JP2001113817A - インクジェット記録材料 - Google Patents
インクジェット記録材料Info
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Abstract
記録材料を提供する。 【解決手段】透明支持体上に気相法シリカを含有するイ
ンク受容層を有するインクジェット記録材料において、
該インク受容層が多価金属の水溶性化合物を含有するこ
とを特徴とするインクジェット記録材料。
Description
録材料の製造方法に関し、特にインク吸収性が高く、か
つ透明性に優れたインクジェット記録材料に関する。
録材料として、通常の紙やインクジェット記録用紙と称
される支持体上に非晶質シリカ等の顔料をポリビニルア
ルコール等の水溶性バインダーからなる多孔質のインク
吸収層を設けてなる記録材料が知られている。
6−157号、同57−107879号、同57−10
7880号、同59−230787号、同62−160
277号、同62−184879号、同62−1833
82号、及び同64−11877号公報等に開示のごと
く、シリカ等の含珪素顔料を水系バインダーと共に紙支
持体に塗布して得られる記録材料が提案されている。
−188287号、同平8−132728号、同平10
−81064号、同平10−119423号、同平10
−175365号、同平10−203006号、同平1
0−217601号、同平11−20300号、同平1
1−20306号、同平11−34481号公報には、
気相法による合成シリカ微粒子(以降、気相法シリカと
称す)を用いた記録材料が開示されている。
ム等の透明記録シートをインクジェット記録方式で作製
することも行われている。これらの記録シートは、一般
にインクジェット記録材料に要求されるインク吸収性に
加えて透明性が高いことが重要である。従来、透明シー
トに用いられるインク受容層は、アルミナゾルまたは水
溶性ポリマーを主体とする構成であった。しかしなが
ら、これらの記録シートはインク吸収性が充分満足する
までに至ってなかった。
得られやすいが、透明性が劣るという問題があった。更
に高いインク吸収性を得るためには、気相法シリカの塗
布量を多くし、かつ気相法シリカに対するバインダー比
を小さくする必要があり、この構成は、透明性を低下さ
せていた。従って、インク吸収性及び透明性を同時に満
足するインクジェット記録材料の改良が望まれている。
ク吸収性及び透明性の高いインクジェット記録材料を提
供することにある。
明支持体上に気相法シリカを含有するインク受容層を有
するインクジェット記録材料において、該インク受容層
が多価金属の水溶性化合物を含有することを特徴とする
インクジェット記録材料によって達成された。
本発明のインク受容層の構成について説明する。本発明
のインク受容層は、気相法シリカを含有する。合成シリ
カには、湿式法によるものと気相法によるものがある。
通常シリカ微粒子といえば湿式法シリカを指す場合が多
い。湿式法シリカとしては、ケイ酸ナトリウムの酸な
どによる複分解やイオン交換樹脂層を通して得られるシ
リカゾル、またはこのシリカゾルを加熱熟成して得ら
れるコロイダルシリカ、シリカゾルをゲル化させ、そ
の生成条件を変えることによって数ミクロンから10ミ
クロン位の一次粒子がシロキサン結合をした三次元的な
二次粒子となったシリカゲル、更にはシリカゾル、ケ
イ酸ナトリウム、アルミン酸ナトリウム等を加熱生成さ
せて得られるもののようなケイ酸を主体とする合成ケイ
酸化合物等がある。
法に対して乾式法とも呼ばれ、一般的には火炎加水分解
法によって作られる。具体的には四塩化ケイ素を水素及
び酸素と共に燃焼して作る方法が一般的に知られている
が、四塩化ケイ素の代わりにメチルトリクロロシランや
トリクロロシラン等のシラン類も、単独または四塩化ケ
イ素と混合した状態で使用することができる。気相法シ
リカは、日本アエロジル(株)からアエロジル、トクヤ
マ(株)からQSタイプとして市販されており入手する
ことができる。
子の平均粒径は、通常30nm以下が好ましく、より高
