JP2001112031A - テレビカメラ検出装置 - Google Patents

テレビカメラ検出装置

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JP2001112031A
JP2001112031A JP28517499A JP28517499A JP2001112031A JP 2001112031 A JP2001112031 A JP 2001112031A JP 28517499 A JP28517499 A JP 28517499A JP 28517499 A JP28517499 A JP 28517499A JP 2001112031 A JP2001112031 A JP 2001112031A
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JP
Japan
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radio wave
television camera
unit
frequency
television
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JP28517499A
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Makoto Yamamoto
山本  誠
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線伝送方式および自己記録式のテレビカメ
ラの有無を自動的に検知することができる、携帯可能な
テレビカメラ検出装置を提供する。 【解決手段】 テレビカメラ検出装置は、19MHzか
ら770MHzの周波数範囲の電波を選択的に受信する
電波受信装置1と、テレビカメラ特有の周波数を特徴周
波数分布情報として記憶する特徴記憶部4と、電波受信
装置1で受信された電波の周波数と特徴記憶部4に記憶
された特徴周波数分布情報とを比較することにより、テ
レビカメラの有無を検出するとともに、受信記憶部3に
記憶された電波受信装置1が受信しているテレビ放送の
チャンネルの組合わせの履歴より、テレビカメラが無線
伝送方式および自己記録式のいずれであるかを判断する
電波解析部2と、電波受信装置1が受信しているテレビ
放送のチャンネルの組合わせの履歴を記憶する受信記憶
部3とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビカメラ検出
装置に関し、特に、無線伝送方式テレビカメラおよび自
己記録式テレビカメラの有無を探索するために用いられ
るテレビカメラ検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビカメラの普及に伴い、無線伝送方
式または自己記録式のテレビカメラを設置し、他人の映
像を秘密裏に撮像する行為が可能となっており、プライ
バシー保護のためにも、秘匿されたテレビカメラが周囲
に設置されていないことの確認の必要性が高まってい
る。このため、従来は、テレビ受像機を利用することに
より、チャンネルを順次調査し、不審映像の有無を確認
することにより無線伝送方式テレビカメラの探索を行な
っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、テレビ受像機
を常時携帯することは困難である。このため、定常的に
は、テレビ受像機を設置した特定の範囲のテレビカメラ
設置の確認しか行なえない。また、電波受信によりテレ
ビカメラの有無の確認を行なっているため、無線伝送方
式テレビカメラの探索しか行なうことができず、自己記
録式のテレビカメラの探索を行なうことができない。さ
らに、テレビ受像機に映った映像をユーザが確認するこ
とによりテレビカメラの有無を検出しており、テレビカ
メラの有無の検出は人手により行なわなければならなか
った。
【0004】一方、常に自身の周囲に秘匿されたテレビ
カメラがないことの確認を行なうためには、携帯可能で
あり、かつ無線伝送方式および自己記録式双方のテレビ
カメラの自動検出が可能な検出装置が必要とされてい
る。
【0005】本発明は、上述の課題を解決するためにな
されたもので、その目的は、無線伝送方式および自己記
録式のテレビカメラの有無を自動的に検知することがで
きる、携帯可能なテレビカメラ検出装置を提供すること
である。
【0006】本発明の他の目的は、無線伝送方式のテレ
ビカメラの有無を自動的に検知することができる、携帯
可能なテレビカメラ検出装置を提供することである。
【0007】本発明のさらに他の目的は、テレビカメラ
による撮影を妨害することが可能な、無線伝送方式また
は自己記録式のテレビカメラの有無を自動的に検知する
ことができる、携帯可能なテレビカメラ検出装置を提供
することである。
【0008】本発明のさらに他の目的は、無線伝送方式
または自己記録式のテレビカメラの有無を自動的に検知
し、周囲に違和感を与えることなく報知できる、携帯可
