値を超える物理的衝撃を受けたか否かを決定すること
ができる。
【0043】閾値は、ドライブ検出スイッチ50が開口
内に突入することができないように、衝撃検知指示器4
0をある位置に変位させるために必要な力の大きさであ
る。言換えれば、ドライブ検出スイッチ50は、凹部5
7に突入することができる時は衝撃状態でないことを示
し、できない時は衝撃状態を示す。物理的衝撃に応じ
て、凹部57がもはやプランジャ52と位置が合わない
ように、指示器40は、開口44に対して傾いてもよ
い。その場合、プランジャ52は、凹部57内に突入す
ることができない。代りに、プランジャ52は、指示器
40に対応付けられた位置合せされていないピンの一部
と係合し、それによってスイッチ50の内部ばねの付勢
に対して押下される。図6の実施の形態では、プランジ
ャ52の押下は、装置10の衝撃状態を示す。
【0044】他の実施の形態において、指示器40は、
図6に示されているような凹部57を有していない。代
りに、ドライブ検出スイッチ50のプランジャ52は、
衝撃検知指示器40が開口44に位置合せされた第1の
位置にある時、開口44を突抜けることができない。し
かしながら、衝撃検知指示器40がその第1の位置から
変位した場合、ドライブ検出スイッチ50のプランジャ
52は、開口44を突抜けることができる。このよう
に、衝撃検知指示器40が特定の閾値を超えた物理的衝
撃を受けていない場合、プランジャ52が開口内に挿入
されると押下されるように、ピンは開口44と位置合せ
されたままである。
【0045】衝撃検知指示器40を変位させるために十
分な大きさの力が加えられた時、指示器ピンは、開口4
4と位置合せされていない。その結果、ドライブ検出ス
イッチ50のプランジャ52は、押下されることなく開
口44を突抜けることができる。スイッチ50が開口4
4を突抜けることができる場合、装置10は被衝撃状態
にある。また、ユーザは、視覚的に開口44を検査する
ことにより、指示器40の向きを確かめることができ
る。これにより、視覚的な衝撃の表示と機械検出可能な
衝撃の表示とが提供される。
【0046】図6に更に示されているように、衝撃検知
指示器40は、説明されている実施の形態では検出ピン
であるが、オフセットマス56が取付けられていてもよ
い。オフセットマス56は、衝撃検知指示器40に対し
追加の感度を与えると共に、特定の軸に沿って加えられ
る衝撃力に対する方向的な感度を与えることができる。
図6の例では、衝撃検知指示器40がXまたはZ軸のい
ずれかに沿って力を受けた場合、力のモーメントが衝撃
検知指示器の取付け端58で発生する。オフセットマス
56を衝撃検知指示器40に取付けることにより、衝撃
検知指示器がY軸に沿って力を受けた場合に、同様であ
るがより明白な力のモーメントが、衝撃検知指示器40
の取付け端58に発生する。このように、オフセットマ
ス56により、衝撃検知指示器がY軸に沿った物理的衝
撃に対してより感度が高くなる。実際に、衝撃検知指示
器40を有するデータテープカートリッジ10におい
て、潜在的なデータの喪失または破壊という意味での最
も感度の高い落下軸を、磁気テープパックのスプールの
中央に沿わせることができる。これが図6のY軸に対応
するため、オフセット物体56があることにより、テー
プカートリッジの最も感度の高い落下軸に沿って方向的
に感度が追加された衝撃検知指示器40とすることがで
きる。
【0047】また、図6には、ベースプレートの厚肉部
64に隣接して、スリット60とベースプレート20の
薄肉部62とが示されている。厚肉部64は、通常のベ
ースプレート厚さを形成する。ベースプレート20の薄
肉部62に衝撃検知指示器40を取り付けることによ
り、物理的衝撃に対する衝撃検知指示器の感度をより高
くしてもよく、あるいは、特定の閾値を超えた物理的衝
撃に対して反応するようより正確に調整してもよい。特
に、薄肉部62は、指示器40のピンに対して与える剛
性が小さいため、ピンが衝撃荷重に応答してその通常位
置からより容易に変位することができる。実質的に、薄
肉部62は、ベースプレート20のより剛性な領域に対
するばね板として作用する。
【0048】図7は、ばね板領域70を形成するスリッ
ト60を有するベースプレート20の部分平面図であ
る。ばね板70は、図6に示されているように、ベース
