JP2001114029A - 車載用情報受信表示装置および方法 - Google Patents
車載用情報受信表示装置および方法Info
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- JP2001114029A JP2001114029A JP29966899A JP29966899A JP2001114029A JP 2001114029 A JP2001114029 A JP 2001114029A JP 29966899 A JP29966899 A JP 29966899A JP 29966899 A JP29966899 A JP 29966899A JP 2001114029 A JP2001114029 A JP 2001114029A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 車の走行中に点滅する画像や動画像を受信し
表示すると、車の運転に支障をきたす。 【解決手段】 車の走行中に、重要度コード検出部１４
が受信した情報の中に重要度コードを検出するか、また
は情報を作成した文法から情報に点滅表示情報または動
画情報の存在を検出すると、それらの情報に規制を加え
て表示し、運転に支障をきたすことを防止する。
表示すると、車の運転に支障をきたす。 【解決手段】 車の走行中に、重要度コード検出部１４
が受信した情報の中に重要度コードを検出するか、また
は情報を作成した文法から情報に点滅表示情報または動
画情報の存在を検出すると、それらの情報に規制を加え
て表示し、運転に支障をきたすことを防止する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行中の車載情報
の表示に規制を加え、運転に支障をきたす表示を排除す
る車載用情報受信表示装置および情報受信表示方法を用
いた装置に関するものである。
の表示に規制を加え、運転に支障をきたす表示を排除す
る車載用情報受信表示装置および情報受信表示方法を用
いた装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】カーナビゲーションに代表されるよう
に、車の運転者に対して、映像情報を提供するシステム
が普及している。このような事情を鑑みて、運転者にた
いする映像情報の表示に規制を加える技術が開示されて
いる。
に、車の運転者に対して、映像情報を提供するシステム
が普及している。このような事情を鑑みて、運転者にた
いする映像情報の表示に規制を加える技術が開示されて
いる。
【０００３】特開平８−２８８８７２号公報には、車載
用ＦＭ多重放送受信機において、走行中にはＦＭ多重放
送信号検出手段による検出信号が固定表示以外の情報は
すべて表示を禁止することが開示されている。
用ＦＭ多重放送受信機において、走行中にはＦＭ多重放
送信号検出手段による検出信号が固定表示以外の情報は
すべて表示を禁止することが開示されている。
【０００４】また、特開平９−６３２５７号公報には、
車載用マルチメディアプレーヤにおいて、車両が走行中
か否か、表示情報が動画か静止画か、そのプレーヤの設
置場所は前席か後席かを判断し、前席であれば走行中の
動画情報は表示を禁止し、表示情報がカーナビゲーショ
ンの場合は上記の表示禁止は行わず、マルチメディアプ
レーヤでディスクの再生をする場合は、そのディスクの
コンテンツの種類（音楽、ゲーム、カーナビ、ビデオ
等）により映像表示に規制を加えている。
車載用マルチメディアプレーヤにおいて、車両が走行中
か否か、表示情報が動画か静止画か、そのプレーヤの設
置場所は前席か後席かを判断し、前席であれば走行中の
動画情報は表示を禁止し、表示情報がカーナビゲーショ
ンの場合は上記の表示禁止は行わず、マルチメディアプ
レーヤでディスクの再生をする場合は、そのディスクの
コンテンツの種類（音楽、ゲーム、カーナビ、ビデオ
等）により映像表示に規制を加えている。
【０００５】近年モバイル情報技術の進歩が目覚まし
く、音声情報のみでなくあらゆる映像情報、文字情報ま
たは図形情報を車内で入手することへの要望が高くなっ
