JP2001117296A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001117296A
JP2001117296A JP29614299A JP29614299A JP2001117296A JP 2001117296 A JP2001117296 A JP 2001117296A JP 29614299 A JP29614299 A JP 29614299A JP 29614299 A JP29614299 A JP 29614299A JP 2001117296 A JP2001117296 A JP 2001117296A
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Tomomi Kakeshita
智美 掛下
Yasuyuki Ishii
保之 石井
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  • Developing For Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像濃度検出手段による検出結果を露光量、
あるいは現像バイアスにフィードバックし、リアルタイ
ムで中間調の色再現性がある高画質なカラー画像を形成
するべく画像形成条件を設定可能な画像形成装置を提供
する。 【解決手段】 静電転写ベルト9に濃度検出用画像を形
成するパッチ手段と、複数ある画像形成ユニット部P
1,P2,P3,P4よりも静電転写ベルト9走行方向下流
側に位置し、前記濃度検出用画像の濃度を検出する濃度
検出手段と、濃度検出手段が濃度検出用画像の濃度を検
出した時点で、前記複数の画像形成ユニット部のうち静
電転写ベルト9の搬送方向最上流にある画像形成ユニッ
ト部P1で画像形成中又は画像形成が完了した次の画像
形成に際し、前記濃度検出手段による検出結果に応じて
前記画像形成手段の画像形成条件を制御するための制御
手段とを有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真方式を用い
てトナー像を転写材に転写して画像を形成する画像形成
装置に関し、トナー像による濃度制御を精度よく行うの
に好適な画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー画像を形成する画像形成装置にお
いては、いろいろな方式があげられるが、例えばイエロ
ー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック
(BK)の記録を行う画像形成ユニットを配設し、各画像
形成ユニットでは、感光体上に露光により静電潜像が形
成され、現像スリーブもしくは現像ローラによって搬送
されたトナーによって可視化され、各色ごとに転写部で
転写材に記録を行ういわゆるタンデム方式の多色記録装
置が知られている(特開平09-288396号等)。
【0003】このような方式の多色記録装置では、例え
ばイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブ
ラック(BK)の各色トナーを順次転写してカラー記録を
行うため、色調再現性を安定させる必要がある。そのた
めに、トナー各色の画像濃度を精度よく制御する必要が
あり、その制御方法として従来からいくつかの方法がと
られている。
【0004】例えば、転写材担持体ないしは、中間転写
体等の転写像担持体上に試験用のトナー像を転写し、そ
の濃度を検出する方法がある。通常この検出法では、電
源オン時、感光体ドラムの交換時や現像器の交換時等の
環境の変化が生じたとき、あるいは所定枚数記録後等に
濃度制御を行う。
【0005】ここで濃度制御は、光学センサによって行
われる。この濃度制御は、正しい色調を得るために行わ
れるものであり、例えば中間転写体上に各色濃度検出用
のトナー画像を試験的に形成し、その濃度を自動的に検
出して、この検出結果を画像形成条件にフィードバック
する。
【0006】光学センサでは、各色濃度検出用のトナー
画像の濃度を自動的に検出し、この検出結果を画像露光
量にフィードバックして画像濃度を制御する。このよう
にして、中間調を安定させるカラー画像を形成すべく濃
度制御を行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
濃度制御のタイミングでは、制御を行うタイミングが所
定枚数の記録後であるため、濃度調整の前後で色調再現
性が異なる場合が生じてしまう。特に、カラー画像形成
装置においては、高速で連続的にカラー画像を形成し得
る反面、像形成時に各プロセス手段は連続稼動状態とな
るため、短期間で急激に経時変化が進行する場合があ
る。
【0008】また、装置内トナーの帯電電荷量の変化が
激しく、これに伴い現像性や転写性までも少しずつ変化
するため、安定した色調再現性を得ることが難しくなっ
