JP2001110632A - コイル駆動回路 - Google Patents

コイル駆動回路

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JP2001110632A
JP2001110632A JP28848299A JP28848299A JP2001110632A JP 2001110632 A JP2001110632 A JP 2001110632A JP 28848299 A JP28848299 A JP 28848299A JP 28848299 A JP28848299 A JP 28848299A JP 2001110632 A JP2001110632 A JP 2001110632A
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coil
circuit
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JP28848299A
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English (en)
Inventor
Shinji Okuma
信司 大熊
Akihiro Iwasaki
明裕 岩崎
Susumu Maeda
進 前田
Takashi Kuribayashi
隆司 栗林
Kazuhiro Wada
一浩 和田
Tatsuhiro Tomari
辰弘 泊
Tomoyuki Niimura
智之 新村
Masakatsu Hori
昌克 堀
Hiromi Inagaki
裕巳 稲垣
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッテリ48からコイル23L ,23R に供
給する電流をPWM制御するコイル駆動回路において、
PWM信号によりON/OFFするスイッチング素子4
3を備えた第1回路と、フライホイールダイオード46
を備えた第2回路とを設けたものにおいて、電流目標値
の立ち下がり時にフライホイールダイオード46を介し
てコイル23L ,23R に電流が流れるのを防止し、電
流の立ち下がり応答性を高める。 【解決手段】 第2回路のフライホイールダイオード4
6と直列にスイッチング素子44を接続し、電流目標値
の立ち下がり時にスイッチング素子44をOFFして第
2回路を遮断することにより、コイル23L ,23R
逆起電力でフライホイールダイオード46を介して該コ
イル23L ,23R に電流が流れるのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PWM制御される
スイッチング素子とフライホイールダイオードとを備え
たコイル駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】直流電源からコイルに供給する電流をP
WM(パルス幅変調)制御するコイル駆動回路におい
て、PWM信号によりON/OFFするスイッチング素
子を備えた第1回路と、フライホイールダイオードを備
えた第2回路とを設けたものが知られている。スイッチ
ング素子のON/OFFにより発生したパルス電流は誘
導リアクタンスによってコイルを流れ難くなるが、スイ
ッチング素子のOFF時にコイルの逆起電力によってフ
ライホイールダイオードを備えた第2回路に電流を流す
ことにより、コイルに連続的に給電することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フライ
ホイールダイオードを備えた第2回路を設けると、コイ
ルへの給電を終了すべく目標電流値が0に立ち下がった
とき、コイルの逆起電力によって第2回路を介してコイ
ルに電流が流れるため、図11(B)のb部に示すよう
に、コイルに流れる電流が速やかに減少せずに応答遅れ
が発生するという問題が発生する。
【0004】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、コイルへの給電を制御する目標電流値の立ち下がり
時にフライホイールダイオードを介してコイルに電流が
流れるのを防止し、コイルに流れる電流の立ち下がり応
答性を高めることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明によれば、直流電源と、
PWM信号により作動する第1スイッチング素子と、コ
イルとを直列に接続してなり、PWM信号のデューティ
オン時にコイルに電流を供給する第1回路と;フライホ
イールダイオードと、前記コイルとを直列に接続してな
り、PWM信号のデューティオフ時に前記コイルに電流
を供給する第2回路と;を備えてなり、電流目標値に対