ている。それに伴い移動体向け情報提供機関も急速に完
備されつつある。電気通信技術審議会による「２.６Ｇ
Ｈｚ帯の電波を使用する衛星デジタル音声放送システム
の技術的条件」が郵政省へ答申されたのはその顕著な一
例である。
く、音声情報のみでなくあらゆる映像情報、文字情報ま
たは図形情報を車内で入手することへの要望が高くなっ
ている。それに伴い移動体向け情報提供機関も急速に完
備されつつある。電気通信技術審議会による「２.６Ｇ
Ｈｚ帯の電波を使用する衛星デジタル音声放送システム
の技術的条件」が郵政省へ答申されたのはその顕著な一
例である。
【０００６】このような中で日本に於いては交通渋滞情
報提供サービスであるＶＩＣＳサービスが既に実施され
ている。このＶＩＣＳサービスは車載情報のための情報
であり、車の運転に支障をきたすような情報は含まれて
いない。
報提供サービスであるＶＩＣＳサービスが既に実施され
ている。このＶＩＣＳサービスは車載情報のための情報
であり、車の運転に支障をきたすような情報は含まれて
いない。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】マルチメディア情報を
はじめとする各種情報を入手できる車載情報機器の要望
は日増しに増加しており、上記衛星デジタル音声放送シ
ステムにおいては、多彩な情報が放送されることが予想
される。車載情報機器の主要目的はカーナビゲーション
をはじめ交通渋滞情報の入手であり、車のダッシュボー
ド近辺に設置されるケースが多い。このような場合に、
動画や注意を惹くための文字や図形の点滅動作等が多く
含まれている情報を表示すると、表示画像が変動し運転
者が気をとられ、車の運転に支障をきたす恐れがある。
はじめとする各種情報を入手できる車載情報機器の要望
は日増しに増加しており、上記衛星デジタル音声放送シ
ステムにおいては、多彩な情報が放送されることが予想
される。車載情報機器の主要目的はカーナビゲーション
をはじめ交通渋滞情報の入手であり、車のダッシュボー
ド近辺に設置されるケースが多い。このような場合に、
動画や注意を惹くための文字や図形の点滅動作等が多く
含まれている情報を表示すると、表示画像が変動し運転
者が気をとられ、車の運転に支障をきたす恐れがある。
【０００８】このような危険を防止するために、上記特
許公開された技術を適用して一律に表示を制限すると、
必要な情報までもが得られないという課題がある。
許公開された技術を適用して一律に表示を制限すると、
必要な情報までもが得られないという課題がある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明の車載用情報受信
表示装置は、情報信号を受信し、その信号を一時記憶す
る受信手段と、情報を表示する表示手段と、動的表示さ
れるべき情報を検出する動的表示検出手段と、表示規制
手段と、車の走行状態を検出する走行検出手段とを具備
し、前記走行検出手段および動的表示検出手段の出力に
もとづき、前記表示規制手段によって受信した情報の表
示手段による表示に制限を加える車載用情報受信表示装
置であって、受信した情報に重要度コードがあることを
検出する重要度コード検出手段とをさらに具備し、重要
度コード検出手段の出力にもとづき、受信した情報の表
示に規制を加えて表示する構成を有している。
表示装置は、情報信号を受信し、その信号を一時記憶す
る受信手段と、情報を表示する表示手段と、動的表示さ
れるべき情報を検出する動的表示検出手段と、表示規制
手段と、車の走行状態を検出する走行検出手段とを具備
し、前記走行検出手段および動的表示検出手段の出力に
もとづき、前記表示規制手段によって受信した情報の表
示手段による表示に制限を加える車載用情報受信表示装
置であって、受信した情報に重要度コードがあることを
検出する重要度コード検出手段とをさらに具備し、重要
度コード検出手段の出力にもとづき、受信した情報の表
示に規制を加えて表示する構成を有している。
【００１０】この構成により、車両の走行中には、車両
の運転に支障をきたすような文字、図形または動画情報