い光沢を得るためには、3〜10nmであり、かつBE
T法による比表面積が250m2/g以上(好ましくは2
50〜500m2/g)のものを用いるのが好ましい。本
発明で云うBET法とは、気相吸着法による粉体の表面
積測定法の一つであり、吸着等温線から1gの試料の持
つ総表面積、即ち比表面積を求める方法である。通常吸
着気体としては、窒素ガスが多く用いられ、吸着量を被
吸着気体の圧、または容積の変化から測定する方法が最
も多く用いられている。多分子吸着の等温線を表すのに
最も著名なものは、Brunauer、Emmett、Tellerの式であ
ってBET式と呼ばれ表面積決定に広く用いられてい
る。BET式に基づいて吸着量を求め、吸着分子1個が
表面で占める面積を掛けて、表面積が得られる。
る気相法シリカの量は、10g/m2以上が好ましく、1
3〜30g/m2の範囲がより好ましい。気相法シリカを
含有するインク受容層は、皮膜としての特性を維持する
ためにバインダーを有していることが好ましい。このバ
インダーとしては、公知の各種バインダーを用いること
ができるが、透明性が高くインクのより高い浸透性が得
られる親水性バインダーが好ましく用いられる。親水性
バインダーの使用に当たっては、親水性バインダーがイ
ンクの初期の浸透時に膨潤して空隙を塞いでしまわない
ことが重要であり、この観点から比較的室温付近で膨潤
性の低い親水性バインダーが好ましく用いられる。特に
好ましい親水性バインダーは完全または部分ケン化のポ
リビニルアルコールまたはカチオン変性ポリビニルアル
コールである。
いのは、ケン化度が80以上の部分または完全ケン化し
たものである。平均重合度500〜5000のポリビニ
ルアルコールが好ましい。
としては、例えば特開昭61−10483号に記載され
ているような、第1〜3級アミノ基や第4級アンモニウ
ム基をポリビニルアルコールの主鎖あるいは側鎖中に有
するポリビニルアルコールである。
とができるが、ポリビニルアルコールに対して20重量
%以下であることが好ましい。気相法シリカと共に用い
られる親水性バインダーの量は、気相法シリカに対し
て、10〜30重量%が好ましく、10〜26重量%が
より好ましい。これによって、高いインク吸収性が得ら
れる。
有し、かつ親水性バインダーの含有比率を気相法シリカ
に対して小さくした場合、インク吸収性は向上するが、
透明性が低下しやすい。本発明は、このような構成でも
高い透明性が得られることが最大の特長である。
橋剤(硬膜剤)を用いることが好ましい。架橋剤の具体
的な例としては、ホルムアルデヒド、グルタルアルデヒ
ドの如きアルデヒド系化合物、ジアセチル、クロルペン
タンジオンの如きケトン化合物、ビス(2−クロロエチ
ル尿素)−2−ヒドロキシ−4,6−ジクロロ−1,
3,5トリアジン、米国特許第3,288,775号記
載の如き反応性のハロゲンを有する化合物、ジビニルス
ルホン、米国特許第3,635,718号記載の如き反
応性のオレフィンを持つ化合物、米国特許第2,73
2,316号記載の如きN−メチロール化合物、米国特
許第3,103,437号記載の如きイソシアナート
類、米国特許第3,017,280号、同2,983,
611号記載の如きアジリジン化合物類、米国特許第
3,100,704号記載の如きカルボジイミド系化合
物類、米国特許第3,091,537号記載の如きエポ
キシ化合物、ムコクロル酸の如きハロゲンカルボキシア
ルデヒド類、ジヒドロキシジオキサンの如きジオキサン
誘導体、クロム明ばん、硫酸ジルコニウム、ほう酸及び
ほう酸塩の如き無機架橋剤等があり、これらを1種また
は2種以上組み合わせて用いることができる。これらの
中でも、特にほう酸及びほう酸塩が好ましい。
溶性化合物を含有する。多価金属としては、カルシウ
ム、バリウム、マンガン、銅、コバルト、ニッケル、ア
ルミニウム、鉄、亜鉛、ジルコニウム、チタン、クロ
ム、マグネシウム、タングステン、モリブデンが挙げら
れ、これらの金属の水溶性塩として用いることができ
る。具体的には例えば、酢酸カルシウム、塩化カルシウ
ム、ギ酸カルシウム、硫酸カルシウム、酢酸バリウム、
