JP2001108807A - バックライト用導光板及びバックライト - Google Patents

バックライト用導光板及びバックライト

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JP2001108807A
JP2001108807A JP28221899A JP28221899A JP2001108807A JP 2001108807 A JP2001108807 A JP 2001108807A JP 28221899 A JP28221899 A JP 28221899A JP 28221899 A JP28221899 A JP 28221899A JP 2001108807 A JP2001108807 A JP 2001108807A
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佳昭 染矢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導光板の入光端面に近い両隅領域の暗部を解
消する。 【解決手段】 反射面2の両側部分で、入光端面4から
所定長までの領域にバイアス凸条21a,21a…が形
成されている。バイアス凸条21aの稜線方向は縦凸条
21に対して所定の角度を有しており、右側のバイアス
領域B1 は時計回りに角度αで形成され、左側のバイア
ス領域B1 は反時計回りに角度αで形成されている。縦
凸条21の稜線方向は入光端面4の辺縁と略直交する方
向である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶ディスプレイ
のような表示装置に用いられるエッジライト方式の導光
板及び該導光板を備えるバックライトに関する。
【0002】
【従来の技術】液晶テレビジョン,パーソナルコンピュ
ータ等の液晶表示装置用のバックライトはエッジライト
方式が多く用いられている。エッジライト方式とは、バ
ックライトユニットが備える導光板のサイドエッジ面
(入光端面)から導入された光が出光面から面発光して
液晶表示装置を照射する方式である。光源には線状光源
が多く用いられ、導光板の入光端面に対向配置される。
【0003】図4は従来のエッジライト方式のバックラ
イトの構成を示す斜視図である。図に示すように、バッ
クライトは、導光板10,反射板11,プリズムシート
12,拡散シート13及び保護シート(図示せず)を備
えて構成されている。導光板10はアクリル樹脂製の直
方体平板であり、上面(出光面)3と下面(反射面)2
とが非平行な楔形状を有している。導光板10の厚肉側
のエッジ面が入光端面4であり、該入光端面4に対向せ
しめて線状光源5が配される。導光板10の反射面2に
は全領域に、断面形状が略二等辺三角形の凸条21b,
21b…が複数平行に設けられてプリズム面を形成して
おり、その稜線方向は線状光源5の長手方向、即ち入光
端面4の長手方向と略直交する方向である。なお、導光
板10の反射面2にはプリズム面の替わりにレンチキュ
ラーが形成されている場合もある。
【0004】導光板10の出光面3の側にはプリズムシ
ート12が重ねられている。プリズムシート12は下面
に、断面形状が略二等辺三角形の凸条が複数平行に設け
られており、その稜線方向は入光端面4の長手方向と略
平行、即ち、導光板10の凸条の稜線方向と略直交する
ように配されている。プリズムシート12の上には拡散
シート13が重ねられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】導光板10及び各シー
トはシャーシ内に収納されており、線状光源5からの照
射光が導入板10の入光端面4から導入され、反射面2
及び反射板11で反射されて導光板10内を進みつつ出
光面3から出光されるようになっている。このような構
成のバックライトは、導光板10の反射面2にプリズム
又はレンチキュラーを形成してあるので導光板10に導
入された光の集光効率が高い。しかしながら、導入光は
反射及び屈折を繰り返して導光板10から出光されるの
で、出光面3の中央と端側とで輝度の差が生じ易く、端
側が中央よりも輝度が低くなる。
【0006】図5はこの導光板の出光面を示す平面図で
あり、図中、斜線部分は出光面の他の部分に比べて輝度
が低い暗部である。また図6は導光板のA−A線から見
た断面の輝度分布を示すグラフである。縦軸は輝度を示
し、横軸は出光面の幅方向位置、即ちA−A線上の位置
を示している。図5及び図6から判るように、導光板1
0の入光端面4に近い両隅部分(端点A1 ,A2 を含む
領域)が中央に比べて輝度が低くなっている。その原因
として、上述した如く出光面3の中央と端側とで輝度の
差が生じ易いことに加えて、線状光源5の無効長部分
E,Eからの照射光が入光端面4の両端側から導入され
