JP2001113958A - 車両用日除け - Google Patents

車両用日除け

Info

Publication number
JP2001113958A
JP2001113958A JP29486599A JP29486599A JP2001113958A JP 2001113958 A JP2001113958 A JP 2001113958A JP 29486599 A JP29486599 A JP 29486599A JP 29486599 A JP29486599 A JP 29486599A JP 2001113958 A JP2001113958 A JP 2001113958A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle body
cover
vehicle
temperature
car body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP29486599A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Kuroshima
彬 黒島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP29486599A priority Critical patent/JP2001113958A/ja
Publication of JP2001113958A publication Critical patent/JP2001113958A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tents Or Canopies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車等の車両用の日除けに関し、日射によ
る車体表面や車内の温度上昇の低減作用を向上させる。 【解決手段】 支柱1は自動車の車体6上に起立させて
設置する。横棒2は車体6の左右方向に並べて立てられ
ている支柱1の間を橋渡しして設置する。カバー3は車
体6への日射を遮るものであり、支柱1間に渡設した横
棒2で支えられて設置される。この構成により車体6と
カバー3との間には空隙Sが得られる。空隙S内の空気
は外気と換気されるので、空隙Sの温度がほぼ外気温に
近い温度に保たれ、日射による車体表面や車内の温度上
昇が抑えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両用
の日除けに関し、特に日射による車体表面や車内の温度
上昇を低減させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】自動車
を直射日光の下に駐車すると車体表面や車内の温度は上
昇する。特に夏季の炎天下などではこの温度上昇は許容
できないほどのものがあり、乗車時に不快感を感じた
り、また塗装の劣化などといった車体への影響も無視で
きない。
【0003】車体の保護のために車体全体を覆ってしま
う自動車用カバーが市販されている。このような自動車
用カバーを使用した場合、直射日光を遮ることによるあ
る程度の効果は期待できるが、温度上昇を低減させる作
用は十分と言えるものではなかった。
【0004】以上の問題を鑑み、自動車等の車両用の日
除けに関し、日射による車体表面や車内の温度上昇の低
減作用を向上させることが本発明が解決しようとする課
題である。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、本発明の車両用日除けは、車体への日射を遮るカ
バーと、その車体上に起立させる支持部とを有するよう
に構成する。
【0006】ここで、カバーを支持部で支えることによ
り、そのカバーと車体との間に外気を通気させる空隙を
得るようにすることが本発明における大きな特徴であ
る。上記の構成によれば、カバーと車体との間に得られ
た空隙の空気が換気され、車体を覆う一種の断熱層とし
て作用する空隙の温度がほぼ外気温に近い温度に保たれ
るので、日射による車体表面や車内の温度上昇を強力に
抑え込むことができる。
【0007】ここで、支持部は、例えば車体に起立させ
る複数の脚部と、それらの脚部間に渡設させる渡設部と
を有するように構成し、その渡設部で前記カバーを支え
るようにすると、支持部による空隙の通気への影響が少
なくて済む。なお、この渡設部は、屈伸自在な部分を有
するようにしてもよい。渡設部として例えば棒状のもの
や板状のものを使用する場合には、その中間に例えば蝶
番などを設ければ屈伸自在とすることができる。こうす
ることにより渡設部を折り畳めるので車両用日除けを収
納する際に便利である。
【0008】また、前述した本発明の構成において、車
体に吸着させて支持部を車体に固定する吸盤を更に有す
るようにしてもよく、支持部の車体への固定に吸盤を用
いることで車両用日除けの着脱が容易となる。また設置
の際に車体に傷をつけてしまうおそれも少ない。
【0009】更に、前述した本発明の構成において、カ
