JP2001113760A - 画像データ出力装置および画像データの出力方法 - Google Patents

画像データ出力装置および画像データの出力方法

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JP2001113760A
JP2001113760A JP29517399A JP29517399A JP2001113760A JP 2001113760 A JP2001113760 A JP 2001113760A JP 29517399 A JP29517399 A JP 29517399A JP 29517399 A JP29517399 A JP 29517399A JP 2001113760 A JP2001113760 A JP 2001113760A
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竜利 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置内に記憶した画像データを、機密性を保
持しつつより容易な制御方法で再度出力させることがで
きる画像データ出力装置および画像データ出力方法を提
供する。 【解決手段】 複写機において画像形成動作が終了する
と、操作パネル101のタッチパネル102に、メモリ
リコールキー102gが表示される。複写機に記憶さ
れ、一度出力された画像データを、再度出力させたい場
合、メモリリコールキー102gが押圧される。メモリ
リコールキー102gが、再度出力させたい画像データ
が最初に出力されてから所定時間内に押圧されれば、当
該画像データは、そのまま再出力される。一方、メモリ
リコールキー102gが、再度出力させたい画像データ
が最初に出力されてから所定時間が経過した後に押圧さ
れれば、暗証番号が入力されたことを条件として、当該
画像データは再出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データ出力装
置および画像データの出力方法に関し、特に、一度出力
し装置内に記憶した画像データを、機密性を保持しつつ
より容易な制御方法で再度出力する、画像データ出力装
置および画像データの出力方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】画像
データ出力装置には、スキャナ等によって取込んだ画像
データを、画像として出力するプリンタや、画像データ
のまま他の装置に出力するファクシミリがある。また、
従来の画像データ出力装置として、汎用されているプリ
ンティングシステムを挙げることができる。従来のプリ
ンティングシステムでは、ハードディスクやDRAMの
ようなメモリに、一旦画像データを記憶させてから、画
像処理を実行し、プリントアウトしている。なお、メモ
リへの画像データの記憶は、イメージスキャナまたはパ
ーソナルコンピュータ等のリソースから画像データを取
込んで、当該画像データを、ハードディスクに書込んだ
後または直接、DRAMに書込むことにより、行なわれ
る。そして、DRAMから読み出した画像データの画像
処理が実行された後、プリントアウトや、ファクシミリ
などの他の装置への画像データの伝送等により、画像デ
ータの出力が行なわれる。
【0003】一度出力した画像データは、DRAMやハ
ードディスクに保持され、操作者の再出力要求等に応じ
て、メモリから再度画像データを読出して出力するメモ
リリコール機能を有している。そして、このような画像
データ出力装置に対して、記憶された画像データを、特
定の人のみが再出力させられるように、つまり、機密性
を保持させるように、扱うための検討が種々なされてき
た。
【0004】機密性を保持させるような機能を有する画
像データ出力装置の従来例を、具体的に説明する。
【0005】まず、第1の従来例としては、特開平7−
95373号公報に開示された画像形成装置を挙げるこ
とができる。この画像形成装置では、画像の読込み時に
暗証番号を入力することができる。これにより、当該画
像についての画像データとプリントモードが、暗証番号
とセットで記憶される。そして、当該暗証番号を入力す
ることにより、任意のときに、当該暗証番号とセットで
記憶されている画像データを、セットで記憶されている
プリントモードで、出力させることができる。
【0006】このような画像形成装置では、画像データ
の出力に暗証番号の入力が条件とされるため、記憶され
た画像データが第三者によって勝手に出力されることを
回避できる。つまり、記憶された画像データの機密性を
保持することができる。
【0007】しかしながら、このような画像形成装置で
は、画像データを出力させる場合には、その都度、暗証
番号の入力が必要とされるため、試し刷りをした後のプ
リント作業等、直前に読込ませた画像を繰り返しプリン
トさせる場合には、非常に操作性が悪いという問題があ
った。
【0008】次に、第2の従来例としては、特開平7−
221949号公報に開示された画像形成装置を挙げる
ことができる。この画像形成装置では、操作者の有無を
検知できる人体検知センサが備えられており、当該人体
検知センサからの非検知信号に連動して、記憶されてい
る画像データを消去する制御が実行される。
【0009】また、第3の従来例としては、特開平9−
284518号公報に開示された画像形成装置を挙げる
ことができる。この画像形成装置では、所定の操作の実
行、または、複写動作の実行からの所定時間の経過によ
り、記憶された画像データが消去される。
【0010】これらの、第2,第3の従来例として挙げ
た画像形成装置では、記憶された画像データが消去され
ることにより、記憶された画像データが第三者によって
