JP2001118197A - 車両走行誘導装置における運転操作の報知装置 - Google Patents

車両走行誘導装置における運転操作の報知装置

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JP2001118197A
JP2001118197A JP29233199A JP29233199A JP2001118197A JP 2001118197 A JP2001118197 A JP 2001118197A JP 29233199 A JP29233199 A JP 29233199A JP 29233199 A JP29233199 A JP 29233199A JP 2001118197 A JP2001118197 A JP 2001118197A
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Satoshi Ashida
聡 芦田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】熟練運転者の場合のみならず初心運転者や高齢
運転者の場合であってもその判断力の不足を補うと共
に、安心感を与えることができ、安全運転に専念できる
車両走行誘導装置における運転操作の報知装置を提供す
る。 【解決手段】ナビゲーション装置1に、目的地設定部2
と道路地図記憶部3と車速検出部4と位置検出部5とソ
ート部6と拾い出し部7と音声制御部8と表示制御部9
と判断部10を設ける。車間距離センサ13は、自車両
と前車両または後続車両との車間距離を検出する。対向
車検出部14は、対向車の速度と距離を検出する。車線
検出部15は、自車両と車線との距離を検出する。並走
車両検出部19は、自車両とこれに並走する車両との距
離を検出する。これらの検出結果が適正であるか否かを
判断部10で判断し、不適正なときにはメモリ18のデ
ータを取り出しスピーカ16とディスプレイ17による
報知をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両走行誘導装置
に関し、特に、初心運転者に対して適切な報知を行うこ
とができる車両走行誘導装置における運転操作の報知装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両走行誘導装置は、地図情報が
格納されたCDROM、DVDROM、固体メモリ等の
記録媒体の情報を取り出し得るように形成された道路地
図記憶部と、車両の走行目的地点等を設定するための目
的地設定部と、前記車両の現在位置を検出する位置検出
部とを設け、前記位置検出部の情報と前記目的地設定部
と前記道路地図記憶部の情報とに基づいて走行誘導を運
転者に対する報知を行う報知部とを設けて構成されてい
る。
【0003】そして、走行目的地点までの誘導を音声お
よび/またはディスプレイ表示で行い、快適な車両走行
ができるようにされている。また、走行の誘導のみなら
ず、目的地の途中に休憩等で立ち寄るドライブイン等の
情報や周辺の宿泊施設の情報も簡単に取り出すことがで
き、快適なドライブができると共に、ドライブ中の必要
情報を得ることができる。
【0004】この場合、報知部による音声案内やディス
プレイ表示は、車両誘導に関するものを主としていて、
初心運転者の運転技能に関するものは殆ど無く、一方通
行の道路を逆走した場合や速度超過等の交通法規に違反
した走行をした場合に警告を発することしか行われてい
ない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両走行誘導装
置は、走行の誘導のみならず、周辺施設の情報の取り出
し、交通法規違反の警告等の報知が行われるために快適
かつ安全運転に専念できるものの、交通法規違反に至る
前の走行状態についての検知は特に行われておらず、基
本的な運転操作が一定のレベルに達している「平均的な
運転者」の持っている技量ならびに判断力を基準として
音声案内やディスプレイ表示による報知を行っている。
【0006】このために、熟練運転者の場合には快適で
あるものの、熟練運転者に比べて経験が浅くかつ判断力
に難がある初心運転者や高齢運転者に対しては充分とは
いえず、判断ミスを犯してしまう可能性が高くなってし
まう。
