JP2001114576A - 接合体およびそれに使用する酸化物超電導体 - Google Patents

接合体およびそれに使用する酸化物超電導体

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JP2001114576A
JP2001114576A JP29453399A JP29453399A JP2001114576A JP 2001114576 A JP2001114576 A JP 2001114576A JP 29453399 A JP29453399 A JP 29453399A JP 29453399 A JP29453399 A JP 29453399A JP 2001114576 A JP2001114576 A JP 2001114576A
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oxide superconductor
superconductor
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phase
magnet
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JP29453399A
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English (en)
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Shuichi Kobayashi
秀一 小早志
Hideetsu Haseyama
秀悦 長谷山
Shigeo Nagaya
重夫 長屋
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Dowa Holdings Co Ltd
Chubu Electric Power Co Inc
Original Assignee
Chubu Electric Power Co Inc
Dowa Mining Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 酸化物超電導体と熱伝導性部材を密着性およ
び熱伝導性が高くなるように接合した接合体を提供し、
酸化物超電導体を組込んだシステムを簡素化し、高効率
化する。 【解決手段】 RE1+pBa2+q(Cu1−bAg
7−x(REは1種または2種以上の希土類金
属元素、−0.2≦p≦0.2、−0.2≦q≦0.
2、0≦b≦0.05、−0.2≦x≦0.6)相中
に、RE2+rBa +s(Cu1−dAg)O
5−y相およびRE4+rBa2+s(Cu1−dAg
10−y相(−0.2≦r≦0.2、−0.2
≦s≦0.2、0≦d≦0.005、−0.2≦y≦
0.2)の少なくとも一方の相が微細に分散した酸化物
超電導体(1、4)と、90Kにおける熱伝導率が1W
/m・Kよりも大きい熱伝導性部材(3、6)とを、3
00℃以下の融点の金属(半田)からなる低融点接合剤
(2、5)により接合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接合体およびそれ
に使用する酸化物超電導体に関し、特に、磁気軸受け、
電流リード、磁気シールド、バルクマグネットなどに用
いられる電気特性、磁気特性、機械強度および耐環境性
に優れた酸化物超電導体、およびこのような酸化物超電
導体を使用する接合体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気軸受けにおける酸化物超電導
体の固定方法として、酸化物超電導体を金属の枠内に嵌
め込み、上から蓋をすることにより固定する方法が知ら
れている。また、電気リードにおける酸化物超電導体の
固定方法として、特開平11−144938号公報に記
載された方法が知られている。この方法は、酸化物系超
電導体と熱伝導性部材とを半田を用いて接合し、従来の
金属のみからなる導体に比べてジュール熱損の少ない電
流リードとして使用するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の磁気軸受けにおける酸化物超電導体の固定方法では、