能なテレビカメラ検出装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係るテレビカメラ検出装置は、テレビカメラで用いられ
る電波の特有の周波数を記憶する特徴記憶部と、特徴記
憶部に記憶された周波数を含む特定の周波数の電波を選
択的に受信する第1の電波受信部と、特徴記憶部および
第1の電波受信部に接続され、第1の電波受信部で受信
された電波の周波数と、特徴記憶部に記憶された周波数
とを比較し、比較結果に基づいてテレビカメラの有無を
検出する電波解析部とを含む。
【0010】特徴記憶部にテレビカメラで特徴的に用い
られる信号の周波数が記憶されている。このため、第1
の電波受信部で受信された電波の周波数と特徴記憶部に
記憶された周波数とを比較することにより、無線伝送方
式および自己記録式のテレビカメラの有無を自動的に検
知することができる。また、テレビカメラ検出装置は、
テレビ受像機等を必要とせず、簡単な構成により作成可
能である。このため、携帯性に優れている。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明の構成に加えて、さらに、受信したテレビ放送チ
ャンネルの組合わせの履歴を記憶する受信記憶部を含
み、第1の電波受信部は、特徴記憶部に記憶された周波
数およびテレビ放送に用いられる周波数を含む特定の周
波数の電波を選択的に受信する第2の電波受信部を含
み、電波解析部は、特徴記憶部および第2の電波受信部
に接続され、第2の電波受信部で受信された電波の周波
数と、特徴記憶部に記憶された周波数とを比較し、比較
結果に基づいてテレビカメラの有無を検出するテレビカ
メラ有無検出部と、受信記憶部および第2の電波受信部
に接続され、第2の電波受信部で受信された電波のテレ
ビ放送チャンネルの組合わせを受信記憶部に記憶し、テ
レビ放送チャンネルの組合わせの履歴の変化に基づいて
テレビカメラの有無を検出する無線伝送方式テレビカメ
ラ有無検出部とを含む。
【0012】無線伝送方式のテレビカメラは、テレビ放
送チャンネル以外のチャンネルを用いて電波送信を行な
う。このため、テレビ放送チャンネル以外のチャンネル
の電波が検知されているか否かを判断することにより無
線伝送方式のテレビカメラの検知を行なうことができ
る。テレビ放送チャンネル以外のチャンネルの電波が検
知されているか否かの判断は、受信したテレビ放送チャ
ンネルの組合わせの履歴の変化を調べ、これまでに受信
したことのない新規に受信したテレビ放送チャンネルが
存在するか否かにより行なうことができる。このため、
受信したテレビ放送チャンネルの履歴の変化を調べるこ
とにより、無線伝送方式のテレビカメラの有無を検知す
ることができる。また、テレビカメラ検出装置は、テレ
ビ受像機等を必要とせず、簡単な構成により作成可能で
ある。このため、携帯性に優れている。
【0013】請求項3に記載の発明に係るテレビカメラ
検出装置は、テレビ放送に用いられる周波数を含む特定
の周波数の電波を選択的に受信する電波受信部と、受信
したテレビ放送チャンネルの組合わせの履歴を記憶する
受信記憶部と、電波受信部および受信記憶部に接続さ
れ、電波受信部で受信された電波のテレビ放送チャンネ
ルの組合わせを受信記憶部に記憶し、テレビ放送チャン
ネルの組合わせの履歴の変化に基づいてテレビカメラの
有無を検出する電波解析部とを含む。
【0014】無線伝送方式のテレビカメラは、テレビ放
送チャンネル以外のチャンネルを用いて電波送信を行な
う。このため、テレビ放送チャンネル以外のチャンネル
の電波が検知されているか否かを判断することにより無
線伝送方式のテレビカメラの検知を行なうことができ
る。テレビ放送チャンネル以外のチャンネルの電波が検
知されているか否かの判断は、受信したテレビ放送チャ
ンネルの組合わせの履歴の変化を調べ、これまでに受信
したことのない新規に受信したテレビ放送チャンネルが
存在するか否かにより行なうことができる。このため、
受信したテレビ放送チャンネルの履歴の変化を調べるこ
とにより、無線伝送方式のテレビカメラの有無を検知す
ることができる。また、テレビカメラ検出装置は、テレ
ビ受像機等を必要とせず、簡単な構成により作成可能で
ある。このため、携帯性に優れている。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれかに記載の発明の構成に加えて、さらに、電波解
析部に接続され、検出されたテレビカメラで用いられて
いる電波の周波数に基づいて定められる周波数の電波を
送信する電波送信部を含む。
【0016】テレビカメラが検出された場合に、検出さ
れたテレビカメラで用いられている電波の周波数に基づ
いて定められる周波数の電波をテレビカメラに対して送
信する。これにより、テレビカメラの映像信号処理回路
または送信されている無線送信映像には横縞、色ノイズ
またはドットノイズが混入する。その結果、撮像を妨害
することができ、テレビカメラを設置した者は、撮像し
た映像の内容を確認することが困難となる。
