JP2001117513A - 発光ダイオード表示装置 - Google Patents
発光ダイオード表示装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ＬＥＤ表示器の単体をハンドリングしやすい
大きさとして最適化するとともに複数のＬＥＤ表示器を
一つのユニットとして単一の制御部で対応できるように
すること。 【解決手段】 前面に発光ダイオードＤを配列するとと
もに裏面に基板１ａ〜４ａを備えたマウントプレートを
２枚以上の組合わせとしてユニット化し、全てのマウン
トプレートの基板１ａ〜４ａには、発光ダイオードＤを
点灯させる駆動回路１ｃ〜４ｃを搭載し、外部からの画
像信号を受けて全てのマウントプレートの駆動回路１ｃ
〜４ｃの全てにデータ信号を入力する制御部５ａをマウ
ントプレートのいずれか１つに備える。
大きさとして最適化するとともに複数のＬＥＤ表示器を
一つのユニットとして単一の制御部で対応できるように
すること。 【解決手段】 前面に発光ダイオードＤを配列するとと
もに裏面に基板１ａ〜４ａを備えたマウントプレートを
２枚以上の組合わせとしてユニット化し、全てのマウン
トプレートの基板１ａ〜４ａには、発光ダイオードＤを
点灯させる駆動回路１ｃ〜４ｃを搭載し、外部からの画
像信号を受けて全てのマウントプレートの駆動回路１ｃ
〜４ｃの全てにデータ信号を入力する制御部５ａをマウ
ントプレートのいずれか１つに備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばＬＥＤラ
ンプやチップＬＥＤ等の発光素子をマトリックス状に多
数個配列した発光ダイオード表示装置に関する。
ンプやチップＬＥＤ等の発光素子をマトリックス状に多
数個配列した発光ダイオード表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】発光ダイオード（ＬＥＤ）を利用した画
像ディスプレイは、たとえば屋外の広告や交通の表示の
ための大型のものから、各種の信号機や自動車等のイン
ジケータ及びテレビジョンの分野まで広がっている。こ
のような画像ディスプレイは、たとえばＲ，Ｇ，Ｂの所
定数のＬＥＤのパターンを同じ平面内にマトリックス状
に集合配列したものである。
像ディスプレイは、たとえば屋外の広告や交通の表示の
ための大型のものから、各種の信号機や自動車等のイン
ジケータ及びテレビジョンの分野まで広がっている。こ
のような画像ディスプレイは、たとえばＲ，Ｇ，Ｂの所
定数のＬＥＤのパターンを同じ平面内にマトリックス状
に集合配列したものである。
【０００３】たとえば、大型の画像ディスプレイの場合
では、設置面に背面を突きあてて固定されるか、または
フレームを組んでこれに取り付けられる本体をベースと
し、このベースにその前面にＬＥＤのパターンを配列し
たマウントプレートを配置するというのがその基本的な
構成である。そして、このマウントプレートの裏面には
ＬＥＤと電気的に導通させる基板を配置し、この基板に
配線パターン及び制御用のＩＣ等を搭載したアセンブリ
が行われる。
では、設置面に背面を突きあてて固定されるか、または
フレームを組んでこれに取り付けられる本体をベースと
し、このベースにその前面にＬＥＤのパターンを配列し
たマウントプレートを配置するというのがその基本的な
構成である。そして、このマウントプレートの裏面には
ＬＥＤと電気的に導通させる基板を配置し、この基板に
配線パターン及び制御用のＩＣ等を搭載したアセンブリ
が行われる。
【０００４】図５は従来のＬＥＤ表示器の例の概要を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【０００５】ＬＥＤ表示器は、たとえば砲弾形状とした
ＬＥＤランプまたは表面実装が容易なチップＬＥＤ等を
二次元マトリックスとして配置したＬＥＤ表示部５１
と、このＬＥＤ表示部５１を点灯させるための駆動回路
５２及び画像処理用の制御ＩＣ５３を備えたものであ
る。駆動回路５２と制御ＩＣ５３は、取り付け用のマウ
ントプレートに固定されたプリント配線基板の制御回路
に導通させて搭載される。そして、このプリント配線基
板の制御回路には、ＬＥＤ表示部５１のＬＥＤドットの
輝度のばらつきを均一にするために、ドット輝度補正機
能や階調制御機能及びＬＥＤ表示器単位での輝度調整の
ための機能回路が含まれる。
ＬＥＤランプまたは表面実装が容易なチップＬＥＤ等を
二次元マトリックスとして配置したＬＥＤ表示部５１
と、このＬＥＤ表示部５１を点灯させるための駆動回路