勝手に出力されることを回避できる。つまり、記憶され
た画像データの機密性を保持することができる。
【0011】しかしながら、これらの画像形成装置で
は、画像データが消去されてしまうため、消去後に、再
度、当該画像データを出力させたい場合には、その都
度、画像データを記憶させる操作が必要とされ、利便性
に欠けるという問題があった。
【0012】つまり、従来の画像データ出力装置では、
記憶させた画像データの機密性を保持させようとした場
合には、操作性や利便性に欠けるという問題が生じてい
た。
【0013】本発明は、かかる実情に鑑み考え出された
ものであり、その目的は、装置内に記憶した画像データ
を、機密性を保持しつつより容易な制御方法で再度出力
させることができる画像データ出力装置および画像デー
タ出力方法を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
にかかる画像データ出力装置は、画像データを記憶する
メモリと、前記メモリに記憶された画像データを出力さ
せる出力手段と、前記出力手段の動作を制御する制御手
段と、画像データに対応する暗証コードを記憶する暗証
コード記憶手段と、情報を入力するための入力手段とを
含み、前記制御手段は、前記出力手段に、前記メモリに
記憶された或る画像データを出力させた後に、当該或る
画像データを再度出力させる旨の命令である再出力命令
を受信した場合、前記或る画像データを出力させてから
所定時間が経過するまでは、前記再出力命令の受信に応
じて、前記出力手段に前記或る画像データを再度出力さ
せる第1のモードで動作し、前記メモリに記憶された前
記或る画像データを出力させてから前記所定時間が経過
した後は、前記入力手段に、前記暗証コード記憶手段に
記憶されている前記或る画像データに対応する暗証コー
ドが入力されたことを条件として、前記出力手段に前記
或る画像データを再度出力させる第2のモードで動作す
ることを特徴とする。
【0015】請求項1に記載の発明によると、或る画像
データの出力後、所定時間以内であれば、暗証コードを
入力することなく、当該画像データを再出力させること
ができる。なお、当該画像データの出力後所定時間が経
過すると、当該画像データの再出力には、暗証コードの
入力が必要となる。つまり、基本的には、画像データの
再出力には暗証コードの入力が必要とされる一方で、画
像データの機密性が保持できると考えられる期間には、
操作者は、再出力に際して暗証コードの入力という煩雑
な作業を要求されない。なお、画像データの機密性が保
持できると考えられる期間とは、上記した所定時間であ
り、或る画像データの出力を行なった操作者が当該画像
データ出力装置においてまだ操作を行なっていると考え
られる期間を上記した所定時間として設定することが好
ましい。ここで、画像データの機密性を保持できると考
えらる場合とは、たとえば、同じ操作者が一連の操作と
して、画像データの出力,再出力を行なう場合等が考え
られる。
【0016】これにより、画像データ出力装置におい
て、装置内に記憶した画像データを、機密性を保持しつ
つ、より容易な制御方法で、再度出力させることができ
る。
【0017】請求項2に記載の本発明にかかる画像デー
タ出力装置は、画像データを記憶するメモリと、前記メ
モリに記憶された画像データを出力させる出力手段と、
前記出力手段の動作を制御する制御手段と、画像データ
に対応する暗証コードを記憶する暗証コード記憶手段
と、情報を入力するための入力手段と、操作者の有無を
検出する操作者検知手段とを含み、前記制御手段は、前
記出力手段に、前記メモリに記憶された或る画像データ
を出力させた後に、当該或る画像データを再度出力させ
る旨の命令である再出力命令を受信した場合、前記或る
画像データを出力させてから前記操作者検知手段が継続
して操作者が有ることを検出している場合には、前記再
出力命令の受信に応じて、前記出力手段に前記或る画像
データを再度出力させる第1のモードで動作し、前記或
る画像データを出力させてから前記操作者検知手段が操
作者の無いことを検出している場合には、前記入力手段
に、前記暗証コード記憶手段に記憶されている前記或る
画像データに対応する暗証コードが入力されたことを条
件として、前記出力手段に前記或る画像データを再度出
力させる第2のモードで動作することを特徴とする。
【0018】請求項2に記載の発明によると、或る画像
データの出力後、継続して操作者が検知されていれば、
暗証コードを入力することなく、当該画像データを再出
力させることができる。なお、当該画像データの出力
後、一度でも操作者が無いことが検出されている場合に
は、当該画像データの再出力に対して、暗証コードの入
力が必要となる。つまり、基本的には、画像データの再
出力には暗証コードの入力が必要とされる一方で、画像
データの機密性を保持できると考えらる場合には、操作
者は、再出力に際して暗証コードの入力という煩雑な作
業を要求されない。なお、ここでいう画像データの機密
性が保持できると考えられる場合とは、同一の操作者が
装置に対して操作を行なっていると考えられる場合であ
る。
【0019】これにより、画像データ出力装置におい
て、装置内に記憶した画像データを、機密性を保持しつ
つ、より容易な制御方法で、再度出力させることができ
る。
【0020】請求項3に記載の本発明にかかる画像デー
タの出力方法は、請求項1または請求項2に記載の画像
データ出力装置の構成に加えて、前記暗証コードは、操
作者が設定できることを特徴とする。
【0021】請求項3に記載の発明によると、請求項1
または請求項2に記載の発明による作用に加えて、暗証
コードが操作者の認識しやすいものとできるため、操作
者が暗証コードを忘れてしまうことを極力回避できる。
また、暗証コードが、機械的に与えられるものでないた
