JP2001108820A - カラーフィルタの製造方法及び製造装置及び液晶表示装置の製造方法及び液晶表示装置を備えた装置の製造方法 - Google Patents

カラーフィルタの製造方法及び製造装置及び液晶表示装置の製造方法及び液晶表示装置を備えた装置の製造方法

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JP2001108820A
JP2001108820A JP2000233599A JP2000233599A JP2001108820A JP 2001108820 A JP2001108820 A JP 2001108820A JP 2000233599 A JP2000233599 A JP 2000233599A JP 2000233599 A JP2000233599 A JP 2000233599A JP 2001108820 A JP2001108820 A JP 2001108820A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の吐出ノズルをもつインクジェットヘッド
を使用しても、高精度な着色精度を実現することが出来
るカラーフィルタの製造方法を提供する。 【解決手段】インクジェットヘッドIJHを所定の着色
用部材に対して相対的に走査させながら、着色用部材に
インクを吐出する吐出工程と、吐出工程において吐出さ
れたインクの着弾位置を検出する検出工程と、検出工程
で検出されたインクの着弾位置とインクの理想着弾位置
とのずれ量が所定の範囲内となるように、インクジェッ
トヘッドからのインクの吐出タイミングを調整する吐出
タイミング調整工程と、吐出タイミング調整工程で調整
された吐出タイミングでインクジェットヘッドからイン
クを基板上に吐出し、複数のフィルタエレメントを形成
する形成工程とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光透過性の基板上
に着色されたフィルタエレメントを複数個並べて形成す
ることにより製造されるカラーフィルタの製造方法及び
製造装置及びカラーフィルタ及び液晶表示装置及びこの
液晶表示装置を備えた装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】」従来、液晶ディスプレイに用いられる
カラーフィルタの製造方法としては、顔料分散法、電着
法、印刷法等が試みられている。また、近年、これらの
方法にかわって、インクジェット記録技術を利用したカ
ラーフィルタの製造方法が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例における顔料分散法、電着法、印刷法等は、多く
の製造工程を必要とし、どうしてもコストが高くなって
しまう。そこで、こうした製造方法に比べて製造行程が
少なくて済むインクジェット記録技術を用いた製造方法
が注目されている。そして、このインクジェット方式に
よりカラーフィルタを製造する装置は、インクの吐出ノ
ズルが1つのヘッドを用いるものは、比較的容易に実現
できる。しかしながら、ノズルが1つの装置では、フィ
ルタの着色にかなりの時間を必要とし実用的ではない。
そこで、着色にかかる時間を短縮するために、複数のイ
ンク吐出ノズルを持つ構成が考えられているが、複数の
インク吐出ノズル間の製造誤差が大きいと、インクの着
弾位置がばらついてしまい、精度の良いカラーフィルタ
の製造が困難になるという問題点があった。
【0004】従って、本発明は上述した課題に鑑みてな
されたものであり、その目的は、複数の吐出ノズルをも
つインクジェットヘッドを使用しても、高精度な着色精
度を実現することが出来るカラーフィルタの製造方法及
び製造装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し目
的を達成するために、本発明に係わるカラーフィルタの
製造方法は、インクジェットヘッドを基板に対して相対
的に走査させながらインクを吐出することで、前記基板
上に複数のフィルタエレメントが形成されたカラーフィ
ルタを製造する方法であって、前記インクジェットヘッ
ドを所定の着色用部材に対して相対的に走査させなが
ら、前記着色用部材に前記インクを吐出する吐出工程
と、前記吐出工程において吐出された前記インクの着弾
位置を検出する検出工程と、前記検出工程で検出された
前記インクの着弾位置と前記インクの理想着弾位置との
ずれ量が所定の範囲内となるように、前記インクジェッ
トヘッドからのインクの吐出タイミングを調整する吐出
タイミング調整工程と、前記吐出タイミング調整工程で
調整された吐出タイミングで前記インクジェットヘッド
から前記インクを前記基板上に吐出し、複数のフィルタ
エレメントを形成する形成工程と、を具備することを特
徴としている。
【0006】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造方法において、前記吐出タイミング調整工程では、
前記走査の方向における前記ずれ量が所定の範囲内とな
るように前記インクジェットヘッドからのインクの吐出
タイミングを調整することを特徴としている。
【0007】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造方法において、前記吐出工程では、前記インクジェ
ットヘッドからインクを所定のパターンで吐出すること
を特徴としている。
【0008】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造方法において、前記吐出工程では、前記インクジェ
ットヘッドの複数のインク吐出口うち、着色に用いるイ
ンク吐出口のみからインクを吐出することを特徴として
いる。
【0009】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造方法において、前記吐出工程では、前記インクジェ
ットヘッドの複数のインク吐出口うち、全てのインク吐
出口からインクを吐出することを特徴としている。
【0010】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造方法において、前記インクジェットヘッドを複数個
備えることを特徴としている。
【0011】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造方法において、前記複数のインクジェットヘッド
は、赤色のインクを吐出するためのインクジェットヘッ
ド、青色のインクを吐出するためのインクジェットヘッ
ド、緑色のインクを吐出するためのインクジェットヘッ
ドを含むことを特徴としている。
【0012】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造方法において、前記インクジェットヘッドは、熱エ
ネルギーを利用してインクを吐出するヘッドであって、
インクに与える熱エネルギーを発生するための熱エネル
ギー変換体を備えていることを特徴としている。
【0013】また、本発明に係わるカラーフィルタの製