の表示には規制を加え、安全な運転が行えるようにする
ことができる車載用情報受信表示装置を実現することが
できる。
の運転に支障をきたすような文字、図形または動画情報
の表示には規制を加え、安全な運転が行えるようにする
ことができる車載用情報受信表示装置を実現することが
できる。
【００１１】また、本発明の車載用情報受信表示方法
は、車両内で情報を表示する方法において、情報を受信
する受信ステップと、車両の走行状態を検出するステッ
プと、受信した情報からその情報の重要度を示す重要度
コードを検出するステップと、受信した情報から動的表
示の有無を検出するステップと、車が走行中であり、か
つ、動的表示情報がある場合には、その部分の表示に規
制を加えて表示するステップとから構成されている。こ
の構成により、この構成により、車両の走行中には、車
両の運転に支障をきたすような文字、図形または動画情
報の表示には規制を加え、安全な運転が行えるようにす
ることができる車載用情報受信表示方法を実現できる。
は、車両内で情報を表示する方法において、情報を受信
する受信ステップと、車両の走行状態を検出するステッ
プと、受信した情報からその情報の重要度を示す重要度
コードを検出するステップと、受信した情報から動的表
示の有無を検出するステップと、車が走行中であり、か
つ、動的表示情報がある場合には、その部分の表示に規
制を加えて表示するステップとから構成されている。こ
の構成により、この構成により、車両の走行中には、車
両の運転に支障をきたすような文字、図形または動画情
報の表示には規制を加え、安全な運転が行えるようにす
ることができる車載用情報受信表示方法を実現できる。
【００１２】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の車載用情報
受信表示装置は、図１に示すように、移動体通信または
放送の信号を受信し、その信号を一時記憶する受信部１
１、受信した情報に表示規制を加えるか否かを含めた表
示規制の基準をデータベースとして格納している記憶部
１２、車の走行状態を検出する走行検出部１３、受信し
た情報に重要度コードが付加されていることの検出を行
う重要度コード検出部１４、受信した情報に動的な表示
が含まれているかどうかを検出する動的表示検出部１
５、前記記憶部１２と前記走行検出部１３と重要度コー
ド検出部１４からの情報により受信情報の表示の要否を
含めた表示規制の内容を決定する表示規制部１６、前記
走行検出部１３と前記表示規制部１６の情報により前記
受信情報に信号処理を行い表示規制を行う制御部１７、
前記制御部１７から出力される情報を表示する表示部１
８、文字情報を音声情報に変換する音声変換部１９およ
び変換された音声を出力する音声出力部２０から構成さ
れている。
受信表示装置は、図１に示すように、移動体通信または
放送の信号を受信し、その信号を一時記憶する受信部１
１、受信した情報に表示規制を加えるか否かを含めた表
示規制の基準をデータベースとして格納している記憶部
１２、車の走行状態を検出する走行検出部１３、受信し
た情報に重要度コードが付加されていることの検出を行
う重要度コード検出部１４、受信した情報に動的な表示
が含まれているかどうかを検出する動的表示検出部１
５、前記記憶部１２と前記走行検出部１３と重要度コー
ド検出部１４からの情報により受信情報の表示の要否を
含めた表示規制の内容を決定する表示規制部１６、前記
走行検出部１３と前記表示規制部１６の情報により前記
受信情報に信号処理を行い表示規制を行う制御部１７、
前記制御部１７から出力される情報を表示する表示部１
８、文字情報を音声情報に変換する音声変換部１９およ
び変換された音声を出力する音声出力部２０から構成さ
れている。
【００１３】次に、以上のように構成された車載用情報
受信表示装置の動作について図１〜図３を用いて説明す
る。図２は情報伝送信号の１例を示し、図３は本発明の
車載用情報受信表示装置の動作を示すフローチャートで
ある。
受信表示装置の動作について図１〜図３を用いて説明す
る。図２は情報伝送信号の１例を示し、図３は本発明の
車載用情報受信表示装置の動作を示すフローチャートで
