JP2002116998A - 周辺機器内蔵型usbコントローラ - Google Patents

周辺機器内蔵型usbコントローラ

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JP2002116998A
JP2002116998A JP2000305579A JP2000305579A JP2002116998A JP 2002116998 A JP2002116998 A JP 2002116998A JP 2000305579 A JP2000305579 A JP 2000305579A JP 2000305579 A JP2000305579 A JP 2000305579A JP 2002116998 A JP2002116998 A JP 2002116998A
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JP2000305579A
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Takeshi Yoshida
武史 吉田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 USBインタフェースを実装する周辺機器間
においてホストコントローラを実装した機器を必要とせ
ずに、安価にターゲットコントローラを拡張することに
よって周辺機器間のデータ転送を可能とする。 【解決手段】 第1のUSB機器1と第2のUSB機器
2にはターゲットインタフェース4、シリアルインタフ
ェースエンジン5、エラー制御部6、ローカルレジスタ
7、エンドポイント8、コマンドジェネレータ9、ロー
カルインタフェース10、CPU11からなるUSBコ
ントローラ15、トランシーバ・レシーバ13が実装さ
れている。第1のUSB機器1から転送要求がある場合
は、第2のUSB機器2との接続確認が行われた後に、
第1のUSB機器1がホスト機能に切り替わり、第2の
USB機器2に対してデータ転送コマンドを発行するこ
とによって、第1のUSB機器1と第2のUSB機器2
の間で1対1のデータ転送が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周辺装置を接続す
るためのバス、特にユニバーサルシリアルバス(以下、
USBという)を用いて接続された周辺機器間で1対1
のデータ転送を行うUSBコントローラおよび方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、周辺機器間のデータ転送において
IrDAやRS−232C、ECPをはじめとするデー
タ転送の方法が使用されていた。しかし、RS−232
CやECPなどはデータ転送速度の限界から新たなイン
タフェースが必要とされており、またIrDAはノート
パソコンを始めとする携帯情報機器に実装されている
が、データ転送に赤外線を使用するためにデータ転送を
行う機器同士の設定角度などをユーザーが調整する必要
があり利便性にかけるなどの問題が指摘されていた。
【0003】そこで新たな周辺機器インタフェースとし
てUSB(Universal Serial Bus)が考案された。図8
は従来のUSBターゲットインタフェースを内蔵したデ
ィジタルスチルカメラ25と同じく従来のUSBターゲ
ットインタフェースを内蔵したプリンタ23による画像
出力を行うために必要なシステム接続関係を示してい
る。
【0004】ディジタルスチルカメラ25は、USBホ
ストインタフェースをもつパーソナルコンピュータ24
などのホスト機器を介してのみデータ転送を行うことが
でき、データ転送の手順としてはディジタルスチルカメ
ラ25からパーソナルコンピュータ24、パーソナルコ
ンピュータ24からプリンタ23といったデータ転送が
必要である。
【0005】ここで説明するパーソナルコンピュータ2
4はUSBのポートを2つ装備しているものとする。デ
ィジタルスチルカメラ25、プリンタ23はそれぞれU
SBケーブル26を使用してパーソナルコンピュータ2
4のUSBポートに接続される。ディジタルスチルカメ
ラ24の画像データをプリンタ23で出力したい場合、
パーソナルコンピュータ24に実装されているUSBホ
ストがディジタルスチルカメラ25に対してデータ転送
を許可する。次にディジタルスチルカメラ25はパーソ
