JP2001112125A - 発変電所 - Google Patents

発変電所

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JP2001112125A
JP2001112125A JP28259699A JP28259699A JP2001112125A JP 2001112125 A JP2001112125 A JP 2001112125A JP 28259699 A JP28259699 A JP 28259699A JP 28259699 A JP28259699 A JP 28259699A JP 2001112125 A JP2001112125 A JP 2001112125A
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disconnector
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JP28259699A
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Kinichi Sasaki
欣一 佐々木
Masao Takahashi
正雄 高橋
Kiyohisa Terai
清寿 寺井
Shigeru Kawaguchi
滋 川口
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発変電所の電力系統を構成する孤立型の電力
機器を削減することができる、コンパクトで安価な発変
電所を提供する。 【解決手段】 電送路と、避雷器と、断路器と、遮断器
と、計器用変圧器と、計器用変流器と、保護継電器を備
えた発変電所において、計器用変流器あるいは計器用変
圧器の少なくとも一方を、断路器あるいは避雷器に一体
に設置する。また、計器用変流器を、遮断器を構成する
2つの導体のいずれかまたは両方に設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は発変電所に係わり、
特に、計器用変流器または計器用変圧器、あるいは計器
用変流器と計器用変圧器の両方を適切に配置することに
より、コンパクト化及び低廉化を図った発変電所に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】発電所、変電所あるいは開閉所等の発変
電所には、送電線、母線あるいは線路等の電気を送電す
るための電送路がある。この電送路に地絡や短絡等の事
故が発生した場合には、その事故によって電送路に電気
的に接続された電力機器が破損しないように、事故が発
生した電送路を電気的に切離す必要がある。そのため、
電送路には、電送路を電気的に切離したり接続したりす
る遮断器や断路器等の開閉装置が設置されている。
【0003】また、事故の発生を検出するためには、電
送路の電流や電圧の値を知る必要があるため、電送路に
は、電流を測定するための計器用変流器や電圧を測定す
るための計器用変圧器が設置され、さらに、これらの計
器用変流器や計器用変圧器から送られる電流や電圧の情
報から、電送路の事故の有無を判定する保護継電装置が
発変電所に設置されている。そして、この保護継電装置
において事故の発生が検出されると、保護継電装置から
遮断器や断路器等の開閉装置へ電送路の切離し命令が送
られ、電送路が電気的に切離されるように構成されてい
る。
【0004】以上のように発変電所は、電送路、遮断
器、断路器、計器用変流器、計器用変圧器及び保護継電
装置等からなる電力系統を構成している。以下、従来の
発変電所の構成例を、図9に基づいて説明する。なお、
図9に示した従来例は開閉所である。
【0005】すなわち、図9に示した開閉所へ引き込ま
れる送電線1は、鉄塔2により支持され、送電線1によ
って送電された電気は、導体3を通って避雷器4から断
路器5へと導かれる。また、避雷器4と断路器5の間の
導体3の近傍には、計器用変圧器とそれを支持する碍子
とからなる孤立型の計器用変圧器6が設置されている。
なお、避雷器は、雷撃や電力系統の開閉操作によって生
じる過電圧を制限して、電力系統を正常な状態に自己回
復させる機能を持っている。
【0006】断路器5は、導体3と導体7を導体8の両
端の接点9、10で電気的に開閉する構造となってい
る。すなわち、断路器5が閉じており、導体3と導体7
が電気的に接続されているとき、送電線1から断路器5
まで送電された電気は、導体7を通って遮断器11へと
導かれる。また、断路器5と遮断器11の間の導体7の
近傍には、計器用変流器とそれを支持する碍子からなる
孤立型の計器用変流器12が設置されている。
【0007】遮断器11は、導体7と導体13を、碍子
14の内部に設けられた接点(図示せず)で電気的に開
閉する構造となっている。すなわち、遮断器11が閉じ
ており、導体7と導体13が電気的に接続されていると
き、送電線1から遮断器11まで送電された電気は、導