５２及び画像処理用の制御ＩＣ５３を備えたものであ
る。駆動回路５２と制御ＩＣ５３は、取り付け用のマウ
ントプレートに固定されたプリント配線基板の制御回路
に導通させて搭載される。そして、このプリント配線基
板の制御回路には、ＬＥＤ表示部５１のＬＥＤドットの
輝度のばらつきを均一にするために、ドット輝度補正機
能や階調制御機能及びＬＥＤ表示器単位での輝度調整の
ための機能回路が含まれる。
【０００６】ここで、ＬＥＤ表示部５１のＬＥＤドット
の輝度ばらつきについての補正制御を実行するために
は、制御ＩＣ５３の中に輝度データを格納するためのメ
モリ部を備えておけばよい。この場合、制御ＩＣ５３に
メモリ部を含む構成とすると、制御ＩＣ５３が複雑にな
って大きくなり、基板に安定して搭載するための特殊な
構造が必要となるので、アセンブリ上では好ましくない
とされている。
の輝度ばらつきについての補正制御を実行するために
は、制御ＩＣ５３の中に輝度データを格納するためのメ
モリ部を備えておけばよい。この場合、制御ＩＣ５３に
メモリ部を含む構成とすると、制御ＩＣ５３が複雑にな
って大きくなり、基板に安定して搭載するための特殊な
構造が必要となるので、アセンブリ上では好ましくない
とされている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】ＬＥＤを利用したディ
スプレイパネルは、たとえば都市空間における広告等の
メディアとして広く普及している現状にあり、特に屋外
型として設けられる場合では大型画面のものが主流とな
っている。そして、先に述べたマウントプレートの配列
数を変えるだけで、画面の大きさも様々な仕様とするこ
とができるので、需要に応じたディスプレイパネルの提
供が可能である。
スプレイパネルは、たとえば都市空間における広告等の
メディアとして広く普及している現状にあり、特に屋外
型として設けられる場合では大型画面のものが主流とな
っている。そして、先に述べたマウントプレートの配列
数を変えるだけで、画面の大きさも様々な仕様とするこ
とができるので、需要に応じたディスプレイパネルの提
供が可能である。
【０００８】一方、ディスプレイパネルの大画面化に伴
って、マウントプレートも大型化する傾向にある。これ
は、小型のマウントプレートの場合では、大画面のディ
スプレイパネルに対して多数が必要になるのに対して、
マウントプレートを大きくすればその配列数も減ること
になるので、施工や保守点検の面で有利であることから
くる。
って、マウントプレートも大型化する傾向にある。これ
は、小型のマウントプレートの場合では、大画面のディ
スプレイパネルに対して多数が必要になるのに対して、
マウントプレートを大きくすればその配列数も減ること
になるので、施工や保守点検の面で有利であることから
くる。
【０００９】ところが、マウントプレートが大型となる
と、それ自身を製造するライン設備だけでなく、図５で
説明したＬＥＤ表示部５１の配列や基板の取り付けのた
めの設備も大型化する必要がある。このため、ディスプ
レイパネルの大型化に対応できるようにラインを頻繁に
変更しなければならず、生産設備に与えるコスト的な影
響は大きい。また、生産設備だけでなく、工場出荷から
現場搬入までの梱包や輸送の形態についても、大型化し
た製品を取り扱うことになるので、経費の面でも好まし
くない。更に、現場での施工では、マウントプレートの
嵩が大きくて重量もあることから作業性にも影響を及ぼ
す。
と、それ自身を製造するライン設備だけでなく、図５で
説明したＬＥＤ表示部５１の配列や基板の取り付けのた
めの設備も大型化する必要がある。このため、ディスプ
レイパネルの大型化に対応できるようにラインを頻繁に
変更しなければならず、生産設備に与えるコスト的な影
響は大きい。また、生産設備だけでなく、工場出荷から
現場搬入までの梱包や輸送の形態についても、大型化し
た製品を取り扱うことになるので、経費の面でも好まし
くない。更に、現場での施工では、マウントプレートの
嵩が大きくて重量もあることから作業性にも影響を及ぼ
す。
【００１０】このようなマウントプレートの大型化によ
るハンドリングへの影響だけでなく、ＬＥＤのドットの
ピッチがたとえば３０ｍｍを越える大型の一体型ＬＥＤ
表示器の場合では、マウントプレートに設けるプリント
基板及びその搭載部品の材料費も高くなる傾向にある。
るハンドリングへの影響だけでなく、ＬＥＤのドットの
ピッチがたとえば３０ｍｍを越える大型の一体型ＬＥＤ
表示器の場合では、マウントプレートに設けるプリント
基板及びその搭載部品の材料費も高くなる傾向にある。
