JP2001110305A - プラズマディスプレイパネルの隔壁形成方法 - Google Patents
プラズマディスプレイパネルの隔壁形成方法Info
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- JP2001110305A JP2001110305A JP28526199A JP28526199A JP2001110305A JP 2001110305 A JP2001110305 A JP 2001110305A JP 28526199 A JP28526199 A JP 28526199A JP 28526199 A JP28526199 A JP 28526199A JP 2001110305 A JP2001110305 A JP 2001110305A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】蛍光面を発光させた場合の輝度を高めることが
できる複雑な形状を有する隔壁の形成方法の提供。 【解決手段】基板に感光性隔壁材料を全面塗工し第1隔
壁材料層を形成し、マトリックスパターンのフォトマス
クを介して露光し現像することにより横隔壁と縦隔壁の
下層部分とを形成する。次に、基板に感光性隔壁材料を
全面塗工し第2隔壁材料層を形成し、ストライプパター
ンのフォトマスクを介して露光し現像し縦隔壁の上層部
分を形成する。そして、現像済みの横隔壁と縦隔壁の下
層部分と縦隔壁の上層部分とを合わせて焼成することに
より横隔壁と縦隔壁の全体を形成するプラズマディスプ
レイパネルの隔壁形成方法。
できる複雑な形状を有する隔壁の形成方法の提供。 【解決手段】基板に感光性隔壁材料を全面塗工し第1隔
壁材料層を形成し、マトリックスパターンのフォトマス
クを介して露光し現像することにより横隔壁と縦隔壁の
下層部分とを形成する。次に、基板に感光性隔壁材料を
全面塗工し第2隔壁材料層を形成し、ストライプパター
ンのフォトマスクを介して露光し現像し縦隔壁の上層部
分を形成する。そして、現像済みの横隔壁と縦隔壁の下
層部分と縦隔壁の上層部分とを合わせて焼成することに
より横隔壁と縦隔壁の全体を形成するプラズマディスプ
レイパネルの隔壁形成方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラズマディスプレ
イパネルの技術分野に属する。特に、プラズマディスプ
レイパネルの背面板に形成される隔壁の形成方法に関す
る。
イパネルの技術分野に属する。特に、プラズマディスプ
レイパネルの背面板に形成される隔壁の形成方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】カラー表示を行うプラズマディスプレイ
パネル(以降、略称として「PDP」を併用する)では
背面板に平行線状に複数配列で形成される隔壁が形成さ
れる。隔壁と隔壁の間のアドレス電極上には蛍光面が設
けられる。各隔壁と隔壁の間の蛍光面にはRGB各色で
発光する蛍光体材料の1つが充填され、背面板はそのR
GB各色のストライプ状の蛍光面が3つから成る組を多
数配列した構造となる。
パネル(以降、略称として「PDP」を併用する)では
背面板に平行線状に複数配列で形成される隔壁が形成さ
れる。隔壁と隔壁の間のアドレス電極上には蛍光面が設
けられる。各隔壁と隔壁の間の蛍光面にはRGB各色で
発光する蛍光体材料の1つが充填され、背面板はそのR
GB各色のストライプ状の蛍光面が3つから成る組を多
数配列した構造となる。
【0003】図8はAC型PDPの一構成例を示すもの
で、前面板と背面板を離した状態で示したもので、2枚
のガラス基板801、802が互いに平行に且つ対向し
て配設されており、両者は背面板となるガラス基板80
2上に互いに平行に設けられた隔壁803により一定の
間隔に保持されている。前面板となるガラス基板801
の背面板側には、放電維持電極として、透明電極804
とバス電極としての金属電極805とで構成される複合
電極が互いに平行に形成され、これを覆って誘電体層8
06が形成されており、さらにその上に保護層(MgO
層)が形成されている。また、背面板となるガラス基板
802の前面板側には前記複合電極と直交するように隔
壁803の間に位置してアドレス電極808が互いに平
行に形成されており、さらに隔壁803の壁面とセル底
面を覆うようにして蛍光面809が設けられている。ま
た、図9に示すように、背面板となるガラス基板802
に誘電体からなる下地層810を形成した後、アドレス
電極808を設け、更にその上に誘電体層806’を積
層した後、隔壁803、蛍光面809を設けた構造とし
ている。この前面板と背面板の間にはネオンを主体とし
キセノンを含む希ガスが封入される。
で、前面板と背面板を離した状態で示したもので、2枚
のガラス基板801、802が互いに平行に且つ対向し
て配設されており、両者は背面板となるガラス基板80
2上に互いに平行に設けられた隔壁803により一定の
間隔に保持されている。前面板となるガラス基板801
の背面板側には、放電維持電極として、透明電極804
とバス電極としての金属電極805とで構成される複合
電極が互いに平行に形成され、これを覆って誘電体層8
06が形成されており、さらにその上に保護層(MgO
層)が形成されている。また、背面板となるガラス基板
802の前面板側には前記複合電極と直交するように隔
壁803の間に位置してアドレス電極808が互いに平
行に形成されており、さらに隔壁803の壁面とセル底
面を覆うようにして蛍光面809が設けられている。ま
た、図9に示すように、背面板となるガラス基板802
に誘電体からなる下地層810を形成した後、アドレス
電極808を設け、更にその上に誘電体層806’を積
層した後、隔壁803、蛍光面809を設けた構造とし
ている。この前面板と背面板の間にはネオンを主体とし
キセノンを含む希ガスが封入される。
【0004】このAC型PDPは面放電型であって、ア
ドレス電極により書き込みを行った後、前面板上の複合
電極に交流電圧を印加し空間に生成した電界により放電
させる構造である。この場合、交流をかけているために
電界の向きは周波数に対応して変化する。なお、DC型
PDPにあっては、電極は誘電体層で被覆されていない
構造を有する点で相違するが、その放電現象は同一であ
る。そして、この放電により生じる紫外線により蛍光面
809を発光させ、前面板を透過する光を観察者が視認
できるものである。
ドレス電極により書き込みを行った後、前面板上の複合
電極に交流電圧を印加し空間に生成した電界により放電
させる構造である。この場合、交流をかけているために
電界の向きは周波数に対応して変化する。なお、DC型
PDPにあっては、電極は誘電体層で被覆されていない
構造を有する点で相違するが、その放電現象は同一であ
る。そして、この放電により生じる紫外線により蛍光面
809を発光させ、前面板を透過する光を観察者が視認
できるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなPDPにお
いては蛍光面を発光させた場合の輝度を高めることが重
要な課題の一つとなっている。輝度を高めるために各種
の方法が提案されているが決定的な解決策はなく、それ
らの方法の積み重ねにより少しづつ輝度が高められてい
る。蛍光面の発光面積を広くすることは、一般にその蛍
光面に紫外線が効率よく作用する等により発光効率が改
善されることとなり、輝度が高くなることにつながる。
ところが図8,図9に示すように、蛍光面809は隔壁
803の壁面とセル底面を覆うようにして設けられてお
り、蛍光面809は隔壁803の壁面とセル底面の形状
に制約される。すなわち蛍光面809の表面は隔壁80
3の壁面とセル底面の形状によって決まる単純な形状と
なり、それによって発光面積が制約されている。
いては蛍光面を発光させた場合の輝度を高めることが重
要な課題の一つとなっている。輝度を高めるために各種
の方法が提案されているが決定的な解決策はなく、それ
らの方法の積み重ねにより少しづつ輝度が高められてい
る。蛍光面の発光面積を広くすることは、一般にその蛍
光面に紫外線が効率よく作用する等により発光効率が改
善されることとなり、輝度が高くなることにつながる。
ところが図8,図9に示すように、蛍光面809は隔壁
803の壁面とセル底面を覆うようにして設けられてお
り、蛍光面809は隔壁803の壁面とセル底面の形状
に制約される。すなわち蛍光面809の表面は隔壁80
3の壁面とセル底面の形状によって決まる単純な形状と
なり、それによって発光面積が制約されている。
【0006】そこで、蛍光面を発光させた場合の輝度を
高めることが可能なプラズマディスプレイパネルの隔壁
形状に関する発明がなされている。たとえば、特開平1
0−321148には、隔壁とともに補助隔壁を設けた
プラズマディスプレイパネルが記載されている。しか
し、隔壁形成方法については限定的な記載にとどまり、
必ずしも良い選択肢が与えられていない。
高めることが可能なプラズマディスプレイパネルの隔壁
形状に関する発明がなされている。たとえば、特開平1
0−321148には、隔壁とともに補助隔壁を設けた
プラズマディスプレイパネルが記載されている。しか
し、隔壁形成方法については限定的な記載にとどまり、
必ずしも良い選択肢が与えられていない。
【0007】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的は、上述の発明に記載された
形状の隔壁を含め、蛍光面を発光させた場合の輝度を高
めることができる複雑な形状を有する隔壁の形成方法を
提供するものである。すなわち、プラズマディスプレイ
パネルの新たな隔壁形成方法を提供するものである。
れたものであり、その目的は、上述の発明に記載された
形状の隔壁を含め、蛍光面を発光させた場合の輝度を高
めることができる複雑な形状を有する隔壁の形成方法を
提供するものである。すなわち、プラズマディスプレイ
パネルの新たな隔壁形成方法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的は下記の本発
明によって達成される。すなわち、本発明の請求項1に
係るプラズマディスプレイパネルの隔壁形成方法は、
基板に感光性隔壁材料を全面塗工し第1隔壁材料層を形
成する第1塗工過程と、横隔壁の下層部分と縦隔壁の下
層部分とを形成するためのマトリックスパターンを有す
る第1フォトマスクを介して前記第1隔壁材料層を露光
する第1露光過程と、 前記露光済みの第1隔壁材料層
を現像し前記基板に現像済みの横隔壁の下層部分と縦隔
壁の下層部分とを形成する第1現像過程と、前記現像済
みの横隔壁の下層部分と縦隔壁の下層部分とを形成した
基板に感光性隔壁材料を全面塗工し第2隔壁材料層を形
成する第2塗工過程と、横隔壁の上層部分と縦隔壁の上
層部分を形成するためのマトリックスパターンを有する
第2フォトマスクを介して前記第2隔壁材料層を露光す
る第2露光過程と、前記露光済みの第2隔壁材料層を現
像し前記横隔壁の下層部分と縦隔壁の下層部分の上に現
像済みの横隔壁の上層部分と縦隔壁の上層部分を形成す
る第2現像過程と、前記現像済みの横隔壁下層部分と横
隔壁の下層部分および縦隔壁の下層部分と縦隔壁の上層
部分とを合わせて焼成し前記基板に焼成済みの横隔壁の
全体と縦隔壁の全体とを形成する焼成過程と、を有する
ようにしたものである。本発明によれば、蛍光面を発光
させた場合の輝度を高めることができる複雑な形状を有
する隔壁の形成方法が提供される。
明によって達成される。すなわち、本発明の請求項1に
係るプラズマディスプレイパネルの隔壁形成方法は、
基板に感光性隔壁材料を全面塗工し第1隔壁材料層を形
成する第1塗工過程と、横隔壁の下層部分と縦隔壁の下
層部分とを形成するためのマトリックスパターンを有す
る第1フォトマスクを介して前記第1隔壁材料層を露光
