JP2001109646A - ハードウェア初期化システム - Google Patents
ハードウェア初期化システムInfo
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- JP2001109646A JP2001109646A JP28937299A JP28937299A JP2001109646A JP 2001109646 A JP2001109646 A JP 2001109646A JP 28937299 A JP28937299 A JP 28937299A JP 28937299 A JP28937299 A JP 28937299A JP 2001109646 A JP2001109646 A JP 2001109646A
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- hardware
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 汎用のOSであっても、アプリケーションに
対応した的確な異常検出を行なうことができ、しかも、
OSによる管理と矛盾が生じることなくハードウェアの
初期化を行なうこと。 【解決手段】 アプリケーション3がハードウェア5の
異常を検出した場合に、アプリケーション3から極めて
短いタイムアウト値を設定した要求をデバイスドライバ
4に発行するように制御するとともに、ホスト装置1に
組込まれたOS2によりデバイスドライバ4およびハー
ドウェア5の再初期化を行なうように制御するようにし
たことを特徴とする。
対応した的確な異常検出を行なうことができ、しかも、
OSによる管理と矛盾が生じることなくハードウェアの
初期化を行なうこと。 【解決手段】 アプリケーション3がハードウェア5の
異常を検出した場合に、アプリケーション3から極めて
短いタイムアウト値を設定した要求をデバイスドライバ
4に発行するように制御するとともに、ホスト装置1に
組込まれたOS2によりデバイスドライバ4およびハー
ドウェア5の再初期化を行なうように制御するようにし
たことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハードウェア初期化
システムに係り、特に、OS上で動作するアプリケーシ
ョンからの要求に対して応答がない場合に、OSにより
デバイスドライバおよびハードウェアの再初期化を行な
うように制御するようにしてなるハードウェア初期化シ
ステムに関する。
システムに係り、特に、OS上で動作するアプリケーシ
ョンからの要求に対して応答がない場合に、OSにより
デバイスドライバおよびハードウェアの再初期化を行な
うように制御するようにしてなるハードウェア初期化シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ホスト装置に所定のハードウ
ェアを接続してなるコンピュータシステムが多く用いら
れており、このようなコンピュータシステムにおいて
は、前記ホスト装置に組込まれたOS(オペレーティン
グ・システム)により、デバイスドライバを介してハー
ドウェアを管理することが行なわれている。
ェアを接続してなるコンピュータシステムが多く用いら
れており、このようなコンピュータシステムにおいて
は、前記ホスト装置に組込まれたOS(オペレーティン
グ・システム)により、デバイスドライバを介してハー
ドウェアを管理することが行なわれている。
【0003】一般に、ある程度高級なOSにおいては、
OSによりデバイスドライバを介してハードウェアを直
接管理するものであり、アプリケーションからは直接ハ
ードウェアを制御することができないようになってい
る。これは、OSがハードウェアを管理することによ
り、OS上で動作する種々のアプリケーションからハー
ドウェアに対して要求があった場合に、矛盾がないよう
にハードウェアを管理する必要があるためである。
OSによりデバイスドライバを介してハードウェアを直
接管理するものであり、アプリケーションからは直接ハ
ードウェアを制御することができないようになってい
る。これは、OSがハードウェアを管理することによ
り、OS上で動作する種々のアプリケーションからハー
ドウェアに対して要求があった場合に、矛盾がないよう
にハードウェアを管理する必要があるためである。
【0004】このようなコンピュータシステムにおい
て、前記ホスト装置に組込まれたOS上でアプリケーシ
ョンを動作させた場合、このアプリケーションがハード
ウェアを使用する場合には、アプリケーションからの要
求は、OSを介してデバイスドライバに送られるように
なっており、このアプリケーションからの要求を受けた
デバイスドライバが、この要求に応じてハードウェアを
動作させるようになっている。そして、アプリケーショ
ンからデバイスドライバに対して要求を発行する場合に
