JP2010084327A - 連動式引違い戸装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造が簡略で部品点数が少なく、常にスムーズで安定した扉の連動性能を発揮する安価な連動式引違い戸装置を提供する。
【解決手段】連動式引違い戸装置は、一方の支持手段30の付勢ばね50で一方の連動ローラ25を外扉Aとローラ圧接制御部材55に圧接し、他方の支持手段30´の付勢ばねで他方の連動ローラ25´を内扉Cとローラ圧接制御部材に圧接する構成とし、ローラ圧接制御部材が、中扉Bの扉幅に対応する長さを有し、その長さにわたり付勢ばねの付勢力に基づいて突出する連動ローラ25・25´が押し当って圧接状態になるに十分な厚さの等厚に形成してなる等厚部60a・65aと、等厚部の両端から端縁に向け厚さを次第に薄くして傾斜面61・66を形成した傾斜部60b・65bとからなり、全閉状態にあるとき、傾斜部を、その傾斜面に連動ローラ25・25´が当接する位置に合わせて配置して上レール14の引戸ガイド面18に設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、引戸を3枚以上重ねて引違い式に配列した扉の中で、最も手前側の外扉又は奥側の内扉を移動させると、移動した扉に連動して隣りの中扉を移動させて開口部を開閉する連動式引違い戸装置に関する。
従来、この種の連動式引違い戸装置は、一般にワイヤーを用い、例えば図23に示すように、外扉P1と内扉P2の上端面にそれぞれ連結腕1a・2aを有したランナー1・2を搭載し、中扉P3の上端面には、4つの滑車3a…を主枠3bに回転自在に軸支したランナーユニット3を搭載し、中扉P3の上で滑車3a…にワイヤーwを巻き回し、ワイヤーwの直線部分の対称位置に固着した操作具4に、ランナー1・2の連結腕1a・2aを係脱自在に係着し、外扉P1又は内扉P2を開閉方向に移動させると、移動した扉にワイヤーwが送られて回動し、そのワイヤーwに隣りの中扉P3が引っ張られて連動し、開閉方向に少し遅れて移動して開口部を開閉する連動機構になっている(特許文献1参照)。
他の連動式引違い戸装置の中には、例えば図24に示すように、外扉P1・中扉P3・内扉P2の中で、外扉P1の上端面の一側と、内扉P2の上端面の他側にそれぞれガイドピン5を突設する一方、中扉P3の上端面には、一対の平行なガイド長溝を長手方向に沿って設けた誘導パネル6を搭載して連結し、外扉P1又は内扉P2をガイドレール7で案内して開閉方向に移動させると、ガイドピン5がガイド長溝に沿って摺動してから溝縁に当たったとき、遅れて誘導パネル6が中扉P3と一緒に移動して開口部を開閉する連動機構になっている(特許文献2参照)。
特開2005−139720号公報 特開平11−13340号公報
ところが、ワイヤーwを用いた従来の連動式引違い戸装置では、扉の吊り込み時、その都度、現場でワイヤーwを滑車3a…に巻き回し、扉幅サイズに合わせて長さ調整しながら、操作具4にランナー1・2の連結腕1a・2aを係着するが、作業者の熟練度によっては、確実に係着されず、その結果、ワイヤーwがずれ動いて操作具4からすり抜けたり外れたり、場合によっては断線する不具合が発生しやすく、このようにワイヤーwの扉に対する取付精度が扉の連動性能に悪影響を及ぼすという課題があった。更には、ランナー1・2やランナーユニット3等の多数部品を備えた複雑な構造からなり、それだけコスト高になるという課題があった。
専用の誘導パネル6を備えた従来の連動式引違い戸装置では、外扉P1又は内扉P2を移動させて開閉するとき、ガイドピン5がガイド長溝に沿って摺動して溝縁に当たるまで、中扉P3が連動しないため、中扉P3は、結局、かなり遅れて始動することになり、これでは、開閉動作に連続性がなくスムーズではないという課題があった。しかも、ガイドピン5がガイド長溝に沿って摺動して溝縁に当たるたびに、衝突音を発して騒々しいという課題があった。加えて、専用の誘導パネル6が中扉P3に合わせた長さの大型で重量があるため、中扉P3への取付作業などが作業者の負担になって作業性が悪く、しかも、構造が複雑であるためにコスト高になるという課題もあった。
そこで、本発明の目的は、構造が簡略で部品点数が少なく、常にスムーズで安定した扉の連動性能を発揮する安価な連動式引違い戸装置を提供することにある。
上記した目的を達成すべく、請求項1に記載の発明は、たとえば以下に示す図示実施の形態のとおり、開口部Sの奥行方向に3枚以上重ねて引違い式に配列した扉と、該扉の上枠12又は下枠13のいずれか一方又は双方に固定して各扉を開閉方向に案内するガイドレールLと、前記扉のうち奥行方向手前側の外扉Aと奥側の内扉Cとの間の1又は2枚以上の中扉B・B1・B2の幅方向両端に取り付ける支持手段30・30´でそれぞれ支持する連動ローラ25・25´と、前記ガイドレールLの引戸ガイド面18に設けて前記連動ローラ25・25´の圧接動作を制御するローラ圧接制御部材55と、を備える連動式引違い戸装置であって、前記支持手段30・30´は、軸先端35aに前記連動ローラ25・25´を回転自在に枢着したローラ軸35と、中扉B・B1・B2の上部又は下部の一方に取り付けて前記ローラ軸35を軸方向に進退自在に保持するホルダ40と、該ホルダ40と前記ローラ軸35間に介装して該ローラ軸35を軸方向先端側に向け常時付勢する付勢ばね50を備え、そのうち一方の支持手段30の付勢ばね50で一方の前記連動ローラ25を突出させて外扉Aと前記ローラ圧接制御部材55に圧接し、他方の支持手段30´の付勢ばね50で他方の前記連動ローラ25´を突出させて内扉C又は中扉B2と前記ローラ圧接制御部材55に圧接する構成とし、前記ローラ圧接制御部材55は、中扉B・B1・B2の扉幅に対応する長さを有し、その長さにわたり前記付勢ばね50の付勢力に基づいて突出する前記連動ローラ25・25´が押し当って圧接状態になるに十分な厚さの等厚に形成してなる等厚部60a・65aと、該等厚