する第1露光過程と、 前記露光済みの第1隔壁材料層
を現像し前記基板に現像済みの横隔壁の下層部分と縦隔
壁の下層部分とを形成する第1現像過程と、前記現像済
みの横隔壁の下層部分と縦隔壁の下層部分とを形成した
基板に感光性隔壁材料を全面塗工し第2隔壁材料層を形
成する第2塗工過程と、横隔壁の上層部分と縦隔壁の上
層部分を形成するためのマトリックスパターンを有する
第2フォトマスクを介して前記第2隔壁材料層を露光す
る第2露光過程と、前記露光済みの第2隔壁材料層を現
像し前記横隔壁の下層部分と縦隔壁の下層部分の上に現
像済みの横隔壁の上層部分と縦隔壁の上層部分を形成す
る第2現像過程と、前記現像済みの横隔壁下層部分と横
隔壁の下層部分および縦隔壁の下層部分と縦隔壁の上層
部分とを合わせて焼成し前記基板に焼成済みの横隔壁の
全体と縦隔壁の全体とを形成する焼成過程と、を有する
ようにしたものである。本発明によれば、蛍光面を発光
させた場合の輝度を高めることができる複雑な形状を有
する隔壁の形成方法が提供される。
【0009】本発明の請求項2に係るプラズマディスプ
レイパネルの隔壁形成方法は、 基板に感光性隔壁材料
を全面塗工し第1隔壁材料層を形成する第1塗工過程
と、横隔壁の全体と縦隔壁の下層部分とを形成するため
のマトリックスパターンを有する第1フォトマスクを介
して前記第1隔壁材料層を露光する第1露光過程と、
前記露光済みの第1隔壁材料層を現像し前記基板に現像
済みの横隔壁の全体と縦隔壁の下層部分とを形成する第
1現像過程と、前記現像済みの横隔壁の全体と縦隔壁の
下層部分とを形成した基板に感光性隔壁材料を全面塗工
し第2隔壁材料層を形成する第2塗工過程と、縦隔壁の
上層部分を形成するためのストライプパターンを有する
第2フォトマスクを介して前記第2隔壁材料層を露光す
る第2露光過程と、前記露光済みの第2隔壁材料層を現
像し前記縦隔壁の下層部分の上に現像済みの縦隔壁の上
層部分を形成する第2現像過程と、前記現像済みの横隔
壁の全体と縦隔壁の下層部分と縦隔壁の上層部分とを合
わせて焼成し前記基板に焼成済みの横隔壁の全体と縦隔
壁の全体とを形成する焼成過程と、を有するようにした
ものである。本発明によれば、蛍光面を発光させた場合
の輝度を高めることができる複雑な形状を有する隔壁の
形成方法が提供される。
レイパネルの隔壁形成方法は、 基板に感光性隔壁材料
を全面塗工し第1隔壁材料層を形成する第1塗工過程
と、横隔壁の全体と縦隔壁の下層部分とを形成するため
のマトリックスパターンを有する第1フォトマスクを介
して前記第1隔壁材料層を露光する第1露光過程と、
前記露光済みの第1隔壁材料層を現像し前記基板に現像
済みの横隔壁の全体と縦隔壁の下層部分とを形成する第
1現像過程と、前記現像済みの横隔壁の全体と縦隔壁の
下層部分とを形成した基板に感光性隔壁材料を全面塗工
し第2隔壁材料層を形成する第2塗工過程と、縦隔壁の
上層部分を形成するためのストライプパターンを有する
第2フォトマスクを介して前記第2隔壁材料層を露光す
る第2露光過程と、前記露光済みの第2隔壁材料層を現
像し前記縦隔壁の下層部分の上に現像済みの縦隔壁の上
層部分を形成する第2現像過程と、前記現像済みの横隔
壁の全体と縦隔壁の下層部分と縦隔壁の上層部分とを合
わせて焼成し前記基板に焼成済みの横隔壁の全体と縦隔
壁の全体とを形成する焼成過程と、を有するようにした
ものである。本発明によれば、蛍光面を発光させた場合
の輝度を高めることができる複雑な形状を有する隔壁の
形成方法が提供される。
【0010】また本発明の請求項3に係るプラズマディ
スプレイパネルの隔壁形成方法によれば、基板に感光性
隔壁材料を全面塗工し第1隔壁材料層を形成する第1塗
工過程と、横隔壁の下層部分と縦隔壁の下層部分とを形
成するためのマトリックスパターンを有する第1フォト
マスクを介して前記第1隔壁材料層を露光する第1露光
過程と、前記露光済みの第1隔壁材料層を形成した基板
に感光性隔壁材料を全面塗工し第2隔壁材料層を形成す
る第2塗工過程と、横隔壁の上層部分と縦隔壁の上層部
分とを形成するためのマトリックスパターンを有する第
2フォトマスクを介して前記第2隔壁材料層を露光する
第2露光過程と、前記露光済みの第1隔壁材料送と前記
露光済みの第2隔壁材料層を合わせて現像し、現像済み
の横隔壁の下層部分と縦隔壁の下層部分を形成するとと
もに、その上に現像済みの横隔壁の上層部分と縦隔壁の
上層部分とを形成する一括現像過程と、前記現像済みの
横隔壁の上層部分と縦隔壁の上層部分および横隔壁の下
層部分と縦隔壁の下層部分とを合わせて焼成し前記基板
に焼成済みの横隔壁の全体と縦隔壁の全体とを形成する
一括焼成過程と、を有するようにしたものである。本発
明によれば、蛍光面を発光させた場合の輝度を高めるこ
とができる複雑な形状を有する隔壁の形成方法が提供さ
れる。
スプレイパネルの隔壁形成方法によれば、基板に感光性
隔壁材料を全面塗工し第1隔壁材料層を形成する第1塗
工過程と、横隔壁の下層部分と縦隔壁の下層部分とを形
成するためのマトリックスパターンを有する第1フォト
マスクを介して前記第1隔壁材料層を露光する第1露光
過程と、前記露光済みの第1隔壁材料層を形成した基板
に感光性隔壁材料を全面塗工し第2隔壁材料層を形成す
る第2塗工過程と、横隔壁の上層部分と縦隔壁の上層部
分とを形成するためのマトリックスパターンを有する第
2フォトマスクを介して前記第2隔壁材料層を露光する
第2露光過程と、前記露光済みの第1隔壁材料送と前記
露光済みの第2隔壁材料層を合わせて現像し、現像済み
の横隔壁の下層部分と縦隔壁の下層部分を形成するとと
もに、その上に現像済みの横隔壁の上層部分と縦隔壁の
上層部分とを形成する一括現像過程と、前記現像済みの
横隔壁の上層部分と縦隔壁の上層部分および横隔壁の下
層部分と縦隔壁の下層部分とを合わせて焼成し前記基板
に焼成済みの横隔壁の全体と縦隔壁の全体とを形成する
一括焼成過程と、を有するようにしたものである。本発
明によれば、蛍光面を発光させた場合の輝度を高めるこ
とができる複雑な形状を有する隔壁の形成方法が提供さ
れる。
【0011】また本発明の請求項4に係るプラズマディ
スプレイパネルの隔壁形成方法によれば、基板に感光性
隔壁材料を全面塗工し第1隔壁材料層を形成する第1塗
工過程と、横隔壁の全体と縦隔壁の下層部分とを形成す
るためのマトリックスパターンを有する第1フォトマス
クを介して前記第1隔壁材料層を露光する第1露光過程
と、前記露光済みの横隔壁の全体と縦隔壁の下層部分と
を形成した基板に感光性隔壁材料を全面塗工し第2隔壁
材料層を形成する第2塗工過程と、縦隔壁の上層部分を
形成するためのストライプパターンを有する第2フォト
マスクを介して前記第2隔壁材料層を露光する第2露光
過程と、前記露光済みの第1隔壁材料層と第2隔壁材料
層を合わせて現像し、現像済みの縦隔壁の下層部分の上
に現像済みの縦隔壁の上層部分を形成する一括現像過程
と、前記現像済みの横隔壁の全体と前記現像済みの縦隔
壁の下層部分と縦隔壁の上層部分とを合わせて焼成し前
記基板に焼成済みの横隔壁の全体と縦隔壁の全体とを形
成する一括焼成過程と、を有するようにしたものであ
る。本発明によれば、蛍光面を発光させた場合の輝度を
高めることができる複雑な形状を有する隔壁の形成方法
が提供される。
スプレイパネルの隔壁形成方法によれば、基板に感光性
隔壁材料を全面塗工し第1隔壁材料層を形成する第1塗
工過程と、横隔壁の全体と縦隔壁の下層部分とを形成す
るためのマトリックスパターンを有する第1フォトマス
クを介して前記第1隔壁材料層を露光する第1露光過程
と、前記露光済みの横隔壁の全体と縦隔壁の下層部分と
を形成した基板に感光性隔壁材料を全面塗工し第2隔壁
材料層を形成する第2塗工過程と、縦隔壁の上層部分を
形成するためのストライプパターンを有する第2フォト
マスクを介して前記第2隔壁材料層を露光する第2露光
過程と、前記露光済みの第1隔壁材料層と第2隔壁材料
層を合わせて現像し、現像済みの縦隔壁の下層部分の上
に現像済みの縦隔壁の上層部分を形成する一括現像過程
と、前記現像済みの横隔壁の全体と前記現像済みの縦隔
壁の下層部分と縦隔壁の上層部分とを合わせて焼成し前
記基板に焼成済みの横隔壁の全体と縦隔壁の全体とを形
成する一括焼成過程と、を有するようにしたものであ
る。本発明によれば、蛍光面を発光させた場合の輝度を
高めることができる複雑な形状を有する隔壁の形成方法
が提供される。
【0012】また本発明の請求項5に係るプラズマディ
スプレイパネルの隔壁形成方法によれば、基板に感光性
隔壁材料を全面塗工し第1隔壁材料層を形成する第1塗
工過程と、横隔壁の下層部分を形成するためのストライ
プパターンを有する第1フォトマスクを介して前記第1
隔壁材料層を露光する第1露光過程と、前記露光済みの
横隔壁の下層部分を形成した基板に感光性隔壁材料を全
面塗工し第2隔壁材料層を形成する第2塗工過程と、横
隔壁の上層部分と縦隔壁の全体を形成するためのマトリ
ックスパターンを有する第2フォトマスクを介して前記
第2隔壁材料層を露光する第2露光過程と、前記露光済
みの第1隔壁材料層と前記露光済みの第2隔壁材料層を
合わせて現像し、現像済みの横隔壁の下層部分の上に現
像済みの横隔壁の上層部分を形成するとともに前記基板
に現像済みの縦隔壁の全体を形成する一括現像過程と、
前記現像済みの横隔壁の下層部分と横隔壁の上層部分お
よび縦隔壁の全体とを合わせて焼成し前記基板に焼成済
みの横隔壁の全体と縦隔壁の全体とを形成する一括焼成
過程と、有するようにしたものである。本発明によれ
ば、蛍光面を発光させた場合の輝度を高めることができ
る複雑な形状を有する隔壁の形成方法が提供される。
スプレイパネルの隔壁形成方法によれば、基板に感光性
隔壁材料を全面塗工し第1隔壁材料層を形成する第1塗
工過程と、横隔壁の下層部分を形成するためのストライ
プパターンを有する第1フォトマスクを介して前記第1
隔壁材料層を露光する第1露光過程と、前記露光済みの
横隔壁の下層部分を形成した基板に感光性隔壁材料を全
面塗工し第2隔壁材料層を形成する第2塗工過程と、横
隔壁の上層部分と縦隔壁の全体を形成するためのマトリ
ックスパターンを有する第2フォトマスクを介して前記
第2隔壁材料層を露光する第2露光過程と、前記露光済
みの第1隔壁材料層と前記露光済みの第2隔壁材料層を
合わせて現像し、現像済みの横隔壁の下層部分の上に現
像済みの横隔壁の上層部分を形成するとともに前記基板
に現像済みの縦隔壁の全体を形成する一括現像過程と、
前記現像済みの横隔壁の下層部分と横隔壁の上層部分お
よび縦隔壁の全体とを合わせて焼成し前記基板に焼成済
みの横隔壁の全体と縦隔壁の全体とを形成する一括焼成
過程と、有するようにしたものである。本発明によれ
ば、蛍光面を発光させた場合の輝度を高めることができ
る複雑な形状を有する隔壁の形成方法が提供される。
【0013】また本発明の請求項6に係るプラズマディ
スプレイパネルの隔壁形成方法によれば、基板に感光性
隔壁材料を全面塗工し第1隔壁材料層を形成する第1塗
工過程と、横隔壁を形成するためのストライプパターン
を有する第1フォトマスクを介して前記第1隔壁材料層
を露光する第1露光過程と、前記露光済みの横隔壁を形
成した基板に感光性隔壁材料を全面塗工し第2隔壁材料
層を形成する第2塗工過程と、縦隔壁を形成するための
ストライプパターンを有する第2フォトマスクを介して
前記第2隔壁材料層を露光する第2露光過程と、前記露
光済みの第1隔壁材料層と第2隔壁材料層を合わせて現
像し前記基板に現像済みの横隔壁と縦隔壁を形成する一
括現像過程と、前記現像済みの横隔壁と縦隔壁を焼成し
前記基板に焼成済みの横隔壁と縦隔壁を形成する焼成過
程と、を有するようにしたものである。本発明によれ
ば、蛍光面を発光させた場合の輝度を高めることができ
る複雑な形状を有する隔壁の形成方法が提供される。
スプレイパネルの隔壁形成方法によれば、基板に感光性
隔壁材料を全面塗工し第1隔壁材料層を形成する第1塗