バーを車体に繋止する繋止部を更に有するようにしても
よく、カバーを車体に繋止することにより、不意の強風
などによりカバーが飛ばされてしまうことを防止するこ
とができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態を示
す図であり、本発明に係る車両用日除けを乗用自動車に
設置した様子を示している。また、図2は図1を側面か
ら見た様子を示す図である。なお、便宜上、図1及び図
2、更に、後述する図5及び図7において、各図の左方
向が乗用自動車の前方向であるとする。
【0011】図1及び図2に示す車両用日除けを構成す
る各要素について説明する。車体6は、屋根部分やボン
ネット、トランクを含む自動車のボディ全体である。
【0012】支柱1は自動車の車体6上に起立させて設
置する。図1において支柱1はボンネット前方の左右の
隅部分、天井部分の四隅部分、そしてトランク後方の左
右の隅部分に各1個ずつで、計8個が車体6に立てられ
ている。
【0013】図3は支柱1の部分の構造の詳細を示す図
である。同図に示すように支柱1の一端には吸盤5を設
け、この吸盤を車体6に吸着させることによって支柱1
を車体6に起立させて固定する。支柱1の車体6への固
定に吸盤5を用いるので支柱1の着脱は容易であり、支
柱1を車体6に固定することによって車体に傷をつけて
しまうようなおそれも少ない。
【0014】横棒2は車体6の左右方向に並べて立てら
れている2個一組の支柱1の間を橋渡しして設置する。
図1の例では計4本の横棒2を設置している。図3に示
すように、横棒2は支柱1に乗せるようにし、両者でT
字形となるようにして接合する。この構造により横棒2
と車体6との間を空気が十分に通過することができる。
【0015】なお、図3に示す支柱1と横棒2、吸盤5
とは例えば嵌合構造により接合し、取り外しが自在であ
るようにしておくと収納時などには便利である。横棒2
の構造について更に説明する。図4は横棒2の中央部分
の構造を示している。同図に示すように、横棒2は棒2
a及び2bを蝶番7によって結合させた構造を有してお
り、屈伸自在である。横棒2を蝶番7の部分で折り畳ん
で全長を短くすれば収納に便利である。屈伸自在な横棒
2の構造として、他にばねなどの弾性体を棒2a及び2
bの間に挟み込んで接合する構造としてもよい。また、
この他に、棒2aと2bとを異径の中空棒として一方の
内部に他方を滑り込ませるような構造とし、使用時と収
納時とで伸縮させるようにしても便利である。
【0016】カバー3は車体6への日射を遮るものであ
り、遮光性の高いものが望ましい。カバー3は支柱1間
に渡設した横棒2で支えられて設置される。この結果、
図2に示すように車体6とカバー3との間には空隙Sが
得られる。この空隙Sが一種の断熱層となり、日射によ
る車体6表面及び車内の温度上昇がある程度妨げられ
る。更に、図5に矢印で示すように、車体6の例えば前
方から吹いてくる風によってこの空隙Sに外気が流れ込
み、空隙Sにそれまで留まっていた空気が車体6の例え
ば後部からカバー3の外部に流し出される。空隙S内の
空気がこのように常に換気されるので空隙S内の温度が
ほぼ外気温に近い温度に保たれ、その結果、日射による
車体表面や車内の温度上昇が強力に抑え込まれる。
【0017】ベルト4は、カバー3が風等により飛ばさ
れてしまうことを防止するために、カバー3を車体6に
繋ぎ止めておくものである。本実施例では、図6に示す
ように、ベルト4の一端にコ字形のフック8を設けてい
る。このフック8を車体6のボンネットもしくはトラン
ク部分に引っ掛けるだけの簡単な作業でカバー3を車体
6に確実に繋止させることができる。また、カバー3に
紐を設け、横棒2に結び付けることによってカバー3を
車体6に繋ぎ止めるようにしてもよい。
【0018】図7は、図1に示したカバー3の別の構造
の例を示している。図1に示したカバー3は車体6の上
部への日射を遮るのみのものであったが、図7に示して
いるものは、車体6の上部への日射を遮る上部カバー部
3aに加え、車体6の左右の側部への日射を遮る側部カ
バー部3bを有しており、車内の温度上昇の低減作用を
更に向上させる。
【0019】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る車両用日除けは、車体への日射を遮るカバーと、車体
上に起立させる支持部とを有し、カバーを支持部で支え
ることによりカバーと車体との間に外気を通気させる空
隙を得るように構成されているので、日射による車体表
面や車内の温度上昇をを強力に抑え込むことができる効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】支柱部分の詳細図である。
【図4】横棒の中央部分の構造を示す図である。
【図5】空隙内の空気の流れの例を示す図である。
【図6】ベルトの端部の構造を示す図である。
【図7】カバーの構造の別の例を示す図である。
【符号の説明】
1 支柱 2 横棒 2a、2b 棒 3 カバー 3a 上部カバー部 3b 側部カバー部 4 ベルト 5 吸盤 6 車体 7 蝶番 8 フック