硫酸バリウム、リン酸バリウム、塩化マンガン、酢酸マ
ンガン、ギ酸マンガンニ水和物、硫酸マンガンアンモニ
ウム六水和物、塩化第二銅、塩化アンモニウム銅(II)
ニ水和物、硫酸銅、塩化コバルト、チオシアン酸コバル
ト、硫酸コバルト、硫酸ニッケル六水和物、塩化ニッケ
ル六水和物、酢酸ニッケル四水和物、硫酸ニッケルアン
モニウム六水和物、アミド硫酸ニッケル四水和物、硫酸
アルミニウム、亜硫酸アルミニウム、チオ硫酸アルミニ
ウム、ポリ塩化アルミニウム、硝酸アルミニウム九水和
物、塩化アルミニウム六水和物、臭化第一鉄、塩化第一
鉄、塩化第二鉄、硫酸第一鉄、硫酸第二鉄、臭化亜鉛、
塩化亜鉛、硝酸亜鉛六水和物、硫酸亜鉛、酢酸ジルコニ
ウム、硝酸ジルコニウム、塩基性炭酸ジルコニウム、水
酸化ジルコニウム、炭酸ジルコニウム・アンモニウム、
炭酸ジルコニウム・カリウム、硫酸ジルコニウム、フッ
化ジルコニウム、塩化ジルコニウム、塩化ジルコニウム
八水和物、オキシ塩化ジルコニウム、ヒドロキシ塩化ジ
ルコニウム、塩化チタン、硫酸チタン、酢酸クロム、硫
酸クロム、硫酸マグネシウム、塩化マグネシウム六水和
物、クエン酸マグネシウム九水和物、りんタングステン
酸ナトリウム、クエン酸ナトリウムタングステン、12タ
ングストりん酸n水和物、12タングストけい酸26水和
物、塩化モリブデン、12モリブドりん酸n水和物等が挙
げられる。これらの中でも特に、アルミニウムあるいは
周期表IVa族元素(ジルコニウム、チタン)の水溶性
塩が好ましい。特にジルコニウムが好ましい。本発明に
おいて、水溶性とは常温常圧下で水に1重量%以上溶解
することを目安とする。
物として、塩基性ポリ水酸化アルミニウム化合物が好ま
しく用いられる。この化合物は、主成分が下記の一般式
1、2又は3で示され、例えば[Al6(O
H)15]3+、[Al8(OH)20]4+、[Al13(O
H)34]5+、[Al21(OH)60]3+、等のような塩基
性で高分子の多核縮合イオンを安定に含んでいる水溶性
のポリ水酸化アルミニウムである。
化アルミニウム(PAC)の名で水処理剤として、浅田
化学(株)よりポリ水酸化アルミニウム(Paho)の
名で、また、(株)理研グリーンよりピュラケムWTの
名で、また他のメーカーからも同様の目的を持って市販
されており、各種グレードの物が容易に入手できる。本
発明ではこれらの市販品をそのままでも使用できる。こ
れらの塩基性ポリ水酸化アルミニウム化合物は、特公平
3−24907、同平3−42591号公報にも記載さ
れている。
溶性塩の他に酸塩化ジルコニウム系活性無機ポリマーを
用いることができる。この化合物としては、登録特許第
2944143号公報に記載されている化合物が挙げら
れる。例えば、第1稀元素化学工業(株)からジルコゾ
ールZC−2という商品名で市販されており、入手する
ことができる。
合物のインク受容層中の含有量は、0.1g/m2〜10
g/m2、好ましくは0.2g/m2〜5g/m2である。
マーを用いることができる。カチオン性ポリマーとして
は、ポリエチレンイミン、ポリジアリルアミン、ポリア
リルアミン、特開昭59−20696号、同59−33
176号、同59−33177号、同59−15508
8号、同60−11389号、同60−49990号、
同60−83882号、同60−109894号、同6
2−198493号、同63−49478号、同63−
115780号、同63−280681号、特開平1−
40371号、同6−234268号、同7−1254
11号、同10−193776号公報等に記載された1
〜3級アミノ基、4級アンモニウム塩基を有するポリマ
ーが好ましく用いられる。これらのカチオンポリマーの
分子量は、5,000以上が好ましく、更に5,000
〜10万程度が好ましい。
機微粒子に対して1〜10重量%、好ましくは2〜7重
量%である。
弱性を改良するために各種油滴を含有することが好まし
いが、そのような油滴としては室温における水に対する
溶解性が0.01重量%以下の疎水性高沸点有機溶媒
(例えば、流動パラフィン、ジオクチルフタレート、ト
