JP2001108928A - 光走査光学装置、及び、画像形成装置 - Google Patents

光走査光学装置、及び、画像形成装置

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JP2001108928A JP2000222257A JP2000222257A JP2001108928A JP 2001108928 A JP2001108928 A JP 2001108928A JP 2000222257 A JP2000222257 A JP 2000222257A JP 2000222257 A JP2000222257 A JP 2000222257A JP 2001108928 A JP2001108928 A JP 2001108928A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成で画質に悪影響を与えることな
く、高精細化が可能となる光走査光学装置を得ること。 【解決手段】 光源手段を含む光源ユニットから出射し
た光束を折り返しミラーを含む入射光学光源手段1から
出射した光束を副走査断面内において光偏向器8の偏向
面に対し所定の角度で入射させる入射光学系11と、該
光偏向器の偏向面で偏向反射された光束を被走査面10
上に結像させる結像光学系12と、を有する光走査光学
装置において、該結像光学系は球面レンズ7と主走査方
向にパワーを有する第1のシリンドリカルレンズ6とを
有するfθレンズ系13と、副走査方向にパワーを有す
る第2のシリンドリカルレンズ9とを有し、各条件式を
満足させること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光走査光学装置及
び、画像形成装置に関し、特に光源手段から出射した光
束を副走査断面内において光偏向器の偏向面に対し所定
の角度で入射させ、該光偏向器で偏向反射された光束
(光ビーム)を用いて被走査面上を光走査するようにし
た、例えばレーザビームプリンタやデジタル複写機等の
画像形成装置に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来より光源手段から出射した光束を副
走査断面内において光偏向器の偏向面に対し所定の角度
で入射させる斜入射光学系は、例えば特開平9-96773 号
公報で提案されているように結像光学系(fθレンズ
系)を主走査方向にのみ光束を収束させるパワーを有す
るシリンドリカルレンズより構成されていた。また光偏
向器の偏向面の面倒れ補正光学系のため、副走査方向に
のみ光束を収束させるパワーを有するシリンドリカルミ
ラーを用いていた。
【0003】図12は同公報で提案されている光走査光
学装置の要部概略図である。
【0004】同図において半導体レーザー41から光変
調され出射した光束は集光レンズ42によって弱発散光
束に変換され、開口絞り43により制限され、副走査方
向にのみ光束を収束させるパワーを有する入射系のシリ
ンドリカルレンズ44に入射している。ここでシリンド
リカルレンズ44に入射した弱発散光束のうち副走査断
面内においては光束は収束され、折り返しミラー45を
介して主走査方向にのみ光束を収束させるパワーを有す
るfθレンズ系53としての第2、第1のシリンドリカ
ルレンズ46,47を透過して光偏向器48の偏向面4
8aに入射し、該偏向面48a近傍にほぼ線像(主走査
方向に長手の線像)として結像している。このとき偏向
面48aに入射する光束は光偏向器48の回転軸と結像
光学系52の光軸を含む副走査断面内において、該光偏
向器48の回転軸と垂直な平面(光偏向器48の回転平
面)に対して所定の角度で入射している。
【0005】他方、主走査断面内においては光束はその
ままの状態(弱発散光束の状態)で第2、第1のシリン
ドリカルレンズ46,47を透過することによって略平
行光束に変換され、光偏向器48の偏向角の略中央から
偏向面48aに入射している。
【0006】そして光偏向器48の偏向面48aで偏向
反射された光束は第1、第2のシリンドリカルレンズ4
7,46、そして副走査方向にのみ光束を収束させるパ
ワーを有するシリンドリカルミラー49を介して被走査
面としての感光ドラム面50上に導光され、該光偏向器
48を矢印A方向に回転させることによって、該感光ド
ラム面50上を矢印B方向(主走査方向)に光走査して
いる。これにより記録媒体としての感光ドラム面50上
に画像記録を行なっている。
【0007】尚、同図において第1のシリンドリカルレ
ンズ47の感光ドラム面50側のレンズ面47aと、第
2のシリンドリカルレンズ46の光偏向器48側のレン
ズ面46aは共に平面より形成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】近年、被走査面50上
の光走査速度を向上させることが要求されている。その
ために、ポリゴンミラー48を大型化することなく、ポ
リゴンミラー48の偏向面48aの数を増やすと、偏向
面48aの面積及び偏向面48aの偏向角が小さくなる
ので、偏向面48aのファセット幅よりも光束幅が小さ
い場合、被走査面50上の走査幅が狭くなる問題が起こ
る。そこで、偏向面48a全面を利用して半導体レーザ
ー1から出射された光束を偏向反射させることが必要と
なり、偏向面48aのファセット幅よりも光束幅が十分
に大きいオーバーフィルド系が用いられる。
【0009】その場合、偏向面48aから出射する光束
が偏向面48aの偏向角の角度により強度が異なってし
まうのを補うために、なるべく、光偏向器48の正面方
向から半導体レーザー1から出射された光束を入射させ
ることが求められ、fθレンズ系53が入射光学系の一
部を構成するような、光束がfθレンズ系53を光偏向
器8への入射と出射の2回通過する構成(ダブルパ
ス)、及び/又は、光源1から出射した光束は光偏向器
48の偏向角の略中央から偏向面48へ入射させる(正
面入射)の方式を適用することが必要になり、fθレン
ズ系53及び光走査光学装置を偏平にすることができ
ず、画像形成装置の大型化を招いてしまう問題起こる。
【0010】また、ダブルパスなので、光束がfθレン
ズ系53を2回通過することによる光束の波面収差のず
れの問題が起こる。
【0011】そこで、従来図12(特開平9−9677
3号公報)では、fθレンズ系53が副走査方向にパワ
ーを有さないようにし、通過する光束が副走査方向に屈
折されることなく進行するようにし、光走査光学装置を
小型化し、光源41をfθレンズ系53の光軸に近い位
置に配置し、画像形成装置全体を偏平化すると共に副走
査方向の波面収差のずれを低減している。しかしながら
上記従来の光走査光学装置は以下に示す課題を有してい
る。
【0012】第1、第2のシリンドリカルレンズ4
7,46が球面レンズと比較して製造が難しく、特に第
1のシリンドリカルレンズ47は光偏向器48側のレン
ズ面の曲率が大きく加工しにくい。
【0013】シリンドリカルミラー49を用いる光学
系は該シリンドリカルミラー49での折り返し角に自由
度がない。一度設計してしまうと折り返し角は固定さ
れ、変更するにはfθレンズ系53も含め再設計が必要
となる。
【0014】第1、第2のシリンドリカルレンズ4
7、46に光束が入射すると表面反射により一部の光束
が各レンズ面で反射されて画像中央部付近に至り、画質
に悪影響を与える。
【0015】本発明は斜入射光学系を用いた光走査光学
装置において、該装置を構成する各要素を適切に設定す
ることにより、簡易な構成で画質に悪影響を与えること
なく、高精細化が可能となる光走査光学装置及び画像形
成装置の提供を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の光走査
光学装置は光源手段から出射した光束を副走査断面内に
おいて光偏向器の偏向面に対し所定の角度で入射させる
入射光学系と、該光偏向器の偏向面で偏向反射された光
束を被走査面上に結像させる結像光学系と、を有する光
走査光学装置において、前記結像光学系は、球面レンズ
と主走査方向にパワーを有する第1のシリンドリカルレ
ンズとを有するfθレンズ系と、副走査方向にパワーを
有する光学系とを有し、該球面レンズと該第1のシリン
ドリカルレンズは前記入射光学系の一部をも構成するこ
とを特徴としている。
【0017】請求項2の発明は請求項1の発明において
前記光走査光学装置は、以下の条件式(1)、(2)
【0018】
【数17】
【0019】
【数18】
【0020】但し、 F : fθレンズ系の主走査方向の焦点距離 R2: 球面レンズの被走査面側の曲率半径 R3: 第1のシリンドリカルレンズの光偏向器側の主走査
方向の曲率半径 N1: 球面レンズの使用波長における材質の屈折率 N2: 第1のシリンドリカルレンズの使用波長における材
質の屈折率 なる条件を満足することを特徴としている。
【0021】請求項3の発明は請求項2の発明において
前記光走査光学装置は、
【0022】
【数19】
【0023】なる条件を満足することを特徴としてい
る。
【0024】請求項4の発明は請求項2又は3の発明に
