JP2001109051A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2001109051A
JP2001109051A JP28749899A JP28749899A JP2001109051A JP 2001109051 A JP2001109051 A JP 2001109051A JP 28749899 A JP28749899 A JP 28749899A JP 28749899 A JP28749899 A JP 28749899A JP 2001109051 A JP2001109051 A JP 2001109051A
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Japan
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gear
rotation
cartridge chamber
cartridge
state
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JP28749899A
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Kenji Ito
健二 伊藤
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Original Assignee
Canon Inc
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  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 給送系ギアの逆方向への回転がフィルム給送
に供される前の、前記給送系ギアの逆方向の回転時にの
みカートリッジ室蓋のロック解除状態を形成し、フィル
ムがフィルムカートリッジより出ている際にカートリッ
ジ室蓋が開いてしまうといったことを確実に防止する。 【解決手段】 給送系ギアの回転に連動してカートリッ
ジ室蓋を開操作禁止のロック状態にするロック手段と、
前記給送系ギアの一方向の回転後に行われる逆方向の回
転に連動してカートリッジ室蓋を開閉可能なロック解除
状態とするロック解除手段とを有し、前記給送系ギアの
前記ロック解除手段へ分岐が為される部分より後段側の
少なくとも一つの構成要素が、回転軸部60とギア部5
0とに分かれると共に所定の回転ガタを持つ構造をし、
前記回転軸部の逆方向の回転が前記ギア部に伝わるまで
の前記所定の回転ガタ内での前記回転軸部の逆方向の回
転に連動して、前記ロック解除手段により前記ロック解
除状態を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、カートリッジ室蓋
を開閉可能なロック解除状態と開操作禁止にする手段を
有するカメラの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、カメラに装填していない時に、フ
ィルムをフィルムカートリッジ(以下、単にカートリッ
ジとも記す)内部に該フィルムの先端のリーダー部まで
すべて巻き込んでいて、フィルム装填後にカメラ内部の
フィルム給送機構により前記フィルムをカートリッジ内
から送り出してスプール軸に巻き付けるようにした、い
わゆるスラストタイプのカートリッジが提案されてい
る。この種のカートリッジでは、カメラから取り出した
状態、あるいは、無使用の状態ではカートリッジのフィ
ルムの出入口を遮光しておく必要があり、この為遮光ド
アが設けられている。一方、カメラ側には、前記遮光ド
アを開閉する開閉機構が設けられると共に、フィルム給
送中に誤操作により前記遮光ドアが開閉するのを防止す
る誤操作防止装置が設けられている。
【0003】また、上記のスラストタイプのカートリッ
ジでは、カートリッジスプールと一体的に回転する指標
を設けるとともに、未露光、撮影途中、撮影済み及び現
像済みの表示マークをカートリッジケース自体に設け
て、フィルムの巻戻し完了時にこの指標が適切な位置に
合うようにフィルムの巻戻しの制御を行っている。も
し、この指標が不適切な位置にセットされた場合は、ユ
ーザー自身も誤ったフィルムを使用してしまったり、カ
メラの制御に誤動作が発生してしまったりする。
【0004】従って、前述の遮光ドアが閉じられる前や
前述の指標が適当な位置にセットされる前にカートリッ
ジが取り出されることの無いように多くの提案がなされ
ている。
【0005】例えば、特開平9−211618号公報で
は、フィルム給送機構に阻止手段を追加し、カートリッ
ジからフィルムが出ている時に、誤ってカートリッジ室
蓋開閉の操作をしても、カートリッジ室蓋が開いてしま
ったり、カートリッジの遮光ドアが閉じてしまうことを
防止するために、給送ギアに阻止手段を設けてカートリ