ケースや蓋がある程度の厚さを必要とするために、バル
クマグネットとして用いる際には、実質的に利用できる
磁場強度が低く抑えられてしまう。また、磁気軸受けと
して用いる際には、相手磁石とのギャップを大きくしな
ければならなくなり、有効磁気反発力が小さくなる。さ
らに、電流リードとして用いる場合には配線が複雑にな
り、また、磁気シールドタイルとして用いる場合には支
持する材料の加工が複雑になり、コストが高くなる。
【0004】また、上記の特開平11−144938号
公報に記載された超電導体と熱伝導性部材との接合体で
は、超電導体と半田等とのぬれ性が不足するため、熱伝
導性部材と接着しても密着性が弱くなり、機械強度、耐
久性および熱伝導性が低く、特に高い応力が加わるよう
な強磁場マグネット用電気リードやバルクマグネット、
磁気シールド体および軸軸受け部品として使用するには
十分でないという問題がある。例えば、超電導電磁石と
超電導バルクマグネットとの磁気反発力による力は49
×10Pa程度であり、安全性を考慮すると、その3
倍の147×10Pa以上の接着強度が必要とされ、
上記の特開平11−144938号公報に記載された超
電導体と熱伝導性部材との接合体では、このような接着
強度を得ることができない。
【0005】したがって、本発明は、このような従来の
問題点に鑑み、酸化物超電導体と熱伝導性部材を密着性
および熱伝導性が高くなるように接合した接合体を提供
し、酸化物超電導体を組込んだシステムを簡素化し、高
効率化することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を達成するために鋭意研究した結果、酸化物超電導体と
して、RE1+pBa2+q(Cu1−bAg
7−x(REは1種または2種以上の希土類金属元素、
−0.2≦p≦0.2、−0.2≦q≦0.2、0≦b
≦0.05、−0.2≦x≦0.6)相中に、RE
2+rBa1+s(Cu1−dAg)O5−y相およ
びRE4+rBa2+s(Cu1−dAg
10−y相(−0.2≦r≦0.2、−0.2≦s≦
0.2、0≦d≦0.005、−0.2≦y≦0.2)
の少なくとも一方の相が微細に分散した機械強度が高い
酸化物超電導体を使用することにより、酸化物超電導体
と熱伝導性部材とを接合強度、密着性および熱伝導性が
高くなるように接合できることを見出し、本発明を完成
するに至った。
【0007】すなわち、本発明による接合体は、RE
1+pBa2+q(Cu1−bAg7−x(R
Eは1種または2種以上の希土類金属元素、−0.2≦
p≦0.2、−0.2≦q≦0.2、0≦b≦0.0
5、−0.2≦x≦0.6)相中に、RE2+rBa
1+s(Cu1−dAg)O5−y相およびRE
4+rBa2+s(Cu1−dAg10−y
(−0.2≦r≦0.2、−0.2≦s≦0.2、0≦
d≦0.005、−0.2≦y≦0.2)の少なくとも
一方の相が微細に分散した酸化物超電導体と、90Kに
おける熱伝導率が1W/m・Kよりも大きい熱伝導性部
材と、酸化物超電導体と熱伝導性部材を接合する300
℃以下の融点の金属からなる接合剤とから構成されるこ
とを特徴とする。
【0008】上記の接合体において、酸化物超電導体に
10〜500μmの空孔が分散して存在するのが好まし
い。また、酸化物超電導体の密度が理論密度の85〜9
5%であるのが好ましい。また、酸化物超電導体が1〜
60wt%のAgを含むのが好ましい。さらに、酸化物
超電導体が、Pt、Pd、Ru、Rh、Ir、Os、R
eおよびCeの金属およびこれらの化合物から選ばれる
1種以上を0.05〜5wt%(化合物の場合はその金
属のみの元素重量で示す)含むのが好ましい。なお、上
記の接合体は、バルクマグネット、磁気シールド体、電
流リード、磁気搬送部品または軸受け部品として使用す
ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明による接合体の実施の形態
では、接合する酸化物超電導体として、RE 1+pBa
2+q(Cu1−bAg7−x(REは1種ま
たは2種以上の希土類金属元素、−0.2≦p≦0.
2、−0.2≦q≦0.2、0≦b≦0.05、−0.