おいて前記光走査光学装置は、以下の条件式(3) 0.86<N1/N2<0.92 なる条件を満足することを特徴ととしている。
【0025】請求項5の発明は請求項2〜4のいずれか
の発明において前記光走査光学装置は、 0.05<D0/F<0.08 但し、 D0: 光偏向器の偏向面から球面レンズまでの距離 なる条件を満足することを特徴としている。
【0026】請求項6の発明は請求項2〜5のいずれか
の発明において前記光走査光学装置は、
【0027】
【数20】
【0028】但し、 D1: 球面レンズのレンズ厚 D2: 球面レンズから第1のシリンドリカルレンズまでの
距離 D3: 第1のシリンドリカルレンズのレンズ厚 なる条件を満足することを特徴としている。
【0029】請求項7の発明は請求項1〜6のいずれか
の発明において前記光源手段から出射した光束は前記光
偏向器の偏向角の略中央から偏向面へ入射することを特
徴としている。
【0030】請求項8の発明は請求項1〜7のいずれか
の発明において前記光源手段から出射した光束は前記光
偏向器の偏向面に対し該偏向面の主走査方向の幅より広
い状態で入射することを特徴ととしている。
【0031】請求項9の発明は請求項1〜8のいずれか
の発明において前記副走査方向にパワーを有する光学系
が副走査方向にパワーを有する第2のシリンドリカルレ
ンズを有することを特徴ととしている。
【0032】請求項10の発明は請求項1の発明におい
て前記副走査方向にパワーを有する光学系は、第2のシ
リンドリカルレンズを有し、像高=0における光束は副
走査断面内において、該第2のシリンドリカルレンズの
光軸に対して外れた位置を通過するよう設定されている
ことを特徴としている。
【0033】請求項11の発明は請求項10の発明にお
いて前記像高=0における偏向面からの反射光束の方向
ベクトルと前記第2のシリンドリカルレンズの光軸とは
所定の角度を成すよう設定することを特徴としている。
【0034】請求項12の発明は請求項10の発明にお
いて前記像高=0における偏向面の垂線と前記球面レン
ズの光軸と前記第1のシリンドリカルレンズの光軸とは
副走査断面内において互いに平行であることを特徴とし
ている。
【0035】請求項13の発明は請求項10の発明にお
いて前記像高=0における偏向面の垂線と前記第1のシ
リンドリカルレンズの光軸とは副走査断面内において互
いに平行であり、該像高=0における偏向面への入射光
束の方向ベクトルと該偏向面からの反射光束の方向ベク
トルとを各々α1、α2とし、前記球面レンズの光軸の
方向ベクトルをβとしたとき、 |α1・β|>|α2・β| なる条件を満足することを特徴としている。
【0036】請求項14の発明は請求項10の発明にお
いて前記像高=0における偏向面からの反射光束と前記
球面レンズの光軸と前記第1のシリンドリカルレンズの
光軸とは副走査断面内において互いに平行であることを
特徴としている。
【0037】請求項15の発明は請求項10〜14のい
ずれかの発明において前記光源手段から出射した光束は
前記光偏向器の偏向面に対し、該偏向面の主走査方向の
幅より広い状態で入射することを特徴としている。
【0038】請求項16の発明は請求項10〜15のい
ずれかの発明において前記光源手段から出射した光束は
前記光偏向器の偏向角の略中央から偏向面へ入射するこ
とを特徴としている。
【0039】請求項17の発明の光走査光学装置は光源
手段から出射した光束を副走査断面内において光偏向器
の偏向面に対し所定の角度で入射させる入射光学系と、
該光偏向器の偏向面で偏向反射された光束を被走査面上
に結像させる結像光学系と、を有する光走査光学装置に
おいて、前記結像光学系は、球面レンズと主走査方向に
パワーを有する第1のシリンドリカルレンズとを有する
fθレンズ系と、副走査方向にパワーを有する光学系と
を有し、以下の条件式(1)、(2)
【0040】
【数21】
【0041】
【数22】
【0042】但し、 F : fθレンズ系の主走査方向の焦点距離 R2: 球面レンズの被走査面側の曲率半径 R3: 第1のシリンドリカルレンズの光偏向器側の主走査
方向の曲率半径 N1: 球面レンズの使用波長における材質の屈折率 N2: 第1のシリンドリカルレンズの使用波長における材
質の屈折率 なる条件を満足することを特徴としている。
【0043】請求項18の発明は請求項17の発明にお
いて前記光走査光学装置は、
【0044】
【数23】
【0045】なる条件を満足することを特徴ととしてい
る。
【0046】請求項19の発明は請求項17又は18の
発明において前記光源手段から出射した光束は前記光偏
向器の偏向面に対し該偏向面の主走査方向の幅より広い
状態で入射することを特徴としている。
【0047】請求項20の発明は請求項17〜19のい
ずれかの発明において前記球面レンズと前記第1のシリ
ンドリカルレンズは前記入射光学系の一部をも構成して
いることを特徴としている。
【0048】請求項21の発明は請求項17〜20のい
ずれかの発明において前記光源手段から出射した光束は
前記光偏向器の偏向角の略中央から偏向面へ入射するこ
とを特徴としている。請求項22の発明は請求項17〜
20のいずれかの発明において前記副走査方向にパワー
を有する光学系が副走査方向にパワーを有する第2のシ
リンドリカルレンズを有することを特徴としている。
【0049】請求項23の発明の光走査光学装置は光源
手段から出射した光束を副走査断面内において光偏向器
の偏向面に対し所定の角度で入射させる入射光学系と、
該光偏向器の偏向面で偏向反射された光束を被走査面上
に結像させる結像光学系と、を有する光走査光学装置に
おいて、前記結像光学系は、球面レンズと主走査方向に
パワーを有する第1のシリンドリカルレンズとを有する
fθレンズ系と、副走査方向にパワーを有する光学系と
を有し、前記光源手段から出射した光束は前記光偏向器
の偏向面に対し、該偏向面の主走査方向の幅より広い状
態で入射することを特徴としている。
【0050】請求項24の発明は請求項23の発明にお
いて前記光走査光学装置は、以下の条件式(1)、
(2)
【0051】
【数24】
【0052】
【数25】
【0053】但し、 F : fθレンズ系の主走査方向の焦点距離 R2: 球面レンズの被走査面側の曲率半径 R3: 第1のシリンドリカルレンズの光偏向器側の主走査
方向の曲率半径 N1: 球面レンズの使用波長における材質の屈折率 N2: 第1のシリンドリカルレンズの使用波長における材
質の屈折率 なる条件を満足することを特徴としている。
【0054】請求項25の発明は請求項24の発明にお
いて前記光走査光学装置は、
【0055】
【数26】
【0056】なる条件を満足することを特徴としてい
る。
【0057】請求項26の発明は請求項23〜25のい
ずれかの発明において前記球面レンズと前記第1のシリ
ンドリカルレンズは前記入射光学系の一部をも構成して
いることを特徴としている。
【0058】請求項27の発明は請求項23〜26のい
ずれかの発明において前記光源手段から出射した光束は
前記光偏向器の偏向角の略中央から偏向面へ入射するこ
とを特徴としている。
【0059】請求項28の発明は請求項23〜27のい
ずれかの発明において前記副走査方向にパワーを有する
光学系が副走査方向にパワーを有する第2のシリンドリ
カルレンズを有することを特徴としている。
【0060】請求項29の発明の画像形成装置は請求項
1乃至28のいずれか1項に記載の光走査光学装置と、
前記被走査面に配置された感光体と、前記光走査光学装
置で走査された光束によって前記感光体上に形成された
静電潜像をトナー像として現像する現像器と、前記現像
されたトナー像を被転写材に転写する転写器と、転写さ
れたトナー像を被転写材に定着させる定着器とから成る
ことを特徴としている。
【0061】請求項30の発明の画像形成装置は請求項
1乃至28のいずれか一項に記載の光走査光学装置と、
外部機器から入力したコードデータを画像信号に変換し
て前記光走査光学装置に入力せしめるプリンタコントロ
ーラとから成ることを特徴としている。
【0062】請求項31の発明の光走査光学装置は光源
手段から出射した光束を副走査断面内において光偏向器
の偏向面に対し所定の角度で入射させる入射光学系と、
該光偏向器の偏向面で偏向反射された光束を被走査面上
に結像させる結像光学系と、を有する光走査光学装置に
おいて、前記結像光学系は、主走査方向及び副走査方向
の両方にパワーを有するレンズと主走査方向にパワーを
有する第1のシリンドリカルレンズとを有するfθレン
ズ系と、副走査方向にパワーを有する光学系とを有し、
該主走査方向及び副走査方向の両方にパワーを有するレ
ンズと該第1のシリンドリカルレンズは前記入射光学系
の一部をも構成することを特徴としている。
【0063】請求項32の発明は請求項31の発明にお
いて前記主走査方向及び副走査方向の両方にパワーを有
するレンズは、球面レンズであることを特徴としてい
る。
【0064】請求項33の発明は請求項32の発明にお
いて前記光走査光学装置は、以下の条件式(1)、
(2)
【0065】
【数27】
【0066】
【数28】
