JP2001109927A - 自動取引装置及びその管理システム - Google Patents

自動取引装置及びその管理システム

Info

Publication number
JP2001109927A
JP2001109927A JP29002399A JP29002399A JP2001109927A JP 2001109927 A JP2001109927 A JP 2001109927A JP 29002399 A JP29002399 A JP 29002399A JP 29002399 A JP29002399 A JP 29002399A JP 2001109927 A JP2001109927 A JP 2001109927A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bill
unit
bills
dispensing
automatic transaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29002399A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsunori Yuasa
勝則 湯浅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP29002399A priority Critical patent/JP2001109927A/ja
Publication of JP2001109927A publication Critical patent/JP2001109927A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続して行う出金取引間の待ち時間を短し
て、顧客の利便性の向上を図る。 【解決手段】 紙幣18を収納する万券スタッカ4から
紙幣を繰り出す入出金機構部5の待機状態を、通常は出
金取引時間が短くなるようにピッカローラ13に紙幣1
8を押し付けた状態とし、一取引が終了するまでの間に
紙幣18の噛み込みを解く処理を行うとともに、ピッカ
ローラ13に紙幣18を押し付けて次の取引のために待
機する自動取引装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動取引装置及び
その管理システムに関し、特に、競馬等で当たった投票
券(馬券)を読み取り、払戻金を顧客に払い戻すのに有
用である。
【0002】
【従来の技術】図22は、自動取引装置の外観図であ
る。この自動取引装置23は、投票券を読み取る図示し
ない投票券読み取りユニットや後述する紙幣放出ユニッ
ト等のユニットや各ユニットの制御を司る図示しない主
制御部やこの主制御部が実行するプログラムを記憶する
図示しない記憶部等を内蔵し、接客側には、前記投票券
読み取りユニットに投票券を挿入する投票券挿入口24
と、投票券を読み取った結果により、顧客に紙幣を払い
戻すための出金口1と、顧客にガイダンスを表示すると
ともに顧客に各種データを入力させるタッチパネル等の
入力手段を有する表示パネル26とを設けてある。な
お、各ユニットには、図示しない制御部が備えてあり、
各ユニット毎に図示しない記憶部に記憶されたプログラ
ムを実行することで処理を行う。以下に説明する紙幣放
出ユニットの場合も、図示しない制御部と、この制御部
が実行するプログラムを記憶した図示しない記憶部が備
えてある。
【0003】図23は、紙幣放出ユニットの概略構成図
である。この紙幣放出ユニット25は、前記出金口1に
紙幣を集積して払戻金として顧客に払い出す機能を有す
るユニットである。4は万券を収納する万券スタッカで
あり、その上部には万券スタッカ4から万券を繰り出し
たり、また、万券スタッカ内へ紙幣を集積するための、
入出金機構部5が設けられている。6は千券スタッカで
あり、その上部には千券の繰り出し及び集積を行う入出
金機構部7が設けられている。2は補充カセットであ
り、オペレータにより内部に万券、千券がセットされ、
上部に設けられた出金機構部3にてセットされた紙幣が
繰り出され、搬送路9により搬送され、認識部8により
金種判別され、万券は万券スタッカ4へ、千券は千券ス
タッカ6に集積、収納される。また、前記入出金機構部
7は、補充カセット2から繰り出された紙幣が、認識部
8で識別できなかった場合のリジェクト紙幣を収納する
補充リジェクト部としても機能する。10は出金口1に
集積された紙幣が、一定時間顧客が取らなかった場合
に、その取り忘れ紙幣を収納するための取り忘れ取り込
み部である。11は万券スタッカ4、千券スタッカ6か
ら繰り出された紙幣が、認識部8により判別できなかっ
た場合の、リジェクト紙幣を収納する出金リジェクト部
である。12は千券及び万券の補充動作時に異常券や五
千券と判断された場合にそれらの紙幣を搬送・集積する
補充リジェクト部である。
【0004】次に、万券の出金動作について説明する。
図24は、そのフローチャートである。図25は、万券
の出金時の搬送ルートの説明図であり、搬送路9上の万
券の搬送ルートを太実線の矢印で示してある。紙幣放出
ユニット25では、当たった投票券の読み取り結果に基
づく万券の出金指示を受けると、万券スタッカ4内に収
納されている万券を入出金機構部5によって、1枚づつ
所定枚数繰り出す。繰り出された万券は、認識部8で紙
幣の認識が行われ(Sa1,Sa2)、正常な万券と識
別された場合には出金口1に搬送され(Sa3,Sa
4)、正常な万券と識別されなかった場合には異常券と