2≦x≦0.6)相中に、RE2+rBa1+s(Cu
1−dAg)O5−y相およびRE4+rBa2+s
(Cu1−dAg10− 相(−0.2≦r≦
0.2、−0.2≦s≦0.2、0≦d≦0.005、
−0.2≦y≦0.2)の少なくとも一方の相が微細に
分散した酸化物超電導体を用いる。この酸化物超電導体
は、密度が高く機械強度が高いことから、熱伝導性およ
び密着強度が高くなり、電気特性および磁気特性が高い
接合体が得られる。
【0010】また、この酸化物超電導体に10〜500
μmの空孔を分散させると、この空孔に接合剤が浸透し
て低融点金属との密着強度が向上する。この空孔を酸化
物超電導体の密度が理論密度の85〜95%となる程度
に分散させると、超電導特性を損なうことなく、機械強
度および密着強度の強い接合体が得られる。この空孔
は、超電導体を作製する際に、平均粒径5〜80μm程
度の粗い仮焼粉を成形して、溶融結晶化を行うことによ
って適正に分散させることができる。
【0011】さらに、上記の酸化物超電導体に1〜60
wt%のAgを添加することにより、接合剤とのぬれ性
が向上し、密着強度および熱伝導性が向上する。
【0012】また、上記の酸化物超電導体と、90Kに
おける熱伝導率が1W/m・Kよりも大きい熱伝導性の
高い部材とを接合することにより、酸化物超電導体をシ
ステムに簡便に組み込むことが可能になる。また、熱伝
導性部材を介して酸化物超電導体を間接的に冷却するこ
とが可能になり、酸化物超電導体が熱伝導性部材と接触
していない部分を何らかの物質で覆う必要がなくなり、
酸化物超電導体に近づけるべき所望の材料との間隔を実
質的に短くすることが可能になり、マグネット、磁気軸
受け部品、磁気シールド材などとしての効率を向上させ
ることができる。さらに、酸化物超電導体と熱伝導性部
材を接合する物質として、300℃以下の融点の金属か
らなる低融点接合剤を用いることにより、酸化物超電導
体と熱伝導性部材とを接合する際に、酸化物超電導体の
酸素量や組織の変化が起こらず、超電導特性を劣化させ
ずに接合することできる。
【0013】また、酸化物超電導体が、Pt、Pd、R
u、Rh、Ir、Os、ReおよびCeの金属およびこ
れらの化合物から選ばれる1種以上を0.05〜5wt
%(化合物の場合はその金属のみの元素重量で示す)含
むことにより、REBaCuOが微細になる。
【0014】さらに、熱伝導性部材に接合する前の酸化
物超電導体の接合面を、予め蒸着やスパッターにより、
90Kにおける熱伝導率が1W/m・Kよりも大きい元
素または化合物で被覆することにより、密着強度をさら
に高めることができる。
【0015】
【実施例】以下、実施例に基づいて、本発明による接合
体およびそれに使用する酸化物超電導体について詳細に
説明する。
【0016】[実施例1]Y、BaCO、Cu
Oの各原料粉末をY:Ba:Cu=1.8:2.4:
3.4になるように秤量した後、BaCOとCuOの
みを880℃で30時間焼成して、BaCuOとCu
Oの仮焼粉を得た(モル比でBaCuO:CuO=
2.4:1.0)。次に、この仮焼粉に、予め秤量して
おいたYと0.5wt%のPt粉末(平均粒径
0.01μm)を加えて混合して、大気中900℃で1
0時間焼成した。この仮焼粉をライカイ機で粉砕して、
平均粒径約10μmとした。このようにして作製された
合成粉を外径53mm、厚さ27mmのディスク状にプ
レス成形して前駆体を作製した。
【0017】この成形体をアルミナ基板上に載せ、大気
中1100℃で半溶融状態にした後、成形体の上部が低
温側となるように上下に5℃/cmの温度勾配を加えな
がら、成形体の上部が1000℃となるまで10℃/m
inで降温させ、予め作製しておいたY1.8(Ba
0.75Sr0.252.4Cu3.4系溶融体
(z=17〜18)の種結晶を、成長方向がc軸と平行
になるように成形体の上部に接触させ、50時間保持し
た後、1℃/hrの速度で900℃まで徐冷し、その
後、室温まで10℃/cmで降温させることによって結
晶化を行った。
【0018】このようにして結晶化した成形体をガス置
換可能な炉の中に設置し、ロータリーポンプで13Pa
まで炉内を排気した後、炉内に酸素ガスを流し込んで、
酸素分圧が95%以上である大気圧の雰囲気にした。そ
の後も0.5L/minの流量で酸素ガスを炉内に流し
ながら、室温から450℃まで10時間で昇温させ、4
50℃から250℃まで200時間かけて徐冷し、25
0℃から室温まで10時間で降温させた。
【0019】得られた材料を切断して断面を走査型電子
顕微鏡で観察したところ、YBaCu7−x相中
に0.1〜30μmのYBaCuO相が微細に分散
し、さらに10〜500μmの空孔が10〜200個/
mmの割合で微細に分散していた。また、種結晶を反
映して材料全体がc軸に配向し、実質的に単結晶状の材
料が得られた。また、得られた材料の外径および厚さ
は、焼き縮みのために、外径45mm、厚さ23mmと
なり、密度は理論密度6.3g/cmの92%の5.
