JP2001110537A - ソケット - Google Patents
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- H05K7/1023—Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets having exterior leads co-operating by abutting, e.g. flat pack
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- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
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Abstract
部品点数及び組立工数の削減を図る。 【解決手段】本発明は、装填されたICチップ6を外部
回路に接続するためのソケット1であって、ICチップ
6を位置決めするための位置決め面23bが頂部2b側
に設けられているとともにコンタクト4を係止するため
の係止孔22が側部2c側に設けられたベース2を有す
る。コンタクト4には、ベース2の係止孔22と係合可
能な係合部40が設けられている。コンタクト4の係合
部40をベース2の側部2c側から係止孔22内に圧入
することによりコンタクト4をベース2に固定する。
Description
を有する電気部品を着脱可能に装着して各リードと外部
装置とを電気的に接続するためのソケットに関する。
れ、従来のバーンインテスト用のソケットを示す平面
図、右側面図、正面図であり、図10(d)は、図10
(c)の一点鎖線で示す部分Uを拡大して示す図であ
る。また、図11は、従来のソケットの組立工程を示す
図、図12は、従来のソケットにおいてカバーを押し下
げた場合のソケット及び回路基板の状態を示す図であ
る。
に、このソケット101は、図示しないICチップのテ
スティングに用いられるものであり、樹脂成型されたベ
ース102を有している。
若干大きい開口部を有する作動カバー103が取り付け
られており、この作動カバー103は、ベース102に
対して上下動できるように構成されている。また、作動
カバー103は、スプリング104によってベース10
2に対して離間する方向に付勢されるようになってい
る。
ト105が装着されている。このコンタクト105は、
ICチップのパッケージの周囲から導出されたICリー
ドと同じ数だけ設けられている。
この基部105aから取付部を介して棒状に伸びるリー
ド部105bとを有している。そして、コンタクト10
5は、圧入部105fをベース102に設けた取付孔1
02aに圧入することによって、リード部105bがベ
ース102の底面から垂直方向に突き出した状態でベー
ス102に固定される。
aから曲線状に延びるばね部105cを有し、このばね
部105cから二股状に部分のうち、一方の先端側に
は、ICリードと接触可能な接点部105dが形成さ
れ、他方の先端側には、作動カバー103と当接可能な
作動端部105eが形成されている。
プを載置可能な載置面106aを有するアダプタ106
が取り付けられ、このアダプタ106の載置面106a
の縁部にはICリードの端部を位置決めするための位置
決め突部106bが形成されている。さらに、アダプタ
106の載置面106aの上方には、ICチップのIC
リードが作動カバー103のスリット部に入り込まない
ようにするための斜面形状の防壁部106cが形成され
ている。
作動カバー103の内側において曲面状に形成されたガ
イド部103bと、コンタクト105の作動端部105
eとが当接し、コンタクト105の接点部105dがア
ダプタ106の位置決め突部106bから離れるように
なっている。
ると、ばね部105cの付勢力によってコンタクト10
5の接点部105dがアダプタ106の載置面106a
上のICリードと接触してこれらを電気的に接続できる
ようになっている。
る場合には、まず、図11(a)に示すように、コンタ
クト105をベース102の上方から取付孔102a内
に圧入することによってベース105に固定する。
カバー103をベース102に取り付ける。その後、図