【0007】そこで、本発明の目的は、熟練運転者の場
合のみならず初心運転者や高齢運転者の場合であっても
その判断力の不足を補うと共に、安心感を与えることが
でき、安全運転に専念できる車両走行誘導装置における
運転操作の報知装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は次に記載するような特徴的な構成を採用し
ている。
【0009】(1)地図情報が格納されたCDROM、
DVDROM、固体メモリ等の記録媒体の情報を取り出
し得るように形成された道路地図記憶部と、車両の走行
目的地点等を設定するための目的地設定部と、前記車両
の現在位置を検出する位置検出部とを設け、前記位置検
出部の情報と前記目的地設定部と前記道路地図記憶部の
情報とに基いて走行誘導を運転者に対する報知を行う報
知部とを設けた車両走行誘導装置において、自車両の走
行状態を検出する走行状態検出部と、前記走行状態検出
部によって検出された走行状態が適切であるか否かを判
定し、前記自車両の走行状態が不適切であると判定され
たときに、運転操作が不適切である旨を前記報知部で報
知させる判断部とを具備する。
【0010】(2)前記(1)の走行状態検出部は、自
車両と前車両の距離を検出する車間距離センサで構成さ
れ、前記(1)の判断部は、前記車間距離センサで得ら
れた車間距離と前記自車両の走行速度に基づき当該車間
距離が不適切であると判定されたときに、運転操作が不
適切である旨を前記報知部で報知させるように構成す
る。
【0011】(3)前記(1)の走行状態検出部は、走
行道路に設けられた車線と自車両との離隔距離を検出す
る車線検出部で構成され、前記(1)の判断部は、前記
車線検出部で得られた離隔距離に基づき当該車両の走行
位置が不適切であると判定されたときに、運転操作が不
適切である旨を前記報知部で報知させるように構成す
る。
【0012】(4)前記(1)の走行状態検出部は、自
車両の側部と該自車両に並走する車両の側部との離隔距
離を検出する並走車両検出部で構成され、前記(1)の
判断部は、前記並走車両検出部で得られた離隔距離に基
づき当該車両の走行位置が不適切であったときに、運転
操作が不適切である旨を前記報知部で報知させるように
構成する。
【0013】(5)前記(1)の走行状態検出部は、自
車両の先方に位置する対向車両までの距離と該対向車両
の速度を検出する対向車両検出部で構成され、前記
(1)の判断部は、対向車両検出部で得られた距離と速
度に基づき前記自車両が右折することが不適切であった
ときに、運転操作が不適切である旨を前記報知部で報知
させるように構成する。
【0014】(6)前記(1)ないし前記(5)のいず
れかの報知部は、自車両の運転操作が不適切である旨の
報知を音声案内で行うように構成する.
【0015】(7)前記(1)ないし前記(5)のいず
れかの報知部は、自車両の運転操作が不適切である旨の
報知を表示で行うように構成する。
【0016】(8)前記(1)ないし前記(5)のいず
れかの報知部は、自車両の運転操作が不適切である旨の
報知を音声案内と表示の両方で行うように構成する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明による一実施の形態
に係る車両走行誘導装置における運転操作の報知装置に
ついて、図面を用いて詳細に説明する。図1に示す車両
走行誘導装置における運転操作の報知装置は、ナビゲー
ション装置1を有し、図示ないマイコンによってその回
路各部の全体が複合的に制御されるように構成される。
【0018】即ち、地図情報が格納されたCDROM、
DVDROM、固体メモリ等の記録媒体の情報を取り出
し得るように形成された道路地図記憶部3と、車両の走
行目的地点等を設定するための目的地設定部2と、車両
の現在位置をGPS受信部11等の出力に基づいて検出
する位置検出部5とが設けられている。
【0019】そして、この位置検出部5の情報と目的地
設定部2と道路地図記憶部2の情報とに基づいて走行誘
導を運転者に対する報知を行う報知部が設けられる。こ
の報知部は、音声制御部8によって制御されるスピーカ
16と表示制御部9によって制御されるディスプレイ1
7で構成さる。
【0020】さらに、車速検出部4は、自車両の速度を
車輪回転数等に基づいて検出するもので、ソート部6と
