JP2730509B2 - ディスク収納筐体 - Google Patents

ディスク収納筐体

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JP2730509B2
JP2730509B2 JP7051271A JP5127195A JP2730509B2 JP 2730509 B2 JP2730509 B2 JP 2730509B2 JP 7051271 A JP7051271 A JP 7051271A JP 5127195 A JP5127195 A JP 5127195A JP 2730509 B2 JP2730509 B2 JP 2730509B2
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一郎 河村
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CD−ROMに代表さ
れるディスク形状をした記録媒体を収納する筐体に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】現在、コンピュータなどの情報機器の記
憶装置としてCD−ROMがよく用いられている。
【0003】以下、CD−ROMに記録された信号を再
生する信号再生装置に関し、図を用いて説明する。
【0004】図16において2は予め所定の情報に基づ
いて信号が記録されているCD−ROMであり、9はC
D−ROM2に記録された信号を再生する信号再生装置
である。また、10は信号再生装置に設けられているト
レーであり、このトレー10にCD−ROM2が載置で
きる構成としている。
【0005】このような、信号再生装置9においてはC
D−ROM2の信号が記録された面を下面にしかつCD
−ROM2の面を水平にして信号再生装置9のトレー1
0に載置し、その後、トレー10とともにCD−ROM
2を信号再生装置9内部に格納しCD−ROM2に記録
された信号を再生していた。
【0006】つぎに、CD−ROM2に記録された信号
を再生するとともに相変化型光ディスク23に対して信
号を記録・再生する信号記録・再生装置18に関し、
17を用いて説明する。
【0007】図17において23は相変化型光ディスク
であり、18はCD−ROM2に記録された信号を再生
するとともに相変化型光ディスク23に対して信号を記
録・再生する信号記録・再生装置である。10は信号記
録・再生装置18に設けられているトレーであり、この
トレー10にCD−ROM2又は相変化型光ディスク2
3が載置できる構成としている。ここで、相変化型ディ
スク23は通常その表面を保護するために筐体の内部に
収納されており、現在市販されている相変化型光ディス
クはすべてこのような形状となっている。
【0008】このような、信号記録・再生装置18にお
いては相変化型光ディスク23の信号が記録された面を
水平にして信号記録・再生装置23に載置し、その後、
相変化型光ディスク23を信号記録・再生装置18内部
に格納し相変化型光ディスク23に信号を記録し、又は
記録された信号を再生していた。
【0009】なお、このような信号記録・再生装置18
においては、CD−ROM2は筐体に格納されておらず
いわゆる裸の状態でディスクを使用し、相変化型光ディ
スク23は筐体に格納されていることに基づいて、筐体
の有無を判断することでディスクに信号が記録できるか
否かを判断する構成をとっているものもある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
コンピュータなどの外部記憶装置として使われるこれら
の信号再生装置9などを縦て使用したいという要望が生
じている。
【0011】かかる要望に対して、上記した従来の信号
再生装置9などを縦て使用すると信号再生時に信号再生
装置9などに収納されているCD−ROM2を取り出す
場合、CD−ROM2を信号再生装置9の内部から搬出
した際にCD−ROM2がトレー10から落下し、CD
−ROM2の表面が破損し、CD−ROM2に記録され
た信号が再生できなくなるという問題を有していた。
【0012】本発明のディスク収納筐体は、信号再生装
置などを縦て使用する場合にCD−ROMなどの信号記
録面が傷つきやすいディスクが信号再生装置から落下し
た場合でもディスクの信号記録面が傷つかないように保
護するディスク収納筐体を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のディスク収納筐体は、信号再生装置若しくは
信号記録装置に収納される筐体を備え、前記筐体の内部
は信号が記録されたディスク若しくは信号が記録される