して出金リジェクト部11に搬送される(Sa5,Sa
6)。
【0005】次に、千券の出金動作について説明する。
図26は、そのフローチャートである。図27は、千券
の出金時の搬送ルートの説明図であり、搬送路9上の千
券の搬送ルートを太実線の矢印で示してある。紙幣放出
ユニット25では、当たった投票券の読み取り結果に基
づく千券の出金指示を受けると、千券スタッカ6内に収
納されている千券を入出金機構部7によって、1枚づつ
所定枚数繰り出す。繰り出された千券は、認識部8で紙
幣の認識が行われ(Sb1,Sb2)、正常な千券と識
別された場合には出金口1に搬送され(Sb3,Sb
4)、正常な千券と識別されなかった場合には異常券と
して出金リジェクト部11に搬送される(Sb5,Sb
6)。
【0006】次に、千券及び万券の補充動作について説
明する。図28は、そのフローチャートである。図29
は、千券及び万券の補充時の搬送ルートの説明図であ
り、搬送路9上の千券及び万券の搬送ルートを太実線の
矢印で示してある。紙幣放出ユニット25では、補充カ
セット2内にセットされた紙幣を出金機構部3により1
枚づつ繰り出す。繰り出された紙幣は、認識部8で紙幣
の識別が行われ(Sc1,Sc2)、千券と識別された
紙幣は、千券スタッカ6へ搬送集積され(Sc3,Sc
4)、集積された紙幣は千券スタッカ6内に収納される
(Sc5)。認識部8で万券と識別された紙幣は、万券
スタッカ4へ搬送集積され(Sc6,Sc7)、集積さ
れた紙幣は万券スタッカ4内に収納される(Sc8)。
なお、千券スタッカ6又は万券スタッカ4内の収納され
ている紙幣が満杯で、新たに紙幣の収納ができない場合
は、補充カセット2からの繰り出しを中止する(Sc
9,Sc10)。また、認識部8で識別できなかった異
常券や五千券は、補充リジェクト部12へ搬送される
(Sc11,Sc12)。
【0007】それでは、従来の出金時の紙幣の繰り出し
動作を説明する。以下、入出金機構部5及び万券スタッ
カ4の場合を想定する。なお、入出金機構部7及び千券
スタッカ6の場合も同様であるので説明を省略する。図
30は、入出金機構部及び万券スタッカの要部機構の概
略図である。万券スタッカ4には、図示しない動力源に
より、上下動可能なステージ21が設けられており、こ
のステージ21上には、収納された紙幣18が紙幣ガイ
ド19,20に沿って積層されている。前記ステージ2
1の上方には、紙幣18を繰り出すためのピッカローラ
13が設けられており、ピッカローラ13の外周の一部
に高摩擦部材で作られたピッカゴム14が嵌め込まれて
いる。15はフィードローラであり、前記ピッカローラ
13により繰り出された紙幣18を搬送する機能を果た
す。そのフィードローラ15の外周の一部には、高摩擦
部材で作られたフィードゴム16が設けられている。前
記ピッカローラ13と前記フィードローラ15は、図示
しない動力源にギヤ等で連結され、時計方向、反時計方
向共に回転自在な構成となっている。フィードローラ1
5に対向して紙幣18の2枚送りを防止するための、リ
バースローラ17が設けられている。このリバースロー
ラ17は全周高摩擦部材で作られており、反時計方向に
は回転しないが、時計方向には回転駆動可能に構成され
ている。なお、前記ピッカローラ13、前記フィードロ
ーラ15及び前記リバースローラ17等が入出金機構部
5としての機能を有する。
【0008】以下に、出金動作を説明する。図31〜図
36に出金動作の説明図を示す。まず、図31に示すよ
うに、ピッカローラ13及びフィードローラ15を反時
計方向に回転駆動し、それぞれのピッカゴム14及びフ
ィードゴム16がほぼ真下に来る位置で回転を止め、最
初の紙幣の繰り出しを安定して行えるようにする。次
に、図32に示すように、ステージ21が上昇し、紙幣
18をピッカローラ13に押し付ける。このとき、ピッ
カゴム14が紙幣18の表面に接触している。次に、図
33に示すように、ピッカローラ13、フィードローラ
15は時計方向に回転駆動し、紙幣18を左方向に繰り
出す。ここで、22はばね等により、フィードローラ1
5に押し付けられているアイドルローラであり、繰り出
された紙幣18はフィードローラ15とアイドルローラ
22に挟み込まれ、矢印の示す方向に搬送される。な
お、以下、図34〜図36にもアイドルローラ22を示
してある。
【0009】そして、所定の枚数の紙幣18の繰り出し
が終了したら、ピッカローラ13及びフィードローラ1
5の回転を停止する。この時、図34に示すように、一
番上にある紙幣18が、フィードローラ15とリバース
ローラ17の間に噛み込まれていることがよくある。以
下、この場合を想定して説明する。この場合、図35に
示すように、ステージ21を一定量下降し、図36に示
すように、ピッカローラ13及びフィードローラ15は
反時計方向に、リバースローラ17及びアイドルローラ
22は時計方向に回転して噛み込まれた紙幣18をステ
ージ21上に戻す。
【0010】なお、図36に示す状態で出金動作は終了
し、次の顧客が来るまでこの状態で待機する。次の顧客
が来て出金動作を行う場合には、図31から動作を開始
する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の自動取引装
置では、顧客が投票券を挿入してから、その読み取り結
果により紙幣放出ユニット25に支払い指示が送られ
て、出金動作を開始するのであるが、実際に紙幣を繰り
出すまでに、図31、図32に示すように、ピッカロー
ラ13、フィードローラ15を所定の位置になるように