部60a・65aの両端から端縁に向け厚さを次第に薄くして傾斜面61・66を形成した傾斜部60b・65bとからなり、扉が全閉状態にあるとき、前記傾斜部60b・65bを、その傾斜面61・66に前記連動ローラ25・25´が当接する位置に合わせて配置して前記引戸ガイド面18に設けてなることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の連動式引違い戸装置において、たとえば以下に示す図示実施の形態のとおり、前記支持手段30・30´は、前記ホルダ40を、前記開口部Sの奥行方向に回動自在に中扉B・B1・B2の幅方向両端に取り付け、そのうち一方の支持手段30の付勢ばね50は、前記ローラ軸35を、軸先端35aが前記ローラ圧接制御部材55の等厚部60aに外扉Aの内側板面38が交わる交線Pに向いた斜めに付勢し、その斜め向きの付勢力で一方の前記連動ローラ25を遊動させて外扉Aと前記ローラ圧接制御部材55の等厚部60aに圧接し、他方の支持手段30´の付勢ばね50は、前記ローラ軸35を、軸先端35aが前記ローラ圧接制御部材55の等厚部65aに内扉C又は中扉B2の外側板面39・49が交わる交線P´に向いた斜めに付勢し、その斜め向きの付勢力で他方の前記連動ローラ25´を遊動させて内扉C又は中扉B2と前記ローラ圧接制御部材55の等厚部65aに圧接する構成としてなることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の連動式引違い戸装置において、たとえば以下に示す図示実施の形態のとおり、前記ローラ圧接制御部材55は、それぞれ前記等厚部60a・65aを断面矩形の棒状に形成すると共に該等厚部60a・65aの長さ方向一端に前記傾斜部60b・65bを形成した2本の圧接制御バー60・65からなることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、中扉の幅方向一端に取り付ける一方の支持手段の付勢ばねで一方の連動ローラを、外扉とローラ圧接制御部材に圧接し、他端に取り付ける他方の支持手段の付勢ばねで他方の連動ローラを、内扉又は中扉とローラ圧接制御部材に圧接する一方、これら連動ローラの圧接動作をローラ圧接制御部材で制御する構成とし、開閉時、最も手前側の外扉又は奥側の内扉を移動させたとき、連動ローラが接触面の摩擦力で回転しながら隣りの中扉へ動力を伝達して扉を連動して順次に移動させる簡略でコンパクトな構造の連動機構を実現し、従来のようにワイヤーや誘導パネル等を用いた複雑で大型な構造にならず、その結果、部品点数が少なく済み、コストも飛躍的に低減させることができ、しかも、現場での取付精度の問題が連動性能に影響することがなく、以って、騒音の問題もなく常にスムーズで安定した扉の連動性能を発揮することができる。
更に、請求項1に記載の発明によれば、最も手前側の外扉又は奥側の内扉を移動し、移動した扉に連動して中扉を移動させて開口部を開閉する場合、外扉の内側板面とローラ圧接制御部材の傾斜面に当接した一方の連動ローラが、外扉の移動に伴い傾斜面上を転動して等厚部に至ると、等厚部の厚さ分だけ付勢ばねに抗して等厚部に下向きに押し込まれ、外扉の内側板面とローラ圧接制御部材の等厚部の双方に圧接した状態になるため、双方に圧接した接触面の摩擦力で回転しながら中扉へと動力を伝達し、これにより、外扉に連動して中扉を移動させる一方で、内扉又は中扉の外側板面とローラ圧接制御部材の傾斜面に当接した他方の連動ローラは、中扉の移動に伴い傾斜面上を転動するに従い傾斜に沿って徐々に傾斜面から離れて、ローラ圧接制御部材の等厚部とは離れて圧接しない状態になるため、中扉が移動する間、空回りして中扉への動力の伝達を遮断される。従って、外扉又は内扉に連動して中扉を移動させるとき、中扉は隣りの内扉又は他の中扉に圧接した他方の連動ローラを介して摩擦抵抗を受けることがなく、これによって、連動ローラの接触面との摩擦抵抗が原因で、扉のスライド移動が途中で重くなったり、引っ掛かったり、ガタ付いたりすることがなく、連動性能が安定し、外扉、1又は2枚以上の中扉、内扉を常にスムーズに連動して移動させることができる。
従って、請求項1に記載の発明によれば、最も手前側の外扉又は奥側の内扉間に1枚以上の中扉を挟んで引違い式に配列した多連式引戸であっても、間に重ねた中扉の数だけ中扉の両端に連動ローラを付設する一方、ガイドレールの引戸ガイド面にローラ圧接制御部材を取り付ければ、全体に重なった扉の枚数に関係なく、そのまま適用することができる。しかも、外側から、最も手前の外扉を引いて移動させると、外扉の移動に連動して中扉を移動させることができると共に、反対側の内側から、最も奥側の内扉を引いて移動させても、内扉の移動に連動して中扉を移動させることができ、即ち、両引の多連式引戸にそのまま適用することができる。
加えて、請求項1に記載の発明によれば、ローラ圧接制御部材は、連動ローラを圧接する等厚部の両端に傾斜部を設け、扉が全閉状態のとき、これら傾斜部を連動ローラがそれぞれ当接する位置に配置してガイドレールの引戸ガイド面に設けて、連動ローラに対する付勢ばねの付勢力を傾斜部の傾斜面で調整し、これにより、たとえ連動ローラの組立体に取付ズレがあったり中扉に建付けズレがあったりしても、それらズレは傾斜部の傾斜で吸収されるため、開時に、外扉又は内扉を移動しこれに連動して中扉が移動し始めるとき、この始動するタイミングに、連動ローラの接触面との間の摩擦抵抗が中扉へ及ばないように動力の伝達を遮断するタイミングを常に正確に合わせることができる。