体13を通って断路器15へと導かれる。また、遮断器
11と断路器15の間の導体13の近傍には、孤立型の
計器用変流器16が設置されている。
【0008】次に、断路器15は、導体13と導体17
を接点18で電気的に開閉する構造となっている。すな
わち、断路器15が閉じており、導体13と導体17が
電気的に接続されているとき、送電線1から断路器15
まで送電された電気は、導体17を通って母線19へと
導かれる。また、断路器15と母線19の間の導体17
の近傍には、孤立型の計器用変圧器20が設置されてい
る。
【0009】このようにして送電線1から母線19まで
送電された電気は、母線19を介して他の線路に電気を
送電するように構成されている。図9に示した開閉所で
は、送電線1から母線19まで送電された電気は、導体
21を通って断路器22へと導かれる。また、母線19
と断路器22の間の導体21の近傍には、孤立型の計器
用変圧器23が設置されている。
【0010】また、断路器22は、導体21と導体24
を接点25で電気的に開閉する構造となっている。すな
わち、断路器22が閉じており、導体21と導体24が
電気的に接続されているとき、送電線1から断路器22
まで送電された電気は、導体24を通って遮断器26へ
と導かれる。また、断路器22と遮断器26の間の導体
24の近傍には、孤立型の計器用変流器27が設置され
ている。
【0011】遮断器26は、導体24と導体28を、碍
子29の内部に設けられた接点(図示せず)で電気的に
開閉する構造となっている。すなわち、遮断器26が閉
じており、導体24と導体28が電気的に接続されてい
るとき、送電線1から遮断器26まで送電された電気
は、導体28を通って断路器30へと導かれる。また、
遮断器26と断路器30の間の導体28の近傍には、孤
立型の計器用変流器31が設置されている。
【0012】断路器30は、導体28と導体32を接点
33で電気的に開閉する構造となっている。すなわち、
断路器30が閉じており、導体28と導体32が電気的
に接続されているとき、送電線1から断路器30まで送
電された電気は、導体32を通って避雷器34から送電
線35へと導かれる。開閉所から引き出される送電線3
5は、鉄塔36によって支持されている。また、断路器
30と避雷器34の間の導体32の近傍には、孤立型の
計器用変圧器37が設置されている。さらに、開閉所内
には保護継電器(図示せず)が設置されている。なお、
電力系統の事故区間を特定できるように、前記計器用変
流器は、保護監視区間の境界である遮断器の両側に配置
され、計器用変圧器は、保護監視区間の境界である避雷
器と断路器の間、あるいは母線と断路器の間に配置され
ている。
【0013】続いて、従来から用いられている孤立型の
計器用変流器の構成を、図10に基づいて説明する。す
なわち、図10に示した孤立型の計器用変流器は、測定
対象である一次導体55の周りに巻かれた鉄心56と、
この鉄心56に巻かれた二次コイル57と、二次コイル
57からの電気信号を伝送する信号線58と、鉄心56
と二次コイル57を収納する容器59と、この容器59
に取り付けられ、信号線58を容器59の外部へ取り出
す端子60と、容器59を支持する中空の碍子61と、
碍子61を支持する固定台62と、信号線58からの電
気信号を信号線63に対して絶縁された電気信号に変換
する絶縁トランス64と、信号線63に接続された信号
処理器65から構成されている。なお、信号線58は、
中空の碍子61の内部を通過し、固定台62の側部から
取り出されている。
【0014】このように構成された孤立型の計器用変流
器においては、鉄心56と二次コイル57からなるセン
サ部において、一次導体55の高圧電流がハンドリング
の容易な二次コイル57の低圧電流に変換されて出力さ
れる。この一次導体55と鉄心56、鉄心56と二次コ
イル57は絶縁が必要であるため、容器59の内部はガ
スまたは油で充填されている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような構成を有する従来の発変電所においては、以下
に述べるような問題点があった。すなわち、図9に示し
たような従来の発変電所においては、計器用変流器や計
器用変圧器としては、それぞれを支持する碍子を備えた
孤立型の計器用変流器や計器用変圧器が使用されてき
た。このような孤立型の計器用変流器や計器用変圧器
は、それぞれ独立に碍子等による絶縁対策が施され、一
つの電力機器として構成されているため、計器用変流器
本体や計器用変圧器本体に比べてコストが高くなるとい
う問題点があった。
【0016】また、孤立型の計器用変流器や計器用変圧
器を用いた場合には、専用の据付面積が必要となるた
め、電力系統は長くなり、複雑な構成になるといった問
題点があった。すなわち、上述したように、孤立型の計
器用変流器においては、鉄心56や二次コイル57等の
導体が重く、また、二次コイル57や信号線58等の二
次側導体は低圧にする必要があるため、計器用変流器の