ディスクが収納可能な構成とし、前記筐体は前記信号再
生装置若しくは前記信号記録装置に装着された際に前記
ディスクに信号を記録若しくは前記ディスクの信号を再
生するための第1の開口部を有するとともに、前記ディ
スクを前記筐体外部から前記筐体内部に収納するための
第2の開口部を有し、前記ディスクが前記筐体内部に収
納された場合に前記ディスクが前記第2の開口部を介し
て前記筐体内部から前記筐体外部に出るのを抑制し、か
つ筐体から取り外し可能な保持部を有する構成とした。
【0014】
【作用】以上のようにディスクの信号記録面が傷つかな
いように筐体で保護したため、ディスクが信号再生装置
から落下した場合でもディスクの信号記録面が傷つくこ
とはない。
【0015】
【実施例】(実施例1) 以下、本発明のディスク収納筐体の一実施例について図
面を参照しながら説明する。
【0016】図1において、1は信号再生装置に収納さ
れる筐体であり、筐体1の内部には信号が記録されたデ
ィスクであるCD−ROM2が収納可能な構成となって
いる。筐体1の一方の面であるA面((c)参照)には
信号再生装置に備えられかつCD−ROM2に記録され
た信号を再生するためのヘッド3がCD−ROM2を走
査するための第1の開口部4を有している。筐体1の他
方の面である一方の面と相対する面(B面((a)参
照))にはCD−ROM2を筐体1の外部から筐体1の
内部に収納するための第2の開口部5を有している。6
はCD−ROM2が筐体1内部に収納された場合にCD
−ROM2が第2の開口部を介して筐体1内部から筐体
1外部に出るのを抑制する保持部である。また、保持部
6は筐体1から取り外すことができる構成としている。
【0017】このような構成としたディスク収納筐体に
ついてCD−ROM2を筐体1内部に収納する手順を説
明する。
【0018】図2において、(a)は筐体1から保持部
6を取り外した状態のディスク収納筐体を示しており、
この状態でCD−ROM2の信号が記録された面を第1
の開口部4に相対するようにしてCD−ROM2を筐体
1内部の所定位置に載置する。(b)は上述のようにC
D−ROM2を載置した状態を示しており、この後、保
持部を筐体1に取り付ける。本実施例では、保持部6
の両端に設けられた係合部7が筐体1に設けられた被係
合部8と係合することにより、保持部6が筐体1に取り
付けられ筐体1と一体となる。(c)は上述のように筐
体1に保持部6を取り付けた状態を示しており、このよ
うにしてCD−ROM2を筐体1の内部に収納したディ
スク収納筐体を図3に示すように記録再生装置9のトレ
ー10に載置し、その後、トレー10とともにCD−R
OM2を信号再生装置9内部に格納しCD−ROM2に
記録された信号を再生する。
【0019】以上のような構成にすれば、信号再生装置
9を縦て使用した場合でも、信号再生装置9からCD−
ROM2を取り出す際にCD−ROM2がトレー10か
ら落下しても、CD−ROM2の信号を記録した面が破
損し、CD−ROM2に記録された信号が再生できなく
なることは少なくなる。
【0020】また、ディスク収納筐体はCD−ROM2
単体に比べて厚みが厚いので、信号再生装置9のトレー
10内にCD−ROM2を単体で載置するよりある程度
安定して載置され、トレー10から落下する可能性も少
なくなる。
【0021】(実施例2) つぎに、本発明のディスク収納筐体の別の実施例につい
て図面を参照しながら説明する。なお、上述した実施例
と同様の構成のものについては同じ符号を用い、その説
明を省略する。
【0022】図4、図5において、筐体1の側面にはC
D−ROM2を筐体1の外部から筐体1の内部に収納す
るための第2の開口部11を有している。12はCD−
ROM2が筐体1内部に収納された場合にCD−ROM
2が第2の開口部11を介して筐体1内部から筐体1外
部に出るのを抑制する保持部である。保持部12は筐体
1から取り外すことができる構成としている。なお、B
面はCD−ROM2が取り出しできるような大きな開口
部分を有していない。
【0023】このような構成としたディスク収納筐体に
ついてCD−ROM2を筐体1内部に収納する手順を説
明する。
【0024】図6において、(a)は筐体1から保持部
12を取り外した状態のディスク収納筐体を示してお
り、この状態でCD−ROM2の信号が記録された面を
第1の開口部に相対するようにしてCD−ROM2を筐
体1内部の所定位置に載置する。(b)は上述のように
CD−ROM2を載置した状態を示しており、この後、
保持部12を筐体1に取り付ける。本実施例では、保持
部12の両端に設けられた係合部13が筐体1に設けら
れた被係合部14と係合することにより、保持部12が