【0017】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれかに記載の発明の構成に加えて、さらに、電波解
析部に接続され、電波解析部の出力に応答して、光学的
な方法により警告を行なう光学的警報装置を含む。
【0018】光学的な方法により警告が行なわれるた
め、周囲に違和感を与えることなく警告を行なうことが
できる。
【0019】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれかに記載の発明の構成に加えて、さらに、電波解
析部に接続され、電波解析部の出力に応答して、音響的
な方法により警告を行なう音響的警報装置を含む。
【0020】警告音として、携帯電話などで用いられる
着信音を用いることにより、周囲に違和感を与えること
なく警告を行なうことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1および図2を参照して、本発
明の実施の形態に係るテレビカメラ検出装置は、19M
Hzから770MHzの周波数範囲の電波を選択的に受
信する機能を有する電波受信装置1と、電波受信装置1
に接続され、受信した電波の周波数分布に基づいてテレ
ビカメラが存在しているか否かを判断する制御演算装置
6と、制御演算装置6に接続され、制御演算装置6の制
御指示に基づき19MHzから770MHzの周波数範
囲の電波を選択的に送信する機能を有する電波送信装置
5と、制御演算装置6に接続され、テレビカメラの検出
結果を光学的な方法および音響的な方法で報知する外部
報知装置7と、制御演算装置6に接続されたテレビカメ
ラ検出スイッチの電源スイッチ61と、外部報知装置7
に接続され、テレビカメラに特徴的な周波数信号の受信
強度をアナログ的に表示するLED(Light Emitting D
iode)レベルメータ71と、外部報知装置7に接続さ
れ、合成音声メロディーを発音するスピーカ72と、外
部報知装置7に接続され、LEDレベルメータ71およ
びスピーカ72からの報知動作を停止させるための報知
動作停止ボタン73とを含む。
【0022】制御演算装置6は、テレビカメラ特有の周
波数を特徴周波数分布情報として記憶する不揮発性半導
体メモリにより構成される特徴記憶部4と、電波受信装
置1、特徴記憶部4および後述する受信記憶部3に接続
され、電波受信装置1で受信された電波の周波数と特徴
記憶部4に記憶された特徴周波数分布情報とを比較する
ことにより、テレビカメラの有無を検出するとともに、
受信記憶部3に記憶された電波受信装置1が受信してい
るテレビ放送のチャンネルの組合わせの履歴より、テレ
ビカメラが無線伝送方式および自己記録式のいずれであ
るかを判断する電波解析部2と、電波解析部2に接続さ
れ、電波受信装置1が受信しているテレビ放送のチャン
ネルの組合わせの履歴を記憶する揮発性半導体メモリに
より構成される受信記憶部3とを含む。
【0023】日本で使用されているテレビカメラは撮像
した映像をテレビカメラ自身に内蔵されたテレビ受像機
または外部のテレビ受像機に表示するために、NTSC
(National Television System Committee)信号規格に
規定された映像信号を生成する。このため、日本で使用
されるテレビカメラには、必ずNTSC信号規格の映像
信号に基づく機能回路が具備されている。
【0024】NTSC信号規格に基づく映像信号は60
Hzの垂直走査周波数、および15.750KHzの白
黒水平走査周波数または15.734KHzのカラー水
平走査周波数を基本に構成されている。このため、テレ
ビカメラの内部動作周波数としてその整数倍の周波数で
ある19.06MHzまたは28.6MHzなどの何種
類かの特徴的な周波数が必然的に採用されている。
【0025】特徴記憶部4には、この特徴的な周波数が
予め特徴周波数分布情報として記憶されている。
【0026】図3を参照して、テレビカメラ検出装置の
テレビカメラ検出処理について説明する。電源スイッチ
61がON状態になると、電波解析部2に予め記憶され
た制御プログラムに従い、図3に示す検出ステップが電
源スイッチがOFF状態になるまで順次繰返し行なわれ
る。
【0027】テレビカメラ検出装置が電源ON状態とな
ると、電波受信装置1がテレビ放送VHF帯周波数の9
0MHzから220MHzまでの6MHzごとの電波の
受信強度およびテレビ放送UHF帯周波数470MHz
から770MHzまでの6MHzごとの電波の受信強度
をそれぞれ順次測定する。電波解析部2は、電波受信装
置1で受信された電波のチャンネルの組合せを受信履歴
として受信記憶部3に記憶する(S2)。受信記憶部3
には最新の受信履歴と過去9つの受信履歴とが記憶され
る。
【0028】続いて電波受信装置1は、19MHzから
90MHzまでの100Hzごとの周波数の電波の受信
レベルを測定する。電波解析部2は、特徴記憶部4に予
め特徴周波数分布情報として記憶されている、テレビカ
メラの内部周波数として使用される19.06MHzお
よび28.6MHzならびにカラー信号のサブキャリア
周波数である3.58MHzの特徴周波数の、基本波成
分および高調波成分の受信有無の確認を行なう(S