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体への日射を遮るカバーと、 前記車体上に起立させる支持部と、 を有し、 前記カバーを前記支持部で支えることにより、該カバー
    と前記車体との間に外気を通気させる空隙を得る、 ことを特徴とする車両用日除け。
  2. 【請求項2】 前記支持部は、 前記車体に起立させる複数の脚部と、 前記脚部間に渡設させる渡設部と、 を有し、 前記脚部間に渡設した前記渡設部で前記カバーを支え
    る、 ことを特徴とする請求項1に記載の車両用日除け。
  3. 【請求項3】 前記渡設部は、屈伸自在な部分を有する
    ことを特徴とする請求項2に記載の車両用日除け。
  4. 【請求項4】 前記車体に吸着させて前記支持部を該車
    体上に固定する吸盤を更に有することを特徴とする請求
    項1に記載の車両用日除け。
  5. 【請求項5】 前記カバーを前記車体に繋止する繋止部
    を更に有することを特徴とする請求項1に記載の車両用
    日除け。
JP29486599A 1999-10-18 1999-10-18 車両用日除け Withdrawn JP2001113958A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29486599A JP2001113958A (ja) 1999-10-18 1999-10-18 車両用日除け

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29486599A JP2001113958A (ja) 1999-10-18 1999-10-18 車両用日除け

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001113958A true JP2001113958A (ja) 2001-04-24

Family

ID=17813261

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29486599A Withdrawn JP2001113958A (ja) 1999-10-18 1999-10-18 車両用日除け

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001113958A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002154125A (ja) * 2000-11-20 2002-05-28 Kazuo Okamoto 断熱シートの製造方法及びそれにより製造された断熱シート
JP2011067816A (ja) * 2010-11-19 2011-04-07 Kazuo Okamoto 断熱シートの製造方法及びそれにより製造された断熱シート
DE102011115545A1 (de) 2011-10-11 2013-04-11 Gurgis Gamil Azer Geris Sonnenschutzschirm für parkende Autos
KR101388006B1 (ko) * 2012-01-02 2014-04-22 윤지영 차량용 차양장치
KR102240298B1 (ko) * 2020-06-18 2021-04-14 길기연 외장커버를 구비한 버스

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002154125A (ja) * 2000-11-20 2002-05-28 Kazuo Okamoto 断熱シートの製造方法及びそれにより製造された断熱シート
JP2011067816A (ja) * 2010-11-19 2011-04-07 Kazuo Okamoto 断熱シートの製造方法及びそれにより製造された断熱シート
DE102011115545A1 (de) 2011-10-11 2013-04-11 Gurgis Gamil Azer Geris Sonnenschutzschirm für parkende Autos
KR101388006B1 (ko) * 2012-01-02 2014-04-22 윤지영 차량용 차양장치
KR102240298B1 (ko) * 2020-06-18 2021-04-14 길기연 외장커버를 구비한 버스

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6427709B1 (en) Auto sun buffer zone
WO2021012661A1 (zh) 一种便于装卸的轻便式车顶帐篷
CN208564146U (zh) 一种改进型车顶帐篷
EP3105072A1 (en) Protecting and shielding arrangement for vehicles
JP3132438U (ja) 遮蔽装置
US2231293A (en) Vehicle canopy
US20050011547A1 (en) Recreational Vehicle (RV) Portable Sunscreen Canopy
JP2001113958A (ja) 車両用日除け
CN204264361U (zh) 非机动车车座防雨遮阳罩
CN205075631U (zh) 一种汽车太阳伞
US20060061132A1 (en) D.e.s. snow shield device
CN103754095A (zh) 一种汽车充气防护罩
CN210062644U (zh) 一种汽车遮阳装置
CN205836495U (zh) 一种机动车遮阳罩
WO2010000274A1 (en) Collapsible car sun shade assembly
CN104276235A (zh) 电动自行车遮阳防寒车棚
CN214984763U (zh) 一种汽车用遮阳顶棚
KR200171579Y1 (ko) 차량용 차양막
KR101662094B1 (ko) 전천후 차량용 전면유리 롤스크린 장치
JP3243699U (ja) 自動車用サンシェード
KR101987802B1 (ko) 휴대용 접이식 차량막
US20180094447A1 (en) Vehicle protective covering system and method
JP3139547U (ja) 乗用車用日除け
CN215850772U (zh) 一种休闲车折叠式软顶
CN117429240A (zh) 一种新型车用遮阳伞

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070109