11(c)に示すように、作動カバー103を押し下げ
てコンタクト105の接点部105dを作動カバー10
3を退避させ、その状態でアダプタ106を作動カバー
103の開口部103aに挿入してベース102に固定
する。
によって組み立てられたソケット101は、その下面か
ら突出したコンタクトのリード部105bを回路基板1
10の接続端子111にはんだ付けすることによって、
回路基板110上に実装される。
うな従来のソケット101においては以下のような問題
があった。すなわち、上記従来のソケット101の場合
は、図11(a)に示すように、ベース102の上方側
からコンタクト105を圧入する構成となっていること
から、その圧入の際にコンタクト105が通過する領域
がアダプタの設置領域と重なるため、ICチップ用の載
置面106aやICリード用の位置決め突部106b等
をベース102と一体化して形成することが困難であ
る。
置決めするためのアダプタ106はベース102と別の
部材として構成されているため部品点数が多く、また、
このアダプタ106をベース102に取り付ける必要が
あるため、組立工数の増加を招いていた。
12(b)に示すように、作動カバー103を押し下げ
た場合に、回路基板110のたわみ等の影響により、コ
ンタクト105の回路基板110に固定されている部分
やコンタクト105のベース102に圧入されている部
分などに負荷がかかり、これにより、コンタクト105
のリード部105bと回路基板110の接合部の剥離や
コンタクト105の取付部105fの緩みにより、導通
不良が生ずるおそれがあった。
側から接触可能な接点部をコンタクトに設け、これら二
つの接点部によってICリードを挟むことにより高信頼
性の接続を可能にしたソケットが提案されている。
コンタクトを採用した場合、ICリードの下側から接触
可能な接点部については、構造上の制約からアダプタに
ICリードの進入を阻止する部分を設けることができな
いので、コンタクト間にICチップのICリードがはま
り込んでしまうという問題があった。
解決するためになされたもので、その目的とするところ
は、電気素子を位置決めする部材を省略してソケットの
部品点数及び組立工数の削減を図ることにある。
部回路との接触状態を保持することによって高い導通信
頼性を有するソケットを提供することにある。
部を有するコンタクトを用いた場合において導電部材と
電気素子の接続端子とを確実に接続しうるソケットを提
供することにある。
になされた請求項1記載の発明は、接続端子を有する電
気素子を導電部材を介して外部回路に接続するためのソ
ケットであって、前記電気素子を位置決めするための位
置決め部が頂部側に設けられているとともに前記導電部
材を係止するための係止部が側部側に設けられたソケッ
ト本体を備え、前記導電部材に、前記ソケット本体の係
止部と係合可能な係合部が設けられていることを特徴と
する。
載の発明において、前記ソケット本体に対して相対移動
可能に設けられ前記導電部材と当接することによって該
導電部材を作動させる作動部材を有し、前記導電部材が
前記ソケット本体に係止された状態で当該係合部が前記
作動部材の移動方向に移動しないように構成されている
とともに、前記導電部材に、前記係合部に対し前記作動
部材の移動方向とほぼ平行な方向に弾性変形可能な外部
回路用接続部が設けられていることを特徴とする。
又は2のいずれか1項記載の発明において、前記ソケッ
ト本体の係止部が、前記作動部材の移動方向とほぼ直交
する方向に延びるように形成され、前記導電部材の係合
部が、前記ソケット本体の係止部に対して圧接した状態
で係止されるように構成されていること特徴とする。
項3記載の発明において、前記ソケット本体の係止部
が、前記作動部材の移動方向とほぼ直交する方向に延び
る凹部であり、前記導電部材の係合部が、前記ソケット
本体の係止部に対して圧入可能な形状に形成されている
ことを特徴とする。
項2乃至4のいずれかに記載の発明において、前記導電
部材の外部回路用接続部は、前記作動部材の移動方向と
ほぼ平行な方向に弾性変形可能な連結部を介して前記係
合部に連結されていることを特徴とする。
項1乃至5のいずれかに記載の発明において、前記導電
部材に、前記電気素子の接続端子を挟んで接触可能な複
数の接点部が設けられていることを特徴とする。