め、第三者が適当なコードを入力することにより偶然に
当該暗証コードを入力してしまう事態を、極力回避でき
る。これにより、画像データ出力装置において、画像デ
ータの機密性をより向上できる。
【0022】請求項4に記載の本発明にかかる画像デー
タの出力方法は、メモリに記憶された画像データの出力
方法であって、前記メモリに記憶された或る画像データ
を出力させた後に、当該或る画像データを再度出力させ
る旨の命令である再出力命令を受信した場合、前記或る
画像データを出力させてから所定時間が経過するまで
は、前記再出力命令の受信に応じて、前記或る画像デー
タを再度出力させ、前記或る画像データを出力させてか
ら前記所定時間が経過した後は、前記或る画像データに
対応する暗証コードが入力されたことを条件として、前
記或る画像データを再度出力させることを特徴とする。
【0023】請求項4に記載の発明によると、或る画像
データの出力後、所定時間以内であれば、暗証コードを
入力することなく、当該画像データを再出力させること
ができる。なお、当該画像データの出力後所定時間が経
過すると、当該画像データの再出力には、暗証コードの
入力が必要となる。つまり、基本的には、画像データの
再出力には暗証コードの入力が必要とされる一方で、画
像データの機密性を保持できると考えらる期間には、操
作者は、再出力に際して暗証コードの入力という煩雑な
作業を要求されない。なお、ここでいう画像データの機
密性を保持できると考えらる期間とは、上記の所定時間
であり、或る画像データの出力を行なった操作者が当該
画像データ出力装置においてまだ操作を行なっていると
考えられる期間を、上記した所定時間として設定するこ
とができる。ここで、画像データの機密性を保持できる
と考えらる場合とは、たとえば、同じ操作者が一連の操
作として、画像データの出力,再出力を行なう場合等が
考えられる。
【0024】これにより、メモリに記憶され一度出力さ
れた画像データを、機密性を保持しつつ、より容易な制
御方法で、再度出力させることができる。
【0025】請求項5に記載の本発明にかかる画像デー
タの出力方法は、メモリに記憶された画像データの出力
方法であって、前記メモリに記憶された或る画像データ
を出力させた後に、当該或る画像データを再度出力させ
る旨の命令である再出力命令を受信した場合、前記或る
画像データを出力させてから継続して操作者の有ること
が検出されているときは、前記再出力命令の受信に応じ
て、前記或る画像データを再度出力させ、前記或る画像
データを出力させてから操作者の無いことが検出された
ときは、前記或る画像データに対応する暗証コードが入
力されたことを条件として、前記或る画像データを再度
出力させることを特徴とする。
【0026】請求項5に記載の発明によると、或る画像
データの出力後、継続して操作者が検知されていれば、
暗証コードを入力することなく、当該画像データを再出
力させることができる。なお、当該画像データの出力後
一度でも操作者が無いことが検出されている場合には、
当該画像データの再出力には、暗証コードの入力が必要
となる。つまり、基本的には、画像データの再出力には
暗証コードの入力が必要とされる一方で、画像データの
機密性を保持できると考えらる場合には、操作者は、再
出力に際して暗証コードの入力という煩雑な作業を要求
されない。
【0027】これにより、画像データ出力装置におい
て、装置内に記憶した画像データを、機密性を保持しつ
つ、より容易な制御方法で、再度出力させることができ
る。
【0028】請求項6に記載の本発明にかかる画像デー
タの出力方法は、請求項4または請求項5に記載の画像
データの出力方法の構成に加えて、前記暗証コードは、
操作者によって設定されることを特徴とする。
【0029】請求項6に記載の発明によると、請求項4
または請求項5に記載の発明による作用に加えて、暗証
コードが操作者の認識しやすいものとできるため、操作
者が暗証コードを忘れてしまうことを極力回避できる。
また、暗証コードが、機械的に与えられるものでないた
め、第三者が適当なコードを入力することにより偶然に
当該暗証コードを入力してしまう事態を、極力回避でき
る。これにより、画像データの機密性をより向上でき
る。
【0030】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]図1は、本
発明の画像形成装置の一例である複写機1の全体の構成
を示す断面図である。
【0031】図1を参照して、複写機1は、原稿を読取
って画像信号に変換する走査系10と、走査系10から
送られる画像信号を処理する画像信号処理部20と、画
像信号処理部20から入力される画像データの記憶等を
行なう画像メモリ部30と、画像メモリ部30から入力
される画像データに基づいて半導体レーザ61,62を
駆動する印字処理部40と、半導体レーザ61,62か
らの2本のレーザ光を合成して感光体ドラム71上の所
定の露光位置に導く光学系60と、露光により形成され
た潜像を現像し用紙上に転写かつ定着して画像を形成す
る作像系70とを含む。また、複写機1は、さらに、本
体の上面に設けられた操作パネル101(複写機1上面
(紙面に垂直方向)に設置されている)と、本体側面に
設けられた人体検知センサ50と、原稿を搬送し必要に
応じて表裏の反転を行なう原稿搬送部500と、用紙を
再度転写位置に供給するための再給紙部600とを含
む。
【0032】なお、走査系10および画像信号処理部2
0などによって読取装置IRが構成され、印字処理部4
0、光学系60および作像系70などによってプリンタ
装置PRTが構成されている。
【0033】走査系10は原稿台ガラス18の下方を移
動するスキャナ19に組付けられた露光ランプ11およ