ある。
【００１４】情報の重要度を示す重要度コードは図２に
示すように信号のヘッダーの後に付加されて送信され
る。これは１例でありヘッダーの中に付加する等、他の
方式とすることもできる。
示すように信号のヘッダーの後に付加されて送信され
る。これは１例でありヘッダーの中に付加する等、他の
方式とすることもできる。
【００１５】先ず、受信部１１が前記移動体通信または
放送の信号を受信し、それを記憶し（Ｓ１）、走行検出
部１３が車が走行中であるか否かを検出し（Ｓ２）、停
車中であれば、受信した前記信号による情報には表示の
規制はなされず、その情報は表示部１８へ出力され、表
示される（Ｓ３）。車の走行状態は、例えば、図示され
ていないサイドブレーキに連動しているパーキングラン
プのスイッチの状態から検出することができる。車が走
行中であれば、重要度コード検出部１４が、受信し記憶
されている信号に重要度コードが付加されているか否か
を検出し（Ｓ４）、重要度コードが付加されていれば、
その情報に文字および／または図形の点滅情報または動
画情報などの動的表示情報が含まれているか否かを動的
表示検出部１５が確認し（Ｓ５）、その情報に動的表示
が含まれていなければ、その情報は表示規制されること
ことなく表示部１８で表示される（Ｓ３）。
放送の信号を受信し、それを記憶し（Ｓ１）、走行検出
部１３が車が走行中であるか否かを検出し（Ｓ２）、停
車中であれば、受信した前記信号による情報には表示の
規制はなされず、その情報は表示部１８へ出力され、表
示される（Ｓ３）。車の走行状態は、例えば、図示され
ていないサイドブレーキに連動しているパーキングラン
プのスイッチの状態から検出することができる。車が走
行中であれば、重要度コード検出部１４が、受信し記憶
されている信号に重要度コードが付加されているか否か
を検出し（Ｓ４）、重要度コードが付加されていれば、
その情報に文字および／または図形の点滅情報または動
画情報などの動的表示情報が含まれているか否かを動的
表示検出部１５が確認し（Ｓ５）、その情報に動的表示
が含まれていなければ、その情報は表示規制されること
ことなく表示部１８で表示される（Ｓ３）。
【００１６】動的表示の有無の検出は、時間的に連続す
る画面情報の変化を検出することによって可能である。
動的表示が含まれていれば、その情報は動画情報か否か
を確認し（Ｓ６）、動画情報であれば、図示されていな
い車載用情報受信表示装置の設定手段で動画を静止画に
変換して表示するように設定されていているか否かを確
認し（Ｓ７）、静止画表示に設定されていなければ、前
記表示規制部１６がその動画情報を前記記憶部１２に格
納されているデータベースに照合してその再生を停止す
ることを決定し、制御部１７がその情報を表示すること
を禁止する（Ｓ８）。静止画表示の設定がなされていれ
ば、図示されていない動画を静止画に変換する手段でそ
の動画情報を予め定めた時間間隔で切り替わる静止画像
に変換し、制御部１７がその静止画情報を表示部１８で
表示する（Ｓ９）。
る画面情報の変化を検出することによって可能である。
動的表示が含まれていれば、その情報は動画情報か否か
を確認し（Ｓ６）、動画情報であれば、図示されていな
い車載用情報受信表示装置の設定手段で動画を静止画に
変換して表示するように設定されていているか否かを確
認し（Ｓ７）、静止画表示に設定されていなければ、前
記表示規制部１６がその動画情報を前記記憶部１２に格
納されているデータベースに照合してその再生を停止す
ることを決定し、制御部１７がその情報を表示すること
を禁止する（Ｓ８）。静止画表示の設定がなされていれ
ば、図示されていない動画を静止画に変換する手段でそ
の動画情報を予め定めた時間間隔で切り替わる静止画像
に変換し、制御部１７がその静止画情報を表示部１８で
表示する（Ｓ９）。
【００１７】また、必要に応じて静止画に変換して表示
したことを音で知らせることもできる。
したことを音で知らせることもできる。
【００１８】また、ステップ６でその情報が動画情報で
なければ、前記コード検出部１４はその情報が文字情報
か否かを確認し（Ｓ１０）、文字情報であれば、前記表