回転駆動し、ステージを上昇して紙幣をピッカローラ1
3に押し付ける動作が必要であり、時間がかかってしま
うという欠点があった。
【0012】また、顧客が絶え間なく列を作って支払い
取り引きを行うこともよくあるので、支払取引時間を短
縮することは重要である。そこで、本発明は、上記問題
点を除去し、支払取引時間の短い自動取引装置の提供を
目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の自動取引装置
は、紙幣を収納する紙幣収納部と、この紙幣収納部から
紙幣を繰り出す紙幣繰り出し手段を有する入出金機構部
とを具備し、紙幣の出金動作の待機時には、前記入出金
機構部の紙幣繰り出し手段に前記紙幣収納部内の紙幣を
押し付けた状態にしておき、その待機時の状態で紙幣繰
り出し手段に紙幣が噛み込まれている場合には、一出金
取引の終了までの間にその紙幣の噛み込みを解いて上記
待機時の状態にして次の取引に備えるようにしたことを
構成上の特徴とする。
【0014】なお、前記紙幣収納部に補充する紙幣を収
納する補充紙幣収納部と、前記紙幣収納部の紙幣の量を
検知する検知手段を具備し、前記入出金機構部には、前
記補充紙幣収納部から補充紙幣を前記紙幣収納部に集積
する集積手段を具備し、前記紙幣収納部の紙幣の量が所
定量以下になったことを前記検知手段が検知した場合に
は、前記紙幣収納部内の紙幣を前記入出金機構部の繰り
出し手段から離して、前記紙幣繰り出し手段と紙幣との
間に一定の空間を空けた状態で待機させておき、出金動
作時には、その都度紙幣を紙幣繰り出し手段に押しつけ
て出金させ、補充動作時には、空けた空間に紙幣を補充
していくようにしてもよい。
【0015】また、顧客の存在を検知する検知手段を具
備し、前記検知手段が顧客の存在を検知した場合には、
紙幣の出金動作の待機時の状態とし、前記検知手段が顧
客の存在を検知していない場合には、前記紙幣収納部内
の紙幣を前記入出金機構部の繰り出し手段から離して、
前記紙幣繰り出し手段と紙幣との間に一定の空間を空け
た状態で待機させるようにしてもよい。
【0016】さらに、時刻を計測するタイマーと、オペ
レータによって設定される時刻を入力する入力手段とを
具備し、前記タイマーの計測する時刻が、オペレータに
よって設定された時刻となった場合に、紙幣の出金動作
の待機時の状態、または、前記紙幣繰り出し手段と紙幣
との間に一定の空間を空けた状態とを切り替えるように
してもよい。
【0017】なお、オペレータに各種情報を表示する表
示手段を具備し、前記検知手段が、前記紙幣収納部の紙
幣の量が所定の量よりも少なくなったことを検知した場
合に、前記表示手段に検知した内容を表示して、オペレ
ータに紙幣の補充の有無を報知するのが好ましい。ま
た、顧客に各種情報を表示する表示手段を具備し、紙幣
の補充動作中の場合には、その旨を前記表示手段に表示
するのが好ましい。
【0018】一方、本発明は、自動取引装置を複数台設
置した場合に、各自動取引装置と接続した各種情報を表
示する表示手段を備え、いずれかの自動取引装置の紙幣
収納部の紙幣の量が所定量以下になったことを検知手段
が検知した場合には、いずれの自動取引装置が所定量以
下になったかを前記表示手段に表示するようにしたこと
を構成上の特徴とする自動取引装置の管理システムを提
供する。
【0019】さらに、本発明は、高額の紙幣を収納する
高額紙幣収納部と、この高額紙幣収納部から高額紙幣を
繰り出す高額紙幣繰り出し手段を有する高額紙幣入出金
機構部と、小額の紙幣を収納する小額紙幣収納部と、こ
の小額紙幣収納部から小額紙幣を繰り出す小額紙幣繰り
出し手段を有する小額紙幣入出金機構部とを具備し、高
額紙幣が高額紙幣収納部に無くなった場合に、小額紙幣
で支払うべき金額を支払うようにしたことを構成上の特
徴とする自動取引装置を提供する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を説明する。なお、これによりこの発明が限
定されるものではない。 第1の実施の形態 以下の説明では、自動取引装置の外観図と、紙幣放出ユ
ニットの構成と、万券の出金動作と、千券の出金動作
と、千券及び万券の補充動作の概要は、上記従来の場合
と同様であるため説明を省略する。なお、図1は、第1
の実施の形態の自動取引装置のブロック構成図である。
この自動取引装置23は、上述したように、紙幣放出ユ
ニット25、投票券読み取りユニット29及び主制御部
31等を有している。前記紙幣放出ユニット25には、
図示しない記憶部に記憶されたプログラムを実行するこ
とでユニット内の制御を司る制御部28を備えてある。
また、前記投票券読み取りユニット29にも、図示しな
い記憶部に記憶されたプログラムを実行することでユニ
ット内の制御を司る制御部30を備えてある。前記制御
部28,30はそれぞれ主制御部31に接続し、主制御
部31の制御によりプログラムを実行する。以下、主制
御部31に基づく制御部28の制御により後述の出金動
作や補充動作等の処理を行うものとする。
【0021】以下、出金動作を説明する。図2〜図9に
その説明図を示す。なお、入出金機構部5及び万券スタ
ッカ4の場合を想定する。入出金機構部7及び千券スタ
ッカ6の場合も同様であるので説明を省略する。また、
入出金機構部及び万券スタッカの要部機構の構成要素
は、図29等を用いて説明した従来の場合と同様であ
り、図2に示すように、万券スタッカ4には、図示しな
い動力源により、上下動可能なステージ21が設けられ
ており、このステージ21上には、収納された紙幣18
が紙幣ガイド19,20に沿って積層されている。前記