拾い出し部7は、各種情報のソートと拾い出しを行うも
ので、交通情報受信部12は、VICSと称される交通
情報を受信して通行禁止等のリアルタイムな情報を得る
ためのものである。
【0021】判断部10は、自車両の走行状態を検出す
る走行状態検出部(詳細は後述)によって検出された走
行状態が適切であるか否かを判定し、自車両の走行状態
が不適切であると判定されたときに、運転操作が不適切
である旨をスピーカ16および/またはディスプレイ1
7で報知させるように構成されている。
【0022】ナビゲーション装置1に接続される「車間
距離センサ13、対向車両検出部14、車線検出部1
5、並走車両検出部19」は、「走行状態検出部」を構
成している。
【0023】「車間距離センサ13」は、自車両と前車
両の距離を超音波ビームの放射とその反射に基づいて検
出するように構成され、この場合に、判断部10は、車
間距離センサ13で得られた車間距離と、車速検出部4
で得られた自車両の走行速度に基づき当該車間距離が不
適切であるか否かを判定するもので、運転操作が不適切
である場合にはその旨がスピーカ16および/またはデ
ィスプレイ17で報知させるように構成される。
【0024】「対向車両検出部14」は、自車両の先方
に位置する対向車両までの距離と該対向車両の速度を検
出するように構成され、この場合、判断部10は、対向
車両検出部14で得られた速度と距離に基づき自車両が
右折することが適切であるか否かを判定するもので、右
折が不適切である場合にはその旨がスピーカ16および
/またはディスプレイ17で報知させるように構成され
る。
【0025】「車線検出部15」は、走行道路に設けら
れた車線と自車両との離隔距離を超音波ビームの放射と
その反射に基づいて検出するように構成され、この場合
に、判断部10は、車線検出部15で得られた離隔距離
に基づき当該車両の走行位置が適切であるか否かを判定
するもので、離隔距離が不適切である場合にはその旨が
スピーカ16および/またはディスプレイ17で報知さ
せるように構成される。
【0026】「並走車両検出部19」は、自車両の側部
と該自車両に並走する車両の側部との離隔距離を超音波
ビームの放射とその反射に基づいて検出するように構成
され、この場合に、判断部10は、並走車両検出部19
で得られた離隔距離に基づき当該車両の走行位置が適切
であるか否かを判定するもので、離隔距離が不適切であ
る場合にはその旨がスピーカ16および/またはディス
プレイ17で報知されるように構成されている。
【0027】ナビゲーション装置1に接続されるメモリ
18は、判断部10に基づく報知を行うための「表示デ
ータと音声案内データ」の複数(n個)のデータ18−
1〜18−nが格納され、例えば、そのデータ格納内容
は、図2に概念的に示すように構成されていて、データ
18−1には「右折を開始して下さい」という「表示デ
ータと音声案内データ」が格納され、スピーカ16によ
って「右折を開始して下さい」という放音と、ディスプ
レイ17によって「右折を開始して下さい」という表示
を同時に行うことができる。以下同様に、データ18−
2からデータ18−10までがメモリ18に格納され、
これらが取り出されることによって所望の報知を行いう
るように構成される。
【0028】従って、車両走行誘導装置における運転操
作の報知装置における動作は、図3I示すフローチャー
トのように運転操作の報知動作が開始されるとステップ
S1とステップS2とステップS3とステップS4が同
時的に開始される。
【0029】ステップS1は、車間距離が適切(0K)
であるか不適切(NG)であるかを車間距離センサ13
の出力に基づいて検出するもので、図4に示す原理図の
ように走行路Lを走行する自車両aの前を走行する前車
両bまでの車間距離を超音波ビームの放射とその反射に
基づいて検出するもので、また、自車両aとその後を走
行する後続車両cまでの車間距離を超音波ビームの放射
とその反射に基づいて検出するものである。
【0030】このようにして得られる車間距離データと
車速検出部4によって得られた車速に基づいて車間距離
が適切(0K)であると判断部10で判断された場合に
はステップS1が再実行され、不適切(NG)であると
判断された場合には、ステップS5に進んで、メモリ1
8の中からもう「少し速度を落として車間距離をとって
