JP2001115740A - 窓枠のレール構造 - Google Patents

窓枠のレール構造

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JP2001115740A
JP2001115740A JP29825499A JP29825499A JP2001115740A JP 2001115740 A JP2001115740 A JP 2001115740A JP 29825499 A JP29825499 A JP 29825499A JP 29825499 A JP29825499 A JP 29825499A JP 2001115740 A JP2001115740 A JP 2001115740A
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groove
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 左右方向の力を加えるだけで、扉が前後斜め
方向の移動と左右移動が自動的・連続的にスムーズに行
える窓枠レール構造を提供する。 【解決手段】 窓枠1の上下面の少なくとも下面に設け
た左右移動案内溝2と、その両端から斜め外側に向けて
延びその終端を上記左右移動案内溝2と平行して設けた
各二本の引き込み溝4a ,4b 、4a',4b'と、上記引
き込み溝4a,4a'の外側壁上面に設けた傾斜突起7a
,7b と、上記傾斜突起7b には上記左右移動案内溝
2と平行な切り欠き9が形成され、扉3の下面に設けら
れ上記左右移動案内溝2と引き込み溝4a ,4b 、4
a',4b'に嵌まる倣い片6a ,6bと、両倣い片6a ,
6b の間に上記引き込み溝4a と同様の傾斜角でもって
設けた誘導片8a および上記引き込み溝4a'と同様の傾
斜角でもって設けられた誘導片8b とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一本の左右移動
案内溝で行き違い扉の操作ができる窓枠のレール構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】一本の左右移動案内溝で、行き違い扉を
操作できる窓枠のレール構造として、出願人は、窓枠の
レール構造を特願平11−174197号(図3参照)
で開示している。
【0003】この窓枠のレール構造は、左右移動案内溝
32と、その左右移動案内溝32の両翼に扉33を収容
する引き込み溝34a ,34b が設けられ、中央に断面
台形のピラー35が設けられたものである。
【0004】上記窓枠のレール構造では、扉33を窓枠
31に収容するときは、扉33の上下に設けたローラー
36が、引き込み溝34a ,34b に転がり込むように
し、扉33を行き違い状態にして片側を開放するとき
は、扉33を斜め前方に押し出すようにしてローラー3
6を引き込み溝34a ,34b から左右移動案内溝32
に出し左または右に移動する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の窓枠のレー
ル構造では、扉を行き違い状態にして片側を開放するに
は、扉を斜め前方に押し出し、扉に設けたローラーを左
右移動案内溝に位置させてから左または右に移動せねば
ならず、また、扉を収容するときは、扉を窓枠の端に移
動し、次に斜め手前に引きつけるような操作をせねばな
らず非常に面倒である。
【0006】上記の状況に鑑みこの発明は、扉に左右方
向の力を加えるだけで扉を斜め前方に押し出す操作(ま
たは斜め手前に引きつける操作)と左右に移動させる操
作が自動的・連続的にスムーズに行えるようにした窓枠
のレール構造を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明は、窓枠の上下面の少なくとも下面に設けた
左右移動案内溝2と、その両端から斜め外側に向けて延
びその終端を上記左右移動案内溝2と平行して設けた各
二本の引き込み溝4a ,4b 、4a',4b'と、上記引き
込み溝4a ,4a'の外側壁上面に設けた傾斜突起7a ,
7b と、上記傾斜突起7b には上記左右移動案内溝2と
平行な切り欠き9が形成され、扉3の下面に設けられ上
記左右移動案内溝2と引き込み溝4a ,4b 、4a',4
b'に嵌まる倣い片6a ,6b と、両倣い片6a ,6b の
間に上記引き込み溝4a と同様の傾斜角でもって設けた
誘導片8a および上記引き込み溝4a'と同様の傾斜角で
もって設けた誘導片8b とからなる構成としたものであ
る。
【0008】上記の如く構成するこの発明によれば、扉
に左右方向の力を加えるだけで、扉を斜め前方に押し出
す操作(または斜め手前に引きつける操作)と左右に移
動させる操作が自動的・連続的にスムーズに行うことが
できるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】次にこの発明に係る実施の形態を
図1、図2を参照しながら説明する。窓枠1の下側に左
右移動案内溝2が設けられ、その両端に各二本の引き込
み溝4a ,4b 、4a',4b'が斜め外側に向けて延び、
その終端は左右移動案内溝2と平行になっている。
【0010】上記引き込み溝4a の外側壁上面には傾斜
突起7a が設けられ、引き込み溝4a'の外側壁上面には
左右移動案内溝2と平行に一部を切り欠いた傾斜突起7
b が設けられている。
【0011】扉3の下面には上記左右移動案内溝2と引
き込み溝4(4a ,4b 、4a',4b'全体を指す)に嵌
まるローラー6a ,6b が設けられ、両ローラー6a ,
6bの間には、上記引き込み溝4と同様の傾斜角でもっ
て誘導片8a ,8b が設けられている。
【0012】上記誘導片8a は、傾斜突起7a に対応し
引き込み溝4a と同方向に傾斜しており、誘導片8b
は、傾斜突起7b に対応し引き込み溝4a'と同方向に傾
斜している。
【0013】傾斜突起7b の切り欠き9は、扉3が移動
するときの上記誘導片8a の通路となり、扉3が左に移
動すると誘導片8a が傾斜突起7a に突き当たり、ベク
トル分力によって矢印Ya (図1(b))の方向に力が
働き、ローラー6a ,6b が引き込み溝4a ,4b に誘
導されて扉3が窓枠1に収容される。なお、傾斜突起7
a は、左右移動案内溝2から若干後退して扉3が左に移
動するとき、誘導片8b が衝突しないようにしてある。
【0014】逆に、上記状態から扉3を右に移動する
と、矢印Yb の如く先ず引き込み溝に沿ってローラー6
a ,6b が斜め前方に移動し、左右移動案内溝2に沿っ
て右に移動し、先行する誘導片8a は切り欠き9を通過
し、後続の誘導片8b が傾斜突起7b に突き当たり、ベ
クトル分力によって矢印Yc の方向に力が働き、ローラ
ー6a ,6b が引き込み溝4a',4b'に誘導されて扉が
窓枠に収容される。
【0015】なお、上記説明は、一枚の扉について説明
したが、通常二枚の扉が嵌められ、両方の扉が窓枠に収
容されると閉鎖状態になり、片側の扉を移動して他の扉
の前に移動すると片側の窓が開放される。
【0016】また、レール構造を窓枠の下側についての
み説明したが、高さの低い扉の場合は下側だけで十分で
あり、高い扉の場合、窓枠の上側にも同様のレールを設
けてスムーズに移動できるようにする。
【0017】上記ローラーに代えて円筒体とすることが
でき、円筒体の尖端にローラーを設けたり、回転可能に
球体を嵌め込んだりすることができ、要は左右移動案内
溝と引き込み溝に倣いながらスムーズに移動するもので
あればよく、これらを総称して倣い片とする。
【0018】また、素材としてエンジニアプラスチック
や機械構造用鋼、ステンレス、黄銅等から適宜選択する
ことができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
左右方向の力を加えるだけで、扉を斜め前方に押し出
す、あるいは斜め手前に引きつける操作と左右に移動す
る操作が自動的・連続的にスムーズに行えるようになり
扉の開閉が容易になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)この発明の実施形態に係るレール構造の
平面図(扉を左から右に移動) (b)図1の左部分図(扉を右から左に移動)
【図2】同分解斜視図
【図3】従来技術に係るレール構造の平面図
【符号の説明】
1,31 窓枠 2,32 左右移動案内溝 3 33 扉 4a ,4b ,4a',4b',34a ,34b 引き込み溝 35 ピラー 6a ,6b ローラー(倣い片) 7a ,7b 傾斜突起 8a ,8b 誘導片 9 切り欠き