応したデューティ比で前記コイルをPWM駆動するコイ
ル駆動回路において、電流目標値の立ち下がり時にオフ
する第2スイッチング素子を第2回路に直列に接続した
ことを特徴とするコイル駆動回路が提案される。
【0006】上記構成によれば、電流目標値の立ち下が
り時にオフする第2スイッチング素子を第2回路に直列
に接続したので、電流目標値の立ち下がり時にコイルの
逆起電力によって第2回路のフライホイールダイオード
を介して該コイルに電流が流れるのを防止することがで
きる。これにより、電流目標値の立ち下がりと同時にコ
イルに流れる電流を速やかに減少させて応答性を高める
ことができる。
【0007】また請求項2に記載された発明によれば、
請求項1の構成に加えて、第1スイッチング素子にツェ
ナーダイオードを並列に接続し、第2スイッチング素子
のオフ時にコイルの逆起電力でツェナーダイオードを降
伏させることを特徴とするコイル駆動回路が提案され
る。
【0008】上記構成によれば、第1スイッチング素子
にツェナーダイオードを並列に接続したので、電流目標
値の立ち下がりに伴ってコイルが逆起電力を発生したと
き、ツェナーダイオードを降伏させて第1スイッチング
素子の損傷を防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0010】図1〜図13は本発明の一実施例を示すも
ので、図1は駆動力配分装置の構造を示す図、図2は中
低車速域での右旋回時における駆動力配分装置の作用を
示す図、図3は中低車速域での左旋回時における駆動力
配分装置の作用を示す図、図4は図1の要部拡大図、図
5は図4の5−5線断面図、図6は図4の6−6線断面
図、図7は図4の7−7線断面図、図8は電磁クラッチ
の制御系のブロック図、図9はフィードフォワード制御
手段の作用を説明する図、図10は電磁クラッチの駆動
回路の回路図、図11は電磁クラッチの駆動電流の目標
値および実際値を示すグラフ、図12は第2回路の切替
えを説明するフローチャート、図13は第2回路の切替
えのヒステリシスの説明図である。
【0011】図1に示すように、フロントエンジン・フ
ロントドライブの車両の車体前部に横置きに搭載したエ
ンジンEの右端にトランスミッションMが接続されてお
り、これらエンジンEおよびトランスミッションMの後
部に駆動力配分装置Tが配置される。駆動力配分装置T
の左端および右端から左右に延びる左ドライブシャフト
L および右ドライブシャフトAR には、それぞれ左前
輪WFLおよび右前輪W FRが接続される。
【0012】駆動力配分装置Tは、トランスミッション
Mから延びる入力軸1に設けた入力ギヤ2に噛み合う外
歯ギヤ3から駆動力が伝達される差動装置Dを備える。
差動装置Dはダブルピニオン式の遊星歯車機構よりな
り、前記外歯ギヤ3と一体に形成されたリングギヤ4
と、このリングギヤ4の内部に同軸に配設されたサンギ
ヤ5と、前記リングギヤ4に噛み合うアウタプラネタリ
ギヤ6および前記サンギヤ5に噛み合うインナプラネタ
リギヤ7を、それらが相互に噛み合う状態で支持するプ
ラネタリキャリヤ8とから構成される。差動装置Dは、
そのリングギヤ4が入力要素として機能するとともに、
一方の出力要素として機能するサンギヤ5が左出力軸9
L を介して左前輪WFLに接続され、また他方の出力要素
として機能するプラネタリキャリヤ8が右出力軸9R
介して右前輪WFRに接続される。
【0013】左出力軸9L の外周に回転自在に支持され
たキャリヤ部材11は、円周方向に90°間隔で配置さ
れた4本のピニオン軸12を備えており、第1ピニオン
13、第2ピニオン14および第3ピニオン15を一体
に形成した3連ピニオン部材16が、各ピニオン軸12
にそれぞれ回転自在に支持される。
【0014】左出力軸9L の外周に回転自在に支持され
て前記第1ピニオン13に噛み合う第1サンギヤ17
は、差動装置Dのプラネタリキャリヤ8に連結される。
また左出力軸9L の外周に固定された第2サンギヤ18
は前記第2ピニオン14に噛み合う。更に、左出力軸9
L の外周に回転自在に支持された第3サンギヤ19は前
記第3ピニオン15に噛み合う。
【0015】実施例における第1ピニオン13、第2ピ
ニオン14、第3ピニオン15、第1サンギヤ17、第
2サンギヤ18および第3サンギヤ19の歯数は以下の
とおりである。
【0016】 第1ピニオン13の歯数 Z2 =17 第2ピニオン14の歯数 Z4 =17 第3ピニオン15の歯数 Z6 =34 第1サンギヤ17の歯数 Z1 =32 第2サンギヤ18の歯数 Z3 =28 第3サンギヤ19の歯数 Z5 =32 第3サンギヤ19は左電磁クラッチCL を介してハウジ
ング20に結合可能であり、左電磁クラッチCL の係合
によってキャリヤ部材11の回転数が増速される。また
キャリヤ部材11は右電磁クラッチCR を介してハウジ