造装置は、インクジェットヘッドを基板に対して相対的
に走査させながらインクを吐出することで、前記基板上
に複数のフィルタエレメントが形成されたカラーフィル
タを製造する装置であって、前記インクジェットヘッド
を所定の着色用部材に対して相対的に走査させながら、
前記着色用部材に前記インクを吐出させる吐出制御手段
と、前記吐出制御手段により吐出された前記インクの着
弾位置を検出するための検出手段と、前記検出手段によ
り検出された前記インクの着弾位置と前記インクの理想
着弾位置とのずれ量が所定の範囲内となるように、前記
インクジェットヘッドからのインクの吐出タイミングを
調整するための吐出タイミング調整手段と、前記吐出タ
イミング調整手段により調整された吐出タイミングで前
記インクジェットヘッドから前記インクを前記基板上に
吐出し、複数のフィルタエレメントを形成するための形
成手段と、を具備することを特徴としている。
【0014】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造装置において、前記吐出タイミング調整手段は、前
記走査の方向における前記ずれ量が所定の範囲内となる
ように前記インクジェットヘッドからのインクの吐出タ
イミングを調整することを特徴としている。
【0015】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造装置において、前記吐出制御手段は、前記インクジ
ェットヘッドからインクを所定のパターンで吐出させる
ことを特徴としている。
【0016】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造装置において、前記吐出制御手段は、前記インクジ
ェットヘッドの複数のインク吐出口うち、着色に用いる
インク吐出口のみからインクを吐出させることを特徴と
している。
【0017】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造装置において、前記吐出制御手段は、前記インクジ
ェットヘッドの複数のインク吐出口うち、全てのインク
吐出口からインクを吐出させることを特徴としている。
【0018】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造装置において、前記インクジェットヘッドを複数個
備えることを特徴としている。
【0019】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造装置において、前記複数のインクジェットヘッド
は、赤色のインクを吐出するためのインクジェットヘッ
ド、青色のインクを吐出するためのインクジェットヘッ
ド、緑色のインクを吐出するためのインクジェットヘッ
ドを含むことを特徴としている。
【0020】また、この発明に係わるカラーフィルタの
製造装置において、前記インクジェットヘッドは、熱エ
ネルギーを利用してインクを吐出するヘッドであって、
インクに与える熱エネルギーを発生するための熱エネル
ギー変換体を備えていることを特徴としている。
【0021】また、本発明に係わる液晶表示装置の製造
方法は、インクジェットヘッドの複数のインク吐出口か
ら基板に向けてインクを吐出することにより製造される
カラーフィルタを用いた液晶表示装置を製造する方法で
あって、上記の製造方法によりカラーフィルタを製造す
る工程と、カラーフィルタに対向する基板と前記製造さ
れたカラーフィルタとの間に液晶化合物を封入する工程
と、を備えることを特徴としている。
【0022】また、本発明に係わる液晶表示装置を備え
た装置の製造方法は、インクジェットヘッドの複数のイ
ンク吐出口から基板に向けてインクを吐出することによ
り製造されるカラーフィルタを用いた液晶表示装置を備
えた装置を製造する方法であって、上記の製造方法によ
り液晶表示装置を製造する工程と、液晶表示装置に画像
信号を出力するための画像信号出力手段を、前記製造さ
れた液晶表示装置に具備する工程と、を備えることを特
徴としている。
【0023】以上の様に本発明は構成されているので、
インクジェットヘッドの複数の吐出口の位置がばらつい
ていた場合でも、各吐出口からの着色剤の吐出タイミン
グをそれぞれ調整することにより、着色剤を基板上の正
確な位置に吐出することができ、高精度なカラーフィル
タを製造することが出来る。
【0024】また、インクジェットヘッドの複数の吐出
口の位置がばらついていた場合でも、インクジェットヘ
ッドの姿勢を調整することにより、各吐出口を正確な位
置に持ってくることができ、着色剤を基板上の正確な位
置に吐出することが出来る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な一実施例に
ついて添付図面を参照して詳細に説明する。
【0026】まず、図1は本発明に係わる製造方法及び
製造装置により製造されるカラーフイルタの部分拡大図
である。
【0027】このカラーフイルタ10は、携帯用パーソ
ナルコンピュータ等に使用されるカラーの液晶ディスプ
レイ等の前面に装着されているものであり、図1
(a),(b)に示す様に、R(赤)、G(緑)、B
(青)に着色されたフイルタエレメント10aが、2次
元状に、例えば格子状に配列されて構成されている。図
1(a)に示したものは、各フイルタエレメント10a
を単純な格子状に配置した例であり、図1(b)に示し
たものはフイルタエレメント10aを千鳥格子状に配置
した例である。各フイルタエレメント10aの間には、
夫々のフイルタエレメント10a間の区切りを明確にし
て、画面を鮮明にするために、遮光格子10bが形成さ
れている。
【0028】図2は、図1に示したカラーフイルタ10
の側断面図であり、カラーフイルタ10の本体を構成す
るガラス基板12上に、遮光格子10bが形成され、そ
の上に各色のフイルタエレメント10aが形成されてい
る状態を示している。
【0029】カラーフイルタ10を製造するにあたって
は、ガラス基板12の上にクロムをスパッタリングによ
り付着させ、フオトリソグラフィーにより格子状のパタ
ーンを形成する。これが遮光格子10bとなる。次に、
この遮光格子10bの上にセルロース、アクリル系樹
脂、ゼラチン等から成る、液体を吸収する被染色層14
を形成し、この被染色層14のフイルタエレメント形成
領域にインクジェット方式の記録ヘッドにより着色剤
(染料)を混入した液滴(以下インクと呼ぶ)を吹き付
ける。これにより、被染色層14を着色してカラーのフ
イルタエレメント10aを形成する。なお、染料以外に
顔料を使用することも可能であるし、紫外線硬化型イン
クを使用することも可能である。なお、顔料や紫外線硬
化型インクを使用する場合は、被染色層14は必要ない
場合もある。
【0030】さらに、必要に応じて保護層を形成する。
保護層としては、光硬化タイプ、熱硬化タイプあるいは
光熱併用タイプの樹脂材料、蒸着、スパッタ等によって
形成された無機膜等を用いることができ、カラーフィル
タとした場合の透明性を有し、その後のITO(Indium
Tin Oxide)形成プロセス、配向膜形成プロセス等に耐
えうるものであれば使用可能である。
