JP2001112793A - 歯科用ミラー - Google Patents

歯科用ミラー

Info

Publication number
JP2001112793A
JP2001112793A JP29726499A JP29726499A JP2001112793A JP 2001112793 A JP2001112793 A JP 2001112793A JP 29726499 A JP29726499 A JP 29726499A JP 29726499 A JP29726499 A JP 29726499A JP 2001112793 A JP2001112793 A JP 2001112793A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
holder
support shaft
dental
insertion hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29726499A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeyuki Matsuzaki
重幸 松崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AROO KK
Original Assignee
AROO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AROO KK filed Critical AROO KK
Priority to JP29726499A priority Critical patent/JP2001112793A/ja
Publication of JP2001112793A publication Critical patent/JP2001112793A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/24Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor for the mouth, i.e. stomatoscopes, e.g. with tongue depressors; Instruments for opening or keeping open the mouth
    • A61B1/247Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor for the mouth, i.e. stomatoscopes, e.g. with tongue depressors; Instruments for opening or keeping open the mouth with means for viewing areas outside the direct line of sight, e.g. dentists' mirrors
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/06Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with illuminating arrangements
    • A61B1/0661Endoscope light sources
    • A61B1/0669Endoscope light sources at proximal end of an endoscope

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Endoscopes (AREA)
  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光源を備えたコードレスの歯科用ミラーであ
って、光源及び電池の交換頻度が少なく、口腔に挿入し
ても曇りにくいものを提供する。 【解決手段】 この歯科用ミラーは、ミラー本体100
と、ホルダ200とで構成される。ミラー本体100
は、合成樹脂で一体成形された柄部110とミラープレ
ート部120とを有し、ミラープレート部120に光反
射膜が形成されてミラー130をなす。ホルダ200
は、電池及びLED光源を収容し、回転スイッチ230
でオンオフする。LED光310は、光ガイド孔221
を通してミラー本体100のミラー130に向けて照射
される。ミラー本体100の柄部110には、ホルダ2
00の支軸が挿入される差し込み孔が形成され、上記支
軸を差し込み孔に挿入することにより、ミラー本体10
0はホルダ200に着脱可能に取付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯科治療におい
て、口腔に挿入し検診するために用いる歯科用ミラーに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】歯科治療における口腔内部の検診器具と
して、細長の柄部の先端にミラーを取付けた歯科用ミラ
ーが一般に知られている。この歯科用ミラーは、患者の
口腔内に挿入し、外部から光を当てて歯の裏側や内部を
見るようになっている。このため、この歯科用ミラーに
ランプを取付けたものが提案されている。
【0003】例えば、特開平11−244236号に