リクレジルホスフェート、シリコンオイル等)や重合体
粒子(例えば、スチレン、ブチルアクリレート、ジビニ
ルベンゼン、ブチルメタクリレート、ヒドロキシエチル
メタクリレート等の重合性モノマーを一種以上重合させ
た粒子)を含有させることができる。そのような油滴は
好ましくは親水性バインダーに対して10〜50重量%
の範囲で用いることができる。
に、界面活性剤、硬膜剤の他に着色染料、着色顔料、イ
ンク染料の定着剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、顔料の
分散剤、消泡剤、レベリング剤、防腐剤、蛍光増白剤、
粘度安定剤、pH調節剤などの公知の各種添加剤を添加
することもできる。
は、特に限定されず、公知の塗布方法を用いることがで
きる。例えば、スライドビード方式、カーテン方式、エ
クストルージョン方式、エアナイフ方式、ロールコーテ
ィング方式、ケッドバーコーティング方式等がある。
あっても複数層で構成されていてもよい。複数層の場
合、機能によって層を分けてもよい。
例えばポリエチレンテレフタレートやポリエチレンナフ
タレートのようなポリエステル樹脂、ジアセテート樹
脂、トリアセテート樹脂、ニトロセルロース、セルロー
スアセテートのようなセルロースエステル樹脂、アクリ
ル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ
イミド樹脂、ポリスルホン、ポリフェニレンオキサイ
ド、セロハン、セルロイド等のプラスチック樹脂フィル
ムが挙げられる。特にポリエステルフィルムが好ましく
用いられる。これらの樹脂フィルム支持体の厚みは、約
50〜250μm程度のものが好ましい。
粒子を含有するインク受容層を設けたインクジェット記
録材料として、特開平5−201118号、同平6−1
83135号、同平7−276789号、同平8−13
2728号公報等に記載されている。プラスチック樹脂
フィルム支持体にインク受容層の塗布液を塗布する場
合、塗布に先立って、コロナ放電処理、火炎処理、紫外
線照射処理、プラズマ処理等が通常行われる。また、ポ
リエステルフィルム上に合成樹脂からなるプライマー層
を設けたインクジェット記録材料が、特開平6−270
531号公報に記載されているが、本発明が対象とする
気相法シリカを用いたインク受容層は記載されていな
い。
支持体上に合成樹脂を主体とするプライマー層を設ける
のが好ましい。係る合成樹脂としては、アクリル樹脂、
ポリエステル樹脂、塩化ビニリデン、塩化ビニル樹脂、
酢酸ビニル樹脂、ポリスチレン、ポリアミド樹脂、ポリ
ウレタン樹脂等が挙げられる。これらの中でも、特にア
クリル樹脂、ポリエステル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、
ポリウレタン樹脂が好ましい。アクリル樹脂としては、
アクリル酸アルキルエステル及びメタクリル酸アルキル
エステルの単独重合体あるいはこれらの共重合体が一般
的である。ポリエステル樹脂としては、グリコール(例
えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール)と
脂肪族あるいは芳香族二塩基酸等の多塩基酸との重縮合
物が一般的である。塩化ビニリデン樹脂としては、単独
重合体あるいはアクリル酸アルキルエステル、メタクリ
ル酸アルキルエステル及び/またはアクリロニトリルと
の共重合体が好ましい。ポリウレタン樹脂としては、水
分散型ポリウレタンエマルジョンが好ましい。これらの
樹脂は、有機溶剤の溶液あるいは水溶液として支持体上
に塗布することができるが、好ましくは水分散性のポリ
マーであり、エマルジョンやラテックスとして支持体上
に塗布することである。
する全固形分に対して、60重量%以上含有する。好ま
しくは80重量%以上含有するものである。更に、プラ
イマー層には、界面活性剤、イソシアネート、エポキシ
等の架橋剤、コロイダルシリカ等の微粒子、ゼラチン、
ポリビニルアルコール等の水溶性ポリマーを含有するこ
とができる。
〜5μmの膜厚(乾燥膜厚)で設けられる。好ましくは