【0031】なお、カラー液晶パネルは、一般的にカラ
ーフィルタ基板12と対向基板54を合わせこみ、液晶
化合物52を封入することにより形成される。液晶パネ
ルの一方の基板54の内側に、TFT(Thin Film Trans
istor)(不図示)と透明な画素電極53がマトリックス
状に形成される。また、もう一方の基板12の内側に
は、画素電極に対向する位置にRGBの色材が配列する
ようカラーフィルタ10が設置され、その上に透明な対
向電極(共通電極)50が一面に形成される。遮光格子
10bは、通常カラーフィルター基板12側に形成され
るが(図14参照)、BM(ブラックマトリクス)オン
アレイタイプの液晶パネルにおいては対向するTFT基
板側に形成される(図15参照)。さらに、両基板の面
内には配向膜51が形成されており、これをラビング処
理することにより液晶分子を一定方向に配列させること
ができる。また、それぞれのガラス基板の外側には偏光
板55が接着されており、液晶化合物52は、これらの
ガラス基板の間隙(2〜5μm程度)に充填される。ま
た、バックライトとしては蛍光灯(不図示)と散乱板
(不図示)の組み合わせが一般的に用いられており、液
晶化合物をバックライト光の透過率を変化させる光シャ
ッターとして機能させることにより表示を行う。
【0032】このような液晶パネルを情報処理装置に適
用した場合の例を図5乃至図7を参照して説明する。
【0033】図5は上記の液晶パネルをワードプロセッ
サ,パーソナルコンピュータ,ファクシミリ装置,複写
装置としての機能を有する情報処理装置に適用した場合
の概略構成を示すブロック図である。
【0034】図中、1801は装置全体の制御を行なう
制御部で、マイクロプロセッサ等のCPUや各種I/O
ポートを備え、各部に制御信号やデータ信号等を出力し
たり、各部よりの制御信号やデータ信号を入力して制御
を行なっている。1802はディスプレイ部で、この表
示画面には各種メニューや文書情報およびイメージリー
ダ1807で読み取ったイメージデータ等が表示され
る。1803はディスプレイ部1802上に設けられた
透明な感圧式のタッチパネルで、指等によりその表面を
押圧することにより、ディスプレイ部1802上での項
目入力や座標位置入力等を行なうことができる。
【0035】1804はFM(Frequency M
odulation)音源部で、音楽エディタ等で作成
された音楽情報をメモリ部1810や外部記憶装置18
12にデジタルデータとして記憶しておき、それらメモ
リ等から読み出してFM変調を行なうものである。FM
音源部1804からの電気信号はスピーカ部1805に
より可聴音に変換される。プリンタ部1806はワード
プロセッサ,パーソナルコンピュータ,ファクシミリ装
置,複写装置の出力端末として用いられる。
【0036】1807は原稿データを光電的に読取って
入力するイメージリーダ部で、原稿の搬送経路中に設け
られており、ファクシミリ原稿や複写原稿の他各種原稿
の読取りを行なう。
【0037】1808はイメージリーダ部1807で読
取った原稿データのファクシミリ送信や、送られてきた
ファクシミリ信号を受信して復号するファクシミリ(F
AX)の送受信部であり、外部とのインターフェース機
能を有する。1809は通常の電話機能や留守番電話機
能等の各種電話機能を有する電話部である。
【0038】1810はシステムプログラムやマネージ
ャプログラムおよびその他のアプリケーションプログラ
ム等や文字フォントおよび辞書等を記憶するROMや、
外部記憶装置1812からロードされたアプリケーショ
ンプログラムや文書情報、さらにはビデオRAM等を含
むメモリ部である。
【0039】1811は文書情報や各種コマンド等を入
力するキーボード部である。
【0040】1812はフロッピー(登録商標)ディス
クやハードディスク等を記憶媒体とする外部記憶装置
で、この外部記憶装置1812には文書情報や音楽或は
音声情報、ユーザのアプリケーションプログラム等が格
納される。
【0041】図6は図5に示す情報処理装置の模式的概
観図である。
【0042】図中、1901は上記の液晶パネルを利用
したフラットパネルディスプレイで、各種メニューや図
形情報および文書情報等を表示する。このディスプレイ
1901上ではタッチパネル1803の表面は指等で押
圧することにより座標入力や項目指定入力を行なうこと
ができる。1902は装置が電話器として機能するとき
に使用されているハンドセットである。キーボード19
03は本体と脱着可能にコードを介して接続されてお
り、各種文書機能や各種データ入力を行なうことができ
る。また、このキーボード1903には各種機能キー1
904等が設けられている。1905は外部記憶装置1
812へのフロッピーディスクの挿入口である。
【0043】1906はイメージリーダ部1807で読
取られる原稿を載置する用紙載置部で、読取られた原稿
は装置後部より排出される。またファクシミリ受信等に
おいては、インクジェットプリンタ1907よりプリン
トされる。
【0044】上記情報処理装置をパーソナルコンピュー
タやワードプロセッサとして機能する場合、キーボード
部1811から入力された各種情報が制御部1801に
より所定のプログラムに従って処理され、プリンタ部1
806に画像として出力される。
【0045】ファクシミリ装置の受信機として機能する
場合、通信回線を介してFAX送受信部1808から入
力したファクシミリ情報が制御部1801により所定の
プログラムに従って受信処理され、プリンタ部1806
に受信画像として出力される。
【0046】また、複写装置として機能する場合、イメ
ージリーダ部1807によって原稿を読取り、読取られ
た原稿データが制御部1801を介してプリンタ部18
06に複写画像として出力される。なお、ファクシミリ
装置の受信機として機能する場合、イメージリーダ部1
807によって読取られた原稿データは、制御部180
1により所定のプログラムに従って送信処理された後、
FAX送受信部1808を介して通信回線に送信され
る。
【0047】なお、上述した情報処理装置は図7に示す
ようにインクジェットプリンタを本体に内蔵した一体型
としてもよく、この場合は、よりポータブル性を高める
ことが可能となる。同図において、図6と同一機能を有
する部分には、対応する符号を付す。
【0048】次に、図8は、一実施例のカラーフィルタ
の製造装置の構成を示すブロック図である。
【0049】図8において、201は全体の制御を行う
ホストコンピュータ、202はステージ209の制御
部、203は着色を行うインクジェットヘッド208の
制御部、204はセンサ207からの画像信号の処理を
行う画像処理部、205は修復を行うためのインクジェ
ットヘッド206の制御部、207はインクジェットヘ
ッド208の吐出の有無の検知等を行うセンサ、201
aは着色を行うためのインクジェットヘッド208及び
修復を行うためのインクジェットヘッド206の姿勢を
制御する姿勢調整機構制御部、209はステージであ
る。インクジェットヘッド206,208のうち上記の
ようにインクジェットヘッド208は着色を行うための