プレート20の薄肉部62によって形成することができ
る。衝撃検知指示器40(図7には示されていない)
は、ばね板70の参照番号72で示される取付け開口に
取りつけられている。これにより、ばね板70は、指示
器40に対して取付け面を提供する。指示器ピンは、取
付け開口72に圧入されることが可能である。衝撃検知
指示器40をばね板70に取付けることにより、衝撃検
知指示器を、物理的衝撃に対してより感度が高くなるよ
うにしてもよく、または特定の物理的衝撃閾値に対して
反応するようより正確に調整にしてもよい。
【0049】図8は、本発明の他の実施の形態によるデ
ータ記憶装置10の衝撃検知指示器40を示す。図8の
実施の形態は、データ記憶ドライブ10の検出スイッチ
50とインタフェースするよう構成されている。図8に
示されているように、衝撃検知指示器40は、参照番号
76で示されているようなハウジングまたはベースプレ
ート20の取付け開口に圧入されてもよい。それとし
て、衝撃検知指示器40は、ある閾値を超えた物理的衝
撃に晒された時、物理的に分離されるようにしてもよ
い。この場合、閾値は、衝撃検知指示器40を弛緩する
ために必要な力の大きさである。
【0050】衝撃検知指示器40は、その取付け端79
に配置されたフランジ78を有していてもよい。フラン
ジ78は、衝撃検知指示器40がある閾値を超えた物理
的衝撃を受けた場合に、衝撃検知指示器40が物理的に
取外されるのを容易にすることができる。特に、フラン
ジ78は、衝撃荷重に反応するベースプレート20を圧
迫し、それにより開口76における圧入の弛緩を促進す
ることができる。更に、図6に示されている実施の形態
におけるように、所望の軸に沿った衝撃荷重に対して方
向的な感度を加えるために、指示器40のピンにマス5
6を取付けることも可能である。
【0051】図8に示されているように、衝撃検知指示
器40を、1つまたは複数の支持壁82,84によって
包囲してもよい。支持壁82,84は、指示器40の周
囲に延在する1つの連続した壁かまたは一続きの壁片に
よって実現することができる。支持壁82,84は、実
質的に衝撃検知指示器40を包囲してもよく、それによ
って、弛緩された検出ピンが装置の他の構成部品から隔
離される。このようにして、ユーザはまた、例えば、装
置を振動させ支持壁82,84の内側で衝撃検知指示器
ががたがた鳴るを聞くことにより、衝撃検知指示器40
が被衝撃状態にある時にそれを音で検出することができ
る。同時に、スイッチ50のプランジャ52を、開口4
4内の指示器40の存在を検出するように方向付けるこ
とも可能である。このように、音による、視覚的な、か
つ機械検出可能な衝撃表示が提供される。
【0052】図9は、データ記憶ドライブ30の検出ス
イッチ50とインタフェースするデータ記憶装置10の
衝撃検知指示器40の他の実施の形態を示す。図9に示
されているように、検出ピンを組み込んだ衝撃検知指示
器40は、ベースプレート20またはハウジングの他の
部分にスナップ嵌入されてもよい。衝撃検知指示器40
を第1の位置に保持するのを助けるために、スナップポ
スト88を設けることができる。特に、スナップポスト
88は、ベースプレート20の薄肉部89の開口87を
通って延在し、指示器40の変位に抵抗するように開口
の内壁に対してばね付勢を働かせる。ここでも、感度を
追加するためにマス56を設けることができる。マス5
6は、指示器40の変位を促進することができるが、ス
ナップポスト88はそれに抵抗する。マス56とスナッ
プポスト88とは共に、指示器40の変位に必要な衝撃
閾値を設定する。音による、視覚的な、および機械検出
可能な衝撃表示を提供しながら、変位時に指示器40を
保持するための壁82,84を組込むことができる。
【0053】図10は、データ記憶装置30の検出スイ
ッチ50とインタフェースするデータ記憶装置10の衝
撃検知指示器40の他の実施の形態を示す。図10にお
いて、衝撃検知指示器40は、保持領域内部に嵌入され
たくさびであるピンの形態をとってもよい。保持領域
は、装置ハウジングの頂部46、ハウジングの底部92
および支持壁82,84によって形成されてもよい。衝
撃検知指示器40の一方の端部93は、ハウジングの底
部92の溝94にくさび嵌入されていてもよい。衝撃検
知指示器40の他の端部95は、ハウジングの頂部46