示規制部１６がその点滅表示される文字情報を前記記憶
部１２に格納されているデータベースに照合して、点滅
動作を停止し、その文字を拡大して表示することを決定
し、前記制御部１７がその情報の点滅を停止し、文字を
拡大して表示部１８に出力する（Ｓ１１）。更に、前記
音声変換部１９が点滅する文字情報を音声に変換し、音
声出力部２０がその変換された音声情報を出力する（Ｓ
１２）。ステップ１０での確認で情報が文字情報でなく
図形情報であれば、前記前記表示規制部１６がその点滅
表示される図形情報を前記記憶部１２に格納されている
データベースに照合して、図形を簡略化して表示するこ
とを決定し、前記制御部１７がその図形の点滅を停止さ
せた上でその図形を簡略化して表示部１８で表示する
（Ｓ１５）。簡略化の一例として図形の輪郭のみを表示
することができる。
なければ、前記コード検出部１４はその情報が文字情報
か否かを確認し（Ｓ１０）、文字情報であれば、前記表
示規制部１６がその点滅表示される文字情報を前記記憶
部１２に格納されているデータベースに照合して、点滅
動作を停止し、その文字を拡大して表示することを決定
し、前記制御部１７がその情報の点滅を停止し、文字を
拡大して表示部１８に出力する（Ｓ１１）。更に、前記
音声変換部１９が点滅する文字情報を音声に変換し、音
声出力部２０がその変換された音声情報を出力する（Ｓ
１２）。ステップ１０での確認で情報が文字情報でなく
図形情報であれば、前記前記表示規制部１６がその点滅
表示される図形情報を前記記憶部１２に格納されている
データベースに照合して、図形を簡略化して表示するこ
とを決定し、前記制御部１７がその図形の点滅を停止さ
せた上でその図形を簡略化して表示部１８で表示する
（Ｓ１５）。簡略化の一例として図形の輪郭のみを表示
することができる。
【００１９】また、必要に応じて図形を簡略化したこと
を音で知らせることもできる。
を音で知らせることもできる。
【００２０】以下、車載情報受信表示装置に向けて提供
される情報がインターネットのホームページ、デジタル
放送におけるデータ放送などで使われているＨＴＭＬ
（Hyper Text Markup Language）に代表される表示
識別子（タグ）付き言語を用いて表記された例を用いて
説明する。この場合には、動的表示の検出はタグを解読
することによって簡単に可能である。また拡大する文字
を決定する場合も同様である。
される情報がインターネットのホームページ、デジタル
放送におけるデータ放送などで使われているＨＴＭＬ
（Hyper Text Markup Language）に代表される表示
識別子（タグ）付き言語を用いて表記された例を用いて
説明する。この場合には、動的表示の検出はタグを解読
することによって簡単に可能である。また拡大する文字
を決定する場合も同様である。
【００２１】前記ステップ４において、重要度コードが
付加されていないと判断された場合には、動的表示検出
部がその情報の作成に使用された言語の文法にもとづき
その情報を分析し、その情報に点滅表示情報または動画
情報が含まれているか否かを判断する（Ｓ１３）。文法
でこの判断をする例をＨＴＭＬを用いて説明する。情報
の中にＨＴＭＬの点滅タグである＜ＢＬＩＮＫ＞と＜／
ＢＬＩＮＫ＞で囲まれた要素があれば、その部分が点滅
表示される部分である。また、タグ＜ＩＭＧＤＹＮＳＲ
Ｃ＝”ＡＡＡ．ａｖｉ”＞で示されたファイルＡＡＡ.
ａｖｉが動画情報として表示される部分である。従っ
て、動的表示検出部１５はこれらのタグの存在を確認す
ることで点滅情報または動画情報の有無を確認すること
ができる。
付加されていないと判断された場合には、動的表示検出
部がその情報の作成に使用された言語の文法にもとづき
その情報を分析し、その情報に点滅表示情報または動画
情報が含まれているか否かを判断する（Ｓ１３）。文法
でこの判断をする例をＨＴＭＬを用いて説明する。情報
の中にＨＴＭＬの点滅タグである＜ＢＬＩＮＫ＞と＜／
ＢＬＩＮＫ＞で囲まれた要素があれば、その部分が点滅
表示される部分である。また、タグ＜ＩＭＧＤＹＮＳＲ
Ｃ＝”ＡＡＡ．ａｖｉ”＞で示されたファイルＡＡＡ.