着色ヘッドであり、206は着色ヘッド208の着色ミ
スがあった場合に着色剤を吐出し修復するための修復ヘ
ッドである。着色ヘッド208とセンサ207と修復ヘ
ッド206によりヘッドユニット210を構成してい
る。
【0050】図9は、着色ヘッド208、修復ヘッド2
06、及びセンサ207とステージ209との位置関係
を模式的に表した図である。図9において、12は着色
される対象物であるガラス基板であり、その表面には前
述したような被染色層14が予め形成されている。ステ
ージ209はガラス基板12を、図中X方向及びY方向
に動かすと共にθ方向に回転させることが出来るように
構成されている。215は吐出されたインクで、図中Z
方向に射出されるものである。また、202aは着色ヘ
ッド208を図中X,Y,Z,θ方向に姿勢を調整する
ことが可能な姿勢調整機構、202bは修復ヘッド20
6を図中X,Y,Z,θ方向に姿勢を調整することが可
能な姿勢調整機構である。姿勢調整機構202a,20
2bは、例えば直動ステージと回転ステージ等の移動機
構を組み合わせてX、Y、Z、θ軸を構成する。また、
各軸の移動機構は手動で動かすように構成してもよい
し、モータ等の駆動源を取り付けて動かすようにしても
よい。
【0051】ここで着色ヘッド208、センサ207、
及び修復ヘッド206と基板12との相対的な移動関係
は、図中X及びY方向であり、着色ヘッド208、セン
サ207、修復ヘッド206が静止し、ステージ209
がX、Y方向に移動しても良いが、逆に、ステージ20
9が静止した状態で、着色ヘッド208、センサ20
7、修復ヘッド206がX、Y方向に移動しても良い。
着色ヘッド208、修復ヘッド206は、直線上に並ん
で配置された複数のインク吐出口を持つ。
【0052】次に、図10は、前述した着色ヘッド20
8及び修復ヘッド206を構成する単色のインクジェッ
トヘッドIJHの構造を示す図である。着色ヘッド20
8及び修復ヘッド206は、この単色のインクジェット
ヘッドIJHを、例えばR(赤)、G(緑)、B(青)
の3色について1つずつ備えており、すなわち3つのイ
ンクジェットヘッドIJHにより、1つの着色ヘッド2
08または修復ヘッド206が構成されている。
【0053】図10において、インクジェットヘッドI
JHは、インクを加熱するための複数のヒータ102が
形成された基板であるヒータボード104と、このヒー
タボード104の上にかぶせられる天板106とから概
略構成されている。天板106には、複数の吐出口10
8が形成されており、吐出口108の後方には、この吐
出口108に連通するトンネル状の液路110が形成さ
れている。各液路110は、隔壁112により隣の液路
と隔絶されている。各液路110は、その後方において
1つのインク液室114に共通に接続されており、イン
ク液室114には、インク供給口116を介してインク
が供給され、このインクはインク液室114から夫々の
液路110に供給される。
【0054】ヒータボード104と、天板106とは、
各液路110に対応した位置に各ヒータ102が来る様
に位置合わせされて図10の様な状態に組み立てられ
る。図10においては、2つのヒータ102しか示され
ていないが、ヒータ102は、夫々の液路110に対応
して1つずつ配置されている。そして、図10の様に組
み立てられた状態で、ヒータ102に所定の駆動パルス
を供給すると、ヒータ102上のインクが沸騰して気泡
を形成し、この気泡の体積膨張によりインクが吐出口1
08から押し出されて吐出される。従って、ヒータ10
2に加える駆動パルスを制御、例えば電力の大きさを制
御することにより気泡の大きさを調整することが可能で
あり、吐出口から吐出されるインクの体積を自在にコン
トロールすることができる。
【0055】図11は、着色ヘッド又は修復ヘッドと、
着色する対象であるガラス基板12上に形成された光透
過性の部位(フィルタエレメント)の位置関係を示した
図であり、図11(a)は、着色に用いるインクの吐出
口の間隔と、ガラス基板12上に形成された光透過性の
部位の間隔が等しい場合を示し、図3(b)は、着色に
用いるインクの吐出口の間隔と、ガラス基板12上に形
成された光透過性の部位の間隔とが異なった場合を示
す。図11(a)において、208は着色ヘッド、21
7はインクの吐出口、10aはガラス基板12上に形成
されたフィルタエレメント(光透過性部位)、219は
インク吐出口217より吐出されたインクが着弾したも
のである。この場合、インク吐出口217のピッチL
と、フィルタエレメント10aのピッチW1とが等しい
ために、ガラス基板12と着色ヘッド208との回転方
向の位置関係は、図の様に傾きがゼロ度となる。一方、
図11(b)に示すように、インク吐出口217のピッ
チLとフィルタエレメント10aのピッチW2とが異な
っている場合、着色ヘッド208とガラス基板12との
相対位置関係を W2/L=cosθ なる角度θに傾けて調整すれば良く、ガラス基板12上
に形成されたフィルタエレメント10aのピッチがいか
なる場合にも、着色が可能となる。
【0056】次に、着色ヘッドとガラス基板の位置関係
が、所定の角度に設定されたときの、着色の方法につい
て説明する。
【0057】図12(a)において、227は着色ヘッ
ド208とガラス基板12との相対移動方向を示し、速
度Sなる速度で相対移動するものである。着色ヘッド2
08とガラス基板12の位置関係は、角度θに設定され
ている。このとき着色に用いる複数のインク吐出口の互
いの図中水平方向の距離はH1である。また、相対移動
方向227の方向に形成された隣接したフィルタエレメ
ント10aの間隔はH2である。この場合の各インク吐
出口の吐出タイミングを、図12(b)に示す。1番目
のインク吐出口は時刻t1なるタイミングで吐出を開始
し、2番目のインク吐出口は時刻t2なるタイミングで
吐出を開始し、3番目のインク吐出口は時刻t3なるタ
イミングで吐出を開始する。t1,t2,t3の関係
は、相対移動速度S、インク吐出口の水平方向間隔H1
にて決定される。すなわち (t2−t1)=H1/S (t3−t2)=H1/S となる。また、同一インク吐出口による相対移動方向に
隣接したフィルタエレメント10aへの吐出タイミング
tは、 t=H2/S にて決定される。この様に、フィルタエレメント10a
のピッチが任意の場合においても、特定のインク吐出口
間隔を持つ着色ヘッドを用いることなく、インクの吐出
タイミングを制御することで、カラーフィルタの製造が
可能となる。図12においては、一つの着色ヘッドを例
に説明したが、複数の着色ヘッドを用いる場合において
も実現できるのは、明らかである。
【0058】次に、複数の着色ヘッドを用いた場合につ
いて説明する。図13は、複数の着色ヘッドが、R
(赤)、G(緑)、B(青)の着色ヘッドの場合の一例
を示している。
【0059】図13(a)において、208は着色ヘッ
ドであり、R、G、Bのインクを吐出する複数のインク
ジェットヘッドIJHを有する構成になっている。21
7はインクの吐出口であり、相対移動方向227と垂直
方向にR、G、Bのインクが繰り返し着色され、相対移
動方向227の方向に隣接するフィルタエレメント10