【0067】但し、 F : fθレンズ系の主走査方向の焦点距離 R2: 球面レンズの被走査面側の曲率半径 R3: 第1のシリンドリカルレンズの光偏向器側の主走査
方向の曲率半径 N1: 球面レンズの使用波長における材質の屈折率 N2: 第1のシリンドリカルレンズの使用波長における材
質の屈折率 なる条件を満足することを特徴としている。
【0068】請求項34の発明は請求項33の発明にお
いて前記光走査光学装置は、
【0069】
【数29】
【0070】なる条件を満足することを特徴としてい
る。
【0071】請求項35の発明は請求項31〜34のい
ずれかの発明において前記光源手段から出射した光束は
前記光偏向器の偏向角の略中央から偏向面へ入射するこ
とを特徴としている。
【0072】請求項36の発明は請求項31〜35のい
ずれかの発明において前記光源手段から出射した光束は
前記光偏向器の偏向面に対し該偏向面の主走査方向の幅
より広い状態で入射することを特徴としている。
【0073】請求項37の発明は請求項31〜36のい
ずれかの発明において前記副走査方向にパワーを有する
光学系が副走査方向にパワーを有する第2のシリンドリ
カルレンズを有することを特徴としている。
【0074】請求項38の発明の光走査光学装置は光源
手段から出射した光束を副走査断面内において光偏向器
の偏向面に対し所定の角度で入射させる入射光学系と、
該光偏向器の偏向面で偏向反射された光束を被走査面上
に結像させる結像光学系と、を有する光走査光学装置に
おいて、前記結像光学系は、主走査方向及び副走査方向
の両方にパワーを有するレンズと主走査方向にパワーを
有する第1のシリンドリカルレンズとを有するfθレン
ズ系と、副走査方向にパワーを有する光学系とを有し、
前記光源手段から出射した光束は前記光偏向器の偏向面
に対し、該偏向面の主走査方向の幅より広い状態で入射
することを特徴としている。
【0075】請求項39の発明は請求項38の発明にお
いて前記主走査方向及び副走査方向の両方にパワーを有
するレンズは、球面レンズであることを特徴としてい
る。
【0076】請求項40の発明は請求項38の発明にお
いて前記光走査光学装置は、以下の条件式(1)、
(2)
【0077】
【数30】
【0078】
【数31】
【0079】但し、 F : fθレンズ系の主走査方向の焦点距離 R2: 球面レンズの被走査面側の曲率半径 R3: 第1のシリンドリカルレンズの光偏向器側の主走査
方向の曲率半径 N1: 球面レンズの使用波長における材質の屈折率 N2: 第1のシリンドリカルレンズの使用波長における材
質の屈折率 なる条件を満足することを特徴としている。
【0080】請求項41の発明は請求項38の発明にお
いて前記光走査光学装置は、
【0081】
【数32】
【0082】なる条件を満足することを特徴としてい
る。
【0083】請求項42の発明は請求項38〜41のい
ずれかの発明において前記主走査方向及び副走査方向の
両方にパワーを有するレンズと前記第1のシリンドリカ
ルレンズは前記入射光学系の一部をも構成していること
を特徴としている。
【0084】請求項43の発明は請求項38〜42のい
ずれかの発明において前記光源手段から出射した光束は
前記光偏向器の偏向角の略中央から偏向面へ入射するこ
とを特徴としている。
【0085】請求項44の発明は請求項38〜43のい
ずれかの発明において前記副走査方向にパワーを有する
光学系が副走査方向にパワーを有する第2のシリンドリ
カルレンズを有することを特徴としている。
【0086】請求項45の発明の画像形成装置は請求項
31乃至44のいずれか1項の光走査光学装置と、前記
被走査面に配置された感光体と、前記光走査光学装置で
走査された光束によって前記感光体上に形成された静電
潜像をトナー像として現像する現像器と、前記現像され
たトナー像を被転写材に転写する転写器と、転写された
トナー像を被転写材に定着させる定着器とから成ること
を特徴としている。
【0087】請求項46の発明の画像形成装置は請求項
31乃至44のいずれか一項に記載の光走査光学装置
と、外部機器から入力したコードデータを画像信号に変
換して前記光走査光学装置に入力せしめるプリンタコン
トローラとから成ることを特徴としている。
【0088】本発明の光走査光学装置に用いられる主走
査方向及び副走査方向の両方にパワーを有するレンズ
は、被走査面での光束の像面湾曲、スポット径、fθ特
性を良好に保つと共に、従来図12の第1のシリンドリ
カルレンズ47よりもコスト安のものであれば良く、レ
ンズ面の曲率の加工がし易いものであれば良い。
【0089】よって、コスト安、レンズ面の加工容易を
考慮すると、主走査方向及び副走査方向の両方にパワー
を有するレンズが球面レンズであることが最も好まし
い。
【0090】
【発明の実施の形態】[実施形態1]図1は本発明の実
施形態1の要部上面図であり、各要素を主走査断面内に
投射した状態を示している。図2は図1の要部側面図で
あり、各要素を副走査断面内に投射した状態を示してい
る。
【0091】尚、本明細書において、入射光学系の光軸
をz軸として図1に示すような座標系をとる。光路を展
開したときの主走査方向をx軸とするx,y,z座標系
をとる。主走査断面をxz断面、副走査断面をyz断面
として定義する。
【0092】図1、図2において1は光源手段であり、
例えば半導体レーザーより成っている。2は集光レンズ
(コリメーターレンズ)であり、光源手段1から出射し
た光束を弱発散光束に変換している。3は入射系のシリ
ンドリカルレンズであり、副走査方向にのみ正の屈折力
を有しており、集光レンズ2を通過した光束を副走査断
面内で後述する光偏向器8の偏向面(反射面)8aにほ
ぼ線像として結像させている。4は開口絞りであり、通
過光束を規制してビーム形状を整形している。5は折り
返しミラーであり、開口絞り4を通過した光束を光偏向
器8側へ折り返している。
【0093】尚、集光レンズ2、シリンドリカルレンズ
3、開口絞り4、そして折り返しミラー5等の各要素は
入射光学系11の一要素を構成している。また主走査断
面内においては集光レンズ2と後述する第1のシリンド
リカルレンズ6、球面レンズ7との3枚のレンズでコリ
メーター系を構成している。
【0094】8は光偏向器であり、例えばポリゴンミラ
ー(回転多面鏡)より成っており、モーター等の駆動手
段(不図示)により図中矢印A方向に一定速度で回転し
ている。ポリゴンミラー8は内接円半径が14mmの1
2面より成っている。
【0095】12は結像光学系であり、球面レンズ7と
主走査方向に正のパワーを有する第1のシリンドリカル
レンズ6を有するfθレンズ系13と、副走査方向に所
定のパワーを有する第2のシリンドリカルレンズ9とを
有しており、光偏向器8からの偏向光束を被走査面10
に結像させると共に副走査断面内において光偏向器8の
偏向面8aと被走査面10との間を略共役関係にすると
ことにより、該偏向面8aの倒れを補正している。fθ
レンズ系13は入射光学系11の一部をも構成してい
る。
【0096】10は被走査面としての感光ドラム面であ
る。
【0097】本実施形態において半導体レーザー1から
光変調され出射した光束は集光レンズ2によって弱発散
光束に変換され、入射系のシリンドリカルレンズ3に入
射している。ここでシリンドリカルレンズ3に入射した
弱発散光束のうち副走査断面内においては光束は収束さ
れ、開口絞り4により制限され、折り返しミラー5を介
して第1のシリンドリカルレンズ6と球面レンズ7を透
過して光偏向器8の偏向面8aに入射し、該偏向面8a
近傍にほぼ線像(主走査方向に長手の線像)として結像
している。このとき偏向面8aに入射する光束は光偏向
器8の回転軸と結像光学系12の光軸を含む副走査断面
内において、該光偏向器8の回転軸と垂直な平面(光偏
向器の回転平面)に対して角度0.8°で入射してい
る。即ち入射光学系11からの光束は副走査断面内にお
いて偏向面8aに対し斜め方向から入射している(斜入
射光学系)。
【0098】他方、主走査断面内においては光束はその
ままの状態(弱発散光束の状態)で第1のシリンドリカ
ルレンズ6と球面レンズ7を透過することによって略平
行光束に変換され、光偏向器8の偏向角の略中央から偏
向面8aに入射している(正面入射)。このときの略平
行光束の光束幅は主走査方向において光偏向器8の偏向
面8aのファセット幅に対し十分広くなるように設定し
ている(オーバーフィルド光学系)。
【0099】そして光偏向器8の偏向面8aで偏向反射
された光束は球面レンズ7、第1のシリンドリカルレン
ズ6、そして第2のシリンドリカルレンズ9を介して感
光ドラム面10上に導光され、該光偏向器8を矢印A方
向に回転させることによって、該感光ドラム面10上を
矢印B方向(主走査方向)に光走査している。これによ
り記録媒体としての感光ドラム面10上に画像記録を行
なっている。
【0100】このとき本実施形態では以下の条件式(1)
〜(3)のうち少なくとも1つを満足させることによって
被走査面10上を小さなスポット径で高精度に走査して
いる。
【0101】
【数33】
【0102】
【数34】
【0103】 0.86<N1/N2<0.92 ‥‥‥‥(3) 但し、 F : fθレンズ系の主走査方向の焦点距離 R2: 球面レンズの被走査面側の曲率半径 R3: 第1のシリンドリカルレンズの光偏向器側の主走査