ａｖｉが動画情報として表示される部分である。従っ
て、動的表示検出部１５はこれらのタグの存在を確認す
ることで点滅情報または動画情報の有無を確認すること
ができる。
【００２２】さらにこの場合には、拡大もしくは音声出
力する文字の範囲は、ＨＴＭＬの大見出しタグの＜Ｈ１
＞から＜／Ｈ１＞で囲まれる範囲内にとどめるか、中見
出しタグの＜Ｈ２＞から＜／Ｈ２＞で囲まれる範囲内も
含めるかは予め設定しておくことができる。
力する文字の範囲は、ＨＴＭＬの大見出しタグの＜Ｈ１
＞から＜／Ｈ１＞で囲まれる範囲内にとどめるか、中見
出しタグの＜Ｈ２＞から＜／Ｈ２＞で囲まれる範囲内も
含めるかは予め設定しておくことができる。
【００２３】ステップ１３での確認の結果、点滅表示情
報も動画情報も含まれていない場合は、その情報は表示
規制されることなく表示部１８で表示される（Ｓ１
４）。点滅情報または動画情報の存在が確認されると、
ステップ６へ移り、以降はステップ６〜１２の処理が行
われる。これら各ステップの作用は前記のものと同じで
あり、それらの説明は省略する。なお、従来のアナログ
テレビ放送などのように、重要度コードおよび表示識別
子付き言語が含まれて含まれていない情報の場合には、
一律に表示、非表示を設定すればよい。
報も動画情報も含まれていない場合は、その情報は表示
規制されることなく表示部１８で表示される（Ｓ１
４）。点滅情報または動画情報の存在が確認されると、
ステップ６へ移り、以降はステップ６〜１２の処理が行
われる。これら各ステップの作用は前記のものと同じで
あり、それらの説明は省略する。なお、従来のアナログ
テレビ放送などのように、重要度コードおよび表示識別
子付き言語が含まれて含まれていない情報の場合には、
一律に表示、非表示を設定すればよい。
【００２４】前記ステップ４で重要度コードを検出した
場合に、前記音声変換手段１９または図示されていない
音信号発生手段を用いて重要度コードを受信したことを
運転に支障をきたす恐れの少ない音で知らせることもで
きる。
場合に、前記音声変換手段１９または図示されていない
音信号発生手段を用いて重要度コードを受信したことを
運転に支障をきたす恐れの少ない音で知らせることもで
きる。
【００２５】以上のように、本発明による車載用情報受
信表示装置は車の走行中に重要な情報を受信した場合、
車の運転に支障をきたさないようにその情報を処理して
表示することができる。
信表示装置は車の走行中に重要な情報を受信した場合、
車の運転に支障をきたさないようにその情報を処理して
表示することができる。
【００２６】また、本発明による車載用情報受信表示装
置は車の走行中に重要情報を受信した場合、車の運転に
支障をきたさないように、音声でそれを知らせることが
できる。
置は車の走行中に重要情報を受信した場合、車の運転に
支障をきたさないように、音声でそれを知らせることが
できる。
【００２７】以上の説明では、重要度コード検出部は、
重要度コードの検出、情報の中の点滅する情報または動
画情報の検出、およびその情報は動画像、文字または図
形情報かの識別、および、文字情報を音声に変換して出
力する機能を有しているが、これらはそれぞれ独立した
手段で処理することもできるし、それらのうちの複数の
機能を選択的に具備することもできる。
重要度コードの検出、情報の中の点滅する情報または動
画情報の検出、およびその情報は動画像、文字または図
形情報かの識別、および、文字情報を音声に変換して出
力する機能を有しているが、これらはそれぞれ独立した
手段で処理することもできるし、それらのうちの複数の
機能を選択的に具備することもできる。
【００２８】また、情報を作成する言語にＨＴＭＬを用
いて説明したが、これに限られたものではない。
いて説明したが、これに限られたものではない。
【００２９】更に、以上説明した車載用情報受信表示装
置は表示部と音声出力部を本体部と一体化しているが、
これらを分離した車載用情報受信表示装置もあり得る。
置は表示部と音声出力部を本体部と一体化しているが、
これらを分離した車載用情報受信表示装置もあり得る。
【００３０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による車載
用情報受信表示装置は重要な情報と位置づけられた情
報、または、重要であるがゆえに点滅情報または動画像
情報にされた情報を車の走行中に受信したとき、点滅動
作の停止、表示文字の拡大、表示図形の簡略化、動画情
報の非表示、または、動画情報の間欠静止画変換表示等
の処理を施し、車の運転に支障をきたさないように情報
を伝達することができる。
用情報受信表示装置は重要な情報と位置づけられた情
報、または、重要であるがゆえに点滅情報または動画像
情報にされた情報を車の走行中に受信したとき、点滅動
作の停止、表示文字の拡大、表示図形の簡略化、動画情
報の非表示、または、動画情報の間欠静止画変換表示等