ナルコンピュータ24に実装されているUSBホストに
対してデータ転送を行い、転送されたデータはエンドポ
イントと呼ばれるバッファメモリを通じてUSBホスト
側に取り込まれる。取り込まれたデータは次にプリンタ
23のエンドポインタを通じてパーソナルコンピュータ
24に実装されているUSBホストからプリンタ23に
送られる。プリンタ23に取り込まれたデータはプリン
タ23によって印刷される。
【0006】また、USBホストはUSB上でのバスの
使用権の管理や転送のスケジューリングなどの通信制御
に関する大部分を行っており、エンドポイントを使用し
て、ターゲットのエンドポイントとの間でデータ転送を
行う。
【0007】図6はディジタルスチルカメラ25ならび
にプリンタ23に搭載されている従来のUSBターゲッ
トコントローラを示しており、デバイス固有の機器固有
機能とUSBを接続するためのインタフェース部である
ターゲットインタフェース4,シリアルインタフェース
エンジン5,ローカルインタフェース10,エンドポイ
ント29,これらを制御するCPU11とで構成されて
いる。
【0008】図7はパーソナルコンピュータ24に搭載
されている従来のUSBホストコントローラを示してお
り、シリアルインタフェースエンジン5,エラー制御部
6,ローカルレジスタ8,コマンドジェネレータ9,エ
ンドポイント16,ホストインタフェース17,ローカ
ルインタフェース18,スケジュラー19,CPU2
0,ステート制御部21,ルートハブ22とで構成され
ている。
【0009】USBインタフェースを通じてデータ転送
を行う場合には、図7に示されたUSBホストコントロ
ーラからデータ転送を発生させるが、まずUSBホスト
コントローラの初期設定などをローカルインタフェース
18、ホストインタフェース17を通じてローカルレジ
スタ8に対して行うことで、ホストコントローラを動作
状態にする。CPU20が各ブロックに対して制御を行
い、まずルートハブ22に対してUSBホストコントロ
ーラに接続されているUSBターゲットデバイスの検出
を行わせ、エンドポイントなどの必要な情報を取得す
る。USBターゲットに対してデータ転送が必要になっ
た場合、CPU20はデータ転送の順序をスケジュラー
19によって決定させる。データ転送はCPU20が必
要に応じてコマンドジェネレータ9に対してコマンドを
発行させ、エンドポイント16、シリアルインタフェー
スエンジン5を通じてUSBバス上に発行される。もし
エラーなどによってデータ転送が正常に行われなかった
場合はエラー制御部6がエラーに応じた処理を行うこと
で、データ転送の再送や中断などの処理を行うことがで
きる。またデータ転送間の制御はステート制御部6によ
って行われる。
【0010】USBバス上に発行されたコマンドは図6
にしめすUSBターゲットに対するコマンドである場
合、CPU11が自身に対するコマンドであることを認
識するとそのコマンドがリード処理の場合は、必要なデ
ータをCPU11がターゲットインタフェース4、ロー
カルインタフェース10を通じて取得し、取得したデー
タはエンドポイント29に格納される。エンドポイント
29に格納されたデータはシリアルインタフェースエン
ジン5を通じてUSBバス上に転送され、USBホスト
コントローラが受け取る。またコマンドがライトの場合
は、USBバス上からシリアルインタフェースエンジン
5を通じてエンドポイント29を通じてデータを取り込
む、そうしてCPU11が取り込んだデータをターゲッ
トインタフェース4を通じてターゲット機器に書き込ま
れる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の構成では、US
Bを使用したデータ転送を行う場合にはパーソナルコン
ピュータ24をはじめとするUSBホストインタフェー
スを兼ね備えた機器が必要となる。そのためにUSBイ
ンタフェースを持つ周辺機器間でデータ転送を行う場合
でも、パーソナルコンピュータなどのホストインタフェ
ースを持つ機器を準備し、これに周辺機器を接続しデー
タ転送を行う必要がある。したがってパーソナルコンピ
ュータなどのホスト機器が用意された環境でなければU
SBを使用したデータ転送を行うことができない。
【0012】また、ホストインタフェース側に既にUS
Bインタフェースをもつ周辺機器が接続されている場
合、接続されている機器を取り外すか、HUBと呼ばれ
るUSBポート拡張機器を準備する必要があり、安価に