び第1ミラー12と、固定ミラー13a,13bと、集
光用のレンズ14と、CCDアレイなどを用いた光電変
換素子16と、スキャンモータM2などから構成されて
いる。
【0034】光電変換素子16は、原稿内の黒色を主と
した非特定色の画像と、特定色(赤色)の画像とをそれ
ぞれ個別に電気信号に変換する。
【0035】画像信号処理部20は、光電変換素子16
から出力される画像信号を処理し、画像メモリ部30に
対して画像データを出力する。
【0036】印字処理部40は送られてきた画像データ
に応じてそれらを半導体レーザ61,62に与える。光
学系60は、半導体レーザ61,62と、半導体レーザ
61,62の2つのレーザ光を合成するダイクロミック
ミラー63と、合成レーザビームを偏向するポリゴンミ
ラー65と、ポリゴンミラー65を回転するモータ64
と、主レンズ69と、反射ミラー67a,67b,67
cなどから構成されている。
【0037】作像系70は、現像転写系70A、搬送系
70Bおよび定着系70Cから構成されている。
【0038】現像転写系70Aは、図1の反時計方向に
回転駆動される感光体ドラム71およびその周囲に回転
方向の上流側から順に配置された第1帯電チャージャ7
2a、第1現像器73a、第2帯電チャージャ72b、
第2現像器73b、転写チャージャ74、分離チャージ
ャ75、クリーニング部76などからなる。第1現像器
73aには、トナーとキャリアからなる2成分現像剤が
収納されている。
【0039】搬送系70Bは、用紙を収納するカセット
80a,80b、用紙サイズを検出するサイズ検出セン
サSE11,SE12、用紙ガイド81、タイミングロ
ーラ82、搬送ベルト83および再給紙部600から搬
入された用紙を搬送する水平搬送ローラ86a〜86c
などからなる。
【0040】定着系70Cは、用紙上のトナー像を熱と
圧力により定着しながら搬送する定着ローラ84、排出
ローラ85および用紙の排出を検出する排出センサSE
62などからなる。
【0041】再給紙部600は、排出ローラ85から排
出された用紙を一旦収納して両面モードのときには表裏
を反転して、合成モードのときには表裏反転を行なわず
に、再度の画像形成(プリント)のために搬送系70B
の水平搬送ローラ86aに搬入する循環式のものであ
る。再給紙部600は、排紙トレイ621への排出と再
給紙とを切換えるための切換爪601、搬送ローラ60
2、反転ローラ603および反転センサSE61などか
ら構成されている。
【0042】両面モードにおいては、図示しないソレノ
イドによって切換爪601の左端部が上方に移動する。
これによって排出ローラ85から排出された用紙が搬送
ローラ602の方に誘導され、搬送ローラ602を通っ
て反転ローラ603に達する。
【0043】用紙の後端が反転センサSE61に達する
と、反転ローラ603が反転し、これによって用紙が水
平搬送ローラ86aの方へと搬送され、水平搬送ローラ
86b,86c、中間ローラ87を通ってタイミングロ
ーラ82まで達して待機する。
【0044】このとき、次の用紙も順次所定の間隔で搬
送されてきており、片面にプリントされた用紙が、搬送
ローラ602,603および水平搬送ローラ86a〜8
6cを含む複写経路に待機できる枚数は、画像データの
遅延がないとした場合には、用紙と複写経路の長さに依
存することになるが、本実施形態においては、待機でき
る原稿の枚数は最大3枚とする。なお、中間ローラ87
の手前には、給紙されてきた用紙の先端を検出するセン
サSE88が配置されている。
【0045】原稿搬送部500は、原稿給紙トレイ51
0上にセットされた原稿を自動的に原稿ガラス18上に
搬送し、スキャナ19によって原稿の表面(下面)を読
取ったあとには原稿排出部511へ排出する。
【0046】読取装置IRで読取られたデータは、画像
メモリ部30に入力され記憶される。
【0047】画像メモリ部30は、コネクタ90aを介
して、通信回線90bに接続されている。これにより、
複写機1は、通信回線90bを介して、他の装置と、デ
ータの送受信が可能となる。つまり、複写機1は、他の
装置から送信された画像データに基づいて画像を形成で
き、かつ、スキャナ19で読取り画像メモリ部30に記
憶された画像データを他の装置に送信することができ
る。
【0048】なお、複写機1において、スキャナ19が
矢印b方向に移動するときには、矢印d方向に移動する
ときよりも高速に移動する。このスキャナ19がb方向
に移動するときの光電変換素子16による画像の走査を
予備走査といい、このとき光電変換素子16から出力さ
れる画像データに基づいて、原稿台上の原稿の大きさ、
原稿の位置が検出される。一方、スキャナ19が矢印d
方向に移動するときの光電変換素子16による画像の走
査が本走査であり、このとき光電変換素子16から出力
される画像データに基づいて原稿の画像データの読取り
が行なわれる。
【0049】人体検知センサ50は、複写機1付近の物
体(すなわち、操作者)を検知するためのセンサであ
る。人体検知センサ50は、たとえば、特開平7−22
1949号公報等に記載されるような周知の、発光素子
と受光素子を組合せた反射型フォトセンサにより、構成
することができる。
【0050】図2は、図1の複写機1に備えられる操作
パネル101を示す図である。操作パネル101は、各
種の画面やメッセージが表示されLCDから構成される
タッチパネル102と、プリント枚数やプリント倍率等
の数値を入力するためのテンキー103と、テンキー1
03により入力されたプリント枚数を“1”に戻したり
入力されたプリント倍率をクリアするクリアキー104
と、プリント動作を開始させるプリントキー105と、
連続プリント動作を停止させるストップキー106と、
押圧することにより設定した複写条件をすべて解除し初