は、従来から、その要求を実行するために必要十分なタ
イムアウト値を設定した要求を発行するようになってい
る。
て、前記ホスト装置に組込まれたOS上でアプリケーシ
ョンを動作させた場合、このアプリケーションがハード
ウェアを使用する場合には、アプリケーションからの要
求は、OSを介してデバイスドライバに送られるように
なっており、このアプリケーションからの要求を受けた
デバイスドライバが、この要求に応じてハードウェアを
動作させるようになっている。そして、アプリケーショ
ンからデバイスドライバに対して要求を発行する場合に
は、従来から、その要求を実行するために必要十分なタ
イムアウト値を設定した要求を発行するようになってい
る。
【0005】そして、アプリケーションからの要求に対
して、タイムアウト値を超えてもハードウェアから何ら
の応答がない場合には、OSによりハードウェアあるい
はデバイスドライバが異常であると判断して、OSによ
りデバイスドライバおよびハードウェアの再初期化を行
なうように制御するようになっている。
して、タイムアウト値を超えてもハードウェアから何ら
の応答がない場合には、OSによりハードウェアあるい
はデバイスドライバが異常であると判断して、OSによ
りデバイスドライバおよびハードウェアの再初期化を行
なうように制御するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のハード
ウェア初期手段においては、OSによりデバイスドライ
バおよびハードウェアの再初期化を行なうものである
が、通常、汎用のOSの場合は、あらゆるアプリケーシ
ョンに対応することができるようにある程度十分なタイ
ムアウト値を設定して制御するようになっている。
ウェア初期手段においては、OSによりデバイスドライ
バおよびハードウェアの再初期化を行なうものである
が、通常、汎用のOSの場合は、あらゆるアプリケーシ
ョンに対応することができるようにある程度十分なタイ
ムアウト値を設定して制御するようになっている。
【0007】そのため、汎用のOSにより、デバイスド
ライバあるいはハードウェアの異常を検出する場合に、
各アプリケーションに対応した的確な判断を行なうこと
ができないという問題を有している。
ライバあるいはハードウェアの異常を検出する場合に、
各アプリケーションに対応した的確な判断を行なうこと
ができないという問題を有している。
【0008】また、アプリケーションが異常を検出した
場合に、アプリケーションから直接デバイスドライバあ
るいはハードウェアの初期化を行なうことができるよう
にしてしまうと、OSによる管理と矛盾が生じるおそれ
があるという問題を有している。
場合に、アプリケーションから直接デバイスドライバあ
るいはハードウェアの初期化を行なうことができるよう
にしてしまうと、OSによる管理と矛盾が生じるおそれ
があるという問題を有している。
【0009】本発明は前記した点に鑑みてなされたもの
で、汎用のOSであっても、アプリケーションに対応し
た的確な異常検出を行なうことができ、しかも、OSに
よる管理と矛盾が生じることなくハードウェアの初期化
を行なうことのできるハードウェア初期化システムを提
供することを目的とするものである。
で、汎用のOSであっても、アプリケーションに対応し
た的確な異常検出を行なうことができ、しかも、OSに
よる管理と矛盾が生じることなくハードウェアの初期化
を行なうことのできるハードウェア初期化システムを提
供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に記載の発明に係るハードウェア初期化システ
ムは、OSが組込まれたホスト装置に所定のハードウェ
アを接続してなり、前記OSにより、デバイスドライバ
を介してハードウェアを管理するとともに、前記OS上
で動作するアプリケーションからの要求に対して、タイ
ムアウト値を超えてもハードウェアから何らの応答がな
い場合に、前記OSによりデバイスドライバおよびハー
ドウェアの再初期化を行なうように制御するようにして
なるハードウェア初期化システムであって、前記アプリ
ケーションがハードウェアの異常を検出した場合に、前
記アプリケーションから極めて短いタイムアウト値を設
定した要求をデバイスドライバに発行するように制御す
るようにしたことを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明に係るハードウェア初期化システ
ムは、OSが組込まれたホスト装置に所定のハードウェ
アを接続してなり、前記OSにより、デバイスドライバ
を介してハードウェアを管理するとともに、前記OS上
で動作するアプリケーションからの要求に対して、タイ
ムアウト値を超えてもハードウェアから何らの応答がな
い場合に、前記OSによりデバイスドライバおよびハー
ドウェアの再初期化を行なうように制御するようにして
なるハードウェア初期化システムであって、前記アプリ