てしまう。そして、記録モードの変更などでも前記と同
様なことが起こる。
【0009】本発明は、前記問題点を解決するものであ
り、その目的は、画像濃度検出手段による検出結果を露
光量、あるいは現像バイアスにフィードバックし、リア
ルタイムで中間調の色再現性がある高画質な画像を形成
するべく画像形成条件を設定可能な画像形成装置を提供
するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、トナー像を担持する像
担持体と、前記像担持体に選択的露光を行って潜像を形
成する露光手段と、前記像担持体に形成された潜像をト
ナー現像する現像手段とを有する画像形成手段を、転写
像担持体の搬送方向上流側から下流側へ複数有する画像
形成装置において、前記転写像担持体に濃度検出用画像
を形成するパッチ手段と、前記複数ある画像形成手段よ
りも転写像担持体搬送方向下流側に位置し、前記濃度検
出用画像の濃度を検出する濃度検出手段と、前記濃度検
出手段が濃度検出用画像の濃度を検出した時点で、前記
複数の画像形成手段のうち転写像担持体の搬送方向最上
流にある画像形成手段で画像形成中又は画像形成が完了
した次の画像形成に際し、前記濃度検出手段による検出
結果に応じて前記画像形成手段の画像形成条件を制御す
るための制御手段と、を有することを特徴とする。
【0011】上記構成にあっては、画像形成毎に濃度検
出が行われ、その結果が画像形成条件にフィードバック
されるため、リアルタイムで濃度調整がなされ、常に中
間調の最適状態を維持することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明の一実施形態に係る画
像形成装置について、図面を参照して詳細に説明する。
【0013】〔第1実施形態〕図1は、画像形成条件を
制御するための構成を示す模式説明図であり、図2は画
像形成装置の全体構成の模式説明図である。なお、本実
施形態の説明において使用する画像形成装置は、いわゆ
るタンデム方式のカラープリンタを例示している。
【0014】{画像形成装置の全体構成}まず、画像形
成装置の全体構成について図2を参照して概略説明する
と、このカラー画像形成装置は、無端状に張架されて走
行する転写像担持体である静電転写ベルト9と、該ベル
ト9の走行方向にそれぞれ異色のトナー像を形成する画
像形成手段を構成する画像形成ユニット部P1,P2,P
3,P4が直列に配置してある。各画像形成ユニット部P
1,P2,P3,P4は、プロセスカートリッジとして装置
本体に対して着脱可能であり、またこれらは現像器4
y,4m,4c,4kに収納するトナーが異色であるだ
けで、基本的な構成作用に変わりはない。
【0015】ここで、画像形成ユニット部P1〜P4はイ
エロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラッ
ク(BK)の4個の画像形成ユニットで構成され、これが
静電転写ベルト9の走行方向上流側から下流側へ順に配
設されている。そして、それぞれの画像形成ユニット部
P1〜P4の構成は、トナー像担持体としての感光体ドラ
ム1y,1m,1c,1kが配置され、その外周部には
それぞれイエロートナー、マゼンタトナー、シアントナ
ー、ブラックトナーを収納し、それらのトナーを搬送す
る現像ローラ5y,5m,5c,5kを具備した現像手
段としての現像器4y,4m,4c,4k、帯電手段と
しtの帯電ローラ2y,2m,2c,2k、ならびにク
リーニング手段としてのクリーニングユニット7y,7
m,7c,7kが配設してある。また、それぞれの感光
体ドラム1y,1m,1c,1kに選択的露光を行って
潜像を形成する露光手段としてのレーザースキャナ3
y,3m,3c,3kが設けてあり、さらには静電転写
ベルト9を挟んでそれぞれの感光体ドラム1に対向する
部位に転写ローラ6y,6m,6c,6kが配設してあ
る。
【0016】この画像形成装置での転写像担持体は、駆
動ローラ15と適数の従動ローラ16a,16bに懸架されて
走行する転写材担持体としての静電転写ベルト9であ
り、この静電転写ベルト9の内部及び周囲には、転写ロ
ーラ6y,6m,6c,6k、吸着ローラ10a、内側帯
電器10b、外側帯電器10c、分離帯電器10d及び分離部
材10eを備えている。転写ローラ6は、複数の画像形成
手段の一部として複数個配備されている。
【0017】静電転写ベルト9の吸着ローラ10aは、画
像形成に先立って転写材8を静電転写ベルト9上に静電
吸着する。各画像形成ユニット部P1〜P4は、静電転写
ベルト9上に静電吸着した転写材8が走行するにつれ
て、該転写材8上の所定の位置に順次イエロートナー
像、マゼンタトナー像、シアントナー像、ブラックトナ
ー像が重なるようにタイミングを合わせて像形成を行
い、順次重畳転写していく。なお、転写に寄与せず各々
の感光体ドラム1y,1m,1c,1k上に残る残留ト
ナーはクリーニングブレート11y,11m,11c,11kに