項1乃至6のいずれかに記載の発明において、前記導電
部材の少なくとも前記ソケット本体の対向部側の接点部
が当該導電部材の配列方向に膨出するように形成されて
いることを特徴とする。
対して電気素子を着脱しない側部側から例えば圧入によ
って係合できるようにしたことから、電気素子を位置決
めするための部材を省略することができ、これにより部
品点数及び組立工数の削減を図ることができる。
を、ソケット本体に対して作動部材の移動方向に移動し
ないように係止する一方で、導電部材に当該係合部に対
し作動部材の移動方向とほぼ平行な方向に弾性変形可能
な外部回路用接続部を設けるようにしたことから、電気
素子をソケット本体に着脱する際、作動材部の移動に伴
い、外部回路の形成された基板が撓んだ場合には、当該
基板の撓みに追従するように外部回路用接続部が弾性変
形するため、当該外部回路用接続部と当該基板の接続端
子との接合部分の負荷が軽減される。
外部回路用接続部のずれを防止することができ、これに
より高い導通信頼性を得ることができる。
もソケット本体の対向部側の接点部を当該導電部材の配
列方向に膨出するように形成すれば、電気素子の接続端
子を挟んで接触可能な複数の接点部を有する導電部材を
用いた場合において、接点部の間に電気素子の接続端子
が入り込んでしまうことがなく、より確実に電気素子と
ソケットの導電部材との接続を行うことが可能になる。
ましい実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図
1(a)は、本実施の形態のソケットの概略構成を示す
平面図であり、図1(b)は、同ソケットの概略構成を
示す右側面図である。図2(a)は、同ソケットの概略
構成を示す正面図であり、図2(b)は、図2(a)の
一点鎖線で示す部分の拡大図であり、図2(c)は、図
2(b)に示す部分の図2(a)におけるX方向左側か
らみた要部を示す図である。図3は、本実施の形態のコ
ンタクトの概略構成を示す図である。
す図である。図5(a)は、同ソケットの組立後の概略
構成を示す図であり、図5(b)は、図5(a)の一点
鎖線で示す部分の拡大図であり、図5(c)は、本実施
の形態のコンタクトの装着する場合の状態を示す図であ
る。
うに、本実施の形態のソケット1は、TSOPパッケー
ジに適用されるもので、ベース(ソケット本体)2と、
作動カバー(作動部材)3と、コンタクト(導電部材)
4と、スプリング5とから構成されている。
る四角形状のベース2に、枠体形状の作動カバー3が取
り付けられるようになっている。
ベース2の頂部2aに、ICチップ(電気素子)6と対
向する対向面2bが形成されている。
プ6は、薄い直方体形状のパッケージ60を有し、その
パッケージ60の長手方向の両端から所定数のICリー
ド61が導出されている。
チップ6を対向面2bに誘い込むための誘い込み部20
が設けられている。この誘い込み部20は、対向面2b
に対して所定の角度だけ傾斜させた斜面形状に形成され
ている。
より若干大きい開口部3aが形成されている。この作動
カバー3の各隅部分には本体部3bからほぼ垂直方向に
伸びる係合脚部3cが設けられ、これらの係合脚部3c
がベース2の各隅部分に設けられた孔部2dに嵌合する
ことによって、作動カバー3がベース2に対して上下動
できるように構成されている。
は、ベース2に取り付けられたスプリング5により、ベ
ース2に対して離間する方向に付勢されるようになって
いる。
の長縁部側の両側部2cには、各コンタクト4を位置決
めするための複数のスリット部21が配設されている。
これらのスリット部21は、ICチップ6のICリード
61と同じ数だけ設けられ、所定の間隔をおいて配列さ
れている。
のスリット部21の上部に、ICチップ6のICリード
61がスリット部21にはまりこまないようにするため
の進入阻止部22がベース2と一体的に形成されてい
る。
の進入阻止部22の下方には、ICチップ6の位置決め
を行うための位置決め面23aを有するリブ部23が形
成されている。このリブ部23は、ベース2の対向面2
bの縁部の近傍に設けられ、その高さがベース2の対向
面2bより若干高くなるように構成されている。
を導入する側の部位には、位置決め面23a側が高くな
るように所定の角度だけ傾斜させた導入傾斜面23bが