ケーションがハードウェアの異常を検出した場合に、前
記アプリケーションから極めて短いタイムアウト値を設
定した要求をデバイスドライバに発行するように制御す
るようにしたことを特徴とするものである。
【0011】この請求項1に記載の発明によれば、アプ
リケーションがハードウェアの異常を検出した場合に、
アプリケーションから極めて短いタイムアウト値を設定
した要求をデバイスドライバに発行するように制御する
ようにしているので、ハードウェアはこのアプリケーシ
ョンの要求に応答できず、結果として、タイムアウト値
を超えても応答がないことになることから、汎用のOS
を用いた場合であっても、デバイスドライバあるいはハ
ードウェアの異常を検出する場合に、各アプリケーショ
ンに対応した的確な判断を行なって、OSによりハード
ウェアあるいはデバイスドライバが異常であると判断さ
せることができる。
リケーションがハードウェアの異常を検出した場合に、
アプリケーションから極めて短いタイムアウト値を設定
した要求をデバイスドライバに発行するように制御する
ようにしているので、ハードウェアはこのアプリケーシ
ョンの要求に応答できず、結果として、タイムアウト値
を超えても応答がないことになることから、汎用のOS
を用いた場合であっても、デバイスドライバあるいはハ
ードウェアの異常を検出する場合に、各アプリケーショ
ンに対応した的確な判断を行なって、OSによりハード
ウェアあるいはデバイスドライバが異常であると判断さ
せることができる。
【0012】また、請求項2に記載のハードウェア初期
化システムは、請求項1において、前記アプリケーショ
ンから極めて短いタイムアウト値を設定した要求をデバ
イスドライバに発行した後、前記ハードウェアから応答
がない場合に、前記OSによりデバイスドライバおよび
ハードウェアの再初期化を行なうようにしたことを特徴
とするものである。
化システムは、請求項1において、前記アプリケーショ
ンから極めて短いタイムアウト値を設定した要求をデバ
イスドライバに発行した後、前記ハードウェアから応答
がない場合に、前記OSによりデバイスドライバおよび
ハードウェアの再初期化を行なうようにしたことを特徴
とするものである。
【0013】この請求項2に記載の発明によれば、アプ
リケーションから極めて短いタイムアウト値を設定した
要求をデバイスドライバに発行した後、ハードウェアか
ら応答がない場合に、これをきっかけとして、OSによ
りデバイスドライバおよびハードウェアの再初期化を行
なうようにしているので、アプリケーションは、極めて
短いタイムアウト値を設定した要求をするだけであり、
デバイスドライバあるいはハードウェアの再初期化はO
Sが行なうことから、OSによる管理と矛盾が生じるこ
とを防止することができる。
リケーションから極めて短いタイムアウト値を設定した
要求をデバイスドライバに発行した後、ハードウェアか
ら応答がない場合に、これをきっかけとして、OSによ
りデバイスドライバおよびハードウェアの再初期化を行
なうようにしているので、アプリケーションは、極めて
短いタイムアウト値を設定した要求をするだけであり、
デバイスドライバあるいはハードウェアの再初期化はO
Sが行なうことから、OSによる管理と矛盾が生じるこ
とを防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
および図2を参照して説明する。
および図2を参照して説明する。
【0015】図1は本発明に係るハードウェア初期化シ
ステムの実施の一形態を示したもので、本実施形態のハ
ードウェア初期化システムは、ホスト装置1を有してお
り、このホスト装置1には、所定の制御を行なうための
OS2がインストールされている。このOS2上で各種
アプリケーション3が動作するようになっており、ま
た、前記OS2には、デバイスドライバ4を介してハー
ドウェア5が接続されるようになっている。
ステムの実施の一形態を示したもので、本実施形態のハ
ードウェア初期化システムは、ホスト装置1を有してお
り、このホスト装置1には、所定の制御を行なうための
OS2がインストールされている。このOS2上で各種
アプリケーション3が動作するようになっており、ま
た、前記OS2には、デバイスドライバ4を介してハー
ドウェア5が接続されるようになっている。
【0016】前記ハードウェア5には、例えば、ハード
ディスクドライブ装置、CD−ROMドライブ装置、フ
ロッピィディスクドライブ装置、ターミナルアダプタ、
モデム、プリンタ等、各種ハードウェア5が含まれるも
のであり、ホスト装置1に内蔵される場合であると、外
付けされる場合とを問わない。
ディスクドライブ装置、CD−ROMドライブ装置、フ
ロッピィディスクドライブ装置、ターミナルアダプタ、
モデム、プリンタ等、各種ハードウェア5が含まれるも
のであり、ホスト装置1に内蔵される場合であると、外
付けされる場合とを問わない。
【0017】次に、本実施形態の作用について、図2に