は、ミラーに向けて光を放射するランプを備えたホルダ
部と、該ホルダ部に着脱可能な歯科用ミラーとが開示さ
れている。すなわち、ホルダ部に、ミラーに向けて光を
放射するランプを備えることにより、例えば学校等の、
口腔内を照らすための照明手段を備えていない場所にお
いても、口腔内を照らし正確な検診を行うことを可能と
するものである。更に、ミラーとホルダ部を着脱可能と
することにより、例えば集団検診等で1度に大人数の検
診を行う場合には、使用済ミラーを消毒済の新しいミラ
ーに取替えるだけで、衛生的な検診を効率的に行うこと
を可能とするものである。
【0004】また、特開平11−244237号には、
上記特開平11−244236号の歯科用ミラーのホル
ダ部を軽量化するために、電池とホルダ部とを別体と
し、それらをコードで接続したものが開示されている。
すなわち、ホルダ部を軽量化することにより、歯科医師
の操作を軽快にして疲労を少なくしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
11−244236号に開示された歯科用ミラーでは、
ランプの寿命が短く、また消費電力も大きいため、ラン
プ及び電池を頻繁に交換しなければならないという問題
があった。また、特開平11−244237号において
は、電池とホルダ部とを別体にしたことにより、大容量
の電池を用いて電池寿命を向上させることができるが、
歯科用ミラーと電池ボックスとの間にコードが取付けら
れるため、コードが邪魔して操作がしにくくなり、ま
た、ランプの寿命が短いという問題は解決できなかっ
た。更に、これらの歯科用ミラーは、殺菌消毒すること
を前提として、ミラー部が金属部材にガラスをはめ込ん
だものであるため、口腔に挿入すると曇りやすいという
問題があった。
【0006】そこで、本発明の目的は、光源を備えたコ
ードレスの歯科用ミラーであって、光源及び電池の交換
頻度が少なく、口腔に挿入しても曇りにくいものを提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、歯科治療において、口腔に挿入し検診す
るために用いる歯科用ミラーにおいて、内部に電池とL
ED光源とを収容し、該LED光源のオンオフを行うス
イッチを有し、前記LED光源の光を先端方向に向けて
発光させるホルダと、前記ホルダの先端に着脱可能に連
結される柄部と、この柄部の先端に所定角度で連接され
たミラープレート部と、このミラープレート部の表面に
形成されたミラーとを有し、少なくとも前記柄部と前記
ミラープレート部とが合成樹脂によって一体成形されて
なるミラー本体とを備え、前記LED光源の光が前記ミ
ラー本体のミラーに向けて照射されるように構成されて
いることを特徴とする歯科用ミラーを提供するものであ
る。
【0008】上記発明によれば、ホルダに装着したLE
D(発光ダイオード)光源の光がミラー本体のミラーに
向けて照射されるように構成されているので、学校等に
おける集団検診時のように、周囲に特別な光源がなくて
も、LED光源の光により口腔内を明るく照らしながら
検診を行うことができる。
【0009】また、光源としてLEDを用いたので、光
源が切れる虞れがほとんど無く、交換の必要もほとんど
無い。また、LEDの消費電力は従来のランプの消費電
力に比べ小さいため、電池の交換頻度を低くすることが
できると共に、小さい電池を使用することが可能とな
り、電池を収容したホルダの重量を軽くすることができ
る。そして、ホルダを軽量化することにより、電池を別
体にする必要がなくなるため、ホルダをコードレスにす
ることができる。
【0010】また、少なくとも柄部とミラープレート部
とが合成樹脂によって一体成形されているため、ミラー
本体は、その質量が金属部材にガラスをはめ込んで作成
した場合よりも小さくなることで、軽量化に寄与すると
共に、口腔に挿入したときにミラーが曇りにくいという
優れた利点がもたらされる。
【0011】また、ミラー本体がホルダに対して着脱可
能とされているので、ミラー本体を簡単に交換すること
ができる。そして、ミラー本体は、合成樹脂による一体
成形品であるため、比較的安価に製造することができ、
使い捨てにして消毒作業等を省略することが可能とな
る。
【0012】本発明の好ましい態様によれば、前記ミラ
ーは、前記ミラープレート部の表面に形成された光反射
性の膜からなり、該膜は、塗膜、めっき層、蒸着膜、金
属箔からなる群より選ばれた1種で形成される。
【0013】この態様によれば、ミラーはミラープレー
ト部の表面に形成された光反射性の膜からなるので、ガ
ラスからなるミラーと比較して、材料費が安く、軽量に
なると共に、ミラーを曇りにくくすることができる。
【0014】本発明の更に好ましい態様によれば、前記
ホルダの先端に支軸が設けられ、前記ミラー本体の柄部
に、前記支軸が挿入される差し込み孔が形成され、該差
し込み孔の周壁に割溝が形成されて弾性的に拡開可能と
されており、かつ、前記支軸と前記差し込み孔との間に
は、前記支軸の挿入方向を規制する位置決め手段が設け
られ、前記支軸を前記差し込み孔に挿入したとき、前記
支軸と前記差し込み孔とを弾性的に嵌合させる嵌合部が
設けられている。
【0015】この態様によれば、差し込み孔の周壁に割
溝が形成されて弾性的に拡開可能とされ、支軸を差し込
み孔に挿入したとき、支軸と差し込み孔とを弾性的に嵌