工過程と、横隔壁を形成するためのストライプパターン
を有する第1フォトマスクを介して前記第1隔壁材料層
を露光する第1露光過程と、前記露光済みの横隔壁を形
成した基板に感光性隔壁材料を全面塗工し第2隔壁材料
層を形成する第2塗工過程と、縦隔壁を形成するための
ストライプパターンを有する第2フォトマスクを介して
前記第2隔壁材料層を露光する第2露光過程と、前記露
光済みの第1隔壁材料層と第2隔壁材料層を合わせて現
像し前記基板に現像済みの横隔壁と縦隔壁を形成する一
括現像過程と、前記現像済みの横隔壁と縦隔壁を焼成し
前記基板に焼成済みの横隔壁と縦隔壁を形成する焼成過
程と、を有するようにしたものである。本発明によれ
ば、蛍光面を発光させた場合の輝度を高めることができ
る複雑な形状を有する隔壁の形成方法が提供される。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明について実施の形態
により説明する。本発明におけるプラズマディスプレイ
パネルの隔壁形成方法(第1,3の隔壁形成方法:請求
項1,3)を説明図として図1に示す。図1において、
左側の図はアドレス電極と平行方向の断面図であり、右
側の図はバス電極と平行方向の断面図である。図1に示
すように、まず、基板101に感光性隔壁材料を全面塗
工し第1隔壁材料層102を形成する(第1塗工過程S
11)。次に、横隔壁の下層部分と縦隔壁の下層部分と
を形成するためのマトリックスパターンを有する第1フ
ォトマスク103を介して第1隔壁材料層102を露光
する(第1露光過程S12)。なお図1に示すマトリッ
クスパターン等は模式的に描いたものであって断面を正
確に描いたものではない。以降の図においても同様であ
る。次に、露光済みの第1隔壁材料層102を現像し基
板101に現像済みの横隔壁の下層部分104と縦隔壁
の下層部分105とを形成する(第1現像過程S1
3)。
により説明する。本発明におけるプラズマディスプレイ
パネルの隔壁形成方法(第1,3の隔壁形成方法:請求
項1,3)を説明図として図1に示す。図1において、
左側の図はアドレス電極と平行方向の断面図であり、右
側の図はバス電極と平行方向の断面図である。図1に示
すように、まず、基板101に感光性隔壁材料を全面塗
工し第1隔壁材料層102を形成する(第1塗工過程S
11)。次に、横隔壁の下層部分と縦隔壁の下層部分と
を形成するためのマトリックスパターンを有する第1フ
ォトマスク103を介して第1隔壁材料層102を露光
する(第1露光過程S12)。なお図1に示すマトリッ
クスパターン等は模式的に描いたものであって断面を正
確に描いたものではない。以降の図においても同様であ
る。次に、露光済みの第1隔壁材料層102を現像し基
板101に現像済みの横隔壁の下層部分104と縦隔壁
の下層部分105とを形成する(第1現像過程S1
3)。
【0015】次に、現像済みの横隔壁の下層部分104
と縦隔壁の下層部分105とを形成した基板101に感
光性隔壁材料を全面塗工し第2隔壁材料層106を形成
する(第2塗工過程S14)。次に、横隔壁の上層部分
と縦隔壁の上層部分を形成するためのマトリックスパタ
ーンを有する第2フォトマスク107を介して第2隔壁
材料層106を露光する(第2露光過程S15)。次
に、露光済みの第2隔壁材料層106を現像し横隔壁の
下層部分104と縦隔壁の下層部分105の上に現像済
みの横隔壁の上層部分108と縦隔壁の上層部分109
を形成する(第2現像過程S16)。次に、現像済みの
横隔壁の上層部分108と縦隔壁の上層部分109およ
び横隔壁の下層部分104と縦隔壁の下層部分105と
を焼成し基板に焼成済みの横隔壁の全体と縦隔壁の全体
とを形成する(焼成過程S17)。
と縦隔壁の下層部分105とを形成した基板101に感
光性隔壁材料を全面塗工し第2隔壁材料層106を形成
する(第2塗工過程S14)。次に、横隔壁の上層部分
と縦隔壁の上層部分を形成するためのマトリックスパタ
ーンを有する第2フォトマスク107を介して第2隔壁
材料層106を露光する(第2露光過程S15)。次
に、露光済みの第2隔壁材料層106を現像し横隔壁の
下層部分104と縦隔壁の下層部分105の上に現像済
みの横隔壁の上層部分108と縦隔壁の上層部分109
を形成する(第2現像過程S16)。次に、現像済みの
横隔壁の上層部分108と縦隔壁の上層部分109およ
び横隔壁の下層部分104と縦隔壁の下層部分105と
を焼成し基板に焼成済みの横隔壁の全体と縦隔壁の全体
とを形成する(焼成過程S17)。
【0016】なお、第1現像過程S13の後、第2塗工
工程S14の前に第1焼成過程を加え、その段階で横隔
壁の下層部分104と縦隔壁の下層部分105とを焼成
済みとしてもよい。その場合には、その段階で横隔壁の
下層部分104と縦隔壁の下層部分105の形状が確定
するから寸法精度を得やすい。
工程S14の前に第1焼成過程を加え、その段階で横隔
壁の下層部分104と縦隔壁の下層部分105とを焼成
済みとしてもよい。その場合には、その段階で横隔壁の
下層部分104と縦隔壁の下層部分105の形状が確定
するから寸法精度を得やすい。
【0017】また、第1現像過程S13を省略すること
ができる。その場合には、第2現像過程S16と焼成過
程S17とは、第1隔壁材料層102と第2隔壁材料層
106とを合わせて現像し焼成する一括現像過程と一括
焼成過程とする(請求項3)。この第1現像過程S13
の省略により隔壁形成過程が簡略化される。
ができる。その場合には、第2現像過程S16と焼成過
程S17とは、第1隔壁材料層102と第2隔壁材料層
106とを合わせて現像し焼成する一括現像過程と一括
焼成過程とする(請求項3)。この第1現像過程S13
の省略により隔壁形成過程が簡略化される。
【0018】次に、本発明について、上述とは別の隔壁
形成方法を説明する。本発明おけるプラズマディスプレ
イパネルの隔壁形成方法(第2,4の隔壁形成方法:請
求項2,4)を説明図として図2に示す。図2におい
て、左側の図はアドレス電極と平行方向の断面図であ
り、右側の図はバス電極と平行方向の断面図である。図
2に示すように、まず、基板201に感光性隔壁材料を
全面塗工し第1隔壁材料層202を形成する(第1塗工
過程S21)。次に、横隔壁の全体と縦隔壁の下層部分
とを形成するためのマトリックスパターンを有する第1
フォトマスク203を介して第1隔壁材料層202を露
光する(第1露光過程S22)。次に、露光済みの第1
隔壁材料層202を現像し基板201に現像済みの横隔
壁の全体204と縦隔壁の下層部分205とを形成する
(第1現像過程S23)。
形成方法を説明する。本発明おけるプラズマディスプレ
イパネルの隔壁形成方法(第2,4の隔壁形成方法:請
求項2,4)を説明図として図2に示す。図2におい
て、左側の図はアドレス電極と平行方向の断面図であ
り、右側の図はバス電極と平行方向の断面図である。図
2に示すように、まず、基板201に感光性隔壁材料を
全面塗工し第1隔壁材料層202を形成する(第1塗工
過程S21)。次に、横隔壁の全体と縦隔壁の下層部分
とを形成するためのマトリックスパターンを有する第1
フォトマスク203を介して第1隔壁材料層202を露
光する(第1露光過程S22)。次に、露光済みの第1
隔壁材料層202を現像し基板201に現像済みの横隔
壁の全体204と縦隔壁の下層部分205とを形成する
(第1現像過程S23)。
【0019】次に、現像済みの横隔壁の全体204と縦
隔壁の下層部分205とを形成した基板201に感光性
隔壁材料を全面塗工し第2隔壁材料層206を形成する
(第2塗工過程S24)。次に、縦隔壁の上層部分を形
成するためのストライプパターンを有する第2フォトマ
スク207を介して第2隔壁材料層206を露光する
(第2露光過程S25)。次に、露光済みの第2隔壁材
料層206を現像し縦隔壁の下層部分205の上に現像
済みの縦隔壁の上層部分208を形成する(第2現像過
程S26)。次に、現像済みの横隔壁の全体204と縦
隔壁の下層部分205と縦隔壁の上層部分208を焼成
し基板に焼成済みの横隔壁の全体204と縦隔壁の全体
205、208とを形成する(焼成過程S27)。
隔壁の下層部分205とを形成した基板201に感光性
隔壁材料を全面塗工し第2隔壁材料層206を形成する
(第2塗工過程S24)。次に、縦隔壁の上層部分を形
成するためのストライプパターンを有する第2フォトマ
スク207を介して第2隔壁材料層206を露光する
(第2露光過程S25)。次に、露光済みの第2隔壁材
料層206を現像し縦隔壁の下層部分205の上に現像
済みの縦隔壁の上層部分208を形成する(第2現像過
程S26)。次に、現像済みの横隔壁の全体204と縦
隔壁の下層部分205と縦隔壁の上層部分208を焼成
し基板に焼成済みの横隔壁の全体204と縦隔壁の全体
205、208とを形成する(焼成過程S27)。
【0020】なお、第1現像過程S23の後、第2塗工
工程S24の前に第1焼成過程を加え、その段階で横隔
壁の全体204と縦隔壁の下層部分205とを焼成済み
としてもよい。その場合には、その段階で横隔壁の全体
204と縦隔壁の下層部分205の形状が確定するから
寸法精度を得やすい。
工程S24の前に第1焼成過程を加え、その段階で横隔
壁の全体204と縦隔壁の下層部分205とを焼成済み
としてもよい。その場合には、その段階で横隔壁の全体
204と縦隔壁の下層部分205の形状が確定するから
寸法精度を得やすい。
【0021】また、第1現像過程S23を省略すること
ができる。その場合には、第2現像過程S26と焼成過
程S27とは、第1隔壁材料層202と第2隔壁材料層
206とを合わせて現像し焼成する一括現像過程と一括
焼成過程とする(請求項4)。この第1現像過程S23
の省略により隔壁形成過程が簡略化される。
ができる。その場合には、第2現像過程S26と焼成過
程S27とは、第1隔壁材料層202と第2隔壁材料層
206とを合わせて現像し焼成する一括現像過程と一括
焼成過程とする(請求項4)。この第1現像過程S23
の省略により隔壁形成過程が簡略化される。
【0022】次に、本発明について、上述とは別の隔壁
形成方法を説明する。本発明おけるプラズマディスプレ
イパネルの隔壁形成方法(第5の隔壁形成方法:請求項
5)を説明図として図3に示す。図3において、左側の
図はアドレス電極と平行方向の断面図であり、右側の図
はバス電極と平行方向の断面図である。図3に示すよう
に、まず、基板301に感光性隔壁材料を全面塗工し第
1隔壁材料層302を形成する(第1塗工過程S3
1)。次に、横隔壁の下層部分を形成するためのストラ
イプパターンを有する第1フォトマスク303を介して
第1隔壁材料層302を露光する(第1露光過程S3
2)。
形成方法を説明する。本発明おけるプラズマディスプレ
イパネルの隔壁形成方法(第5の隔壁形成方法:請求項
5)を説明図として図3に示す。図3において、左側の
図はアドレス電極と平行方向の断面図であり、右側の図
はバス電極と平行方向の断面図である。図3に示すよう
に、まず、基板301に感光性隔壁材料を全面塗工し第
1隔壁材料層302を形成する(第1塗工過程S3
1)。次に、横隔壁の下層部分を形成するためのストラ
イプパターンを有する第1フォトマスク303を介して
第1隔壁材料層302を露光する(第1露光過程S3
2)。
【0023】次に、露光済みの第1隔壁材料層302を
形成した基板301に感光性隔壁材料を全面塗工し第2
隔壁材料層305を形成する(第2塗工過程S33)。
次に、横隔壁の上層部分と縦隔壁の全体を形成するため
のストライプパターンを有する第2フォトマスク306
を介して第2隔壁材料層305を露光する(第2露光過
程S34)。次に、露光済みの第1隔壁材料層302と
露光済みの第2隔壁材料層305を現像し、現像済みの
横隔壁の下層部分304の上に現像済みの横隔壁の上層
部分307を形成し、基板301に現像済みの縦隔壁の
全体308を形成する(第2現像過程S35)。次に、