ステージ21の上方には、紙幣18を繰り出すためのピ
ッカローラ13が設けられており、ピッカローラ13の
外周の一部に高摩擦部材で作られたピッカゴム14が嵌
め込まれている。15はフィードローラであり、前記ピ
ッカローラ13により繰り出された紙幣18を搬送する
機能を果たす。そのフィードローラ15の外周の一部に
は、高摩擦部材で作られたフィードゴム16が設けられ
ている。前記ピッカローラ13と前記フィードローラ1
5は、図示しない動力源にギヤ等で連結され、時計方
向、反時計方向共に回転自在な構成となっている。フィ
ードローラ15に対向して紙幣18の2枚送りを防止す
るための、リバースローラ17が設けられている。この
リバースローラ17は全周高摩擦部材で作られており、
反時計方向には回転しないが、時計方向には回転駆動可
能に構成されている。なお、前記ピッカローラ13、前
記フィードローラ15及び前記リバースローラ17等が
入出金機構部5としての機能を有する。
【0022】また、出金取引開始時は、図2に示すよう
に、ピッカローラ13、フィードローラ15のピッカゴ
ム14及びフィードゴム16がほぼ真下の位置に来る位
置で回転停止し、ステージ21により紙幣18は下から
ピッカローラ13に押しつけられた状態で待機してい
る。そして、出金取引が開始すると、図3に示すよう
に、ピッカローラ13、フィードローラ15は時計方向
に回転駆動し、紙幣18を所定枚数左方向に繰り出す。
ここで、22はばね等により、フィードローラ15に押
し付けられているアイドルローラであり、繰り出された
紙幣18はフィードローラ15とアイドルローラ22に
挟み込まれ、矢印の示す方向に搬送される。なお、以
下、図4〜図7にもアイドルローラ22を示してある。
【0023】そして、所定の枚数の紙幣18の繰り出し
が終了したら、ピッカローラ13及びフィードローラ1
5の回転を図4に示す状態で停止する。なお、本実施の
形態では、この図4に示すように、ピッカローラ13及
びフィードローラ15を停止した時点で、図22及び図
23に示す出金口1に繰り出された紙幣が集積完了して
いれば、前記出金口1に設けられた図示しないシャッタ
を開けて、顧客に前記出金口1から紙幣18を取り出さ
せる。また、顧客が紙幣18を財布に入れて、自動取引
装置の前を離れることで一取引が終了する。
【0024】ところで、上述したように、ピッカローラ
13及びフィードローラ15の回転が停止している場合
に、図4に示すように、一番上にある紙幣18が、フィ
ードローラ15とリバースローラ17の間に噛み込まれ
ていることがよくある。以下、この場合を想定して説明
する。この場合、前記出金口1に設けられた図示しない
シャッタを開けたり、また、顧客が出金口から紙幣18
を取り出したり、また、顧客が紙幣18を財布に入れた
りする時間中に、フィードローラ15とリバースローラ
17の間の紙幣18の噛み込みを解く処理を実行する。
図5〜図9にその処理の説明図を示す。
【0025】まず、図5に示すように、ステージ21を
一定量下降し、図6に示すように、ピッカローラ13及
びフィードローラ15は反時計方向に、リバースローラ
17及びアイドルローラ22は時計方向に回転して噛み
込まれた紙幣18をステージ21上に戻す。次に、図7
に示すように、紙幣18をステージ21に戻したら、ピ
ッカローラ13、フィードローラ15、リバースローラ
17の回転を停止する。この時、ピッカローラ13のピ
ッカゴム14及びフィードローラ15のピッカゴム16
が、紙幣18の繰り出し方向(図中、左方向)に向けた
位置となるように、ピッカローラ13とフィードローラ
15を停止させる。
【0026】次に、図8に示すように、ピッカローラ1
3、フィードローラ15を反時計方向に回転し、ピッカ
ゴム14及びフィードゴム16がほぼ真下になる位置で
停止する。その後、図9に示すように、ステージ21を
上昇させ、紙幣18をピッカローラ13のピッカゴム1
4に下から押し付けて停止する。この図9に示す状態で
出金動作は終了する。この状態は上記図2の待機状態と
同一である。そして、次の顧客が来るまでこの状態で待
機し、次の顧客が来て出金動作を行う場合には、図3か
ら動作を開始する。
【0027】したがって、繰り出された紙幣18が、前
記出金口1に集積完了して、顧客に払い出されて一取引
が終了するまでの間、つまり、前記出金口1に設けられ
た図示しないシャッタを開けたり、顧客が出金口から紙
幣を取り出したり、また、紙幣を財布に入れたりする時
間内で、フィードローラ15とリバースローラ17の間
の紙幣18の噛み込みを解く処理を実行するようにし
た。
【0028】そのため、上記第1の実施の形態による
と、出金動作時に、紙幣を収納する万券スタッカ4等か
ら紙幣を繰り出す入出金機構部5等の待機状態を、通常
は出金取引時間が短くなるようにピッカローラ13に紙
幣を押し付けた状態とし、一取引が終了するまでの間に
紙幣の噛み込みを解く処理を行うとともに、ピッカロー
ラに紙幣を押し付けて次の取引のために待機するように
したため、次の顧客が取引開始を待たずに行うことがで
きるようになる。したがって、払戻金の支払い時間を短
縮でき、また、補充に要する時間も短くできるので、顧
客が待つことはなく、短時間で多くの顧客に対して、払
戻金を支払うことができ、顧客の利便性の向上が図れ
る。
【0029】第2の実施の形態 本第2の実施の形態では、上記第1の実施の形態におい
て入出金機構部5,7が、いつも図10の状態で待機し
ていると、紙幣18を補充する時には逆に時間がかかっ