8g/cmであった。
【0020】このように作製されたディスク状超電導体
の上部を2mm程度、下部を6mmスライス切断して、
厚さを15mmとした。
【0021】次に、温度90Kにおける熱伝導率が40
0W/m・Kの銅基板を50mm×50mm×8mmに
加工し、200℃に加熱されたホットプレート上に設置
して、In(融点約156℃)を表面に塗って溶かし、
この上に上記で作製した酸化物超電導体を設置した。そ
の後、超音波により酸化物超電導体にInを浸透させ、
空孔が埋まるように接合して、図1に示すような接合体
を得た。この図1において、参照符号1は酸化物超電導
体、2はInからなる低融点接合剤、3は銅基板を示
す。
【0022】この接合体を液体窒素に浸して冷却し、室
温に戻し、また冷却するというヒートサイクル試験を1
0回繰り返した後、引っ張り強度を測定したところ、3
48×10Paであった。
【0023】次に、この接合体の銅基板側に冷凍機のコ
ールドヘッドを接触させ、酸化物超電導体の表面の中心
付近にホール素子を設置し、13Paの真空中で外部磁
場1.5Tを加えながらコールドヘッドを室温から温度
77Kまで1時間で冷却し、5分間保持した後、磁場を
取り去って5分後に磁束密度を測定したところ、超電導
体の表面の温度も77Kとなり、最大1.0Tの捕捉磁
束密度が得られた。
【0024】さらに、この超電導体の表面側に、ロード
セルの先端に取り付けた直径39.2mm、内径16m
m、厚さ49mmのNd−Fe−B系磁石(表面最大磁
束密度0.53T)を近づけて、オートグラフによって
以下のように磁気反発力を測定した。まず、リング磁石
の軸方向とディスク状超電導体の軸方向がほぼ一致する
ように、磁石を超電導体から100mm離して設置し
た。次いで、磁石を軸方向に沿って速度5mm/min
で超電導体に近づけた。超電導体と磁石との間隔が0.
1mmとなるまで磁石を近づけて、この時発生する反発
力を測定したところ、超電導体と磁石との間隔が0.1
mmのとき、磁気反発力が196Nであり、高い磁気反
発力が得られた。
【0025】[実施例2]Sm、BaCO、C
uOの各原料粉末をSm:Ba:Cu=1.4:2.
2:3.2になるように秤量した後、BaCOとCu
Oのみを880℃で30時間焼成して、BaCuO
CuOの仮焼粉を得た(モル比でBaCuO :CuO
=2.4:1.0)。次に、この仮焼粉に、予め秤量し
ておいたSm と0.5wt%のPt粉末(平均粒
径0.01μm)と10wt%のAg粉末(平均粒径
0.45μm)を加えて混合して、大気中900℃で1
0時間焼成した。この仮焼粉をライカイ機で粉砕して、
平均粒径約10μmとした。このようにして作製された
合成粉を外径53mm、厚さ27mmのディスク状にプ
レス成形して前駆体を作製した。
【0026】この成形体をアルミナ基板上に載せ、大気
中1100℃で半溶融状態にした後、成形体の上部が低
温側となるように上下に5℃/cmの温度勾配を加えな
がら、成形体の上部が1010℃となるまで10℃/m
inで降温させ、予め作製しておいたSm1.8(Ba
0.75Sr0.252.4Cu3.4系溶融体
(z=17〜18)の種結晶を、成長方向がc軸と平行
になるように成形体の上部に接触させ、50時間保持し
た後、1℃/hrの速度で900℃まで徐冷し、その
後、室温まで10℃/cmで降温させることによって結
晶化を行った。
【0027】このようにして結晶化した成形体をガス置
換可能な炉の中に設置し、ロータリーポンプで13Pa
まで炉内を排気した後、炉内に酸素ガスを流し込んで、
酸素分圧が95%以上である大気圧の雰囲気にした。そ
の後も0.5L/minの流量で酸素ガスを炉内に流し
ながら、室温から450℃まで10時間で昇温させ、4
50℃から250℃まで200時間かけて徐冷し、25
0℃から室温まで10時間で降温させた。
【0028】得られた材料の外径および厚さは、焼き縮
みのため、外径約45mm、厚さ約23mmとなってい
た。この材料を切断して断面をEPMAで観察したとこ
ろ、Sm1+pBa2+q(Cu1−bAg
7−x相中に0.1〜30μm程度のSm2+rBa
1+s(Cu1−dAg)O5−y相が微細に分散し
ていた。ここで、p、q、r、s、yはそれぞれ−0.
