JP2001110494A - フレキシブルプリントサーキット用コネクタ - Google Patents
フレキシブルプリントサーキット用コネクタInfo
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
立て性も考慮した頑丈で小型のフレキシブルプリントサ
ーキット用コネクタを得ること。 【解決手段】ベースインシュレータ23は、操作子27
との保持部分を有する。この保持部分は、外側に挿入溝
31a、31bおよび内側に軸受凹部33a−1が、そ
れぞれ設けられている。スライダ27をベースインシュ
レータ23に組み込む際、スライダ27の軸部27−1
a、27−1bは、誘い込み凹部33a−2の斜面をス
ライドした後、軸受凹部33a−1にクリック感を伴っ
て嵌まる。これにより、スライダ27は弾性の軸受凹部
33a−1で回転可能に支持される。次に、押圧部材
(ホールドダウン)のアーム部から突出した圧入部が、
挿入溝31a、31bに案内され挿入し、圧入される。
押圧部材は、ベースインシュレータ23における操作子
(スライダ)27との保持部分を確実に固定・保持す
る。
Description
Insertion Force Connecto
r)用コネクタ、特に、フレキシブルプリントサーキッ
ト(FPC)用コネクタに関する。
ーキット(FPC)用コネクタについて、公開特許公報
(A)特開平10−12331号がある。
性を考慮しておらず、加圧部材33と支持板26との2
枚を合体させてハウジングに組み込まなければならな
い。そのため、この従来例を自動組立機械に適用するこ
とは困難である。
た従来例では、コンタクトの芯数が大きく、ベースイン
シュレータまたは操作子(スライダ)のバネ性が弱い場
合、コネクタ嵌合状態から操作子(スライダ)が離脱し
外れるという欠点がある。これは、操作子(スライダ)
を解放位置に回転・動作させフレキシブルプリントサー
キット(FPC)すなわちケーブルを挿入して嵌合させ
るとき、コンタクトからの反力によって、ベースインシ
ュレータと操作子(スライダ)との保持部分にも負荷す
なわち力が加わり、弾性変位するからである。
(スライダ)のバネ性を強くすれば、コネクタ全体が大
きくなってしまうという欠点がある。
を改良するために創作されたものであって、技術的課題
は、コンタクトの芯数が大きく、ベースインシュレータ
または操作子(スライダ)のバネ性が弱くても、コネク
タ嵌合の際にベースインシュレータから操作子(スライ
ダ)の外れがなく、組み立て性も考慮した頑丈で小型の
フレキシブルプリントサーキット(FPC)用コネクタ
を得ることである。
ために、次の3つの手段を採用する。
保持されフレキシブルプリントサーキットを受けるため
のベースインシュレータと、前記コンタクトに閉鎖位置
と解放位置との間で回転可能に係合し前記フレキシブル
プリントサーキットを圧接させた状態に保持するための
スライダとを備えたフレキシブルプリントサーキツト用
コネクタであって、アーム部および本体を持つ押圧部材
を備え、前記スライダは軸部を有し、前記ベースインシ
ュレータには、前記スライダの軸部を受け保持する保持
部分が設けられ、この保持部分には、前記スライダを回
転可能に支持する軸受凹部と、該軸受凹部の外側には前
記押圧部材を挿入するための挿入溝とが形成されてお
り、前記挿入溝に前記押圧部材のアーム部を挿入し、前
記軸受凹部が弾性変位することを防止することを特徴と
するフレキシブルプリントサーキツト用コネクタ。
ントサーキット用コネクタにおいて、前記押圧部材は、
前記アーム部から突出した圧入部を更に備え、該圧入部
は、前記ベースインシュレータの挿入溝に圧入される結
果、固定保持されることを特徴とするフレキシブルプリ
ントサーキツト用コネクタ。
ントサーキット用コネクタにおいて、前記軸受凹部の近
傍には、前記スライダを前記ベースインシュレータに組
み込む際に容易に受け入れるための傾斜した斜面を持つ
誘い込み凹部が、設けられ、前記スライダの軸部は、前
記誘い込み凹部を介して前記軸受凹部に嵌まることを特
徴とするフレキシブルプリントサーキツト用コネクタ。
との保持部分を有する。この保持部分は弾性を有し、外
側に挿入溝および内側に軸受凹部が、それぞれ設けられ
ている。
む際、スライダの軸部は、誘い込み凹部の斜面を滑らか
にスライドした後、軸受凹部にクリック感を伴って嵌ま
る。これにより、スライダは弾性の軸受凹部で回転可能
に支持すなわち枢支係合される。
内され挿入される。同時に、押圧部材のアーム部から突
出した圧入部が、挿入溝に圧入される。押圧部材は、ベ
ースインシュレータにおける操作子(スライダ)との保
持部分を固定・保持するためのホールドダウンとして作
用する。その結果、ベースインシュレータにおける操作
子(スライダ)との保持部分のバネ性が無くなり、軸受
凹部の保持部分は、弾性変位しない剛性部材として作用
する。すなわち、操作子(スライダ)の軸部は、ベース
インシュレータの保持部分の軸受凹部から外れないよう
に作用する。
ベースインシュレータの剛性部材としての軸受凹部に配
され、枢支係合の状態が確実に保持される。これによ
り、剛性部材としての軸受凹部で保持されているスライ
ダは、嵌合方向と逆方向にコンタクトの反力を受けて
も、コネクタ嵌合状態は確実に保持される。
ら、本発明の実施の形態によるフレキシブルプリントサ
ーキット用コネクタ21について、説明する。
リントサーキット用コネクタ21は、枢支部を持つコン
タクト22と、コンタクト22が固定保持されフレキシ
ブルプリントサーキット(FPC)を受けるためのベー
スインシュレータ23と、コンタクト22の枢支部に閉
鎖位置と解放位置との間で回転可能に係合しフレキシブ
ルプリントサーキットを圧接させた状態に保持するため
のスライダ27とを備える。
タ21は、別部品として、アーム部29−3a、圧入部
29−2a、および本体を持つ押圧部材(ホールドダウ
ン)29aを備える。
bを有する。ベースインシュレータ23の長手方向の両
端には、スライダ27の軸部27−1a、27−1bを
受け保持する保持部分が、それぞれ設けられている。
は、スライダ27を回転可能に支持(すなわち枢支係