形成されている。
は、各コンタクト4の位置及び形状に対応させたスリッ
ト部31が設けられている。
ー3のスリット部31の奥部には、コンタクト4を案内
するため所定の曲面形状に形成されたガイド面32が設
けられている。
状の金属材料を用いて一体的に形成されるもので、後述
するベース22の係止孔(係止部)22と係合可能な係
合部40を有している。この係合部40の一方の側部に
は係合部40からほぼコ字状に延びるように形成された
弾性部41を介して棒状のリード部42が形成されてい
る。
ス22に固定された状態でリード部41がベース22の
底面から導出されており、このリード部41をはんだ付
けすることによって後述する回路基板(基板)7上の接
続端子8と接続できるようになっている。
部側、すなわち、コンタクト4がベース2に取り付けら
れた状態における作動カバー3側には、第1及び第2の
IC接続部43、44が設けられている。
長く延びるように形成した部分を曲がりくねらせてばね
性を持たせたばね部43aと、このばね部43aの先端
部から2つに分岐するように形成された接触腕部43b
及びレバー部43cとから構成されている。
はフック形状に形成され、その先端には、ICチップ6
のICリード61の上側から接触可能な第1の接点部4
3eが形成されている。
C接続部43の根元の近傍から第1の接点部43eに向
って延びるように腕部44aが形成され、この腕部44
aの先端部に、ICチップ6のICリード61の下側か
ら接触可能な第2の接点部44bが形成されている。
の中腹部分には、第2のIC接続部44をベース2に対
して位置決め係止するための係止爪部44が形成されて
いる。
2の接点部44bは、コンタクト4がベース2に装着さ
れない状態において第1の接点部43eと多少離れるよ
うに形成されている。
ト4の第2の接点部44bは、その先端部の一方側の部
位がコンタクト4の厚さ方向に膨出するように形成さ
れ、これにより第2の接点部44bの接触面440の幅
が、第1の接点部43eの接触面430の幅より大き
く、かつ、ベース2のスリット部21の幅とほぼ等しく
なるように構成されている。
の幅は、コンタクト4のピッチの0.5〜0.7倍程度
に設定することが好ましい。
ット部21の奥部下方には、作動カバー3の押圧方向
(矢印Z−方向)と直交する方向に延び、コンタクト4
の係合部40と係合可能な係止孔22が形成されてい
る。
ンタクト4の係合部40の外形より若干小さくなるよう
に設定され、係止孔22に圧入されたコンタクト4の係
合部40をしまりばめによって固定するようになってい
る。
位には、係止孔22と平行に延びる支持部41が設けら
れている。この支持部41は、上記作動カバー3の押圧
方向(矢印Z方向)の幅がコンタクト4の係合部40と
弾性部41との間隔より若干小さくなるように設定され
ている。
の係止孔22にコンタクト4の係合部40を圧入した状
態において、支持部25の下面とコンタクト4の弾性部
41の上面との間に若干の隙間(例えば0.05mm〜
0.1mm程度)が形成されるようになっている。
のスリット部21の奥部の係止孔22より頂部2a側の
部位には、コンタクト4を圧入する際に第2のIC接続
部44を案内するための案内面26が形成されている。
ト4の第2の接続部44の係止爪部44cと係合可能な
係止段部26aが形成され、この係止段部26aとコン
タクト4の第2のIC接続部44の係止爪部44cとの
係合により、第2の接点部44bの接触面440がベー
ス2の対向面2bとほぼ同一平面になる位置、例えばベ
ース2の対向面2bより若干低い位置に位置決めされる
ようになっている。
を、図4(a)〜(c)及び図5(a)〜(c)を参照
して説明する。まず、図4(a)に示すように、ベース
2の側部2c側から、各コンタクト4をベース2のスリ
ット部21に挿入し、コンタクト4を矢印X方向へ移動
させてその係合部40をベース2の係止孔22に圧入す
る。この工程を順次繰り返すことにより、所定数のコン
タクト4をベース2に固定する。
(b)に示すように、リブ部23の上部のコンタクト4
を導入する側の部位に、位置決め面23a側が高くなる
ように所定の角度だけ傾斜させた導入傾斜面23bを形
成したことから、コンタクト4を圧入する際に、第1の
接点部43eは、図5(c)の2点鎖線で示す軌跡を描