センサ部を他の電力機器と一体化して構成することが困
難であった。
【0017】このように、従来の計器用変流器や計器用
変圧器としては、鉄心巻線型の計器用変流器や計器用変
圧器といった孤立型の機器が使用されてきたため、電力
系統の大電流化に伴い、大型化、重量化するといった問
題点があった。このため、各電力機器を一体化して小型
化を図った、コンパクトで安価な発変電所の開発が切望
されていた。
【0018】本発明は、上述したような従来技術の問題
点を解決するために提案されたものであり、その目的
は、発変電所の電力系統を構成する孤立型の電力機器を
削減することができる、コンパクトで安価な発変電所を
提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、次のような手段により発変電所を構成す
るものである。すなわち、請求項1に記載の発明は、電
送路と、避雷器と、断路器と、遮断器と、計器用変圧器
と、計器用変流器と、保護継電器を備えた発変電所にお
いて、前記計器用変流器あるいは計器用変圧器の少なく
とも一方を、前記断路器に一体に設置したことを特徴と
するものである。
【0020】上記の構成を有する請求項1に記載の発明
によれば、計器用変流器あるいは計器用変圧器の少なく
とも一方を、断路器に一体に設置することにより、従来
用いられていた孤立型の計器用変流器あるいは計器用変
圧器が不要となるので、専用の据付面積が削減でき、電
力系統を短くすることができる。また、発変電所の構成
が複雑になることもない。
【0021】請求項2に記載の発明は、電送路と、避雷
器と、断路器と、遮断器と、計器用変圧器と、計器用変
流器と、保護継電器を備えた発変電所において、前記計
器用変流器あるいは計器用変圧器の少なくとも一方を、
前記避雷器に一体に設置したことを特徴とするものであ
る。上記の構成を有する請求項2に記載の発明によれ
ば、計器用変流器あるいは計器用変圧器の少なくとも一
方を、避雷器に一体に設置することにより、従来用いら
れていた孤立型の計器用変流器あるいは計器用変圧器が
不要となるので、専用の据付面積が削減でき、電力系統
を短くすることができる。また、発変電所の構成が複雑
になることもない。
【0022】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発変電所において、前記断路器が、第1の導体と、こ
の第1の導体を支持する第1の碍子と、第2の導体と、
この第2の導体を支持する第2の碍子と、前記第1の導
体と第2の導体を電気的に開閉する接点とからなり、前
記第1の碍子の直上部の第1の導体または前記第2の碍
子の直上部の第2の導体に、前記計器用変流器あるいは
計器用変圧器を設置したことを特徴とするものである。
上記の構成を有する請求項3に記載の発明によれば、第
1の碍子の直上部の第1の導体、または第2の碍子の直
上部の第2の導体に、計器用変流器あるいは計器用変圧
器を設置することにより、計器用変流器あるいは計器用
変圧器の絶縁対策を容易にすることができる。
【0023】請求項4に記載の発明は、電送路と、避雷
器と、断路器と、遮断器と、計器用変圧器と、計器用変
流器と、保護継電器を備えた発変電所において、前記遮
断器が、第3の導体及び第4の導体と、前記第3の導体
と第4の導体を支持する第3の碍子と、前記第3の導体
と第4の導体を電気的に開閉する接点とからなり、前記
第3の碍子の直端部の第3の導体と第4の導体のいずれ
かまたは両方に、前記計器用変流器を設置したことを特
徴とするものである。
【0024】上記の構成を有する請求項4に記載の発明
によれば、前記第3の碍子の直端部の第3の導体と第4
の導体のいずれかまたは両方に計器用変流器を設置する
ことにより、計器用変流器の絶縁対策を容易にすること
ができ、また、計器用変流器を遮断器に一体に設置する
ことにより、従来用いられていた孤立型計器用変流器を
削減することができる。
【0025】請求項5に記載の発明は、請求項1又は請
求項3に記載の発変電所において、計器用変流器を断路
器の遮断器側に設置したことを特徴とするものである。
上記の構成を有する請求項5に記載の発明によれば、計
器用変流器を、発変電所の電力系統の適切な保護監視区
間の境界に設置することができる。
【0026】請求項6に記載の発明は、請求項1又は請
求項3に記載の発変電所において、計器用変圧器を断路
器の電送路側または避雷器側に設置したことを特徴とす
るものである。上記の構成を有する請求項6に記載の発
明によれば、計器用変圧器を、発変電所の電力系統の適
切な保護監視区間の境界に設置することができる。
【0027】請求項7に記載の発明は、請求項1乃至請
求項5のいずれか一に記載の発変電所において、計器用
変流器にファイバ型光変流器を用いたことを特徴とする
ものである。上記の構成を有する請求項7に記載の発明
によれば、計器用変流器の絶縁対策を容易にすることが
できる。
【0028】請求項8に記載の発明は、請求項1、請求