てしまうため、その補充動作時の処理を改良した。以下
にその補充動作を説明する。なお、上記第1の実施の形
態の場合と同様に、入出金機構部5及び万券スタッカ4
の場合を想定する。入出金機構部7及び千券スタッカ6
の場合も同様であるので説明を省略する。なお、構成の
説明は省略する。図10〜図14に補充動作の説明図を
示す。また、各図中には、アイドルローラ22を示して
ある。
【0030】まず、図10に示す状態は、図2で説明し
た出金動作の待機状態を示している。この待機状態か
ら、図11に示すように、ステージ21を所定量下降
し、補充される紙幣18が集積可能な空間を設ける。次
に、図12に示すように、ピッカローラ13、フィード
ローラ15を反時計方向に、リバースローラ17及びア
イドルローラ22を時計方向に回転すると、図13に示
すように、紙幣18が矢印方向から搬送されてきて、ス
テージ21上の積層された紙幣18の上に集積してい
く。
【0031】そして、紙幣18の補充が終了すると、図
14に示すように、ピッカローラ13、フィードローラ
15、リバースローラ17及びアイドルローラ22は回
転を停止する。以上説明したように、出金動作時には、
図2及び図9に示すように、入出金機構部5等では紙幣
18がピッカローラ13に押し付けられた状態で待機さ
せておき、補充動作が必要な時には、ステージ21を所
定量下降して動作させるようにした。なお、ここで、補
充動作が必要な時とは、万券スタッカ4等内の紙幣の量
が減ってきた場合である。そこで、万券スタッカ4内の
紙幣18の量を検知する図示しない検知手段を備えてお
き、紙幣18の量が所定枚数以下になったことを検知し
た場合に、入出金機構部7等を図14に示す状態で待機
するようにすればよい。但し、補充カセット2内に紙幣
18がセットされていなければ、出金取引時間を短縮で
きる図9の状態で待機するようにする。
【0032】上記第2の実施の形態によると、万券スタ
ッカ4等へ紙幣を補充したりする入出金機構部5等の待
機状態を、万券スタッカ4等の収納紙幣の量が所定の枚
数以下になった場合は、補充動作が速く行えるように、
ステージを所定量下降し、補充紙幣が集積可能な空間を
設けるようにした。したがって、払戻金の支払い時間を
短縮でき、また、補充に要する時間も短くできるので、
顧客が待つことはなく、短時間で多くの顧客に対して、
払戻金を支払うことができ、顧客の利便性の向上が図れ
る。
【0033】第3の実施の形態 本実施の形態は、上記第2の実施の形態で、紙幣の補充
が必要になった場合に、その補充の必要性を係員に報知
する技術である。なお、ここで、補充動作が必要な時と
は、万券スタッカ4等内の紙幣の量が減ってきた場合で
ある。図15に、その説明図を示す。自動取引装置23
には、その背面にオペレータパネル33を設けてある。
また、万券スタッカ4内の紙幣18の量を検知する図示
しない検知手段を備えておく。
【0034】そして、万券スタッカ部4等内の紙幣18
の量が所定枚数以下になって補充の必要が生じたことを
前記検知手段が検知し、その情報を表示する。例えば、
「万円紙幣がニアエンドです」等の情報を表示する。こ
れにより、上記第2の実施の形態によると、万券スタッ
カ4等内の紙幣の量が減ってニアエンド状態となった場
合は、オペレータパネル33に表示するようにしたの
で、自動取引装置23の後方に控えているオペレータが
紙幣を補充する必要性の確認を行い易くなり、操作性が
向上する。
【0035】第4の実施の形態 図16は、第4の実施の形態のブロック構成図である。
図において、複数の自動取引装置23の主制御部31が
モニタパネル40に接続されている。各自動取引装置2
3の紙幣放出ユニット25の制御部28や、投票券読み
取りユニット29の制御部30は、それぞれの自動取引
装置23の主制御部31に接続されている。そのため、
管理者は、モニタパネル40で複数台の自動取引装置2
3の状況を把握することができる。
【0036】図17に、モニタパネルの表示内容の一例
を示す。ここでは、1号機は万円紙幣がニアエンド状態
となっており、4号機は千円紙幣がニアエンド状態とな
っており、他号機は稼働中であることを表示している。
管理者はその情報をもとに、それぞれの前記自動取引装
置23に補充すべき紙幣を補充カセット部にセットし、
補充動作を行う。
【0037】なお、補充カセット部から紙幣を補充して
いる最中に、顧客が払戻を行う場合に、補充動作を即座
に中断すれば、顧客が待たなくて済むが、その場合補充
が完了せずに、払戻用の紙幣が不足して取扱中止となっ
てしまうことがある。そのため、ニアエンド状態が解除
されるまで、顧客が来ても補充動作を続行するようにす
れば、払戻用の紙幣が不足して、装置が取扱中止となる
ことはない。
【0038】しかしこの場合、顧客が装置内に投票券を
挿入しても、紙幣放出ユニット25は補充動作中のた
め、払い戻すことはできないため、顧客が装置が故障し
ていると勘違いしてしまう恐れがある。そこで、図18
に示すように、前記表示パネル26(図19参照)に紙
幣を補充していることと、しばらく待つように案内する
メッセージを表示する。顧客はこのメッセージを見れ
ば、装置が故障しているわけではないことが分かるの
で、混乱しなくて済む。
【0039】また、万券スタッカ4の万円紙幣が無くな
った場合、すぐに自動取引装置23を取扱中止にするの
ではなく、千円紙幣が千券スタッカ6にあれば、千円紙
幣を万円紙幣の代替えとして出金すれば、取扱中止にせ
ず、取引を続行することができる。 上記第4の実施の
形態によると、複数の自動取引装置23とモニタパネル