で複数のナブ96,98の間に嵌入されていてもよい。
代替的に、ナブ96,98は、頂部46から突出する連
続したリングの形態をとってもよい。このように、衝撃
検知指示器40は、端部93,95における取付け力に
よって決定される閾値を超えた物理的衝撃によって、お
よび任意にマス56によってのみ弛緩されるよう、頂部
46と底部92との間にくさび止めされてもよい。ここ
でもまた、音による、視覚的な、および機械検出可能な
衝撃表示が提供される。
【0054】図11は、データ記憶ドライブ30の検出
スイッチ50とインタフェースするデータ記憶装置10
の衝撃検出器40の他の実施の形態を示す。図11にお
いて、衝撃検知指示器40は、ばね102を介してハウ
ジングの上部46に取付けられたピンの形態をとっても
よい。特に、衝撃検知指示器40の一方の端部93は、
上部46の開口44にスナップ嵌入されてリム97を形
成してもよい。ばね102は、圧縮状態の近接した開口
44内で指示器40の周囲に取付けられている。ばね1
02は、ハウジングの上部46と指示器40に形成され
たポストまたはリング103を圧迫する。このように、
ばね102は、衝撃荷重が加えられた場合にスナップ嵌
入の解放を促進するために開口44から離れるよう指示
器40を付勢する役割を果たす。言換えれば、ばね10
2は、装置が閾値を超えた物理的衝撃を受けた時に、衝
撃検知指示器40が開口44から完全に弛緩されるのを
確実にするのを助ける。このようにして、ばね102
は、望まれる場合は、マス56に加えて、衝撃検知指示
器40を変位させるために衝撃閾値を規定するのを助け
ることができる。ここでもまた、音による、視覚的な、
および機械検出可能な衝撃表示が提供される。
【0055】図12は、データ記憶ドライブ30の検出
スイッチ50とインタフェースするデータ記憶装置10
の衝撃検知指示器40の更に他の実施の形態を示す。図
12において、衝撃検知指示器40は、ハウジングの壁
46,92の間にくさび止めされたばね式検出ピンの形
態をとってもよく、オフセットマス56を組込んでもよ
い。指示器40は、内部ピン105と、ピン105の周
りに取付けられたばね104と、ばねおよびピンの周り
に取付けられた円柱状のスリーブ107と、を有する3
点構造を組込んでいてもよい。動作中、ばね104は、
圧縮されスリーブ107およびピン105を圧迫するこ
とにより、それらを互いから離れるように付勢する。特
に、ばね104は、スリーブ107を開口44に向け
て、支持ナブまたはリング96,98内で係合されるよ
うに付勢する。また、ばね104は、ピン105の一方
の端部109を、ハウジングの下部92の取付け台11
3で形成されたくさびマウント111に付勢する。取付
け台113およびナブまたはリング96,98は、例え
ば成形により、ハウジングと共に一体的に形成すること
ができる。
【0056】ばね104は、衝撃検知指示器40の感度
を規定することができる。例えば高ばね定数を有する、
実質的に剛性のばね104を使用することにより、重大
な衝撃のみが指示器を変位させることができるように、
ハウジングの壁46,92の間に検出ピン40を堅固に
くさび止めしてもよい。しかしながら、例えばばね定数
が小さい、剛性の低いばね104が使用される場合、検
出ピン40はハウジングの壁46,92の間に、剛性の
高いばねよりゆるくくさび止めされてもよい。このよう
に、例えばばね定数等、ばね104の剛性が、衝撃検知
指示器40を被衝撃状態にする物理的衝撃閾値を規定す
るようにしてもよい。ばね定数が低い場合、ばね圧縮
と、衝撃荷重に応じたピン105とスリーブ107との
互いに対する結果としての移動と、がより容易になる。
変位を更に促進するために、マス56を設けることも可
能である。視覚的な、音によるおよび機械検出可能な衝
撃表示が提供される。
【0057】図13は、本発明の他の実施の形態による
衝撃検知指示器40を組込んでいるデータ記憶装置10
の外側平面図である。図1乃至図12に関して述べられ
た実施の形態におけるように、データ記憶装置10は、
データを格納するデータ記憶媒体と、データ記憶媒体を
実質的に包囲するハウジング112と、を有してもよ
い。データ記憶装置は、ハウジング112内に配置され
た少なくとも1つの可視衝撃検知指示器114を有して
いてもよく、可視衝撃検知指示器114に隣接したハウ