項2、請求項3あるいは請求項6のいずれか一に記載の
発変電所において、計器用変圧器に光変圧器を用いたこ
とを特徴とするものである。上記の構成を有する請求項
8に記載の発明によれば、計器用変圧器の絶縁対策を容
易にすることができる。
【0029】請求項9に記載の発明は、請求項1乃至請
求項8のいずれか一に記載の発変電所において、計器用
変流器あるいは計器用変圧器が防振取付けされているこ
とを特徴とするものである。上記の構成を有する請求項
9に記載の発明によれば、計器用変流器あるいは計器用
変圧器への振動伝達を低減することができる。
【0030】請求項10に記載の発明は、請求項7に記
載の発変電所において、ファイバ型光変流器が、遮断器
に配設されたシールドリングの内壁に収納されているこ
とを特徴とするものである。上記の構成を有する請求項
10に記載の発明によれば、ファイバ型光変流器をコン
パクトに収納することができるので、光変流器を設置す
るための専用スペースを削減することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を適用した発変電
所の一つの実施の形態である開閉所について、図面を参
照して具体的に説明する。なお、図9に示した従来型と
同一の部材には同一の符号を付して、説明は省略する。
【0032】[1.構成] [1−1.開閉所の全体構成]本実施形態においては、
図1に示したように、開閉所へ引き込まれる送電線1は
鉄塔2により支持され、送電線1によって送電された電
気は導体3を通って避雷器4から断路器5へと導かれ
る。また、避雷器4と断路器5の間に位置する導体3の
近傍には、避雷器4と一体化して構成された計器用変圧
器38が設置されている。断路器5は、導体3と導体7
を導体8の両端の接点9、10で電気的に開閉する構造
となっている。すなわち、断路器5が閉じており、導体
3と導体7が電気的に接続されているとき、送電線1か
ら断路器5まで送電された電気は、導体7を通って遮断
器11へと導かれる。
【0033】遮断器11は、導体7と導体13を、碍子
14の内部に設けられた接点(図示せず)で電気的に開
閉する構造となっている。また、断路器5と遮断器11
の間に位置する碍子14の直端部の導体7の近傍には、
遮断器11と一体化して構成された計器用変流器39が
設置されている。そして、この遮断器11が閉じてお
り、導体7と導体13が電気的に接続されているとき、
送電線1から遮断器11まで送電された電気は、導体1
3を通って断路器15へと導かれる。そして、遮断器1
1と断路器15の間に位置する碍子14の直端部の導体
13の近傍には、遮断器11と一体化して構成された計
器用変流器40が設置されている。なお、この遮断器一
体型計器用変流器の詳細については後述する。
【0034】次に、断路器15は、導体13と導体17
を接点18で電気的に開閉する構造となっている。すな
わち、断路器15が閉じており、導体13と導体17が
電気的に接続されているとき、送電線1から断路器15
まで送電された電気は、導体17を通って母線19へと
導かれる。また、断路器15と母線19の間に位置する
導体17の近傍には、断路器15と一体化して構成され
た計器用変圧器41が設置されている。なお、この断路
器一体型計器用変圧器の詳細については後述する。
【0035】このようにして送電線1から母線19まで
送電された電気は、母線19を介して他の線路に電気を
送電するように構成されている。例えば、図1に示した
開閉所においては、送電線1から母線19まで送電され
た電気は、導体21を通って断路器22へと導かれる。
また、母線19と断路器22の間に位置する導体21の
近傍には、断路器22と一体化して構成された計器用変
圧器42が設置されている。
【0036】断路器22は、導体21と導体24を接点
25で電気的に開閉する構造となっている。すなわち、
断路器22が閉じており、導体21と導体24が電気的
に接続されているとき、送電線1から断路器22まで送
電された電気は、導体24を通って遮断器26へと導か
れる。
【0037】遮断器26は、導体24と導体28を碍子
29の内部に設けられた接点(図示せず)で電気的に開
閉する構造となっている。なお、断路器22と遮断器2
6の間に位置する導体24の近傍には、断路器22と一
体化して構成された計器用変流器43が設置されてい
る。そして、この遮断器26が閉じており、導体24と
導体28が電気的に接続されているとき、送電線1から
遮断器26まで送電された電気は、導体28を通って断
路器30へと導かれる。なお、遮断器26と断路器30
の間に位置する導体28の近傍には、断路器30と一体
化して構成された計器用変流器44が設置されている。
【0038】この断路器30は、導体28と導体32を
接点33で電気的に開閉する構造となっている。すなわ
ち、断路器30が閉じており、導体28と導体32が電
気的に接続されているとき、送電線1から断路器30ま
で送電された電気は、導体32を通って避雷器34から