現像済みの横隔壁の下層部分304と横隔壁の上層部分
307および縦隔壁の全体308を合わせて焼成し基板
に焼成済みの横隔壁の全体(304、306)と縦隔壁
の全体308を形成する(焼成過程S36)。
形成した基板301に感光性隔壁材料を全面塗工し第2
隔壁材料層305を形成する(第2塗工過程S33)。
次に、横隔壁の上層部分と縦隔壁の全体を形成するため
のストライプパターンを有する第2フォトマスク306
を介して第2隔壁材料層305を露光する(第2露光過
程S34)。次に、露光済みの第1隔壁材料層302と
露光済みの第2隔壁材料層305を現像し、現像済みの
横隔壁の下層部分304の上に現像済みの横隔壁の上層
部分307を形成し、基板301に現像済みの縦隔壁の
全体308を形成する(第2現像過程S35)。次に、
現像済みの横隔壁の下層部分304と横隔壁の上層部分
307および縦隔壁の全体308を合わせて焼成し基板
に焼成済みの横隔壁の全体(304、306)と縦隔壁
の全体308を形成する(焼成過程S36)。
【0024】次に、本発明について、上述とは別の隔壁
形成方法を説明する。本発明おけるプラズマディスプレ
イパネルの隔壁形成方法(第6の隔壁形成方法:請求項
6)を説明図として図4に示す。図4において、左側の
図はアドレス電極と平行方向の断面図であり、右側の図
はバス電極と平行方向の断面図である。図4に示すよう
に、まず、基板401に感光性隔壁材料を全面塗工し第
1隔壁材料層402を形成する(第1塗工過程S4
1)。次に、横隔壁を形成するためのストライプパター
ンを有する第1フォトマスク403を介して第1隔壁材
料層402を露光する(第1露光過程S42)。
形成方法を説明する。本発明おけるプラズマディスプレ
イパネルの隔壁形成方法(第6の隔壁形成方法:請求項
6)を説明図として図4に示す。図4において、左側の
図はアドレス電極と平行方向の断面図であり、右側の図
はバス電極と平行方向の断面図である。図4に示すよう
に、まず、基板401に感光性隔壁材料を全面塗工し第
1隔壁材料層402を形成する(第1塗工過程S4
1)。次に、横隔壁を形成するためのストライプパター
ンを有する第1フォトマスク403を介して第1隔壁材
料層402を露光する(第1露光過程S42)。
【0025】次に、露光済みの第1隔壁材料層402を
形成した基板401に感光性隔壁材料を全面塗工し第2
隔壁材料層405を形成する(第2塗工過程S43)。
次に、縦隔壁の上層部分を形成するためのストライプパ
ターンを有する第2フォトマスク406を介して第2隔
壁材料層405を露光する(第2露光過程S44)。次
に、露光済みの第1隔壁材料層402と露光済みの第2
隔壁材料層405を現像し基板401の上に現像済みの
横隔壁404と縦隔壁407を形成する(第2現像過程
S45)。次に、現像済みの横隔壁404と縦隔壁40
7を焼成し基板に焼成済みの横隔壁404と縦隔壁40
7を形成する(焼成過程S46)。
形成した基板401に感光性隔壁材料を全面塗工し第2
隔壁材料層405を形成する(第2塗工過程S43)。
次に、縦隔壁の上層部分を形成するためのストライプパ
ターンを有する第2フォトマスク406を介して第2隔
壁材料層405を露光する(第2露光過程S44)。次
に、露光済みの第1隔壁材料層402と露光済みの第2
隔壁材料層405を現像し基板401の上に現像済みの
横隔壁404と縦隔壁407を形成する(第2現像過程
S45)。次に、現像済みの横隔壁404と縦隔壁40
7を焼成し基板に焼成済みの横隔壁404と縦隔壁40
7を形成する(焼成過程S46)。
【0026】次に、本発明の隔壁形成方法により得られ
る隔壁について説明する。本発明の隔壁形成方法により
得られる隔壁の形状の一例(その1)を図5に示す。図
5(A)は斜視図、図5(B)は上面図、図5(C)は
側面図である。図5において、1a,1b,1cは縦隔
壁、21a,21b,22a,22bは横隔壁である。
背面板に形成する縦隔壁と横隔壁とは、実際は多数が存
在するのであるが一部だけが図5に示されている。たと
えば図5(A)の斜視図においてはその内から3つの縦
隔壁1a,1b,1cと4つの横隔壁21a,21b,
22a,22bだけを代表して示してある。
る隔壁について説明する。本発明の隔壁形成方法により
得られる隔壁の形状の一例(その1)を図5に示す。図
5(A)は斜視図、図5(B)は上面図、図5(C)は
側面図である。図5において、1a,1b,1cは縦隔
壁、21a,21b,22a,22bは横隔壁である。
背面板に形成する縦隔壁と横隔壁とは、実際は多数が存
在するのであるが一部だけが図5に示されている。たと
えば図5(A)の斜視図においてはその内から3つの縦
隔壁1a,1b,1cと4つの横隔壁21a,21b,
22a,22bだけを代表して示してある。
【0027】縦隔壁1a,1b,1cはアドレス電極と
平行方向に背面板に形成される隔壁である。図5(C)
の断面図に示すように、縦隔壁1a,1b,1cの断面
形状は底辺が大きい矩形または台形となっている。言い
換えると、縦隔壁1a,1b,1cの2つの稜から背面
板に向かう2つの面は、縦隔壁1a,1b,1cの頂上
部分から背面板に向かって広がる形状を有する。
平行方向に背面板に形成される隔壁である。図5(C)
の断面図に示すように、縦隔壁1a,1b,1cの断面
形状は底辺が大きい矩形または台形となっている。言い
換えると、縦隔壁1a,1b,1cの2つの稜から背面
板に向かう2つの面は、縦隔壁1a,1b,1cの頂上
部分から背面板に向かって広がる形状を有する。
【0028】図5には示されていないが、横隔壁21
a,21b,22a,22bも縦隔壁1a,1b,1c
と同様に断面形状は底辺が大きい矩形または台形となっ
ている。言い換えると、横隔壁21a,21b,22
a,22bの頂上部分の2つの稜から背面板に向かう2
つの面は、縦隔壁1a,1b,1cの頂上部分から背面
板に向かって広がる形状を有する。
a,21b,22a,22bも縦隔壁1a,1b,1c
と同様に断面形状は底辺が大きい矩形または台形となっ
ている。言い換えると、横隔壁21a,21b,22
a,22bの頂上部分の2つの稜から背面板に向かう2
つの面は、縦隔壁1a,1b,1cの頂上部分から背面
板に向かって広がる形状を有する。
【0029】その形状により、横隔壁21a,21b,
22a,22bの蛍光面が発光して放出される光線の
内、前面板に向かう光線の割合が増加し見掛けの輝度が
向上する。また、横隔壁21a,21b,22a,22
bと背面板との広い結合面積を得ることができ、横隔壁
21a,21b,22a,22bだけでなく縦隔壁1
a,1b,1cを含めて全体の強度が得られる。その結
果、縦隔壁1a,1b,1cや横隔壁21a,21b,
22a,22bの幅を小さくすることができ、表示セル
部における放電容積を大きくすることができ、放電効率
を更によくすることができる。また、画素ピッチを小さ
くすることができるから、高精細化が可能である。
22a,22bの蛍光面が発光して放出される光線の
内、前面板に向かう光線の割合が増加し見掛けの輝度が
向上する。また、横隔壁21a,21b,22a,22
bと背面板との広い結合面積を得ることができ、横隔壁
21a,21b,22a,22bだけでなく縦隔壁1
a,1b,1cを含めて全体の強度が得られる。その結
果、縦隔壁1a,1b,1cや横隔壁21a,21b,
22a,22bの幅を小さくすることができ、表示セル
部における放電容積を大きくすることができ、放電効率
を更によくすることができる。また、画素ピッチを小さ
くすることができるから、高精細化が可能である。
【0030】また、横隔壁21a,21b,22a,2
2bはバス電極と平行方向に背面板に形成される電極で
ある。図5(A)の斜視図および図5(C)の断面図に
示すように、図5に示す一例においては、横隔壁21
a,21b,22a,22bの高さは縦隔壁1a,1
b,1cよりも低くなっている。たとえば、横隔壁21
a,21b,22a,22bの高さは縦隔壁1a,1
b,1cの高さの1/2〜5/6の高さであるようにす
る。この横隔壁21a,21b,22a,22bの高さ
で前述と同様の作用を得ることができる。すなわち、蛍
光面の発行面積が大きくなり紫外線が効率よく蛍光面に
作用するため輝度が高まる。また、横隔壁の21a,2
1b,22a,22b高さを縦隔壁1a,1b,1cの
高さよりも低くしたことにより、製造工程において蛍光
面の形成が容易となる。
2bはバス電極と平行方向に背面板に形成される電極で
ある。図5(A)の斜視図および図5(C)の断面図に
示すように、図5に示す一例においては、横隔壁21
a,21b,22a,22bの高さは縦隔壁1a,1
b,1cよりも低くなっている。たとえば、横隔壁21
a,21b,22a,22bの高さは縦隔壁1a,1
b,1cの高さの1/2〜5/6の高さであるようにす
る。この横隔壁21a,21b,22a,22bの高さ
で前述と同様の作用を得ることができる。すなわち、蛍
光面の発行面積が大きくなり紫外線が効率よく蛍光面に
作用するため輝度が高まる。また、横隔壁の21a,2
1b,22a,22b高さを縦隔壁1a,1b,1cの
高さよりも低くしたことにより、製造工程において蛍光
面の形成が容易となる。
【0031】また、横隔壁21a,21b,22a,2
2bによりアドレス電極方向に隣接する表示セル部に対
して放電や、放電により発生した紫外線が漏洩すること
を防止することができる。すなわち、縦隔壁1a,1
b,1cと横隔壁21a,21b,22a,22bと
は、アドレス電極とバス電極によって特定される放電空
間を他の放電空間から分離する。
2bによりアドレス電極方向に隣接する表示セル部に対
して放電や、放電により発生した紫外線が漏洩すること
を防止することができる。すなわち、縦隔壁1a,1
b,1cと横隔壁21a,21b,22a,22bと
は、アドレス電極とバス電極によって特定される放電空
間を他の放電空間から分離する。
【0032】上述の図5に示す形状の隔壁は、第2,4
の隔壁形成方法(図2参照)において、マトリックスパ
ターンを有する第1フォトマスクを図5(B)の上面図
に示す縦隔壁と横隔壁とを合わせたパターンとし、スト
ライプパターンを有する第2のフォトマスクを図5
(B)の上面図に示す縦隔壁だけのパターンとすること
により形成することができる。その場合において、第1
フォトマスクの縦隔壁の幅を第2フォトマスクの縦隔壁
のパターン幅よりも所定の寸法だけ大きくするようにす
る。これにより、縦隔壁1a,1b,1cの頂上部分か
ら背面板に向かって広がる前述の形状を滑らか、かつ連
続的な形状とすることができる。
の隔壁形成方法(図2参照)において、マトリックスパ
ターンを有する第1フォトマスクを図5(B)の上面図
に示す縦隔壁と横隔壁とを合わせたパターンとし、スト
ライプパターンを有する第2のフォトマスクを図5
(B)の上面図に示す縦隔壁だけのパターンとすること
により形成することができる。その場合において、第1
フォトマスクの縦隔壁の幅を第2フォトマスクの縦隔壁
のパターン幅よりも所定の寸法だけ大きくするようにす
る。これにより、縦隔壁1a,1b,1cの頂上部分か
ら背面板に向かって広がる前述の形状を滑らか、かつ連
続的な形状とすることができる。
【0033】また、上述の図5に示す形状の隔壁は、第
5の隔壁形成方法(図4参照)において、ストライプパ
ターンを有する第1フォトマスクを図5(B)の上面図
に示す横隔壁だけのパターンとし、ストライプパターン
を有する第2のフォトマスクを図5(B)の上面図に示
す縦隔壁だけのパターンとすることにより形成すること
ができる。その場合において、第1フォトマスクの横隔
壁だけのパターンは、図5(B)の上面図においては縦
隔壁と交差する部分の有無が明瞭ではないが、横隔壁は
縦隔壁を貫通する連続したストライプパターンとする。
これにより、形状歪みがないか、あっても形状歪みの小