ング20に結合可能であり、右電磁クラッチCR の係合
によってキャリヤ部材11の回転数が減速される。そし
て前記右電磁クラッチCR および左電磁クラッチC
L は、マイクロコンピュータを含む電子制御ユニットU
により制御される。
【0017】電子制御ユニットUは、エンジントルクT
e、エンジン回転数Ne、車速Vおよび操舵角θを所定
のプログラムに基づいて演算処理し、前記左電磁クラッ
チC L および右電磁クラッチCR を制御する。
【0018】而して、車両の中低車速域での右旋回時に
は、図2に示すように電子制御ユニットUからの指令に
より右電磁クラッチCR が係合し、キャリヤ部材11を
ハウジング20に結合して停止させる。このとき、左前
輪WFLと一体の左出力軸9Lと、右前輪WFRと一体の右
出力軸9R (即ち、差動装置Dのプラネタリキャリヤ
8)とは、第2サンギヤ18、第2ピニオン14、第1
ピニオン13および第1サンギヤ17を介して連結され
ているため、左前輪WFLの回転数NL は右前輪W FRの回
転数NR に対して次式の関係で増速される。
【0019】 NL /NR =(Z4 /Z3 )×(Z1 /Z2 ) =1.143 …(1) 上述のようにして、左前輪WFLの回転数NL が右前輪W
FRの回転数NR に対して増速されると、図2に斜線を施
した矢印で示したように、旋回内輪である右前輪WFR
トルクの一部を旋回外輪である左前輪WFLに伝達するこ
とができる。
【0020】尚、キャリヤ部材11を右電磁クラッチC
R により停止させる代わりに、右電磁クラッチCR の締
結力を適宜調整してキャリヤ部材11の回転数を減速す
れば、その減速に応じて左前輪WFLの回転数NL を右前
輪WFRの回転数NR に対して増速し、旋回内輪である右
前輪WFRから旋回外輪である左前輪WFLに任意のトルク
を伝達することができる。
【0021】一方、車両の中低車速域での左旋回時に
は、図3に示すように電子制御ユニットUからの指令に
より左電磁クラッチCL が係合し、第3ピニオン15が
第3サンギヤ19を介してハウジング20に結合され
る。その結果、左出力軸9L の回転数に対してキャリヤ
部材11の回転数が増速され、右前輪WFRの回転数NR
は左前輪WFLの回転数NL に対して次式の関係で増速さ
れる。
【0022】 NR /NL ={1−(Z5 /Z6 )×(Z2 /Z1 )} ÷{1−(Z5 /Z6 )×(Z4 /Z3 )} =1.167 …(2) 上述のようにして、右前輪WFRの回転数NR が左前輪W
FLの回転数NL に対して増速されると、図3に斜線を施
した矢印で示したように、旋回内輪である左前輪WFL
トルクの一部を旋回外輪である右前輪WFRに伝達するこ
とができる。この場合にも、左電磁クラッチCL の締結
力を適宜調整してキャリヤ部材11の回転数を増速すれ
ば、その増速に応じて右前輪WFRの回転数NR を左前輪
FLの回転数NL に対して増速し、旋回内輪である左前
輪WFLから旋回外輪である右前輪WFRに任意のトルクを
伝達することができる。而して、車両の中低速走行時に
は旋回外輪に旋回内輪よりも大きなトルクを伝達して旋
回性能を向上させることが可能である。尚、高速走行時
には前記中低速走行時に比べて旋回外輪に伝達されるト
ルクを少なめにしたり、逆に旋回外輪から旋回内輪にト
ルクを伝達して走行安定性能を向上させることが可能で
ある。
【0023】(1)式および(2)式を比較すると明ら
かなように、第1ピニオン13、第2ピニオン14、第
3ピニオン15、第1サンギヤ17、第2サンギヤ18
および第3サンギヤ19の歯数を前述の如く設定したこ
とにより、右前輪WFRから左前輪WFLへの増速率(約
1.143)と、左前輪WFLから右前輪WFRへの増速率
(約1.167)とを略等しくすることができる。
【0024】次に、図4〜図7に基づいて左右の電磁ク
ラッチCL ,CR の構造を説明する。
【0025】アルミ合金等の非磁性材で形成されたハウ
ジング20の内部に隣接して配置された左右の電磁クラ
ッチCL ,CR は、左右の出力軸9L ,9R の軸線Lに
直交する対称面Pに関して左右対称な構造を有してい
る。左右の電磁クラッチCL ,CR は磁性材で概略円筒
状に形成された共通のコア21を備えており、そのコア
21は円筒状のハウジング20の内周面に嵌合して2本
のボルト22,22で円周方向および軸方向に移動不能
に固定される。コア21の軸方向両端部には、左電磁ク
ラッチCL のコイル23L と、右電磁クラッチCR のコ
イル23R とが埋設される。
【0026】コア21の左側には磁性材で環状に形成さ
れたアウターガイド24L およびインナーガイド25L
が同軸に配置される。アウターガイド24L は、その外
周面がハウジング20の内周面に円周方向および軸方向