aには、同一の色のインクが着色されるものである。2
27は着色ヘッド208とガラス基板12との相対移動
方向を示し、速度Sで相対移動するものである。着色ヘ
ッド208とガラス基板12の位置関係は、角度θに設
定されている。このとき着色に用いる複数の着色ヘッド
208のインク吐出口の互いの距離は、図中の水平方向
にWrg,Wgbとなっている。207は複数のインク
ジェットヘッドIJHの後方に配置されたセンサであ
り、例えば、ラインセンサ等の撮像素子よりなる。この
場合の各インク吐出口の吐出タイミングを、図13
(b)に示す。Rのインクを吐出する着色ヘッドの1番
目のインク吐出口は時刻RT1なるタイミングで吐出を
開始し、2番目のインク吐出口は時刻RT2なるタイミ
ングで吐出を開始し、3番目のインク吐出口は時刻RT
3なるタイミングで吐出を開始する。Gのインクを吐出
する着色ヘッドの1番目のインク吐出口は時刻GT1な
るタイミングで吐出を開始し、2番目のインク吐出口は
時刻GT2なるタイミングで吐出を開始し、3番目のイ
ンク吐出口は時刻GT3なるタイミングで吐出を開始す
る。
【0060】Bのインクを吐出する着色ヘッドの1番目
のインク吐出口は時刻BT1なるタイミングで吐出を開
始し、2番目のインク吐出口は時刻BT2なるタイミン
グで吐出を開始し、3番目のインク吐出口は時刻BT3
なるタイミングで吐出を開始する。RT1,GT1,B
T1の関係は、相対移動速度Sと、R、G、B各着色ヘ
ッドのインク吐出口の水平方向間隔Wrg,Wgbにて
決定される。すなわち (GT1−RT1)=Wrg/S (BT1−GT1)=Wgb/S となる。また、同一インク吐出口による相対移動方向に
隣接したフィルタエレメント10aへの吐出タイミング
は、図12の説明と同じである。また、同一インクジェ
ットヘッド内の各インク吐出口の吐出タイミングも、図
12の説明と同じである。ここで、複数のインクジェッ
トヘッドの例として、R、G、B3色の着色ヘッドの例
を挙げたが、この3色に限定されるものではない。ま
た、同一色のインクで複数の着色ヘッドを構成してもよ
い。
【0061】次に、複数の着色ヘッドのインク吐出口の
間隔と、光透過性部位の間隔とを一致させるための調整
方法について述べる。
【0062】図14は、調整を行うときに着色剤を試験
的に吐出するパターンの一例であり、複数のインクジェ
ットヘッドがR、G、Bのインクジェットヘッドで構成
された時のパターンの例である。233はRのインクジ
ェットヘッドによって吐出され、ガラス基板12上に着
弾したドット、234はGのインクジェットヘッドによ
って吐出され、ガラス基板12上に着弾したドット、2
35はBのインクジェットヘッドによって吐出され、ガ
ラス基板12上に着弾したドットであり、図中縦方向の
並びは、同一インクジェットヘッド内のインク吐出口に
よって着色された、同一色のドットである。Prは着色
されたRのインクのドット間隔、Pgは着色されたGの
インクのドット間隔、Pbは着色されたBのインクのド
ット間隔であり、PrgはRのインクのドットとGのイ
ンクのドットの間隔、PgbはGのインクのドットとB
のインクのドットの間隔であり、これらPr,Pg,P
b,Prg,Pgbを測定し、フィルタエレメント10
aの間隔に等しくなる様、インクジェットヘッドの調整
を行う。
【0063】図15は、図14の様なパターンを用い
て、ドットの着弾位置を計測するための画像処理部の構
成を示したブロック図であり、図16は調整のフローチ
ャートである。
【0064】図15において、236は画像処理部を制
御するCPUであり、ホストCPUと接続されている。
207は着弾したドットを画像データとして入力可能な
例えばラインセンサ等の撮像素子からなるセンサ、23
7はセンサ207により撮像された画像データをA/D
変換したり、ラインセンサの感度ムラや、不図示の照明
系のムラ等の補正を行う画像入力部、238はインクジ
ェットヘッドが吐出したか否かの検知を行う不吐出検出
部、239は画像入力部237からの画像データを格納
する画像格納部、240は着弾したドットを個々に分離
判別する切り出し処理部、241は個々に分離判別され
たドットの重心位置を算出する重心演算処理部である。
画像入力部237、不吐出検出部238、画像格納部2
39、切り出し処理部240、重心演算処理部241
は、それぞれシステムバス242、ローカルバス243
によって接続されている。また、不吐出検出部238
は、着色ヘッド制御部203、修復ヘッド制御部205
に接続されている。ここで、センサ207は、図13
(a)で示した様に、着色ヘッド208の直後に配置さ
れ、図14に示した調整用パターンの吐出と同時に着弾
したドットを読み取る様になっているが、別の位置に配
置されても良い。別の位置に配置された場合は、図14
に示した調整用パターンを吐出した後に、再びステージ
209を一定速度で移動させて、着色されたパターンを
読み取れば良い。
【0065】次に、図16を用いて、調整動作を具体的
に説明する。図16は、着弾位置を検出し、その位置か
らインクジェットヘッドを調整する動作を記述したフロ
ーチャートである。ステップS1にて、図14に示した
ような調整用パターンを吐出し、ステップS2により着
色ヘッド208の直後に配置されたセンサ207で読み
取る。読み取られた画像データは、ステップS3におい
て、切り出し処理部240にて着弾したドットが個々に
分離判別されるとともに、画像格納部239に格納され
る。ステップS3で個々に分離判別されたドットは、ス
テップS4において、重心演算処理部41により個々の
ドットの重心位置が算出される。ステップS4にて求め
られた個々のドットの重心位置から、ステップS5にお
いて、図146のRピッチであるPr、Gピッチである
Pg、BピッチであるPbを求める。また、ステップS
6において、図14のRのインクのドットとGのインク
のドットの間隔であるPrg、GのインクのドットとB
のインクのドットの間隔であるPgbを算出する。次
に、ステップS7ではステップS5にて求められたRピ
ッチであるPr、GピッチであるPg、Bピッチである
Pbが、着色対象であるガラス基板12上に形成された
フィルタエレメント10aのR、G、Bの間隔に等しい
か否かの判定が行われる。等しくない場合は、ステップ
S10にて図9に示した着色ヘッド208のθ移動機構
を調整した後、ステップS1からステップS7の動作を
再び行う。等しければステップS8において、ステップ
S6にて求められた、RのインクのドットとGのインク
のドットの間隔であるPrg、GのインクのドットとB
のインクのドットの間隔であるPgbと、フィルタエレ
メント10aのRとGの間隔、GとBの間隔とが等しい
か否かの判定を行う。等しくない場合は、ステップS9
にて図9に示した着色ヘッド208のY移動機構を調整
した後、ステップS1からステップS7の動作を再び行
う。等しい場合は、この時点で調整動作を終了し、着色
が可能な状態となる。
【0066】次に、同一インクジェットヘッド内の複数
のインク吐出口から吐出されたインクの着弾位置がばら
ついた時の、各インク吐出口の吐出タイミングの制御の