筐体1に取り付けられ筐体1と一体となる。(c)は上
述のように筐体1に保持部12を取り付けた状態を示し
ており、このようにしてCD−ROM2を筐体1の内部
に収納したディスク収納筐体を図3に示すような記録再
生装置9のトレー10に載置し、その後、トレー10と
ともにCD−ROM2を信号再生装置9内部に格納しC
D−ROM2に記録された信号を再生する。以上のよう
な構成にすれば、実施例1と同様の効果を得られる。
【0025】(実施例3) つぎに、本発明のディスク収納筐体の別の実施例につい
て図面を参照しながら説明する。なお、上述した実施例
と同様の構成のものについては同じ符号を用い、その説
明を省略する。
【0026】図7において、16はCD−ROM2が筐
体1内部に収納された場合にCD−ROM2が第2の開
口部5を介して筐体1内部から筐体1外部に出るのを抑
制する保持部であり、筐体1と一体に構成されている。
ここで、「一体に構成されている」とは完全に一体とし
て構成されており、破壊などしなければ取り外しができ
ないことをいうのではなく、CD−ROM2を筐体1に
収納する際に保持部16が筐体1と一体とされていれば
よい。また、保持部16は第2の開口部5の半分以下で
ある約1/4の部分を覆う構成としている。
【0027】このような構成としたディスク収納筐体に
ついてCD−ROM2を筐体1内部に収納する手順を説
明する。
【0028】図8において、(a)は第2の開口部5の
CD−ROM収納方向からCD−ROM2を収納しはじ
めた状態を示している。CD−ROM2の信号が記録さ
れた面を第1の開口部に相対するようにしてCD−RO
M2を第2の開口部5のCD−ROM収納方向から収納
している。CD−ROM2の一端は保持部16と接触し
作用点(α点)を形成している。また、CD−ROM2
の中央より作用点側の部分でCD−ROM2の最外周部
分が第2の開口部5と接触し支点(β点)を形成してい
る。さらに、CD−ROM2の他端は重力が作用し力点
(γ点)を形成している。これにより、CD−ROM2
は第2の開口部5において静止した状態とされている。
この状態では、図に示すようにCD−ROM2は水平方
向からある程度傾斜した状態となるので、CD−ROM
2の信号が記録された面において、筐体1と接触するの
は支点となっているCD−ROM2の最外周部分の2点
のみであり、他の部分は接触しない。
【0029】(b)は(a)からさらにCD−ROM2
を第2の開口部5のCD−ROM収納方向に収納した状
態を示している。CD−ROM2の作用点(α点)は
(a)の状態における作用点(α点)に比べてCD−R
OM2の中央方向によっている。また、CD−ROM2
の中央付近ではCD−ROM2の最外周部分が第2の開
口部5と接触し支点(β点)を形成している。さらに、
CD−ROM2の他端は重力が作用し力点(γ点)を形
成している。
【0030】(c)は(b)からさらにCD−ROM2
を第2の開口部5のCD−ROM収納方向に収納し、筐
体1に収納された状態を示している。CD−ROM2の
支点となる部分がなくなり、CD−ROM2は筐体1に
収納されている。
【0031】なお、以上の説明は重力が作用した場合に
ついて説明したが、重力の代わりに手で力を加えても同
様の動作を行う。
【0032】以上のような構成にすれば、実施例1と同
様の効果を得られるとともに、CD−ROM2を収納す
る間、CD−ROM2は水平方向からある程度傾斜した
状態となり、CD−ROM2の信号が記録された面にお
いて、筐体1と接触するのは支点となっているCD−R
OM2の最外周部分の2点のみであり、他の部分は接触
しない。CD−ROM2の最外周部分は信号が記録され
ていない部分であるので、CD−ROM2を筐体1に収
納する期間についても、CD−ROM2の情報を記録し
た面は筐体1と接触せず、CD−ROM2の信号を記録
した面が破損し、CD−ROM2に記録された信号が再
生できなくなることはなくなる。
【0033】(実施例4) つぎに、本発明のディスク収納筐体の別の実施例につい
て図面を参照しながら説明する。なお、上述した実施例
と同様の構成のものについては同じ符号を用い、その説
明を省略する。
【0034】図9において、第2の開口部5の周辺部分
は保護層である弾力性のあるゴム15で覆われている。
【0035】このような構成としたディスク収納筐体に
ついては実施例3において図6を用いて説明した手順で
収納する。
【0036】以上のような構成にすれば、実施例3と同
様の効果を得られるとともに、CD−ROM2の支点と
なる部分も保護層でキズがつきにくくなるので、さら
に、CD−ROM2の信号を記録した面が破損し、CD
−ROM2に記録された信号が再生できなくなることは