送電線35へと導かれる。なお、開閉所から引き出され
る送電線35は、鉄塔36により支持されている。ま
た、断路器30と避雷器34の間に位置する導体32の
近傍には、断路器30と一体化して構成された計器用変
圧器45が設置されている。さらに、図1に示した開閉
所内には、保護継電器(図示せず)が設置されている。
【0039】なお、前記一体型の計器用変流器として
は、電流センサ部分が光ファイバであるファイバ型光変
流器が用いられ、計器用変圧器としては光変圧器が用い
られる。また、電力系統保護の点から、ファイバ型光変
流器は保護監視区間の境界である断路器と遮断器の間に
設置し、一方、光変圧器は保護監視区間の境界である母
線と断路器の間、あるいは避雷器と断路器の間に設置す
る必要がある。
【0040】[1−2.ファイバ型光変流器等の設置に
適した部位]ところで、本発明の発変電所に用いられる
ファイバ型光変流器や光変圧器は、一般的に振動に弱い
ことが知られている。そのため、これらファイバ型光変
流器や光変圧器を断路器等と一体化して構成するために
は、ファイバ型光変流器や光変圧器の耐震性を向上させ
るか、または、振動の少ない部位にこれらのファイバ型
光変流器や光変圧器を設置する必要がある。
【0041】続いて、ファイバ型光変流器や光変圧器を
発変電所のどの部位に設置することが望ましいかについ
て検討した結果を、上記保護監視区間の境界として、図
1の断路器22から遮断器26の間の区間を例に取って
説明する。図2は、断路器22から遮断器26の間での
振動の伝達の様子を示したものである。すなわち、図2
において、振動源は電流を開閉するための開閉機構部を
持った断路器22と遮断器26の両方である。しかし、
発変電所においては、遮断器の振動の方が断路器に比べ
非常に大きく、断路器での振動は一般にファイバ型光変
流器や光変圧器にとって問題とならない大きさである。
そこで、遮断器26で発生する振動の伝達について以下
に説明する。
【0042】遮断器26の振動は、図中矢印Gで示され
る方向に発生する。そして、この遮断器26で発生した
振動は、遮断器26と断路器22の間の導体24を伝わ
って断路器22に伝達されることになる。このとき、遮
断器26と導体24の接続点Aと、導体24と断路器2
2の接続点Bは、振動による力の作用点となり得る。す
なわち、図中矢印Gで示される遮断器の振動は接続点A
に伝達され、図中矢印G1で示される方向の振動とな
る。
【0043】また、接続点Bと接続点Aは、一般に送電
ケーブルや導体バー等によって結ばれるが、送電ケーブ
ルの場合には、接続点Aの振動G1は送電ケーブルに吸
収されて、接続点Bにはほとんど伝達されない。また、
導体バー等によって固定接続されている場合も、接続点
Aでは矢印G1の方向に振動するため、接続点Bでは図
中矢印gで示される方向に接続点Bが引っ張られて、振
動が発生することになり、結果として伝達される振動は
とても小さいものとなる。
【0044】従って、図2の接続点Bの近傍、すなわち
断路器22の上部にファイバ型光変流器を用いた計器用
変流器43を設置することで振動の問題が解決される。
また、光変圧器を用いた計器用変圧器42は、保護監視
区間の境界である断路器22の電送路側または避雷器側
に設置されることになるので、上述したような振動の問
題は生じない。
【0045】ところで、図1に示した避雷器の部位で
は、雷撃等により電力系統に異常電圧が発生しているよ
うな場合でも、電力系統を構成する他の断路器や遮断器
や母線といった電力機器各部位の発生電圧と比較して、
その発生電圧は極小となる(図3参照)。そのため、避
雷器に計器用変流器や計器用変圧器を直接設置すること
により、計器用変流器や計器用変圧器の絶縁対策を容易
にすることができる。
【0046】[1−3.一体型の断路器の構成]次に、
図1に示した一体型の断路器30の構成を、図4を参照
して説明する。すなわち、図4に示したように、断路器
30は、導体28、この導体28を支持する遮断器側の
碍子46、導体32、この導体32を支持する避雷器側
の碍子47、導体28と導体32を電気的に開閉する接
点33からなっており、遮断器側の碍子46の直上部の
導体28には、ファイバ型光変流器を用いた計器用変流
器44が設置され、避雷器側の碍子47の直上部の導体
32には、光変圧器を用いた計器用変圧器45が設置さ
れている。
【0047】このように構成された一体型の断路器30
においては、図4に示したように、遮断器側の碍子46
や避雷器側の碍子47の直上部の導体28及び導体32
は、碍子46及び碍子47によって気中絶縁されている
ため、これらの導体28及び導体32の位置に計器用変
流器44や計器用変圧器45を設置することにより、導
体28及び導体32と同様に、計器用変流器44及び計
器用変圧器45は気中絶縁されるので、計器用変流器4
4や計器用変圧器45の絶縁対策を容易にすることがで
きる。
【0048】また、導体28や導体32、計器用変流器
44や計器用変圧器45を気中絶縁している碍子46や