2〜0.2の値であり、xは−0.2〜0.6の値であ
った。また、bは0.0〜0.05の値であり、平均的
には0.030程度であった。さらに、dは0.0〜
0.005の値であった。また、Sm2+rBa1+s
(Cu1−dAg)O5−y相の平均粒径は1.5μ
mであった。また、試料全体にわたって0.1〜100
μm程度のAgが微細に分散していた。さらに、10〜
500μmの空孔が10〜200個/mmの割合で微
細に分散していた。また、種結晶を反映して材料全体が
c軸に配向し、実質的に単結晶状の材料が得られた。ま
た、密度は理論密度7.16g/cmの90%の6.
46g/cmであった。
【0029】このように作製されたディスク状超電導体
の上部を2mm程度、下部を6mmスライス切断して、
厚さを15mmとした。また、真空蒸着装置を用いて真
空度を10−4Torrにして、抵抗加熱によって切断
面の一方にAuを約20μmの厚さに成膜した。
【0030】次に、温度90Kにおける熱伝導率が24
0W/m・Kのアルミニウム基板を50mm×50mm
×8mmに加工し、250℃に加熱されたホットプレー
ト上に設置して、Pb36%、Sn62%、Ag2%の
半田(融点約179℃)を表面に塗って溶かし、この上
に上記で作製した酸化物超電導体のAuで被覆した面を
設置した。その後、超音波により酸化物超電導体に半田
を浸透させ、空孔が埋まるように接合し、接合体を得
た。
【0031】この接合体を液体窒素に浸して冷却し、室
温に戻し、また冷却するというヒートサイクル試験を1
0回繰り返した後、引っ張り強度を測定したところ、4
21×10Paであった。
【0032】次に、この接合体の銅基板側に冷凍機のコ
ールドヘッドを接触させ、酸化物超電導体の表面の中心
付近にホール素子を設置し、13Paの真空中で外部磁
場1.5Tを加えながらコールドヘッドを室温から温度
77Kまで1時間で冷却し、5分間保持した後、磁場を
取り去って5分後に磁束密度を測定したところ、超電導
体の表面の温度も77Kとなり、最大1.2Tの捕捉磁
束密度が得られた。
【0033】さらに、この超電導体の表面側に、ロード
セルの先端に取り付けた直径39.2mm、内径16m
m、厚さ49mmのNd−Fe−B系磁石(表面最大磁
束密度0.53T)を近づけて、オートグラフによって
以下のように磁気反発力を測定した。まず、リング磁石
の軸方向とディスク状超電導体の軸方向がほぼ一致する
ように、磁石を超電導体から100mm離して設置し
た。次いで、磁石を軸方向に沿って速度5mm/min
で超電導体に近づけた。超電導体と磁石との間隔が0.