なくなる。
【0037】なお、CD−ROM2は第2の開口部5の
エッジとのみ接触するので、少なくともかかる部分に保
護層を設ければよく、また、保護層としては弾力性のあ
るゴムのみならず、弾力性のある樹脂(例えば、エラス
マーなど)やセーム皮のようなものでもよく、CD−
ROM2が接触した際にキズがつきにくい素材であれば
なんでもよい。
【0038】(実施例5) つぎに、本発明のディスク収納筐体の別の実施例につい
て図面を参照しながら説明する。なお、上述した実施例
と同様の構成のものについては同じ符号を用い、その説
明を省略する。
【0039】図10において、17は筐体に収納されて
いるディスクであるか否かを確認することでディスクが
信号を記録できるか否かを判断する信号記録・再生装置
18に収納される筐体であり、筐体17の内部は信号が
記録されたディスクであるCD−ROM2が収納可能な
構成となっている。19は筐体17のA面に設けられ、
信号記録・再生装置18に装着された際にCD−ROM
2に記録された信号を再生するための第1の開口部であ
り、20はCD−ROM2を筐体17外部から筐体17
内部に収納するための第2の開口部である。21はCD
−ROM2が筐体17内部に収納された場合にCD−R
OM2が第2の開口部20を介して筐体17内部から筐
体17外部に出るのを抑制する保持部であり、22は筐
体17の一部であって、信号記録・再生装置18が筐体
に収納されているディスクであるか否かを確認する箇所
(以下、検出箇所という)に設けられ、信号記録・再生
装置18が筐体に収納されていないディスクすなわちC
D−ROM2であると確認するように構成された被検出
部である。この被検出部22は信号記録・再生装置18
がどのように筐体に収納されているディスクであるか否
かを確認するかでその構成が異なる。
【0040】このような構成としたディスク収納筐体に
ついてCD−ROM2を筐体17内部に収納する手順は
実施例3に記載した手順と同様の手順により収納する
(図8参照)。
【0041】つぎに、上記のような構成にしたディスク
収納筐体を信号記録・再生装置18に載置した際の信号
記録・再生装置18の動作について説明する。
【0042】(a)信号記録・再生装置18がスイッチ
の接触により筐体に収納されたディスクであるか否かを
確認する場合
【0043】図11において、23は筐体に格納された
相変化型光ディスクであり、24は筐体に収納されてい
るディスクであるか否かを確認するためのスイッチであ
る。
【0044】(1)相変化型光ディスク23が信号記録
・再生装置18に載置された場合図11(a)、図12
(a)(b)に示すように、一般に相変化型光ディスク
23は筐体25に格納されて使用される。信号記録・再
生装置18のスイッチ24は図12(a)に示すような
通常状態から上方に所定位置まで移動し図12(b)に
示すような検知状態となる。この際、スイッチ24が相
変化型光ディスク23の筐体25に接触し、スイッチが
作動する。これにより、信号記録・再生装置18は、現
在、載置されているディスクが相変化型光ディスク23
であり、信号が記録可能であることを検知する。
【0045】(2)CD−ROM2が信号記録・再生装
置18に載置された場合図11(b)、図12(c)
(d)に示すように、一般にCD−ROM2は筐体に格
納されず、いわゆる裸の状態で使用される。信号記録・
再生装置18のスイッチ24は図12(c)に示すよう
な通常状態から上方に所定位置まで移動し図12(d)
に示すような検知状態となる。この際、スイッチ24は
何にも接触せず、空振りすることとなり、スイッチは作
動しない。これにより、信号記録・再生装置18は、現
在、載置されているディスクがCD−ROM2であり、
信号が記録不可能であることを検知する。
【0046】(3)CD−ROM2が筐体17に収納さ
れて信号記録・再生装置18に載置された場合 信号記録・再生装置18のスイッチ24は図12(a)
に示すような通常状態から上方に所定位置まで移動し図
12(b)に示すような検知状態となる。ここで、筐体
17の被検出部22は図13に示すように開口した状態
となっており、スイッチ24が検知状態になっても他の
物に接触せず、空振りする構成としている。これによ
り、スイッチ24が検知状態となってもスイッチは作動
せず、信号記録・再生装置18は、現在、載置されてい
るディスクがCD−ROM2であり、信号が記録不可能
であることを検知する。
【0047】以上のような構成にすれば、実施例1と同
様の効果を得られるとともに、筐体に収納されているデ
ィスクであるか否かを確認することでディスクが信号を
記録できるか否かを判断する信号記録・再生装置18に