ジングに配置された検査窓116を更に有していてもよ
い。図1乃至図12に関して述べられた実施の形態とは
対照的に、衝撃検知指示器114は、機械的構成要素を
移動させる必要なく、衝撃荷重に対してその特性を視覚
的に変える可視指示器の形態をとることができる。
【0058】可視衝撃検知指示器114は、例えば、造
影剤が充填された造影剤貯蔵器と吸収ウィックと圧縮性
壁とを提供する、商業的に入手可能な衝撃検出器の形態
をとってもよい。適当な衝撃検出器の例は、米国特許第
5,323,729号に述べられている。可視衝撃検知
指示器114に対して力が加えられると、内壁が圧縮さ
れ、ウィックが貯蔵器と接触し、ウィックの色が視覚的
に変化する。例えば、ウィックが白から赤へまたは透明
から不透明へ変化するか、あるいは他の同様な光学的変
化を受けるようにしてもよい。本発明の実施の形態によ
れば、可視衝撃検知指示器114が、データ記憶装置に
一体的であるように、データ記憶装置10のハウジング
112内に取付けられている、ということは重要であ
る。
【0059】データ記憶装置10のハウジング112内
に可視衝撃検知指示器114を取付けることにより、可
視衝撃検出器が装置から落ちないことが保証される。ま
た、可視衝撃検知指示器114がデータ記憶装置と一体
的である場合、接着剤等の外部接合が必要でない。更
に、データ記憶装置の製造中に、可視衝撃検知指示器1
14が、予め決められ規定された軸に沿って容易に方向
付けされる。さらに、可視衝撃検知指示器114がハウ
ジングに一体的に取付けられている場合、データ記憶ド
ライブ30は、例えば指示器の反射力または透過率特性
を予め決められた基準レベルと比較することにより、可
視衝撃検知指示器114が被衝撃状態にあるか否かを光
学的に検出してもよい。可視衝撃検知指示器114がハ
ウジング112の外部に取付けられている場合、現存の
ドライブに装填される装置は、傷付けられる可能性があ
る。更に、可視衝撃検知指示器114をドライブ内の光
検出器と位置合わせすることが困難である可能性があ
る。ハウジング112内に可視衝撃検知指示器114を
取付けることにより、装置10をあらゆるドライブに装
填することと共に、適切な光検出装置を組込むためにド
ライブを改良または再設計することが容易となる。
【0060】のぞき窓116は、ハウジング112によ
って形成される開口の形態をとってもよい。代替的に、
のぞき窓116は、ハウジング112にインサート成形
されるかまたはハウジングの一部を薄肉にすることによ
って製造される透明または半透明の窓としてもよい。更
に、ハウジング全体またはその一部は、透明材料によっ
て実現することができる。また、開口は、ハウジング1
12において形成された後、データ記憶装置の内部を埃
および屑から保護するために、その中に透明または半透
明の窓が取付けられる。更なる代替例として、内壁を、
データ記憶装置の内部作用部分からウォールオフの可視
衝撃検知指示器114として形成することにより、同様
に埃および屑の導入を制限することができる。
【0061】いくつかの実施の形態では、ハウジングを
通して種々の位置に複数の衝撃センサを配置することが
できる。更に、複数の検出器が使用される場合、それら
は、各センサが一意の軸において物理的衝撃に最も感度
が高いように方向付けられてもよい。商業的に入手可能
な衝撃検知指示器が、種々の軸に沿ってより高い感度を
提供することができる。このように、同じ力により、そ
の力が第1の軸に沿って加えられる場合、商業的に入手
可能な衝撃検知指示器が被衝撃状態になる可能性がある
が、その力が第2の軸に沿って加えられる場合、その衝
撃検知指示器が被衝撃状態にならない可能性がある。
【0062】図14は、図13に示されているようなデ
ータ記憶装置の1つの実施の形態の側面図であり、衝撃
検知指示器114に対する種々の落下軸のベクトル表現
を示している。図14では、ベクトル表現116に従っ
て、可視衝撃検知指示器114を方向付けすることがで
きる。示されているように、可視衝撃検知指示器114
は、X軸に沿った物理的力に対して最も感度が高い。し
かしながら、指示器114は、必要に応じて方向的な感
度を得るために、図14に示されている種々の軸のうち
のいかなる軸に沿っても長手方向に方向付けすることが
できる。