示すフローチャートを参照して説明する。
示すフローチャートを参照して説明する。
【0018】本実施形態においては、ホスト装置1にお
いて、OS2上でアプリケーション3を動作させた場
合、このアプリケーション3がハードウェア5を使用す
る場合には、アプリケーション3から要求があると(S
T1)、この要求がOS2を介してデバイスドライバ4
に送られるようになっており(ST2)、このアプリケ
ーション3からの要求を受けたデバイスドライバ4は、
この要求に応じてハードウェア5を動作させるようにな
っている。
いて、OS2上でアプリケーション3を動作させた場
合、このアプリケーション3がハードウェア5を使用す
る場合には、アプリケーション3から要求があると(S
T1)、この要求がOS2を介してデバイスドライバ4
に送られるようになっており(ST2)、このアプリケ
ーション3からの要求を受けたデバイスドライバ4は、
この要求に応じてハードウェア5を動作させるようにな
っている。
【0019】このとき、アプリケーション3からデバイ
スドライバ4に対して要求を発行する場合には、その要
求を実行するために必要十分なタイムアウト値を設定し
た要求を発行するようになっており、アプリケーション
3からの要求に対してハードウェア5から何らの応答が
あるか否か判断し(ST3)、タイムアウト値を超えて
もハードウェア5から何らの応答がない場合には、従来
と同様に、OS2によりハードウェア5あるいはデバイ
スドライバ4が異常であると判断して、OS2によりデ
バイスドライバ4およびハードウェア5の再初期化を行
なうように制御するようになっている(ST4)。
スドライバ4に対して要求を発行する場合には、その要
求を実行するために必要十分なタイムアウト値を設定し
た要求を発行するようになっており、アプリケーション
3からの要求に対してハードウェア5から何らの応答が
あるか否か判断し(ST3)、タイムアウト値を超えて
もハードウェア5から何らの応答がない場合には、従来
と同様に、OS2によりハードウェア5あるいはデバイ
スドライバ4が異常であると判断して、OS2によりデ
バイスドライバ4およびハードウェア5の再初期化を行
なうように制御するようになっている(ST4)。
【0020】また、本実施形態においては、アプリケー
ション3は、ハードウェア5の異常があるか否か判断し
(ST5)、アプリケーション3がハードウェア5の異
常を検出した場合に、アプリケーション3から極めて短
いタイムアウト値を設定した要求をデバイスドライバ4
に発行するように制御するようになっている(ST
6)。このようにアプリケーション3によりハードウェ
ア5が異常であると判断する場合には、例えば、アプリ
ケーション3から比較的長時間にわたってデータ要求を
行なう場合等のように、アプリケーション3からの要求
に対する現在の進捗状況を逐次チェックすることが行な
われているが、デバイスドライバ4から現在の進捗状況
を送ってくるものの、その進捗状況が変らなくなった場
合、あるいは、ハードウェア5からの応答が、ハードウ
ェア5が定めたタイムアウト値を満たしているが、その
ハードウェア5の性能からはあまりに応答が遅いと判断
する場合等が考えられる。
ション3は、ハードウェア5の異常があるか否か判断し
(ST5)、アプリケーション3がハードウェア5の異
常を検出した場合に、アプリケーション3から極めて短
いタイムアウト値を設定した要求をデバイスドライバ4
に発行するように制御するようになっている(ST
6)。このようにアプリケーション3によりハードウェ
ア5が異常であると判断する場合には、例えば、アプリ
ケーション3から比較的長時間にわたってデータ要求を
行なう場合等のように、アプリケーション3からの要求
に対する現在の進捗状況を逐次チェックすることが行な
われているが、デバイスドライバ4から現在の進捗状況
を送ってくるものの、その進捗状況が変らなくなった場
合、あるいは、ハードウェア5からの応答が、ハードウ
ェア5が定めたタイムアウト値を満たしているが、その
ハードウェア5の性能からはあまりに応答が遅いと判断
する場合等が考えられる。
【0021】そして、本実施形態においては、アプリケ
ーション3がハードウェア5の異常を検出した場合に、
アプリケーション3から極めて短いタイムアウト値を設
定した要求をデバイスドライバ4に発行することによ
り、ハードウェア5はこのアプリケーション3の要求に
応答できず、結果として、タイムアウト値を超えても応
答がないことになるので、OS2によりハードウェア5
あるいはデバイスドライバ4が異常であると判断させる
ことができる。
ーション3がハードウェア5の異常を検出した場合に、
アプリケーション3から極めて短いタイムアウト値を設
定した要求をデバイスドライバ4に発行することによ
り、ハードウェア5はこのアプリケーション3の要求に
応答できず、結果として、タイムアウト値を超えても応
答がないことになるので、OS2によりハードウェア5