ッジ室蓋をロックするロック機構が提案がされている。
また、特開平6−258699号公報では、カートリッ
ジ室蓋を誤って開くのを防止するための前記カートリッ
ジ室蓋のロック機構として、撮影レンズ鏡筒の構成部材
の動作に伴なってロック部材をロック位置とロック解除
位置のいずれか一方に設定するように構成されたものも
提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
特開平9−211618号に開示の従来技術において
は、フィルム給送機構に阻止手段を追加しているので、
フィルムの巻戻し前まではカートリッジからフィルムが
出ている時に誤ってカートリッジ室蓋の操作手段を操作
してもカートリッジ室蓋が開かないが、巻戻し中はカー
トリッジ室蓋が開いてしまうという欠点があった。
【0007】また、確実にカートリッジ室蓋が開かない
状態か否かを検出する検出手段がなかったので、カート
リッジ室蓋のロックとロック解除状態に不安感があっ
た。
【0008】(発明の目的)本発明の第1の目的は、給
送系ギアの逆方向への回転がフィルム給送に供される前
の、前記給送系ギアの逆方向の回転時にのみカートリッ
ジ室蓋のロック解除状態を形成し、フィルムがフィルム
カートリッジより出ている際にカートリッジ室蓋が開い
てしまうといったことを確実に防止することのできるカ
メラを提供しようとするものである。
【0009】本発明の第2の目的は、給送系ギアのフィ
ルム巻上げ方向の回転がフィルム巻上げの為の動力とし
て実際に伝達される前の、前記フィルム巻上げ方向の回
転時にのみカートリッジ室蓋のロック解除状態を形成
し、フィルムがフィルムカートリッジより出ている際に
カートリッジ室蓋が開いてしまうといったことを確実に
防止することのできるカメラを提供しようとするもので
ある。
【0010】本発明の第3の目的は、フィルムがフィル
ムカートリッジより出ている際にカートリッジ室蓋が開
いてしまうといったことを、簡単かつ安価な構成により
実現することのできるカメラを提供しようとするもので
ある。
【0011】本発明の第4の目的は、カートリッジ室蓋
が開閉可能なロック解除状態にあるか開操作禁止のロッ
ク状態にあるかを確実に検知することのできるカメラを
提供しようとするものである。
【0012】本発明の第5の目的は、カートリッジ室蓋
のロックを確実に解除することのできるカメラを提供し
ようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1に記載の発明は、給送系ギアの回転
に連動してカートリッジ室蓋を開操作禁止のロック状態
にするロック手段と、前記給送系ギアの前記一方向の回
転後に行われる逆方向の回転に連動してカートリッジ室
蓋を開閉可能なロック解除状態とするロック解除手段と
を有し、前記給送系ギアの前記ロック解除手段へ分岐が
為される部分より後段側の少なくとも一つの構成要素
が、回転軸部とギア部とに分かれると共に所定の回転ガ
タを持つ構造をし、前記回転軸部の逆方向の回転が前記
ギア部に伝わるまでの前記所定の回転ガタ内での前記回
転軸部の逆方向の回転に連動して、前記ロック解除手段
により前記ロック解除状態を形成するようにしたカメラ
とするものである。
【0014】また、上記第2の目的を達成するために、
請求項3に記載の発明は、給送系ギアの一方向の回転と
は、フィルムの巻戻し方向の回転であり、給送系ギアの
逆方向の回転とは、フィルムの巻上げ方向の回転である
請求項1又は2に記載のカメラとするものである。
【0015】また、上記第3の目的を達成するために、
請求項4に記載の発明は、回転軸部は、フォークであ
り、ギア部は、フォークギアである請求項1又は2に記
載のカメラとするものである。
【0016】同じく上記第3の目的を達成するために、
請求項5に記載の発明は、ロック解除手段を、給送系ギ
アの回転に連動して回転するカム部材と、該カム部材の
カム部の案内されてカートリッジ室蓋を開閉可能なロッ
ク解除状態に切り換える切換部材とを有する請求項1〜
4の何れかに記載のカメラとするものである。
【0017】また、上記第4の目的を達成するために、
請求項6に記載の発明は、切換部材の位置を検知する検
知手段を有する請求項5に記載のカメラとするものであ
る。
【0018】同じく上記第4の目的を達成するために、
請求項7に記載の発明は、給送ギアのロック解除手段へ
分岐が為される部分より後段側のギアの回転量を検知す
る検知手段を有することを特徴とする請求項1に記載の
カメラとするものである。
【0019】また、上記第5の目的を達成するために、
請求項10に記載の発明は、カートリッジ室蓋を開閉可
能なロック解除状態と開操作禁止にするロック/ロック
解除手段と、前記カートリッジ室蓋がロック状態にある
かロック解除状態にあるかを検知する状態検知手段とを
有するカメラとするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0021】図1(a)〜(d)は本発明の実施の第1
の形態に係るカメラのカートリッジ室蓋の開閉機構を示
す図であり、この図を用いてカートリッジ室蓋の開閉機
構について説明する。
【0022】図1(a)はカートリッジ室蓋の開状態、
図1(b)はカートリッジ室蓋の閉動作途中の第1の状
態、図1(c)はカートリッジ室蓋の閉動作途中の第2
の状態、図1(d)はカートリッジ室蓋の閉完了状態を
示している。
【0023】同図において、1はカートリッジ、2は前
記カートリッジ1を収納するカートリッジ室である。3
は前記カートリッジ室2を開閉する為のカートリッジ室
蓋、4は前記カートリッジ室蓋3を開けるための開閉摘
みである。5は前記開閉摘み4に連動して回転する開閉
レバーであり、該開閉レバー5には爪部5aと溝部5b
が設けられている。6は前記開閉レバー5を右回転方向
に付勢する開閉レバーバネ、7は前記開閉レバー5に一
体に保持され、弾性材で出来た開保持バネである。8は
前記カートリッジ室2の外側上面に配置された回転レバ
ー(図3も参照)である。
【0024】図1(a)はカートリッジ室蓋3の開状態
を示しており、該カートリッジ室蓋3は図中下方に下が
っている。この時、開閉レバー5と一体的に保持された
開保持バネ7の爪部7aがカートリッジ室1の一部で構
成された爪部2aに引っ掛けられている。また、カート
リッジ室2の一部で構成された突起部2bと開閉レバー
5との間に掛けられた開閉レバーバネ6によって開閉レ
バー5は5cを中心に回転可能であるが、前記爪部7a
の作用により同図のように保持されている。
【0025】図1(b)はカートリッジ室蓋3が矢印A
の方向、つまり閉じ方向に移動している図であり、カー
トリッジ室蓋3が閉じ方向に移動すると、該カートリッ
ジ室蓋3の爪部3bで開保持バネ7が押し上げられ、爪
部2aに引っ掛っていた爪部7aが該爪部2aから外れ
始める。
【0026】図1(c)はカートリッジ室蓋3が更に閉
じ方向に移動した時の図であり、カートリッジ室蓋3が
更に閉じ方向に移動すると爪部7aが爪部2aから外
れ、カートリッジ室蓋3の爪部3aが爪部5aと引っ掛
るようになる。この時、開閉レバー5は徐々に右方向
(図中B方向) に回転を始める。回転レバー8の突起部
8aは開閉レバー5の溝部5bと係合しているので開閉
レバー5の回転に伴なって回転レバー8も回転し始め
る。
【0027】図1(d)はカートリッジ室蓋3が完全に
閉じた状態を示す図であり、カートリッジ室蓋3の爪部
3aと爪部5aが完全に引っ掛り、回転レバー8も連動
して閉端部まで回転をしている。
【0028】図2(a)〜(c)は、図1に示したカー
トリッジ室2の上方から見た図(一部断面)である。
【0029】図2(a)において、1は前述のカートリ
ッジ、50はフィルムのスラスト,巻上げ,巻戻しを行
うフォークギアである。51は不図示の給送モータから
前記フォークギア50に駆動力を伝達してフィルムを給
送するためのアイドラギアであり、該アイドラギア51
は51aを中心に回転する。前記フォークギア50は図
2においてフィルムのスラスト,巻上げ時は右回転、巻
戻し中は左回転になる。
【0030】52はカートリッジ1からフィルムを引き
出す前に該カートリッジ1の遮光扉を開閉させるD開閉
レバーであり、該D開閉レバー52はカートリッジ1の
遮光扉の開閉部(不図示) に入り込み、52dを中心に
回転して前記遮光扉を直接開閉するものである。このD
開閉レバー52には回転規制部52aと52bとが設け
られており、これらがストッパー53に突き当たり、該
D開閉レバー52の回転が規制される。
【0031】次に、図2(b) ,(c) において、D開
閉レバー52の上部にはクランクレバー54が取り付け
られ、クランクスプリング55が掛けられている。この
クランクレバー54は前記D開閉レバー52と一体に回
転するので、D開閉レバー52と同様の回転規制がかか
る。前記クランクスプリング55は引張りバネであり、
回転中心である52dを通過する時が不安定状態であ
り、回転規制のかかる両端では安定状態になる、いわゆ
るトグル構成になっている。この両端の安定状態を示し
ているのが、図1(b) ,(c) である。
【0032】次に、図3を用いて上記カートリッジ室蓋
3のロック機構について説明する。
【0033】図3(a) は、カートリッジ未装填で、カ
ートリッジ室蓋3を閉状態にしたロック解除の状態を示
す図である。8は前述の回転レバーで、フォークギア5
0と同軸にあり、8eを中心に回転する。56は突部5
6aと突部56bを有するロックレバーであり、図2に
示したアイドラギア51と同軸に配置されていて、該ア
イドラギア51と摩擦で保持されている。前記アイドラ
ギア51が51aを中心に回転すると、ロックレバー5
6はアイドラギア51と同一方向に回転する。
【0034】前記回転レバー8は図3中右方向に回転可
