JP2001116010A - パワーパッケージ - Google Patents

パワーパッケージ

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JP2001116010A
JP2001116010A JP29502499A JP29502499A JP2001116010A JP 2001116010 A JP2001116010 A JP 2001116010A JP 29502499 A JP29502499 A JP 29502499A JP 29502499 A JP29502499 A JP 29502499A JP 2001116010 A JP2001116010 A JP 2001116010A
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hydraulic
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pump housing
chamber
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JP29502499A
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Kosuke Sato
浩介 佐藤
Daisuke Matsumoto
大輔 松本
Tsutomu Takai
勉 高井
Masayoshi Ishii
政好 石井
Haruhiko Shiotani
晴彦 塩谷
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KYB Corp
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Kayaba Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポンプと電動機および油圧アクチュエータ等
のユニット化に適したパワーパッケージを提供する。 【解決手段】 油圧ポンプ2と電動機4および油圧アク
チュエータ1をユニット化するパワーパッケージにおい
て、油圧ポンプ2のポンプハウジング20を油圧アクチ
ュエータ1のシリンダチューブ30に結合し、シリンダ
チューブ30にシリンダ部31と略平行に延びて各油室
6,7に連通する一対のシリンダ側孔34,35を形成
し、ポンプハウジング20に油圧ポンプ2からの作動油
を各シリンダ側孔34,35に導く一対のポンプポート
28,29を形成するものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポンプと電動機お
よび油圧アクチュエータ等をユニット化したパワーパッ
ケージの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】作業機械等に設けられるアクチュエータ
として、ポンプと電動機および油圧アクチュエータ等を
ユニット化したパワーパッケージが用いられる。
【0003】従来、この種のパワーパッケージとして、
図5に示すように、油圧アクチュエータ1に並んで油圧
ポンプ2とタンク3および電動機4が設けられ、円筒状
をした油圧アクチュエータ1の途中に油圧ポンプ2が結
合され、油圧ポンプ2を挟むようにタンク3と電動機4
がそれぞれ結合されるものがある。
【0004】油圧ポンプ2と油圧アクチュエータ1の間
には作動油を導く外部配管50が設けられ、油圧ポンプ
2から吐出する作動油が油圧アクチュエータ1の一方の
油室に導かれるとともに、他方の油室から押し出される
作動油が油圧ポンプ2の吸い込み側に導かれるようにな
っている。
【0005】また、特許第824659号公報に開示さ
れたものは、図6に示すように、筒状をした油圧アクチ
ュエータ1を構成するインナチューブ41と、インナチ
ューブ41の外周に嵌合するシリンダチューブ40と、
シリンダチューブ40を挟むようにしてインナチューブ
41のまわりに2つの油通路43,44を画成するアウ
タチューブ45,46を備える。一方の油通路43は油
圧ポンプ2と油圧アクチュエータ1のロッド側油室6を
連通し、他方の油通路44は油圧ポンプ2と油圧アクチ
ュエータ1のエンド側油室7を連通する。
【0006】油圧ポンプ2を構成するポンプハウジング
20はシリンダチューブ40に複数のボルト47を介し
て締結される。各ボルト47は油圧アクチュエータ1と
直交し、油圧アクチュエータ1の途中にポンプハウジン
グ20を結合する。ポンプハウジング20を挟むように
タンク3と電動機4が設けられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示す外部配管50を備えるパワーパッケージにあって