くようにリブ部23の導入傾斜面23bを乗り上げ、円
滑に所定の位置に位置決めされる。
続部44は、ベース2の案内面26によって案内され、
第2の接点部44bがベース2の頂部2aとリブ部23
との間に挿入される。
2の上方から作動カバー3を取り付けることにより、図
4(c)に示すように、本実施の形態のソケット1が完
成する。
ットのカバーを押し下げる場合の動作を示す図である。
図6(a)に示すように、本実施の形態のソケット1
は、そのリード部42を回路基板7の接続端子8にはん
だ付けすることにより、回路基板7上に実装される。
に、ソケット1の作動カバー3を押し下げると、作動カ
バー3のガイド面32がコンタクト4のレバー部43c
の先端部に当接し、さらに作動カバー3を押し下げる
と、コンタクト4のレバー部43cが作動カバー3のガ
イド面32に沿って案内され、これに伴い第1の接点部
43eが第2の接点部44bから離れる方向に移動す
る。これにより、コンタクト4の第2の接点部44bの
接触面440上にICチップ6のICリード61を載置
可能な状態になる。
により回路基板7は撓むが、図6(b)に示すように、
本実施の形態のソケット1の場合は、回路基板7の撓み
に追従するようにコンタクト4の弾性部41が弾性変形
するため、コンタクト4のリード部42と基板7の接続
端子8との接合部分の負荷が軽減され、その結果、コン
タクト4のリード部42のずれを防止することができ
る。
ト4の第2の接点部44bについて、その先端部の一方
側の部位をコンタクト4の厚さ方向に膨出させて幅広に
形成したことから、図7(a)(b)及び図8(a)
(b)に示すように、第2の接点部44bの間にICチ
ップ6のICリード61が入り込んでしまうことがな
く、第2の接点部44bの接触面440上に確実に載置
することができる。
解除すると、スプリング5及びコンタクト4の弾性力に
より作動カバー3が押し上げられ、それに伴い、コンタ
クト4の第1の接点部43eと第2の接点部44bによ
ってICリード61が挟まれ、コンタクト4とICリー
ド61とが電気的に接続される。
は、コンタクト4をベース2に対して側部2c側から圧
入するように構成したことから、ICチップ6を位置決
めするためのアダプタを省略することができ、これによ
り従来のものに比べて部品点数及び組立工数の削減を図
ることができる。
の形態の構成を示す部分断面図であり、以下、上記実施
の形態と対応する部分については同一の符号を付しその
詳細な説明を省略する。
の形態のソケット1Aは、一つのIC接続部50を有す
るコンタクト4Aを用いたものである。
の頂部2aにICチップ6を載置する載置面200が形
成されているとともに、ICチップ6の位置決めを行う
ための位置決め面230aが、ベース2の縁部に一体的
に形成されている。
突起部230のコンタクト4Aを導入する側の部位に
は、上記実施の形態と同様に、位置決め面230a側が
高くなるように所定の角度だけ傾斜させた導入傾斜面2
30bが形成されている。
いては、コンタクト4Aを圧入する際に、接点部50a
が、図9(c)の2点鎖線で示す軌跡を描くように突起
部23の導入傾斜面23bを乗り上げ、これにより円滑
にICチップ6のICリード61と接触可能な位置に位
置決めされる。
同様に部品点数及び組立工数の削減を図ることができる
ことに加え、ベース2の載置面200によってICチッ
プ6のICリード61を受けるため、より平坦な面でI
Cチップ6のICリード61を支持することができると
いうメリットがある。その他の構成及び作用効果につい
ては、上記実施の形態と同一であるのでその詳細な説明
を省略する。
ることなく、種々の変更を行うことができる。例えば、
上述の実施の形態においては、ベースに設けた係止孔に
コンタクトの係合部を圧入させるようにしたが、本発明
はこれに限られず、コンタクトが作動カバーの移動方向
に移動しないように係止しうるものであれば、種々の形
状のものを採用することができる。
mall Outlien Package)やQFP(Quad Flat Packag
e)等の種々のICチップのバーンインテスト用のソケ
ットに適用することができ、また、種々の電気特性を測
定するためのソケットに適用することができるものであ
る。
必要だった電気素子を位置決めするための部材を省略す