40を接続し、オペレータパネル40に万券スタッカ4
等のニアエンド状態を表示するようにしたので、一人の
管理者で複数台の自動取引装置23の管理が可能とな
り、省力化を実現できる。また、紙幣を補充中は、表示
パネル26にその旨をメッセージとして表示するように
したので、顧客が装置が故障したのではないか、という
疑念を抱くことが無くなるので、顧客に混乱を生じさせ
ず、顧客の利便性が向上する。
【0040】なお、万券スタッカ4内の万円紙幣が無く
なった場合に、即、自動取引装置23を取り扱い中止に
せずに、千円紙幣がある場合には、万円紙幣の代わりに
出金するようにすれば、自動取引装置23を取り扱い中
止としなくて済むため、自動取引装置の稼働率が向上
し、顧客に対する利便性が向上する。第5の実施の形態
図19は、第5の実施の形態の自動取引装置の外観図で
ある。この自動取引装置23には、顧客が装置の前面付
近にいることを検知する近接センサ27を設けたもので
ある。近接センサ27の検知方法は、赤外線を使用する
ものであってもよいし、超音波を使用するものであって
もよい。なお、従来の場合と同様に、投票券挿入口24
と、出金口1と、表示パネル26とを設けてあり、それ
らの説明は省略する。
【0041】図20は、第5の実施の形態の自動取引装
置のブロック構成図である。この自動取引装置23は、
投票券読み取りユニット29の制御部30、紙幣放出ユ
ニット25の制御部28及び近接センサ27を主制御部
31に接続している。前記近接センサ27により、顧客
が装置の前面にいることを検知した場合は、支払い取り
引きが行われるため、入出金機構部5等は図10等に示
すように紙幣をピッカローラ13に押し付けた状態で待
機するようにする。顧客がいない場合は、支払い取り引
きは直ぐには行われないため、入出金機構部5等は、補
充処理が速く行えるように、図14に示すように、ステ
ージを所定量下降させた状態で待機するようにする。
【0042】したがって、自動取引装置23に、顧客が
近くにいることを検知する近接センサ27を設け、顧客
がいる場合には、出金取引時間が短くなるように、入出
金機構部5等のピッカローラに紙幣を押し付けた状態を
待機状態とした。顧客がいない場合には、補充動作が速
く行えるように、ステージを所定量下降し、補充紙幣が
集積可能な空間を設ける状態を待機状態とした。
【0043】そのため、上記第5の実施の形態による
と、顧客が払戻金の支払い取り引きを待っている時に
は、あらかじめ入出金機構部は払戻処理が速く行える状
態となっているので、払戻時間を短縮できる。また、顧
客がいない場合には、補充処理が速く行える状態となっ
ているので、補充に要する時間も短くできる。よって、
短時間で多くの顧客に対して、払戻金を支払うことがで
き、顧客の利便性の向上が図れる。
【0044】図21は、第3の実施の形態の自動取引装
置のブロック図である。この自動取引装置23には、タ
イマー32とオペレータパネル33が設けられている。
投票券読み取りユニット29の制御部30と、紙幣放出
ユニット25の制御部28と、前記タイマー32と、オ
ペレータパネル33は、主制御部31に接続されてい
る。
【0045】ところで、競馬等で投票券の払戻を行う場
合、顧客の込む時間帯は、決まっている。例えば、昼休
み(12:00〜13:00)やメインレース終了後
(16:00〜17:00)である。また、各レース終
了後も混み合う。そこで、顧客が混み合う時間帯は、絶
え間なく支払い取り引きが行われるため、出金取引を速
く行えるように、前記入出金機構部5等は図10に示す
ように紙幣18をピッカローラ13に押し付けた状態で
待機させる。また、それ以外の時間帯は、図14に示す
ように、補充処理が速く行えるように、ステージを所定
量下降させた状態で待機するようにする。
【0046】この設定は、係員が顧客が混む時間帯をオ
ペレータパネル33から入力して設定し、タイマー32
により設定された時間となったら、入出金機構部5等の
待機状態を制御部28により変更する。したがって、自
動取引装置23に、タイマー32に設け、あらかじめ係
員によって顧客が混む時間帯をオペレータパネル33か
ら入力して設定するようにしたので、顧客が混む時間帯
の場合には、出金取引時間が短くなるように、入出金機
構部5等のピッカローラ13に紙幣を押し付けた状態と
するようにした。また、顧客が混んでいない時間帯の場
合には、補充動作が速く行えるように、ステージを所定
量下降した状態で待機するようにした。
【0047】そのため、上記第6の実施の形態による
と、顧客が払戻金の支払い取り引きを頻繁に行う時間帯
では、あらかじめ入出金機構部は、払戻処理が速く行え
る状態となっているので、払戻時間を短縮できる。ま
た、顧客が混んでいない時間帯では、補充処理が速く行
える状態となっているので、補充に要する時間も短くで
きる。よって、短時間で多くの顧客に対して、払戻金を
支払うことができ、顧客の利便性の向上が図れる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、払
戻金の支払い時間を短縮でき、また、補充に要する時間
も短くできるので、顧客が待つことはなく、短時間で多
くの顧客に対して、払戻金を支払うことができ、顧客の
利便性の向上が図れる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の自動取引装置のブロック構
成図
【図2】第1の実施の形態の出金動作の説明図
【図3】第1の実施の形態の出金動作の説明図
【図4】第1の実施の形態の出金動作の説明図