に移動不能にスプライン結合26L され、インナーガイ
ド25L は、その内周面が第3サンギヤ19(図1参
照)と一体のスリーブ28の左端外周面に円周方向およ
び軸方向に移動不能にスプライン結合27L される。コ
ア21の左端面には、コイル23L に軸方向の荷重が加
わるのを防止すべく、非磁性材で環状に形成されたプレ
ッシャプレート29L が当接する。
【0027】プレッシャプレート29L の左側に、6枚
のアウターディスク30L …がアウターガイド24L
内周面に円周方向移動不能かつ軸方向移動可能にスプラ
イン結合されるとともに、前記6枚のアウターディスク
30L …に対して交互に重ね合わされた5枚のインナー
ディスク31L …がインナーガイド25L の外周面に円
周方向移動不能かつ軸方向移動可能にスプライン結合さ
れる。そして左端のアウターディスク30L の左側に、
磁性材で環状に形成されたアマチュア32L が軸方向移
動可能に配置される。アマチュア32L の左方向の移動
はハウジング20の内周面に係止されたクリップ33L
により規制されており、アマチュア32 L はクリップ3
L に当接する位置と、そこから右動してアウターディ
スク30 L …およびインナーディスク31L …を相互に
密着させる位置との間を軸方向に移動可能である。
【0028】同様にして、コア21の右側には磁性材で
環状に形成されたアウターガイド24R およびインナー
ガイド25R が同軸に配置される。アウターガイド24
R は、その外周面がハウジング20の内周面に円周方向
および軸方向に移動不能にスプライン結合26R され、
インナーガイド25R は、その内周面がキャリヤ部材1
1の左端外周面に円周方向および軸方向に移動不能にス
プライン結合27R される。コア21の右端面には、コ
イル23R に軸方向の荷重が加わるのを防止すべく、非
磁性材で環状に形成されたプレッシャプレート29R
当接する。
【0029】プレッシャプレート29R の右側に、6枚
のアウターディスク30R …がアウターガイド24R
内周面に円周方向移動不能かつ軸方向移動可能にスプラ
イン結合されるとともに、前記6枚のアウターディスク
30R …に対して交互に重ね合わされた5枚のインナー
ディスク31R がインナーガイド25R の外周面に円周
方向移動不能かつ軸方向移動可能にスプライン結合され
る。そして右端のアウターディスク30R の右側に、磁
性材で環状に形成されたアマチュア32R が軸方向移動
可能に配置される。アマチュア32R の右方向の移動は
ハウジング20の内周面に係止されたクリップ33R
より規制されており、アマチュア32Rはクリップ33
R に当接する位置と、そこから左動してアウターディス
ク30R…およびインナーディスク31R …を相互に密
着させる位置との間を軸方向に移動可能である。
【0030】前記アウターディスク30L …,30R
およびインナーディスク31L …,31R …はステンレ
ス鋼等の非磁性材で形成されており、その一方(例え
ば、インナーディスク31L …,31R …)の表面に
は、その他方(例えば、アウターディスク30L …,3
R …)の表面に当接するクラッチフェーシング(図示
せず)が張り付けられている。
【0031】ハウジング20を貫通する磁束密度センサ
取付孔201 に磁束密度センサ41が外部から嵌合して
固定される。内部にホール素子を収納した検出部411
が磁束密度センサ41の先端に設けられており、この検
出部411 は前記対称面P上でコア21に形成された凹
部211 内に嵌合する。軸線Lを挟んで磁束密度センサ
41の反対側のハウジング20およびコア21を貫通す
るようにコネクタ42が設けられており、このコネクタ
42を介して左右のコイル23L ,23R に給電され
る。
【0032】而して、電子制御ユニットUからの指令で
左電磁クラッチCL を係合すべくコイル23L に給電す
ると、図4および図5に破線で示すように、磁性材のコ
ア21、アウターガイド24L 、アマチュア32L およ
びインナーガイド25L よりなる閉じた磁路に沿って磁
束が形成され、アマチュア32L がコイル23L に向け
て右方向に吸引される。その結果、アマチュア32L
押圧されたアウターディスク30L …およびインナーデ
ィスク31L …がプレッシャプレート29L との間に挟
まれて相互に密着し、第3サンギヤ19と一体のスリー
ブ28がハウジング20に結合されて左電磁クラッチC
L が係合する。
【0033】同様にして、電子制御ユニットUからの指
令で右電磁クラッチCR を係合すべくコイル23R に給
電すると、図4および図5に破線で示すように、磁性材
のコア21、アウターガイド24R 、アマチュア32R
およびインナーガイド25Rよりなる閉じた磁路に沿っ