合)する軸受凹部33a−1と、軸受凹部33a−1の
外側には押圧部材29aを挿入するための挿入溝31a
とが、形成されている。尚、軸受凹部33a−1の近傍
で外側には、スライダ27をベースインシュレータ23
に組み込む際に容易に受け入れるための傾斜した斜面を
持つ誘い込み凹部33a−2が形成されている。
用コネクタの組み立ての際には、図4〜図7に示すよう
に、スライダ27を下から上の方向に沿ってベースイン
シュレータ23に組み込む。
(弾性)を利用して、軸部27−1aをベースインシュ
レータ23の誘い込み凹部33a−2の斜面をスムーズ
にスライドさせる。その後、軸部27−1aを軸受凹部
33a−1に挿入させ「パチン」とクリック感を伴って
嵌め込む(図8)。
aから突出した圧入部29−2aをを挿入溝31aに案
内して挿入し、圧入する。これにより、ベースインシュ
レータ23の保持部分はバネ性が無くなり剛性を持つよ
うになる結果、ベースインシュレータ23とスライダ2
7との保持が確実になる。
ブルプリントサーキット用コネクタは、操作子(スライ
ダ)の軸部を枢支係合する軸受凹部を持つベースインシ
ュレータを備え、軸受凹部の外側には押圧部材を挿入す
るための挿入溝が形成され、これにより、組み立ての後
には、弾性変位しないベースインシュレータの保持部分
を形成し、軸受凹部から軸部が外れない構造を採用して
いる。そのため、コンタクトの芯数が大きい場合でも、
コネクタ嵌合の際に負荷がかかるベースインシュレータ
のスライダとの支持部分の強化が可能となる。
て性も考慮した頑丈なフレキシブルプリントサーキット
用コネクタを得られるという効果を奏する。
トサーキット用コネクタを得ることができる。
トサーキット用コネクタ21に係り、別物品の押圧部材
(ホールドダウン)29a、29bを除いていた分解斜
視図である。
プリントサーキット用コネクタ21に係り、ベースイン
シュレータ23とスライダ27とのコネクタ嵌合状態に
おいて、押圧部材(ホールドダウン)29a、29bを
挿入しようとするときの斜視図である。
9bを挿入して圧入した状態を示すフレキシブルプリン
トサーキット用コネクタ21の斜視図である。
部分の平面図である。
タ23の一方の保持部分の一部断面図である。
図である。
えた図である。
したベースインシュレータ23の一方の保持部分の一部
断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 コンタクトと、該コンタクトが固定保持
されフレキシブルプリントサーキットを受けるためのベ
ースインシュレータと、前記コンタクトに閉鎖位置と解
放位置との間で回転可能に係合し前記フレキシブルプリ
ントサーキットを圧接させた状態に保持するためのスラ
イダとを備えたフレキシブルプリントサーキット用コネ
クタであって、 アーム部および本体を持つ押圧部材を備え、 前記スライダは軸部を有し、 前記ベースインシュレータには、前記スライダの軸部を
受け保持する保持部分が設けられ、この保持部分には、
前記スライダを回転可能に支持する軸受凹部と、該軸受
凹部の外側には前記押圧部材を挿入するための挿入溝と
が形成されており、 前記挿入溝に前記押圧部材のアーム部を挿入し、前記軸
受凹部が弾性変位することを防止することを特徴とする
フレキシブルプリントサーキット用コネクタ。 - 【請求項2】 請求項1に記載のフレキシブルプリント
サーキット用コネクタにおいて、 前記押圧部材は、前記アーム部から突出した圧入部を更
に備え、該圧入部は、前記ベースインシュレータの挿入
溝に圧入される結果、固定保持されることを特徴とする
フレキシブルプリントサーキット用コネクタ。 - 【請求項3】 請求項1に記載のフレキシブルプリント
サーキット用コネクタにおいて、 前記軸受凹部の近傍には、前記スライダを前記ベースイ
ンシュレータに組み込む際に容易に受け入れるための傾
斜した斜面を持つ誘い込み凹部が、設けられ、前記スラ
イダの軸部は、前記誘い込み凹部を介して前記軸受凹部
に嵌まることを特徴とするフレキシブルプリントサーキ
ット用コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29015599A JP3378990B2 (ja) | 1999-10-12 | 1999-10-12 | フレキシブルプリントサーキット用コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29015599A JP3378990B2 (ja) | 1999-10-12 | 1999-10-12 | フレキシブルプリントサーキット用コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2001110494A true JP2001110494A (ja) | 2001-04-20 |
JP3378990B2 JP3378990B2 (ja) | 2003-02-17 |
Family
ID=17752489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29015599A Expired - Fee Related JP3378990B2 (ja) | 1999-10-12 | 1999-10-12 | フレキシブルプリントサーキット用コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3378990B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
TW572397U (en) | 2003-04-30 | 2004-01-11 | Hon Hai Prec Ind Co Ltd | Electrical connector |
-
1999
- 1999-10-12 JP JP29015599A patent/JP3378990B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP3378990B2 (ja) | 2003-02-17 |
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