さい隔壁を形成することができる。
5の隔壁形成方法(図4参照)において、ストライプパ
ターンを有する第1フォトマスクを図5(B)の上面図
に示す横隔壁だけのパターンとし、ストライプパターン
を有する第2のフォトマスクを図5(B)の上面図に示
す縦隔壁だけのパターンとすることにより形成すること
ができる。その場合において、第1フォトマスクの横隔
壁だけのパターンは、図5(B)の上面図においては縦
隔壁と交差する部分の有無が明瞭ではないが、横隔壁は
縦隔壁を貫通する連続したストライプパターンとする。
これにより、形状歪みがないか、あっても形状歪みの小
さい隔壁を形成することができる。
【0034】次に、本発明の隔壁形成方法により得られ
る隔壁の形状の一例(その2)を図6に示す。図6
(A)は斜視図、図6(B)は上面図、図6(C)は側
面図である。図6において、1a,1b,1cは縦隔
壁、21a,21b,22a,22bは横隔壁である。
背面板に形成する縦隔壁と横隔壁とは、実際は多数が存
在するのであるが一部だけが図6に示されている。たと
えば図6(A)の斜視図においてはその内から3つの縦
隔壁1a,1b,1cと4つの横隔壁21a,21b,
22a,22bだけを代表して示してある。
る隔壁の形状の一例(その2)を図6に示す。図6
(A)は斜視図、図6(B)は上面図、図6(C)は側
面図である。図6において、1a,1b,1cは縦隔
壁、21a,21b,22a,22bは横隔壁である。
背面板に形成する縦隔壁と横隔壁とは、実際は多数が存
在するのであるが一部だけが図6に示されている。たと
えば図6(A)の斜視図においてはその内から3つの縦
隔壁1a,1b,1cと4つの横隔壁21a,21b,
22a,22bだけを代表して示してある。
【0035】縦隔壁1a,1b,1cはアドレス電極と
平行方向に背面板に形成される隔壁である。図6(C)
の断面図に示すように、縦隔壁1a,1b,1cの断面
形状は底辺が大きい矩形または台形となっている。言い
換えると、縦隔壁1a,1b,1cの2つの稜から背面
板に向かう2つの面は、縦隔壁1a,1b,1cの頂上
部分から背面板に向かって広がる形状を有する。
平行方向に背面板に形成される隔壁である。図6(C)
の断面図に示すように、縦隔壁1a,1b,1cの断面
形状は底辺が大きい矩形または台形となっている。言い
換えると、縦隔壁1a,1b,1cの2つの稜から背面
板に向かう2つの面は、縦隔壁1a,1b,1cの頂上
部分から背面板に向かって広がる形状を有する。
【0036】図6には示されていないが、横隔壁21
a,21b,22a,22bも縦隔壁1a,1b,1c
と同様に断面形状は底辺が大きい矩形または台形となっ
ている。言い換えると、横隔壁21a,21b,22
a,22bの頂上部分の2つの稜から背面板に向かう2
つの面は、縦隔壁1a,1b,1cの頂上部分から背面
板に向かって広がる形状を有する。
a,21b,22a,22bも縦隔壁1a,1b,1c
と同様に断面形状は底辺が大きい矩形または台形となっ
ている。言い換えると、横隔壁21a,21b,22
a,22bの頂上部分の2つの稜から背面板に向かう2
つの面は、縦隔壁1a,1b,1cの頂上部分から背面
板に向かって広がる形状を有する。
【0037】その形状により、横隔壁21a,21b,
22a,22bの蛍光面が発光して放出される光線の
内、前面板に向かう光線の割合が増加し見掛けの輝度が
向上する。また、横隔壁21a,21b,22a,22
bと背面板との広い結合面積を得ることができ、横隔壁
21a,21b,22a,22bだけでなく縦隔壁1
a,1b,1cを含めて全体の強度が得られる。その結
果、縦隔壁1a,1b,1cや横隔壁21a,21b,
22a,22bの幅を小さくすることができ、表示セル
部における放電容積を大きくすることができ、放電効率
を更によくすることができる。また、画素ピッチを小さ
くすることができるから、高精細化が可能である。
22a,22bの蛍光面が発光して放出される光線の
内、前面板に向かう光線の割合が増加し見掛けの輝度が
向上する。また、横隔壁21a,21b,22a,22
bと背面板との広い結合面積を得ることができ、横隔壁
21a,21b,22a,22bだけでなく縦隔壁1
a,1b,1cを含めて全体の強度が得られる。その結
果、縦隔壁1a,1b,1cや横隔壁21a,21b,
22a,22bの幅を小さくすることができ、表示セル
部における放電容積を大きくすることができ、放電効率
を更によくすることができる。また、画素ピッチを小さ
くすることができるから、高精細化が可能である。
【0038】また、横隔壁21a,21b,22a,2
2bはバス電極と平行方向に背面板に形成される電極で
ある。図6(A)の斜視図および図6(C)の断面図に
示すように、図6に示す一例においては、横隔壁21
a,21b,22a,22bの高さは縦隔壁1a,1
b,1cと交差する近傍においては縦隔壁1a,1b,
1cと同一の高さである。また、縦隔壁1a,1b,1
cと交差する部位に挟まれた中間においては縦隔壁1
a,1b,1cよりも高さは低くなっている。すなわ
ち、横隔壁21a,21b,22a,22bは、図6
(C)に示すように、縦隔壁1a,1b,1cの長手方
向から見た側面形状が凹型となっている。この凹型形状
により前述と同様の作用を得ることができる。すなわ
ち、蛍光面の発行面積が大きくなり紫外線が効率よく蛍
光面に作用するため輝度が高まる。また、製造工程にお
いて蛍光面の形成が容易となる。
2bはバス電極と平行方向に背面板に形成される電極で
ある。図6(A)の斜視図および図6(C)の断面図に
示すように、図6に示す一例においては、横隔壁21
a,21b,22a,22bの高さは縦隔壁1a,1
b,1cと交差する近傍においては縦隔壁1a,1b,
1cと同一の高さである。また、縦隔壁1a,1b,1
cと交差する部位に挟まれた中間においては縦隔壁1
a,1b,1cよりも高さは低くなっている。すなわ
ち、横隔壁21a,21b,22a,22bは、図6
(C)に示すように、縦隔壁1a,1b,1cの長手方
向から見た側面形状が凹型となっている。この凹型形状
により前述と同様の作用を得ることができる。すなわ
ち、蛍光面の発行面積が大きくなり紫外線が効率よく蛍
光面に作用するため輝度が高まる。また、製造工程にお
いて蛍光面の形成が容易となる。
【0039】また、横隔壁21a,21b,22a,2
2bによりアドレス電極方向に隣接する表示セル部に対
して放電や、放電により発生した紫外線が漏洩すること
を防止することができる。すなわち、縦隔壁1a,1
b,1cと横隔壁21a,21b,22a,22bと
は、アドレス電極とバス電極によって特定される放電空
間を他の放電空間から分離する。
2bによりアドレス電極方向に隣接する表示セル部に対
して放電や、放電により発生した紫外線が漏洩すること
を防止することができる。すなわち、縦隔壁1a,1
b,1cと横隔壁21a,21b,22a,22bと
は、アドレス電極とバス電極によって特定される放電空
間を他の放電空間から分離する。
【0040】上述の図6に示す形状の隔壁は、第1,3
の隔壁形成方法(図1参照)において、マトリックスパ
ターンを有する第1フォトマスクを図6(B)の上面図
に示す縦隔壁と横隔壁とを合わせたパターン(白抜き部
分と黒べた部分を含むパターン)とし、マトリックスパ
ターンを有する第2のフォトマスクを図6(B)の上面
図に示す縦隔壁の全部と横隔壁の一部だけのパターン
(白抜き部分だけのパターン)とすることにより形成す
ることができる。その場合において、第1フォトマスク
の縦隔壁および横隔壁のパターン幅を第2フォトマスク
の対応する部分のパターン幅よりも所定の寸法だけ大き
くするようにする。これにより、縦隔壁1a,1b,1
cと横隔壁21a,21b,22a,22bの頂上部分
から背面板に向かって広がる前述の形状を滑らか、かつ
連続的な形状とすることができる。
の隔壁形成方法(図1参照)において、マトリックスパ
ターンを有する第1フォトマスクを図6(B)の上面図
に示す縦隔壁と横隔壁とを合わせたパターン(白抜き部
分と黒べた部分を含むパターン)とし、マトリックスパ
ターンを有する第2のフォトマスクを図6(B)の上面
図に示す縦隔壁の全部と横隔壁の一部だけのパターン
(白抜き部分だけのパターン)とすることにより形成す
ることができる。その場合において、第1フォトマスク
の縦隔壁および横隔壁のパターン幅を第2フォトマスク
の対応する部分のパターン幅よりも所定の寸法だけ大き
くするようにする。これにより、縦隔壁1a,1b,1
cと横隔壁21a,21b,22a,22bの頂上部分
から背面板に向かって広がる前述の形状を滑らか、かつ
連続的な形状とすることができる。
【0041】また、上述の図6に示す形状の隔壁は、第
5の隔壁形成方法(図3参照)において、ストライプパ
ターンを有する第1フォトマスクを図6(B)の上面図
に示す横隔壁だけのパターン(黒ベタ部分を含む横隔壁
の下層部分のパターン)とし、ストライプパターンを有
する第2のフォトマスクを図6(B)の上面図に示す縦
隔壁の全部と横隔壁の一部のパターン(白抜き部分だけ
のパターン)とすることにより形成することができる。
その場合において、第1フォトマスクの横隔壁だけのパ
ターンは、図6(B)の上面図においては縦隔壁と交差
する部分の有無が明瞭ではないが、横隔壁は縦隔壁を貫
通する連続したストライプパターンとする。これによ
り、形状歪みがないか、あっても形状歪みの小さい隔壁
を形成することができる。
5の隔壁形成方法(図3参照)において、ストライプパ
ターンを有する第1フォトマスクを図6(B)の上面図
に示す横隔壁だけのパターン(黒ベタ部分を含む横隔壁
の下層部分のパターン)とし、ストライプパターンを有
する第2のフォトマスクを図6(B)の上面図に示す縦
隔壁の全部と横隔壁の一部のパターン(白抜き部分だけ
のパターン)とすることにより形成することができる。
その場合において、第1フォトマスクの横隔壁だけのパ
ターンは、図6(B)の上面図においては縦隔壁と交差
する部分の有無が明瞭ではないが、横隔壁は縦隔壁を貫
通する連続したストライプパターンとする。これによ
り、形状歪みがないか、あっても形状歪みの小さい隔壁
を形成することができる。
【0042】次に、本発明の隔壁形成方法により得られ
る隔壁の形状の一例(その3)を図7に示す。図7
(A)は斜視図、図7(B)は上面図、図7(C)は側
面図である。図7において、1a,1b,1cは縦隔
壁、21a,21b,22a,22bは横隔壁である。
背面板に形成する縦隔壁と横隔壁とは、実際は多数が存
在するのであるが一部だけが図7に示されている。たと
えば図6(A)の斜視図においてはその内から3つの縦
隔壁1a,1b,1cと4つの横隔壁21a,21b,
22a,22bだけを代表して示してある。
る隔壁の形状の一例(その3)を図7に示す。図7
(A)は斜視図、図7(B)は上面図、図7(C)は側
面図である。図7において、1a,1b,1cは縦隔
壁、21a,21b,22a,22bは横隔壁である。
背面板に形成する縦隔壁と横隔壁とは、実際は多数が存
在するのであるが一部だけが図7に示されている。たと
えば図6(A)の斜視図においてはその内から3つの縦
隔壁1a,1b,1cと4つの横隔壁21a,21b,
22a,22bだけを代表して示してある。
【0043】縦隔壁1a,1b,1cはアドレス電極と
平行方向に背面板に形成される隔壁である。図7(C)
の断面図に示すように、縦隔壁1a,1b,1cの断面
形状は底辺が大きい矩形または台形を2段に積み重ねた
形状となっている。図7には示されていないが、横隔壁
21a,21b,22a,22bも縦隔壁1a,1b,
1cと同様に断面形状は底辺が大きい矩形または台形と
なっている。
平行方向に背面板に形成される隔壁である。図7(C)
の断面図に示すように、縦隔壁1a,1b,1cの断面
形状は底辺が大きい矩形または台形を2段に積み重ねた