【００１１】以上のことから、マウントプレートの大き
さは大画面対応の仕様であっても、ハンドリングからコ
スト面までを考慮すると、大型化するよりもむしろ適度
な大きさのものとしてこれらを集合配置するほうが好ま
しいといえる。
さは大画面対応の仕様であっても、ハンドリングからコ
スト面までを考慮すると、大型化するよりもむしろ適度
な大きさのものとしてこれらを集合配置するほうが好ま
しいといえる。
【００１２】ところが、図５に示したように、ＬＥＤ表
示器にはそれぞれに制御ＩＣ５３を搭載しているので、
マウントプレートを小さく分割してしまうと、分割した
数に応じて制御ＩＣ５３の個数を増やす必要がある。制
御ＩＣ５３はかなり高価な部品なので、全てのＬＥＤ表
示器に搭載する構成であると、大画面のパネルディスプ
レイに使用する制御ＩＣの数も多くなり、製作費用が高
くなってしまう。
示器にはそれぞれに制御ＩＣ５３を搭載しているので、
マウントプレートを小さく分割してしまうと、分割した
数に応じて制御ＩＣ５３の個数を増やす必要がある。制
御ＩＣ５３はかなり高価な部品なので、全てのＬＥＤ表
示器に搭載する構成であると、大画面のパネルディスプ
レイに使用する制御ＩＣの数も多くなり、製作費用が高
くなってしまう。
【００１３】本発明は、ＬＥＤ表示器の単体をハンドリ
ングしやすい大きさとするとともに複数のＬＥＤ表示器
を一つのユニットとして単一の制御部で対応できる発光
ダイオード表示装置を提供することにある。
ングしやすい大きさとするとともに複数のＬＥＤ表示器
を一つのユニットとして単一の制御部で対応できる発光
ダイオード表示装置を提供することにある。
【００１４】
【課題を解決するための手段】本発明は、前面に発光ダ
イオードを配列するとともに裏面に前記発光ダイオード
に導通する基板を備えたマウントプレートを２枚以上の
組合わせとしてユニット化する発光ダイオード表示装置
であって、全てのマウントプレートの前記基板には、前
記発光ダイオードを点灯させる駆動回路を搭載し、前記
マウントプレートの少なくとも１つには、外部からの画
像信号を受けて全てのマウントプレートの前記駆動回路
にデータ信号を入力する制御部を備えたことを特徴とす
る。
イオードを配列するとともに裏面に前記発光ダイオード
に導通する基板を備えたマウントプレートを２枚以上の
組合わせとしてユニット化する発光ダイオード表示装置
であって、全てのマウントプレートの前記基板には、前
記発光ダイオードを点灯させる駆動回路を搭載し、前記
マウントプレートの少なくとも１つには、外部からの画
像信号を受けて全てのマウントプレートの前記駆動回路
にデータ信号を入力する制御部を備えたことを特徴とす
る。
【００１５】このような構成では、複数のマウントプレ
ートに分割したものに発光ダイオードを配置するので、
マウントプレート自体を小型化でき、ハンドリングに好
ましいものとなる。また、制御部はマウントプレートの
全てについてではなく少なくとも１つだけ設けてこれに
よって全てのマウントプレートについての制御が実行さ
れるので、マウントプレートに分割してその枚数が多く
なっても、制御部が増加することもない。
ートに分割したものに発光ダイオードを配置するので、
マウントプレート自体を小型化でき、ハンドリングに好
ましいものとなる。また、制御部はマウントプレートの
全てについてではなく少なくとも１つだけ設けてこれに
よって全てのマウントプレートについての制御が実行さ
れるので、マウントプレートに分割してその枚数が多く
なっても、制御部が増加することもない。
【００１６】
【発明の実施の形態】請求項１に記載の発明は、前面に
発光ダイオードを配列するとともに裏面に前記発光ダイ
オードに導通する基板を備えたマウントプレートを２枚
以上の組合わせとしてユニット化する発光ダイオード表
示装置であって、全てのマウントプレートの前記基板に
は、前記発光ダイオードを点灯させる駆動回路を搭載
し、前記マウントプレートの少なくとも１つには、外部
からの画像信号を受けて全てのマウントプレートの前記
駆動回路にデータ信号を入力する制御部を備えたことを
特徴とする発光ダイオード表示装置であり、マウントプ
レートに分割してその枚数が多くなっても、１つまたは
少数の制御部によって全ての発光ダイオードを制御で
き、マウントプレート自身も小型化されるのでその取り
扱いをしやすくするという作用を有する。
発光ダイオードを配列するとともに裏面に前記発光ダイ
オードに導通する基板を備えたマウントプレートを２枚
以上の組合わせとしてユニット化する発光ダイオード表
示装置であって、全てのマウントプレートの前記基板に