合させる嵌合部が設けられているので、ホルダの先端部
に設けた支軸を、ミラー本体の柄部に設けた差し込み孔
に挿入するだけで、支軸が差し込み孔に弾性的に嵌合す
る。また、ミラー本体をホルダに対して強い力で引張る
ことにより、上記嵌合を弾性的に解除して、支軸を差し
込み孔から引き抜くことができる。このため、ミラー本
体の着脱操作を容易にすることができる。
【0016】また、支軸と差し込み孔との間には、支軸
の挿入方向を規制する位置決め手段が設けられているた
め、ホルダの支軸をミラー本体の差し込み孔に誤った角
度で挿入しても差し込みができないこととなり、それに
よってミラー本体のホルダに対する取付け角度を常に正
しくすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1〜5には、本発明による歯科
用ミラーの1実施形態が示されている。図1は同歯科用
ミラーの外観を示す斜視図、図2は同歯科用ミラーの分
解斜視図、図3は同歯科用ミラーの位置決め手段及び嵌
合部を示す一部切欠き側面図、図4は同歯科用ミラーの
ホルダ先端の支軸を示す側面図(A)及び前方端面図
(B)であり、図5は同歯科用ミラーのミラー本体を示
す後方端面図(A)及び側面図(B)である。
【0018】図1に示すように、本歯科用ミラーは、ミ
ラー本体100とホルダ200とから構成されている。
前記ミラー本体100は、基部から先端部に向かって徐
々に縮径され、中間部において浅い角度で屈曲された細
長い棒状の柄部110と、該柄部110の細い先端部に
所定角度で連接された円盤状のミラープレート部120
とからなる。そして、前記柄部110の太い基端部に
は、該基端部を2分割するように軸方向に伸びる割溝1
11が形成されている。
【0019】なお、前記柄部110とミラープレート部
120は、ポリプロピレン、ポリエチレン等の合成樹脂
により一体成形されている。また、前記柄部110とミ
ラープレート部120の全面は、クロム等の金属蒸着膜
で被覆され、前記ミラープレート部120の表面に被覆
された金属蒸着膜によりミラー130が形成されてい
る。前記金属蒸着膜は、前記ミラープレート部120の
表面のみに施してもよいが、前記ミラー本体100の全
面に施すことにより、前記ミラー本体100の全表面が
滑らかになり、口腔内に傷をつける等の虞れがなく、検
診を安全に行うことができるという効果を得ることがで
きる。なお、ミラー130は、金属蒸着膜を形成するか
わりに、光反射性の塗膜や、無電界めっき層を施した
り、あるいは金属箔を貼り付けたりして形成することも
できる。
【0020】前記ホルダ200は、把持しやすい太さの
筒状部210と、その一端部に回動可能に取付けられた
回転スイッチ230と、その他端部に螺着されるホルダ
ヘッド220とからなる。このホルダヘッド220の先
端部には、前記ミラー本体100を脱着可能に取付ける
ための支軸240が突設されている。また、前記ホルダ
ヘッド220はLED光源300を備えており、このL
ED光源300から発したLED光310が、光ガイド
孔221を通って前記ミラー本体100のミラー130
に向けて照射されるようになっている。なお、前記LE
D光源300としては、高輝度発光するタイプのものが
好ましく用いられ、例えば「NSPW−300BS」
(商品名、日亜化学工業株式会社製)が好適である。こ
のようなLED光源300は、例えば電圧4.5V、電
流20mA程度の小電力で検診に必要な照度が得られ
る。
【0021】図2に示すように、前記ホルダ200の筒
状部210の内部には、電池211が一列に配列されて
収容される。この実施態様においては、前記電池211
として、市販の単5乾電池を3個使用しているが、電池
211を内蔵したホルダ200が重くならず、大きくな
らず、かつ十分な電力をLED光源300に供給できる
範囲であれば、その数及び型式は特に限定されるもので
はない。
【0022】ホルダヘッド220の後部は縮径されて雄
ねじ部222をなしている。また、LED光源300
は、電気回路を有する基板223に搭載されて、ホルダ
ヘッド220内に挿入されている。基板223は、ホル
ダヘッド220の後端部から突出し、その背面部に電池
211に圧接されるコンタクトスプリング224が取付
けられている。コンタクトスプリング224は、電池2
11の一方の極に対する接点をなすと共に、電池211
のガタツキを防止する役割をなす。
【0023】筒状部210の前記ホルダヘッド220が
取付けられる端部の内周には、雌ねじ部212が形成さ
れ、前記ホルダヘッド220の雄ねじ部222と該雌ね
じ部212により、前記ホルダヘッド220は前記筒状
部210に螺着される。
【0024】図3及び図4に示すように、ホルダヘッド
220から延出する支軸240は、全体として円を直線
で切欠いた断面形状(かまぼこ形断面)をなし、平坦面
241及び円筒面242を有している。また、平坦面2
41に対向する円筒面242の一部を中間から先端にか
けて切欠いて形成した切欠面243を有する。なお、前
記切欠面243の基部側の該切欠面243と前記円筒面
242との間の段差には斜面が形成されている。更に、
前記支軸240の基部近傍には、嵌合溝244が設けら
れている。
【0025】図3及び図5に示すように、ミラー本体1
00の柄部110の基端部には、前記支軸240を挿入
するための差し込み孔112が設けられている。この差
し込み孔112は、割溝111よりも軸方向に長く、差