ください」というデータ18−4が取り出され、音声制
御部8による制御の元にスピーカ16から放音されると
同時に、表示制御部9による制御の元にディスプレイ1
7に表示される。
【0031】ステップS1は、車間距離が適切(0K)
であるか不適切(NG)であるかを車間距離センサ13
の出力に基づいて検出するステップで、図4に示す原理
図のように走行路Lを走行する自車両aの前を走行する
前車両bまでの車間距離を超音波ビームの放射とその反
射に基づいて検出するもので、また、自車両aとその後
を走行する後続車両cまでの車間距離を超音波ビームの
放射とその反射に基づいて検出するものである。
【0032】このようにして得られる車間距離データと
車速検出部4によって得られた車速とに基づいて車間距
離が適切(0K)であると判断部10で判断された場合
にはステップS1が再実行され、不適切(NG)である
と判断された場合には、ステップS5に進んで、メモリ
18の中からもう「少し速度を落として車間距離をとっ
てください」というデータ18−4が取り出され、次の
ステップS9に進み、音声制御部8による制御の元にス
ピーカ16から放音されると同時に、表示制御部9によ
る制御の元にディスプレイ17に表示される報知がなさ
れる。
【0033】なお、ステップS1が実行され、車間距離
センサ13によって後続車両cが接近し過ぎであると判
断された場合には、ステップS5でメモリ18の中から
データ18−8が取り出されて「後続車が接近していま
す」という旨の報知がスピーカ16とディスプレイ17
によってなされる。
【0034】さて、ステップS2は、走行道路に設けら
れた車線と自車両との離隔距離が適切(0K)であるか
不適切(NG)であるかを車線検出部15の出力に基づ
いて検出するもので、ステップS3は、自車両の側部と
該自車両に並走する車両の側部との離隔距離を並走車両
検出部19で検出するものである。
【0035】このステップS2における動作は、図5お
よび図6に示す原理図のように車線Sが路面に形成され
た走行路Lを走行する自車両aから側下方に超音波ビー
ムを放射しその反射に基づいて車線Sまでの離隔距離を
検出すると共に、その車線の色が白色であるかオレンジ
色であるかを検出するものである。
【0036】このようにして得られる自車両aの両側方
に位置する車線Sの離隔距離が適切(0K)であると判
断部10で判断された場合にはステップS2が再実行さ
れ、不適切(NG)であると判断された場合には、ステ
ップS6に進んで、メモリ18の中から「もう少し右を
走行してください」というデータ18−5、「もう少し
左を走行してください」という18−6のいずれかが取
り出され、ステップS9によってその報知がなされる。
【0037】なお、車線検出部15による検出車線の色
がオレンジ色であり、かつ当該車線に寄り過ぎていた場
合には、運転者が追い越しをしようとしている可能性が
あるのでメモリ18の中からデータ18−7の「この車
線は追い越し禁止です」を取り出して警告をスピーカ1
6とディスプレイ17によって与える。
【0038】このステップS3における動作は、自車両
aから側方に超音波ビームを放射しその反射に基づいて
並走車両dまでの離隔距離を検出するものである。この
ようにして得られる自車両aの両側方に位置する並走車
両dの離隔距離が適切(0K)であると判断部10で判
断された場合にはステップS3が再実行され、不適切
(NG)であると判断された場合には、ステップS7に
進んで、メモリ18の中から「もう少し右を走行してく
ださい」というデータ18−5、「もう少し左を走行し
てください」という18−6のいずれかが取り出され、
ステップS9によってその報知がなされる。
【0039】一方、ステップS4は、自車両の先方に位
置する対向車両までの距離と対向車両の速度を対向車両
検出部14で検出し、その検出結果が適切(0K)であ
るか不適切(NG)であるかを判断部10で判断するも
ので、図7に示す原理図のように10Lを走行する自車
両aが交差点に差し掛かったときに、対向車両eまでの
距離を自車両aから前方に超音波ビームを放射しその反
射に基づいて対向車両eまでの離隔距離を検出すると共
に、その対向車両eの速度を検出する。
【0040】具体的には、自車両aと対向車両eの離隔
距離が時間の経過と共に狭まっている場合には、対向車