期状態に戻すパネルリセットキー107とを備えてい
る。
【0051】また、タッチパネル102には、応用キー
102aと、原稿→コピーキー102bと、基本キー1
02cと、仕上げキー102dと、倍率キー102e
と、用紙キー102fとが表示されている。応用キー1
02aは、多数枚の原稿をコピーするときに、表紙だ
け、カラーぺーパ等の別のコピー用紙を使ってコピーす
る場合等に押圧されるキーである。原稿→コピーキー1
02bは、原稿の種類ととりたいコピーの種類の組合せ
を設定する際に、押圧されるキーである。基本キー10
2cは、コピー用紙、コピー倍率、コピー濃度といっ
た、コピーをする上での基本的な条件を設定する際に押
圧されるキーである。仕上げキー102dは、コピーの
仕分けの種類を設定するためのキーである。倍率キー1
02eは、コピー倍率を設定するためのキーであり、用
紙キー102fは、コピー用紙として使用する用紙を設
定するためのキーである。
【0052】また、タッチパネル102には、さらに、
メッセージ表示部108が表示されている。メッセージ
表示部108には、現在の複写機1の状態等を示すメッ
セージや、コピー枚数等のコピー条件が表示される。
【0053】図3は、複写機1の印字処理部40の構成
を示すブロック図である。印字処理部40は、操作パネ
ル部110と、全体制御部120と、読取部130と、
プリント部140と、通信コントローラ部150とから
構成され、各々のブロックが通信ドライバ111,12
1,131,141や通信ケーブルC1を介してシリア
ル通信を行ない、コマンドやステータスのやり取りを行
なうように接続されている。各ブロックには、CPU1
12,122,132,142が設けられ、また、それ
ぞれのプログラムを格納したROM113,123,1
33,143、およびプログラムの実行のワークエリア
となるRAM114,125,134,144が設けら
れている。全体制御部120には、メインルーチンの1
ルーチンの時間を計時するタイマ124が設けられてい
る。
【0054】操作パネル部110は、操作パネル101
および人体検知センサ50の制御を行なうブロックであ
り、操作パネル101上の各種操作キーもしくはタッチ
パネル102から入力された内容を読取り、設定の結果
や複写機1の動作状態をLEDもしくはLCDに表示
し、人体検知センサ50が物体(操作者)を検知してい
るか否かを読取る。ここで、ユーザによって入力された
キーもしくはタッチパネルの情報は、画像形成条件とし
て通信ケーブルC1を通じて全体制御部120に送信さ
れる。また、人体検知センサ50の検知内容は、操作者
の有無の判断条件として、通信ケーブルC1を通じて全
体制御部120に送信される。
【0055】読取部130は、前述の走査系10や原稿
搬送部500の制御を行なう。原稿の給紙搬送状態や原
稿搬送部500に原稿がセットされているかを入出力回
路(I/O)135を通じて検出したり、原稿駆動の回
路、原稿スキャンのためのミラーの駆動回路を入出力回
路136を通じて制御する。また、光電変換素子(CC
D)16で読取った画像データは、入力信号処理部13
7を介して、画像メモリ部30に送信される。
【0056】プリント部140では、前述したプリンタ
装置PRTの制御を行なう。用紙の大きさや搬送状態を
入出力回路145を通じて検出したり、用紙の駆動回路
を146を通じて制御する。また、印字処理部147に
送信されたデータに従って半導体レーザ(LD)61,
62を駆動する。このように、プリント部140にプリ
ンタ装置PRTが制御され、複写機1における給紙、現
像、転写、定着というプロセスを行なわれ、所望の用紙
上に画像を形成する。
【0057】全体制御部120は、複写機1の装置全体
の制御を行なうとともに、読取装置IRによって読込ま
れた画像を管理し、また、複写機1に接続される送信手
段(LAN1〜3上の装置)から通信コントローラ部1
50を経由して送信された画像データの管理を行なう。
全体制御部120には、読取装置IRで読込んだ数百枚
から数千枚分の規模の原稿の画像を格納する画像メモリ
部30が設けられている。読取部130の入力信号処理
部137からバスD1を通じて送信された画像データ、
または、通信コントローラ部150から送信された画像
データは、画像メモリ部30に記憶される。
【0058】また、全体制御部120は、プリントモー
ドメモリ126と、暗証番号メモリ127とをさらに備
えている。プリントモードメモリ126は、各画像デー
タが、初めて、画像としてまたは画像データのままで複
写機1外に出力された際のプリントモードを、当該画像
データに対応して記憶するものである。また、暗証番号
メモリ127は、各画像データに対応して設定される暗
証番号を記憶するものである。後述するように、複写機
1は、各画像データが、画像として、または、そのまま
他の装置に、出力された後、所定時間経過すると、当該
画像データに対応した暗証番号を入力することを条件と
して、当該画像データを再度出力させることができる。
なお、本明細書では、複写機1が、このように、一度出
力した画像データを再度出力させることができる機能
を、「メモリリコール」という。
【0059】なお、図3に示すように、複写機1は、3
つのLAN(LAN1〜3)に、通信コントローラ部1
50を介して接続されており、LAN1〜3上の各パー
ソナルコンピュータから送信される画像データに従っ
て、画像形成(プリント)が可能である。
【0060】複写機1では、読取装置IRで読取った画
像データおよび通信コントローラ部150から送信され
た画像データを画像メモリ部30に蓄積できるため、同
一画像についての複数枚のプリントをする場合にも、画
像メモリ部30から複数回データを送信することによ