は、前記発光ダイオードを点灯させる駆動回路を搭載
し、前記マウントプレートの少なくとも１つには、外部
からの画像信号を受けて全てのマウントプレートの前記
駆動回路にデータ信号を入力する制御部を備えたことを
特徴とする発光ダイオード表示装置であり、マウントプ
レートに分割してその枚数が多くなっても、１つまたは
少数の制御部によって全ての発光ダイオードを制御で
き、マウントプレート自身も小型化されるのでその取り
扱いをしやすくするという作用を有する。
【００１７】請求項２に記載の発明は、前記制御部は、
前記マウントプレートの位置を判別するための位置認識
回路を含むことを特徴とする請求項１記載の発光ダイオ
ード表示装置であり、マウントプレートを多数配列して
構成されるディスプレイパネルに適用しても、各マウン
トプレート毎の画像データを確実に入力できるという作
用を有する。
前記マウントプレートの位置を判別するための位置認識
回路を含むことを特徴とする請求項１記載の発光ダイオ
ード表示装置であり、マウントプレートを多数配列して
構成されるディスプレイパネルに適用しても、各マウン
トプレート毎の画像データを確実に入力できるという作
用を有する。
【００１８】請求項３に記載の発明は、前記マウントプ
レートのそれぞれに、前記発光ダイオードの輝度を前記
マウントプレート単位で個別に調整可能な輝度調整手段
を備えたことを特徴とする請求項１または２記載の発光
ダイオード表示装置であり、多数のマウントプレートに
発光ダイオードが分散していても、マウントプレートご
とに輝度調整できるという作用を有する。
レートのそれぞれに、前記発光ダイオードの輝度を前記
マウントプレート単位で個別に調整可能な輝度調整手段
を備えたことを特徴とする請求項１または２記載の発光
ダイオード表示装置であり、多数のマウントプレートに
発光ダイオードが分散していても、マウントプレートご
とに輝度調整できるという作用を有する。
【００１９】請求項４に記載の発明は、前記マウントプ
レートは、その一辺の長さが３３０ｍｍ以下の正方形の
正面形状を持つことを特徴とする請求項１から３のいず
れかに記載の発光ダイオード表示装置であり、マウント
プレートの大きさの最適化によってハンドリング性をよ
り一層高めるという作用を有する。
レートは、その一辺の長さが３３０ｍｍ以下の正方形の
正面形状を持つことを特徴とする請求項１から３のいず
れかに記載の発光ダイオード表示装置であり、マウント
プレートの大きさの最適化によってハンドリング性をよ
り一層高めるという作用を有する。
【００２０】以下、本発明の実施の形態を図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【００２１】図１は本発明の実施の形態によるＬＥＤ表
示器を表面側から見た斜視図、図２は背面図である。
示器を表面側から見た斜視図、図２は背面図である。
【００２２】図において、４枚のマウントプレート１，
２，３，４の組合わせによって１個のＬＥＤ表示器Ａが
構成されている。
２，３，４の組合わせによって１個のＬＥＤ表示器Ａが
構成されている。
【００２３】各マウントプレート１〜４のそれぞれは、
図２に示すように正方形の外郭形状を持つとともに同じ
厚さの共通部品としたものであり、その前面側には表示
用の発光ダイオードＤのパターンがマトリックス状に配
列されている。この発光ダイオードＤのパターンは、従
来例でも述べたように、フルカラー発光の場合であれば
Ｒ，Ｇ，Ｂの組合わせとしたものである。
図２に示すように正方形の外郭形状を持つとともに同じ
厚さの共通部品としたものであり、その前面側には表示
用の発光ダイオードＤのパターンがマトリックス状に配
列されている。この発光ダイオードＤのパターンは、従
来例でも述べたように、フルカラー発光の場合であれば
Ｒ，Ｇ，Ｂの組合わせとしたものである。
【００２４】各マウントプレート１〜４は、従来の大型
ディスプレイパネル用として利用されている１枚のマウ
ントプレートよりも小さいものとする。たとえば、図示
のＬＥＤ表示器Ａが従来の大型のマウントプレートとほ
ぼ同じ程度の大きさになるようにする場合では、各マウ
ントプレート１〜４は従来品の４分の１の大きさであれ
ばよい。したがって、マウントプレート１〜４はいずれ
も小型のままの製品を使用でき、マウントプレート１〜
４の製品自体の製造のハンドリングが簡単になるほか、
出荷から現場での組立ても大型品に比べて容易になる。
ディスプレイパネル用として利用されている１枚のマウ
ントプレートよりも小さいものとする。たとえば、図示