仕方について説明する。
【0067】図17は、着弾したドット位置がばらつい
ている様子をあらわした図であり、インクジェットヘッ
ドの吐出口がばらついて形成されている場合等に発生す
る。247は着弾したドット、248は着弾した複数の
ドットを直接近似したものである。図中の矢印は着色の
方向を示す。近似直線248を基準として、この位置を
理想的な着弾位置とすれば、図17の1番目のドットは
正しく着弾しているが、2番目のドットは理想的な着弾
位置より着色方向前方に着弾し、3番目のドットは、理
想的な着弾位置より着色方向後方に着弾している。この
ようなインクジェットヘッドを用いると、フィルタを形
成するフィルタエレメント10aの中に正しくインクが
納まらず、カラーフィルタとして不良品となってしま
う。
【0068】図18(a)は、インクジェットヘッドの
吐出口の位置がばらついている時の、インクジェットヘ
ッドIJHとフィルタエレメント10aの位置の関係を
表した図で、図18(b)は、図18(a)の様な場合
の、各インク吐出口の吐出タイミングを示した図であ
る。
【0069】図18(a)において、227は着色を行
う時のガラス基板12とインクジェットヘッドIJHと
の、相対移動方向を示す。
【0070】図18(b)において、t1は図18
(a)における1番目のインク吐出口の吐出タイミン
グ、t2は図18(a)における2番目のインク吐出口
の本来の吐出タイミング、t3は図18(a)における
3番目のインク吐出口の本来の吐出タイミングである。
今、図18(a)の様にインクジェットヘッドの吐出口
の位置がばらついていると、本来の吐出タイミングt
1,t2,t3では、フィルタエレメント10a内に正
確な着色ができない。そこで、各インク吐出口の吐出タ
イミングを、着弾位置に応じて前後にずらすことにな
る。図18(a)の1番目のインク吐出口は、基準位置
上にあるので、吐出タイミングt1はそのままで良い。
図18(a)の2番目のインク吐出口は、基準位置より
も前にあるために、吐出タイミングはt2よりΔt2だ
け遅らせる。図18(a)の3番目のインク吐出口は、
基準位置よりも後にあるために、吐出タイミングはt3
よりΔt3だけ速める。この様に、各インク吐出口の着
弾位置に合わせて、吐出のタイミングを制御すれば、フ
ィルタエレメント10a内に正確な着色が可能となる。
【0071】図20は、着色ヘッドの各インク吐出口か
らの着弾位置を調べる時に用いる着色パターンの一例で
ある。図20(a)の様に、着色ヘッド内の複数のイン
ク吐出口のうち、着色に用いるインク吐出口のみを吐出
させ、縦1列のパターンを着色させても良いし、また、
図20(b)の様に、着色ヘッド内の複数のインク吐出
口全てを吐出させ、一定の間隔で着色方向にずらしなが
ら着色しても良い。これらのパターンを用いて、ドット
の着弾位置を求め、吐出タイミングを決定する動作を、
具体的に図19を用いて説明する。
【0072】図19は、着弾位置を検出し、吐出タイミ
ングを制御する動作を記述したフローチャートである。
ステップS21にて図20(a)、図20(b)に示し
た様な調整用パターンを吐出し、ステップS22により
着色ヘッドの直後に配置されたセンサ207で読み取
る。読み取られた画像データは、ステップS23におい
て、切り出し処理部240にて着弾したドットが個々に
分離判別されると共に、画像格納部239に格納され
る。ステップS3で個々に分離判別されたドットは、ス
テップS24において、重心演算処理部241により個
々のドットの重心位置が算出される。ステップS24に
て求められた個々のドットの重心位置から、ステップS
5において、図20(a)の様なパターンの場合は、全
ドットを用いて直線近似を行い、図20(b)の様なパ
ターンの場合には、縦方向の列毎に直線近似を行う。近
似直線が求められると、ステップS6にて各ドットの重
心位置が、近似直線からどれだけずれているかを算出
し、ステップS7において各ドットのずれ量が所定の範
囲に入っているか否かの判定を行う。所定の範囲に入っ
ていない場合は、吐出タイミングを調整する必要があ
り、ステップS9にて各ドットのずれ量から、吐出タイ
ミングの調整値を算出する。この算出値を、ホストCP
U201を介して着色ヘッド制御部203に設定し、ス
テップS10にて各インク吐出口の着色タイミングを修
正した後、ステップS1からステップS7の動作を繰り
返す。ステップS7にて各ドットのずれが所定の範囲に
入っている場合は、この段階で吐出タイミングの調整を
する必要がないと判断され、一連の動作を終了する。
【0073】以上説明した様な、インクの着弾位置か
ら、吐出のタイミングを調整することは、複数のインク
ジェットヘッドを用いた場合においても適用されること
は言うまでもない。複数のインクジェットヘッドの場合
においても、各色のインクジェットヘッド毎に、図20
(a)、図20(b)の様なパターンを着色させ、図1
9に示した動作を行えば良い。
【0074】以上説明した様に、上記の実施例によれ
ば、複数のインクジェット吐出口から吐出されるインク
の着弾位置がばらついている場合でも、精度の良いカラ
ーフィルタの形成が可能で、使用するインクジェットヘ
ッドを交換する毎に発生する精度のばらつきが抑えら
れ、品質の安定化がはかれ、より高品質なカラーフィル
タを製造することが可能となる。
【0075】なお、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲
で、上記実施例を修正または変形したものに適用可能で
ある。
【0076】本発明は、特にインクジェット記録方式の
中でも、インク吐出を行わせるために利用されるエネル
ギーとして熱エネルギーを発生する手段(例えば電気熱
変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギーにより
インクの状態変化を生起させる方式のプリント装置につ
いて説明したが、かかる方式によれば記録の高密度化、
高精細化が達成できる。
【0077】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて膜沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状をすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0078】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0079】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれ
るものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、
共通するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構成を
開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開口を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59−138461号公報に基づいた構