4)。
【0029】電波受信装置1が特徴記憶部4に記憶され
た特徴周波数と同一の周波数を有する電波を受信してお
り、かつ受信記憶部3に記憶されたテレビ受信チャンネ
ルに異常波が認められる場合には(S6でYES,S8
でYES)、電波解析部2は、周囲に無線伝送方式のテ
レビカメラが設置されていると判断して、無線伝送方式
テレビカメラ検出報知動作モードに移行する(S1
0)。テレビ受信チャンネルの異常波の存在の確認方法
については後述する。
【0030】電波受信装置1が特徴周波数と同一の周波
数を有する電波を受信しているが、受信記憶部3に記憶
されたテレビ受信チャンネルに異常波が認められない場
合は(S6でYES,S8でNO)、電波解析部2は、
周囲に自己記録式テレビカメラが設置されていると判断
して、自己記録式テレビカメラ検出報知動作モードに移
行する(S12)。
【0031】電波受信装置1が特徴周波数と同一の周波
数を有する電波を受信していないが、受信記憶部3に記
憶されたテレビ受信チャンネルに異常波が認められる場
合は(S6でNO,S14でYES)、電波解析部2
は、周囲にテレビカメラが設置されているか否かが不確
定な状況であると判断して、不確定検出報知動作モード
に移行する(S16)。
【0032】電波受信装置1が特徴周波数と同一の周波
数を有する電波を受信しておらず、かつ受信記憶部3に
記憶されたテレビ受信チャンネルに異常波が認められな
い場合には(S6でNO,S14でNO)、電波解析部
2は、周囲にテレビカメラが設置されていないと判断し
て、S2の処理に戻る。
【0033】受信記憶部3に記憶されたテレビ受信チャ
ンネルの異常波有無の判断(S8,S14)は以下のよ
うにして行なわれる。同一の地域では、同一のチャンネ
ルによるテレビ放送が行なわれる。このため、テレビカ
メラが設置されていない場合には、受信記憶部3に記憶
されるテレビ放送のチャンネルの組合わせは常に一定で
ある。電波解析部2は、蓄積記憶された過去9回の受信
履歴と最新の受信履歴情報とを比較し、過去9回の受信
時には受信できず、今回初めて受信したテレビ受信チャ
ンネルが存在する場合には、受信記憶部3に記憶された
テレビ受信チャンネルに異常波が認められると判断す
る。また、通常は受信障害対策のために使用されない、
放送チャンネルの隣接チャンネルの電波が存在する場合
にも異常波が認められると判断する。
【0034】上記3つのテレビカメラ検出報知モード
(S10,S12,S16)に移行すると、特徴周波数
を有する電波の受信強度が5段階のアナログ的なLED
レベルメータ71に発光表示される。それとともに、モ
ードごとにそれぞれ用意された固定パターンの合成音声
メロディの発音動作が、報知動作停止ボタン73が押さ
れるかまたは10秒間継続して行なわれる。これによ
り、テレビカメラ検出装置を携行するユーザに対する報
知動作が行なわれる。
【0035】LEDレベルメータ71およびスピーカ7
2より報知動作が行なわれるとともに、電波解析部2
は、検出された特徴周波数または異常テレビ受信チャン
ネルの周波数成分を含んだ妨害波を、電波法で規定され
ている100mW以内の出力で、電波送信装置5より1
分間出力する。
【0036】妨害波は同一の搬送周波数上にノイズ重畳
されることになるため、テレビカメラの映像信号処理回
路または送信されている無線送信映像には横縞、色ノイ
ズまたはドットノイズが混入する。その結果、撮像を妨
害することができ、テレビカメラを設置した者は、撮像
した映像の内容を確認することが困難となる。
【0037】上述のステップを1分ごとに繰返し、電源
スイッチ61がOFF状態になるまで繰返し行なうこと
によりテレビカメラの検出動作が継続して行なわれる。
【0038】上述の実施形態では、NTSC信号規格の
テレビカメラの検出を例に説明を行なったが、PAL
(Phase Alternation by Line)信号規格やSECAM
信号規格のテレビカメラであっても同様にして検出を行
なうことが可能である。
【0039】上述の実施形態では、特徴記憶部4にテレ
ビカメラで特徴的に用いられる信号の周波数が記憶され
ている。このため、電波受信装置1で受信された電波の
周波数と特徴記憶部4に記憶された周波数とを比較する
ことにより、テレビカメラの有無を自動的に検知するこ
とができる。
【0040】また、無線伝送方式のテレビカメラは、テ
レビ放送チャンネル以外のチャンネルを用いて電波送信
を行なう。このため、テレビ放送チャンネル以外のチャ
ンネルの電波が検知されているか否かを判断することに
より無線伝送方式のテレビカメラの検知を行なうことが
できる。テレビ放送チャンネル以外のチャンネルの電波
が検知されているか否かの判断は、受信したテレビ放送
チャンネルの組合わせの履歴の変化を調べ、これまでに
受信したことのない新規に受信したテレビ放送チャンネ
ルが存在するか否かにより行なうことができる。このた
め、受信したテレビ放送チャンネルの履歴の変化を調べ
ることにより、無線伝送方式のテレビカメラの有無を検
知することができる。
【0041】また、スピーカ72より出力される合成音