請求項2に記載の発明によれば、支持手段は、ホルダを、開口部の奥行方向に回動自在に中扉の幅方向両端に取り付け、そのうち一方の支持手段の付勢ばねは、ローラ軸を、軸先端がローラ圧接制御部材の等厚部に外扉の内側板面が交わる交線に向いた斜めに付勢し、その斜め向きの付勢力で一方の連動ローラを遊動させて外扉とローラ圧接制御部材の等厚部に圧接し、他方の支持手段の付勢ばねは、ローラ軸を、軸先端がローラ圧接制御部材の等厚部に内扉又は中扉の外側板面が交わる交線に向いた斜めに付勢し、その斜め向きの付勢力で他方の連動ローラを遊動させて内扉又は中扉とローラ圧接制御部材の等厚部に圧接する構成であるため、仮に、例え中扉に対する外扉の吊り込み間隔や中扉の吊り込み高さ位置にズレがあったり、両扉やガイドレール等に加工・組立・建付け上のバラツキがあったり変形部分があったりしても、付勢ばねの付勢力に基づいてローラ軸の軸先端をローラ圧接制御部材の等厚部と外扉の内側板面との交線に向けながら、連動ローラを、位置ズレや変形等の生じたローラ圧接制御部材と外扉の双方へ追従して遊動し、周面を、ローラ圧接制御部材の等厚部と外扉の内側板面の双方に隙間なく当てて常に圧接することができる。従って、開閉時、例えば外扉を移動させると、連動ローラは、常にローラ圧接制御部材の等厚部と外扉の内側板面の双方に周面が当って圧接するため、空転することがなく、周面が圧接した外扉の内側板面とローラ圧接制御部材の等厚部において均等な接触面の摩擦力で回転して中扉に動力を伝達し、その結果、中扉と外扉がガタ付くことなくスムーズに連動して移動し、連動引戸の開閉操作性を常に良好に保つことができる。
加えて、請求項2に記載の発明によれば、連動ローラのローラ軸を、付勢ばねで付勢して、軸先端がローラ圧接制御部材の等厚部に外扉の内側板面又は内扉の外側板面が交わる交線に向いた方向に傾けて、支持手段を中扉に斜めに付設する構成によって初めて、別途にガイド等を介在させなくても、連動ローラの周面を常にローラ圧接制御部材の等厚部と外扉の内側板面又は内扉の外側板面の双方に直接当てて圧接することが実現し、その結果、ガイド用に、余計な金属板の曲げ加工や構成部品が不要になる分だけ、加工の手間や部品点数が少なくなって構造が簡略化し、より低コスト化を達成することができる。
請求項3に記載の発明によれば、ローラ圧接制御部材は、それぞれ等厚部を断面矩形の棒状に形成すると共に該等厚部の長さ方向一端に傾斜部を形成した2本の圧接制御バーからなるため、等厚部と傾斜部を一体に成形したり、別体で形成したりする場合でも、棒状の等厚部は、細く長尺に形成した被加工材を、都度、扉の幅サイズに合わせて適宜長さにカットして作製したりすることにより、コストを飛躍的に低減することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の最良形態について説明する。
図1は、本発明の連動式引違い戸装置を真下から見上げて示す斜視図、図2は、本発明の連動式引違い戸装置を適用した引戸構造体を示す斜視図、図3は図2に示す引戸構造体の切断平面図、図4は、連動式引違い戸装置を含めて引戸構造体の上部構造を示す要部斜視図である。図示例の引戸構造体は、例えば建物・建具・家具・クローゼットなどの開口部の開閉に使用される連動引戸の構造体で、開口部Sの矩形な枠体Fと、開口部Sの奥行方向に3枚重ねて引違い式に配列した手前側の外扉A、中間の中扉B、奥側の内扉Cからなる引戸の扉と、各扉A・B・Cを図中左右の開閉方向に案内するガイドレールLとで構成されてなる。
枠体Fは、例えば木製で、図2中左右に立設した縦枠10・11と、縦枠10・11間に横架した天井側の上枠12と床側の下枠13とからなる。ガイドレールLは、上枠12に下向きに固定した上レール14と、下枠13に上向きに固定した下レール15とからなる。上レール14は、図4に示すように、断面コ形状の幕板用フレーム16と、幕板用フレーム16の内側に固着したレール本体17とからなる。レール本体17は、図中下面の引戸ガイド面18に平行な3本のガイドリブ17a・17b・17cを外扉A、中扉B、内扉Cの吊り込み所定間隔に対応させた一定の間隔をあけて下向きに凸設している。他方、下レール15は、図2および図3に示すように、上レール14と同様な3列のガイドリブ15a・15b・15cを、一定間隔を置いて上向きに凸設してなる。
外扉A、中扉B、内扉Cは、いずれも矩形パネル状をなす木製の引戸で、図4に示すように、上端面19に、上レール14のガイドリブ17a・17b・17cと対応する係合溝19a・19b・19cが凹設されている。他方、下端面には、図示省略するが、戸先寄りと戸尻寄りの端面に取付凹部を設け、それら取付凹部に、戸車用の取付ブラケットを組み付けて、該取付ブラケットで、図2で一部を示す戸車20を枢支してなる。なお、外扉Aと内扉Cには、それぞれ縦長な引手21・22が付設されている。
そこで、図示引戸構造体では、図2および図4に示すように、内扉Cの係合溝19cに上レール14のガイドリブ17cを係合させる一方、戸車20の円周に有する係合凹部に下レール15のガイドリブ15cを係合させて内扉Cを戸枠F内の奥行方向奥側に組み込み、次いで、中扉Bの係合溝19bに上レール14のガイドリブ17bを係合し、戸車20の係合凹部に下レール15のガイドリブ15bを係合して中扉Bを戸枠F内で内扉Cの奥行方向手前に組み込み、しかる後、外扉Aの係合溝19aに上レール14のガイドリブ17aを係合し、戸車20の係合凹部に下レール15のガイドリブ15aを係合して外扉Aを戸枠F内で奥行方向最も手前に組み込んで、扉A・B・Cをそれぞれ開閉方向に往復移動可能に配列してなる。
上述した構成の引戸構造体では、奥行方向手前の外側から又は反対の内側から、引手21又は引手22に手を掛けて、外扉A又は内扉Cを開閉方向に移動させると、本発明の連動式引違い戸装置が作動し、外扉A又は内扉Bの移動に中扉Bも連動して同じ開閉方向に少し遅れて移動させて開口部Sを開閉するようになっている。
そこで、図示例の連動式引違い戸装置は、図1に示すように、外扉A・中扉B・内扉Cの3枚の引戸の扉と、ガイドレールLの上下レール14・15と共に、図5および図6に示すように、連動ローラ25・25´と、連動ローラ25・25´をそれぞれ支持する支持手段30・30´と、連動ローラ25・25´の圧接動作を制御するローラ圧接制御部材55とを備えて構成してなる。