0.05〜5μmの範囲である。
送性、カール防止性などのために、各種のバックコート
層を塗設することができる。バックコート層には無機帯
電防止剤、有機帯電防止剤、親水性バインダー、ラテッ
クス、硬化剤、界面活性剤などを適宜組み合わせて含有
せしめることができる。
が、本発明の内容は実施例に限られるものではない。
フタレートフィルムを用いた。この支持体には、予め下
記組成のプライマー層を設けた。プライマー層:ポリウ
レタンエマルジョン(三洋化成工業(株)製のパーマリ
ンUA−200)を乾燥膜厚0.2μmで塗設。
のインク受容層塗布液をスライドビード塗布装置で塗布
し乾燥した。下記に示すインク受容層塗布液は、気相法
シリカが9重量%の固形分濃度になるように調製し、湿
分塗布量が200g/m2で塗布した。
酢酸ジルコニウムを3.2部加えた。
塩化チタンを3.2部加えた。
に、塩基性ポリ水酸化アルミニウム(商品名:ヒ゜ュラケムW
T、(株)理研ク゛リーン製)を3.2部加えた。
に、酸塩化ジルコニウム系活性無機ポリマー(第1稀元
素化学工業(株)製のジルコゾールZC-2)を3.2部加
えた。
記録シートについて下記の評価を行った。その結果を表
1に示す。
のNovajet-PRO42e)及びGSインキを用いて、C,M,Yをそ
れぞれ100%で印字して、印字直後にPPC用紙を印
字部に重ねて軽く圧着し、PPC用紙に転写したインク
量の程度を目視で観察し、下記の基準で評価した。 ○:全く転写しない。 △:やや転写する。
ーズメーター(日本精密光学(株)製)を用いて測定し
た。ヘーズ値が小さいほど透明性が高いことを意味す
る。
インクジェット記録材料は、インク吸収性が高く、かつ
透明性に優れている。
Claims (7)
- 【請求項1】 透明支持体上に気相法シリカを含有する
インク受容層を有するインクジェット記録材料におい
て、該インク受容層が多価金属の水溶性化合物を含有す
ることを特徴とするインクジェット記録材料。 - 【請求項2】 前記多価金属の水溶性化合物が周期表I
Va族元素を含む化合物である請求項1に記載のインク
ジェット記録材料。 - 【請求項3】 前記多価金属の水溶性化合物が水溶性塩
である請求項1または2に記載のインクジェット記録材
料。 - 【請求項4】 前記多価金属の水溶性化合物がアルミニ
ウム化合物である請求項1に記載のインクジェット記録
材料。 - 【請求項5】 前記アルミニウム化合物が塩基性ポリ水
酸化アルミニウム化合物である請求項4に記載のインク
ジェット記録材料。 - 【請求項6】 前記気相法シリカの一次粒子の平均粒径
が3〜10nmで、かつBET法による比表面積が25
0m2/g以上である請求項1に記載のインクジェット記
録材料。 - 【請求項7】 前記透明支持体がポリエステルフィルム
である請求項1に記載のインクジェット記録材料。
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---|---|---|---|
JP29483899A JP3732055B2 (ja) | 1999-10-18 | 1999-10-18 | インクジェット記録材料 |
DE2000147157 DE10047157B4 (de) | 1999-09-28 | 2000-09-22 | Tintenstrahl-Aufzeichnungsmaterial und Verfahren zur Herstellung desselben |
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---|---|---|---|
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-
1999
- 1999-10-18 JP JP29483899A patent/JP3732055B2/ja not_active Expired - Lifetime
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