は、以下の問題点がある。 油圧ポンプ2に生じる脈動圧が外部配管50に伝わる
ため、騒音が大きくなる。 外部配管50のために装置が大型化する。 外部配管50を損傷させないように取り扱う必要があ
る。
【0008】また、図6に示す二重筒構造の油通路4
3,44を備えるパワーパッケージにあっては、外部配
管を持たない構造により上記の問題点を解消する
が、以下の問題点がある。 ボルト47を介してポンプハウジング20に生じる歪
みの影響を避けるため、油圧ポンプ2のギヤを収装する
ポンプ室の容積が制約され、ポンプ押しのけ容積を大き
くできない。 油圧ポンプ2に生じる脈動圧が二重筒構造の油通路4
3,44に伝わり、アウタチューブ45,46が振動す
るため、騒音が大きくなる。
【0009】本発明は上記の問題点を鑑みてなされたも
のであり、ポンプと電動機および油圧アクチュエータ等
をユニット化するのに適したパワーパッケージを提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、作動油を
加圧する油圧ポンプと、油圧ポンプを駆動する電動機
と、油圧ポンプから導かれる作動油圧により作動する油
圧アクチュエータとを備え、油圧ポンプと電動機および
油圧アクチュエータをユニット化するパワーパッケージ
に適用する。
【0011】そして、油圧ポンプのポンプ機構を収容す
るポンプハウジングと、油圧アクチュエータのピストン
を収容して油室を画成するシリンダ部を有するシリンダ
チューブとを備え、ポンプハウジングをシリンダチュー
ブに結合し、シリンダチューブにシリンダ部と略平行に
延びて油室に連通するシリンダ側孔を形成し、ポンプハ
ウジングに油圧ポンプからの作動油をシリンダ側孔に導
くポンプポートを形成したことを特徴とするものとし
た。
【0012】第2の発明は、第1の発明において、油圧
アクチュエータのシリンダ部にピストンを介してロッド
側油室とエンド側油室を画成し、シリンダチューブはポ
ンプハウジングに対する取付面の両側にシリンダ部と略
平行に延びる一対の角部を有し、各角部に一対のシリン
ダ側孔をそれぞれ形成し、ポンプハウジングに油圧ポン
プからの作動油を各シリンダ側孔に導く一対のポンプポ
ートを形成したことを特徴とするものとした。
【0013】第3の発明は、第1または第2の発明にお
いて、シリンダチューブはシリンダ側孔が形成されない
角部を削除したことを特徴とするものとした。
【0014】第4の発明は、第2または第3の発明にお
いて、ポンプハウジングをシリンダチューブに締結する
ボルトを備え、ポンプハウジングにシリンダチューブに
対する取付面と、ボルトに対する座面と、油圧ポンプの
ギアを収容するポンプ室とを形成し、取付面に対して座
面をポンプ室より近づけたことを特徴とするものとし
た。
【0015】第5の発明は、第2から第4のいずれか一
つの発明において、ポンプハウジングの各ポンプポート
に連通して作動油を溜めるタンクを備え、タンクに対し
て各ポンプポートのうち圧力が上昇する一方を閉塞し他
方を連通させるチェック弁を備えたことを特徴とするも
のとした。
【0016】第6の発明は、第5の発明において、ポン
プハウジングのポンプ室に互いに外接噛み合う一対のギ
アを収容し、各ギアを挟むように各ポンプポートを形成
し、ポンプハウジングに各ポンプポートを結びチェック
弁を収容するバルブ孔を形成し、チェック弁をギアと並
んでポンプハウジングに収容したことを特徴とするもの
とした。
【0017】
【発明の作用および効果】第1の発明によると、シリン
ダ側孔はシリンダ部と略平行に延び、ポンプハウジング
のポンプポートを油圧アクチュエータの油室に連通する
ため、油圧ポンプと油圧アクチュエータを結ぶ外部配管
が不要となる。外部配管を無くして装置のコンパクト化
がはかれるとともに、外部配管を損傷させる心配がなく
なり、取り扱いが容易になる。
【0018】シリンダチューブが作動油圧を導く通路壁
部を構成するため、通路壁部はその剛性が十分に確保さ
れ、油圧ポンプに生じる脈動圧によって振動することが
抑えられ、騒音の低減がはかれる。
【0019】第2の発明によると、シリンダチューブの
ポンプハウジングに対する取付面の両側に延びる各角部
に各シリンダ側孔をそれぞれ形成したことにより、シリ
ンダチューブの大型化が抑えられる。
【0020】シリンダチューブの各角部が作動油圧を導
く通路壁部を構成するため、通路壁部はその剛性が十分
に確保され、油圧ポンプに生じる脈動圧によって振動す
ることが抑えられ、騒音の低減がはかれる。
【0021】第3の発明によると、シリンダチューブは
シリンダ側孔が形成されない角部を削除したことによ
り、軽量化とコンパクト化がはかれる。