方向の曲率半径 N1: 球面レンズの使用波長における材質の屈折率 N2: 第1のシリンドリカルレンズの使用波長における材
質の屈折率 なる条件を満足することを特徴としている。
【0104】次に前述した本発明の各条件式(1) 〜(3)
の技術的意味について説明する。
【0105】条件式(1),(2) は各々球面レンズ7の被走
査面10側のレンズ面と第1のシリンドリカルレンズ6
の光偏向器8側のレンズ面を平面又は曲率を小さくし、
斜入射光学系に適応させるための条件であり、条件式
(1),(2)のうち少なくとも一方が外れると45度方向の
波面収差が増大し、スポット形状が崩れてくるので良く
ない。本実施形態では条件式(1),(2)を満たすように構
成することにより、波面収差の悪化を抑えている。
【0106】条件式(3) は硝材の材料費を低く抑えると
共にfθレンズ系13を簡易に構成するための条件であ
り、条件式(3) を外れると硝材の材料費が高くなり、ま
たfθレンズ系13が複雑化になってくるので良くな
い。
【0107】尚、本発明において更に収差補正上、好ま
しくは次の諸条件のうち少なくとも1つを満足させるの
が良い。
【0108】 (ア−1) 0.05<D0/F<0.08 ‥‥‥‥(4) 但し、 D0: 光偏向器8の偏向面8aから球面レンズ7までの距
離 (ア−2)
【0109】
【数35】
【0110】但し、 D1: 球面レンズ7のレンズ厚 D2: 球面レンズ7から第1のシリンドリカルレンズ6ま
での距離 D3: 第1のシリンドリカルレンズ6のレンズ厚 (ア−3)球面レンズ7と第1のシリンドリカルレンズ
6は入射光学系11の一部をも構成していること。
【0111】(ア−4)光源手段1から出射した光束は
光偏向器8の偏向角の略中央から偏向面8aへ入射する
こと。
【0112】(ア−5)光源手段1から出射した光束は
光偏向器8の偏向面8aに対し該偏向面8aの主走査方
向の幅より広い状態で入射すること。
【0113】上記条件式(4),(5) は各々球面レンズ7の
被走査面10側のレンズ面と第1のシリンドリカルレン
ズ6の光偏向器8側のレンズ面を平面又は曲率を小さく
しつつ、主走査方向の像面湾曲を良好に補正するための
条件であり、条件式(4),(5)のうち少なくとも一方が外
れると主走査方向の像面湾曲を補正することが難しくな
ってくるので良くない。
【0114】図3は本発明の実施形態1の主走査方向及
び副走査方向の像面湾曲を示す図である。図4は本発明
の実施形態1の各像高におけるスポット形状を示す図で
ある。同図においてスポット形状を示す等高線はピーク
ノーマライズに対し、13.5%、40%、80%を示
している。スポット径は主走査方向(y方向)でおよそ
45μm、副走査方向(z方向)でおよそ65μmであ
る。図5は本発明の実施形態1の各像高におけるfθ特
性を示す図である。
【0115】図3、図4、図5の各図に示すように本実
施形態では主走査方向、副走査方向の双方の像面湾曲も
良好に補正され、スポット形状も良好であり、またfθ
特性も良好である。
【0116】[実施形態2]図6は本発明の実施形態2
の主走査方向及び副走査方向の像面湾曲を示す図であ
る。図7は本発明の実施形態2の各像高におけるスポッ
ト形状を示す図である。同図においてスポット形状を示
す等高線はピークノーマライズに対し、13.5%、4
0%、80%を示している。スポット径は主走査方向
(y方向)でおよそ45μm、副走査方向(z方向)で
およそ65μmである。図8は本発明の実施形態2の各
像高におけるfθ特性を示す図である。
【0117】本実施形態において前述の実施形態1と異
なる点は結像光学系を構成するレンズの形状やレンズ間
隔等を異ならせて構成したことである。その他の構成及
び光学的作用は実施形態1と略同様であり、これにより
同様な効果を得ている。
【0118】図6、図7、図8の各図に示すように本実
施形態では主走査方向、副走査方向の双方の像面湾曲も
良好に補正され、スポット形状も良好であり、またfθ
特性も良好である。
【0119】[実施形態3]図9は本発明の実施形態3
の主走査方向及び副走査方向の像面湾曲を示す図であ
る。図10は本発明の実施形態3の各像高におけるスポ
ット形状を示す図である。同図においてスポット形状を
示す等高線はピークノーマライズに対し、13.5%、
40%、80%を示している。スポット径は主走査方向
(y方向)でおよそ45μm、副走査方向(z方向)で
およそ65μmである。図11は本発明の実施形態3の
各像高におけるfθ特性を示す図である。
【0120】本実施形態において前述の実施形態1と異
なる点は結像光学系を構成するレンズの形状やレンズ間
隔等を異ならせて構成したことである。その他の構成及
び光学的作用は実施形態1と略同様であり、これにより
同様な効果を得ている。
【0121】図9、図10、図11の各図に示すように
本実施形態では主走査方向、副走査方向の双方の像面湾
曲も良好に補正され、スポット形状も良好であり、また
fθ特性も良好である。
【0122】本発明では、斜入射光学系に適用させる条
件である条件式(2)の左辺の値が条件式(1)の左辺
の値以下である以下の条件を満たすと、波面収差低減、
スポット形状良好、像面湾曲低減できるので好ましい。
【0123】
【数36】
【0124】更に、以下の斜入射光学系に適用させる条
件である条件式(2)の左辺の値と条件式(1)の左辺
の値より小さい以下の条件を満たすと、より好ましい。
【0125】
【数37】
【0126】本発明の光源手段である半導体レーザー1
は、1つの射出口を有する単ビームに限定されない。複
数の射出口(例えば、2つの射出口)を有するマルチビ
ームにも適用できる。
【0127】本発明の副走査方向にパワーを有する光学
系は、光学設計上、副走査方向にパワーを有する第2の
シリンドリカルレンズ9がより好ましいが、それに限定
されない。副走査方向にパワーを有するシリンドリカル
ミラーでも良い。また、本発明では、オーバーフィルド
光学系を用いているので、被走査面10上の走査幅を大
きくとれる効果得られる。また、オーバーフィルド光学
系において、fθレンズ系13が入射光学系を兼ねるダ
ブルパスなので、偏向面48aから出射する光束が偏向
面48aの偏向角の角度により強度が異なってしまうの
を低減できる効果が得られる。また、fθレンズ系13
が球面レンズ7及び主走査方向にパワーを有する第1の
シリンドリカルレンズ6から構成されているので、光源
1をfθレンズ系13の光軸に近い位置に配置できるの
で、光走査光学系を偏平化できる効果が得られる。ま
た、第1のシリンドリカルレンズ6が副走査方向にパワ
ーを有していないので、fθレンズ系13が入射光学系
を兼ねるダブルパスにおいて、第1のシリンドリカルレ
ンズ6を2回通過する光束の副走査方向の光路ずれを防
止できる効果が得られる。次に、本発明に適用される画
像形成装置の説明を行う。図20は、本発明の画像形成
装置の実施形態を示す副走査方向の要部断面図である。
図20において、符号104は画像形成装置を示す。こ
の画像形成装置104には、パーソナルコンピュータ等
の外部機器117からコードデータDcが入力する。こ
のコードデータDcは、装置内のプリンタコントローラ
111によって、画像データ(ドットデータ)Diに変
換される。この画像データDiは、実施形態1〜6に示
した構成を有する光走査ユニット100に入力される。
そして、この光走査ユニット100からは、画像データ
Diに応じて変調された光ビーム103が出射され、こ
の光ビーム103によって感光ドラム101の感光面が
主走査方向に走査される。静電潜像担持体(感光体)た
る感光ドラム101は、モータ115によって時計廻り
に回転させられる。そして、この回転に伴って、感光ド
ラム101の感光面が光ビーム103に対して、主走査
方向と直交する副走査方向に移動する。感光ドラム10
1の上方には、感光ドラム101の表面を一様に帯電せ
しめる帯電ローラ102が表面に当接するように設けら
れている。そして、帯電ローラ102によって帯電され
た感光ドラム101の表面に、前記光走査ユニット10
0によって走査される光ビーム103が照射されるよう
になっている。
【0128】先に説明したように、光ビーム103は、
画像データDiに基づいて変調されており、この光ビー
ム103を照射することによって感光ドラム101の表
面に静電潜像を形成せしめる。この静電潜像は、上記光
ビーム103の照射位置よりもさらに感光ドラム101
の回転方向の下流側で感光ドラム101に当接するよう
に配設された現像器107によってトナー像として現像
される。
【0129】現像器107によって現像されたトナー像
は、感光ドラム101の下方で、感光ドラム101に対
向するように配設された転写ローラ108によって被転
写材たる用紙112上に転写される。用紙112は感光
ドラム101の前方(図20において右側)の用紙カセ
ット109内に収納されているが、手差しでも給紙が可
能である。用紙カセット109端部には、給紙ローラ1
10が配設されており、用紙カセット109内の用紙1