形状となっている。図7には示されていないが、横隔壁
21a,21b,22a,22bも縦隔壁1a,1b,
1cと同様に断面形状は底辺が大きい矩形または台形と
なっている。
【0044】その形状により、横隔壁21a,21b,
22a,22bの蛍光面が発光して放出される光線の
内、前面板に向かう光線の割合が増加し見掛けの輝度が
向上する。また、横隔壁21a,21b,22a,22
bと背面板との広い結合面積を得ることができ、横隔壁
21a,21b,22a,22bだけでなく縦隔壁1
a,1b,1cを含めて全体の強度が得られる。その結
果、縦隔壁1a,1b,1cや横隔壁21a,21b,
22a,22bの幅を小さくすることができ、表示セル
部における放電容積を大きくすることができ、放電効率
を更によくすることができる。また、画素ピッチを小さ
くすることができるから、高精細化が可能である。
22a,22bの蛍光面が発光して放出される光線の
内、前面板に向かう光線の割合が増加し見掛けの輝度が
向上する。また、横隔壁21a,21b,22a,22
bと背面板との広い結合面積を得ることができ、横隔壁
21a,21b,22a,22bだけでなく縦隔壁1
a,1b,1cを含めて全体の強度が得られる。その結
果、縦隔壁1a,1b,1cや横隔壁21a,21b,
22a,22bの幅を小さくすることができ、表示セル
部における放電容積を大きくすることができ、放電効率
を更によくすることができる。また、画素ピッチを小さ
くすることができるから、高精細化が可能である。
【0045】また、横隔壁21a,21b,22a,2
2bはバス電極と平行方向に背面板に形成される電極で
ある。図7A)の斜視図および図7(C)の断面図に示
すように、図7に示す一例においては、横隔壁21a,
21b,22a,22bの高さは縦隔壁1a,1b,1
cよりも低くなっている。たとえば、横隔壁21a,2
1b,22a,22bの高さは縦隔壁1a,1b,1c
の高さの1/2〜5/6の高さであるようにする。この
横隔壁21a,21b,22a,22bの高さで前述と
同様の作用を得ることができる。すなわち、蛍光面の発
行面積が大きくなり紫外線が効率よく蛍光面に作用する
ため輝度が高まる。また、横隔壁の21a,21b,2
2a,22b高さを縦隔壁1a,1b,1cの高さより
も低くしたことにより、製造工程において蛍光面の形成
が容易となる。
2bはバス電極と平行方向に背面板に形成される電極で
ある。図7A)の斜視図および図7(C)の断面図に示
すように、図7に示す一例においては、横隔壁21a,
21b,22a,22bの高さは縦隔壁1a,1b,1
cよりも低くなっている。たとえば、横隔壁21a,2
1b,22a,22bの高さは縦隔壁1a,1b,1c
の高さの1/2〜5/6の高さであるようにする。この
横隔壁21a,21b,22a,22bの高さで前述と
同様の作用を得ることができる。すなわち、蛍光面の発
行面積が大きくなり紫外線が効率よく蛍光面に作用する
ため輝度が高まる。また、横隔壁の21a,21b,2
2a,22b高さを縦隔壁1a,1b,1cの高さより
も低くしたことにより、製造工程において蛍光面の形成
が容易となる。
【0046】また、横隔壁21a,21b,22a,2
2b,23a,23b,24a,24bによりアドレス
電極方向に隣接する表示セル部に対して放電や、放電に
より発生した紫外線が漏洩することを防止することがで
きる。すなわち、縦隔壁1a,1b,1cと横隔壁21
a,21b,22a,22b,23a,23b,24
a,24bとは、アドレス電極とバス電極によって特定
される放電空間を他の放電空間から分離する。
2b,23a,23b,24a,24bによりアドレス
電極方向に隣接する表示セル部に対して放電や、放電に
より発生した紫外線が漏洩することを防止することがで
きる。すなわち、縦隔壁1a,1b,1cと横隔壁21
a,21b,22a,22b,23a,23b,24
a,24bとは、アドレス電極とバス電極によって特定
される放電空間を他の放電空間から分離する。
【0047】上述の図7に示す形状の隔壁は、第2,4
の隔壁形成方法(図2参照)において、マトリックスパ
ターンを有する第1フォトマスクを図7(B)の上面図
に示す縦隔壁と横隔壁とを合わせたパターン(幅広とし
た白抜き部分と黒べた部分を含むパターン)とし、スト
ライプパターンを有する第2のフォトマスクを図7
(B)の上面図に示す縦隔壁だけのパターン(白抜き部
分だけのパターン)とすることにより形成することがで
きる。その場合において、第1フォトマスクの縦隔壁の
パターン幅を第2フォトマスクの対応する部分のパター
ン幅よりも図7(A)の斜視図や図7(C)の側面図に
示す縦隔壁の段差の寸法だけ大きくするようにする。こ
れにより、縦隔壁1a,1b,1cの上層部分を形成す
る場合において位置合わせを容易に行うことができる。
の隔壁形成方法(図2参照)において、マトリックスパ
ターンを有する第1フォトマスクを図7(B)の上面図
に示す縦隔壁と横隔壁とを合わせたパターン(幅広とし
た白抜き部分と黒べた部分を含むパターン)とし、スト
ライプパターンを有する第2のフォトマスクを図7
(B)の上面図に示す縦隔壁だけのパターン(白抜き部
分だけのパターン)とすることにより形成することがで
きる。その場合において、第1フォトマスクの縦隔壁の
パターン幅を第2フォトマスクの対応する部分のパター
ン幅よりも図7(A)の斜視図や図7(C)の側面図に
示す縦隔壁の段差の寸法だけ大きくするようにする。こ
れにより、縦隔壁1a,1b,1cの上層部分を形成す
る場合において位置合わせを容易に行うことができる。
【0048】次に、本発明の隔壁形成方法において用い
ることができる感光性隔壁材料について説明する。ここ
で感光性隔壁材料というのは、すくなくともガラス微粒
子と感光性化合物を含む有機成分から成る材料のことで
ある。そして、塗工工程で基板に隔壁材料層を形成する
ことができるような流動特性を有するペースト状の材料
(感光性ペースト)であり、露光工程、現像工程でパタ
ーン形成し、焼成工程、等を経て基板上にPDPの隔壁
を形成することが可能な材料である。このような感光性
隔壁材料については、特開平9−223462、特開平
10−120432、特開平11−84638、特開平
11−149862、等に記載されており、周知の技術
である。本発明においてはそれらの周知の感光性隔壁材
料を使用することができ、感光性隔壁材料によって制限
されない。
ることができる感光性隔壁材料について説明する。ここ
で感光性隔壁材料というのは、すくなくともガラス微粒
子と感光性化合物を含む有機成分から成る材料のことで
ある。そして、塗工工程で基板に隔壁材料層を形成する
ことができるような流動特性を有するペースト状の材料
(感光性ペースト)であり、露光工程、現像工程でパタ
ーン形成し、焼成工程、等を経て基板上にPDPの隔壁
を形成することが可能な材料である。このような感光性
隔壁材料については、特開平9−223462、特開平
10−120432、特開平11−84638、特開平
11−149862、等に記載されており、周知の技術
である。本発明においてはそれらの周知の感光性隔壁材
料を使用することができ、感光性隔壁材料によって制限
されない。
【0049】その周知の感光性隔壁材料について、一例
を説明する。感光性隔壁材料の一方の成分であるガラス
微粒子と、他方の成分である感光性有機成分(感光性化
合物を含む有機成分)とは、良好な感光性を得るために
は拡散反射を少なくし光の透過性を良くする必要性があ
る。そのためガラス微粒子の平均屈折率と感光性有機成
分の平均屈折率とを整合させることが必要である。ま
た、焼成工程において高い温度で基板に隔壁を形成する
から、ガラス転移点および/またはガラス軟化点は基板
よりもガラス微粒子が低く、熱膨張係数の整合性がなけ
ればならない。また、形成された隔壁の緻密性(気泡が
少ない)、強度、安定性が優れていなければならない。
を説明する。感光性隔壁材料の一方の成分であるガラス
微粒子と、他方の成分である感光性有機成分(感光性化
合物を含む有機成分)とは、良好な感光性を得るために
は拡散反射を少なくし光の透過性を良くする必要性があ
る。そのためガラス微粒子の平均屈折率と感光性有機成
分の平均屈折率とを整合させることが必要である。ま
た、焼成工程において高い温度で基板に隔壁を形成する
から、ガラス転移点および/またはガラス軟化点は基板
よりもガラス微粒子が低く、熱膨張係数の整合性がなけ
ればならない。また、形成された隔壁の緻密性(気泡が
少ない)、強度、安定性が優れていなければならない。
【0050】そこで、感光性隔壁材料の一方の必須成分
であるガラス微粒子の主成分とその配合量を、酸化物表
記で次に示すようにすると、平均屈折率1.5〜1.6
5、かつガラス転移点が400〜500℃、ガラス軟化
点が450〜550℃のガラス微粒子となり、ガラス基
板のガラス転移点の600℃以下で隔壁パターンを焼成
することができる点で好ましい。 (ガラス微粒子の主成分) 酸化リチウム 3〜10重量% 酸化珪素 15〜50重量% 酸化硼素 15〜40重量% 酸化バリウム 2〜15重量% 酸化アルミニウム 6〜25重量%
であるガラス微粒子の主成分とその配合量を、酸化物表
記で次に示すようにすると、平均屈折率1.5〜1.6
5、かつガラス転移点が400〜500℃、ガラス軟化
点が450〜550℃のガラス微粒子となり、ガラス基
板のガラス転移点の600℃以下で隔壁パターンを焼成
することができる点で好ましい。 (ガラス微粒子の主成分) 酸化リチウム 3〜10重量% 酸化珪素 15〜50重量% 酸化硼素 15〜40重量% 酸化バリウム 2〜15重量% 酸化アルミニウム 6〜25重量%
【0051】その他、無機微粒子として、上記のような
特性を有するガラス微粒子の他に、フィラーとなるガラ
ス軟化点600℃以上の高融点ガラスやセラミックスを
含んでもよい。これらのフィラー成分の添加により、焼
成時の収縮率を小さくし、形成される隔壁の内部応力を
小さくすることができる。
特性を有するガラス微粒子の他に、フィラーとなるガラ
ス軟化点600℃以上の高融点ガラスやセラミックスを
含んでもよい。これらのフィラー成分の添加により、焼
成時の収縮率を小さくし、形成される隔壁の内部応力を
小さくすることができる。
【0052】ガラス微粒子の作製法としては、たとえば
リチウム、珪素、アルミニウム、硼素、バリウムおよび
亜鉛の化合物を所定の配合組成となるように混合し、9
00〜1200℃で溶融後、急冷し、ガラスフリットに
してから粉砕して微細な粉末にする方法が挙げられる。
原料には高純度の炭酸塩、酸化物、水酸化物などが使用
できる。また、ガラス微粒子の種類や組成によっては9
9.99%以上の超高純度なアルコキシドや有機金属の
原料を使用し、ゾル・ゲル法で均質に作製した粉末を使
用すると高電気抵抗で緻密な気孔の少ない、高強度な隔
壁が得られるので好ましい。
リチウム、珪素、アルミニウム、硼素、バリウムおよび
亜鉛の化合物を所定の配合組成となるように混合し、9
00〜1200℃で溶融後、急冷し、ガラスフリットに
してから粉砕して微細な粉末にする方法が挙げられる。
原料には高純度の炭酸塩、酸化物、水酸化物などが使用
できる。また、ガラス微粒子の種類や組成によっては9
9.99%以上の超高純度なアルコキシドや有機金属の
原料を使用し、ゾル・ゲル法で均質に作製した粉末を使
用すると高電気抵抗で緻密な気孔の少ない、高強度な隔
壁が得られるので好ましい。
【0053】ガラス微粒子の粒子径は、作製しようとす
る隔壁の線幅や高さを考慮して選ばれるが、50体積%
粒子径(平均粒子径D50)が1〜6μm、最大粒子径
サイズが30μm以下、比表面積1.5〜4m2/gで
あることが好ましい。より好ましくは10体積%粒子径
(D10)0.4〜2μm、50体積%粒子径(D5
0)1.5〜6μm、90体積%粒子径(D90)4〜
15μm、最大粒子径サイズが25μm以下、比表面積