連動ローラ25・25´は、図7に示す(一方の連動ローラ25を図示する)ように、ローラ本体が硬質ゴムでドーナツ形状に成形され、中心穴25bに樹脂製の筒状ボス26を嵌め込んで全体にタイヤ型をなす。連動ローラ25のローラ本体の材質はゴム製に限らず、樹脂製など、接触面の摩擦力によって動力を伝達し得る摩擦材であればよい。
支持手段30・30´は、図7に示す(一方の支持手段30を図示する)ように、それぞれ連動ローラ25を枢支するローラ軸35と、ローラ軸35を保持するホルダ40と、ホルダ40を中扉Bに取り付ける取付基板45と、コイル圧縮ばねからなる付勢ばね50とを備えてなる。
ローラ軸35は、金属製で、外周に複数の円周細溝m・n・rが設けられ、軸先端35aを一段細径に形成してなる。ホルダ40は、金属板をコ形状に曲げて、向い合う保持片40a・40bと保持片間の連結片40cの各片に円形の軸穴41・42・43を開けて成形してなる。取付基板45は、縦長な金属製平板の長さ方向一端に、中扉Bの係合溝19bに合わせて切欠き凹部45aを凹設すると共に、片側板面に、外周に円周細溝vを設けた枢軸46を凸設してなる。
そこで、支持手段30・30´は、取付基板45の枢軸46をホルダ40の連結片40cの軸穴43に係合させて突端外周の円周細溝vにEリング31を嵌着してホルダ40を回動可能に取付基板45に連結する。他方、連動ローラ25・25´の中心ボス穴26aにローラ軸35の軸先端35aを貫挿し、軸先端35aの突端外周の円周細溝mにEリング32を嵌着して連動ローラ25・25´をローラ軸35の軸先端35aに回転自在に枢着する。次いで、ローラ軸35の軸基端35bを、ホルダ40の保持片40aの軸穴41、O形のばね押えリング33の中心穴、付勢ばね50の中心穴、保持片40bの軸穴42に順に貫挿させてから、保持片40a・40b間で円周細溝nにEリング34を嵌着する一方、軸基端35bの突端外周の円周細溝rにEリング36を嵌着する。これによって、ローラ軸35を、ホルダ40で軸方向に直線的に進退可能に保持すると共に、図8に示す(一方の支持手段30を図示する)ように、保持片40bとばね押えリング33間でローラ軸35に巻装した付勢ばね50によって矢示方向に付勢して突出させる一方、Eリング36をホルダ40の保持片40bに当てて抜け止め状態で保持し、ローラ組立体Rとして組み立て、ローラ組立体Rを取付基板45に対し枢軸46を中心に回動可能に連結して支持手段30・30´をそれぞれ構成してなる。
かかる構造の支持手段30・30´は、図4〜図6に示すように、中扉Bの上部において、係合溝19bに取付基板45の切欠き凹部45aを合わせて、取付基板45を幅方向一端面23と他端面24にそれぞれねじ止めし、ローラ組立体Rを、枢軸46を支点として開閉方向と直交する開口部Sの奥行方向に回動可能に吊り下げ状態で、中扉Bの両端面23・24にそれぞれ付設する。それから、一方の支持手段30では、連動ローラ25を付勢ばね50に抗してホルダ40寄りに押し込んだ状態にしてから、ローラ組立体Rを外扉A側へ回して外扉Aに対し傾け、ローラ軸35の軸先端35aを,後述する上レール14の引戸ガイド面18に取り付けた第1圧接制御バー60の等厚部60aに外扉Aの内側板面38が交わる交線Pに向けてから、連動ローラ25の押し込みを解除して付勢ばね50のばね付勢力を斜めに作用させ、連動ローラ25の周面を外扉Aの内側板面38と第1圧接制御バー60の等厚部60aの双方に直接当てて圧接するように配置する。他方の支持手段30´では、連動ローラ25´を、同様に付勢ばね50に抗してホルダ40寄りに押し込んだ状態にしてから、ローラ組立体Rを内扉C側へ回して内扉Cに対し傾け、ローラ軸35の軸先端35aを、後述する上レール14の引戸ガイド面18に取り付ける第2圧接制御バー65の等厚部65aに内扉Cの外側板面39が交わる交線P´に向けてから、連動ローラ25´の押し込みを解除して付勢ばね50のばね付勢力を斜めに作用させ、連動ローラ25´の周面を内扉Cの外側板面39と第2圧接制御バー65の等厚部65aの双方に直接当てて圧接するように配置する。
ローラ圧接制御部材55は、図示例では、それぞれ樹脂製の第1圧接制御バー60と第2圧接制御バー65の2本の棒材からなる。圧接制御バー60・65は、それぞれ図9に示すように、中扉Bの扉幅に対応する長さを有し、その長さにわたり等厚に形成して断面が矩形状の等厚部60a・65aと、等厚部60a・65aの長さ方向一端から端縁に向け厚さを次第に薄くして傾斜面61・66を形成した傾斜部60b・65bとからなる。等厚部60a・65aの厚さは、それぞれ支持手段30・30´の付勢ばね50の付勢力に基づいて突出する連動ローラ25・25´が押し当って圧接状態となるに十分な厚さ寸法(例えば5〜6mm)の等厚に成形してなる。なお、圧接制御バー60・65は、等厚部60a・65aと傾斜部60b・65bを、例えば樹脂で一体成形しても、樹脂で別体に成形するようにしてもよい。別体にする場合、等厚部60a・65aは、押し出し成形でいったん長尺に形成した被加工材を、都度、扉の幅サイズに合わせて適宜長さにカットして成形することができ、これにより、ライニングコストを低減することができる。
ローラ圧接制御部材55において、第1圧接制御バー60は、図3に示すように、扉A・B・Cが全閉状態のときに、傾斜部60bを、一方の連動ローラ25が傾斜面61に当接する位置に配置し、傾斜面61を下向きにして上レール14の引戸ガイド面18に接着等で取り付ける。他方、第2圧接制御バー65は、傾斜部65bを、他方の連動ローラ25´が傾斜面66に当接する位置に配置し、傾斜面66を下向きにして第1圧接制御バー60と平行に上レール14の引戸ガイド面18に接着等で取り付ける。
さて、図示連動式引違い戸装置では、図2および図3に示すように、全閉状態の開口部Sを開けるときは、図中手前の外側又は反対の内側から、外扉Aの引手21又は内扉Cの引手22に手を掛けて、外扉A又は内扉Cを開方向Xへ引いて移動させる。