あるいはデバイスドライバ4が異常であると判断させる
ことができる。
【0022】その後、本実施形態においては、これをき
っかけとして、OS2により、デバイスドライバ4ある
いはハードウェア5の再初期化を行なわせるようになっ
ている(ST4)。
っかけとして、OS2により、デバイスドライバ4ある
いはハードウェア5の再初期化を行なわせるようになっ
ている(ST4)。
【0023】したがって、本実施形態においては、アプ
リケーション3がハードウェア5の異常を検出した場合
に、アプリケーション3から極めて短いタイムアウト値
を設定した要求をデバイスドライバ4に発行することに
より、これをきっかけとしてOS2により、デバイスド
ライバ4あるいはハードウェア5の再初期化を行なわせ
るようにしているので、汎用のOS2を用いた場合であ
っても、デバイスドライバ4あるいはハードウェア5の
異常を検出する場合に、各アプリケーション3に対応し
た的確な判断を行なうことができる。また、アプリケー
ション3は、極めて短いタイムアウト値を設定した要求
をするだけであり、これをきっかけとして、デバイスド
ライバ4あるいはハードウェア5の再初期化はOS2が
行なうので、OS2による管理と矛盾が生じることもな
い。
リケーション3がハードウェア5の異常を検出した場合
に、アプリケーション3から極めて短いタイムアウト値
を設定した要求をデバイスドライバ4に発行することに
より、これをきっかけとしてOS2により、デバイスド
ライバ4あるいはハードウェア5の再初期化を行なわせ
るようにしているので、汎用のOS2を用いた場合であ
っても、デバイスドライバ4あるいはハードウェア5の
異常を検出する場合に、各アプリケーション3に対応し
た的確な判断を行なうことができる。また、アプリケー
ション3は、極めて短いタイムアウト値を設定した要求
をするだけであり、これをきっかけとして、デバイスド
ライバ4あるいはハードウェア5の再初期化はOS2が
行なうので、OS2による管理と矛盾が生じることもな
い。
【0024】なお、本発明は前記実施形態のものに限定
されるものではなく、必要に応じて種々変更することが
可能である。
されるものではなく、必要に応じて種々変更することが
可能である。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように請求項1に記載の発明
に係るハードウェア初期化システムは、アプリケーショ
ンがハードウェアの異常を検出した場合に、アプリケー
ションから極めて短いタイムアウト値を設定した要求を
デバイスドライバに発行するように制御するようにして
いるので、汎用のOSを用いた場合であっても、デバイ
スドライバあるいはハードウェアの異常を検出する場合
に、各アプリケーションに対応した的確な判断を行なっ
て、OSによりハードウェアあるいはデバイスドライバ
が異常であると判断させることができる。
に係るハードウェア初期化システムは、アプリケーショ
ンがハードウェアの異常を検出した場合に、アプリケー
ションから極めて短いタイムアウト値を設定した要求を
デバイスドライバに発行するように制御するようにして
いるので、汎用のOSを用いた場合であっても、デバイ
スドライバあるいはハードウェアの異常を検出する場合
に、各アプリケーションに対応した的確な判断を行なっ
て、OSによりハードウェアあるいはデバイスドライバ
が異常であると判断させることができる。
【0026】また、請求項2に記載のハードウェア初期
化システムは、アプリケーションから極めて短いタイム
アウト値を設定した要求をデバイスドライバに発行した
後、ハードウェアから応答がない場合に、これをきっか
けとして、OSによりデバイスドライバおよびハードウ
ェアの再初期化を行なうようにしているので、アプリケ
ーションは、極めて短いタイムアウト値を設定した要求
をするだけであり、デバイスドライバあるいはハードウ
ェアの再初期化はOSが行なうことから、OSによる管
理と矛盾が生じることを防止することができる等の効果
を奏する。
化システムは、アプリケーションから極めて短いタイム
アウト値を設定した要求をデバイスドライバに発行した
後、ハードウェアから応答がない場合に、これをきっか
けとして、OSによりデバイスドライバおよびハードウ
ェアの再初期化を行なうようにしているので、アプリケ
ーションは、極めて短いタイムアウト値を設定した要求
をするだけであり、デバイスドライバあるいはハードウ
ェアの再初期化はOSが行なうことから、OSによる管
理と矛盾が生じることを防止することができる等の効果
を奏する。
【図1】 本発明に係るハードウェア初期化システムの
実施形態を示すブロック図
実施形態を示すブロック図
【図2】 本発明に係るハードウェア初期化システムの
動作を示すフローチャート
動作を示すフローチャート
1 ホスト装置 2 OS 3 アプリケーション 4 デバイスドライバ 5 ハードウェア