1mmとなるまで磁石を近づけて、この時発生する反発
力を測定したところ、超電導体と磁石との間隔が0.1
mmのとき、磁気反発力が206Nであり、高い磁気反
発力が得られた。
【0034】[実施例3]RE(REはモル比で
Sm50%、Gd50%)、BaCO、CuOの各原
料粉末をRE:Ba:Cu=1.4:2.2:3.2に
なるように秤量した後、BaCOとCuOのみを88
0℃で30時間焼成して、BaCuOとCuOの仮焼
粉を得た(モル比でBaCuO:CuO=2.2:
1.0)。次に、この仮焼粉に、予め秤量しておいたR
および0.5wt%のPt粉末を加えるととも
に、Ag元素量で20wt%となるようにAg2O粉末
を加えて混合して、大気中900℃で10時間焼成し
た。この仮焼粉をライカイ機で粉砕して、平均粒径約1
0μmとした。
【0035】このようにして作製された合成粉を外径5
3mm、厚さ27mmのディスク状にプレス成形して前
駆体を作製した。
【0036】この成形体をアルミナ基板上に載せ、大気
中1100℃で半溶融状態にした後、成形体の上部が低
温側となるように上下に5℃/cmの温度勾配を加えな
がら、成形体の上部が1000℃となるまで10℃/m
inで降温させ、予め作製しておいたAgを含まないR
1.8Ba2.4Cu3.4系溶融体(z=17
〜18)の種結晶を、成長方向がc軸と平行になるよう
に成形体の上部に接触させ、50時間保持した後、1℃
/hrの速度で900℃まで徐冷し、その後、室温まで
10℃/cmで降温させることによって結晶化を行っ
た。
【0037】得られた材料の外径および厚さは、焼き縮
みのため、外径約45mm、厚さ約23mmとなってい
た。この材料を切断して断面をEPMAで観察したとこ
ろ、RE1+pBa2+q(Cu1−bAg
7−x相中に0.1〜30μm程度のRE2+rBa
1+s(Cu1−dAg)O5−y相が微細に分散し
ていた。ここで、p、q、r、s、yはそれぞれ−0.
2〜0.2の値であり、xは−0.2〜0.6の値であ
った。また、bは0.0〜0.05の値であり、平均的
には0.030程度であった。さらに、dは0.0〜
0.005の値であった。また、RE2+rBa1+s
(Cu1−dAg)O5−y相の平均粒径は1.2μ
mであった。また、試料全体にわたって0.1〜100
μm程度のAgが微細に分散していた。さらに、10〜
500μmの空孔が10〜200個/mmの割合で微
細に分散していた。また、種結晶を反映して材料全体が
c軸に配向し、実質的に単結晶状の材料が得られた。ま
た、密度は理論密度7.58g/cmの90%の6.
82g/cmであった。
【0038】このように作製されたディスク状超電導体
の上部を2mm程度、下部を6mmスライス切断して、
厚さを15mmとし、外筒の研削により直径を44mm
とした。さらに、この上面以外の部分にAgペーストを
塗布し、900℃で焼成することにより50μmのAg
を被覆した。
【0039】次に、この酸化物超電導体をガス置換可能
な炉の中に設置し、ロータリーポンプで13Paまで炉
内を排気した後、炉内に酸素ガスを流し込んで、酸素分
圧が95%以上である大気圧の雰囲気にした。その後も
0.5L/minの流量で酸素ガスを炉内に流しなが
ら、室温から450℃まで10時間で昇温させ、450
℃から250℃まで200時間かけて徐冷し、250℃
から室温まで10時間で降温させてアニールを行った。
【0040】次に、温度90Kにおける熱伝導率が約1
0W/m・KのSUS304製の板75mm×75mm
×25mmに直径44.1mm、深さ15.1mmの穴
を開けて、230℃に加熱されたホットプレート上に設
置して、In97%、Ag3%の半田(融点約141
℃)を穴の内面に塗って溶かし、この中に上記で作製し
た酸化物超電導体のAgで被覆した面を設置した。その
後、超音波により酸化物超電導体に半田を浸透させ、空
孔が埋まるように接合し、図2に示すような接合体を得
た。この図2において、参照符号4は酸化物超電導体、
5は半田からなる低融点接合剤、6はSUS基板を示
す。
【0041】この接合体を液体窒素に浸して冷却し、室
温に戻し、また冷却するというヒートサイクル試験を1
0回繰り返した後、引っ張り強度を測定したところ、3
94×10Paであった。
【0042】次に、この接合体のSUS基板側に冷凍機
のコールドヘッドを接触させ、酸化物超電導体の表面の
中心付近にホール素子を設置し、13Paの真空中で外
部磁場1.5Tを加えながらコールドヘッドを室温から
温度77Kまで1時間で冷却し、5分間保持した後、磁
場を取り去って5分後に磁束密度を測定したところ、超
電導体の表面の温度も77Kとなり、最大1.1Tの捕
捉磁束密度が得られた。
【0043】さらに、この超電導体の表面側に、ロード
セルの先端に取り付けた直径39.2mm、内径16m
m、厚さ49mmのNd−Fe−B系磁石(表面最大磁
束密度0.53T)を近づけて、オートグラフによって
以下のように磁気反発力を測定した。まず、リング磁石
の軸方向とディスク状超電導体の軸方向がほぼ一致する
ように、磁石を超電導体から100mm離して設置し
た。次いで、磁石を軸方向に沿って速度5mm/min
で超電導体に近づけた。超電導体と磁石との間隔が0.