しかも簡単にUSBのデータ転送システムを構築するこ
とができない。
【0013】周辺機器にUSBホストインタフェースを
実装する場合、USBではターゲットに比べてホストの
負荷がかなり重くなっている。したがって、制御するた
めに必要なCPUも高性能なものが要求され、メモリな
どのリソースもターゲットに比べて非常に多く必要とな
り、さらに、USBバス上の転送のスケジュールも管理
しなくてはならないので回路規模はターゲットに比べて
およそ10倍近く必要とされる。
【0014】また、ホストで必要とされるファームウェ
ア、ドライバをはじめとするソフトウェアも複雑とな
り、これを実装するためのコストがターゲットに比べて
高価なものとなるので安価な周辺機器に手軽にホストイ
ンタフェースを実装することは非常に難しい。
【0015】そこで本発明は、USBターゲットインタ
フェースを安価に拡張し、周辺機器間で1対1の接続に
よってデータ転送を行うためのデータ転送方法を提供す
ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のUSBコントロ
ーラは、USBターゲットインタフェースを内蔵し、U
SBバス上で接続される周辺機器の少なくとも何れかの
周辺機器に内蔵されるUSBコントローラであって、ホ
スト機能を実現するために必要なコマンドジェネレータ
と、USBホスト機能時にデータ転送中のエラーやバス
エラーに対する処理を行うエラー制御部と、ホスト機能
とターゲット機能の両機能を実現しそれぞれの機能を切
り替えるために必要なレジスタを備えたことを特徴とす
る。
【0017】また、従来のUSBターゲットコントロー
ラに他のUSBターゲットコントローラや本発明による
USBコントローラを備えた周辺機器と1対1でデータ
転送を行うために必要な、従来ホストコントローラが行
っていた、コマンドの生成を行うコマンドジェネレータ
を備え、データ転送時に発生したエラーに対処するため
に必要な再送処理やバスリセットなどのエラー制御部を
備え、従来のUSBターゲットコントローラと同様のタ
ーゲットインタフェースを備え、シリアルデータからパ
ラレルデータに変換するシリアルインタフェースエンジ
ンを備え、USBインタフェースからそれぞれの周辺機
器が持つ固有のバスインタフェースに変換するローカル
インタフェースを備え、USBインタフェースの制御を
行うCPUを備え、ターゲット機能からホスト機能へ切
り替えるためのレジスタや各種エラー情報やバスステー
タス、接続先のターゲットの固有情報を保持するローカ
ルレジスタを備え、他のUSBターゲットコントローラ
を備えた周辺機器とデータ転送転送するために必要なエ
ンドポイントを備えることを特徴とする。
【0018】上記USBコントローラにおいて、従来の
USBターゲットコントローラとして機能させる場合
は、ローカルレジスタに設けられたレジスタを切り替え
ることによって行うことができる。接続したUSBバス
上にUSBホストコントローラを備えた機器がいれば、
ホストコントローラよりターゲット機器の固有情報を取
得するためのコントロール転送が発生する。この場合は
ターゲット機器として動作させるように設定が行われ
る。また、接続したUSBバス上にUSBターゲットコ
ントローラのみの場合は、一定時間経過してもターゲッ
ト機器の固有情報を取得するためのコントロール転送が
発生しない。この場合はタイマなどで一定時間が経過し
たか確認した後に、ホスト機器として動作させるように
設定が行われる。また、本発明によるUSBコントロー
ラ同士が接続されたUSBバス上でデータ転送を行う場
合は、予めどちらかの機器を接続前にホストあるいはタ
ーゲットに設定を行っておく。もし、設定が行われずに
接続された場合はエラーが発生し、設定を要求する。接
続相手をホスト機器として設定する場合は、一度ホスト
となり接続相手に対して何らかのホスト設定を行うコマ
ンドを発行し、再びターゲットとなる必要があることか
ら自らがホストとなることが最も効率的な方法である。
【0019】上記USBコントローラはデータ転送時に
使用するエンドポイントをターゲットインタフェースで
使用するエンドポイントと共通に使用することができ
る。エンドポイントはターゲットでもその構造は同じも
のである。したがってホストコントローラで使用するエ
ンドポイントをホスト機能、ターゲット機能時にそれぞ
れセレクタにより切り替えて共通に使用すれば両方のエ