のＬＥＤ表示器Ａが従来の大型のマウントプレートとほ
ぼ同じ程度の大きさになるようにする場合では、各マウ
ントプレート１〜４は従来品の４分の１の大きさであれ
ばよい。したがって、マウントプレート１〜４はいずれ
も小型のままの製品を使用でき、マウントプレート１〜
４の製品自体の製造のハンドリングが簡単になるほか、
出荷から現場での組立ても大型品に比べて容易になる。
【００２５】各マウントプレート１，２，３，４のそれ
ぞれの裏面には基板１ａ，２ａ，３ａ，４ａを取り付
け、表面を発光ダイオードＤによる表示部１ｂ，２ｂ，
３ｂ，４ｂとしている。基板１ａ〜４ａは共通部品であ
って、いずれも回路の配線パターン（図示せず）を形成
して発光ダイオードＤを点滅動作させるための駆動回路
（後述）を搭載している。そして、図示の例では、図２
において左上配置のマウントプレート１の基板１ａのみ
に制御部５ａを備えている。
ぞれの裏面には基板１ａ，２ａ，３ａ，４ａを取り付
け、表面を発光ダイオードＤによる表示部１ｂ，２ｂ，
３ｂ，４ｂとしている。基板１ａ〜４ａは共通部品であ
って、いずれも回路の配線パターン（図示せず）を形成
して発光ダイオードＤを点滅動作させるための駆動回路
（後述）を搭載している。そして、図示の例では、図２
において左上配置のマウントプレート１の基板１ａのみ
に制御部５ａを備えている。
【００２６】マウントプレート１の基板１ａに組み込ん
だ制御部５ａは外部の画像処理部から信号を受けて自身
を搭載しているマウントプレート１の表示部１ｂの発光
ダイオードＤと、一体に組み立てられている残りの３枚
のマウントプレート２，３，４のそれぞれの表示部２
ｂ，３ｂ，４ｂ（図３参照）の発光ダイオードＤへの通
電を制御する。そして、各マウントプレート１〜４のそ
れぞれの基板１ａ〜４ａどうしは、図２に示すようにケ
ーブル１０ａ，１０ｂ，１０ｃ，１０ｄ，１０ｅ，１０
ｆによって接続される。
だ制御部５ａは外部の画像処理部から信号を受けて自身
を搭載しているマウントプレート１の表示部１ｂの発光
ダイオードＤと、一体に組み立てられている残りの３枚
のマウントプレート２，３，４のそれぞれの表示部２
ｂ，３ｂ，４ｂ（図３参照）の発光ダイオードＤへの通
電を制御する。そして、各マウントプレート１〜４のそ
れぞれの基板１ａ〜４ａどうしは、図２に示すようにケ
ーブル１０ａ，１０ｂ，１０ｃ，１０ｄ，１０ｅ，１０
ｆによって接続される。
【００２７】図３は１個のＬＥＤ表示器Ａについての制
御ブロック図である。
御ブロック図である。
【００２８】ＬＥＤ表示器Ａの各マウントプレート１〜
４には、発光ダイオードＤとして搭載された表示部１
ｂ，２ｂ，３ｂ，４ｂと、これらの表示部１ｂ〜４ｂの
発光ダイオードＤを点灯させるための駆動回路１ｃ，２
ｃ，３ｃ，４ｃと、輝度調整のための輝度調整ダイヤル
１ｄ，２ｄ，３ｄ，４ｄとが配置されている。駆動回路
１ｃ〜４ｃは制御部５ａの制御回路に接続され、表示部
１ｂ〜４ｂのそれぞれの発光ダイオードＤを画像信号に
基づいて点滅させる。また、輝度調整ダイヤル１ｄ〜４
ｄは、各マウントプレート１〜４の１枚ずつについてそ
の表示部１ｂ〜４ｂの発光ダイオードＤの輝度を調整す
る。この輝度調整は、現場でディスプレイパネルを構築
した後、全てのマウントプレート１〜４の輝度を最適化
する。
４には、発光ダイオードＤとして搭載された表示部１
ｂ，２ｂ，３ｂ，４ｂと、これらの表示部１ｂ〜４ｂの
発光ダイオードＤを点灯させるための駆動回路１ｃ，２
ｃ，３ｃ，４ｃと、輝度調整のための輝度調整ダイヤル
１ｄ，２ｄ，３ｄ，４ｄとが配置されている。駆動回路
１ｃ〜４ｃは制御部５ａの制御回路に接続され、表示部
１ｂ〜４ｂのそれぞれの発光ダイオードＤを画像信号に
基づいて点滅させる。また、輝度調整ダイヤル１ｄ〜４
ｄは、各マウントプレート１〜４の１枚ずつについてそ
の表示部１ｂ〜４ｂの発光ダイオードＤの輝度を調整す
る。この輝度調整は、現場でディスプレイパネルを構築
した後、全てのマウントプレート１〜４の輝度を最適化
する。
【００２９】マウントプレート１の基板１ａに設けた制
御部５ａは、入力信号からの画像データを処理するため
の制御ＩＣ５ｂとマウントプレート１〜４の位置を認識
するための位置認識回路５ｃとから構成され、その出力
端子を各基板１ａ〜４ａの配線パターンに接続したもの
である。
御部５ａは、入力信号からの画像データを処理するため
の制御ＩＣ５ｂとマウントプレート１〜４の位置を認識
するための位置認識回路５ｃとから構成され、その出力
端子を各基板１ａ〜４ａの配線パターンに接続したもの
である。
【００３０】以上の構成において、外部から画像信号が