よって除かれ、各々別個のクリーニングユニット7y,
7m,7c,7kに貯留される。
【0018】ここで、画像形成手順について、より具体
的に説明する。なお、各画像形成ユニット部P1,P2,
P3,P4での画像形成動作はトナーの色が異なるのみで
あるため、ここでは画像形成ユニットP1に着目して説
明する。
【0019】不図示の駆動手段により回転駆動する感光
体1yの表面感光層が帯電ローラ2yに印加された帯電
バイアス電圧によって一様に帯電される。帯電バイアス
電圧は直流に交流を重畳させたもので、感光体ドラム1
yの表面電位が−600Vとなるように帯電する。この帯
電面にイエロー成分による画像形成信号がレーザースキ
ャナから投影されて静電潜像が形成される。
【0020】この静電潜像が、感光体ドラム1yの回転
に伴って前記現像部位に達すると、この時すでに現像ロ
ーラ5yによってイエロートナーが供給されており、こ
の現像ローラ4yからイエロートナーが前記潜像に付与
されてイエロートナー像として顕像化される。このイエ
ロートナー像はさらに感光体ドラム1yの回転に伴って
前記の転写部位へと送られる。
【0021】そして、前記イエロートナー像が前記転写
部位に達するタイミングにあわせて、あらかじめ静電転
写ベルト9上に静電吸着された転写材8が搬送され、前
記転写ローラ6yに印加される転写バイアス電圧によっ
て、イエロートナー像は転写材8上に転移(転写)す
る。なお、転写に寄与せず感光体ドラム1y上に残る残
留トナーはクリーニングブレード11yによって除去され
て感光体ドラム1yは次の画像形成動作に入り得る状態
になる。
【0022】イエロートナー像を転写させた前記転写材
8は、転写ベルト9の移動に伴い画像形成ユニット部P
2に搬送される。なお、転写材8がマゼンタ画像を形成
する画像形成ユニット部P2に達する迄に、上記と同様
に、レーザースキャナ3m及び現像ローラ5mにより、
感光体1m上にマゼンタトナー像が形成され、このトナ
ー像が転写ローラ6mによって、前記のイエロートナー
像に重畳転写される。この重量トナー像を転写させた転
写材8は、シアン画像を形成する画像形成ユニット部P
3に搬送される。同様に、画像形成ユニット部P3,P4
で、レーザースキャナ3c,3k及び現像ローラ5c,
5kにより、感光体ドラム1c,1k上にシアントナー
像、ブラックトナー像が形成され、転写ローラ6c,6
kによって、前記の重畳トナー像に順次重畳転写されて
転写行程が終了する。
【0023】転写を終えた転写材8は、分離帯電器10d
及び分離部材10eによって静電転写ベルト9から分離さ
れ、定着装置12に至り、ここで加熱、加圧されてトナー
像が融解、混色されてカラー画像となり、転写材8に定
着固定された後、機外に排出される。また、静電転写ベ
ルト9上に残ったトナーや紙粉は、静電転写ベルト9に
当接されているクリーニング手段たるクリーニングブラ
シ13によって取り除かれ、廃トナー容器14に貯留され
る。この後、静電転写ベルト9を内側、外側帯電器10
b,10cにより除電して、次の画像形成動作に入り得る
状態にする。
【0024】{画像濃度制御構成}上記画像形成装置に
あってはトナー各色の画像濃度を精度よく制御して色調
再現性を安定させるために画像濃度検出手段及びその検
出結果に応じて画像濃度を制御するための制御手段を設
け、画像濃度制御を行うように構成している。次にその
画像濃度制御構成について説明する。
【0025】転写像担持体である静電転写ベルト9に対
向し、複数ある画像形成ユニット部P1,P2,P3,P4
のよりも静電転写ベルト9の走行方向下流側、すなわち
転写部の最下流側に画像濃度検出手段として光学センサ
17が設けられている。
【0026】図1は光学センサ17を用いた画像濃度検出
制御手段のブロック図であり、画像形成の終了した転写
材Tr1と、画像形成を控えた転写材Tr2が連続して搬送
されるときの、転写材Tr1と転写材Tr2との間である非
画像形成領域(以下、紙間TrBと称す)における、画像
濃度検出状態を示している。
【0027】本実施形態における画像形成装置は前記紙
間TrBにおいて静電転写ベルト9へ濃度検出用画像(パ
ッチ画像)を形成する図示しないパッチ手段を有してお
り、この画像濃度を濃度検出手段としての光学センサ17
によって検出するようにしている。光学センサ17は、赤
外線発光部17aと赤外線受光部17bで構成される。赤外
線発光部17aから照射された赤外線(以後光源光と略
す)Loは静電搬送ベルト9の表面で反射し、反射光Lr
は赤外線受光部17bで計測される。赤外線受光部17bで
計測された反射光は光量制御部(サンプリング制御部)
18aでモニタされ、メイン制御CPU18bに送られる。
メイン制御CPU18bは、演算処理部18cにより光源光
Loと反射光Lrの測定値にから濃度演算を行い、画像制
御部18d及び露光量調節部18eを介して濃度検出結果に
応じた最適濃度となるようにレーザースキャナ3y,3