【0063】図15は、本発明による方法の動作を示す
フローチャートである。概して、本方法は、ブロック1
22に示されているように、例えば、指示器を視覚的
に、音により、光学的にまたは機械的に検査することに
より、衝撃検知指示器をチェックすることを含んでもよ
い。ブロック124に示されているように、検査に基づ
いて、衝撃検知指示器が予め決められた閾値を超えた衝
撃荷重を受けたか否かが判断される。十分な衝撃荷重が
加えられた場合、衝撃検知指示器は状態を変える。衝撃
検知指示器が物理的衝撃を受けていない場合、ブロック
126に示されているように、いかなる作用も行われな
い。しかしながら、衝撃検知指示器が物理的衝撃を受け
た場合、ブロック128に示されているように、装置が
装填されているドライブの少なくとも1つの機能が使用
不可となる。ここではまた、ドライブは読取り専用モー
ドにすることも可能であり、あるいは、装置がドライブ
内に装填されたままである限り共に使用不可とすること
も可能である。
【0064】ブロック122に示されているように、衝
撃検知指示器は、いくつかの異なる方法でチェックする
ことができる。図2および図3に関して述べられている
ように、衝撃検知指示器が物理的衝撃を受けたか否かを
チェックする1つの方法は、衝撃検知指示器を有するデ
ータ記憶装置を、検出スイッチを有するデータ記憶ドラ
イブにインタフェースすることである。このように、デ
ータ記憶ドライブは、衝撃検知指示器が物理的衝撃を受
けたか否かを問合せる。この問合せは、データ記憶装置
がデータ記憶ドライブに挿入された後にユーザによって
駆動されてもよく、あるいは、データ記憶装置がデータ
記憶ドライブに装填された時に自動的に機械が駆動して
もよい。いずれの場合も、検出スイッチ等の機構は、衝
撃検知指示器とインタフェースすることにより、衝撃検
知指示器が物理的衝撃を受けたか否かを決定してもよ
い。
【0065】代替的に、衝撃検知指示器を、ユーザがチ
ェックすることができる。例えば、ユーザは、衝撃検知
指示器を、マニュアルで、視覚的に、音によって、また
は他の方法でチェックすることができる。それぞれの方
法で、ユーザは、衝撃検知指示器が衝撃を受けたか否か
を問合せることができる。1つの実施の形態では、コン
ピュータをデータ記憶ドライブに取付けることにより、
衝撃検知指示器が被衝撃状態にあることが検出される
と、データ記憶ドライブが、例えばLEDまたは他の指
示器を介して、ユーザに視覚的に検出可能な指示を送る
ようにしてもよい。更に、データ記憶ドライブは、コン
ピュータ表示画面に現れるメッセージを介して、データ
記憶装置が物理的衝撃を受けたということをユーザに通
知する信号をコンピュータに送信するようにしてもよ
い。
【0066】代替的に、衝撃検知指示器を、光検出によ
ってチェックすることができる。例えば、データ記憶ド
ライブは、視覚指示器の暗さを検知する光検出器を有し
ていてもよい。更に、データ記憶ドライブは、光検出器
が衝撃検知指示器のライトオフ(light off)
の反射を検知するように、衝撃検知指示器を照明する光
源を有していてもよい。このように、衝撃検知指示器
は、ドライブ検出スイッチとデータ記憶装置との間の機
械的相互作用を必要とすることなく、データ記憶ドライ
ブにより自動的にチェックすることができる。
【0067】衝撃検知指示器が物理的衝撃を受けた場
合、いくつかの積極的な行為が行われなければならな
い。例えば、少なくとも1つの機能が使用不可となる
か、または代替的に使用可能となる。例えば装置を書込
み禁止モードにすることにより、データ記憶装置におい
てその機能を使用不可または使用可能としてもよい。代
替的に、例えばドライブを読取り専用モードにするか、
または衝撃データをデータ記憶ドライブに書込む機能を
可能とすることにより、データ記憶ドライブにおいてそ
の機能を不可かまたは可能としてもよい。このように、
データ記憶装置に格納されたデータを、偶発的な重ね書
きかまたは他の種類のデータ喪失から保護することがで
きる。
【0068】図16は、本発明の他の実施の形態による
方法の動作を示すフローチャートである。本方法は、ブ
ロック134に示されているように、衝撃検知指示器を
チェックすることを含む。ブロック136に従って決定
されるように、衝撃検知指示器が物理的衝撃を受けた場
合、ブロック138によって示されているように、いず