1.5〜3.5m2/gである。さらに好ましくはD5
0が2〜3.5μm、比表面積1.5〜3m2/gであ
る。ここで、D10、D50、D90は、それぞれ、粒
径の小さいガラス微粒子から10体積%、50体積%、
90体積%のガラスの粒子径である。
る隔壁の線幅や高さを考慮して選ばれるが、50体積%
粒子径(平均粒子径D50)が1〜6μm、最大粒子径
サイズが30μm以下、比表面積1.5〜4m2/gで
あることが好ましい。より好ましくは10体積%粒子径
(D10)0.4〜2μm、50体積%粒子径(D5
0)1.5〜6μm、90体積%粒子径(D90)4〜
15μm、最大粒子径サイズが25μm以下、比表面積
1.5〜3.5m2/gである。さらに好ましくはD5
0が2〜3.5μm、比表面積1.5〜3m2/gであ
る。ここで、D10、D50、D90は、それぞれ、粒
径の小さいガラス微粒子から10体積%、50体積%、
90体積%のガラスの粒子径である。
【0054】上記のような粒度分布をもったガラス微粒
子を用いることにより、ガラス微粒子の充填性が向上
し、感光性隔壁材料中のガラス微粒子比率を増加させて
も気泡を巻き込むことが少なくなり、余分な光散乱を小
さくできるため、好ましい隔壁パターン形状が形成でき
る。
子を用いることにより、ガラス微粒子の充填性が向上
し、感光性隔壁材料中のガラス微粒子比率を増加させて
も気泡を巻き込むことが少なくなり、余分な光散乱を小
さくできるため、好ましい隔壁パターン形状が形成でき
る。
【0055】次に、感光性隔壁材料(感光性ペースト)
の他方の必須成分である感光性有機成分について説明す
る。感光性有機成分とは、感光性隔壁材料から無機微粒
子成分を除いた残りの部分を意味し、感光性隔壁材料1
5〜35重量%を占めることが好ましい。 (具体的な感光性有機成分) 感光性モノマ、感光性オリゴマ、感光性ポリマのうち
少なくとも1種から選ばれた感光性成分 その他として、バインダー、光重合開始剤、増感剤、
紫外線吸光剤、重合禁止剤、可塑剤、増粘剤、酸化防止
剤、分散剤 その他必要に応じた添加剤等
の他方の必須成分である感光性有機成分について説明す
る。感光性有機成分とは、感光性隔壁材料から無機微粒
子成分を除いた残りの部分を意味し、感光性隔壁材料1
5〜35重量%を占めることが好ましい。 (具体的な感光性有機成分) 感光性モノマ、感光性オリゴマ、感光性ポリマのうち
少なくとも1種から選ばれた感光性成分 その他として、バインダー、光重合開始剤、増感剤、
紫外線吸光剤、重合禁止剤、可塑剤、増粘剤、酸化防止
剤、分散剤 その他必要に応じた添加剤等
【0056】感光性モノマとしては、活性な炭素ー炭素
二重結合を有する化合物が挙げられるが、官能基として
ビニル基、アリル基、アクリレート基、メタクリレート
基、アクリルアミド基を有する単官能および多官能化合
物が好ましく挙げられる。
二重結合を有する化合物が挙げられるが、官能基として
ビニル基、アリル基、アクリレート基、メタクリレート
基、アクリルアミド基を有する単官能および多官能化合
物が好ましく挙げられる。
【0057】また感光性有機成分として、光反応で形成
される硬化物の物性の向上やペーストの粘度の調整など
の役割を果たすと共に、未露光部の現像性をコントロー
ルする機能を果たす成分として、オリゴマもしくはポリ
マが含まれることが好ましい。
される硬化物の物性の向上やペーストの粘度の調整など
の役割を果たすと共に、未露光部の現像性をコントロー
ルする機能を果たす成分として、オリゴマもしくはポリ
マが含まれることが好ましい。
【0058】感光性隔壁材料中にバインダー成分が必要
な場合には、バインダーとしてポリビニルアルコール、
ポリビニルブチラール、メタクリル酸エステル重合体、
アクリル酸エステル重合体、それらの共重合体などを用
いることができる。
な場合には、バインダーとしてポリビニルアルコール、
ポリビニルブチラール、メタクリル酸エステル重合体、
アクリル酸エステル重合体、それらの共重合体などを用
いることができる。
【0059】また光重合開始剤を用いる場合は、感光性
隔壁材料によるパターン形成は、露光された部分の感光
性成分(モノマ、オリゴマ、ポリマ)を重合および架橋
させて現像液に不溶性にすることであり、好ましく用い
られる感光性を示す官能基はラジカル重合性であるた
め、ラジカル種を発生するものから選択することが好ま
しい。
隔壁材料によるパターン形成は、露光された部分の感光
性成分(モノマ、オリゴマ、ポリマ)を重合および架橋
させて現像液に不溶性にすることであり、好ましく用い
られる感光性を示す官能基はラジカル重合性であるた
め、ラジカル種を発生するものから選択することが好ま
しい。
【0060】さらに光重合開始剤と共に増感剤を使用
し、感度を向上させたり(化学増感)、反応に有効な波長
範囲を拡大する(分光増感)こともできる。増感剤の作用
機構にも種々のものがあるが、三重項増感剤と称される
ものが最もよく使われる。
し、感度を向上させたり(化学増感)、反応に有効な波長
範囲を拡大する(分光増感)こともできる。増感剤の作用
機構にも種々のものがあるが、三重項増感剤と称される
ものが最もよく使われる。
【0061】さらに感光性隔壁材料には、紫外線吸光剤
が含まれることが優れた形状のパターン加工のために有
効である。紫外光の吸収効果の高い化合物を添加するこ
とによって、特に高アスペクト比、高精細、高解像度が
得られる。紫外線吸光剤としては有機系染料からなるも
の、中でも350〜450nmの波長範囲で高い吸光係
数を有するものが好ましく用いられる。
が含まれることが優れた形状のパターン加工のために有
効である。紫外光の吸収効果の高い化合物を添加するこ
とによって、特に高アスペクト比、高精細、高解像度が
得られる。紫外線吸光剤としては有機系染料からなるも
の、中でも350〜450nmの波長範囲で高い吸光係
数を有するものが好ましく用いられる。
【0062】さらに感光性隔壁材料には、必要に応じ
て、保存時の熱安定性を向上させるための重合禁止剤、
アクリル系共重合体の酸化を防ぐための酸化防止剤、そ
の他可塑剤などを含んでもよい。
て、保存時の熱安定性を向上させるための重合禁止剤、
アクリル系共重合体の酸化を防ぐための酸化防止剤、そ
の他可塑剤などを含んでもよい。
【0063】感光性隔壁材料は、たとえば、無機微粒
子、紫外線吸光剤、感光性モノマ、感光性オリゴマもし
くはポリマ、光重合開始剤、増感剤、その他の添加剤お
よび溶媒などの各種成分を所定の組成となるように調合
した後、3本ローラや混練機で均質に混合分散し作製さ
れる。
子、紫外線吸光剤、感光性モノマ、感光性オリゴマもし
くはポリマ、光重合開始剤、増感剤、その他の添加剤お
よび溶媒などの各種成分を所定の組成となるように調合
した後、3本ローラや混練機で均質に混合分散し作製さ
れる。
【0064】感光性隔壁材料の粘度は、ガラス微粒子、
感光性成分、増粘剤、可塑剤などの添加割合で調整され
るが、その範囲は2000〜20万cps(センチ・ポ
イズ)であり、ガラス基板に塗布する時の塗布方法に応
じて、粘度を有機溶媒により調整することもできる。た
とえば、ガラス基板への塗布をスクリーン印刷法で1回
塗布して膜厚10〜20μmを得るには5万〜20万c
psが好ましい。スピンコート法には2000〜500
0cps、ブレードコーター法やダイコーター法などを
用いる場合は1万〜2万cpsが好ましい。
感光性成分、増粘剤、可塑剤などの添加割合で調整され
るが、その範囲は2000〜20万cps(センチ・ポ
イズ)であり、ガラス基板に塗布する時の塗布方法に応
じて、粘度を有機溶媒により調整することもできる。た
とえば、ガラス基板への塗布をスクリーン印刷法で1回
塗布して膜厚10〜20μmを得るには5万〜20万c
psが好ましい。スピンコート法には2000〜500
0cps、ブレードコーター法やダイコーター法などを
用いる場合は1万〜2万cpsが好ましい。
【0065】
【発明の効果】以上のように、本発明のプラズマディス
プレイパネルの隔壁形成方法によれば、蛍光面を発光さ
せた場合の輝度を高めることができる複雑な形状を有す
る隔壁の形成方法が提供される。
プレイパネルの隔壁形成方法によれば、蛍光面を発光さ
せた場合の輝度を高めることができる複雑な形状を有す
る隔壁の形成方法が提供される。
【図1】本発明におけるプラズマディスプレイパネルの
隔壁形成方法(第1の隔壁形成方法:請求項1)を示す
説明図である。
隔壁形成方法(第1の隔壁形成方法:請求項1)を示す
説明図である。
【図2】本発明におけるプラズマディスプレイパネルの
隔壁形成方法(第2の隔壁形成方法:請求項2)を示す
説明図である。
隔壁形成方法(第2の隔壁形成方法:請求項2)を示す
説明図である。
【図3】本発明におけるプラズマディスプレイパネルの
隔壁形成方法(第3の隔壁形成方法:請求項3)を示す
説明図である。
隔壁形成方法(第3の隔壁形成方法:請求項3)を示す
説明図である。
【図4】本発明におけるプラズマディスプレイパネルの
隔壁形成方法(第4の隔壁形成方法:請求項4)を示す
説明図である。
隔壁形成方法(第4の隔壁形成方法:請求項4)を示す
説明図である。
【図5】本発明の隔壁形成方法により得られる隔壁の形
状の一例(その1)を示す図である。
状の一例(その1)を示す図である。
【図6】本発明の隔壁形成方法により得られる隔壁の形
状の一例(その1)を示す図である。
状の一例(その1)を示す図である。
【図7】本発明の隔壁形成方法により得られる隔壁の形
状の一例(その1)を示す図である。
状の一例(その1)を示す図である。
【図8】AC型プラズマディスプレイパネルの説明図
(その1)である。
(その1)である。
【図9】AC型プラズマディスプレイパネルの説明図
(その2)である。
(その2)である。
1a,1b,1c 縦隔壁 21a,21b,22a,22b 横隔壁 101,201,301,401 基板 102,202,302,402 第1隔壁材料層 103,203,303,403 第1フォトマスク 104,304 横隔壁の下層部分 105,205 縦隔壁の下層部分 106,206 第2隔壁材料層 107,207 第2フォトマスク 108 横隔壁の上層部分 109 縦隔壁の上層部分 204 横隔壁の全体 208 縦隔壁の上層部分 305,405 第2隔壁材料層 306,406 第2フォトマスク 307 横隔壁の上層部分 308 縦隔壁の全体 404 横隔壁 407 縦隔壁 801 前面板 802 背面板 803 セル障壁 804 維持電極 805 バス電極 806,806’ 誘電体層 807 MgO層 808 アドレス電極 809 蛍光面 810 下地層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 範雄 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 5C027 AA09 5C040 GF03 GF12 GF13 GF14 GF19 JA15 JA21 KA16 LA11 MA03 5C094 AA10 BA31 BA32 CA19 CA24 EA04 EA05 EA07 GB10
Claims (6)
- 【請求項1】基板に感光性隔壁材料を全面塗工し第1隔
壁材料層を形成する第1塗工過程と、 横隔壁の下層部分と縦隔壁の下層部分とを形成するため
のマトリックスパターンを有する第1フォトマスクを介
して前記第1隔壁材料層を露光する第1露光過程と、 前記露光済みの第1隔壁材料層を現像し前記基板に現像
済みの横隔壁の下層部分と縦隔壁の下層部分とを形成す
る第1現像過程と、 前記現像済みの横隔壁の下層部分と縦隔壁の下層部分と
を形成した基板に感光性隔壁材料を全面塗工し第2隔壁
材料層を形成する第2塗工過程と、 横隔壁の上層部分と縦隔壁の上層部分とを形成するため
のマトリックスパターンを有する第2フォトマスクを介