碍子47が中空構造である場合には、計器用変流器44
や計器用変圧器45からの出力信号の信号伝達路を碍子
46や碍子47の内部に設けることができる。さらに、
電力系統保護の目的から、計器用変流器は保護監視区間
の境界である遮断器の両側に配置し、また、計器用変圧
器は保護監視区間の境界である避雷器と断路器の間、あ
るいは母線と断路器の間に配置する必要があるが、図4
に示したように、計器用変流器を断路器の遮断器側に、
計器用変圧器を断路器の避雷器側に設置することによっ
て、適切な保護監視区間の境界に計器用変流器や計器用
変圧器を配置することができる。なお、計器用変圧器を
断路器の母線側に設置することによっても、同様に適切
な保護監視区間の境界に計器用変圧器を配置することが
できる。
【0049】[1−4.一体型の遮断器の構成]次に、
図1に示した一体型の遮断器11の構成を、図5を参照
して説明する。すなわち、図5に示したように、遮断器
11は、導体7及び導体13、これらの導体7、13を
支持する碍子14、この碍子14の内部に設けられた導
体7と導体13を電気的に開閉する接点(図示せず)か
らなっている。また、碍子14の端部には、計器用変流
器39及び計器用変流器40を固定するための固定台4
8が取付けられている。また、計器用変流器39及び計
器用変流器40は、ゲル状ワッシャリング49を挟ん
で、ボルト等により固定台48に締結され、碍子14の
直端部の導体7及び導体13の近傍に、遮断器と一体化
して設置されている。
【0050】このように構成された一体型の遮断器11
においては、図5に示したように、導体7及び導体13
は碍子14によって気中絶縁されているため、導体7と
導体13の近傍に設置された計器用変流器39と計器用
変流器40も、同様に碍子14によって気中絶縁され
る。よって、計器用変流器の絶縁対策を容易にすること
ができる。また、図5に示したように、計器用変流器を
遮断器に一体化して設置することにより、従来用いられ
ていた孤立型の計器用変流器を削減することができる。
【0051】しかし、上述したように遮断器では、電流
の開閉時に激しい振動が生じるため、計器用変流器を遮
断器と一体化して設置する場合には、計器用変流器に防
振対策を施す必要がある。そこで、図5に示したよう
に、振動吸収材として適しているゲル状ワッシャリング
49を用いて、計器用変流器を防振取付け設置すること
によって、遮断器の電流投入や電流遮断時の振動等が計
器用変流器に伝達されるのを低減することができる。
【0052】続いて、ファイバ型光変流器を防振取付け
した場合としない場合の、ファイバ型光変流器の出力値
への影響について説明する。図6は、ファイバ型光変流
器を弾性体を用いて防振取付けした場合の振動の大きさ
とファイバ型光変流器の出力変化の関係を示した図であ
る。すなわち、図6に示したように、ファイバ型光変流
器を防振取付けしなかった場合には、振動が大きくなる
につれてファイバ型光変流器の出力変化が大きくなって
いる。一方、弾性体を用いてファイバ型光変流器を防振
取付けした場合には、振動によるファイバ型光変流器出
力の変化はほとんど認められない。このように、ファイ
バ型光変流器を弾性体を用いて防振取付けすることによ
り、ファイバ型光変流器への振動伝達を低減することが
できる。なお、スプリング等の振動吸収材や弾性体を用
いても、上記と同様な作用と効果を得ることができるこ
とは言うまでもない。また、本実施形態では、計器用変
流器を遮断器に防振取付けした例を説明したが、計器用
変流器や計器用変圧器を断路器や避雷器に防振取付けし
た場合も、上記と同様な作用と効果を得ることができ、
計器用変流器や計器用変圧器への振動伝達を低減するこ
とができる。
【0053】[1−5.一体型の遮断器の他の構成]次
に、図1に示した一体型の遮断器11の他の構成を、図
7を参照して説明する。すなわち、図7に示したよう
に、遮断器11は、導体7及び導体13、これらの導体
7、13を支持する碍子14、この碍子14の内部に設
けられた導体7と導体13を電気的に開閉する接点(図
示せず)からなっている。また、碍子14の導体7側の
端部には、碍子端部の電界集中を緩和するために、シー
ルドリング50が取り付けられている。このシールドリ
ング50の内部には、計器用変流器39としてファイバ
型光変流器51が碍子14を取り囲むように収納設置さ
れている。
【0054】ところで、ファイバ型光変流器は、電流セ
ンサに光ファイバを使用するため、電流センサにバルク
光学素子を用いた光変流器と比較して、センサ部分をコ
ンパクトにすることが可能である。ここで、ファイバ型
光変流器のセンサ部の構成を図8に基づいて説明する。
すなわち、図8に示したように、ファイバ型光変流器の
センサ部70は、測定対象である導体66の周りに周回
配置された光センサファイバ67と、この光センサファ
イバ67の一端に取付られたミラー68と、他端に取付
られた光学ボックス69とから構成されている。なお、
光センサファイバ67、ミラー68及び光学ボックス6