【0022】第4の発明によると、ポンプハウジングの
取付面に対してボルトを着座させる座面をポンプ室より
近づける構造のため、ボルトを介してポンプハウジング
に生じる歪みの影響をポンプ室が受けることを抑えられ
る。このため、各ギアを収装するポンプ室の容積が制約
されることがなく、ポンプ押しのけ容積を大きくでき
る。
【0023】第5の発明によると、チェック弁はタンク
に対して各ポンプポートのうち圧力が上昇する一方を閉
塞し他方を連通させるため、切換弁等を用いることな
く、油圧回路の簡素化がはかれる。
【0024】第6の発明によると、ポンプハウジングに
各ポンプポートを結びチェック弁を収容するバルブ孔を
形成し、チェック弁をギアと並んでポンプハウジングに
収容することにより、装置のコンパクト化がはかれる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0026】図1に示すパワーパッケージは、油圧ポン
プ2と電動機4と油圧アクチュエータ1およびタンク3
がユニット化され、例えば作業機械のアクチュエータと
して用いられる。
【0027】油圧ポンプ2とタンク3および電動機4は
油圧アクチュエータ1に並んで設けられる。油圧アクチ
ュエータ1の途中に油圧ポンプ2が結合され、油圧ポン
プ2を挟むようにタンク3と電動機4が結合される。油
圧ポンプ2を構成するポンプハウジング20の一端にタ
ンク3が複数のボルト17を介して締結され、他端に電
動機4が複数のボルト18を介して締結される。
【0028】図2に示すように、ポンプハウジング20
はポンプ機構として互いに外接噛み合う一対のギア2
2,23が収装される。ポンプハウジング20は各ギア
22,23を収容するポンプ室21を有するともに、各
ギア22,23の回転により作動油が流れる一対のポン
プポート28,29を有する。図2において、各ギア2
2,23は上下に並び、各ポンプポート28,29は各
ギア22,23の噛み合い部を挟むようにして上下方向
に延びる。
【0029】各ギア22,23は電動機4によって正逆
両方向に回転駆動され、各ギア22,23の回転方向が
切換わると各ポンプポート28,29における作動油の
流れ方向が切換わる。
【0030】油圧アクチュエータ1はその断面外形が略
矩形をした筒状のシリンダチューブ30を備える。シリ
ンダチューブ30はピストン5を摺動可能に嵌挿させる
円筒面状のシリンダ部31を有する。シリンダ部31に
はピストン5によってロッド側油室6とエンド側油室7
が仕切られる。
【0031】シリンダチューブ30の一端にはピストン
ロッド16を挿通させる環状部材61が複数のボルト6
2を介して締結される。シリンダチューブ30の他端に
はエンド部材63が複数のボルト64を介して締結され
る。
【0032】図3に示すように、ロッド側油室6はロッ
ド側油通路8を介して一方のポンプポート28に連通
し、エンド側油室7はエンド側油通路9を介して他方の
ポンプポート29に連通する。
【0033】ロッド側油通路8はチェック弁14を介し
てタンク3に連通し、エンド側油通路9はチェック弁1
5を介してタンク3に連通する。チェック弁14と15
は互いに連動して開閉作動する構造を持ち、ロッド側油
室6の油圧に押されてチェック弁14が閉弁するとチェ
ック弁15が開弁し、エンド側油室7の油圧に押されて
チェック弁15が閉弁するとチェック弁14が開弁する
ようになっている。
【0034】シリンダブロック30はその上部にポンプ
ハウジング20に対する取付面32が平面状に形成され
る。一方、ポンプハウジング20はその下部にシリンダ
ブロック30に対する取付面11が平面状に形成され
る。
【0035】ポンプハウジング20の各ポンプポート2
8,29は取付面11に開口し、シリンダチューブ30
には各ポンプポート28,29に連通して上下方向に延
びる一対の通孔38,39が形成される。
【0036】ポンプハウジング20とシリンダチューブ
30の間には各ポンプポート28,29の開口部を囲む
ようにしてシールリング12,13が介装され、この部
分の密封がはかられる。
【0037】その断面外形が略矩形をしたシリンダチュ
ーブ30は、取付面32の両側に一対の角部24,25
を有し、各角部24,25に各シリンダ側孔34,35
がそれぞれ形成される。
【0038】各シリンダ側孔34,35はシリンダ部3
1と略平行に延びて各油室6,7に連通するシリンダ側
孔34は通孔38とロッド側油室6に連通し、ロッド側
油通路8を画成する。シリンダ側孔35は通孔39とエ
ンド側油室7に連通し、エンド側油通路9を画成する。
【0039】図2において、ポンプハウジング20のポ
ンプ室21の上方に一対のバルブ孔56,57が形成さ