成としても良い。
【0080】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。
【0081】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いてもよい。
【0082】また、本発明の記録装置の構成として設け
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは本発明の効果を一層安定にでき
るので好ましいものである。これらを具体的に挙げれ
ば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニ
ング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるい
はこれとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わせに
よる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モ
ードを行うことも安定した記録を行うために有効であ
る。
【0083】以上説明した本発明実施例においては、イ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであっても、室温で軟化もしくは液化する
ものを用いても良く、あるいはインクジェット方式では
インク自体を30°C以上70°C以下の範囲内で温度
調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように
温度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付
与時にインクが液状をなすものであればよい。
【0084】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで積極的に防止するため、
またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し
加熱によって液化するインクを用いても良い。いずれに
しても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってイ
ンクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒
体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のよう
な、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。この
ような場合インクは、特開昭54−56847号公報あ
るいは特開昭60−71260号公報に記載されるよう
な、多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固形物
として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向す
るような形態としてもよい。本発明においては、上述し
た各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰
方式を実行するものである。
【0085】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、イン
クジェットヘッドの複数の吐出口の位置がばらついてい
た場合でも、各吐出口からの着色剤の吐出タイミングを
それぞれ調整することにより、着色剤を基板上の正確な
位置に吐出することができ、高精度なカラーフィルタを
製造することが出来る。
【0086】また、インクジェットヘッドの複数の吐出
口の位置がばらついていた場合でも、インクジェットヘ
ッドの姿勢を調整することにより、各吐出口を正確な位
置に持ってくることができ、着色剤を基板上の正確な位
置に吐出することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる製造方法及び製造装置により製
造されるカラーフイルタの部分拡大図である。
【図2】図1に示したカラーフイルタの側断面図であ
る。
【図3】カラー液晶パネルの構造を示した側断面図であ
る。
【図4】カラー液晶パネルの構造を示した側断面図であ
る。
【図5】液晶パネルが使用される情報処理装置を示した
図である。
【図6】液晶パネルが使用される情報処理装置を示した
図である。
【図7】液晶パネルが使用される情報処理装置を示した
図である。
【図8】一実施例のカラーフィルタの製造装置の構成を
示すブロック図である。
【図9】着色ヘッド、修復ヘッド、及びセンサとステー
ジとの位置関係を模式的に表した図である。
【図10】被染色層にインクを吹き付けるためのインク
ジェットヘッドIJHの構造を示す図である。
【図11】着色ヘッド及び修復ヘッドと、着色する対象
であるガラス基板上に形成された光透過性の部位との位
置関係を示した図である。
【図12】着色ヘッドを所定の角度で傾けたときの着色
方法を説明する図である。
【図13】複数の着色ヘッドを所定の角度で傾けたとき
の着色方法を説明する図である。
【図14】調整を行うときに着色するパターンの一例を
示す図である。
【図15】ドットの着弾位置を計測するための画像処理
部の一例を示したブロック図である。
【図16】調整動作を説明するためのフローチャートで
ある。
【図17】着弾したドットがばらついている様子を示し
た図である。
【図18】着色ヘッドの吐出口の位置がばらついている
ときの、着色ヘッドと光透過性部位の関係をあらわした
図である。
【図19】着弾位置を検出し、吐出タイミングを制御す
る動作を示したフローチャートである。
【図20】着色ヘッドの各インク吐出口からの着弾位置
を調べるときに用いる着色パターンの一例図である。
【符号の説明】
201 ホストコンピュータ 202 ステージ制御部 203 着色ヘッド制御部 204 画像処理部 205 修復ヘッド制御部 206 修復ヘッド 207 センサ 208 着色ヘッド 209 ステージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェットヘッドを基板に対して相
    対的に走査させながらインクを吐出することで、前記基
    板上に複数のフィルタエレメントが形成されたカラーフ
    ィルタを製造する方法であって、 前記インクジェットヘッドを所定の着色用部材に対して
    相対的に走査させながら、前記着色用部材に前記インク
    を吐出する吐出工程と、 前記吐出工程において吐出された前記インクの着弾位置
    を検出する検出工程と、 前記検出工程で検出された前記インクの着弾位置と前記
    インクの理想着弾位置とのずれ量が所定の範囲内となる
    ように、前記インクジェットヘッドからのインクの吐出
    タイミングを調整する吐出タイミング調整工程と、 前記吐出タイミング調整工程で調整された吐出タイミン
    グで前記インクジェットヘッドから前記インクを前記基