例えば外扉Aを図中手前の外側から引いて移動させると、図示連動式引違い戸装置は、外扉Aの移動に伴い、外扉Aの内側板面38と第1圧接制御バー60の等厚部60aの双方に圧接した連動ローラ25が接触面の摩擦力で回転しながら中扉Bへ動力を伝達し、外扉Aに連動して同じ開方向Xへ少し遅れて移動する。即ち、連動ローラ25の移動距離は、外扉Aの移動距離dに対してd/2であり、その分、連動ローラ25が遅れて移動する。従って、外扉Aの移動距離に対し、中扉Bが外扉のd/2の距離だけ移動し、以って、両扉A・Bは、最終的に同時に内扉Cの手前で重なって納まり、開口部Sを全開にする。
そこで、図示連動式引違い戸装置では、全閉状態において、外側から、このように外扉Aに連動して中扉Bを開方向Xに移動させて開口部Sを開ける場合、全閉状態のときに外扉Aの内側板面38と第1圧接制御バー60の傾斜面61に当接した一方の連動ローラ25が、外扉Aの移動に伴い連れ回りしながら傾斜面61上を転動して等厚部60aに至ると、等厚部60aの厚さ分だけ付勢ばね50に抗して等厚部60aに下向きに押し込まれ、外扉Aの内側板面38と第1圧接制御バー60の等厚部60aの双方に圧接した状態になるため、双方に圧接した接触面の摩擦力で回転しながら中扉Bへと動力を伝達し、これにより、外扉Aに連動して中扉Bを移動させる。一方、全閉状態のときに内扉Cの外側板面39と第2圧接制御バー65の傾斜面66に当接した他方の連動ローラ25´は、中扉Bの移動に伴い連れ回りしながら傾斜部65b上を転動するに従い傾斜に沿って徐々に傾斜面66から離れて、第2圧接制御バー65の等厚部65aには圧接されない状態になるため、中扉Bが開方向Xに移動する間、空回りして中扉Bへの動力の伝達が遮断されている。従って、外扉Aに連動して中扉Bを開方向Xに移動させるとき、中扉Bは隣りの内扉Cに圧接した他方の連動ローラ25´を介して内扉Cとの間の摩擦抵抗を受けることがなく、これによって、他方の連動ローラ25´が原因で、外扉Aと中扉Bのスライド移動が途中で重くなったり、引っ掛かったり、ガタ付いたりすることがなく、連動性能が安定し、これにより、外扉Aと中扉Bをスムーズに連動して移動させることができる。
しかも、図示連動式引違い戸装置では、図3に示すように全閉状態の開口部Sを開くために、図中手前の外側から外扉Aを開方向Xに移動させると、図10および図11に示すように、一方の連動ローラ25は、第1圧接制御バー60の傾斜部60b上を転動するに従い付勢ばね50の付勢力が強まるため、傾斜面61の傾斜に沿って徐々に押圧されて接触面での摩擦力が大きくなり、その摩擦力で中扉Bへ動力を伝達し始めると同時に、他方の連動ローラ25´は、図12に示すように、第2圧接制御バー65の傾斜部65b上を転動するに従い傾斜面66の傾斜に沿って徐々に傾斜部65bから離れるため、付勢ばね50の付勢力が弱まって接触面での摩擦力が小さくなり、内扉Cとの間の摩擦抵抗が中扉Bへ及ばないように動力の伝達が遮断される。従って、図示連動式引違い戸装置では、このように第1圧接制御バー60と第2圧接制御バー65の傾斜部60b・65bで連動ローラ25・25´に対する付勢ばね50の付勢力を調整し、これにより、外扉Aに連動して中扉Bを移動し始めるとき、この始動するタイミングに、内扉Cとの間の摩擦抵抗が中扉Bへ及ばないように動力の伝達を遮断するタイミングを正確に合わせることができる。
反対に、図示連動式引違い戸装置では、図13および図14に示すように全開状態の開口部Sを閉止するため、図中手前の外側から、引手21に手を掛けて外扉Aを閉方向Yに移動させると、中扉Bの一方の連動ローラ25が、外扉Aの内側板面38と第1圧接制御バー60の等厚部60aの双方に圧接した状態にあるため、双方に圧接した接触面の摩擦力で回転しながら中扉Bへ動力を伝達し、外扉Aに連動して中扉Bを閉方向Yへ少し遅れて移動させ、最終的に引違い状態で開口部Sを全閉する。
そこで、図示連動式引違い戸装置では、全開状態において、外側から、このように外扉Aに連動して中扉Bを閉方向Yに移動させ開口部Sを閉止する場合、他方の連動ローラ25´は、内扉Cの外側板面39に当接する一方で、第2圧接制御バー65の等厚部65aから離れて圧接しない状態にあるため、中扉Bが閉方向Yに移動する間、空回りして内扉Cとの間の摩擦抵抗が中扉Bに及ばないように動力の伝達を遮断されている。従って、外扉Aに連動して中扉Bを閉方向Yに移動させるときでも、内扉Cに圧接した他方の連動ローラ25´を介して内扉Cとの間の摩擦抵抗を受けることがなく、これにより、他方の連動ローラ25´が原因で、外扉と中扉のスライド移動が途中で重くなったり、引っ掛かったり、ガタ付いたりすることがなく、連動性能が安定し、これにより、外扉Aと中扉Bをスムーズに連動して移動させることができる。
他方、図示連動式引違い戸装置では、図3および図6に示すように全閉状態にある開口部Sを開けるため、今度は反対の内側から、内扉Cを、図15に示すようにY方向に引いて移動させると、内扉Cの移動に伴い、図16に示すように、内扉Cの外側板面39と第2圧接制御バー65の等厚部65aの双方に圧接した他方の連動ローラ25´が接触面の摩擦力で回転しながら中扉Bへ動力を伝達し、内扉Cに連動して中扉Bが開方向Yへ遅れて移動し、以って、両扉B・Cは、最終的に、図17および図18に示すように外扉Aの奥前で重なって納まり、開口部Sを全開にする。