ンドポイントを用意するよりも内蔵するFIFOメモリ量を
軽減させることができる。
【0020】また上記USBコントローラはホスト機器
として動作させる場合は1対1に接続された機器間でデ
ータ転送をおこなうために制御ソフトウェアやハードウ
ェアによって実現していた従来のホストで必要とされた
データ転送の順番を制御するために必要なスケジューラ
ーや複雑なUSBバスのステート制御、ルートハブ機能
などを必要としない。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図5に基づいて説明する。図1は本発明によるUSB
コントローラを搭載した第1のUSB機器1と第2のU
SB機器2との接続を示す。
【0022】第1のUSB機器1、第2のUSB機器2
はUSBケーブル3によって接続される。第1のUSB
機器1、第2のUSB機器2には、USBコントローラ
15、トランシーバ・レシーバ13が実装されている。
第1のUSB機器1には機器固有機能a12が、第2の
USB機器2には機器固有機能b14がそれぞれ実装さ
れている。
【0023】USBコントローラ15は、ターゲットイ
ンタフェース4、シリアルインタフェースエンジン5、
エラー制御部6、ローカルレジスタ7、エンドポイント
8、コマンドジェネレータ9、ローカルインタフェース
10、CPU11から構成されている。
【0024】なお、ホスト機能時はターゲットデバイス
に対して接続のチェック、コマンド発行、データ転送、
エラー処理などの動作を行い、ターゲット機能時にはホ
ストからのデータ転送に対しての認識、データの受渡し
などの動作を行う。
【0025】ターゲットインタフェース4は、デバイス
固有の機器固有機能とUSBを接続するためのインタフ
ェース部である。シリアルインタフェースエンジン5
は、シリアルデータからパラレルデータに変換する。エ
ラー制御部6は、データ転送時に発生したエラーに対処
するために必要な再送処理やバスリセットなどを実行す
る。コマンドジェネレータ9はコマンドの生成を行う。
ローカルインタフェース10は、USBインタフェース
4からそれぞれの周辺機器が持つ固有のバスインタフェ
ースに変換する。CPU11は、USBインタフェース
4の制御を行う。
【0026】なお、コマンドジェネレータ9、エラー制
御部6、ローカルレジスタ7はUSBの機能を実現する
ために必要なブロックであり、USBとデバイス固有機
器とを接続するための階層という点からは、図1ではコ
マンドジェネレータ9、エラー制御部6、ローカルレジ
スタ7が、ターゲットインタフェース4と同じ位置に記
述されている。
【0027】第1のUSB機器1から転送要求がある場
合は、第2のUSB機器2との接続確認が行われた後
に、第1のUSB機器1がホスト機能に切り替わり、第
2のUSB機器2に対してデータ転送コマンドを発行す
ることによって、第1のUSB機器1と第2のUSB機
器2の間で1対1のデータ転送が可能となる。
【0028】本発明によるUSBコントローラ15と図
6に示した従来のUSBターゲットコントローラとを比
較すると、この実施の形態のUSBコントローラ15で
は、ホスト機能を実現するために必要なコマンドジェネ
レータ9、エラー制御部6が設けられている。また本発
明によるUSBコントローラ15は、第1のUSB機器
1と第2のUSB機器2の間で1対1のデータ転送を目
的としているため、図7に示す従来のUSBホストコン
トローラに必要とされていた複数のUSBターゲットコ
ントローラを制御するために必要なルートハブ22、ス
ケジューラー19、ステート制御部21などを必要とせ
ず、従来ホストコントローラが持つローカルレジスタ8
に対してホスト、ターゲット機能を切り替えるために必
要となるレジスタが拡張されたローカルレジスタ7を持
っている。
【0029】また本発明によるUSBコントローラ15
は、ターゲットデバイスとして使用するために必要とな
るエンドポイントとホストデバイスとして使用するため
に必要なエンドポイントをそれぞれ必要な数だけ実装す
るのではなく、ホスト、ターゲット時に行われる同種の
転送で使用するエンドポイントを共通化させメモリ量の
軽減を図っている。
【0030】コマンドジェネレータ9は、従来ではホス
トが行ってきたコマンドの生成を行うもので、接続され
たUSBターゲット機器に対して転送を行うためのバル
ク、アイソクロナス、インターラプト、コントロールな