m,3c,3kによる露光量制御を行うように構成して
いる。
【0028】ここで、上記画像形成装置における画像濃
度制御の方法を図1を参照して説明する。転写材Tr1の
画像形成終了後、不図示の露光器で所定光量にて像露光
されたパッチ潜像を画像制御部にて現像バイアス電圧を
可変しながら、第1色目の電子写真プロセス部であるイ
エローのパッチ画像py1,py2,py3,py4を濃度を可
変して作成する。これらパッチは静電転写ベルト9に転
写され、メイン制御CPU18bでそのパッチ画像py1,
py2,py3,py4それぞれの濃度が検出される。
【0029】メイン制御CPU18bで演算された濃度値
から最適濃度となる感光体ドラムへの露光量を演算し、
その演算結果を画像制御部18dに出力し、画像制御部18
dはメイン制御CPU18bで演算された最適な露光量を
出力する。そして、前記パッチ濃度の検出結果に応じ求
められた最適な露光量となるように露光量調節部18eを
介してレーザースキャナ3y,3m,3c,3kにフィ
ードバックさせる。
【0030】このとき、最上流にある画像形成ユニット
部P1の感光体ドラム1yと転写ローラ6yの転写部に
おいて、画像形成中の転写材Traが存在する場合には、
その次の転写材Tra+1の画像形成にフィードバックす
る。また、画像形成中の転写材が存在しない場合は次に
画像形成ユニット部P1で画像形成を行うときの条件と
する。
【0031】このように、中間調の濃度制御を常に画像
形成条件にフィードバックすることにより、最適画像濃
度をリアルタイムで画像形成に反映することができる。
【0032】以下、第2色目のマゼンタ色、第3色目の
シアン色及び第4色目のブラック色についても同様なタ
イミングでパッチ画像を形成して処理することで、リア
ルタイムな画像濃度制御が可能となる。
【0033】以上説明したように、紙間でパッチ画像を
形成するとともに、濃度制御最適値を検出中に、転写材
Traが最上流の画像形成ユニット部P1の感光体ドラム
と転写ローラの転写部を通過して画像転写中のもの、も
しくは転写完了の際、濃度検出手段から得られた最適画
像形成条件をその転写材Traにはフィードバックせず
に、次の転写材Tra+1に反映されるように濃度制御を
実行することで、各色パッチ検出結果を露光手段に直ち
にフィードバック可能となり、リアルタイムな画像制御
が可能となり、中間調の画像であっても常に中間調の最
適状態を維持することができるため安定した中間調画像
を得ることができる。
【0034】〔第2実施形態〕前述した実施形態ではパ
ッチ画像濃度を検出し、その検出結果に応じて制御する
画像形成条件として画像形成手段における露光量を制御
する例を示したが、前記露光量に代えて現像手段におけ
る現像バイアス電圧を制御するようにしてもよい。
【0035】図3は現像バイアスを制御するブロック説
明図であり、前述した実施形態と異なる点は画像制御部
18dによってパッチ画像濃度に応じて演算された最適現
像バイアス電圧となるように、現像バイアス電源18fを
介して現像器4y,4m,4c,4kを制御するもので
ある。
【0036】すなわち、図3に示すように、メイン制御
CPU18bでそのパッチ画像py1,py2,py3,py4そ
れぞれの濃度を検出し、メイン制御CPU18bで演算さ
れた濃度値から最適濃度となる現像器への現像バイアス
電圧値を演算し、その演算結果を画像制御部18dに出力
する。画像制御部18dはメイン制御CPU18bで演算さ
れた最適な現像バイアス電圧値を出力する。そして、前
記パッチ濃度の検出結果に応じ求められた最適な現像バ
イアスとなるように現像バイアス電源18fを介して現像
器4y,4m,4c,4kにフィードバックさせる。
【0037】このようにしても第1実施形態と同様にリ
アルタイムな画像制御が可能となり、中間調の画像であ
っても常に中間調の最適状態を維持することができるた
め安定した中間調画像を得ることができる。
【0038】〔他の実施形態〕前述した実施形態では転
写像担持体として転写材8を担持する静電転写ベルト9
を例示したが、トナー像担持体としての感光体ドラム1
y,1m,1c,1kで形成したトナー像を中間転写体
へ重畳転写してカラー画像を一次転写し、その転写像を
転写材8へ二次転写する画像形成装置において、転写像
担持体としての前記中間転写体にパッチ画像を形成し、
その画像濃度を検出して前述した実施形態と同様に画像
形成条件を制御するようにしても同様の効果を得ること
ができる。
【0039】また、前述した実施形態で画像形成手段を
複数有する装置を例示したが、画像形成手段は単数の場
合であっても適用して同様の効果を得ることができる。
【0040】
【発明の効果】本発明は前述のように構成したために、
画像形成毎に濃度検出が行われ、その結果が画像形成条
件にフィードバックされるため、リアルタイムで濃度調
整がなされ、常に中間調の最適状態を維持することが可