おいても使用できるディスク収納筐体を提供できる。
【0048】(b)信号記録・再生装置18が光学的ス
イッチにより筐体に収納されたディスクであるか否かを
確認する場合
【0049】(1)相変化型光ディスク23が信号記録
・再生装置18に載置された場合信号記録・再生装置1
8のスイッチ24は図14(a)に示すような発光素子
26が上方に向けて発光し、その反射光を受光素子27
によって受光する。この際、発光素子26が発した光が
相変化型光ディスクの筐体25によって反射され、その
光を受光素子27が受光し、スイッチ24が作動する。
これにより、信号記録・再生装置18は、現在、載置さ
れているディスクが相変化型光ディスク23であり、信
号が記録可能であることを検知する。
【0050】(2)CD−ROM2が信号記録・再生装
置18に載置された場合信号記録・再生装置18のスイ
ッチ24は図14(b)に示すような発光素子26が上
方に向けて発光し、その反射光を受光素子27によって
受光する。この際、発光素子26が発した光がCD−R
OM2の他、他の物によっても反射されないので、その
光を受光素子26が受光することがなく、スイッチ24
は作動しない。これにより、信号記録・再生装置18
は、現在、載置されているディスクがCD−ROM2で
あり、信号が記録不可能であることを検知する。
【0051】(3)CD−ROM2が筐体17に収納さ
れて信号記録・再生装置18に載置された場合信号記録
・再生装置18のスイッチ24は発光素子26が上方に
向けて発光し、その反射光を受光素子27によって受光
する。ここで、筐体17の被検出部22は図15に示す
ように黒色をした光吸収材で構成されており、スイッチ
24が検知状態となっても光が反射しない構成としてい
る。これにより、スイッチ24が検知状態となってもス
イッチは作動せず、信号記録・再生装置18は、現在、
載置されているディスクがCD−ROM2であり、信号
が記録不可能であることを検知する。
【0052】以上のような構成にすれば、実施例1と同
様の効果を得られるとともに、筐体に収納されているデ
ィスクであるか否かを確認することでディスクが信号を
記録できるか否かを判断する信号記録・再生装置18に
おいても使用できるディスク収納筐体を提供できる。
【0053】
【発明の効果】以上の説明したように、本発明のディス
ク収納筐体によればディスクの信号記録面が傷つかない
ように筐体で保護しているため、ディスクが信号再生装
置から落下した場合でもディスクの信号記録面が傷つく
ことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のディスク収納筐体を示す図
【図2】本発明の一実施例のディスク収納筐体にディス
クを収納する工程を示す図
【図3】本発明の一実施例のディスク収納筐体を信号記
録装置若しくは信号再生装置に装着する状態を示す図
【図4】本発明の一実施例のディスク収納筐体を示す図
【図5】本発明の一実施例のディスク収納筐体を示す分
解斜視図
【図6】本発明の一実施例のディスク収納筐体にディス
クを収納する工程を示す図
【図7】本発明の一実施例のディスク収納筐体を示す図
【図8】本発明の一実施例のディスク収納筐体にディス
クを収納する工程を示す図
【図9】本発明の一実施例のディスク収納筐体を示す図
【図10】本発明の一実施例のディスク収納筐体を示す
【図11】本発明の一実施例のディスク収納筐体を信号
記録・再生装置に装着する状態を示す図
【図12】信号記録・再生装置が筐体に収納されている
ディスクであるか否かを確認する状態を示す図
【図13】本発明の一実施例のディスク収納筐体の被検
出部を示す図
【図14】信号記録・再生装置が筐体に収納されている
ディスクであるか否かを確認する状態を示す図
【図15】本発明の一実施例のディスク収納筐体の被検
出部を示す図
【図16】従来のCD−ROMを信号再生装置に装着す
る状態を示す図
【図17】従来の相変化型光ディスクを信号記録・再生
装置に装着する状態を示す図
【符号の説明】
1 筐体 2 CD−ROM 3 ヘッド 4 第1の開口部 5 第2の開口部 6 保持部 7 係合部 8 被係合部 9 記録再生装置 10 トレー 11 第2の開口部 12 保持部 13 係合部 14 被係合部 15 ゴム 16 保持部 17 筐体 18 信号記録・再生装置 19 第1の開口部 20 第2の開口部 21 保持部 22 被検出部 23 相変化型ディスク 24 スイッチ 25 筐体 26 発光素子 27 受光素子

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号再生装置若しくは信号記録装置に収
    納される筐体を備え、前記筐体の内部は信号が記録され