し込み孔112の開口端近傍が前記割溝111で半割状
にされている。また、前記差し込み孔112の開口部近
傍には、内壁から孔の軸心に向かって突出した嵌合突起
113が設けられており、該嵌合突起113と前記支軸
240の嵌合溝244とが、本発明の嵌合手段を構成し
ている。更に、前記差し込み孔112には、前記支軸2
40の平坦面241に対応する平坦部115が設けられ
ており、該差し込み孔112の平坦部115と前記支軸
240の平坦面241とが、本発明の位置決め手段を構
成している。更に、前記差し込み孔112の奥部には、
前記支軸240の切欠面243に対応する縮径部114
が設けられている。
【0026】続いて、この歯科用ミラーの使用法を説明
する。まず、電池211を筒状部210の内部に装填し
た後、ホルダヘッド220を、基板223及びコンタク
トスプリング224が内部に配置されるように前記筒状
部210に螺着する。このとき、前記コンタクトスプリ
ング224が、前記電池211を回転スイッチ230の
取付けられた端部に向かって付勢するため、前記電池2
11は前記筒状部210内部で安定する。また、前記ホ
ルダヘッド220を前記筒状部210に取付けたとき
に、LED光源300が発光するようであれば、前記回
転スイッチ230を回動し、スイッチをオフにしてお
く。
【0027】次に、ミラー本体100をホルダ200に
取付ける操作を行う。前記操作を行うためには、前記ホ
ルダ200の支軸240を、前記ミラー本体100の差
し込み孔112に挿入すればよい。そのために、まず、
前記支軸240の平坦面241と前記差し込み孔112
の平坦部115をあわせるようにして、前記支軸240
を前記差し込み孔112に挿入する。ここで、前記支軸
240の平坦面241と前記差し込み孔112の平坦部
115とをあわせないで挿入した場合には、前記支軸2
40の円筒面242が、前記差し込み孔112の開口部
に引っ掛かるため、前記ミラー本体100を誤った向き
で前記ホルダヘッド220に取付けられることを防止す
ることができる。
【0028】挿入初期においては、前記支軸240の切
欠面243が前記差し込み孔112の嵌合突起113の
下を通過するが、やがて前記切欠面243と円筒面24
2との間の段差部分に形成された斜面が前記嵌合突起1
13に接し、前記支軸240の挿入に伴い前記嵌合突起
113は斜面に沿って押し上げられる。なお、前記差し
込み孔112の周壁は割溝111により二片に分割され
ているので、前記嵌合突起113を有する片部は、前記
嵌合突起113を押上げる方向に弾性的に撓むことがで
きる。更に挿入すると、やがて前記嵌合突起113の位
置に嵌合溝244が到達し、前記嵌合突起113が前記
嵌合溝244に嵌合し、前記ミラー本体100が前記ホ
ルダ200にしっかりと取付けられる。
【0029】続いて、本歯科用ミラーにより検診を行う
には、まず回転スイッチ230を回動し、スイッチをオ
ンにし、LED光源300を発光させる。すると、LE
D光源300が発したLED光310が、光ガイド孔2
21を通ってミラー本体100のミラー130に向けて
照射される。この状態で、患者の口腔にミラー本体10
0を挿入すると、前記ミラー130で反射された前記L
ED光310が口腔内の検診部分を照らすため、照明装
置で口腔を照らさなくても検診を行うことができる。な
お、前記ミラー本体100は、合成樹脂で一体成形され
ているため質量が小さく、口腔内に挿入されるとすぐに
周囲の温度に近づくため、曇りにくい。
【0030】更に続けて別の患者の検診を行う場合は、
前記ミラー本体100を新しいものに交換すればよい。
交換のために使用済みのミラー本体100をホルダ20
0から取外すには、前記ミラー本体100を、例えば指
でつまんで引張ればよい。前記ミラー本体100を引張
ると、柄部110の割溝111を有する基端部が外方に
弾性的に撓み、嵌合突起113と嵌合溝244の嵌合が
外れるため、前記ミラー本体100を前記ホルダ200
から取外すことができる。そして、上記で説明したよう
に、新しいミラー本体100を取付ければよい。
【0031】なお、ミラー本体100は製造コストが低
く安価であるため、使い捨てにしても、経済的な負担に
ならない。そして、ミラー本体100を使い捨てにする
ことにより、殺菌消毒の手間を省くことができるため、
検診を効率的に行うことが可能となる。しかも、患者毎
に新しいものを使用するため、検診を衛生的に行うこと
が可能となる。
【0032】更に、前記LED光源300の消費電力は
低く、例えば従来型の電球は、電圧3Vで200mAの
電流を必要としていたのに対し、前記LED光源300
によれば、電圧4.5Vで20mAの電流により従来型
の電球と同じ照度の光を提供することができる。従っ
て、電池交換の頻度は、従来型の電球を使用した場合と
比較して、極めて少なくなり、例えば市販の単5乾電池
を3本使用した場合、50時間(連続使用の場合)に1
回の交換でよい。また、電池211の総重量が小さくな
るため、ホルダ200を軽量化するために電池211と
ホルダ200とを別体にする必要がなく、従ってホルダ
200をコードレスとすることができ、取扱い性が向上
する。
【0033】なお、電池211を交換するには、ホルダ
ヘッド220を筒状部210から取外し、使用済みの電
池211を取出し、新しい電池211を装填すればよ
い。前記ホルダヘッド220と前記筒状部210は、前