れ、各バルブ孔56,57にチェック弁14,15が介
装される。バルブ孔56は通孔54を介してポンプポー
ト28に連通し、バルブ孔57は通孔55を介してポン
プポート29に連通する。バルブ孔56と57は通孔5
8を介してタンク3に連通する。互いに同軸上に延びる
バルブ孔56,57はポンプハウジング20を貫通して
形成され、それぞれの開口端は栓体67,68を介して
閉塞される。
【0040】ポンプハウジング20はシリンダチューブ
30に6本のボルト19を介して締結される。ポンプハ
ウジング20に各ボルト19が貫通する穴27が形成さ
れる一方、シリンダチューブ30に各ボルト19を螺合
させるネジ穴33が形成される。
【0041】ポンプハウジング20は各ボルト19の頭
部を着座させる座面26を有し、各座面26はポンプ室
21より低い位置に形成される。つまり、各座面26は
ポンプ室21の内壁よりポンプハウジング20のシリン
ダチューブ30に対する取付面11に距離Sだけ近づけ
て形成される。
【0042】以上のように構成されて、次に作用につい
て説明する。
【0043】図2においてギア22が時計回り方向に回
転し、ギア23が反時計回り方向に回転すると、作動油
がポンプポート28からポンプポート29へと送られ、
油圧アクチュエータ1が伸張する。この油圧アクチュエ
ータ1の伸張時、ロッド側油室6の作動油がロッド側油
通路8を通って油圧ポンプ2に吸い込まれ、油圧ポンプ
2から吐出される作動油がエンド側油通路9を通ってエ
ンド側油室7に圧送される。このとき、チェック弁15
が閉弁する一方、チェック弁14が開弁し、タンク3か
らピストンロッド16の体積分の作動油が通孔58、バ
ルブ孔56、通孔54、ロッド側油通路8、油圧ポンプ
2、エンド側油通路9を通ってエンド側油室7に供給さ
れる。
【0044】図2においてギア22が反時計回り方向に
回転し、ギア23が時計回り方向に回転すると、作動油
がポンプポート29からポンプポート28へと送られ、
油圧アクチュエータ1が収縮する。この油圧アクチュエ
ータ1の収縮時、エンド側油室7の作動油がエンド側油
通路9を通って油圧ポンプ2に吸い込まれ、油圧ポンプ
2から吐出される作動油がロッド側油通路8を通ってロ
ッド側油室6に圧送される。このとき、チェック弁14
が閉弁する一方、チェック弁15が開弁し、ピストンロ
ッド16の侵入体積分の作動油がエンド側油室7からエ
ンド側油通路9、通孔55、バルブ孔57、通孔58を
通ってタンク3に流入する。
【0045】チェック弁14,15は各ポンプポート2
8,29のうち一方の圧力が上昇するのに伴ってタンク
3に対して一方を閉塞し他方を連通させる構造のため、
油圧回路の簡素化がはかれる。また、チェック弁14,
15をギア22,23と並んでポンプハウジング20に
収容することにより、装置のコンパクト化がはかれる。
【0046】各シリンダ側孔34,35はシリンダ部3
1と略平行に延び、ポンプハウジング20の各ポンプポ
ート28,29を各油室6,7に連通するロッド側油通
路8とエンド側油通路9を画成するため、油圧ポンプ2
と油圧アクチュエータ1を結ぶ外部配管が不要となる。
外部配管を無くして装置のコンパクト化がはかれるとと
もに、外部配管を損傷させる心配がなくなり、取り扱い
が容易になる。
【0047】また、シリンダチューブ30の角部24,
25は、それぞれの内部に各シリンダ側孔34,35が
形成され、ロッド側油通路8とエンド側油通路9を画成
する通路壁部を構成するため、通路壁部の剛性が十分に
確保され、油圧ポンプ2に生じる脈動圧によって通路壁
部が振動することが抑えられ、騒音の低減がはかれる。
【0048】シリンダチューブ30のポンプハウジング
20に対する取付面32の両側に延びる各角部24,2
5に各シリンダ側孔34,35をそれぞれ形成したこと
により、シリンダチューブ30の大型化が抑えられる。
【0049】ポンプハウジング20の取付面11に対し
てボルト19を着座させる座面26をポンプ室21より
近づける構造のため、ボルト19を介してポンプハウジ
ング20に生じる歪みの影響をポンプ室21が受けるこ
とを抑えられる。このため、各ギア22,23を収装す
るポンプ室21の容積が制約されることがなく、ポンプ
押しのけ容積を大きくできる。
【0050】次に他の実施の形態として、図4に示すよ
うに、シリンダチューブ30は各シリンダ側孔34,3
5が形成されない角部をシリンダ部31に沿って直線状
に削除した面取り部65,66を形成してもよい。
【0051】この場合、シリンダチューブ30は六角形
の断面外形を持ち、角部を削除した分だけ軽量化とコン
パクト化がはかれる。
【0052】また、シリンダチューブ30は各シリンダ
側孔34,35が形成されない角部を円弧状の断面外形