両eが自車両aに近付いていると判断し、自車両aの車
速を車速検出部4で検出したデータによる補正を施して
対向車両eの速度を求め、自車両aが充分に遠い所(自
車両aが右折するに充分な)に位置していることが判断
部10によって判定された場合に、即ち、ステップS4
がOKの場合には次のステップS10に進んでメモリ1
8のデータ18−1が取り出され、「右折を開始して下
さい」という案内報知がスピーカ16とディスプレイ1
7によってなされた後にステップS4が再実行される。
【0041】一方、対向車検出部14による検出結果に
基づき判断部10で不適切(NG)であると判断された
場合(ステップS4がNGの場合)には、ステップS8
に進んで、メモリ18の中から「しばらくお待ち下さ
い」というデータ18−2が取り出され、次のステップ
S9によってその報知がなされる。
【0042】従って、初心者や高齢者のように運転技能
が未熟で判断が甘い運転者の場合であっても、「車間距
離が小さすぎる、車線に対する走行位置がずれている、
並走車両に近付きすぎている、右折または左折が無理で
ある」等々の判断を適切にアドバイスすることができ
る。
【0043】なお、本発明による車両走行誘導装置にお
ける運転操作の報知装置は、前述の形態に限定されるこ
となく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形
実施を採れることは勿論である。
【0044】例えば、自車両と、「前前車両、後続車
両、並走車両、対向車両」との距離を検出する手段は、
超音波による距離検出のみならずレーザ光による距離検
出であったり、車線の検出は、超音波による検出のみな
らずレーザ光による検出であったり、画像認識による距
離検出であってもよい。
【0045】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よる車両走行誘導装置における運転操作の報知装置は、
車間距離を適正に取らなかったことに起因する交通法規
違反や事故の起こる可能性が高いときには事前に運転者
に音声案内やディスプレイ表示で報知警告されるの安全
運転に寄与すること大であり、しかも、熟練運転者に比
べて経験が浅くかつ判断力に難がある初心運転者や高齢
運転者においても確実かつ適格な判断をアドバイスする
ことができるので判断ミスを犯す可能性を非常に少なく
することができる。
【0046】従って、熟練運転者の場合のみならず初心
運転者や高齢運転者の場合であってもその判断力の不足
を補うと共に、安心感を与えることができ、安全運転に
専念できる車両走行誘導装置における運転操作の報知装
置を提供することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による車両走行誘導装置
における運転操作の報知装置の概略回路構成を示すブロ
ック回路図である。
【図2】図1中に示されるメモリへのデータ格納内容を
概念的に示すデータ格納図である。
【図3】図1に示される車両走行誘導装置における運転
操作の報知装置の報知動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図4】図1に示される車両走行誘導装置における運転
操作の報知装置の車間検出動作を説明するための原理図
である。
【図5】図1に示される車両走行誘導装置における運転
操作の報知装置における車線検出の動作と、自車両と並
走車両との距離の検出動作を合わせて説明するための原
理図である。
【図6】図5に示される自車両と並走車両を側面から見
た図を示す原理図である。
【図7】図1に示される車両走行誘導装置における運転
操作の報知装置における対向車の距離と速度の検出動作
を説明するための原理図である。
【符号の説明】
1 ナビゲーション装置 2 目的地設定部 3 道路地図記憶部 4 車速検出部 5 位置検出部 6 ソート部 7 拾い出し部 8 音声制御部 9 表示制御部 10 判断部 11 GPS受信部 12 交通情報受信部 13 車間距離センサ 14 対向車両検出部 15 車線検出部 16 スピーカ 17 ディスプレイ 18 メモリ 18−1/18−n データ 19 並走車両検出部 a 自車両 b 前車両 c 後続車両 d 並走車両 e 対向車両