記ホルダヘッド220の雄ねじ部222と前記筒状部2
10の雌ねじ部212とで螺着されているので、着脱を
容易に行うことができ、電池211の交換も容易に行う
ことができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
照明光源としてLEDを用い、ミラー本体を合成樹脂で
一体成形したことにより、光源及び電池の交換頻度が少
なく、口腔に挿入しても曇りにくい、光源を備えたコー
ドレスの歯科用ミラーを提供することができる。しか
も、ミラー本体が安価に製造できるため、使い捨てにし
ても経済的な負担にならない。そして、ミラー本体を使
い捨てにすることにより、殺菌消毒の手間を省くことが
でき、検診を効率的に行うことが可能となる。しかも、
患者毎に新しいものを使用するため、検診を衛生的に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様における歯科用ミラーの外
観を示す斜視図である。
【図2】同歯科用ミラーの分解斜視図である。
【図3】同歯科用ミラーの位置決め手段及び嵌合部を示
す一部切欠き側面図である。
【図4】同歯科用ミラーのホルダ先端の支軸を示す側面
図及び前方端面図である。
【図5】ミラー本体を示す後方端面図及び側面図であ
る。
【符号の説明】
100 ミラー本体 110 柄部 111 割溝 113 嵌合突起 115 平坦部 120 ミラープレート部 130 ミラー 200 ホルダ 220 ホルダヘッド 230 回転スイッチ 240 支軸 241 平端面 244 嵌合溝 300 LED光源

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯科治療において、口腔に挿入し検診す
    るために用いる歯科用ミラーにおいて、 内部に電池とLED光源とを収容し、該LED光源のオ
    ンオフを行うスイッチを有し、前記LED光源の光を先
    端方向に向けて発光させるホルダと、 前記ホルダの先端に着脱可能に連結される柄部と、この
    柄部の先端に所定角度で連接されたミラープレート部
    と、このミラープレート部の表面に形成されたミラーと
    を有し、少なくとも前記柄部と前記ミラープレート部と
    が合成樹脂によって一体成形されてなるミラー本体とを
    備え、 前記LED光源の光が前記ミラー本体のミラーに向けて
    照射されるように構成されていることを特徴とする歯科
    用ミラー。
  2. 【請求項2】 前記ミラーは、前記ミラープレート部の
    表面に形成された光反射性の膜からなり、該膜は、塗
    膜、めっき層、蒸着膜、金属箔からなる群より選ばれた
    1種である請求項1記載の歯科用ミラー。
  3. 【請求項3】 前記ホルダの先端に支軸が設けられ、前
    記ミラー本体の柄部に、前記支軸が挿入される差し込み
    孔が形成され、該差し込み孔の周壁に割溝が形成されて
    弾性的に拡開可能とされており、 かつ、前記支軸と前記差し込み孔との間には、前記支軸
    の挿入方向を規制する位置決め手段が設けられ、前記支
    軸を前記差し込み孔に挿入したとき、前記支軸と前記差
    し込み孔とを弾性的に嵌合させる嵌合部が設けられてい
    る請求項1又は2記載の歯科用ミラー。
JP29726499A 1999-10-19 1999-10-19 歯科用ミラー Pending JP2001112793A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29726499A JP2001112793A (ja) 1999-10-19 1999-10-19 歯科用ミラー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29726499A JP2001112793A (ja) 1999-10-19 1999-10-19 歯科用ミラー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001112793A true JP2001112793A (ja) 2001-04-24

Family

ID=17844280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29726499A Pending JP2001112793A (ja) 1999-10-19 1999-10-19 歯科用ミラー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001112793A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100418203B1 (ko) * 2001-08-08 2004-02-11 정필훈 발광체가 구비된 치아 관찰용 미러
JP2005534397A (ja) * 2002-07-31 2005-11-17 インスペクター リサーチ システムズ ベーフェー 歯表面の検査のための歯科用器具及び方法
GB2414811A (en) * 2004-06-02 2005-12-07 Ian Johnstone Kerr Dental mirror with light
JP2006503618A (ja) * 2002-10-21 2006-02-02 ツィマーマン,エフレイム 歯科用ミラー