能であり、図1で述べた通り、開閉摘み4を回すとカー
トリッジ室蓋3が開き、これと同時に回転レバー8も右
方向に回転する。回転レバー8には3歯分のギア部8b
が形成されていて、D開閉レバー52に形成された4歯
分のギア部52aと噛み合っている。また、回転レバー
8には切欠き部8cと切欠き部8dとを有している。
【0035】図3(b) は、図3(a) からカートリッ
ジ室蓋3を開けた時の状態を示す図である。回転レバー
8が右方向に回転し始めると、そのギア部8bにギア部
52aが噛み合うようになるのでD開閉レバー52は連
動して左方向に回転し始める。そして、回転の途中を過
ぎると前述の図2のトグル構成により、今度はクランク
スプリング55の力でD開閉レバー52が先に回転を始
める。その後、回転レバー8は図1の開保持バネ7の爪
部7aがカートリッジ室の一部で構成された爪部2aに
引っ掛かった時点で回転が止まる(図1(a)の状
態)。また、D開閉レバー52はクランクスプリング5
5の力で図3(b)の様に回転規制部52cがストッパ
部53に当接するまで回転させられ、この状態でカート
リッジ1の装填が可能になる。
【0036】図4(a)〜(c)はカートリッジ装填時
の一連の動作を示す図である。
【0037】図4(a) は、カートリッジ1を装填し、
カートリッジ室蓋3を閉じた直後の状態を示す図であ
る。カートリッジ室蓋3が閉じられているので、それに
連動して回転レバー8は左方向に回転して止まってい
る。カートリッジ1が装填され、カートリッジ室蓋3が
閉状態になる事を不図示のスイッチで検知すると給送系
が巻上げ方向に回転を始めるので、図2に示すフォーク
ギア50が右方向に回転を始める。フォークギア50が
右方向に回転する時には図2に示すアイドラギア51は
左方向に回転しているので、アイドラギア51の回転に
伴なって摩擦保持されたロックレバー56も左方向に回
転し、図4(b)の様な状態でロックレバー56の回転
だけが止められる。この状態でロックレバー56の突部
56bは回転レバー8の切欠き部8dに入り込み、該ロ
ックレバー56はストッパー57に当接するまで回転す
る。それと同時に図4(c)のようにフィルム62がカ
ートリッジ1から送り出されてスラストが開始される。
【0038】図4(b),(c)の様な状態で開閉摘み
4を回すと、回転レバー8も右方向に回転を始めようと
するが、ロックレバー56の突部56bと回転レバー8
の切欠き部8dが突き当たり、該回転レバー8は回転を
止められてしまう。この様に回転レバー8の回転が止め
られてしまうので、開閉摘み4を操作してもカートリッ
ジ室蓋3を開けることはできない。
【0039】つまり、カートリッジ1を装填し、フィル
ム62の巻上げ及び撮影待機中の図4(c)の状態で
は、開閉摘み4を操作してもカートリッジ室蓋3を開け
ることはできない。
【0040】図5(a)〜(c)はフィルムの巻戻し時
の一連の動作を示した図である。
【0041】巻戻しが始まるとフィルム62は図5
(a) の矢印の方向に移動を開始する。この時、図2に
示すフォークギア50は巻戻し方向(左回転)に回転し
ているので図2に示すアイドラギア51は右回転する。
それに伴なって図4(c)の状態にあったロックレバー
56も右回転をし、ロックが一旦解除される。それが図
5(a) の状態である。しかし、すぐに図5(b) の状
態になり、ロックレバー56の突部56aが回転レバー
8の切欠き部8cに入り込むまで回転する。更に巻戻し
が行われ、巻戻しが完了するまでこの状態が保たれる。
フィルム62の巻戻しが完了すると、カートリッジ1を
取り出すことになるが、その為にはロックレバー56に
よる回転レバー8のロック状態を解除する必要がある。
【0042】この解除の説明を行う前に、図6により、
本実施の形態のフォーク60とフォークギア50の機構
についての説明を行う。
【0043】図6(a) はフォーク部の分解斜視図であ
り、図6(b)はフォーク部の組込み状態での斜視図で
ある。
【0044】フォーク60はツバ部60aと60bを有
している。一方、フォークギア50は円弧状溝部50a
と50bとを有している。前述のツバ部60aと60b
はそれぞれ円弧状溝部50aと50bに組み込まれ、フ
ォーク60とフォークギア50は90°の回転ガタを有
している。
【0045】図6(b)は巻戻し時のフォーク60とフ
ォークギア50との関係を示している。図のように巻戻
し中はフォークギア50が左方向に回転し、ツバ部60
aと60bがフォーク60のツバ部50cと50dに押
され、回転する。また、逆に巻き上げ方向(右回転) に
回転する時には、それぞれツバ部50cと50dはツバ
部60bと60aを押して回転させる事になる。一方向
の回転から逆方向に回転する時には前述のように90°
の回転ガタが有るため、逆転の時にはフォークギア50
は回転しているがフォーク60は回転していない領域が
発生する。