ることができるので、部品点数及び組立工数の削減を図
ることができる。また、発明によれば、基板に対する外
部回路用接続部のずれを防止することができ、高い導通
信頼性を得ることができる。さらに、本発明によれば、
電気素子の接続端子を挟んで接触可能な複数の接点部を
有する導電部材を用いた場合において、より確実に電気
素子とソケットの導電部材との接続を行うことができ
る。
示す平面図 (b):同ソケットの概略構成を示す右側面図
点部の寸法関係を示す図
図
図 (b):図5(a)の一点鎖線Qで示す部分の拡大図 (c):本実施の形態のコンタクトを装着する場合の第
1の接点部の軌跡を示す図
ーを押し下げる場合の動作を示す図
着する場合の状態を示す説明図 (b):図7(a)の一点鎖線Rで示す部分の拡大図
場合の状態を示す説明図 (b):図8(a)の一点鎖線Sで示す部分の拡大図
組立後の概略構成を示す図 (b):図5(a)の一点鎖線Tで示す部分の拡大図 (c):本実施の形態のコンタクトを装着する場合の接
点部の軌跡を示す図
トを示す平面図 (b):従来のバーンインテスト用のソケットを示す右
側面図 (c):従来のバーンインテスト用のソケットを示す正
面図 (d):図10(c)の一点鎖線で示す部分Uを拡大し
て示す図
場合のソケット及び基板の状態を示す図
部 2b…対向面 3…作動カバー(作動部材) 4…
コンタクト(導電部材) 6…ICチップ(電気素子)
7…回路基板(基板) 22…係止孔(係止部) 2
3…リブ 23a…位置決め面 40…係合部 41…
弾性部 42…リード部 61…ICリード
Claims (8)
- 【請求項1】接続端子を有する電気素子を導電部材を介
して外部回路に接続するためのソケットであって、 前記電気素子を位置決めするための位置決め部が頂部側
に設けられているとともに前記導電部材を係止するため
の係止部が側部側に設けられたソケット本体を備え、 前記導電部材に、前記ソケット本体の係止部と係合可能
な係合部が設けられていることを特徴とするソケット。 - 【請求項2】前記ソケット本体に対して相対移動可能に
設けられ前記導電部材と当接することによって該導電部
材を作動させる作動部材を有し、 前記導電部材が前記ソケット本体に係止された状態で当
該係合部が前記作動部材の移動方向に移動しないように
構成されているとともに、 前記導電部材に、前記係合部に対し前記作動部材の移動
方向とほぼ平行な方向に弾性変形可能な外部回路用接続
部が設けられていることを特徴とする請求項1記載のソ
ケット。 - 【請求項3】前記ソケット本体の係止部が、前記作動部
材の移動方向とほぼ直交する方向に延びるように形成さ
れ、 前記導電部材の係合部が、前記ソケット本体の係止部に
対して圧接した状態で係止されるように構成されている
こと特徴とする請求項1又は2のいずれか1項記載のソ
ケット。 - 【請求項4】前記ソケット本体の係止部が、前記作動部
材の移動方向とほぼ直交する方向に延びる凹部であり、 前記導電部材の係合部が、前記ソケット本体の係止部に
対して圧入可能な形状に形成されていることを特徴とす
る請求項1乃至3のいずれか1項記載のソケット。 - 【請求項5】前記導電部材の外部回路用接続部は、前記
作動部材の移動方向とほぼ平行な方向に弾性変形可能な
連結部を介して前記係合部に連結されていることを特徴
とする請求項2乃至4のいずれか1項記載のソケット。 - 【請求項6】前記電気素子の接続端子の導電部材間への
進入を阻止するための進入阻止部が設けられていること
を特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載のソケ
ット。 - 【請求項7】前記導電部材に、前記電気素子の接続端子
を挟んで接触可能な複数の接点部が設けられていること
を特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項記載のソケ
ット。 - 【請求項8】前記導電部材の少なくとも前記ソケット本
体の対向部側の接点部が当該導電部材の配列方向に膨出
するように形成されていることを特徴とする請求項1乃
至7のいずれか1項記載のソケット。
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