12を搬送路へ送り込む。以上のようにして、未定着ト
ナー像を転写された用紙112はさらに感光ドラム10
1後方(図20において左側)の定着器へと搬送され
る。定着器は内部に定着ヒータ(図示せず)を有する定
着ローラ113とこの定着ローラ113に圧接するよう
に配設された加圧ローラ114とで構成されており、転
写部から搬送されてきた用紙112を定着ローラ113
と加圧ローラ114の圧接部にて加圧しながら加熱する
ことにより用紙112上の未定着トナー像を定着せしめ
る。更に定着ローラ113の後方には排紙ローラ116
が配設されており、定着された用紙112を画像形成装
置の外に排出せしめる。
【0130】図20においては図示していないが、プリ
ントコントローラ111は、先に説明データの変換だけ
でなく、モータ115を始め画像形成装置内の各部や、
後述する光走査ユニット内のポリゴンモータなどの制御
を行う。
【0131】次に本発明の各実施形態1〜3の結像光学
系の数値実施例1〜3を示す。
【0132】但し、各数値実施例において、 N1: 球面レンズ7の使用波長における材質の屈折率 N2: 第1のシリンドリカルレンズ6の使用波長における
材質の屈折率 D0: 光偏向器8の偏向面8aから球面レンズ7までの距
離 D1: 球面レンズ7のレンズ厚 D2: 球面レンズ7から第1のシリンドリカルレンズ6ま
での距離 D3: 第1のシリンドリカルレンズ6のレンズ厚 D4: 第1のシリンドリカルレンズ6から第2のシリンド
リカルレンズ9まの距離 D5: 第2のシリンドリカルレンズ9のレンズ厚 D6: 第2のシリンドリカルレンズ9から被走査面10ま
での距離 R1: 球面レンズ7の光偏向器8側の曲率半径 R2: 球面レンズ7の被走査面10側の曲率半径 R3: 第1のシリンドリカルレンズ6の光偏向器8側の主
走査方向の曲率半径 R4: 第1のシリンドリカルレンズ6の被走査面10側の
主走査方向の曲率半径 r3: 第2のシリンドリカルレンズ9の光偏向器8側の副
走査方向の曲率半径 rd3:第2のシリンドリカルレンズ9の光偏向器8側の副
走査方向の非球面係数 r4: 第2のシリンドリカルレンズ9の被走査面10側の
副走査方向の曲率半径 rd4:第2のシリンドリカルレンズ9の被走査面10側の
副走査方向の非球面係数 第2のシリンドリカルレンズ9面上の長手方向の軸上か
らの距離yに対しyにおける副走査方向のr'は r3'=r3・(1+rd3・y2) r4'=r4・(1+rd4・y2) で表される。
【0133】r5: 第2のシリンドリカルレンズ9の光偏
向器8側及び被走査面10側の主走査方向の曲率半径 又、前述の各条件式と数値実施例における諸数値との関
係を表−1に示す。
【0134】[数値実施例1] 使用波長=655nm 以下単位はミリメートルとする。
【0135】 以下単位はミリメートルとする。
【0136】 以下単位はミリメートルとする。
【0137】
【0138】
【表1】
【0139】[実施形態4]図1は本発明の実施形態4
の要部上面図であり、各要素を主走査断面内に投射した
状態を示している。図2は図1の要部側面図であり、各
要素を副走査断面内に投射した状態を示している。
【0140】尚、本明細書において、入射光学系の光軸
をz軸として図1に示すような座標系をとる。光路を展
開したときの主走査方向をx軸とするx,y,z座標系
をとる。主走査断面をxz断面、副走査断面をyz断面
として定義する。
【0141】図1、図2において1は光源手段であり、
例えば半導体レーザーより成っている。2は集光レンズ
(コリメーターレンズ)であり、光源手段1から出射し
た光束を弱発散光束に変換している。3は入射系のシリ
ンドリカルレンズであり、副走査方向にのみ正の屈折力
を有しており、集光レンズ2を通過した光束を副走査断
面内で後述する光偏向器8の偏向面(反射面)8aにほ
ぼ線像として結像させている。4は開口絞りであり、通
過光束を規制してビーム形状を整形している。5は折り
返しミラーであり、開口絞り4を通過した光束を光偏向
器8側へ折り返している。
【0142】尚、集光レンズ2、シリンドリカルレンズ
3、開口絞り4、そして折り返しミラー5等の各要素は
入射光学系11の一要素を構成している。また主走査断
面内においては集光レンズ2と後述する第1のシリンド
リカルレンズ6、球面レンズ7との3枚のレンズでコリ
メーター系を構成している。
【0143】8は光偏向器であり、例えばポリゴンミラ
ー(回転多面鏡)より成っており、モーター等の駆動手
段(不図示)により図中矢印A方向に一定速度で回転し
ている。ポリゴンミラー8は内接円半径が14mmの1
2面より成っている。
【0144】12は結像光学系であり、球面レンズ7と
主走査方向に正のパワーを有する第1のシリンドリカル
レンズ6を有するfθレンズ系13と、副走査方向に所
定のパワーを有する第2のシリンドリカルレンズ9とを
有している。本実施形態では像高=0における光束La
(主走査断面内における走査範囲の走査中心10aを通
過する光束)が副走査断面内において、第2のシリンド
リカルレンズ9の光軸(走査中心10aを含む副走査断
面内における第2のシリンドリカルレンズ9の曲率中心
を結ぶ線)に対して外れた位置を通過するよう設定して
いる。結像光学系12は光偏向器8からの偏向光束を被
走査面10に結像させると共に副走査断面内において光
偏向器8の偏向面8aと被走査面10との間を略共役関
係にすることにより、該偏向面の倒れを補正している。
尚、fθレンズ系13は入射光学系11の一部をも構成
している。
【0145】10は被走査面としての感光ドラム面であ
る。
【0146】本実施形態において半導体レーザー1から
光変調され出射した光束は集光レンズ2によって弱発散
光束に変換され、入射系のシリンドリカルレンズ3に入
射している。ここでシリンドリカルレンズ3に入射した
弱発散光束のうち副走査断面内においては光束は収束さ
れ、開口絞り4により制限され、折り返しミラー5を介
して第1のシリンドリカルレンズ6と球面レンズ7を透
過して光偏向器8の偏向面8aに入射し、該偏向面8a
近傍にほぼ線像(主走査方向に長手の線像)として結像
している。このとき偏向面8aに入射する光束は光偏向
器8の回転軸と結像光学系12の光軸を含む副走査断面
内において、該光偏向器8の回転軸と垂直な平面(光偏
向器8の回転平面)に対して角度0.8°で入射してい
る。即ち入射光学系11からの光束は副走査断面内にお
いて偏向面8aに対し斜め方向から入射している(斜入
射光学系)。
【0147】他方、主走査断面内においては光束はその
ままの状態(弱発散光束の状態)で第1のシリンドリカ
ルレンズ6と球面レンズ7を透過することによって略平
行光束に変換され、光偏向器8の偏向角の略中央から偏
向面に入射している(正面入射)。このときの略平行光
束の光束幅は主走査方向において光偏向器8の偏向面8
aのファセット幅に対し十分広くなるように設定してい
る(オーバーフィルド光学系)。
【0148】そして光偏向器8の偏向面8aで偏向反射
された光束は球面レンズ7、第1のシリンドリカルレン
ズ6、そして第2のシリンドリカルレンズ9を介して感
光ドラム面10上に導光され、該光偏向器8を矢印A方
向に回転させることによって、該感光ドラム面10上を
矢印B方向(主走査方向)に光走査している。これによ
り記録媒体としての感光ドラム面10上に画像記録を行
なっている。
【0149】図13は本発明の実施形態4の第1のシリ
ンドリカルレンズ6から光偏向器8までの副走査方向の
要部断面図(副走査断面図)である。同図において図1
に示した要素と同一要素には同符番を付している。
【0150】同図に示すように第1のシリンドリカルレ
ンズ6の光軸にそった単位ベクトルをx1、球面レンズ
7の光軸にそった単位ベクトルをx2、像高=0におけ
る偏向面8aの法線ベクトルをx3としたとき、x1,
x2,x3は各々副走査断面内において互いに平行にな
るように設定している。即ち、像高=0における偏向面
8aの垂線と球面レンズ7の光軸と第1のシリンドリカ
ルレンズ6の光軸とが各々副走査断面内において互いに
平行であり、同じ面上にある。これにより本実施形態で
はスキャナー箱を作りやすく、また精度が出しやすいと
いうメリットを得ている。
【0151】また本実施形態では前述の如く光源手段1
から出射された光束を副走査断面内において光偏向器8
の偏向面8aに対し、角度θ=0.8度で斜入射させて
いる(斜入射光学系)。
【0152】図14は本発明の実施形態4の第2のシリ
ンドリカルレンズ9の配置を示した副走査方向の要部断
面図(副走査断面図)である。
【0153】同図において第2のシリンドリカルレンズ
9の光軸は不図示の第1のシリンドリカルレンズ6及び
球面レンズ7の光軸と互いに平行になるよう設定されて
いる。つまり像高=0における偏向面からの反射光束の
方向ベクトルと第2のシリンドリカルレンズ9の光軸と
は角度θ=0.8度を成すよう設定されている。また像
高=0における第2のシリンドリカルレンズ9への入射
光束は、該第2のシリンドリカルレンズ9の光軸に対し
副走査方向に1.5mm上方を通過するよう設定されて
いる。これにより本実施形態では斜入射光学系特有の被