能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】、画像形成条件を制御するための構成を示す模
式説明図である。
【図2】画像形成装置の全体構成の模式説明図である。
【図3】現像バイアスを制御するブロック説明図であ
る。
【符号の説明】
P1,P2,P3,P4 …画像形成ユニット部 1y,1m,1c,1k …感光体ドラム 2y,2m,2c,2k …帯電ローラ 3y,3m,3c,3k …レーザースキャナ 4y,4m,4c,4k …現像器 5y,5m,5c,5k …現像ローラ 6y,6m,6c,6k …転写ローラ 7y,7m,7c,7k …クリーニングユニット 8 …転写材 9 …静電転写ベルト 10a …吸着ローラ 10b …内側帯電器 10c …外側帯電器 10d …分離帯電器 10e …分離部材 11y,11m,11c,11k …クリーニングブレート 12 …定着装置 13 …クリーニングブラシ 14 …廃トナー容器 15 …駆動ローラ 16a,16b …従動ローラ 17 …光学センサ 17a …赤外線発光部 17b …赤外線受光部 18a …光量制御部 18b …メイン制御CPU 18c …演算処理部 18d …画像制御部 18e …露光量調節部 18f …現像バイアス電源
フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA09 DE10 EA02 EA05 EB06 EC03 EC06 EC08 2H032 BA03 BA09 BA23 2H073 BA28

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー像を担持する像担持体と、前記像
    担持体に選択的露光を行って潜像を形成する露光手段
    と、前記像担持体に形成された潜像をトナー現像する現
    像手段とを有する画像形成手段を有する画像形成装置に
    おいて、 前記転写像担持体に濃度検出用画像を形成するパッチ手
    段と、 前記画像形成手段よりも転写像担持体搬送方向下流側に
    位置し、前記濃度検出用画像の濃度を検出する濃度検出
    手段と、 前記濃度検出手段が濃度検出用画像の濃度を検出した時
    点で、前記画像形成手段で画像形成中又は画像形成が完
    了した次の画像形成に際し、前記濃度検出手段による検
    出結果に応じて前記画像形成手段の画像形成条件を制御
    するための制御手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像形成手段を転写像担持体の搬送
    方向上流側から下流側へ複数有し、 前記濃度検出手段は前記複数ある画像形成手段よりも転
    写像担持体搬送方向下流側に位置し、 前記制御手段は前記濃度検出手段が濃度検出用画像の濃
    度を検出した時点で、前記複数の画像形成手段のうち転
    写像担持体の搬送方向最上流にある画像形成手段で画像
    形成中又は画像形成が完了した次の画像形成に際し、前
    記濃度検出手段による検出結果に応じて前記画像形成手
    段の画像形成条件を制御することを特徴とする請求項1
    記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記濃度検出手段によ
    る検出結果に応じて前記露光手段による露光量を制御す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記濃度検出手段によ
    る検出結果に応じて前記現像手段による現像バイアスを
    制御することを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記転写像担持体は、前記像担持体に形
    成したトナー像が順次転写され、該転写像を転写材に二
    次転写するための中間転写体であることを特徴とする請
    求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記転写像担持体は、前記像担持体に形
    成したトナー像が順次転写される転写材を担持するため
    の転写材担持体であることを特徴とする請求項1乃至請
    求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
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JP (1) JP2001117296A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008292614A (ja) * 2007-05-23 2008-12-04 Kyocera Mita Corp 画像濃度補正方法、及びこれを用いた画像形成装置

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