【0046】本実施の形態におけるカメラに使用するカ
ートリッジ1では巻戻し終了後にカートリッジ1の使用
状態を示す指標(不図示) にセットする必要がある。こ
れはフォーク60の回転により決まるものである。従っ
て、所定の使用状態を示す指標にセットした後はフォー
ク60を回転させるとカートリッジ1の使用状態を示す
指標(不図示) がずれてしまう。ロックレバー56の解
除にはフォークギア50の回転により行うことになる
が、前述の様に指標をセットした後はフォーク60は回
転しないようにする必要があり、そこで本実施の形態で
は、前述の図6で示したようにフォークギア50は回転
しているがフォーク60は回転していない領域を設けて
いる。
【0047】次に、ロックレバー56のロック解除(正
確には、カートリッジ室蓋3をロック解除状態にするた
めに、回転レバー8をフリーな状態にする為の動作)に
ついて、図7を用いて説明を行う。
【0048】ここで、ロックレバー56による回転レバ
ー8のロックを解除するためには図2に示したフォーク
ギア50を巻戻し終了後に若干巻上げ方向に回転させる
必要がある。ここでフォークギア50は歯数41歯で、
同じく図2に示したアイドラギア51は歯数17歯であ
るものとすると、フォークギア50が90°回転する間
にアイドラギア51は約217°回転する事になる。つ
まり、アイドラギア51が217°回転するとフォーク
ギア50の回転がフォーク60に伝わってしまうことに
なる。
【0049】図7はロックレバー56のロック解除の状
態を示す図であり、アイドラギア51は実際には217
°も回転する前に解除状態になる。ロックレバー56の
突部56aが回転レバー8の切欠き部8cから外れれば
ロックが解除される。図7(a)〜(c)では、アイド
ラギア51を85°の回転させ、ロックを解除させた図
である。この時、アイドラギア51の回転に伴なってロ
ックレバー56が解除された位置に有ることを検知する
ために、フォトインタラプタ59が配置されている。ロ
ックが完全に解除状態にある時にフォトインタラプタ5
9は“暗”状態を検知する。従って、このフォトインタ
ラプタ59の出力を見ながら“暗”状態になるまで巻上
げ方向に回転させ、“暗”状態になった時点で巻上げ方
向の回転を停止することになる。図7はその状態を示し
ている。
【0050】図7(a)の状態では、カートリッジ1の
使用状態を示す指標(不図示) はセットされ、ロックレ
バー56のロックは解除状態にある。この状態で開閉摘
み4を右方向に回すと、回転レバー8も右方向に回転を
始める。回転レバー8が回転すると前述の通りD開閉レ
バー52も回転して、カートリッジ1の遮光扉(不図
示) を閉状態にする。その途中状態と完了状態を示して
いるのが図7(b),(c)である。図7(c)の状態
ではカートリッジ室蓋3が開けられ、カートリッジ1を
取り出すことができる。
【0051】図8は、フォトインタラプタを使わずに、
ロック解除状態を検知する別の手段を示す図であり、8
0はフォークギア50と一体に回転する接片であり、8
1はプリント基板である。81aはくし歯状の導電パタ
ーンで、電気的にプルアップされた状態にあり、81b
のパターンはGND状態になっている。接片80の足8
0aはパターン81aと、足80bはパターン81b
に、それぞれ接するように配置されている。
【0052】図2に示すフォークギア50が回転すると
接片80も回転し、パターン81aはプルアップとGN
D状態を交互に繰り返すことになる。従って、このパタ
ーン81aの信号を見ることでフォークギア50の回転
角がわかることになる。フォークギア50の回転角を検
知できればアイドラギア51の回転も検知することがで
きるので、ロックレバー56のロックは解除状態にある
かどうかが検知できることになる。これはフォークギア
の回転で検知するということに限ったものではなく、他
のギアによって行うことも可能である。
【0053】(実施の第2の形態)次に、本発明の実施
の第2の形態に係るカートリッジ室蓋ロック機構を内蔵
したカメラについて説明する。ここで、この実施の第2
の形態においても、前述の実施の第1の形態中の、図
1,図2,図6は同じであるのでここでの説明は割愛す
る。
【0054】図9は本発明の実施の第2の形態に係るカ
ートリッジ室蓋のロック,ロック解除を行う機構を示す
図である。
【0055】上記実施の第1の形態の回転レバー8に相
当する、回転レバー70は図中右方向に回転可能であ
る。該回転レバー70の突起部70aは図1に示した開
閉レバー5の溝部5bと係合しているので、開閉レバー
5の回転に伴なって回転レバー70も回転する。従っ
て、図1に示す開閉摘み4を回すと、カートリッジ室蓋
3が開き、これと同時に回転レバー70も回転する。回
転レバー70には3歯分のギア部70bが形成されてい
て、D開閉レバー52に形成された4歯分のギア部52
aと噛み合うようになっている。従って、回転レバー7