【図5】第1の実施の形態の出金動作の説明図
【図6】第1の実施の形態の出金動作の説明図
【図7】第1の実施の形態の出金動作の説明図
【図8】第1の実施の形態の出金動作の説明図
【図9】第1の実施の形態の出金動作の説明図
【図10】第2の実施の形態の補充動作の説明図
【図11】第2の実施の形態の補充動作の説明図
【図12】第2の実施の形態の補充動作の説明図
【図13】第2の実施の形態の補充動作の説明図
【図14】第2の実施の形態の補充動作の説明図
【図15】第3の実施の形態の補充時の説明図
【図16】第4の実施の形態のブロック構成図
【図17】第4の実施の形態の表示内容の一例の説明図
【図18】第4の実施の形態の説明図
【図19】第5の実施の形態の自動取引装置の外観図
【図20】第5の実施の形態の自動取引装置のブロック
構成図
【図21】第6の実施の形態の自動取引装置のブロック
構成図
【図22】自動取引装置の外観図
【図23】紙幣放出ユニットの概略構成図
【図24】万券の出金動作のフローチャート
【図25】万券の出金時の搬送ルートの説明図
【図26】千券の出金動作のフローチャート
【図27】千券の出金時の搬送ルートの説明図
【図28】千券及び万券の補充動作のフローチャート
【図29】千券及び万券の補充時の搬送ルートの説明図
【図30】入出金機構部及び万券スタッカの要部機構の
概略図
【図31】従来の出金動作の説明図
【図32】従来の出金動作の説明図
【図33】従来の出金動作の説明図
【図34】従来の出金動作の説明図
【図35】従来の出金動作の説明図
【図36】従来の出金動作の説明図
【符号の説明】
4 万券スタッカ 6 千券スタッカ 5,7 入出金機構部 13 ピッカローラ 14 ピッカゴム 15 フィードローラ 16 フィードゴム 17 リバースローラ 18 紙幣 19 紙幣ガイド 20 紙幣ガイド 21 ステージ 22 アイドルローラ 23 自動取引装置 28 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 19/00 G07D 1/00 321D G07D 1/00 321 G06F 15/30 D Fターム(参考) 3E040 AA01 AA05 BA01 BA17 CA02 CA04 CA16 CB01 FC05 FD02 FD05 FF03 FG13 FH05 FJ07 3F343 FA04 FB07 FC01 GA01 GB01 GC01 GD01 GE03 GE05 GE08 HA12 HA33 HA37 HB04 HD15 JA01 JD03 JD09 LA04 LA14 LA16 LC02 LC07 LC19 LD10 MA03 MA09 MA22 MA45 MB03 MB09 MB19 MC02 MC08 MC21 MC23 MC28 MC30 5B055 BB03 BB19 CB01 GG04 GG07 GG16 GG17 NA11

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙幣を収納する紙幣収納部と、この紙幣
    収納部から紙幣を繰り出す紙幣繰り出し手段を有する入
    出金機構部とを具備し、 紙幣の出金動作の待機時には、前記入出金機構部の紙幣
    繰り出し手段に前記紙幣収納部内の紙幣を押し付けた状
    態にしておき、 その待機時の状態で紙幣繰り出し手段に紙幣が噛み込ま
    れている場合には、一出金取引の終了までの間にその紙
    幣の噛み込みを解いて上記待機時の状態にして次の取引
    に備えるようにしたことを特徴とする自動取引装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記紙幣収納部に補充する紙幣を収納する補充紙幣収納
    部と、前記紙幣収納部の紙幣の量を検知する検知手段を
    具備し、 前記入出金機構部には、前記補充紙幣収納部から補充紙
    幣を前記紙幣収納部に集積する集積手段を具備し、 前記紙幣収納部の紙幣の量が所定量以下になったことを
    前記検知手段が検知した場合には、前記紙幣収納部内の
    紙幣を前記入出金機構部の繰り出し手段から離して、前
    記紙幣繰り出し手段と紙幣との間に一定の空間を空けた
    状態で待機させておき、 出金動作時には、その都度紙幣を紙幣繰り出し手段に押
    しつけて出金させ、 補充動作時には、空けた空間に紙幣を補充していくよう
    にしたことを特徴とする自動取引装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 顧客の存在を検知する検知手段を具備し、 前記検知手段が顧客の存在を検知した場合には、紙幣の
    出金動作の待機時の状態とし、 前記検知手段が顧客の存在を検知していない場合には、
    前記紙幣収納部内の紙幣を前記入出金機構部の繰り出し
    手段から離して、前記紙幣繰り出し手段と紙幣との間に
    一定の空間を空けた状態で待機させるようにしたことを
    特徴とする自動取引装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 時刻を計測するタイマーと、オペレータによって設定さ
    れる時刻を入力する入力手段とを具備し、 前記タイマーの計測する時刻が、オペレータによって設
    定された時刻となった場合に、 紙幣の出金動作の待機時の状態、または、前記紙幣繰り
    出し手段と紙幣との間に一定の空間を空けた状態とを切
    り替えるようにしたことを特徴とする自動取引装置。