り、1回のデータの読込みで、複数枚のプリントが可能
な構成になっている。また、画像メモリ部30が多くの
原稿の画像データをまとめて記憶できるだけの容量を持
っているため、読込んだ画像の順番を交換しつつ、プリ
ントすることができる。プリント動作の手順は、全体制
御部120のRAM125内のテーブルに記憶してお
り、読取装置IRで読取った画像データおよび通信コン
トローラ部150から送信された画像データをプリント
する場合には、RAM125内に記憶されたテーブルを
参照して制御を行なう。
【0061】なお、全体制御部120は、操作パネル部
110、読取部130、プリント部140にコマンドを
送り、全体の読取動作およびプリント動作を行なうが、
ここでの処理は、従来のデジタル複写機における制御と
同様であるため説明を省略する。
【0062】複写機1では、状態に応じて、タッチパネ
ル102の表示態様が変化する。ここで、図4〜図6
に、タッチパネル102の表示例を示す。また、図7お
よび図8は、全体制御部120のCPU122の制御内
容を示す図である。ここで、図4〜図6を参考にしなが
ら、CPU122の制御内容を説明する。
【0063】図7は、CPU122が実行するメインル
ーチンのフローチャートである。まず、CPU122
は、複写機1に電源が投入されると、ステップS1(以
下、ステップを省略する)で、各メモリのリセット等の
初期設定を行ない、S2に進む。そして、CPU122
は、S2で、タイマ124をスタートさせて、S3に進
む。
【0064】そして、CPU122は、S3で、操作パ
ネル101への入力情報に基づいて、画像データの読込
み等のための画像形成制御処理を実行し、S4に進む。
【0065】そして、CPU122は、S4で、メモリ
リコール制御処理を実行し、S5に進む。メモリリコー
ル制御処理とは、上述したメモリリコール機能を使用す
る処理である。このメモリリコール制御処理の内容につ
いては、図8を参照して、後述する。
【0066】そして、CPU122は、S5で、内部タ
イマが1ルーチンに相当する時間の計時を終了したか否
かを判断し、終了した判断すると、S2に戻る。
【0067】次に、図8を参照して、S4のメモリリコ
ール制御処理の内容を説明する。図8は、メモリリコー
ル制御処理のサブルーチンのフローチャートである。
【0068】まず、CPU122は、S411で、複写
機1において、プリントキー105が押圧され、プリン
ト動作(画像形成動作)が開始されているか否かを判断
する。開始されたと判断すると、S412に進み、図4
に示すように、現在プリント動作を行なっている画像デ
ータに対応した暗証番号をメッセージ表示部108に表
示させて、S413に進む。なお、プリント動作では、
まず、相当する画像データが、画像メモリ部30から、
全体制御部120(図3参照)に備えられたパケットメ
モリ(図示略)に圧縮記憶される。そして、当該パケッ
トメモリに格納された画像データは、操作パネル101
で指定されたモードにより、順次読出され、全体制御部
120に備えられたページメモリ(図示略)に伸長描画
される。そして、伸長描画された画像データは、プリン
ト部140(図3参照)の印字処理部147に送られ、
画像として出力される。
【0069】S413では、CPU122は、S412
で暗証番号を表示させてから、予め定められた特定時間
が経過したか否かを判断し、経過したと判断すると、S
414に進む。S414では、メッセージ表示部108
における暗証番号の表示を消去して、S415に進む。
つまり、S413における特定時間とは、暗証番号を表
示させる時間であり、たとえば、数分程度とされる。
【0070】S415では、CPU122は、プリント
動作が終了したか否かを判断する。そして、終了したと
判断すると、S416に進み、図5に示すように、タッ
チパネル102に、メモリリコールキー102gをさら
に表示させて、S417に進む。
【0071】S417では、CPU122は、メモリリ
コールキー102gが押圧されたか否かを判断する。押
圧されたと判断すると、S418に進む。メモリリコー
ルキー102gは、既に出力した画像データを再度出力
させようとする際に、操作者が押圧するキーである。な
お、メモリリコールキー102gを押圧する際、操作者
は、どの画像データを再度出力させるかを選択する操作
を行なう。
【0072】S418では、CPU122は、メモリリ
コールキー102gの押圧に基づいて再度出力させる画
像データが最初に出力されたときから、予め定められた
所定時間が経過しているか否かを判断する。未だ、当該
所定時間が経過していないと判断すると、S421に進
み、経過したと判断すると、S419に進む。
【0073】S421では、CPU122は、プリント
キー105が押圧されたか否かを判断する。プリントキ
ー105が押圧されたと判断すると、S422で、画像
メモリ部30から、当該画像データを読み出す処理を行
ない、リターンする。
【0074】一方、S419では、図6に示すように、
メッセージ表示部108に、「暗証番号を入力して下さ
い」、というように、操作者に暗証番号の入力を促すメ
ッセージを表示させて、S420に進む。なお、図6で
は、メモリリコールキー102gは、反転表示されてい
る。
【0075】S420では、CPU122は、入力され
た暗証番号が正しいか否かを判断する。正しいと判断す
ると、S421に進み、誤っていると判断すると、S4
19に戻る。
【0076】以上説明したメモリリコール制御処理で
は、再度出力しようとする画像データの一度目のプリン
ト動作が開始されてから所定時間が経過するまでに、メ
モリリコールキー102gが押圧されると、そのまま、
当該画像データが再度出力される。一方、上記の所定時
間が経過した後にメモリリコールキー102gが押圧さ