走査面10上での走査線の湾曲及び副走査方向のコマ収
差等を良好に補正している。
【0154】図15は本発明の実施形態1の主走査方向
及び副走査方向の像面湾曲を示す図である。図16は本
発明の実施形態1の各像高におけるスポット形状を示す
図である。図16においてスポット形状を示す等高線は
ピークノーマライズに対し、13.5%、40%、80
%を示している。スポット径は主走査方向(y方向)で
およそ45μm、副走査方向(z方向)でおよそ65μ
mである。図17は本発明の実施形態4の各像高におけ
るfθ特性を示す図である。
【0155】図15、図16、図17の各図に示すよう
に本実施形態では主走査方向、副走査方向の双方の像面
湾曲も良好に補正され、スポット形状も良好であり、ま
たfθ特性も良好である。
【0156】このように本実施形態では上述の如く光走
査光学装置を構成する各要素を適切に構成することによ
り、簡易な構成で例えば斜入射光学系特有の被走査面1
0上での走査線の湾曲及び副走査方向のコマ収差等を良
好に補正することができ、また入射光束の表面反射光束
が被走査面上に到達し、画質に悪影響を及ぼす問題点に
ついてもfθレンズ系13の光偏向器8側のレンズを球
面レンズ7とすることにより解決している。
【0157】次に本実施形態の数値実施例4を示す。
【0158】但し、数値実施例4において、 N1: 球面レンズ7の使用波長における材質の屈折率 N2: 第1のシリンドリカルレンズ6の使用波長における
材質の屈折率 D0: 光偏向器8の偏向面から球面レンズ7までの距離 D1: 球面レンズ7のレンズ厚 D2: 球面レンズ7から第1のシリンドリカルレンズ6ま
での距離 D3: 第1のシリンドリカルレンズ6のレンズ厚 D4: 第1のシリンドリカルレンズ6から第2のシリンド
リカルレンズ9までの距離 D5: 第2のシリンドリカルレンズ9のレンズ厚 D6: 第2のシリンドリカルレンズ9から被走査面10ま
での距離 R1: 球面レンズ7の光偏向器8側の曲率半径 R2: 球面レンズ7の被走査面10側の曲率半径 R3: 第1のシリンドリカルレンズ6の光偏向器8側の主
走査方向の曲率半径 R4: 第1のシリンドリカルレンズ6の被走査面10側の
主走査方向の曲率半径 r3: 第2のシリンドリカルレンズ9の光偏向器8側の副
走査方向の曲率半径 rd3:第2のシリンドリカルレンズ9の光偏向器8側の副
走査方向の非球面係数 r4: 第2のシリンドリカルレンズ9の被走査面10側の
副走査方向の曲率半径 rd4:第2のシリンドリカルレンズ9の被走査面10側の
副走査方向の非球面係数 第2のシリンドリカルレンズ9面上の長手方向の像高=
0からの距離yに対し、yにおける副走査方向のr'は r3'=r3・(1+rd3・y2) r4'=r4・(1+rd4・y2) で表わされる。
【0159】r5: 第2のシリンドリカルレンズ9の光偏
向面8側及び被走査面10側の主走査方向の曲率半径 [数値実施例4] 使用波長=655nm 以下単位はミリメートルとする。
【0160】 [実施形態5]図18は本発明の実施形態5の第1のシ
リンドリカルレンズから光偏向器までの副走査方向の要
部断面図(副走査断面図)である。同図において図13
に示した要素と同一要素には同符番を付している。
【0161】本実施形態においては前述の実施形態4と
異なる点は像高=0における偏向面8aの垂線と第1の
シリンドリカルレンズ6の光軸とが副走査断面内におい
て互いに平行と成るように設定すると共に後述する条件
式(A)を満足させるように各要素を構成したことであ
る。その他の構成及び光学的作用は実施形態4と略同様
であり、これにより同様な効果を得ている。
【0162】即ち、本実施形態では同図に示すように像
高=0における偏向面8aの垂線と第1のシリンドリカ
ルレンズ6の光軸とが副走査断面内において互いに平行
と成るように設定し、像高=0における偏向面8aへの
入射光束の方向ベクトルと偏向面8aからの反射光束の
方向ベクトルとを各々α1、α2とし、球面レンズ7の
光軸の方向ベクトルをβとしたとき、 |α1・β|>|α2・β| ‥‥‥‥(A) なる条件を満足するように各要素を設定している。
【0163】条件式(A)は球面レンズ7を偏心させる
ことにより、入射光束の表面反射光束が被走査面に到達
しないようにしたものであり、条件式(A)を外れると
入射光束の表面反射光束が被走査面上に到達し、画質に
悪影響を及ぼすので良くない。
【0164】このように本実施形態では球面レンズ7を
偏心させることにより、前述の実施形態4と比較して、
より球面レンズ7のレンズ面での反射光束による画質へ
の悪影響を解消することができる。また第1のシリンド
リカルレンズ6より球面レンズ7のレンズ面からの反射
光束による効果が大きく、球面レンズ7を傾けても収差
による影響は軽微であり、またスポットプロファイルへ
の影響は無視できるレベルである。
【0165】本実施形態では副走査断面内において光偏
向器8の偏向面8aへ入射する光束の入射角θはθ=
0.8度、像高=0における偏向面8aの法線と球面レ
ンズ7の光軸とのなす角度θaはθa=0.5度であ
る。
【0166】よって、条件式(A)の各パラメーターの
値は、 α1 =(-0.9999025, 0.0139622, 0.0000000) α2 =( 0.9999025, 0.0139622, 0.0000000) β =( 0.9999619,-0.0087265, 0.0000000) | α1・β|=0.999986292 | α2・β|=0.999742609 ∴| α1・β|>| α2・β| となる。
【0167】[実施形態6]図19は本発明の実施形態
6の第1のシリンドリカルレンズから光偏向器までの副
走査方向の要部断面図(副走査断面図)である。同図に
おいて図13に示した要素と同一要素には同符番を付し
ている。
【0168】本実施形態において前述の実施形態4と異
なる点は像高=0における偏向面8aからの反射光束と
球面レンズ7の光軸と第1のシリンドリカルレンズ6の
光軸とが副走査断面内において互いに平行となるように
設定したことである。その他の構成及び光学的作用は実
施形態4と略同様であり、これにより同様な効果を得て
いる。
【0169】即ち、本実施形態では像高=0における偏
向面8aからの反射光束と球面レンズ7の光軸と第1の
シリンドリカルレンズ6の光軸とが副走査断面内におい
て互いに平行となるように設定し、被走査面上のスポッ
トサイズを小さくするために射出FNo(Fナンバー)
の値を40程度と小さく設定している。
【0170】このような配置を取ることにより、本実施
形態では副走査方向、45度方向の収差補正や走査線の
湾曲量の低減に効果を得ている。尚、射出FNoはおよ
そ40以下に設定すると本実施例は有効である。
【0171】本発明によれば前述の如く斜入射光学系を
用いた光走査光学装置において、該装置を構成する各要
素を適切に設定することにより、簡易な構成で画質に悪
影響を与えることなく、高精細化が可能となる光走査光
学装置を達成することができる。
【0172】
【発明の効果】本発明によれば前述の如く斜入射光学系
を用いた光走査光学装置において、該装置を構成する各
要素を適切に設定することにより、簡易な構成で画質に
悪影響を与えることなく、高精細化が可能となる光走査
光学装置を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1の要部上面図
【図2】 本発明の実施形態1の要部側面図
【図3】 本発明の実施形態1の主走査、副走査方向の
像面湾曲を示す図
【図4】 本発明の実施形態1のスポット形状を示す図
【図5】 本発明の実施形態1のfθ特性を示す図
【図6】 本発明の実施形態2の主走査、副走査方向の
像面湾曲を示す図
【図7】 本発明の実施形態2のスポット形状を示す図
【図8】 本発明の実施形態2のfθ特性を示す図
【図9】 本発明の実施形態3の主走査、副走査方向の
像面湾曲を示す図
【図10】 本発明の実施形態3のスポット形状を示す
【図11】 本発明の実施形態3のfθ特性を示す図
【図12】 従来の光走査装置の要部概略図
【図13】 本発明の実施形態4の主要部分の副走査断
面図
【図14】 本発明の実施形態4の主要部分の副走査断
面図
【図15】 本発明の実施形態4の主走査、副走査方向
の像面湾曲を示す図
【図16】 本発明の実施形態4のスポット形状を示す
【図17】 本発明の実施形態4のfθ特性を示す図
【図18】 本発明の実施形態5の主要部分の副走査断
面図
【図19】 本発明の実施形態6の主要部分の副走査断
面図
【図20】 本発明の画像形成装置の概略図
【符号の説明】
1 光源手段(半導体レーザー) 2 集光レンズ 3 シリンドリカルレンズ 4 絞り 5 折り返しミラー 6 第1のシリンドリカルレンズ 7 球面レンズ 8 光偏向器(ポリゴンミラー) 9 第2のシリンドリカルレンズ 10 被走査面(感光ドラム面) 11 入射光学系 12 結像光学系 13 fθレンズ系
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年12月15日(2000.12.