0が回転するとD開閉レバー52も回転する。この機構
は実施の第1の形態と同様である。
【0056】また、回転レバー70は切欠き部70cを
有している。71は爪部71aと爪部71bとを有する
ロックレバーであり、バネ72によって回転中心71c
を中心として左回転の方向に付勢されている。73はカ
ムレバーであり、その外形がカム形状になっている。
【0057】図9(a)はロック解除状態であり、バネ
72によって付勢されたロックレバー71はカムレバー
73の外形カム部73aによって押し上げられていて、
爪部71aは切欠き部70cから逃げた状態にある。従
って、回転レバー70は回転可能状態にあり、開閉摘み
4を回すとカートリッジ室蓋3が開くことになる。
【0058】図9(b) は、図9(a) からカートリッ
ジ室蓋3を開けた時の状態を示す図であり、回転レバー
70は右方向に回転し、ギア部70bにギア部52aが
噛み合っているので、D開閉レバー52は連動して左方
向に回転する。回転の途中を過ぎると、前述の図2のト
グル構成により、今度はクランクスプリング55の力で
D開閉レバー52が先に回転を始める。回転レバー70
は図1の開保持バネ7の爪部7aがカートリッジ室の一
部で構成された爪部2aに引っ掛かった時点で回転が止
まる。また、D開閉レバー52はクランクスプリング5
5の力で回転規制部52cがストッパ部53まで回転さ
せられ、この状態でカートリッジ1の装填が可能にな
る。
【0059】次に、カートリッジ装填後のカートリッジ
室蓋3のロック機構について、図10を用いて説明す
る。
【0060】図10(a) はカートリッジ1の装填直後
のロック解除状態を、図10(b)はカートリッジ室蓋
3のロック状態を、図10(c)はカートリッジ室蓋3
のロック状態でのフィルム巻上げ時を、それぞれ示して
いる。
【0061】図10(a)はカートリッジ装填直後で、
未だフォークギア50は回転してない状態である。カー
トリッジ1が装填され、カートリッジ室蓋3が閉状態で
あることを不図示のスイッチで検知すると、給送系が巻
上げ方向に回転を始めるので、図2に示すフォークギア
50が右方向に回転を始める。フォークギア50が回転
すると、図2に示すアイドラギア51は左方向に回転す
る。前記カムレバー73はアイドラギア51と同軸に配
置されていて、該アイドラギア51と摩擦で保持されて
いるので、アイドラギア51が51aを中心に回転する
とカムレバー73もアイドラギア51と同一方向に回転
する。しかし、アイドラギア51が回転を続けるとカム
レバー73も左方向に回転するが、やがて該カムレバー
73はストッパ74で回転が止められることになる。図
10(b)はその状態を示す図である。この際、バネ7
2によって付勢されたロックレバー71はカムレバー7
3の外形カム部73bに当接していて、爪部71aは切
欠き部70cに入り込んだ状態にある。
【0062】図10(c)はその後フィルム62がカー
トリッジ1から送り出されてきたところの図であり、こ
の時、爪部71aは切欠き部70cに入り込んでいるの
で、回転レバー70は回転できない状態にある。従っ
て、この状態で開閉摘み4を回わそうとしても回転レバ
ー70は回転を止められているので、カートリッジ室蓋
3を開けることはできない。
【0063】つまり、フィルム63を巻上げ方向(撮影
途中もこの状態)にある時はこの図10(c)の状態が
保たれるので、巻上げ中や撮影中にはカートリッジ室蓋
3を開けることはできない。
【0064】次に、フィルムの巻戻し状態について、図
11によって説明する。
【0065】フィルム巻戻し状態に入ると、フォークギ
ア50は左回転を始めるので、アイドラギア51は右回
転となる。アイドラギア51が右回転を行うと、前述の
通り、カムレバー73はロックレバー71を押し上げ、
図11(a)のようにロックレバー71は一瞬回転レバ
ー70から外れるが、カムレバー73は更に右方向に回
転していくので、爪部71aはすぐに切欠き部70cに
入り込んむことになり、回転レバー70はすぐに回転で
きない状態になる。図11(b)はその状態を示してい
る。従って、この状態で開閉摘み4を回そうとしても回
転レバー70は回転を止められているので、カートリッ
ジ室蓋3を開けることはできない。
【0066】次に、フィルム巻戻し完了後のロック解除
機構について、図12によって説明する。
【0067】フィルム巻戻し完了後、上記実施の第1の
形態と同様に、巻上げ方向に回転させる。75はアイド
ラギア51の回転に伴なってロックレバー71が解除さ
れた位置に有ることを検知するためのフォトインタラプ
タであり、前記図11(b)では、該フォトインタラプ
タ75の中心75aがロックレバー71から外れた状態
にあり、フォトインタラプタ75の出力は“明”の状態
にある。一方、図12(a)〜(c)の状態のようにフ
ォトインタラプタ75の中心75aがロックレバー71
と重なっている時にはロックが完全に解除された状態に