れた場合には、当該画像データに対応する暗証番号が入
力されたことを条件として、当該画像データが再度出力
される。
【0077】なお、ここでいう出力はプリント動作に限
定されず、他の装置に画像データを送信することも含ま
れる。最初にプリント動作を行なった画像データを、他
の装置に送信することにより再度出力させる場合には、
S421における処理は、他の装置に画像データを送信
する旨の操作が行なわれたか否かを判断する処理に置換
される。また、最初に、他の装置に送信された画像デー
タを、プリント動作によって再度出力させる場合には、
S411の処理は、送信動作が開始されているか否かを
判断する処理に置換される。
【0078】以上説明した本実施の形態では、CPU1
22により制御手段が構成されている。そして、画像デ
ータに基づいて画像を出力するプリンタ部により出力手
段が構成されている。なお、画像データを、そのまま、
通信回線90bを介して他の装置に出力する、送信手段
(LAN1〜3上の装置)および通信コントローラ部1
50によっても、出力手段が構成されていることにな
る。
【0079】また、本実施の形態では、記憶された画像
データを再度出力させる際に暗証番号を入力するが、入
力させるものは、暗証番号に限定されない。文字等を含
む暗証コードであってもよい。
【0080】なお、本実施の形態では、暗証番号は、複
写機1側から指定されるが、これに限らず、操作者が、
決定できるようにしてもよい。この場合、S412の処
理は、暗証番号の入力を促し、かつ、当該入力された暗
証番号を表示するような処理に置換される。
【0081】[第2の実施の形態]次に、本発明の第2
の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態
は、第1の実施の形態から、メモリリコール制御処理の
処理内容のみを変更しているため、ここでは、その変更
点のみを説明する。
【0082】図9に、本実施の形態のメモリリコール制
御処理のサブルーチンのフローチャートを示す。
【0083】図9を参照して、CPU122は、まず、
S431で、プリント動作が開始された否かを判断し、
開始されたと判断すると、S432に進む。S432で
は、CPU122は、メッセージ表示部108に現在プ
リント動作を行なっている画像データに対応する暗証番
号を表示させて、S433に進む。S433では、S4
31のプリント動作が開始されてから特定時間が経過し
たか否かを判断する。この特定時間とは、S413(図
8参照)において説明した特定時間と同様の物とするこ
とができる。そして、特定時間が経過したと判断する
と、S434に進み、S432で行なった暗証番号の表
示を消去して、S435に進む。
【0084】S435では、CPU122は、S431
で開始したと判断したプリント動作が終了したか否かを
判断し、終了したと判断すると、S436に進む。
【0085】S436では、CPU122は、タッチパ
ネル102に、図5に示すように、メモリリコールキー
102gを表示させ、さらに、人体検知センサ50によ
る操作者の有無の検知を開始して、S437に進む。
【0086】S437では、CPU122は、メモリリ
コールキー102gが押圧されたか否かを判断する。押
圧されたとS438に進み、押圧されていないと判断す
ると、一旦、リターンする。
【0087】S438では、CPU122は、S436
で開始した操作者の有無の検知において、一度でも操作
者がいなかったことを検知したか否かを判断する。一度
でも操作者がいなかったことを検知したと判断した場合
には、S439に進む。一方、操作者がいなかったこと
を検知したことが無いと判断した場合、つまり、常に、
操作者がいたことを検知していたと判断した場合には、
S441に進む。
【0088】S439では、CPU122は、図6に示
すように、メッセージ表示部108において暗証番号の
入力を促すメッセージを表示させる処理を行ない、S4
40に進む。S440では、入力された暗証番号が正し
いか否かを判断し、正しいと判断すると、S441に進
む。一方、入力された暗証番号が誤っていると判断する
と、S439に戻る。
【0089】S441では、プリントキー105が押圧
されたか否かを判断する。押圧されたと判断すると、S
442に進み、画像メモリ部30から、当該画像データ
を読み出す処理を行ない、リターンする。
【0090】以上説明した本実施の形態のメモリリコー
ル制御処理では、再度出力しようとする画像データの一
度目のプリント動作が開始されてから継続して操作者が
複写機1の操作を行なっている間に、メモリリコールキ
ー102gが押圧されると、そのまま、当該画像データ
が再度出力される。一方、上記の一度目のプリント動作
が開始されてから、操作者が一度でも複写機1の付近を
離れ、継続して操作が行なわれていなかったと判断され
た場合には、当該画像データに対応する暗証番号が入力
されたことを条件として、当該画像データが再度出力さ
れる。
【0091】なお、ここでいう出力はプリント動作に限
定されず、他の装置に画像データを送信することも含ま
れる。
【0092】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態である複写機の断面を
模式的に示す図である。
【図2】 図1に示す複写機の操作パネルの平面図であ
る。
【図3】 図1に示す複写機の印字処理部の構成を示す
ブロック図である。
【図4】 図2に示す操作パネルの表示例を示す図であ
る。
【図5】 図2に示す操作パネルの表示例を示す図であ
る。
【図6】 図2に示す操作パネルの表示例を示す図であ
る。
【図7】 図3の全体制御部のCPUが実行するメイン
ルーチンのフローチャートである。