フロントページの続き (72)発明者 後藤 三男 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内 (72)発明者 村上 賢一 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内 (72)発明者 沢目 裕一郎 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内 (72)発明者 碓氷 啓義 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内 (72)発明者 高月 武千代 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内 (72)発明者 井上 健太郎 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内 (72)発明者 丸山 満 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内 Fターム(参考) 5B042 GA21 GA36 JJ23 KK02 LA20
Claims (2)
- 【請求項1】 OSが組込まれたホスト装置に所定のハ
ードウェアを接続してなり、前記OSにより、デバイス
ドライバを介してハードウェアを管理するとともに、前
記OS上で動作するアプリケーションからの要求に対し
て、タイムアウト値を超えてもハードウェアから何らの
応答がない場合に、前記OSによりデバイスドライバお
よびハードウェアの再初期化を行なうように制御するよ
うにしてなるハードウェア初期化システムであって、前
記アプリケーションがハードウェアの異常を検出した場
合に、前記アプリケーションから極めて短いタイムアウ
ト値を設定した要求をデバイスドライバに発行するよう
に制御するようにしたことを特徴とするハードウェア初
期化システム。 - 【請求項2】 前記アプリケーションから極めて短いタ
イムアウト値を設定した要求をデバイスドライバに発行
した後、前記ハードウェアから応答がない場合に、前記
OSによりデバイスドライバおよびハードウェアの再初
期化を行なうようにしたことを特徴とする請求項1に記
載のハードウェア初期化システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28937299A JP3708766B2 (ja) | 1999-10-12 | 1999-10-12 | ハードウェア初期化システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28937299A JP3708766B2 (ja) | 1999-10-12 | 1999-10-12 | ハードウェア初期化システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001109646A true JP2001109646A (ja) | 2001-04-20 |
JP3708766B2 JP3708766B2 (ja) | 2005-10-19 |
Family
ID=17742367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28937299A Expired - Fee Related JP3708766B2 (ja) | 1999-10-12 | 1999-10-12 | ハードウェア初期化システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3708766B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008160323A (ja) * | 2006-12-21 | 2008-07-10 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置、予兆診断装置、予兆診断システム、及び予兆診断プログラム |
WO2012066622A1 (ja) * | 2010-11-15 | 2012-05-24 | 富士通株式会社 | アクセス方法、およびマルチコアプロセッサシステム |
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JPH11120091A (ja) * | 1997-10-16 | 1999-04-30 | Fuji Xerox Co Ltd | タイムアウト制御方式 |
-
1999
- 1999-10-12 JP JP28937299A patent/JP3708766B2/ja not_active Expired - Fee Related
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