あり、該フォトインタラプタ75の出力は暗状態にな
る。従って、このフォトインタラプタ75の出力を見な
がら“暗”の状態になるまで巻上げ方向に回転させ、
“暗”の状態になった時点で巻上げ方向の回転を停止す
ることになる。図12(c)はその状態を示している。
【0068】図12(a) の状態では、カートリッジ1
の使用状態を示す指標(不図示) はセットされ、ロック
レバー71はロック解除状態にある。この状態で開閉摘
み4を回すと、回転レバー70も右方向に回転を始め
る。回転レバー70が回転すると、前述の通りD開閉レ
バー52も回転して、カートリッジ1の遮光扉(不図
示) を閉状態にする。その途中状態と完了状態を示して
いるのが、図12(b),(c)である。
【0069】図12(c)の状態では、カートリッジ室
蓋3が開けられ、カートリッジ1を取り出すことができ
る。また、この実施の第2の形態においても、図6に示
したフォーク60とフォークギア50を使用しているの
で、カートリッジ1の使用状態を示す指標(不図示) が
セットされた後でフォークギア50を回しても、フォー
ク60が回ることはなく、指標の位置が変わることは無
い。
【0070】上記の実施の各形態によれば、以下のよう
な効果を有するものとなる。
【0071】1)図6に示すように、給送系ギアのロッ
ク解除手段(回転レバー8,ロックレバー56)へ分岐
が為される部分(アイドラギア51)よりも後段側の、
フォーク60とフォークギア50とを回転軸部とギア部
に分けると共に、所定の回転ガタを持つ構造にしている
ので、フォーク60を回転させずにカートリッジ室蓋3
のロック解除ができ、フィルムがフィルムカートリッジ
より出ている際にカートリッジ室蓋3が開いてしまうと
いったことを簡単な構成により可能となる。
【0072】2)カートリッジ室蓋3が開閉可能なロッ
ク状態か開操作禁止のロック状態かを検知するフォトイ
ンタラプタ59又は75を設けているので、カートリッ
ジ室蓋3のロックを確実に解除することが可能になる。
【0073】3)フォークギア50やアイドラギア51
等の給送系ギア(詳しくはアイドラギア51)の回転に
連動して回転するカムレバー73(カム部材)を設け、
前記給送系のギアの回転力によってカムレバー73を回
転させ、それに連動してロック界助手段の一部を成すロ
ックレバー71を駆動して、カートリッジ室蓋3のロッ
ク機構の解除を行うので、フィルムの給送駆動により、
安価で確実にカートリッジ室蓋3のロックとロック解除
が可能となる。
【0074】4)図8に示すように、ロックレバー71
(ロック部材)の位置を検知する手段(接片80,プリ
ント基板81)を設けたので、カートリッジ室蓋3が開
閉可能なロック解除状態か開動作禁止のロック状態かを
確実に検知することができる。
【0075】5)前記所定の回転ガタ内でのフォーク6
0の回転により、フィルム使用状態を示す指標のセット
を行うようにしているので、ロック解除の為の巻上げ方
向の回転により一旦セットした前記指標がずれてしまっ
て誤った指標位置になってしまうといったことを防止す
ることができる。
【0076】6)ロック及びロック解除を行う手段
(8,56又は70,71,73より成る)の位置を検
知する手段(接片80,プリント基板81)をフォーク
ギア50に設けたので、カートリッジ室蓋3が開閉可能
なロック解除状態か開動作禁止のロック状態かを確実に
検知することができる。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、給送系ギアの逆方向への回転がフィルム
給送に供される前の、前記給送系ギアの逆方向の回転時
にのみカートリッジ室蓋のロック解除状態を形成し、フ
ィルムがフィルムカートリッジより出ている際にカート
リッジ室蓋が開いてしまうといったことを確実に防止す
ることができるカメラを提供できるものである。
【0078】また、請求項3に記載の発明によれば、給
送系ギアのフィルム巻戻し方向の回転がフィルム巻戻し
の為の動力として実際に伝達される前の、前記フィルム
巻戻し方向の回転時にのみカートリッジ室蓋のロック解
除状態を形成し、フィルムがフィルムカートリッジより
出ている際にカートリッジ室蓋が開いてしまうといった
ことを確実に防止することができるカメラを提供できる
ものである。
【0079】また、請求項4又は5に記載の発明によれ
ば、フィルムがフィルムカートリッジより出ている際に
カートリッジ室蓋が開いてしまうといったことを、簡単
かつ安価な構成により実現することができるカメラを提
供できるものである。
【0080】また、請求項6又は7に記載の発明によれ
ば、カートリッジ室蓋が開閉可能なロック解除状態にあ
るか開操作禁止のロック状態にあるかを確実に検知する
ことができるカメラを提供できるものである。
【0081】また、請求項10に記載の発明によれば、
カートリッジ室蓋のロックを確実に解除することができ