1mmとなるまで磁石を近づけて、この時発生する反発
力を測定したところ、超電導体と磁石との間隔が0.1
mmのとき、磁気反発力が206Nであり、高い磁気反
発力が得られた。
【0044】[比較例1]実施例1と同様の手法で製造
した厚さ15mmの酸化物超電導体の外筒を研削して、
外径44mmとした。次に、温度90Kにおける熱伝導
率が約1W/m・KのFRP製の板75mm×75mm
×25mmに直径44.05mm、深さ15.05mm
の穴を開けて、この酸化物超電導体を接合剤を使用せず
に嵌め込んだ。この上に温度90Kにおける熱伝導率が
約1W/m・Kの厚さ2mmのFRP製の板を被せてね
じ止めすることにより、酸化物超電導体を固定した。次
に、下側のFRP板に冷凍機のコールドヘッドを接触さ
せ、上側のFRP板の上部の酸化物超電導体の表面の中
心付近にホール素子を設置し、13Paの真空中で外部
磁場1.5Tを加えながらコールドヘッドを室温から温
度77Kまで1時間で冷却し、5分間保持した後、磁場
を取り去って5分後に磁束密度を測定したところ、熱の
伝導性が悪く、超電導体の表面の温度は79K程度であ
り、酸化物超電導体が十分に冷却されず、さらに酸化物
超電導体の表面からの距離があるために、最大0.4T
の捕捉磁束密度しか得られなかった。
【0045】さらに、この超電導体の表面側に、ロード
セルの先端に取り付けた直径39.2mm、内径16m
m、厚さ49mmのNd−Fe−B系磁石(表面最大磁
束密度0.53T)を近づけて、オートグラフによって
以下のように磁気反発力を測定した。まず、リング磁石
の軸方向とディスク状超電導体の軸方向がほぼ一致する
ように、磁石を超電導体から100mm離して設置し
た。次いで、磁石を軸方向に沿って速度5mm/min
で超電導体に近づけた。超電導体と磁石との間隔が0.
1mmとなるまで磁石を近づけて、この時発生する反発
力を測定したところ、超電導体と磁石との間隔が0.1
mmのとき、磁気反発力が78Nであり、磁気反発力は
低かった。
【0046】[比較例2]実施例1において、超電導体
をBi2223相の焼結体に変えて、他は同様にして接
合体を作製した。
【0047】この接合体を液体窒素に浸して冷却し、室
温に戻し、また冷却するというヒートサイクル試験を1
0回繰り返した後、引っ張り強度を測定したところ、3
9×10Paと低かった。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
RE1+pBa2+q(Cu1−bAg7−x
(REは1種または2種以上の希土類金属元素、−0.
2≦p≦0.2、−0.2≦q≦0.2、0≦b≦0.