れの作用も行われない。しかしながら、衝撃検知指示器
が物理的衝撃を受けた場合、ブロック140に示されて
いるように、データはデータ記憶装置から他のあるデー
タ記憶媒体に保存され、ブロック142に示されている
ように、データ記憶装置は回収される。例えば、ユーザ
に対し、装置をリカバリセンタに出すように、あるいは
データの喪失または破壊の危険があると、忠告すること
ができる。
【0069】図16において、ステップ134,13
6,138は、図15のステップ120,122,12
4と実質的に同じである。ブロック136によって示さ
れているように、衝撃検知指示器が物理的衝撃を受ける
と、ブロック140に示されているように、データ記憶
装置に格納されたデータを他のあるデータ記憶媒体に保
存してもよい。ブロック136に示されているように、
データを他の記憶媒体に保存するためには、ユーザが積
極的に行動する必要がある。しかしながら、いくつかの
実施の形態では、データ記憶ドライブが、衝撃検知指示
器が被衝撃状態にあることが検出されると、データをデ
ータ記憶装置から他の記憶媒体に自動的に保存してもよ
い。例えば、ホストコンピュータ上で実行中のアプリケ
ーションは、読取り動作に従事していてもよく、それに
よって装置からのデータがハードドライブまたはネット
ワークサーバ記憶装置にコピーされる。データが他の記
憶媒体に保存されると、ブロック142に示されている
ように、データ記憶装置が回収されてもよい。
【0070】図17は、本発明の他の実施の形態による
方法の動作を示すフローチャートである。本方法は、ブ
ロック148に示されているように、衝撃検知指示器を
チェックすることを含む。ブロック150に従って決定
されるように、衝撃検知指示器が物理的衝撃を受けてい
ない場合、ブロック152に示されているように、いず
れの作用も行われない。しかしながら、衝撃検知指示器
が物理的衝撃を受けた場合、ブロック154に示されて
いるように、データ記憶装置に格納されているデータは
保存される。保存は、データを他の媒体にコピーするこ
と、または更なるデータの喪失または破壊の可能性を最
小限にするために更なる読取り/書込み動作を単純に不
可にすること、としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるデータ記憶装置の組立分解図で
ある。
【図2】 図1に示されるようなデータ記憶装置と相互
作用するデータ記憶ドライブを示す。
【図3】 データ記憶ドライブの検出スイッチとインタ
フェースするよう配置されたデータ記憶装置の衝撃検知
指示器の1つの実施の形態を示す。
【図4】 本発明によるデータ記憶装置の実施の形態を
示す機能ブロック図である。
【図5】 本発明によるデータ記憶ドライブの更なる実
施の形態を示す機能ブロック図である。
【図6】 データ記憶ドライブの検出スイッチとインタ
フェースするよう配置された他の衝撃検知指示器を示
す。
【図7】 衝撃指示器ピンの取付けのための「ばね板」
部材を形成するスリットを有するベースプレートの断面
図である。
【図8】 データ記憶ドライブの検出スイッチとインタ
フェースするよう配置された衝撃検知指示器の他の実施
の形態を示す。
【図9】 データ記憶ドライブの検出スイッチとインタ
フェースするよう配置された衝撃検知指示器の追加の実
施の形態を示す。
【図10】 データ記憶ドライブの検出スイッチとイン
タフェースするよう配置された衝撃検知指示器の更なる
実施の形態を示す。
【図11】 データ記憶ドライブの検出スイッチとイン
タフェースするよう配置された衝撃検知指示器の他の実
施の形態を示す。
【図12】 データ記憶ドライブの検出スイッチとイン
タフェースするよう配置された衝撃検知指示器の追加の
実施の形態を示す。
【図13】 本発明の他の実施の形態によるデータ記憶
装置の外側平面図である。
【図14】 種々の衝撃軸に沿った衝撃荷重ベクトル表
現を示すデータ記憶装置の1つの実施の形態の図であ
る。
【図15】 本発明の実施の形態による方法の動作を示
すフローチャートである。
【図16】 本発明の他の実施の形態による方法の動作
を示すフローチャートである。
【図17】 本発明の更なる実施の形態による方法の動
作を示す他のフローチャートである。
【符号の説明】