JP2007020734A (ja) * 2005-07-13 2007-02-01 Norio Sugiyama デンタルミラー
KR101049401B1 (ko) * 2011-01-20 2011-07-14 김기수 일체형 플라스틱 통증완화 덴탈 미러와 그 제조방법
WO2012003622A1 (zh) * 2010-07-05 2012-01-12 Lin Yan-Zhang 具有照明的口镜
JP2016028637A (ja) * 2014-07-25 2016-03-03 株式会社ジーシー 歯科用ミラー
JP2019146702A (ja) * 2018-02-26 2019-09-05 旭 草木 デンタルミラー

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100418203B1 (ko) * 2001-08-08 2004-02-11 정필훈 발광체가 구비된 치아 관찰용 미러
JP2005534397A (ja) * 2002-07-31 2005-11-17 インスペクター リサーチ システムズ ベーフェー 歯表面の検査のための歯科用器具及び方法
JP2006503618A (ja) * 2002-10-21 2006-02-02 ツィマーマン,エフレイム 歯科用ミラー
JP4693415B2 (ja) * 2002-10-21 2011-06-01 ツィマーマン,エフレイム 歯科用ミラー
GB2414811A (en) * 2004-06-02 2005-12-07 Ian Johnstone Kerr Dental mirror with light
JP2007020734A (ja) * 2005-07-13 2007-02-01 Norio Sugiyama デンタルミラー
JP4522918B2 (ja) * 2005-07-13 2010-08-11 紀夫 杉山 デンタルミラー
WO2012003622A1 (zh) * 2010-07-05 2012-01-12 Lin Yan-Zhang 具有照明的口镜
KR101049401B1 (ko) * 2011-01-20 2011-07-14 김기수 일체형 플라스틱 통증완화 덴탈 미러와 그 제조방법
JP2016028637A (ja) * 2014-07-25 2016-03-03 株式会社ジーシー 歯科用ミラー
JP2019146702A (ja) * 2018-02-26 2019-09-05 旭 草木 デンタルミラー

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6379296B1 (en) Medical lighting device
US20190357764A1 (en) Vaginal speculum apparatus
US20080266840A1 (en) Surgical illumination device
US9386913B2 (en) Tongue depressor
CA2405771A1 (en) Laryngoscope or the like
JP2006517120A (ja) 喉頭鏡
US20070156022A1 (en) Illuminated Medical Devices
US6702577B2 (en) Dental or surgical illuminated mirror
US20060057537A1 (en) Combination dental instrument
JP2001112793A (ja) 歯科用ミラー
US20090097270A1 (en) Illuminator for medical use
US7066734B1 (en) Convertible dental instrument
US4657012A (en) Surgical instrument with incorporated lighting system
US10441155B2 (en) Medical devices with battery removal
US7371066B2 (en) Illuminated dental examination instrument
US20080041412A1 (en) Lighted disposable flosser handle
US20050083991A1 (en) Probe cover storage system for ear thermometer
EP2156765A1 (en) Lighted system toothbrush
US6561672B2 (en) Illuminated holder
US20030013061A1 (en) Tool and method for adjusting orthodontic expansion screws
AU2017326757B2 (en) An otoscope
JP2019146702A (ja) デンタルミラー
US20060057535A1 (en) Cordless intraoral dental examination instrument having non-plano mirror
JP2001218737A (ja) 内視鏡用光源装置
JPH11244236A (ja) 歯科用ミラー装置