て磁束が形成され、アマチュア32R がコイル23R
向けて左方向に吸引される。その結果、アマチュア32
R に押圧されたアウターディスク30R …およびインナ
ーディスク31R …がプレッシャプレート29 R との間
に挟まれて相互に密着し、キャリヤ部材11がハウジン
グ20に結合されて右電磁クラッチCR が係合する。
【0034】このように、左電磁クラッチCL のコイル
23L の励磁により、あるいは右電磁クラッチCR のコ
イル23R 励磁により磁束が形成されたとき、アウター
ディスク30L …,30R …およびインナーディスク3
L …,31R …が全て非磁性材で構成されているた
め、これらアウターディスク30L …,30R …および
インナーディスク31L …,31R …を通しての磁束の
短絡を防止してアマチュア32L ,32R を確実に吸引
することができる。
【0035】左電磁クラッチCL のコイル23L の励磁
によりアマチュア32L が右動してアウターディスク3
L …およびインナーディスク31L …を密着させたと
き、アマチュア32L の右側面は、アウターガイド24
L およびインナーガイド25 L の左側面との間に若干に
隙間を有している。また右電磁クラッチCR のコイル2
R の励磁によりアマチュア32R が左動してアウター
ディスク30R …およびインナーディスク31R …を密
着させたとき、アマチュア32R の左側面は、アウター
ガイド24R およびインナーガイド25R の右側面との
間に若干に隙間を有している。従って、アウターディス
ク30L …,30R …およびインナーディスク31
L …,31R …にアマチュア32L ,32R の推力を確
実に伝達することができる。
【0036】長期の使用によりインナーディスク31L
…,31R …に張り付けたクラッチフェーシングが摩耗
すると前記隙間が次第に減少し、コイル23L の励磁時
にアマチュア32L の右側面がアウターガイド24L
よびインナーガイド25L の左側面に密着し、またコイ
ル23R の励磁時にアマチュア32R の左側面がアウタ
ーガイド24R およびインナーガイド25R の右側面に
密着するようになる。従って、クラッチフェーシングが
完全に摩耗する前に前記隙間が消滅するように設定して
おけば、クラッチフェーシングが完全に摩耗した状態で
アウターディスク30L …,30R …およびインナーデ
ィスク31L …,31R …が相互に圧接されて焼き付き
を起こすことが防止される。
【0037】前述したように、左右の前輪WFL,WFR
で配分されるトルクは左右の電磁クラッチCL ,CR
締結力により決定されるため、左右の前輪WFL,WFR
で所望のトルクを配分するには、左右の電磁クラッチC
L ,CR が実際に発生している締結力を検出し、この締
結力に基づいてコイル23L ,23R に供給する電流の
デューティ比をフィードバック制御する必要がある。そ
して左右の電磁クラッチCL ,CR の締結力はアマチュ
ア32L ,32R に作用する軸方向の推力に依存し、こ
の軸方向の推力はコイル23L ,23R が発生する磁束
密度に依存する。従って、左側のコイル23L が発生す
る磁束密度を検出することにより左電磁クラッチCL
締結力を検出することができ、右側のコイル23R が発
生する磁束密度を検出することにより右電磁クラッチC
R の締結力を検出することができる。
【0038】前記磁束密度は磁束密度センサ41によっ
て次のようにして検出される。例えば、左電磁クラッチ
L のコイル23L を励磁して磁性材のコア21、アウ
ターガイド24L 、アマチュア32L およびインナーガ
イド25L よりなる閉じた磁路に沿って主磁束が形成さ
れたとき、その磁束密度に相関する大きさの漏れ磁束が
コア21の凹部211 内に発生する。従って、前記凹部
211 内に嵌合する磁束密度センサ41の検出部411
に設けたホール素子で前記漏れ磁束の大きさを検出すれ
ば、前記主磁束の磁束密度を知ることができる。
【0039】左右の電磁クラッチCL ,CR は選択的に
係合するものであり、両電磁クラッチCL ,CR のコイ
ル23L ,23R が同時に励磁することはないため、磁
束密度センサ41が検出した磁束密度は、そのときに作
動している電磁クラッチCL,CR のものである。従っ
て、左右の電磁クラッチCL ,CR にそれぞれ磁束密度
センサ41を設けることなく、両電磁クラッチCL ,C
R の共通のコア21の対称面P上に共通の磁束密度セン
サ41を設けるだけで、両電磁クラッチCL ,CR の磁
束密度を的確に検出することが可能となり、部品点数お
よびコストの削減に寄与することができる。特に、本実
施例では左右の電磁クラッチCL ,CRが1個のコア2
1を共有しているので、更なる部品点数の削減が可能に
なる。