  5. 【請求項5】 請求項2、請求項3又は請求項4におい
    て、 オペレータに各種情報を表示する表示手段を具備し、 前記検知手段が、前記紙幣収納部の紙幣の量が所定の量
    よりも少なくなったことを検知した場合に、 前記表示手段に検知した内容を表示して、オペレータに
    紙幣の補充の有無を報知するようにしたことを特徴とす
    る自動取引装置。
  6. 【請求項6】 請求項2、請求項3又は請求項4におい
    て、 顧客に各種情報を表示する表示手段を具備し、 紙幣の補充動作中の場合には、その旨を前記表示手段に
    表示するようにしたことを特徴とする自動取引装置。
  7. 【請求項7】 請求項2、請求項3又は請求項4のいず
    れかに記載の自動取引装置を複数台設置し、 各自動取引装置と接続した各種情報を表示する表示手段
    を備え、 いずれかの自動取引装置の紙幣収納部の紙幣の量が所定
    量以下になったことを検知手段が検知した場合には、 いずれの自動取引装置が所定量以下になったかを前記表
    示手段に表示するようにしたことを特徴とする自動取引
    装置の管理システム。
  8. 【請求項8】 高額の紙幣を収納する高額紙幣収納部
    と、この高額紙幣収納部から高額紙幣を繰り出す高額紙
    幣繰り出し手段を有する高額紙幣入出金機構部と、小額
    の紙幣を収納する小額紙幣収納部と、この小額紙幣収納
    部から小額紙幣を繰り出す小額紙幣繰り出し手段を有す
    る小額紙幣入出金機構部とを具備し、 高額紙幣が高額紙幣収納部に無くなった場合に、小額紙
    幣で支払うべき金額を支払うようにしたことを特徴とす
    る自動取引装置。
JP29002399A 1999-10-12 1999-10-12 自動取引装置及びその管理システム Pending JP2001109927A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29002399A JP2001109927A (ja) 1999-10-12 1999-10-12 自動取引装置及びその管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29002399A JP2001109927A (ja) 1999-10-12 1999-10-12 自動取引装置及びその管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001109927A true JP2001109927A (ja) 2001-04-20

Family

ID=17750800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29002399A Pending JP2001109927A (ja) 1999-10-12 1999-10-12 自動取引装置及びその管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001109927A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105225194A (zh) * 2015-11-03 2016-01-06 中体彩科技发展有限公司 彩票数据报文处理方法及系统、售彩终端、远端服务器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105225194A (zh) * 2015-11-03 2016-01-06 中体彩科技发展有限公司 彩票数据报文处理方法及系统、售彩终端、远端服务器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4588131B2 (ja) 自動出納機および自動出納機における紙幣払出方法
JP2000172946A (ja) 紙幣入出金機
JPH10149476A (ja) 紙幣入出金機
JP5200357B2 (ja) 紙幣取扱装置
JP5169474B2 (ja) 紙幣入出金機
JP4839896B2 (ja) 紙幣入出金機およびその紙幣入出金機を搭載した自動取引装置
JP2006120180A (ja) 紙幣入出金機
JP6296762B2 (ja) 貨幣処理機および貨幣処理方法
JP2009104678A (ja) 現金自動取引装置
KR20120012116A (ko) 입금액 수정기능이 구비된 금융자동화기기 및 이를 이용한 금융 서비스 방법
JP2008171451A (ja) 紙幣入出金機
JP3014207B2 (ja) 自動取引装置
JP3015161B2 (ja) 循環式紙幣入出金装置
JP2001101478A (ja) 現金処理装置およびその入金処理方法
JP3437403B2 (ja) 紙幣入出金装置
JP2006085736A (ja) 自動取引装置
JP2761311B2 (ja) 現金取扱装置
JP2001109927A (ja) 自動取引装置及びその管理システム
JP2011053888A (ja) 現金処理装置
JP2010003314A (ja) 現金自動取引装置
JP2020035403A (ja) 紙葉類取扱装置、現金自動取引装置、及び現金自動取引システム
JP2018180762A (ja) 貨幣処理機および貨幣処理方法
JP2019049775A (ja) 貨幣処理装置、貨幣処理システム及び貨幣処理方法
WO2023167028A1 (ja) 貨幣処理装置
JP3015162B2 (ja) 紙葉類繰り出し方式