9からなるセンサ部70は、基本的に絶縁物から構成さ
れている。
【0055】しかし、センサ部70の支持体やミラー6
8等は、金属を使用した方が望ましいことがある。その
ため、金属を含んだセンサ部70は、高電界中に曝され
ないようにする必要がある。一方、図7に示したシール
ドリング50の内部は、電界が零である。また、ファイ
バ型光変流器のセンサ部70はコンパクトであるので、
シールドリング50の内部に容易に収納可能であり、金
属を含んだセンサ部分をシールドリング内に収納するこ
とにより、センサ部を高電界中に曝すことを避けること
ができる。さらに、シールドリング50の内部にファイ
バ型光変換器のセンサ部を収納することによって、セン
サ部取付けのための専用スペースを削減することができ
る。
【0056】また、図8に示したようなファイバ型光変
流器でなくても、ミラーを用いない片道方式のファイバ
型光変流器や、干渉型方式のファイバ型光変流器でも同
等の効果が得られることは言うまでもない。
【0057】[2.作用・効果]上記のような構成を有
する本実施形態の開閉所においては、計器用変流器や計
器用変圧器に、ファイバ型光変流器や光変圧器を用いて
いるが、このファイバ型光変流器や光変圧器は、絶縁性
能に優れ、測定電流や測定電圧によらず小型で軽量であ
るため、計器用変流器や計器用変圧器の絶縁対策を容易
にすることができる。また、従来使用されている鉄心巻
線型の計器用変流器や計器用変圧器のように、電力系統
の大電流化によって計器用変流器や計器用変圧器が大型
化、大重量化するという問題が生じない。従って、ファ
イバ型光変流器を用いた計器用変流器や光変圧器を用い
た計器用変圧器を容易に断路器や避雷器等と一体化して
設置することが可能である。
【0058】以上述べたように、計器用変流器を断路
器、避雷器あるいは遮断器に直接設置して一体化するこ
とにより、従来用いられていた孤立型の計器用変流器を
削減することができる。また、同様に計器用変圧器を避
雷器あるいは断路器に直接設置して一体化することによ
り、従来用いられていた孤立型の計器用変圧器を削減す
ることができる。
【0059】このように、従来専用の据付面積が必要で
あった孤立型の計器用変流器及び孤立型の計器用変圧器
を削減することができるので、発変電所の電力系統を短
くすることができ、構成の簡略化も図れる。また、孤立
型の機器においては、それぞれに別個に支持用の碍子が
必要であったが、本発明においては、所定の機器に一体
化して構成されるので、これら支持用の碍子は不要とな
り、安価な発変電所を提供することができる。特に、計
器用変流器あるいは計器用変圧器を、断路器あるいは避
雷器と一体化することにより、振動の問題も低減するこ
とができる。
【0060】[3.他の実施形態]なお、本発明は、上
述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変形
例が考えられる。すなわち、上記の実施形態では、計器
用変流器にファイバ型光変流器を、計器用変圧器に光変
圧器を用いているが、絶縁対策として従来の巻線型変流
器や巻線型変圧器の出力を光信号とするために電気から
光へ変換するコンバータ等を備えた計器用変流器や計器
用変圧器を用いても、上記と同様な作用・効果を得るこ
とができる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
計器用変流器または計器用変圧器を、避雷器、断路器あ
るいは遮断器に一体に設置することで、従来用いられて
いた孤立型の計器用変流器または孤立型の計器用変圧器
を削減することができ、コンパクトで安価な発変電所を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る発変電所の実施の形態を示す構成
図である。
【図2】遮断器と断路器の間における遮断器発生振動の
伝達の様子を示す図である。
【図3】避雷器部位が電力機器各部位の発生電圧の極小
となることを示すグラフである。
【図4】図1に示した断路器30の構成を示す図であ
る。
【図5】図1に示した遮断器11の構成を示す図であ
る。
【図6】ファイバ型光変流器を防振取付けした場合とし
ない場合における、振動の大きさとファイバ型光変流器
の出力変化の関係を示した図である。
【図7】図1に示した遮断器11の他の構成を示す図で
ある。
【図8】ファイバ型光変流器の構成を示す図である。
【図9】従来の発変電所の構成を示す図である。
【図10】従来の孤立型の計器用変流器の構成を示す図
である。
【符号の説明】 1,35…送電線 2,36…鉄塔 3,7,8,13,17,21,24,28,32…導