【0040】図8に示すように、電子制御ユニットUに
設けられた電磁クラッチCL ,CRの制御系は、左右配
分トルク制御目標値算出手段M1と、フィードバック制
御手段M2と、フィードフォワード制御手段M3と、加
算手段M4と、電流目標値算出手段M5と、電流フィー
ドバック制御手段M6と、駆動回路M7とから構成され
る。
【0041】左右配分トルク制御目標値算出手段M1
は、エンジントルクTe、エンジン回転数Ne、車速V
および操舵角θに基づいて電磁クラッチCL ,CR が発
生すべき締結力の目標値、つまり左右配分トルク制御目
標値を算出する。フィードバック制御手段M2は、電磁
クラッチCL ,CR に設けた磁束密度センサ41で検出
した磁束密度、つまり電磁クラッチCL ,CR の作動に
より実際に発生している実左右配分トルクと、前記左右
配分トルク制御目標値との偏差を加算手段M4に出力
し、加算手段M4は前記偏差にフィードフォワード制御
手段M3の出力を加算する。フィードフォワード制御手
段M3は、例えば図9(A)に示すステップ状入力に対
して図9(B)に示す出力特性を有するもので、ステッ
プ状入力の立ち上がり部分および立ち下がり部分の応答
遅れを補償するように機能する。
【0042】電流目標値算出手段M5は、加算手段M4
の出力をトルク値から電流値に変換することにより、電
磁クラッチCL ,CR のコイル23L ,23R に供給す
べき電流目標値IOBJを算出する。電流フィードバッ
ク制御手段M6は、駆動回路M7に設けた電流検出回路
45(図10参照)で検出した実電流値IAと前記電流
目標値IOBJとの偏差を0に収束させるためのPWM
信号を駆動回路M7に出力し、駆動回路M7は前記PW
M信号に基づいて電磁クラッチCL ,CR のコイル23
L ,23R に所定の電流を供給する。
【0043】図10に示すように、電磁クラッチCL
R の駆動回路M7は、FET(電界効果トランジス
タ)よりなる第1スイッチング素子43と、FETより
なる第2スイッチング素子44と、電流検出回路45
と、フライホイールダイオード46と、ツェナーダイオ
ード47とを備える。本発明の直流電源を構成するバッ
テリ48と接地部49との間に、第1スイッチング素子
43、電磁クラッチCL ,CR のコイル23L ,23R
および電流検出回路45が直列に接続され、コイル23
L ,23R の一端と接地部50との間に第2スイッチン
グ素子44およびフライホイールダイオード46が直列
に接続され、第1スイッチング素子43にツェナーダイ
オード47が並列に接続される。そして、第1スイッチ
ング素子43には電流フィードバック制御手段M6から
PWM信号が入力され、第2スイッチング素子44には
電流フィードバック制御手段M6から回路遮断指示フラ
グF ZDが入力され、電流検出回路45はコイル2
L ,23R に流れる実電流IAを検出して電流フィー
ドバック制御手段M6に出力する。
【0044】ツェナーダイオード47の順方向はコイル
23L ,23R からバッテリ48に向いており、フライ
ホイールダイオード46の順方向は接地部50からコイ
ル23L ,23R に向いている。第1スイッチング素子
43は、PWM信号がONしているときにONし、PW
M信号がOFFしているときにOFFする。第2スイッ
チング素子44は、回路遮断指示フラグF ZDが「O
FF」のときにONし、回路遮断指示フラグF ZDが
「ON」のときにOFFする。
【0045】バッテリ48、第1スイッチング素子43
およびコイル23L ,23R は本発明の第1回路を構成
し、第2スイッチング素子44、フライホイールダイオ
ード46およびコイル23L ,23R は本発明の第2回
路を構成する。
【0046】図12のフローチャートは、回路遮断指示
フラグF ZDによる第2スイッチング素子44のON
/OFF制御を説明するもので、その基本的な考え方
は、電流目標値IOBJが立ち下がってコイル23L
23R への通電が終了した瞬間に電流目標値IOBJが
一時的に負値になることに着目し(図9(B)のa部参
照)、下限値IZD S未満の負の電流目標値IOBJ
が検出されたときに回路遮断指示フラグF ZDを「O
N」にセットし、第2スイッチング素子44をOFFし
て第2回路を遮断する。その後に電流目標値IOBJが
増加に転じ、負の電流目標値IOBJが上限値IZD
Cを越えたときに回路遮断指示フラグF ZDを「OF
F」にクリアし、第2スイッチング素子44をONして
第2回路を接続する。
【0047】これを図12および図13に基づいて具体
的に説明すると、先ずステップS1で回路遮断指示フラ
グF ZDが「OFF」しているとき、つまり第2スイ
ッチング素子44がONして第2回路が接続していると
き、ステップS2で電流目標値IOBJが負値である下