10 データ記憶装置 12 頂ハウジング部 14 底ハウジング部 16 記憶媒体 18 衝撃検知指示器 20,42 ベースプレート 24,44,76,87 開口 30 データ記憶ドライブ 40 衝撃検知指示器 46 装置ハウジング 50 ドライブ検出スイッチ 51 センサ機構 52 プランジャ 53 コントローラ 54 メモリ 55 読取り/書込みドライバ 56 オフセットマス 57 凹部 58 取付け端 59 テープパック 62,89 薄肉部 64 厚肉部 70 ばね板領域 72 取付け開口 78 フランジ 79 取付け端 82,84 支持壁 88 スナップポスト 92 底部 93,95,109 端部 94 溝 96,98 ナブ 97 リム 102 ばね 105 内部ピン 107 スリーブ 111 くさびマウント 112 ハウジング 113 取付け台 114 可視衝撃検知指示器 116 検査窓

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ記憶装置であって、 データ記憶媒体と、 該データ記憶媒体の少なくとも一部を実質的に包囲する
    ハウジングと、 該ハウジング内に配置された衝撃検知指示器と、を具備
    するデータ記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記データ記憶媒体が、磁気テープ、磁
    気ディスク、光学テープおよび光ディスクからなるグル
    ープから選択され、かつ前記ハウジングが、開口を形成
    し、前記衝撃検知指示器が、該開口に隣接して配置され
    ている請求項1記載のデータ記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記衝撃検知指示器が、前記ハウジング
    内の第1の位置に配置された検出ピンを含み、閾値を超
    えた物理的衝撃により該検出ピンがその第1の位置から
    変位する請求項1記載のデータ記憶装置。
  4. 【請求項4】 ベースプレートを更に具備し、前記ピン
    が、該ベースプレートに取付けられ、かつ該ベースプレ
    ートが、薄肉部分を形成し、前記検出ピンが、該薄肉部
    分で該ベースプレートに取り付けられており、該ベース
    プレートが、少なくとも1つのスリットを形成し、該検
    出ピンが、該スリットに隣接して取付けられている請求
    項3記載のデータ記憶装置。
  5. 【請求項5】 閾値を超えた物理的衝撃が、前記衝撃検
    知指示器を被衝撃状態にし、かつ該被衝撃状態が、デー
    タ記憶ドライブによって検出可能である請求項1記載の
    データ記憶装置。
  6. 【請求項6】 データ記憶装置に格納されたデータを処
    理するデータ記憶ドライブであって、該データ記憶装置
    とインタフェースすることにより、該データ記憶装置が
    閾値を超えた物理的衝撃を受けたか否かを判断する機構
    を具備するデータ記憶ドライブ。
  7. 【請求項7】 コントローラを更に具備し、前記機構が
    前記データ記憶装置が物理的衝撃を受けたと決定した場
    合に、前記データ記憶ドライブの少なくとも1つの動作
    が、該コントローラによって動作不可となる請求項6記
    載のデータ記憶ドライブ。
  8. 【請求項8】 コントローラを更に具備し、前記機構が
    前記データ記憶装置が物理的衝撃を受けたと決定した場
    合に、前記データ記憶ドライブの少なくとも1つの動作
    が可能となる請求項6記載のデータ記憶ドライブ。
  9. 【請求項9】 コントローラを更に具備し、前記機構が
    前記データ記憶装置が物理的衝撃を受けたと決定した場
    合に、該コントローラが、前記データ記憶ドライブが該
    データ記憶装置に対する読取り/書込み動作を実行しな
    いようにする請求項6記載のデータ記憶ドライブ。
  10. 【請求項10】 コントローラを更に具備し、前記機構
    が前記データ記憶装置が物理的衝撃を受けたと決定した
    場合に、該コントローラが、前記データ記憶ドライブに
    おける読取り専用モードを駆動する請求項6記載のデー
    タ記憶ドライブ。
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