そこで、図示連動式引違い戸装置では、全閉状態において、内側から、内扉Cに連動して中扉Bを開方向Yに移動させて開口部Sを開ける場合、全閉状態のときに内扉Cの外側板面39と第2圧接制御バー65の傾斜面66に当接した他方の連動ローラ25´が、中扉Bの移動に伴い連れ回りしながら傾斜面66上を転動して等厚部65aに至ると、図16に示すように、等厚部65aの厚さ分だけ付勢ばね50に抗して等厚部65aに下向きに押し込まれ、内扉Cの外側板面39と第2圧接制御バー65の等厚部65aの双方に圧接した状態となるため、双方に圧接した接触面の摩擦力で回転しながら中扉Bへ動力を伝達し、内扉Cに連動して中扉Bを移動させる。一方、この全閉状態のときに外扉Aの内側板面38と第1圧接制御バー60の傾斜面61に当接した一方の連動ローラ25は、中扉Bの移動に伴い連れ回りしながら傾斜部60b上を転動するに従い傾斜に沿って徐々に傾斜面61から離れて、第1圧接制御バー60の等厚部60aには圧接しない状態になるため、中扉Bが開方向Yに移動する間、空回りして動力の伝達を遮断されている。従って、内扉Cに連動して中扉Bを開方向Yに移動させるとき、中扉Bは隣りの外扉Aに圧接した一方の連動ローラ25を介して外扉Aとの間の摩擦抵抗を受けることがなく、これによって、一方の連動ローラ25が原因で内扉Cと中扉Bのスライド移動が途中で重くなったり、引っ掛かったり、ガタ付いたりすることがなく、連動性能が安定し、内扉Cと中扉Bとをスムーズに連動して移動させることができる。
しかも、図示連動式引違い戸装置では、全閉状態の開口部Sを開くために、図中奥側の内側から、内扉Cを開方向Yに移動させると、他方の連動ローラ25´は、第2圧接制御バー65の傾斜部65b上を転動するに従い付勢ばね50の付勢力が強まるため、傾斜部65bの傾斜に沿って徐々に押圧されて接触面での摩擦力が大きくなり、その摩擦力で中扉Bへ動力を伝達し始めると同時に、一方の連動ローラ25は、第1圧接制御バー60の傾斜部60b上を転動するに従い傾斜面61の傾斜に沿って徐々に傾斜部60bから離れるため、付勢ばね50の付勢力が弱まって接触面での摩擦力が小さくなり、外扉Aとの間の摩擦抵抗が中扉Bへ及ばないように動力の伝達を遮断される。従って、図示連動式引違い戸装置では、このように第1圧接制御バー60と第2圧接制御バー65の傾斜部60b・65bで連動ローラ25・25´に対する付勢ばね50の付勢力を調整し、これにより、内扉Cに連動して中扉Bを移動し始めるとき、その始動タイミングに、外扉Aとの間の摩擦抵抗が中扉Bに及ばないように動力の伝達を遮断するタイミングを正確に合わせることができる。
反対に、図示連動式引戸装置は、図17に示すように全開状態の開口部Sを閉止するため、内側から、引手22に手を掛けて内扉Cを閉方向Yに移動させるときは、中扉Bの他方の連動ローラ25´が、内扉Cの外側板面39と第2圧接制御バー65の等厚部65aの双方に対し圧接した状態にあるため、双方に圧接した接触面の摩擦力で回転しながら中扉Bへ動力を伝達し、内扉Cに連動して中扉Bを閉方向Yへ少し遅れて移動させ、最終的に引違い状態で開口部Sを全閉する。
そこで、図示連動式引違い戸装置では、全開状態において、内側から、内扉Cに連動して中扉Bを閉方向Yに移動させて開口部Sを閉止する場合、一方の連動ローラ25は、周面が外扉Aの内側板面38に当接する一方で、第1圧接制御バー60の等厚部60aからは離れて圧接しない状態にあるため、中扉Bが閉方向Yに移動する間、空回りして外扉Aとの間の摩擦抵抗が中扉Bへ及ばないように動力の伝達を遮断する。従って、内扉Cに連動して中扉Bを閉方向Yに移動させるときでも、中扉Bは隣りの外扉Aに圧接した一方の連動ローラ25を介して外扉Aとの間の摩擦抵抗を受けることがなく、これにより、内扉Cと中扉Bのスライド移動が途中で重くなったり、引っ掛かったり、ガタ付いたりすることがなく、連動性能が安定し、内扉Cと中扉Bをスムーズに連動して移動させることができる。
ところで、上記引戸構造体において、図5に示すように、上レール14が水平に上枠12に固定される一方で、外扉Aが鉛直に吊り込まれた建付け状態にある場合には、一方の支持手段30のローラ組立体Rは、直立した中扉Bに対しローラ軸35を45度の傾斜角で傾け、軸先端35aを直交する第1圧接制御バー60の等厚部60aと外扉Aの内側板面38の交線Pに向けて付設することが望ましい。これによって、支持手段30は、連動ローラ25の周面25aが外扉Bの内側板面38と第1圧接制御バー60に対し、共に同じ円周位置で圧接し、その結果、連動ローラ25が圧接した外扉Aと第1圧接制御バー60において均等な接触面の摩擦力で回転して中扉Bに動力を伝達することができ、これを以って、中扉Bを外扉Aにガタ付くことなくスムーズに連動して移動させることができる。他方の支持手段30のローラ組立体Rも同様に、直立した中扉Bに対しローラ軸35を45度の傾斜角で傾け、軸先端35aを直交する第2圧接制御バー65の等厚部65aと内扉Cの外側板面39の交線P´に向けて付設することが望ましい。
そこで、図示連動式引違い戸装置では、仮に、図19中鎖線で示すように中扉Bに対する外扉Aの吊り込み間隔にズレがあったり、図20に示すように中扉Bの吊り込む高さ位置にズレがあったり、図示省略するが、両扉や上レール14や第1圧接制御バー60等に加工・組立・建付け上のバラツキがあったり変形部分があったりしても、付勢ばね50の付勢力に基づいてローラ軸35の軸先端35aを第1圧接制御バー60の等厚部60aと外扉Aの内側板面38との交線Pに向けながら、連動ローラ25を、位置ズレや変形等の生じた第1圧接制御バー60と外扉Aの双方へ追従して遊動し、ローラ周面を、第1圧接制御バー60の等厚部60aと外扉Aの内側板面38の双方に隙間なく当てて常に圧接することができる。従って、開閉時に外扉Aを移動させると、連動ローラ25は、常に第1圧接制御バー60の等厚部60aと外扉Aの内側板面38の双方にローラ周面が当って圧接するため、空転することがなく、周面が圧接した外扉Aと第1圧接制御バー60の等厚部60aにおいて均等な接触面の摩擦力で回転して中扉Bに動力を伝達し、その結果、中扉Bと外扉Aがガタ付くことなくスムーズに連動して移動し、連動引戸の開閉操作性を常に良好に保つことができる。
上述した図示実施の形態では、中扉Bの上部に支持手段30・30´を付設して連動ローラ25・25´をそれぞれ第1圧接制御バー60の等厚部60aと外扉Aの内側板面38の双方又は第2圧接制御バー65の等厚部65aと内扉Cの外側板面39の双方に圧接した連動式引違い戸装置の例を示した。しかし、本発明は、中扉の上部に限らず、下部に支持手段を付設して連動ローラを第1圧接制御バーの等厚部と外扉の内側板面の双方又は第2圧接制御バーの等厚部と内扉の外側板面の双方に圧接し、同様に中扉を外扉又は内扉に連動して移動させる構成することもできる。