どの転送コマンドを発行することができるように構成さ
れている。
【0031】エラー制御部6は、ターゲット側のトラブ
ルで転送が中断された場合の再送処理や、バスエラーに
ともなうバスリセットなどのエラー処理を行うことがで
きるように構成されている。
【0032】ローカルレジスタ7は、ターゲット機能か
らホスト機能へ切り替えるためのレジスタやエラーが発
生した場合のエラー情報やUSBバスのステータス情
報、接続先のターゲットの固有情報を保持することがで
き、USBインタフェースを制御するCPU11からこ
のレジスタにアクセスすることでUSBバス上のデータ
制御と機能の切り替えなどを行うことができるように構
成されている。
【0033】なお、図1では第1,第2のUSB機器
1,2の両方にUSBコントローラ15を内蔵した場合
を説明したが、第1,第2のUSB機器1,2の片方に
USBコントローラ15を内蔵した場合であっても構成
できる。
【0034】(実施例1)図2と図3はデータ転送の
(実施例1)を示す。この実施例は、本発明によるUS
Bコントローラ15を内蔵したディジタルスチルカメラ
27が、USBケーブル3を介して従来のUSBターゲ
ットコントローラを内蔵したプリンタ23に接続されて
いる。ディジタルカメラ27で撮影した画像データをプ
リンタ23で印刷する場合のシステム接続関係を示して
いる。データ転送は図3に示すフローチャートによって
行われる。
【0035】まず、図3のステップ0(以下ST0と表
記し、ステップをSTと略する)においてディジタルカ
メラ27とプリンタ23をUSBケーブル3によって接
続する。次にST1においてディジタルスチルカメラ2
7のUSBコントローラ15は一定時間の間にホストか
らのターゲット固有情報を取得するコントロール転送が
発生しない場合にST2に移り、ホスト機能に切り替え
を行う。もしコントロール転送が発生した場合はST3
に移りターゲット機能の設定を行う。
【0036】次にホスト機能に切り替わったディジタル
スチルカメラ27は、接続されているプリンタ23の固
有情報を取得するためにST4に移り、ディジタルスチ
ルカメラ27がプリンタ23に対してコントロール転送
を発生させターゲット情報の取得を行う。コントロール
転送によって取得したプリンタ23のターゲット情報で
ある固有情報をディジタルスチルカメラ27に実装され
たUSBコントローラ15のローカルレジスタ7に保持
する。以上によってディジタルカメラ27とプリンタ2
3との接続が確立でき、データ転送の準備が整う。
【0037】次にST5に移り、データ転送を行うため
にディジタルスチルカメラ27はホスト機能となったこ
とをユーザーあるいはディジタルカメラ27に搭載され
たアプリケーションプログラムに通知する。
【0038】次にST6に移り、通知を受け取ったユー
ザーあるいはアプリケーションは印刷すべきデータを選
択して、そのデータをプリンタ23に転送するように設
定、あるいはコマンドを発行する。これによってディジ
タルスチルカメラ27はプリンタ23に対してデータ転
送を開始する。データを受け取ったプリンタ23は印刷
を開始する。
【0039】もし、転送中にエラーが発生した場合はS
T7にてエラーの判定を行い、もしエラーが発生すれば
ST9に移りユーザーあるいはアプリケーションに通知
し、ST11に移りエラー処理を行う。
【0040】ST8にてデータ転送が終了し印刷が完了
したと判定した場合は、ST10に移りアプリケーショ
ンもしくはユーザーに正常終了したことを通知する。
(実施例2)図4と図5はデータ転送の(実施例2)を
示す。
【0041】この実施例は、本発明によるUSBコント
ローラ15を内蔵したディジタルスチルカメラ27が、
USBケーブル3を介して同じく本発明によるUSBコ
ントローラを内蔵したプリンタ28に接続されている。
ディジタルカメラ27で撮影した画像データをプリンタ
28で印刷する場合、図5に示すフローチャートによっ
て行われる。
【0042】まず、ST100においてUSBコントロ
ーラ15を内蔵したディジタルスチルカメラ27をホス
ト機能に、同じくUSBコントローラ15を内蔵したプ
リンタ28をターゲット機能になるようにユーザーもし
くはアプリケーションプログラムによって切り替えを行
っておく。
【0043】次にST0においてホスト機能に切り替わ
ったディジタルスチルカメラ27をUSBケーブル3を
介してターゲット機能に切り替わったプリンタ28に接