マウントプレート１の基板１ａに設けた制御部５ａの制
御ＩＣ５ｂに入力されると、この画像信号は制御ＩＣ５
ｂ内でのデータ処理により表示用データに変換され、Ｌ
ＥＤ表示器Ａの各基板１ａ〜４ａの駆動回路１ｃ〜４ｃ
に入力される。なお、各マウントプレート１〜４の発光
ダイオードＤの輝度調整は、それぞれに備えた輝度調整
ダイヤル１ｄ〜４ｄの操作によって、各マウントプレー
ト１〜４ごとに予め行うものとする。
マウントプレート１の基板１ａに設けた制御部５ａの制
御ＩＣ５ｂに入力されると、この画像信号は制御ＩＣ５
ｂ内でのデータ処理により表示用データに変換され、Ｌ
ＥＤ表示器Ａの各基板１ａ〜４ａの駆動回路１ｃ〜４ｃ
に入力される。なお、各マウントプレート１〜４の発光
ダイオードＤの輝度調整は、それぞれに備えた輝度調整
ダイヤル１ｄ〜４ｄの操作によって、各マウントプレー
ト１〜４ごとに予め行うものとする。
【００３１】一方、位置認識回路５ｃからは、マウント
プレート１〜４のうちのどれから補正データを取り込む
かの選択信号が出力される。このような位置認識回路５
ｃを備えることにより、４個のマウントプレート１〜４
の配置を入れ替えても、或いは４個のマウントプレート
１〜４の任意の一つを別のＬＥＤ表示器Ａ内に組み込む
１個として配置しても、画像信号に基づいて特定された
表示部１ｂ〜４ｂの中の一つを選択してこれらに表示用
データを入力することができる。なお、ドット補正用の
メモリＩＣを備えていなければ、位置認識回路５ｃは機
能しないが、発光ダイオードＤの点灯率は１００％で使
用することができる。
プレート１〜４のうちのどれから補正データを取り込む
かの選択信号が出力される。このような位置認識回路５
ｃを備えることにより、４個のマウントプレート１〜４
の配置を入れ替えても、或いは４個のマウントプレート
１〜４の任意の一つを別のＬＥＤ表示器Ａ内に組み込む
１個として配置しても、画像信号に基づいて特定された
表示部１ｂ〜４ｂの中の一つを選択してこれらに表示用
データを入力することができる。なお、ドット補正用の
メモリＩＣを備えていなければ、位置認識回路５ｃは機
能しないが、発光ダイオードＤの点灯率は１００％で使
用することができる。
【００３２】図４はＬＥＤ表示器Ａを多数配列したディ
スプレイパネルの例である。
スプレイパネルの例である。
【００３３】このディスプレイパネルの場合でもＬＥＤ
表示器Ａを１つの単位としてマトリックス状に配列され
るので、表示装置制御回路６をディスプレイパネルに付
帯して、マウントプレート１に備えた制御部５ａの制御
ＩＣ５ｂ及び位置認識回路５ｃからの信号を各ＬＥＤ表
示器Ａのそれぞれの基板１ａ〜４ａを介して駆動回路１
ｃ〜４ｃに入力する制御ブロックとすればよい。すなわ
ち、各ＬＥＤ表示器Ａに含まれた４個のマウントプレー
ト１〜４に搭載されている表示部１ｂ〜４ｂについて、
図３で示したものと同様の制御を行うことによって、デ
ィスプレイパネル全体の画像表示が制御される。
表示器Ａを１つの単位としてマトリックス状に配列され
るので、表示装置制御回路６をディスプレイパネルに付
帯して、マウントプレート１に備えた制御部５ａの制御
ＩＣ５ｂ及び位置認識回路５ｃからの信号を各ＬＥＤ表
示器Ａのそれぞれの基板１ａ〜４ａを介して駆動回路１
ｃ〜４ｃに入力する制御ブロックとすればよい。すなわ
ち、各ＬＥＤ表示器Ａに含まれた４個のマウントプレー
ト１〜４に搭載されている表示部１ｂ〜４ｂについて、
図３で示したものと同様の制御を行うことによって、デ
ィスプレイパネル全体の画像表示が制御される。
【００３４】ここで、ＬＥＤ表示器Ａは４枚のマウント
プレート１〜４の組合わせであって、たとえばＬＥＤ表
示器Ａの１枚が従来の大画面対応のマウントプレートの
大きさに相当するものとすれば、マウントプレート１〜
４は４枚に分割されて小型化されたものとなる。したが
って、ディスプレイパネルへの組み付けに際しては、各
マウントプレート１〜４の１枚ずつについて固定してい
けばよく、従来の大型品のマウントプレートを取り扱う
場合に比べると、作業負担が大幅に軽減される。
プレート１〜４の組合わせであって、たとえばＬＥＤ表
示器Ａの１枚が従来の大画面対応のマウントプレートの
大きさに相当するものとすれば、マウントプレート１〜
４は４枚に分割されて小型化されたものとなる。したが
って、ディスプレイパネルへの組み付けに際しては、各
マウントプレート１〜４の１枚ずつについて固定してい
けばよく、従来の大型品のマウントプレートを取り扱う
場合に比べると、作業負担が大幅に軽減される。
【００３５】