上述した図示実施の形態では、いずれも連動式引違い戸装置を、扉A・B・Cの下部にそれぞれ戸車20を枢支して下レール15上を移動可能に戸枠Wに組み込む、下戸車式連動引戸に適用した。しかし、本発明は、各扉の上部にそれぞれ戸車を枢支して移動可能に上レール14で各扉を上吊りする、所謂、上戸車式の上吊り連動引戸にも適用することができるのは勿論である。
以上の図示実施の形態には、いずれも引戸が3枚の三連式引戸の構造体に適用した連動式引違い戸装置の例を示したが、本発明は、引戸を4枚以上重ねた連動引戸の構造体にも適用することができる。
図21および図22に、本発明の連動式引違い戸装置を引戸が4枚の四連式引戸構造体に適用した例を示す。図示他例の引戸構造体は、開口部Sの矩形な枠体Fと、開口部Sの奥行方向に4枚重ねて引違い式に配列した最も手前の外扉Aと、中間の第1中扉B1および第2中扉B2と、最も奥側の内扉Cとからなる引戸の扉と、各扉A・B1・B2・Cを図中左右の開閉方向に案内する上下のガイドレールLとで構成されている。そこで、図示他例では、第1中扉B1の上部の幅方向両端に支持手段30・30´を取り付けて付勢ばね50の付勢力で連動ローラ25・25´を軸方向に進退自在に支持し、ローラ周面を第1圧接制御バー60と第2圧接制御バー65にそれぞれ圧接可能に構成すると共に、第2中扉B2の上部の幅方向両端にも支持手段30・30´を取り付けて付勢ばね50の付勢力で連動ローラ25・25´を軸方向に進退自在に支持し、ローラ周面を第1圧接制御バー60と第2圧接制御バー65にそれぞれ圧接可能に構成とする。一方、ローラ圧接制御部材55の第1圧接制御バー60は、図21に示す如く、開口部Sが全閉状態にあるとき、傾斜部60bを、第1および第2中扉P1・P2の一端面に付設した一方の連動ローラ25・25がそれぞれ傾斜面61に当接する位置に配置して上レール14の引戸ガイド面18に接着等で取り付ける。第2圧接制御バー65は、傾斜部65bを、第1および第2中扉P1・P2の他端面に付設した他方の連動ローラ25´・25´がそれぞれ傾斜面66に当接する位置に配置して第1圧接制御バー60と平行に上レール14の引戸ガイド面18に接着等で取り付ける。
さて、四連の図示連動式引違い戸装置では、例えば図中手前の外側から、外扉Aを開方向Xに引いて移動させると、外扉Aの移動に伴い、外扉Aの内側板面38と第1圧接制御バー60の等厚部60aの双方に圧接した一方の連動ローラ25が接触面の摩擦力で回転しながら第1中扉B2へ動力を伝達し、外扉Aに連動して第1中扉B1が開方向Xへ少し遅れて移動し、次いで、第1中扉B1の移動に伴い、第1中扉B1の内側板面48と第2圧接制御バー60の等厚部60aの双方に圧接した一方の連動ローラ25が接触面の摩擦力で回転しながら第2中扉B2へ動力を伝達し、第1中扉B1に連動して第2中扉B2が開方向Xへ少し遅れて移動し、これにより、外扉A、第1中扉B1、第2中扉B2は、最終的に、図22に示すように内扉Cの手前で重なって納まり、開口部Sを全開にする。
そこで、四連の図示連動式引違い戸装置では、外側から、外扉Aに連動して中扉B1・B2を開方向Xに順次移動させて、全閉状態の開口部Sを開ける場合は、全閉状態のときに外扉Aの内側板面38と第1圧接制御バー60の傾斜面61に当接した一方の連動ローラ25が、第1中扉B1の移動に伴い傾斜面61上を転動して等厚部60aに至ると、等厚部60aの厚さ分だけ付勢ばね50の付勢力が強まって等厚部60aに下向きに押し込まれ、外扉Aの内側板面38と第1圧接制御バー60の等厚部60aの双方に圧接した状態となるため、双方に圧接した接触面の摩擦力で回転しながら第1中扉B1へ動力を伝達し、外扉Aに連動して第1中扉B1を移動させる。一方、全閉状態のときに第2中扉B2の外側板面49と第2圧接制御バー65の傾斜面66に当接した他方の連動ローラ25´は、第1中扉B1の移動に伴い傾斜面66上を転動するに従い傾斜に沿って徐々に傾斜部65bから離れるため、付勢ばね50の付勢力が弱まって接触面での摩擦力が小さくなり、第2圧接制御バー65の等厚部65aに圧接しない状態になるため、第1中扉B1が開方向Xに移動する間、空回りして第2中扉B2との間の摩擦抵抗が第1中扉B1に及ばないように動力の伝達を遮断されている。
次いで、第1中扉B1に連動して第2中扉B2が開方向Xに移動するときは、全閉状態のときに第1中扉B1の内側板面48と第1圧接制御バー60の傾斜面61に当接した一方の連動ローラ25が、第2中扉B2の移動に伴い傾斜面61上を転動して等厚部60aに至ると、付勢ばね50の付勢力が強まって等厚部60aに下向きに押し込まれ、第1中扉B1の内側板面48と第1圧接制御バー60の等厚部60aの双方に圧接した状態となるため、双方に圧接した一方の連動ローラ25が接触面の摩擦力で回転しながら第2中扉B2へ動力を伝達し、第1中扉B1に連動して第2中扉B2を移動させる。他方、全閉状態のときに内扉Cの外側板面39と第2圧接制御バー65の傾斜面66に当接した他方の連動ローラ25´は、第2中扉B2の開方向Xの移動に伴い傾斜面66上を転動するに従い傾斜部65bから離れて付勢ばね50の付勢力が弱まり、第2圧接制御バー65の等厚部65aから離れて圧接しない状態になるため、第2中扉B2が開方向Xに移動する間、空回りして内扉Cとの間の摩擦抵抗が第2中扉B2に及ばないように動力の伝達を遮断している。
従って、図示連動式引違い戸装置は、四連式の連動引戸に適用する場合であっても、例えば外扉Aに連動して第1中扉B1、第2中扉B2を開方向Xに順次移動させるとき、第2中扉B2と内扉Cに圧接した他方の連動ローラ25´を介して第2中扉B2、内扉Cとの間の摩擦抵抗を受けることがないため、外扉Aと第1中扉B1と第2中扉B2のスライド移動が途中で重くなったり、引っ掛かったり、ガタ付いたりすることがなく、連動性能が安定し、外扉Aと中扉B1・B2をスムーズに連動して移動させることができる。