続する。
【0044】ディジタルスチルカメラ27はST1にお
いてターゲット固有情報を取得するコントロール転送が
発生しないことを判断すると、ST2に移りホスト機能
の設定を行い、ST4においてプリンタ28の固有情報
を取得するためのコントロール転送を発生させる。コン
トロール転送によって取得したプリンタ28の固有情報
をディジタルスチルカメラ27に実装されたUSBコン
トローラ15のローカルレジスタ7に保持する。以上に
よってディジタルカメラ27とプリンタ28との接続が
確立でき、データ転送の準備が整う。
【0045】もし誤った機能の設定によりディジタルス
チルカメラ27およびプリンタ28両者ともホスト機能
の設定を行った場合にコントロール転送の衝突が発生す
る。その場合はST41においてエラーの判断を行い、
もし衝突が起こっているならばST42に移りエラーを
ユーザーあるいはアプリケーションプログラムに通知
し、ST43に移りエラー処理が行われる。
【0046】次にST5に移り、データ転送を行うため
にディジタルスチルカメラ27はホスト機能となったこ
とをユーザーあるいはディジタルカメラ27に搭載され
たアプリケーションプログラムに通知する。次にST6
に移り、通知を受け取った、ユーザーあるいはアプリケ
ーションプログラムは印刷すべきデータを選択して、そ
のデータをプリンタ28に転送するように設定、あるい
はコマンドを発行することによってディジタルスチルカ
メラ27はプリンタ28に対してデータ転送を開始す
る。データを受け取ったプリンタ28は印刷を開始す
る。
【0047】もし、転送中にエラーが発生した場合はS
T7にてエラーの判定を行い、もしエラーが発生すれば
ST9に移りユーザーあるいはアプリケーションに通知
し、ST11に移りエラー処理を行う。
【0048】ST8にてデータ転送が終了し印刷が完了
したと判定した場合は、ST10に移り、アプリケーシ
ョンもしくはユーザーに正常終了したことを通知する。
なお、図6に示した従来のUSBターゲットコントロー
ラにおけるエンドポイント29と、図1に示した本発明
のUSBコントローラ15におけるエンドポイント8と
の違いは、本発明のUSBコントローラ15におけるエ
ンドポイント8はエンドポイント29,図7に示したエ
ンドポイント16をすべて実装するのではなく、ホスト
機能時、ターゲット機能時に行われる同種の転送で使用
するエンドポイントを共通化させてメモリの軽減を図っ
たものである。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ホスト機
能を実現するために必要なコマンドジェネレータと、U
SBホスト機能時にデータ転送中のエラーやバスエラー
に対する処理を行うエラー制御部と、ホスト機能とター
ゲット機能の両機能を実現しそれぞれの機能を切り替え
るために必要なレジスタを周辺機器に内蔵されるUSB
コントローラに設けたため、USB機器の1対1のデー
タ転送を実現できる。
【0050】また、USBホスト、ターゲットインタフ
ェースで使用するエンドポイントを共通化することによ
ってUSBコントローラに必要なFIFOメモリサイズ
を削減することができ、回路規模をより小さくできる。
【0051】さらに、従来のUSBターゲット機器から
USBターゲット機器へデータ転送を行う場合にUSB
ホスト機器を介して行う必要があった処理を本発明のU
SBコントローラを搭載し、本発明の制御方法によりU
SBターゲット間のデータ転送を容易に実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のUSBコントローラを搭
載した周辺機器の1対1の接続図
【図2】本発明によるUSBコントローラを実装するデ
ィジタルスチルカメラから従来のUSBターゲットイン
タフェースを持つプリンタに出力する場合のシステム接
続図
【図3】本発明によるUSBコントローラを実装するデ
ィジタルスチルカメラから従来のUSBターゲットイン
タフェースを持つプリンタに出力する処理フロー
【図4】本発明によるUSBコントローラを実装するデ
ィジタルスチルカメラから本発明によるUSBコントロ
ーラを実装するプリンタに出力する場合のシステム接続
【図5】本発明によるUSBコントローラを実装するデ
ィジタルスチルカメラから本発明によるUSBコントロ
ーラを持つプリンタに出力する処理フロー
【図6】従来のUSBターゲットコントローラのブロッ