【発明の効果】請求項１の発明では、複数のマウントプ
レートに分割したものに発光ダイオードを配置するの
で、マウントプレート自体を小型化できるので、従来の
大画面対応のものに比べると、現場での組立て施工性が
改善される。また、各マウントプレートの全てに制御部
を備える従来構造に比べて、部品点数の削減とコストの
低減が可能となる。
レートに分割したものに発光ダイオードを配置するの
で、マウントプレート自体を小型化できるので、従来の
大画面対応のものに比べると、現場での組立て施工性が
改善される。また、各マウントプレートの全てに制御部
を備える従来構造に比べて、部品点数の削減とコストの
低減が可能となる。
【００３６】請求項２の発明では、マウントプレートを
多数配列して構成されるディスプレイパネルに適用して
も、各マウントプレート毎の画像データを確実に入力で
きるので、誤作動や画像の乱れのない表示が得られる。
多数配列して構成されるディスプレイパネルに適用して
も、各マウントプレート毎の画像データを確実に入力で
きるので、誤作動や画像の乱れのない表示が得られる。
【００３７】請求項３の発明では、多数のマウントプレ
ートに発光ダイオードが分散していても、マウントプレ
ートごとに輝度調整できるので、高画質の画像形成が可
能となる。
ートに発光ダイオードが分散していても、マウントプレ
ートごとに輝度調整できるので、高画質の画像形成が可
能となる。
【００３８】請求項４の発明では、マウントプレートの
大きさの最適化によってハンドリング性をより一層高め
ることができ、大画面のディスプレイパネルの構築の差
異および作業負担が軽減される。
大きさの最適化によってハンドリング性をより一層高め
ることができ、大画面のディスプレイパネルの構築の差
異および作業負担が軽減される。
【図１】本発明のＬＥＤ表示器を表面側から見た斜視図
【図２】図１のＬＥＤ表示器の背面図
【図３】１枚のＬＥＤ表示器と制御部とによる制御ブロ
ック図
ック図
【図４】複数のＬＥＤ表示器を配列してディスプレイパ
ネルとしたときの制御ブロック図
ネルとしたときの制御ブロック図
【図５】従来の１枚のＬＥＤ表示器における制御ブロッ
ク図
ク図
Ａ ＬＥＤ表示器 Ｄ 発光ダイオード １，２，３，４ マウントプレート １ａ，２ａ，３ａ，４ａ 基板 １ｂ，２ｂ，３ｂ，４ｂ 表示部 １ｃ，２ｃ，３ｃ，４ｃ 駆動回路 １ｄ，２ｄ，３ｄ，４ｄ 輝度調整ダイヤル ５ａ 制御部 ５ｂ 制御ＩＣ ５ｃ 位置認識回路 ６ 表示装置制御回路 １０ａ，１０ｂ，１０ｃ，１０ｄ，１０ｅ，１０ｆ ケ
ーブル
ーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｎ 5/66 １０３ Ｈ０４Ｎ 5/66 １０３ (72)発明者 川辺 健一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 井手上 靖則 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Ｆターム(参考） 5C058 AA13 AB06 BA01 BA06 BB13 5C080 AA07 BB06 CC06 DD13 DD14 DD27 EE25 FF09 GG02 JJ01 JJ02 JJ06 KK33 5C094 AA14 AA15 BA25 CA19 CA24 5C096 AA21 AA22 BA04 BB14 BB28 CA17 CC06 5F041 AA42 BB06 DC07 DC84 FF06
Claims (4)
- 【請求項１】 前面に発光ダイオードを配列するととも
に裏面に前記発光ダイオードに導通する基板を備えたマ
ウントプレートを２枚以上の組合わせとしてユニット化
する発光ダイオード表示装置であって、全てのマウント
プレートの前記基板には、前記発光ダイオードを点灯さ
せる駆動回路を搭載し、前記マウントプレートの少なく
とも１つには、外部からの画像信号を受けて全てのマウ
ントプレートの前記駆動回路にデータ信号を入力する制
御部を備えたことを特徴とする発光ダイオード表示装
置。 - 【請求項２】 前記制御部は、前記マウントプレートの
位置を判別するための位置認識回路を含むことを特徴と
する請求項１記載の発光ダイオード表示装置。 - 【請求項３】 前記マウントプレートのそれぞれに、前
記発光ダイオードの輝度を前記マウントプレート単位で
個別に調整可能な輝度調整手段を備えたことを特徴とす
る請求項１または２記載の発光ダイオード表示装置。 - 【請求項４】 前記マウントプレートは、その一辺の長