なお、上述した図示連動式引違い戸装置において、ローラ圧接制御部材55は、それぞれ等厚部60a・65aと傾斜部60b・65bを有した第1圧接制御バー60と第2圧接制御バー65の2本の棒材を用いて構成したが、そのように別体でなくてもよく、端部に等厚部60a・65aと傾斜部60b・65bを有した一体の部材で形成してもよい。
また、以上の図示実施の形態では、ローラ圧接制御部材55は、ガイドレールLの引戸ガイド面18に接着等で取り付けて別体に設ける例を示したが、本発明では、ガイドレールと一体成形することによりローラ圧接制御部材を引戸ガイド面に一体に設ける構成にしてもよい。
本発明の一例である連動式引違い戸装置を、それを適用した引戸構造体の真下から見て示す構成説明図である。 本発明の連動式引違い戸装置を適用した引戸構造体を示す斜視図である。 扉が全閉状態の引戸構造体の切断平面図である。 連動式引違い戸装置を備えた引戸構造体の上部を示す要部斜視図である。 連動式引違い戸装置を備えた引戸構造体の要部切断側面図である。 扉が全閉状態の引戸構造体の正面図である。 連動ローラの支持手段の分解斜視図である。 (A)連動ローラの支持手段を示す組立斜視図、(B)正面図である。 ローラ圧接制御部材の圧接制御バーを示す斜視図である。 連動式引違い戸装置の連動ローラと圧接制御バーの作動関係を説明する引戸構造体の要部切断側面図である。 連動式引違い戸装置を引戸構造体の扉が半開き状態で示す正面図である。 図11の引戸構造体の切断平面図である。 扉が全開状態の引戸構造体の切断平面図である。 扉が全開状態の引戸構造体の正面図である。 扉が半開き状態の引戸構造体の正面図である。 扉が半開き状態の引戸構造体において、連動ローラと圧接制御バーの作動関係を説明する要部切断側面図である。 引戸構造体を扉の全開状態で示す切断平面図、(B)斜視図である。 引戸構造体を扉の全開状態で示す正面図である。 扉間の吊り込み間隔にズレがある場合の支持手段による圧接動作を説明する引戸構造体の要部切断側面図である。 扉の吊り込み高さにズレがある場合の支持手段による圧接動作を説明する引戸構造体の要部切断側面図である。 、四連の連動式引違い戸装置を適用した扉が全閉状態の引戸構造体の切断平面図である。 四連の連動式引違い戸装置を適用した扉が全開状態の引戸構造体の切断平面図である。 従来の連動式引違い戸装置を示す切断平面図である。 従来の他の連動式引違い戸装置を示す切断平面図である。
符号の説明
A 外扉
B・B1・B2 中扉
C 内扉
L ガイドレール
R ローラ組立体
P・P´ 交線
12 上枠
13 下枠
14 上レール(ガイドレール)
15 下レール(ガイドレール)
25・25´ 連動ローラ
30・30´ 支持手段
35 ローラ軸
40 ホルダ
38 外扉の内側板面
39 内扉の外側板面
45 取付基板
50 付勢ばね
55 ローラ圧接制御部材
60 第1圧接制御バー
60a・65a 等厚部
60b・65b 傾斜部
61・66 傾斜面
65 第2圧接制御バー

Claims (3)

  1. 開口部の奥行方向に3枚以上重ねて引違い式に配列した扉と、該扉の上枠又は下枠のいずれか一方又は双方に固定して各扉を開閉方向に案内するガイドレールと、前記扉のうち奥行方向手前側の外扉と奥側の内扉との間の1又は2枚以上の中扉の幅方向両端に取り付ける支持手段でそれぞれ支持する連動ローラと、前記ガイドレールの引戸ガイド面に設けて前記連動ローラの圧接動作を制御するローラ圧接制御部材と、を備える連動式引違い戸装置であって、
    前記支持手段は、
    軸先端に前記連動ローラを回転自在に枢着したローラ軸と、中扉の上部又は下部の一方に取り付けて前記ローラ軸を軸方向に進退自在に保持するホルダと、該ホルダと前記ローラ軸間に介装して該ローラ軸を軸方向先端側に向け常時付勢する付勢ばねを備え、そのうち一方の支持手段の付勢ばねで一方の前記連動ローラを突出させて外扉と前記ローラ圧接制御部材に圧接し、他方の支持手段の付勢ばねで他方の前記連動ローラを突出させて内扉又は中扉と前記ローラ圧接制御部材に圧接する構成とし、
    前記ローラ圧接制御部材は、
    中扉の扉幅に対応する長さを有し、その長さにわたり前記付勢ばねの付勢力に基づいて突出する前記連動ローラが押し当って圧接状態になるに十分な厚さの等厚に形成してなる等厚部と、該等厚部の両端から端縁に向け厚さを次第に薄くして傾斜面を形成した傾斜部とからなり、扉が全閉状態にあるとき、前記傾斜部を、その傾斜面に前記連動ローラが当接する位置に合わせて配置して前記引戸ガイド面に設けてなることを特徴とする、連動式引違い戸装置。
  2. 前記支持手段は、前記ホルダを、前記開口部の奥行方向に回動自在に中扉の幅方向両端に取り付け、そのうち一方の支持手段の付勢ばねは、前記ローラ軸を、軸先端が前記ローラ圧接制御部材の等厚部に外扉の内側板面が交わる交線に向いた斜めに付勢し、その斜め向きの付勢力で一方の前記連動ローラを遊動させて外扉と前記ローラ圧接制御部材の等厚部に圧接し、他方の支持手段の付勢ばねは、前記ローラ軸を、軸先端が前記ローラ圧接制御部材の等厚部に内扉又は中扉の外側板面が交わる交線に向いた斜めに付勢し、その斜め向きの付勢力で他方の前記連動ローラを遊動させて内扉又は中扉と前記ローラ圧接制御部材の等厚部に圧接する構成としてなることを特徴とする、請求項1に記載の連動式引違い戸装置。
  3. 前記ローラ圧接制御部材は、それぞれ前記等厚部を断面矩形の棒状に形成すると共に該等厚部の長さ方向一端に前記傾斜部を形成した2本の圧接制御バーからなることを特徴とする、請求項1又は2に記載の連動式引違い戸装置。
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