15)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】その場合、偏向面48aから出射する光束
が偏向面48aの偏向角の角度により強度が異なってし
まうのを補うために、なるべく、光偏向器48の正面方
向から半導体レーザー1から出射された光束を入射させ
ることが求められ、fθレンズ系53が入射光学系の一
部を構成するような、光束がfθレンズ系53を光偏向
器8への入射と出射の2回通過する構成(ダブルパ
ス)、及び/又は、光源41から出射した光束は光偏向
器48aの偏向角の略中央から偏向面48aへ入射させ
る(正面入射)の方式を適用することが必要になり、f
θレンズ系53及び光走査光学装置を偏平にすることが
できず、画像形成装置の大型化を招いてしまう問題が起
こる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】請求項8の発明は請求項1〜7のいずれか
の発明において前記光源手段から出射した光束は前記光
偏向器の偏向面に対し該偏向面の主走査方向の幅より広
い状態で入射することを特徴としている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】請求項9の発明は請求項1〜8のいずれか
の発明において前記副走査方向にパワーを有する光学系
が副走査方向にパワーを有する第2のシリンドリカルレ
ンズを有することを特徴としている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】なる条件を満足することを特徴としてい
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0154
【補正方法】変更
【補正内容】
【0154】図15は本発明の実施形態4の主走査方向
及び副走査方向の像面湾曲を示す図である。図16は本
発明の実施形態4の各像高におけるスポット形状を示す
図である。図16においてスポット形状を示す等高線は
ピークノーマライズに対し、13.5%、40%、80
%を示している。スポット径は主走査方向(y方向)で
およそ45μm、副走査方向(z方向)でおよそ65μ
mである。図17は本発明の実施形態4の各像高におけ
るfθ特性を示す図である。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0171
【補正方法】変更
【補正内容】
【0171】本実施例は前述の如く斜入射光学系を用い
た光走査光学装置において、該装置を構成する各要素を
適切に設定することにより、簡易な構成で画質に悪影響
を与えることなく、高精細化が可能となる光走査光学装
置を達成することができる。

Claims (46)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源手段から出射した光束を副走査断面
    内において光偏向器の偏向面に対し所定の角度で入射さ
    せる入射光学系と、 該光偏向器の偏向面で偏向反射された光束を被走査面上
    に結像させる結像光学系と、を有する光走査光学装置に
    おいて、 前記結像光学系は、球面レンズと主走査方向にパワーを
    有する第1のシリンドリカルレンズとを有するfθレン
    ズ系と、副走査方向にパワーを有する光学系とを有し、
    該球面レンズと該第1のシリンドリカルレンズは前記入
    射光学系の一部をも構成することを特徴とする光走査光
    学装置。
  2. 【請求項2】 前記光走査光学装置は、以下の条件式 【数1】 【数2】 但し、 F : fθレンズ系の主走査方向の焦点距離 R2: 球面レンズの被走査面側の曲率半径 R3: 第1のシリンドリカルレンズの光偏向器側の主走査
    方向の曲率半径 N1: 球面レンズの使用波長における材質の屈折率 N2: 第1のシリンドリカルレンズの使用波長における材
    質の屈折率 なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の
    光走査光学装置。
  3. 【請求項3】 前記光走査光学装置は、 【数3】 なる条件を満足することを特徴とする請求項2に記載の
    光走査光学装置。
  4. 【請求項4】 前記光走査光学装置は、以下の条件式 0.86<N1/N2<0.92 なる条件を満足することを特徴とする請求項2又は3に
    記載の光走査光学装置。
  5. 【請求項5】 前記光走査光学装置は、 0.05<D0/F<0.08 但し、 D0: 光偏向器の偏向面から球面レンズまでの距離 なる条件を満足することを特徴とする請求項2〜4のい
    ずれか1項に記載の光走査光学装置。
  6. 【請求項6】 前記光走査光学装置は、 【数4】 但し、 D1: 球面レンズのレンズ厚 D2: 球面レンズから第1のシリンドリカルレンズまでの
    距離 D3: 第1のシリンドリカルレンズのレンズ厚 なる条件を満足することを特徴とする請求項2〜5のい
    ずれか1項に記載の光走査光学装置。
  7. 【請求項7】 前記光源手段から出射した光束は前記光
    偏向器の偏向角の略中央から偏向面へ入射することを特
    徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の光走査光
    学装置。
  8. 【請求項8】 前記光源手段から出射した光束は前記光
    偏向器の偏向面に対し該偏向面の主走査方向の幅より広
    い状態で入射することを特徴とする請求項1〜7のいず
    れか1項に記載の光走査光学装置。
  9. 【請求項9】 前記副走査方向にパワーを有する光学系
    が副走査方向にパワーを有する第2のシリンドリカルレ
    ンズを有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか
    1項に記載の光走査光学装置。
  10. 【請求項10】 前記副走査方向にパワーを有する光学
    系は、第2のシリンドリカルレンズを有し、 像高=0における光束は副走査断面内において、該第2
    のシリンドリカルレンズの光軸に対して外れた位置を通
    過するよう設定されていることを特徴とする請求項1に
    記載の光走査光学装置。
  11. 【請求項11】 前記像高=0における偏向面からの反
    射光束の方向ベクトルと前記第2のシリンドリカルレン
    ズの光軸とは所定の角度を成すよう設定することを特徴
    とする請求項10に記載の光走査光学装置。
  12. 【請求項12】 前記像高=0における偏向面の垂線と
    前記球面レンズの光軸と前記第1のシリンドリカルレン
    ズの光軸とは副走査断面内において互いに平行であるこ
    とを特徴とする請求項10に記載の光走査光学装置。
  13. 【請求項13】 前記像高=0における偏向面の垂線と
    前記第1のシリンドリカルレンズの光軸とは副走査断面
    内において互いに平行であり、 該像高=0における偏向面への入射光束の方向ベクトル
    と該偏向面からの反射光束の方向ベクトルとを各々α
    1、α2とし、前記球面レンズの光軸の方向ベクトルを
    βとしたとき、 |α1・β|>|α2・β| なる条件を満足することを特徴とする請求項10に記載
    の光走査光学装置。
  14. 【請求項14】 前記像高=0における偏向面からの反
    射光束と前記球面レンズの光軸と前記第1のシリンドリ
    カルレンズの光軸とは副走査断面内において互いに平行
    であることを特徴とする請求項10に記載の光走査光学
    装置。
  15. 【請求項15】 前記光源手段から出射した光束は前記
    光偏向器の偏向面に対し、該偏向面の主走査方向の幅よ
    り広い状態で入射することを特徴とする請求項10〜1
    4のいずれか1項に記載の光走査光学装置。
  16. 【請求項16】 前記光源手段から出射した光束は前記
    光偏向器の偏向角の略中央から偏向面へ入射することを
    特徴とする請求項10〜15のいずれか1項に記載の光
    走査光学装置。
  17. 【請求項17】 光源手段から出射した光束を副走査断
    面内において光偏向器の偏向面に対し所定の角度で入射
    させる入射光学系と、 該光偏向器の偏向面で偏向反射された光束を被走査面上
    に結像させる結像光学系と、を有する光走査光学装置に
    おいて、 前記結像光学系は、球面レンズと主走査方向にパワーを
    有する第1のシリンドリカルレンズとを有するfθレン
    ズ系と、副走査方向にパワーを有する光学系とを有し、
    以下の条件式 【数5】 【数6】 但し、 F : fθレンズ系の主走査方向の焦点距離 R2: 球面レンズの被走査面側の曲率半径 R3: 第1のシリンドリカルレンズの光偏向器側の主走査
    方向の曲率半径 N1: 球面レンズの使用波長における材質の屈折率 N2: 第1のシリンドリカルレンズの使用波長における材
    質の屈折率 なる条件を満足することを特徴とする光走査光学装置。
  18. 【請求項18】 前記光走査光学装置は、 【数7】 なる条件を満足することを特徴とする請求項17に記載
    の光走査光学装置。
  19. 【請求項19】 前記光源手段から出射した光束は前記
    光偏向器の偏向面に対し該偏向面の主走査方向の幅より
    広い状態で入射することを特徴とする請求項17又は1