    たディスク若しくは信号が記録されるディスクが収納可
    能な構成とし、前記筐体は前記信号再生装置若しくは前
    記信号記録装置に装着された際に前記ディスクに信号を
    記録若しくは前記ディスクの信号を再生するための第1
    の開口部を有するとともに、前記ディスクを前記筐体外
    部から前記筐体内部に収納するための第2の開口部を有
    し、前記ディスクが前記筐体内部に収納された場合に前
    記ディスクが前記第2の開口部を介して前記筐体内部か
    ら前記筐体外部に出るのを抑制し、かつ筐体から取り外
    し可能な保持部を有する構成としたディスク収納筐体。
  2. 【請求項2】 筐体に収納されているディスクであるか
    否かを確認することで前記ディスクが信号を記録できる
    か否かを判断する信号記録・再生装置に収納される筐体
    を備え、前記筐体の内部は信号が記録されたディスクが
    収納可能な構成とし、前記筐体は前記信号記録・再生装
    置に装着された際に前記ディスクに記録された信号を再
    生するための第1の開口部と、前記ディスクを前記筐体
    外部から前記筐体内部に収納するための第2の開口部
    と、前記ディスクが前記筐体内部に収納された場合に前
    記ディスクが前記第2の開口部を介して前記筐体内部か
    ら前記筐体外部に出るのを抑制し、かつ筐体から取り外
    し可能な保持部を有し、前記筐体は前記筐体の信号記録
    ・再生装置が筐体に収納されているディスクであるか否
    かを確認する箇所に信号記録・再生装置が筐体に収納さ
    れていないディスクであると確認するような被検出部を
    有する構成としたディスク収納筐体。
  3. 【請求項3】 第2の開口部は第1の開口部が設けられ
    た面に相対する面に設けられ、保持部は前記第2の開口
    部を一部覆う構成とした請求項1又は請求項2記載のデ
    ィスク収納筐体。
  4. 【請求項4】 保持部が筐体と一体に構成された請求項
    3記載のディスク収納筐体。
  5. 【請求項5】 信号再生装置若しくは信号記録装置に収
    納される筐体を備え、前記筐体の内部は信号が記録され
    たディスク若しくは信号が記録されるディスクが収納可
    能な構成とし、前記筐体の一方の面は前記信号再生装置
    若しくは前記信号記録装置に装着された際に前記ディス
    クに信号を記録若しくは前記ディスクの信号を再生する
    ための第1の開口部を有するとともに、前記筐体の他方
    の面は前記ディスクを一定方向に前記筐体外部から前記
    筐体内部に収納するための第2の開口部と、前記ディス
    クが前記筐体内部に収納された場合に前記ディスクが前
    記第2の開口部を介して前記筐体内部から前記筐体外部
    に出るのを抑制し、かつ筐体から取り外し可能な保持部
    とを有し、前記第2の開口部は前記ディスクの直径以上
    の直径を有する円形とし、前記保持部は前記第2の開口
    部の半分以下の部分を覆う構成としたディスク収納筐
    体。
  6. 【請求項6】 筐体に収納されているディスクであるか
    否かを確認することで前記ディスクが信号を記録できる
    か否かを判断する信号記録・再生装置に収納される筐体
    を備え、前記筐体の内部は信号が記録されたディスクが
    収納可能な構成とし、前記筐体の一方の面は前記信号記
    録・再生装置に装着された際に前記ディスクに記録され
    た信号を再生するための第1の開口部を有し、前記筐体
    の他方の面は前記ディスクを前記筐体外部から前記筐体
    内部に収納するための第2の開口部と、前記ディスクが
    前記筐体内部に収納された場合に前記ディスクが前記第
    2の開口部を介して前記筐体内部から前記筐体外部に出
    るのを抑制し、かつ筐体から取り外し可能な保持部とを
    有し、前記筐体は前記筐体の信号記録・再生装置が筐体
    に収納されているディスクであるか否かを確認する箇所
    に信号記録・再生装置が筐体に収納されていないディス
    クであると確認するような被検出部を有し、前記第2の
    開口部は前記ディスクの直径以上の直径を有する円形と
    し、前記保持部は前記第2の開口部の半分以下の部分を
    覆う構成としたディスク収納筐体。
  7. 【請求項7】 第2の開口部の周辺を保護層で覆う構成
    とした請求項1〜請求項6のいずれかに記載されたディ
    スク収納筐体。
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