    板上に吐出し、複数のフィルタエレメントを形成する形
    成工程と、 を具備することを特徴とするカラーフィルタの製造方
    法。
  2. 【請求項2】 前記吐出タイミング調整工程では、前記
    走査の方向における前記ずれ量が所定の範囲内となるよ
    うに前記インクジェットヘッドからのインクの吐出タイ
    ミングを調整することを特徴とする請求項1に記載のカ
    ラーフィルタの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記吐出工程では、前記インクジェット
    ヘッドからインクを所定のパターンで吐出することを特
    徴とする請求項1または2に記載のカラーフィルタの製
    造方法。
  4. 【請求項4】 前記吐出工程では、前記インクジェット
    ヘッドの複数のインク吐出口うち、着色に用いるインク
    吐出口のみからインクを吐出することを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれかに記載のカラーフィルタの製造方
    法。
  5. 【請求項5】 前記吐出工程では、前記インクジェット
    ヘッドの複数のインク吐出口うち、全てのインク吐出口
    からインクを吐出することを特徴とする請求項1乃至3
    のいずれかに記載のカラーフィルタの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記インクジェットヘッドを複数個備え
    ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の
    カラーフィルタの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記複数のインクジェットヘッドは、赤
    色のインクを吐出するためのインクジェットヘッド、青
    色のインクを吐出するためのインクジェットヘッド、緑
    色のインクを吐出するためのインクジェットヘッドを含
    むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の
    カラーフィルタの製造方法。
  8. 【請求項8】 前記インクジェットヘッドは、熱エネル
    ギーを利用してインクを吐出するヘッドであって、イン
    クに与える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー
    変換体を備えていることを特徴とする請求項1乃至7の
    いずれかに記載のカラーフィルタの製造方法。
  9. 【請求項9】 インクジェットヘッドを基板に対して相
    対的に走査させながらインクを吐出することで、前記基
    板上に複数のフィルタエレメントが形成されたカラーフ
    ィルタを製造する装置であって、 前記インクジェットヘッドを所定の着色用部材に対して
    相対的に走査させながら、前記着色用部材に前記インク
    を吐出させる吐出制御手段と、 前記吐出制御手段により吐出された前記インクの着弾位
    置を検出するための検出手段と、 前記検出手段により検出された前記インクの着弾位置と
    前記インクの理想着弾位置とのずれ量が所定の範囲内と
    なるように、前記インクジェットヘッドからのインクの
    吐出タイミングを調整するための吐出タイミング調整手
    段と、 前記吐出タイミング調整手段により調整された吐出タイ
    ミングで前記インクジェットヘッドから前記インクを前
    記基板上に吐出し、複数のフィルタエレメントを形成す
    るための形成手段と、 を具備することを特徴とするカラーフィルタの製造装
    置。
  10. 【請求項10】 前記吐出タイミング調整手段は、前記
    走査の方向における前記ずれ量が所定の範囲内となるよ
    うに前記インクジェットヘッドからのインクの吐出タイ
    ミングを調整することを特徴とする請求項9に記載のカ
    ラーフィルタの製造装置。
  11. 【請求項11】 前記吐出制御手段は、前記インクジェ
    ットヘッドからインクを所定のパターンで吐出させるこ
    とを特徴とする請求項9または10に記載のカラーフィ
    ルタの製造装置。
  12. 【請求項12】 前記吐出制御手段は、前記インクジェ
    ットヘッドの複数のインク吐出口うち、着色に用いるイ
    ンク吐出口のみからインクを吐出させることを特徴とす
    る請求項9乃至11のいずれかに記載のカラーフィルタ
    の製造装置。
  13. 【請求項13】 前記吐出制御手段は、前記インクジェ
    ットヘッドの複数のインク吐出口うち、全てのインク吐
    出口からインクを吐出させることを特徴とする請求項9
    乃至11のいずれかに記載のカラーフィルタの製造装
    置。
  14. 【請求項14】 前記インクジェットヘッドを複数個備
    えることを特徴とする請求項9乃至13のいずれかに記
    載のカラーフィルタの製造装置。
  15. 【請求項15】 前記複数のインクジェットヘッドは、
    赤色のインクを吐出するためのインクジェットヘッド、
    青色のインクを吐出するためのインクジェットヘッド、
    緑色のインクを吐出するためのインクジェットヘッドを
    含むことを特徴とする請求項9乃至14のいずれかに記
    載のカラーフィルタの製造装置。
  16. 【請求項16】 前記インクジェットヘッドは、熱エネ
    ルギーを利用してインクを吐出するヘッドであって、イ
    ンクに与える熱エネルギーを発生するための熱エネルギ
    ー変換体を備えていることを特徴とする請求項9乃至1
    5のいずれかに記載のカラーフィルタの製造装置。
  17. 【請求項17】 インクジェットヘッドの複数のインク
    吐出口から基板に向けてインクを吐出することにより製
    造されるカラーフィルタを用いた液晶表示装置を製造す
    る方法であって、 請求項1乃至8のいずれかに記載の製造方法によりカラ
    ーフィルタを製造する工程と、 カラーフィルタに対向する基板と前記製造されたカラー
    フィルタとの間に液晶化合物を封入する工程とを備える
    ことを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  18. 【請求項18】 インクジェットヘッドの複数のインク
    吐出口から基板に向けてインクを吐出することにより製
    造されるカラーフィルタを用いた液晶表示装置を備えた
    装置を製造する方法であって、 請求項17に記載の製造方法により液晶表示装置を製造
    する工程と、 液晶表示装置に画像信号を出力するための画像信号出力
    手段を、前記製造された液晶表示装置に具備する工程
    と、 を備えることを特徴とする液晶表示装置を備えた装置の
    製造方法。
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