を持って削除してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す側面図。
【図2】同じく図1のA−A線に沿う断面図。
【図3】同じく油圧回路図。
【図4】他の実施の形態を示す断面図。
【図5】従来例を示す側面図。
【図6】他の従来例を示す側面図。
【符号の説明】
1 油圧アクチュエータ 2 油圧ポンプ 3 タンク 4 電動機 8 ロッド側油通路 9 エンド側油通路 11 取付面 14 チェック弁 15 チェック弁 20 ポンプハウジング 21 ポンプ室 26 座面 28 ポンプポート 29 ポンプポート 30 シリンダチューブ 31 シリンダ部 32 取付面 34 シリンダ側孔 35 シリンダ側孔 36 ピストン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高井 勉 東京都港区浜松町二丁目4番1号世界貿易 センタービル カヤバ工業株式会社内 (72)発明者 石井 政好 東京都港区浜松町二丁目4番1号世界貿易 センタービル カヤバ工業株式会社内 (72)発明者 塩谷 晴彦 東京都港区浜松町二丁目4番1号世界貿易 センタービル カヤバ工業株式会社内 Fターム(参考) 3H089 BB27 CC01 DA14 DB33 GG02 HH29 JJ20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】作動油を加圧する油圧ポンプと、 前記油圧ポンプを駆動する電動機と、 前記油圧ポンプから導かれる作動油圧により作動する油
    圧アクチュエータとを備え、 前記油圧ポンプと前記電動機および前記油圧アクチュエ
    ータをユニット化するパワーパッケージにおいて、 前記油圧ポンプのポンプ機構を収容するポンプハウジン
    グと、 前記油圧アクチュエータのピストンを収容して油室を画
    成するシリンダ部を有するシリンダチューブとを備え、 前記ポンプハウジングを前記シリンダチューブに結合
    し、 前記シリンダチューブに前記シリンダ部と略平行に延び
    て前記油室に連通するシリンダ側孔を形成し、 前記ポンプハウジングに前記油圧ポンプからの作動油を
    前記シリンダ側孔に導くポンプポートを形成したことを
    特徴とするパワーパッケージ。
  2. 【請求項2】前記油圧アクチュエータの前記シリンダ部
    に前記ピストンを介してロッド側油室とエンド側油室を
    画成し、 前記シリンダチューブは前記ポンプハウジングに対する
    取付面の両側に前記シリンダ部と略平行に延びる一対の
    角部を有し、 前記各角部に一対のシリンダ側孔をそれぞれ形成し、 前記ポンプハウジングに前記油圧ポンプからの作動油を
    前記各シリンダ側孔に導く一対の前記ポンプポートを形
    成したことを特徴とする請求項1に記載のパワーパッケ
    ージ。
  3. 【請求項3】前記シリンダチューブは前記シリンダ側孔
    が形成されない前記角部を削除したことを特徴とする請
    求項1または2に記載のパワーパッケージ。
  4. 【請求項4】前記ポンプハウジングを前記シリンダチュ
    ーブに締結するボルトを備え、 前記ポンプハウジングに前記シリンダチューブに対する
    取付面と、 前記ボルトに対する座面と、 前記油圧ポンプの前記ギアを収容するポンプ室とを形成
    し、 前記取付面に対して前記座面を前記ポンプ室より近づけ
    たことを特徴とする請求項2または3に記載のパワーパ
    ッケージ。
  5. 【請求項5】前記ポンプハウジングの前記各ポンプポー
    トに連通して作動油を溜めるタンクを備え、 前記タンクに対して前記各ポンプポートのうち圧力が上
    昇する一方を閉塞し他方を連通させるチェック弁を備え
    たことを特徴とする請求項2から4のいずれか一つに記
    載のパワーパッケージ。
  6. 【請求項6】前記ポンプハウジングの前記ポンプ室に互
    いに外接噛み合う一対の前記ギアを収容し、 前記各ギアを挟むように前記各ポンプポートを形成し、 前記ポンプハウジングに前記各ポンプポートを結び前記
    チェック弁を収容するバルブ孔を形成し、 前記チェック弁を前記ギアと並んで前記ポンプハウジン
    グに収容したことを特徴とする請求項5に記載のパワー
    パッケージ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014199061A (ja) * 2013-03-29 2014-10-23 株式会社タカコ シャトル弁及びそれを備えたポンプユニット
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