さが３３０ｍｍ以下の正方形の正面形状を持つことを特
徴とする請求項１から３のいずれかに記載の発光ダイオ
ード表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29331699A JP2001117513A (ja) | 1999-10-15 | 1999-10-15 | 発光ダイオード表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29331699A JP2001117513A (ja) | 1999-10-15 | 1999-10-15 | 発光ダイオード表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001117513A true JP2001117513A (ja) | 2001-04-27 |
Family
ID=17793266
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29331699A Pending JP2001117513A (ja) | 1999-10-15 | 1999-10-15 | 発光ダイオード表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001117513A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006145890A (ja) * | 2004-11-19 | 2006-06-08 | Avix Inc | 大画面ｌｅｄ表示システム |
| CN107705598A (zh) * | 2017-11-15 | 2018-02-16 | 山东世纪元通智能科技有限公司 | 一种新型指示牌及其控制方法 |
| CN109872681A (zh) * | 2017-12-01 | 2019-06-11 | 上海航空电器有限公司 | 一种基于arm技术的告警灯盒oled显示控制方法 |
| JP2020073995A (ja) * | 2014-09-25 | 2020-05-14 | エックス−セレプリント リミテッドＸ−Ｃｅｌｅｐｒｉｎｔ Ｌｉｍｉｔｅｄ | 複合マイクロアセンブリのストラテジおよびデバイス |
| US10741107B2 (en) | 2013-12-31 | 2020-08-11 | Ultravision Technologies, Llc | Modular display panel |
| US10891881B2 (en) | 2012-07-30 | 2021-01-12 | Ultravision Technologies, Llc | Lighting assembly with LEDs and optical elements |
-
1999
- 1999-10-15 JP JP29331699A patent/JP2001117513A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006145890A (ja) * | 2004-11-19 | 2006-06-08 | Avix Inc | 大画面ｌｅｄ表示システム |
| US10891881B2 (en) | 2012-07-30 | 2021-01-12 | Ultravision Technologies, Llc | Lighting assembly with LEDs and optical elements |
| US10741107B2 (en) | 2013-12-31 | 2020-08-11 | Ultravision Technologies, Llc | Modular display panel |
| JP2020073995A (ja) * | 2014-09-25 | 2020-05-14 | エックス−セレプリント リミテッドＸ−Ｃｅｌｅｐｒｉｎｔ Ｌｉｍｉｔｅｄ | 複合マイクロアセンブリのストラテジおよびデバイス |
| JP7041661B2 (ja) | 2014-09-25 | 2022-03-24 | エックス ディスプレイ カンパニー テクノロジー リミテッド | 複合マイクロアセンブリのストラテジおよびデバイス |
| CN107705598A (zh) * | 2017-11-15 | 2018-02-16 | 山东世纪元通智能科技有限公司 | 一种新型指示牌及其控制方法 |
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