の処理を施し、車の運転に支障をきたさないように情報
を伝達することができる。
【００３１】更に、本発明による車載用情報受信表示装
置は、車の走行中に重要な情報と位置づけられた情報、
または、重要であるがゆえに点滅情報された情報を受信
したとき、車の運転に、より支障をきたさない音声情報
に変換してそれを運転者に知らせることができる。
置は、車の走行中に重要な情報と位置づけられた情報、
または、重要であるがゆえに点滅情報された情報を受信
したとき、車の運転に、より支障をきたさない音声情報
に変換してそれを運転者に知らせることができる。
【図１】本発明による車載用情報受信表示装置の構成図
【図２】本発明による車載用情報受信表示装置で受信さ
れる重要度コードを説明する図
れる重要度コードを説明する図
【図３】本発明による車載用情報受信表示装置の動作を
説明するフローチャート
説明するフローチャート
１１ 受信部 １２ 記憶部 １３ 走行検出部 １４ 重要度コード検出部 １５ 動的表示検出部 １６ 表示規制部 １７ 制御部 １８ 表示部 １９ 音声変換部 ２０ 音声出力部
Claims (15)
- 【請求項１】 情報を受信する受信手段と、前記受信し
た情報を表示する表示手段と、動的表示されるべき情報
を検出する動的表示検出手段と、表示規制手段と、車の
走行状態を検出する走行検出手段とを具備し、前記走行
検出手段および前記動的表示検出手段の出力にもとづ
き、前記表示規制手段によって、前記受信した情報の表
示に制限を加える車載用情報受信表示装置であって、受
信した情報に重要度コードが含まれることを検出する重
要度コード検出手段を具備し、前記表示規制手段はさら
に前記重要度コード検出手段の出力に制御されることを
特徴とする車載用情報受信表示装置。 - 【請求項２】 動的表示検出手段は、送られた画面を表
示した場合、画面の少なくとも一部に動画または点滅部
分があることを検出するものであることを特徴とする特
許請求の範囲第１項記載の車載用情報受信表示装置。 - 【請求項３】 情報を受信する受信手段と、前記情報を
表示する表示手段と、動的表示されるべき情報を検出す
る動的表示検出手段と、表示規制手段と、車の走行状態
を検出する走行検出手段とを具備し、前記走行検出手段
および前記動的表示検出手段の出力にもとづき、前記表
示規制手段によって前記受信した情報の表示に制限を加
える車載用情報受信表示装置であって、前記動的表示検
出手段は、前記受信した情報に含まれる表示識別子付き
言語において、その文法を解釈し表示した場合、画面の
一部に動画または点滅部分があることを検出するもので
あることを特徴とする車載用情報受信表示装置。 - 【請求項４】 表示規制データベースを格納する記憶手
段をさらに具備し、表示規制手段によって受信した情報
の表示手段による表示に制限を加える際に、表示規制デ
ータベースに格納されている情報を参照することを特徴
とする特許請求の範囲第１項および第３項記載の車載用
情報受信表示装置。 - 【請求項５】 表示規制の機能に点滅動作の停止を含む
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項または第３項記
載の車載用情報受信表示装置。 - 【請求項６】 表示規制の機能に拡大表示を含むことを
特徴とする特許請求の範囲第１項および第３項記載の車
載用情報受信表示装置。 - 【請求項７】 拡大する範囲は、表示識別子を参照して
決定することを特徴とする特許請求の範囲第３項記載の
車載用情報受信表示装置。 - 【請求項８】 表示規制の機能に簡略化表示を含むこと
を特徴とする特許請求の範囲第１項および第３項記載の
車載用情報受信表示装置。 - 【請求項９】 表示規制の機能に動画情報の再生を禁止
することを含むことを特徴とする特許請求の範囲第１項
および第３項記載の車載用情報受信表示装置。 - 【請求項１０】 表示規制の機能に動画情報を予め定め
られた時間間隔で切り替わる静止画像として表示するこ
とを含むことを特徴とする特許請求の範囲第１項および
第３項記載の車載用情報受信表示装置。 - 【請求項１１】 重要度コードを受信したことを音にし
て出力する手段とを有し、車の走行中に、前記重要度コ
ード検出手段が重要度コードを検出した場合には、重要
度コードを受信したことを音で出力することを特徴とす
る特許請求の範囲第１項記載の車載用情報受信表示装
置。 - 【請求項１２】 文字情報を音声情報に変換する音声変
換手段と、変換された音声を出力する音声出力手段とを
有し、表示規制された文字情報を音声で読み上げること
を特徴とする請求項１または３記載の車載用情報受信表
示装置。 - 【請求項１３】 文字情報を音声情報に変換する音声変
換手段と、変換された音声を出力する音声出力手段とを
有し、前記重要度コード検出手段が前記情報の中に点滅
表示する文字情報を検出した場合は、前記表示規制の内
容はその点滅動作を停止し、その文字情報を音声情報に