して前記第2隔壁材料層を露光する第2露光過程と、 前記露光済みの第2隔壁材料層を現像し前記横隔壁の下
層部分と縦隔壁の下層部分の上に現像済みの横隔壁の上
層部分と縦隔壁の上層部分とを形成する第2現像過程
と、 前記現像済みの横隔壁の上層部分と縦隔壁の上層部分お
よび横隔壁の下層部分と縦隔壁の下層部分とを合わせて
焼成し前記基板に焼成済みの横隔壁の全体と縦隔壁の全
体とを形成する焼成過程と、 を有することを特徴とするプラズマディスプレイパネル
の隔壁形成方法。 - 【請求項2】基板に感光性隔壁材料を全面塗工し第1隔
壁材料層を形成する第1塗工過程と、 横隔壁の全体と縦隔壁の下層部分とを形成するためのマ
トリックスパターンを有する第1フォトマスクを介して
前記第1隔壁材料層を露光する第1露光過程と、 前記露光済みの第1隔壁材料層を現像し前記基板に現像
済みの横隔壁の全体と縦隔壁の下層部分とを形成する第
1現像過程と、 前記現像済みの横隔壁の全体と縦隔壁の下層部分とを形
成した基板に感光性隔壁材料を全面塗工し第2隔壁材料
層を形成する第2塗工過程と、 縦隔壁の上層部分を形成するためのストライプパターン
を有する第2フォトマスクを介して前記第2隔壁材料層
を露光する第2露光過程と、 前記露光済みの第2隔壁材料層を現像し前記縦隔壁の下
層部分の上に現像済みの縦隔壁の上層部分を形成する第
2現像過程と、 前記現像済みの横隔壁の全体と縦隔壁の下層部分と縦隔
壁の上層部分とを合わせて焼成し前記基板に焼成済みの
横隔壁の全体と縦隔壁の全体とを形成する焼成過程と、 を有することを特徴とするプラズマディスプレイパネル
の隔壁形成方法。 - 【請求項3】基板に感光性隔壁材料を全面塗工し第1隔
壁材料層を形成する第1塗工過程と、 横隔壁の下層部分と縦隔壁の下層部分とを形成するため
のマトリックスパターンを有する第1フォトマスクを介
して前記第1隔壁材料層を露光する第1露光過程と、 前記露光済みの第1隔壁材料層を形成した基板に感光性
隔壁材料を全面塗工し第2隔壁材料層を形成する第2塗
工過程と、 横隔壁の上層部分と縦隔壁の上層部分とを形成するため
のマトリックスパターンを有する第2フォトマスクを介
して前記第2隔壁材料層を露光する第2露光過程と、 前記露光済みの第1隔壁材料送と前記露光済みの第2隔
壁材料層を合わせて現像し、現像済みの横隔壁の下層部
分と縦隔壁の下層部分を形成するとともに、その上に現
像済みの横隔壁の上層部分と縦隔壁の上層部分とを形成
する一括現像過程と、 前記現像済みの横隔壁の上層部分と縦隔壁の上層部分お
よび横隔壁の下層部分と縦隔壁の下層部分とを合わせて
焼成し前記基板に焼成済みの横隔壁の全体と縦隔壁の全
体とを形成する一括焼成過程と、 を有することを特徴とするプラズマディスプレイパネル
の隔壁形成方法。 - 【請求項4】基板に感光性隔壁材料を全面塗工し第1隔
壁材料層を形成する第1塗工過程と、 横隔壁の全体と縦隔壁の下層部分とを形成するためのマ
トリックスパターンを有する第1フォトマスクを介して
前記第1隔壁材料層を露光する第1露光過程と、 前記露光済みの横隔壁の全体と縦隔壁の下層部分とを形
成した基板に感光性隔壁材料を全面塗工し第2隔壁材料
層を形成する第2塗工過程と、 縦隔壁の上層部分を形成するためのストライプパターン
を有する第2フォトマスクを介して前記第2隔壁材料層
を露光する第2露光過程と、 前記露光済みの第1隔壁材料層と第2隔壁材料層を合わ
せて現像し、現像済みの縦隔壁の下層部分の上に現像済
みの縦隔壁の上層部分を形成する一括現像過程と、 前記現像済みの横隔壁の全体と前記現像済みの縦隔壁の
下層部分と縦隔壁の上層部分とを合わせて焼成し前記基
板に焼成済みの横隔壁の全体と縦隔壁の全体とを形成す
る一括焼成過程と、 を有することを特徴とするプラズマディスプレイパネル
の隔壁形成方法。 - 【請求項5】基板に感光性隔壁材料を全面塗工し第1隔
壁材料層を形成する第1塗工過程と、 横隔壁の下層部分を形成するためのストライプパターン
を有する第1フォトマスクを介して前記第1隔壁材料層
を露光する第1露光過程と、 前記露光済みの横隔壁の下層部分を形成した基板に感光
性隔壁材料を全面塗工し第2隔壁材料層を形成する第2
塗工過程と、 横隔壁の上層部分と縦隔壁の全体を形成するためのマト
リックスパターンを有する第2フォトマスクを介して前
記第2隔壁材料層を露光する第2露光過程と、 前記露光済みの第1隔壁材料層と前記露光済みの第2隔
壁材料層を合わせて現像し、現像済みの横隔壁の下層部
分の上に現像済みの横隔壁の上層部分を形成するととも
に前記基板に現像済みの縦隔壁の全体を形成する一括現
像過程と、 前記現像済みの横隔壁の下層部分と横隔壁の上層部分お
よび縦隔壁の全体とを合わせて焼成し前記基板に焼成済
みの横隔壁の全体と縦隔壁の全体とを形成する一括焼成
過程と、 を有することを特徴とするプラズマディスプレイパネル
の隔壁形成方法。 - 【請求項6】基板に感光性隔壁材料を全面塗工し第1隔
壁材料層を形成する第1塗工過程と、 横隔壁を形成するためのストライプパターンを有する第
1フォトマスクを介して前記第1隔壁材料層を露光する
第1露光過程と、 前記露光済みの横隔壁を形成した基板に感光性隔壁材料
を全面塗工し第2隔壁材料層を形成する第2塗工過程
と、 縦隔壁を形成するためのストライプパターンを有する第
2フォトマスクを介して前記第2隔壁材料層を露光する
第2露光過程と、 前記露光済みの第1隔壁材料層と第2隔壁材料層を合わ
せて現像し前記基板に現像済みの横隔壁と縦隔壁を形成
する一括現像過程と、 前記現像済みの横隔壁と縦隔壁を焼成し前記基板に焼成
済みの横隔壁と縦隔壁を形成する焼成過程と、 を有することを特徴とするプラズマディスプレイパネル
の隔壁形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28526199A JP2001110305A (ja) | 1999-10-06 | 1999-10-06 | プラズマディスプレイパネルの隔壁形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28526199A JP2001110305A (ja) | 1999-10-06 | 1999-10-06 | プラズマディスプレイパネルの隔壁形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001110305A true JP2001110305A (ja) | 2001-04-20 |
Family
ID=17689219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28526199A Pending JP2001110305A (ja) | 1999-10-06 | 1999-10-06 | プラズマディスプレイパネルの隔壁形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001110305A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003092068A (ja) * | 2001-09-19 | 2003-03-28 | Toppan Printing Co Ltd | プラズマディスプレイの背面板とその製造方法 |
JP2005149832A (ja) * | 2003-11-13 | 2005-06-09 | Toray Ind Inc | プラズマディスプレイ用部材の製造方法およびプラズマディスプレイ |
JP2006012436A (ja) * | 2004-06-22 | 2006-01-12 | Toray Ind Inc | ディスプレイ部材およびこれを用いたディスプレイ |
KR100567275B1 (ko) | 2004-04-09 | 2006-04-04 | 엘지전자 주식회사 | 패턴 형성 방법 |
JP2006261005A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Toray Ind Inc | 平面ディスプレイ用隔壁の形成方法および平面ディスプレイの製造方法 |
JP2007207463A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Toray Ind Inc | ディスプレイ部材、ディスプレイ部材の製造方法およびディスプレイ |
JP2009176740A (ja) * | 2009-03-06 | 2009-08-06 | Toray Ind Inc | 平面ディスプレイ用隔壁の形成方法および平面ディスプレイの製造方法 |
US7741778B2 (en) | 2000-10-10 | 2010-06-22 | Panasonic Corporation | Plasma display panel and manufacturing method therefor |
-
1999
- 1999-10-06 JP JP28526199A patent/JP2001110305A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7741778B2 (en) | 2000-10-10 | 2010-06-22 | Panasonic Corporation | Plasma display panel and manufacturing method therefor |
JP2003092068A (ja) * | 2001-09-19 | 2003-03-28 | Toppan Printing Co Ltd | プラズマディスプレイの背面板とその製造方法 |
JP2005149832A (ja) * | 2003-11-13 | 2005-06-09 | Toray Ind Inc | プラズマディスプレイ用部材の製造方法およびプラズマディスプレイ |
JP4540968B2 (ja) * | 2003-11-13 | 2010-09-08 | パナソニック株式会社 | プラズマディスプレイパネルの製造方法およびプラズマディスプレイ |
KR100567275B1 (ko) | 2004-04-09 | 2006-04-04 | 엘지전자 주식회사 | 패턴 형성 방법 |
JP2006012436A (ja) * | 2004-06-22 | 2006-01-12 | Toray Ind Inc | ディスプレイ部材およびこれを用いたディスプレイ |
JP4639658B2 (ja) * | 2004-06-22 | 2011-02-23 | パナソニック株式会社 | ディスプレイ部材、ディスプレイおよびディスプレイ部材の製造方法 |
JP2006261005A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Toray Ind Inc | 平面ディスプレイ用隔壁の形成方法および平面ディスプレイの製造方法 |
JP2007207463A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Toray Ind Inc | ディスプレイ部材、ディスプレイ部材の製造方法およびディスプレイ |
JP2009176740A (ja) * | 2009-03-06 | 2009-08-06 | Toray Ind Inc | 平面ディスプレイ用隔壁の形成方法および平面ディスプレイの製造方法 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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|
A131 | Notification of reasons for refusal |
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