ク図
【図7】従来のUSBホストコントローラのブロック図
【図8】従来のUSBターゲットインタフェースを持つ
ディジタルスチルカメラからのプリンタ出力する場合の
システム接続図
【符号の説明】
1 第1のUSB機器 2 第2のUSB機器 3 USBケーブル 4 ターゲットインタフェース 5 シリアルインタフェースエンジン 6 エラー制御部 7 ローカルレジスタ 8 エンドポイント 9 コマンドジェネレータ 10 ローカルインタフェース 11 CPU 12 機器固有機能a 13 トランシーバレシーバ 14 機器固有機能b 23 従来のUSBターゲットインタフェースを内蔵し
たプリンタ 27 本発明によるUSBコントローラを内蔵したディ
ジタルスチルカメラ 28 本発明によるUSBコントローラを内蔵したプリ
ンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 29/10 H04L 13/00 309C Fターム(参考) 5B014 EB03 FB04 GD05 GD17 GD22 GD25 GD35 GE05 5B077 AA13 AA18 AA23 BB06 DD05 NN02 5B083 AA08 BB01 BB03 CD06 CE01 EE06 EE11 GG04 5K033 AA09 CB04 DA02 DA13 5K034 AA20 CC01 CC02 DD02 DD03 FF01 FF13 GG02 GG06 HH09 MM03 NN11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】USBターゲットインタフェースを内蔵
    し、USBバス上で接続される周辺機器の少なくとも何
    れかの周辺機器に内蔵されるUSBコントローラであっ
    て、 ホスト機能を実現するために必要なコマンドジェネレー
    タと、 USBホスト機能時にデータ転送中のエラーやバスエラ
    ーに対する処理を行うエラー制御部と、 ホスト機能とターゲット機能の両機能を実現しそれぞれ
    の機能を切り替えるために必要なレジスタを備えた周辺
    機器内蔵型USBコントローラ。
  2. 【請求項2】USBバス上で接続される周辺機器の少な
    くとも何れかの周辺機器に内蔵されるUSBコントロー
    ラであって、 前記周辺機器の機器固有機能部に接続される第1の接続
    点とUSBバスへトランシーバレシーバを介して接続さ
    れる第2の接続点との間に、第1の接続点から第2の接
    続点に向かってローカルインタフェース,ターゲットイ
    ンタフェース,エンドポイント,シリアルインタフェー
    スエンジンの各機能部を直列に接続し、CPUによって
    前記の各機能部を制御するとともに、 前記CPUによって制御されるとともに前記ターゲット
    インタフェースと同じ階層に、 コマンドの生成を行うコマンドジェネレータと、 データ転送時に発生したエラーに対処するために必要な
    再送処理やバスリセットなどのエラー制御部と、 ターゲット機能からホスト機能へ切り替えるためのレジ
    スタや各種エラー情報やバスステータス、接続先のター
    ゲットの固有情報を保持するローカルレジスタとを設
    け、他の周辺機器との間でデータ転送を実行するように
    構成した周辺機器内蔵型USBコントローラ。
  3. 【請求項3】ホスト機能時とターゲット機能時にエンド
    ポイントを共通に使用するよう構成した請求項2記載の
    周辺機器内蔵型USBコントローラ。
  4. 【請求項4】USBターゲットインタフェースを内蔵し
    た周辺機器の間をUSBバス上で接続してデータの授受
    を実行するに際し、 前記周辺機器の少なくとも一方にはホスト機能を実現す
    るために必要なコマンドジェネレータとUSBホスト機
    能時にデータ転送中のエラーやバスエラーに対する処理
    を行うエラー制御部およびホスト機能とターゲット機
    能、両機能を実現しそれぞれの機能を切り替えるために
    必要なレジスタを配置し、 ホストからのターゲット固有情報取得要求が一定時間に
    わたって検出しない状態を検出して自動的にホスト機能
    に切り替えてデータ転送を実行するデータ転送方法。
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