限値IZD S未満になれば、ステップS3で回路遮断
指示フラグF ZDを「ON」にセットすることによ
り、ステップS4で第2スイッチング素子44をOFF
して第2回路を遮断する。一方、前記ステップS1で回
路遮断指示フラグF ZDが「ON」しているとき、つ
まり第2スイッチング素子44がOFFして第2回路が
遮断しているとき、ステップS5で電流目標値IOBJ
が負値である上限値IZD Cを越えれば、ステップS
6で回路遮断指示フラグF ZDを「OFF」にクリア
することにより、ステップS7で第2スイッチング素子
44をONして第2回路を接続する。
【0048】上記制御により、通常時は第2スイッチン
グ素子44をON状態にして第2回路を接続状態に保持
し、電流目標値IOBJが立ち下がった瞬間だけ(図9
(B)のa部参照)、第2スイッチング素子44をOF
F状態にして第2回路を遮断することができる。
【0049】而して、電磁クラッチCL ,CR のコイル
23L ,23R を励磁すべく、例えば図11(A)に示
すような電流目標値IOBJが出力されたとする。この
とき、図10の第1スイッチング素子43には前記電流
目標値IOBJの大きさに応じたパルス幅のPWM信号
が入力するため、そのパルスのON時(デューティON
時)に第1スイッチング素子43がONし、そのパルス
のOFF時(デューティOFF時)に第1スイッチング
素子43がOFFする。また正値の電流目標値IOBJ
が出力されているときには、第2スイッチング素子44
はON状態に保持されている。
【0050】上述したように、第1スイッチング素子4
3がPWM信号に応じてON/OFFするとコイル23
L ,23R にパルス電流が印加されるが、このパルス電
流はコイル23L ,23R の誘導リアクタンスによって
流れ難くなる。しかしながら、第1スイッチング素子4
3のON時(デューティON時)に、バッテリ48、第
1スイッチング素子43およびコイル23L ,23R
りなる第1回路に電流を流し、また第1スイッチング素
子43のOFF時(デューティOFF時)に、コイル2
L ,23R の逆起電力によって、第2スイッチング素
子44、フライホイールダイオード46およびコイル2
L ,23R よりなる第2回路に電流を流すことによ
り、コイル23L ,23R に連続的に給電することがで
きる。
【0051】さて、コイル23L ,23R への給電を遮
断して電磁クラッチCL ,CR を非係合状態にすべく電
流目標値IOBJが立ち下がると、それに伴ってPWM
信号も0になる。ことのとき、コイル23L ,23R
逆起電力によって、フライホイールダイオード46を備
えた第2回路を介して短時間ではあるがコイル23L
23R に給電されるため、図11(B)のb部に示すよ
うに、コイル23L ,23R に流れる電流が速やかに減
少せず、応答遅れが発生することになる。この応答遅れ
は、フィードフォワード制動手段M3による電流目標値
IOBJの補正(図9(B)のa部参照)により多少は
改善されるが、依然として無視できないものである。
【0052】しかしながら本実施例では、電流目標値I
OBJが立ち下がったときに回路遮断指示フラグF
Dが一時的に「OFF」から「ON」に切り替わること
により、第2スイッチング素子44をOFFして第2回
路を遮断し、前記逆起電力による電流が流れるのを防止
してコイル23L ,23R に流れる電流の立ち下がりの
応答性を高めることができる(図11(C)のc部参
照)。これにより、電磁クラッチCL ,CR の係合解除
の応答性を高めることが可能となる。
【0053】ところで、電流目標値IOBJが立ち下が
ったときに第2回路を遮断すると、コイル23L ,23
R の逆起電力による電流がバッテリ48側に逆流して第
1スイッチング素子43を損傷させる可能性があるが、
前記逆起電力が所定値を越えると、第1スイッチング素
子43に対して並列に配置したツェナーダイオード47
が降伏して逆起電力による電流を逃がすため、第1スイ
ッチング素子43の損傷を確実に防止することができ
る。
【0054】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0055】例えば、実施例では駆動力配分装置Tの電
磁クラッチCL ,CR のコイル23 L ,23R の駆動回
路を例示したが、本発明は他の任意のコイル駆動回路に
対して適用することができる。
【0056】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載された発明
によれば、電流目標値の立ち下がり時にオフする第2ス
イッチング素子を第2回路に直列に接続したので、電流
目標値の立ち下がり時にコイルの逆起電力によって第2
回路のフライホイールダイオードを介して該コイルに電