【図8】 図7のメモリリコール制御処理のサブルーチ
ンのフローチャートである。
【図9】 図7のメモリリコール制御処理の変形例のサ
ブルーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
1 複写機、50 人体検知センサ、101 操作パネ
ル、102 タッチパネル、102g メモリリコール
キー、105 プリントキー、108 メッセージ表示
部、120 全体制御部、122 CPU、124 タ
イマ、147印字処理部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/00 B41J 29/00 Z 5C075 1/21 G03G 21/00 390 5J104 1/44 H04L 9/00 673A Fターム(参考) 2C061 AP03 AP04 AQ06 CL08 HJ06 HK11 HK19 2C087 AA03 AC08 BA03 BB03 BB10 BC07 BD40 CB05 DA14 2H027 DA29 DA40 EJ03 EJ04 EJ08 FA30 FD08 5C062 AA02 AA05 AB20 AB22 AB42 AC04 AC22 AE07 AF06 AF12 5C073 AA06 BB07 5C075 EE02 5J104 AA01 AA07 KA01 NA05 NA27 PA00 PA07 PA14

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを記憶するメモリと、 前記メモリに記憶された画像データを出力させる出力手
    段と、 前記出力手段の動作を制御する制御手段と、 画像データに対応する暗証コードを記憶する暗証コード
    記憶手段と、 情報を入力するための入力手段とを含み、 前記制御手段は、前記出力手段に、前記メモリに記憶さ
    れた或る画像データを出力させた後に、当該或る画像デ
    ータを再度出力させる旨の命令である再出力命令を受信
    した場合、 前記或る画像データを出力させてから所定時間が経過す
    るまでは、前記再出力命令の受信に応じて、前記出力手
    段に前記或る画像データを再度出力させる第1のモード
    で動作し、 前記メモリに記憶された前記或る画像データを出力させ
    てから前記所定時間が経過した後は、前記入力手段に、
    前記暗証コード記憶手段に記憶されている前記或る画像
    データに対応する暗証コードが入力されたことを条件と
    して、前記出力手段に前記或る画像データを再度出力さ
    せる第2のモードで動作する、画像データ出力装置。
  2. 【請求項2】 画像データを記憶するメモリと、 前記メモリに記憶された画像データを出力させる出力手
    段と、 前記出力手段の動作を制御する制御手段と、 画像データに対応する暗証コードを記憶する暗証コード
    記憶手段と、 情報を入力するための入力手段と、 操作者の有無を検出する操作者検知手段とを含み、 前記制御手段は、前記出力手段に、前記メモリに記憶さ
    れた或る画像データを出力させた後に、当該或る画像デ
    ータを再度出力させる旨の命令である再出力命令を受信
    した場合、 前記或る画像データを出力させてから前記操作者検知手
    段が継続して操作者が有ることを検出している場合に
    は、前記再出力命令の受信に応じて、前記出力手段に前
    記或る画像データを再度出力させる第1のモードで動作
    し、 前記或る画像データを出力させてから前記操作者検知手
    段が操作者の無いことを検出している場合には、前記入
    力手段に、前記暗証コード記憶手段に記憶されている前
    記或る画像データに対応する暗証コードが入力されたこ
    とを条件として、前記出力手段に前記或る画像データを
    再度出力させる第2のモードで動作する、画像データ出
    力装置。
  3. 【請求項3】 前記暗証コードは、操作者が設定でき
    る、請求項1または請求項2に記載の画像データ出力装
    置。
  4. 【請求項4】 メモリに記憶された画像データの出力方
    法であって、 前記メモリに記憶された或る画像データを出力させた後
    に、当該或る画像データを再度出力させる旨の命令であ
    る再出力命令を受信した場合、 前記或る画像データを出力させてから所定時間が経過す
    るまでは、前記再出力命令の受信に応じて、前記或る画
    像データを再度出力させ、 前記或る画像データを出力させてから前記所定時間が経
    過した後は、前記或る画像データに対応する暗証コード
    が入力されたことを条件として、前記或る画像データを
    再度出力させる、画像データの出力方法。
  5. 【請求項5】 メモリに記憶された画像データの出力方
    法であって、 前記メモリに記憶された或る画像データを出力させた後
    に、当該或る画像データを再度出力させる旨の命令であ
    る再出力命令を受信した場合、 前記或る画像データを出力させてから継続して操作者の
    有ることが検出されているときは、前記再出力命令の受
    信に応じて、前記或る画像データを再度出力させ、 前記或る画像データを出力させてから操作者の無いこと
    が検出されたときは、前記或る画像データに対応する暗
    証コードが入力されたことを条件として、前記或る画像
    データを再度出力させる、画像データの出力方法。
  6. 【請求項6】 前記暗証コードは、操作者によって設定
    される、請求項4または請求項5に記載の画像データの
    出力方法。
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