るカメラを提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1の形態に係るカメラにおい
てカートリッジ室蓋の開状態から閉状態までを示す機構
図である。
【図2】本発明の実施の第1の形態においてトグル機構
を示す機構図である。
【図3】本発明の実施の第1の形態に係るカメラのロッ
ク機構を示す平面図である。
【図4】本発明の実施の第1の形態において巻上げ時の
状態を示す平面図である。
【図5】本発明の実施の第1の形態において巻戻し時の
状態を示す平面図である。
【図6】本発明の実施の第1の形態に係るカメラのフォ
ーク部を示す斜視図である。
【図7】本発明の実施の第1の形態においてロック解除
状態を示す平面図である。
【図8】本発明の実施の第1の形態においてロック解除
状態を検知する他の手段の一例を示す平面図である。
【図9】本発明の実施の第2の形態に係るカメラのロッ
ク機構を示す平面図である。
【図10】本発明の実施の第2の形態において巻上げ時
の状態を示す平面図である。
【図11】本発明の実施の第2の形態において巻戻し時
の状態を示す平面図である。
【図12】本発明の実施の第2の形態においてロック解
除状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 フィルムカートリッジ 3 カートリッジ室蓋 4 開閉摘み 5 開閉レバー 8,70 回転レバー 50 フォークギア 51 アイドラギア 56 ロックレバー 59,75 フォトインタラプタ 60 フォーク 62 フィルム 71 ロックレバー 73 カムレバー

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給送系ギアの回転に連動してカートリッ
    ジ室蓋を開操作禁止のロック状態にするロック手段と、
    前記給送系ギアの一方向の回転後に行われる逆方向の回
    転に連動してカートリッジ室蓋を開閉可能なロック解除
    状態とするロック解除手段とを有し、 前記給送系ギアの前記ロック解除手段へ分岐が為される
    部分より後段側の少なくとも一つの構成要素が、回転軸
    部とギア部とに分かれると共に所定の回転ガタを持つ構
    造をしており、前記回転軸部の逆方向の回転が前記ギア
    部に伝わるまでの前記所定の回転ガタ内での前記回転軸
    部の逆方向の回転に連動して、前記ロック解除手段によ
    り前記ロック解除状態を形成することを特徴とするカメ
    ラ。
  2. 【請求項2】 前記回転軸部及びギア部と前記ロック手
    段及び前記ロック解除手段とは別部材であることを特徴
    とする請求項1に記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 前記給送系ギアの一方向の回転とは、フ
    ィルムの巻戻し方向の回転であり、前記逆方向の回転と
    は、フィルムの巻上げ方向の回転であることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載のカメラ。
  4. 【請求項4】 前記回転軸部は、フォークであり、前記
    ギア部は、フォークギアであることを特徴とする請求項
    1又は2に記載のカメラ。
  5. 【請求項5】 前記ロック解除手段は、前記給送系ギア
    の回転に連動して回転するカム部材と、該カム部材のカ
    ム部に案内されて前記カートリッジ室蓋を開閉可能なロ
    ック解除状態に切り換える切換部材とを有することを特
    徴とする請求項1〜4の何れかに記載のカメラ。
  6. 【請求項6】 前記ロック解除切換部材の位置を検知す
    る検知手段を有することを特徴とする請求項5に記載の
    カメラ。
  7. 【請求項7】 前記給送ギアの前記ロック解除手段へ分
    岐が為される部分より後段側のギアの回転量を検知する
    検知手段を有することを特徴とする請求項1に記載のカ
    メラ。
  8. 【請求項8】 前記ロック手段と前記ロック解除手段
    は、同一部材により構成されることを特徴とする請求項
    1に記載のカメラ。
  9. 【請求項9】 前記回転軸部の逆方向の回転が前記ギア
    部に伝わるまでの前記所定のガタ内において、フィルム
    カートリッジに具備されたフィルム使用状態を表示する
    指標のセットを行うことを特徴とする請求項1又は2に
    記載のカメラ。
  10. 【請求項10】 カートリッジ室蓋を開閉可能なロック
    解除状態と開操作禁止にするロック/ロック解除手段
    と、前記カートリッジ室蓋がロック状態にあるかロック
    解除状態にあるかを検知する状態検知手段とを有するこ
    とを特徴とするカメラ。
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