流が流れるのを防止することができる。これにより、電
流目標値の立ち下がりと同時にコイルに流れる電流を速
やかに減少させて応答性を高めることができる。
【0057】また請求項2に記載された発明によれば、
第1スイッチング素子にツェナーダイオードを並列に接
続したので、電流目標値の立ち下がりに伴ってコイルが
逆起電力を発生したとき、ツェナーダイオードを降伏さ
せて第1スイッチング素子の損傷を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】駆動力配分装置の構造を示す図
【図2】中低車速域での右旋回時における駆動力配分装
置の作用を示す図
【図3】中低車速域での左旋回時における駆動力配分装
置の作用を示す図
【図4】図1の要部拡大図
【図5】図4の5−5線断面図
【図6】図4の6−6線断面図
【図7】図4の7−7線断面図
【図8】電磁クラッチの制御系のブロック図
【図9】フィードフォワード制御手段の作用を説明する
【図10】電磁クラッチの駆動回路の回路図
【図11】電磁クラッチの駆動電流の目標値および実際
値を示すグラフ
【図12】第2回路の切替えを説明するフローチャート
【図13】第2回路の切替えのヒステリシスの説明図
【符号の説明】
23L コイル 23R コイル 43 第1スイッチング素子 44 第2スイッチング素子 46 フライホイールダイオード 47 ツェナーダイオード 48 バッテリ(直流電源)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 進 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 栗林 隆司 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 和田 一浩 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 泊 辰弘 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 新村 智之 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 堀 昌克 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 稲垣 裕巳 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3J057 AA01 AA09 BB04 GA02 GA49 GB02 GB08 GB35 GB36 GE05 GE08 HH01 JJ01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源(48)と、PWM信号により
    作動する第1スイッチング素子(43)と、コイル(2
    L ,23R )とを直列に接続してなり、PWM信号の
    デューティオン時にコイル(23L ,23R )に電流を
    供給する第1回路と;フライホイールダイオード(4
    6)と、前記コイル(23L ,23R )とを直列に接続
    してなり、PWM信号のデューティオフ時に前記コイル
    (23L ,23 R )に電流を供給する第2回路と;を備
    えてなり、電流目標値に対応したデューティ比で前記コ
    イル(23L ,23 R )をPWM駆動するコイル駆動回
    路において、 電流目標値の立ち下がり時にオフする第2スイッチング
    素子(44)を第2回路に直列に接続したことを特徴と
    するコイル駆動回路。
  2. 【請求項2】 第1スイッチング素子(43)にツェナ
    ーダイオード(47)を並列に接続し、第2スイッチン
    グ素子(44)のオフ時にコイル(23L ,23R )の
    逆起電力でツェナーダイオード(47)を降伏させるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載のコイル駆動回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009506681A (ja) * 2005-08-26 2009-02-12 ボーグワーナー・インコーポレーテッド 誘導負荷の急速ターンオフおよび急速ターンオン並びに車両用途への利用
WO2018015282A1 (de) * 2016-07-18 2018-01-25 Continental Automotive Gmbh Schaltungsanordnung zum ansteuern einer induktiven last

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