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60R 21/00 626E 628C

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地図情報が格納されたCDROM、DVD
    ROM、固体メモリ等の記録媒体の情報を取り出し得る
    ように形成された道路地図記憶部と、車両の走行目的地
    点等を設定するための目的地設定部と、前記車両の現在
    位置を検出する位置検出部とを設け、前記位置検出部の
    情報と前記目的地設定部と前記道路地図記憶部の情報と
    に基いて走行誘導を運転者に対する報知を行う報知部と
    を設けた車両走行誘導装置において、 自車両の走行状態を検出する走行状態検出部と、 前記走行状態検出部によって検出された走行状態が適切
    であるか否かを判定し、前記自車両の走行状態が不適切
    であると判定されたときに、運転操作が不適切である旨
    を前記報知部で報知させる判断部とを具備することを特
    徴とする車両走行誘導装置における運転操作の報知装
    置。
  2. 【請求項2】前記走行状態検出部は、自車両と前車両の
    距離を検出する車間距離センサで構成され、前記判断部
    は、前記車間距離センサで得られた車間距離と前記自車
    両の走行速度に基づき当該車間距離が不適切であると判
    定されたときに、運転操作が不適切である旨を前記報知
    部で報知させるように構成することを特徴とする請求項
    1に記載の車両走行誘導装置における運転操作の報知装
    置。
  3. 【請求項3】前記走行状態検出部は、走行道路に設けら
    れた車線と自車両との離隔距離を検出する車線検出部で
    構成され、前記判断部は、前記車線検出部で得られた離
    隔距離に基づき当該車両の走行位置が不適切であると判
    定されたときに、運転操作が不適切である旨を前記報知
    部で報知させるように構成することを特徴とする請求項
    1に記載の車両走行誘導装置における運転操作の報知装
    置。
  4. 【請求項4】前記走行状態検出部は、自車両の側部と該
    自車両に並走する車両の側部との離隔距離を検出する並
    走車両検出部で構成され、前記判断部は、前記並走車両
    検出部で得られた離隔距離に基づき当該車両の走行位置
    が不適切であったときに、運転操作が不適切である旨を
    前記報知部で報知させるように構成することを特徴とす
    る請求項1に記載の車両走行誘導装置における運転操作
    の報知装置。
  5. 【請求項5】前記走行状態検出部は、自車両の先方に位
    置する対向車両までの距離と該対向車両の速度を検出す
    る対向車両検出部で構成され、前記判断部は、対向車両
    検出部で得られた距離と速度に基づき前記自車両が右折
    することが不適切であったときに、運転操作が不適切で
    ある旨を前記報知部で報知させるように構成することを
    特徴とする請求項1に記載の車両走行誘導装置における
    運転操作の報知装置。
  6. 【請求項6】前記報知部は、 自車両の運転操作が不適切である旨の報知を音声案内で
    行うように構成することを特徴とする請求項1ないし請
    求項5のいずれかに記載の車両走行誘導装置における運
    転操作の報知装置。
  7. 【請求項7】前記報知部は、 自車両の運転操作が不適切である旨の報知を表示で行う
    ように構成することを特徴とする請求項1ないし請求項
    5のいずれかに記載の車両走行誘導装置における運転操
    作の報知装置。
  8. 【請求項8】前記報知部は、自車両の運転操作が不適切
    である旨の報知を音声案内と表示の両方で行うように構
    成することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいず
    れかに記載の車両走行誘導装置における運転操作の報知
    装置。
JP29233199A 1999-10-14 1999-10-14 車両走行誘導装置における運転操作の報知装置 Pending JP2001118197A (ja)

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