声メロディーとして、携帯電話機などで用いられる着信
音を用いることにより、周囲に違和感を与えることなく
警告を行なうことができる。
【0042】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のテレビカメラ検出装置の構成を示す
ブロック図である。
【図2】 本発明のテレビカメラ検出装置の外観図であ
る。
【図3】 本発明のテレビカメラ検出装置によるテレビ
カメラ検出処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 電波受信装置、2 電波解析部、3 受信記憶部、
4 特徴記憶部、5電波送信装置、6 制御演算装置、
7 外部報知装置、61 電源スイッチ、71 LED
レベルメータ、72 スピーカ、73 報知動作停止ボ
タン。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビカメラで用いられる電波の特有の
    周波数を記憶する特徴記憶部と、 前記特徴記憶部に記憶された周波数を含む特定の周波数
    の電波を選択的に受信する第1の電波受信部と、 前記特徴記憶部および前記第1の電波受信部に接続さ
    れ、前記第1の電波受信部で受信された電波の周波数
    と、前記特徴記憶部に記憶された周波数とを比較し、比
    較結果に基づいてテレビカメラの有無を検出する電波解
    析部とを含む、テレビカメラ検出装置。
  2. 【請求項2】 さらに、受信したテレビ放送チャンネル
    の組合わせの履歴を記憶する受信記憶部を含み、 前記第1の電波受信部は、前記特徴記憶部に記憶された
    周波数およびテレビ放送に用いられる周波数を含む特定
    の周波数の電波を選択的に受信する第2の電波受信部を
    含み、 前記電波解析部は、 前記特徴記憶部および前記第2の電波受信部に接続さ
    れ、前記第2の電波受信部で受信された電波の周波数
    と、前記特徴記憶部に記憶された周波数とを比較し、比
    較結果に基づいてテレビカメラの有無を検出するテレビ
    カメラ有無検出部と、 前記受信記憶部および前記第2の電波受信部に接続さ
    れ、前記第2の電波受信部で受信された電波のテレビ放
    送チャンネルの組合わせを前記受信記憶部に記憶し、テ
    レビ放送チャンネルの組合わせの履歴の変化に基づいて
    テレビカメラの有無を検出する無線伝送方式テレビカメ
    ラ有無検出部とを含む、請求項1に記載のテレビカメラ
    検出装置。
  3. 【請求項3】 テレビ放送に用いられる周波数を含む特
    定の周波数の電波を選択的に受信する電波受信部と、 受信したテレビ放送チャンネルの組合わせの履歴を記憶
    する受信記憶部と、 前記電波受信部および前記受信記憶部に接続され、前記
    電波受信部で受信された電波のテレビ放送チャンネルの
    組合わせを前記受信記憶部に記憶し、テレビ放送チャン
    ネルの組合わせの履歴の変化に基づいてテレビカメラの
    有無を検出する電波解析部とを含む、テレビカメラ検出
    装置。
  4. 【請求項4】 さらに、前記電波解析部に接続され、検
    出されたテレビカメラで用いられている電波の周波数に
    基づいて定められる周波数の電波を送信する電波送信部
    を含む、請求項1〜3のいずれかに記載のテレビカメラ
    検出装置。
  5. 【請求項5】 さらに、前記電波解析部に接続され、前
    記電波解析部の出力に応答して、光学的な方法により警
    告を行なう光学的警報装置を含む、請求項1〜4のいず
    れかに記載のテレビカメラ検出装置。
  6. 【請求項6】 さらに、前記電波解析部に接続され、前
    記電波解析部の出力に応答して、音響的な方法により警
    告を行なう音響的警報装置を含む、請求項1〜5のいず
    れかに記載のテレビカメラ検出装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6738572B2 (en) 2001-02-03 2004-05-18 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Function disabling system for a camera used in a restricted area
WO2005111956A1 (en) * 2004-05-13 2005-11-24 Celt Limited Method and apparatus for protecting an input terminal from video surveillance
US7042355B2 (en) 2001-02-20 2006-05-09 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Environmental cameras

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