    8に記載の光走査光学装置。
  20. 【請求項20】 前記球面レンズと前記第1のシリンド
    リカルレンズは前記入射光学系の一部をも構成している
    ことを特徴とする請求項17〜19のいずれか1項に記
    載の光走査光学装置。
  21. 【請求項21】 前記光源手段から出射した光束は前記
    光偏向器の偏向角の略中央から偏向面へ入射することを
    特徴とする請求項17〜20のいずれか1項に記載の光
    走査光学装置。
  22. 【請求項22】 前記副走査方向にパワーを有する光学
    系が副走査方向にパワーを有する第2のシリンドリカル
    レンズを有することを特徴とする請求項17〜20のい
    ずれか1項に記載の光走査光学装置。
  23. 【請求項23】 光源手段から出射した光束を副走査断
    面内において光偏向器の偏向面に対し所定の角度で入射
    させる入射光学系と、 該光偏向器の偏向面で偏向反射された光束を被走査面上
    に結像させる結像光学系と、を有する光走査光学装置に
    おいて、 前記結像光学系は、球面レンズと主走査方向にパワーを
    有する第1のシリンドリカルレンズとを有するfθレン
    ズ系と、副走査方向にパワーを有する光学系とを有し、
    前記光源手段から出射した光束は前記光偏向器の偏向面
    に対し、該偏向面の主走査方向の幅より広い状態で入射
    することを特徴とする光走査光学装置。
  24. 【請求項24】 前記光走査光学装置は、以下の条件式 【数8】 【数9】 但し、 F : fθレンズ系の主走査方向の焦点距離 R2: 球面レンズの被走査面側の曲率半径 R3: 第1のシリンドリカルレンズの光偏向器側の主走査
    方向の曲率半径 N1: 球面レンズの使用波長における材質の屈折率 N2: 第1のシリンドリカルレンズの使用波長における材
    質の屈折率 なる条件を満足することを特徴とする請求項23に記載
    の光走査光学装置。
  25. 【請求項25】 前記光走査光学装置は、 【数10】 なる条件を満足することを特徴とする請求項24に記載
    の光走査光学装置。
  26. 【請求項26】 前記球面レンズと前記第1のシリンド
    リカルレンズは前記入射光学系の一部をも構成している
    ことを特徴とする請求項23〜25のいずれか1項に記
    載の光走査光学装置。
  27. 【請求項27】 前記光源手段から出射した光束は前記
    光偏向器の偏向角の略中央から偏向面へ入射することを
    特徴とする請求項23〜26のいずれか1項に記載の光
    走査光学装置。
  28. 【請求項28】 前記副走査方向にパワーを有する光学
    系が副走査方向にパワーを有する第2のシリンドリカル
    レンズを有することを特徴とする請求項23〜27のい
    ずれか1項に記載の光走査光学装置。
  29. 【請求項29】 請求項1乃至28のいずれか一項に記
    載の光走査光学装置と、前記被走査面に配置された感光
    体と、前記光走査光学装置で走査された光束によって前
    記感光体上に形成された静電潜像をトナー像として現像
    する現像器と、前記現像されたトナー像を被転写材に転
    写する転写器と、転写されたトナー像を被転写材に定着
    させる定着器とから成ることを特徴とする画像形成装
    置。
  30. 【請求項30】 請求項1乃至28のいずれか一項に記
    載の光走査光学装置と、外部機器から入力したコードデ
    ータを画像信号に変換して前記光走査光学装置に入力せ
    しめるプリンタコントローラとから成ることを特徴とす
    る画像形成装置。
  31. 【請求項31】 光源手段から出射した光束を副走査断
    面内において光偏向器の偏向面に対し所定の角度で入射
    させる入射光学系と、 該光偏向器の偏向面で偏向反射された光束を被走査面上
    に結像させる結像光学系と、を有する光走査光学装置に
    おいて、 前記結像光学系は、主走査方向及び副走査方向の両方に
    パワーを有するレンズと主走査方向にパワーを有する第
    1のシリンドリカルレンズとを有するfθレンズ系と、
    副走査方向にパワーを有する光学系とを有し、該主走査
    方向及び副走査方向の両方にパワーを有するレンズと該
    第1のシリンドリカルレンズは前記入射光学系の一部を
    も構成することを特徴とする光走査光学装置。
  32. 【請求項32】前記主走査方向及び副走査方向の両方に
    パワーを有するレンズは、球面レンズであることを特徴
    とする請求項31に記載の光走査光学装置。
  33. 【請求項33】 前記光走査光学装置は、以下の条件式 【数11】 【数12】 但し、 F : fθレンズ系の主走査方向の焦点距離 R2: 球面レンズの被走査面側の曲率半径 R3: 第1のシリンドリカルレンズの光偏向器側の主走査
    方向の曲率半径 N1: 球面レンズの使用波長における材質の屈折率 N2: 第1のシリンドリカルレンズの使用波長における材
    質の屈折率 なる条件を満足することを特徴とする請求項32に記載
    の光走査光学装置。
  34. 【請求項34】 前記光走査光学装置は、 【数13】 なる条件を満足することを特徴とする請求項33に記載
    の光走査光学装置。
  35. 【請求項35】 前記光源手段から出射した光束は前記
    光偏向器の偏向角の略中央から偏向面へ入射することを
    特徴とする請求項31〜34のいずれか1項に記載の光
    走査光学装置。
  36. 【請求項36】 前記光源手段から出射した光束は前記
    光偏向器の偏向面に対し該偏向面の主走査方向の幅より
    広い状態で入射することを特徴とする請求項31〜35
    のいずれか1項に記載の光走査光学装置。
  37. 【請求項37】 前記副走査方向にパワーを有する光学
    系が副走査方向にパワーを有する第2のシリンドリカル
    レンズを有することを特徴とする請求項31〜36のい
    ずれか1項に記載の光走査光学装置。
  38. 【請求項38】 光源手段から出射した光束を副走査断
    面内において光偏向器の偏向面に対し所定の角度で入射
    させる入射光学系と、 該光偏向器の偏向面で偏向反射された光束を被走査面上
    に結像させる結像光学系と、を有する光走査光学装置に
    おいて、 前記結像光学系は、主走査方向及び副走査方向の両方に
    パワーを有するレンズと主走査方向にパワーを有する第
    1のシリンドリカルレンズとを有するfθレンズ系と、
    副走査方向にパワーを有する光学系とを有し、前記光源
    手段から出射した光束は前記光偏向器の偏向面に対し、
    該偏向面の主走査方向の幅より広い状態で入射すること
    を特徴とする光走査光学装置。
  39. 【請求項39】 前記主走査方向及び副走査方向の両方
    にパワーを有するレンズは、球面レンズであることを特
    徴とする請求項38に記載の光走査光学装置。
  40. 【請求項40】 前記光走査光学装置は、以下の条件式 【数14】 【数15】 但し、 F : fθレンズ系の主走査方向の焦点距離 R2: 球面レンズの被走査面側の曲率半径 R3: 第1のシリンドリカルレンズの光偏向器側の主走査
    方向の曲率半径 N1: 球面レンズの使用波長における材質の屈折率 N2: 第1のシリンドリカルレンズの使用波長における材
    質の屈折率 なる条件を満足することを特徴とする請求項38に記載
    の光走査光学装置。
  41. 【請求項41】 前記光走査光学装置は、 【数16】 なる条件を満足することを特徴とする請求項38に記載
    の光走査光学装置。
  42. 【請求項42】 前記主走査方向及び副走査方向の両方
    にパワーを有するレンズと前記第1のシリンドリカルレ
    ンズは前記入射光学系の一部をも構成していることを特
    徴とする請求項38〜41のいずれか1項に記載の光走
    査光学装置。
  43. 【請求項43】 前記光源手段から出射した光束は前記
    光偏向器の偏向角の略中央から偏向面へ入射することを
    特徴とする請求項38〜42のいずれか1項に記載の光
    走査光学装置。
  44. 【請求項44】 前記副走査方向にパワーを有する光学
    系が副走査方向にパワーを有する第2のシリンドリカル
    レンズを有することを特徴とする請求項38〜43のい
    ずれか1項に記載の光走査光学装置。
  45. 【請求項45】 請求項31乃至44のいずれか一項に
    記載の光走査光学装置と、前記被走査面に配置された感
    光体と、前記光走査光学装置で走査された光束によって
    前記感光体上に形成された静電潜像をトナー像として現
    像する現像器と、前記現像されたトナー像を被転写材に
    転写する転写器と、転写されたトナー像を被転写材に定
    着させる定着器とから成ることを特徴とする画像形成装
    置。
  46. 【請求項46】 請求項31乃至44のいずれか一項に
    記載の光走査光学装置と、外部機器から入力したコード
    データを画像信号に変換して前記光走査光学装置に入力
    せしめるプリンタコントローラとから成ることを特徴と
    する画像形成装置。
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