05、−0.2≦x≦0.6)相中に、RE2+rBa
1+s(Cu1−dAg)O5−y相およびRE4+
Ba2+s(Cu1−dAg10−y相(−
0.2≦r≦0.2、−0.2≦s≦0.2、0≦d≦
0.005、−0.2≦y≦0.2)の少なくとも一方
の相が微細に分散した酸化物超電導体と、90Kにおけ
る熱伝導率が1W/m・Kよりも大きい熱伝導性部材と
を、300℃以下の融点の金属からなる接合剤により接
合することにより、酸化物超電導体をシステムに組み込
む際に加工しやすく、熱伝導性の高い金属部材と酸化物
超電導体とを密着強度および熱伝導性が高くなるように
接合して、電気特性および磁気特性が高い接合体を得る
ことができるとともに、酸化物超電導体を組込んだシス
テムを簡素化し、高効率化することができる。
【0049】また、この酸化物超電導体に10〜500
μmの空孔を分散させると、この空孔に接合剤が浸透し
て、低融点金属との密着強度を向上させることができ
る。また、この空孔を酸化物超電導体の密度が理論密度
の85〜95%となる程度に分散させると、超電導特性
を損なうことなく、機械強度および密着強度の強い接合
体を得ることができる。さらに、この酸化物超電導体に
1〜60wt%のAgを添加することにより、接合剤と
のぬれ性が向上し、密着強度および熱伝導性を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1において製造した接合体の断面を模式
的に示す図。
【図2】実施例3において製造した接合体の断面を模式
的に示す図。
【符号の説明】
1、4 酸化物超電導体 2、5 低融点接合剤 3 銅基板 6 SUS基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷山 秀悦 東京都千代田区丸の内一丁目8番2号 同 和鉱業株式会社内 (72)発明者 長屋 重夫 愛知県名古屋市緑区大高町字北関山20番地 の1 中部電力株式会社電力技術研究所内 Fターム(参考) 4G026 BA02 BB22 BB26 BC01 BD14 BF13 BG02 BH07 4G047 JA02 JB04 JB06 JC02 JC03 KB01 KC06 LA10 4M113 AC48 AD36 AD45 BA21 BA29 CA34

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 RE1+pBa2+q(Cu1−bAg
    7−x(REは1種または2種以上の希土類金
    属元素、−0.2≦p≦0.2、−0.2≦q≦0.
    2、0≦b≦0.05、−0.2≦x≦0.6)相中
    に、RE2+rBa1+s(Cu1−dAg)O
    5−y相およびRE4+rBa2+s(Cu 1−dAg
    10−y相(−0.2≦r≦0.2、−0.2
    ≦s≦0.2、0≦d≦0.005、−0.2≦y≦
    0.2)の少なくとも一方の相が微細に分散した酸化物
    超電導体と、90Kにおける熱伝導率が1W/m・Kよ
    りも大きい熱伝導性部材と、前記酸化物超電導体と前記
    熱伝導性部材を接合する300℃以下の融点の金属から
    なる接合剤とから構成される接合体。
  2. 【請求項2】 前記酸化物超電導体に10μm乃至50
    0μmの空孔が分散して存在することを特徴とする、請
    求項1に記載の接合体。
  3. 【請求項3】 前記酸化物超電導体の密度が理論密度の
    85%乃至95%であることを特徴とする、請求項1ま
    たは2に記載の接合体。
  4. 【請求項4】 前記酸化物超電導体が1wt%乃至60
    wt%のAgを含むことを特徴とする、請求項1乃至3
    のいずれかに記載の接合体。
  5. 【請求項5】 前記酸化物超電導体が、Pt、Pd、R
    u、Rh、Ir、Os、ReおよびCeの金属およびこ
    れらの化合物から選ばれる1種以上を0.05wt%乃
    至5wt%(化合物の場合はその金属のみの元素重量で
    示す)含むことを特徴とする、請求項1乃至4のいずれ
    かに記載の接合体。
  6. 【請求項6】 バルクマグネット、磁気シールド体、電
    流リード、磁気搬送部品または軸受け部品として使用さ
    れることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれかに記
    載の接合体。
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