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓枠1の上下面の少なくとも下面に設け
    た左右移動案内溝2と、その両端から斜め外側に向けて
    延びその終端を上記左右移動案内溝2と平行して設けた
    各二本の引き込み溝4a ,4b 、4a',4b'と、上記引
    き込み溝4a,4a'の外側壁上面に設けた傾斜突起7a
    ,7b と、上記傾斜突起7b には上記左右移動案内溝
    2と平行な切り欠き9が形成され、扉3の下面に設けら
    れ上記左右移動案内溝2と引き込み溝4a ,4b 、4
    a',4b'に嵌まる倣い片6a ,6bと、両倣い片6a ,
    6b の間に上記引き込み溝4a と同様の傾斜角でもって
    設けた誘導片8a および上記引き込み溝4a'と同様の傾
    斜角でもって設けられた誘導片8b とからなる窓枠レー
    ル構造。
  2. 【請求項2】 上記倣い片は、ローラーもしくは円筒体
    のいずれか、またはこれらの組み合わせになる請求項1
    に記載の窓枠レール構造。
  3. 【請求項3】 上記倣い片の素材として、金属またはエ
    ンジニアプラスチックのいずれかを採用してなる請求項
    1または2に記載の窓枠レール構造。
JP29825499A 1999-10-20 1999-10-20 窓枠のレール構造 Expired - Fee Related JP3433145B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101249704B1 (ko) 2010-11-29 2013-04-05 권혁정 욕실 수납장용 미닫이 문의 개폐장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101249704B1 (ko) 2010-11-29 2013-04-05 권혁정 욕실 수납장용 미닫이 문의 개폐장치

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