変換して出力することであることを特徴とする請求項３
または４記載の車載用情報受信表示装置。 - 【請求項１４】 車載用情報受信表示方法であって、情
報を受信する受信ステップと、車両の走行状態を検出す
るステップと、受信した情報からその情報の重要度を示
す重要度コードを検出するステップと、受信した情報か
ら動的表示の有無を検出するステップと、車が走行中で
あり、かつ動的表示情報がある場合には、その部分の表
示に規制を加えて表示するステップとを有する車載用情
報受信表示方法。 - 【請求項１５】 車載用情報受信表示方法であって、情
報を受信する受信ステップと、車両の走行状態を検出す
るステップと、受信した情報を作成した言語の文法から
動的表示の有無を検出するステップと、車両が走行中で
あり、かつ動的表示情報がある場合には、その部分の表
示に規制を加えて表示するステップとを有することを特
徴とする車載用情報受信表示方法。
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|---|---|---|---|
| JP29966899A JP4258915B2 (ja) | 1999-10-21 | 1999-10-21 | 車載用情報受信表示装置および方法 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29966899A JP4258915B2 (ja) | 1999-10-21 | 1999-10-21 | 車載用情報受信表示装置および方法 |
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| JP2001114029A true JP2001114029A (ja) | 2001-04-24 |
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Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004170086A (ja) * | 2002-11-15 | 2004-06-17 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用情報提供装置 |
| JP2007083873A (ja) * | 2005-09-22 | 2007-04-05 | Alpine Electronics Inc | 車載表示装置およびこれに用いる車載プロキシサーバ |
| JP2008288675A (ja) * | 2007-05-15 | 2008-11-27 | Denso Corp | 車載無線受信装置 |
| FR2982987A1 (fr) * | 2011-11-23 | 2013-05-24 | Wikango | Systeme electronique d'aide a la conduite a parametrage geolocalise |
| KR20140005454A (ko) * | 2012-07-04 | 2014-01-15 | 엘지전자 주식회사 | 이동 단말기, 차량에 부착된 영상표시장치 및 이들을 이용한 데이터 처리 방법 |
| US8682524B2 (en) | 2008-07-30 | 2014-03-25 | Fujitsu Limited | View control system and view control method |
| WO2014080952A1 (ja) | 2012-11-21 | 2014-05-30 | クラリオン株式会社 | 情報処理装置、および、そのブラウザ制御方法 |
-
1999
- 1999-10-21 JP JP29966899A patent/JP4258915B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| KR101599856B1 (ko) * | 2012-07-04 | 2016-03-04 | 엘지전자 주식회사 | 이동 단말기, 차량에 부착된 영상표시장치 및 이들을 이용한 데이터 처리 방법 |
| WO2014080952A1 (ja) | 2012-11-21 | 2014-05-30 | クラリオン株式会社 | 情報処理装置、および、そのブラウザ制御方法 |
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| Publication number | Publication date |
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| JP4258915B2 (ja) | 2009-04-30 |
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