体 4,34…避雷器 5,15,22,30…断路器 6…孤立型の計器用変圧器 9,10,18,25,33…接点 11,26…遮断器 12,16,27,31…孤立型の計器用変流器 14,29,46,47,61…碍子 19…母線 20,23,37…孤立型の計器用変圧器 38,41,42,45…計器用変圧器 39,40,43,44…計器用変流器 48…固定台 49…ゲル状ワッシャリング 50…シールドリング 51…ファイバ型光変流器(計器用変流器) 55…一次導体 56…鉄心 57…二次コイル 58…信号線 59…容器 60…端子 62…固定台 63…信号線 64…絶縁トランス 65…信号処理器 67…光センサファイバ 68…ミラー 69…光学ボックス 70…センサ部 71…送光ファイバ 72…受光ファイバ 73…信号処理器
フロントページの続き (72)発明者 寺井 清寿 神奈川県川崎市川崎区浮島町2番1号 株 式会社東芝浜川崎工場内 (72)発明者 川口 滋 神奈川県川崎市川崎区浮島町2番1号 株 式会社東芝浜川崎工場内 Fターム(参考) 5E081 AA02 AA05 AA19 BB10 CC30 DD21 GG05

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電送路と、避雷器と、断路器と、遮断器
    と、計器用変圧器と、計器用変流器と、保護継電器を備
    えた発変電所において、 前記計器用変流器あるいは計器用変圧器の少なくとも一
    方を、前記断路器に一体に設置したことを特徴とする発
    変電所。
  2. 【請求項2】 電送路と、避雷器と、断路器と、遮断器
    と、計器用変圧器と、計器用変流器と、保護継電器を備
    えた発変電所において、 前記計器用変流器あるいは計器用変圧器の少なくとも一
    方を、前記避雷器に一体に設置したことを特徴とする発
    変電所。
  3. 【請求項3】 前記断路器が、第1の導体と、この第1
    の導体を支持する第1の碍子と、第2の導体と、この第
    2の導体を支持する第2の碍子と、前記第1の導体と第
    2の導体を電気的に開閉する接点とからなり、前記第1
    の碍子の直上部の第1の導体または前記第2の碍子の直
    上部の第2の導体に、前記計器用変流器あるいは計器用
    変圧器を設置したことを特徴とする請求項1に記載の発
    変電所。
  4. 【請求項4】 電送路と、避雷器と、断路器と、遮断器
    と、計器用変圧器と、計器用変流器と、保護継電器を備
    えた発変電所において、 前記遮断器が、第3の導体及び第4の導体と、前記第3
    の導体と第4の導体を支持する第3の碍子と、前記第3
    の導体と第4の導体を電気的に開閉する接点とからな
    り、前記第3の碍子の直端部の第3の導体と第4の導体
    のいずれかまたは両方に、前記計器用変流器を設置した
    ことを特徴とする発変電所。
  5. 【請求項5】 前記計器用変流器を前記断路器の遮断器
    側に設置したことを特徴とする請求項1又は請求項3に
    記載の発変電所。
  6. 【請求項6】 前記計器用変圧器を前記断路器の電送路
    側または避雷器側に設置したことを特徴とする請求項1
    又は請求項3に記載の発変電所。
  7. 【請求項7】 前記計器用変流器にファイバ型光変流器
    を用いたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいず
    れか一に記載の発変電所。
  8. 【請求項8】 前記計器用変圧器に光変圧器を用いたこ
    とを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3あるいは
    請求項6のいずれか一に記載の発変電所。
  9. 【請求項9】 前記計器用変流器あるいは計器用変圧器
    が防振取付けされていることを特徴とする請求項1乃至
    請求項8のいずれか一に記載の発変電所。
  10. 【請求項10】 前記ファイバ型光変流器が、前記遮断
    器に配設されたシールドリングの内壁に収納されている
    ことを特徴とする請求項7に記載の発変電所。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107086439A (zh) * 2017-06-07 2017-08-22 国家电网公司 换流变压器网侧进线专用金具结构
WO2018162177A1 (de) * 2017-03-09 2018-09-13 Siemens Aktiengesellschaft Schalteranordnung und luftisolierte schaltanlage

Cited By (3)

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WO2018162177A1 (de) * 2017-03-09 2018-09-13 Siemens Aktiengesellschaft Schalteranordnung und luftisolierte schaltanlage
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