ることが挙げられる。
【0007】線状光源5の無効長部分Eとは線状光源5
の平均輝度の50%以下の部分であり、線状光源5の両端
を示す。両端部分からの低輝度の光が導光板10の入光
端面4の長手方向両端領域から導入されるために、出光
面3の両隅領域の輝度が低くなる。なお、長さ 250mm程
度の線状光源5の無効長部分E,Eは両端から夫々7〜
10mmほどの部分である。
【0008】この暗部を解消するために、導光板10の
入光端面4及び両側端面にサンドブラストなどにより部
分的に粗面加工が施されている。粗面加工が施された部
分から導入した光の散乱により、出光面の両隅領域の輝
度が高まり、暗部が解消される。しかしながら、粗面加
工の工程が余分に必要となり、またサンドブラストによ
る粗面加工は加工状態のバラツキが大きいので、出光面
の輝度の均一化が困難であるという問題があった。
【0009】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、反射面に、異なる稜線方向を有する複数の凸条
を形成することにより、特に反射面の両側領域に中央領
域の凸条とは稜線方向が異なるバイアス凸条を形成する
ことにより、出光面の入光端面に近い両隅の暗部を解消
できる導光板及び該導光板を備えるバックライトを提供
することを目的とする。また、設計の都合上、線状光源
を導光板の入光端面長手方向にシフトせしめて配置した
バックライトの輝度不均一を解消する導光板及び該導光
板を備えるバックライトを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1発明に係るバックラ
イト用導光板は、複数の凸条が形成された反射面と該反
射面に対向する出光面とを有し、入光端面から導入され
た光が前記反射面で反射されて前記出光面から出光する
バックライト用導光板において、前記反射面は、異なる
稜線方向の複数の凸条を有することを特徴とする。
【0011】第1発明にあっては、反射面に形成された
複数の凸条の稜線方向が異なるので、高輝度の照射光が
反射,屈折し、低輝度の照射光が導入される領域に導か
れる。その結果、低輝度になり易い領域の輝度が向上
し、暗部が解消される。
【0012】第2発明に係るバックライト用導光板は、
第1発明において、前記入光端面の長手方向両端に対応
する前記反射面の両側領域に、中央領域に形成された凸
条と異なる稜線方向のバイアス凸条が形成されたバイア
ス凸条形成領域を有することを特徴とする。
【0013】第2発明にあっては、入光端面の長手方向
両端に対応する導光板の両側領域に所定角度の稜線を有
するバイアス凸条を形成している。線状光源の無効長部
分からの照射光が導入される両側領域では、導入された
照射光の輝度が低いために暗部が形成され易いが、両側
領域に形成されたバイアス凸条により、線状光源の有効
長領域から導入された高輝度の照射光が反射,屈折され
て両側領域に導かれる。これにより両側領域の輝度が向
上し、暗部が解消される。特に、プリズムシート及び拡
散シートの枚数が一般のバックライトよりも少ない指向
性バックライトにおいては、拡散作用が少ないために照
射光の低輝度が出光面に表れ易いが、両側領域にバイア
ス凸条を形成することにより、出光面の暗部を解消でき
る。
【0014】第3発明に係るバックライト用導光板は、
第2発明において、前記バイアス凸条形成領域は、前記
入光端面から所定長さまでの範囲であることを特徴とす
る。
【0015】第3発明にあっては、導光板の寸法,線状
光源の径寸法,線状光源と導光板との位置関係などに応
じて、バイアス凸条を形成する領域の範囲を設定する。
これにより出光面の輝度を均一化できる。例えば、入光
端面に近い両隅領域に暗部が生じ易い場合は、両隅領域
にバイアス凸条を形成し、入光端面に遠い領域には中央
領域と同じ稜線方向の凸条を形成することにより、出光
面の輝度を均一化できる。
【0016】第4発明に係るバックライト用導光板は、
第2又は第3発明において、前記バイアス凸条形成領域
は、前記入光端面に対向配置される線状光源の無効長部
分に対応する領域を含み、前記入光端面の長手方向中央
側にさらに2mm〜5mmずつ拡張した範囲であること
を特徴とする。
【0017】第4発明にあっては、導光板の寸法,線状
光源の径寸法,線状光源と導光板との位置関係などに応
じて、バイアス凸条を形成する領域の範囲を決定する。
これにより出光面の輝度を均一化できる。線状光源の無
効長部分とは線状光源の平均輝度の50%以下の部分であ
り、線状光源の両端部分を指す。バイアス凸条形成領域
の範囲が、無効長部分に対応する領域から中央側に拡張
した寸法が2mm未満である場合は出光面の暗部の解消
が不十分であり、5mmを超えた場合は中央領域の凸条
とバイアス凸条との境界部分が強調されて外観不良にな
る。また、バックライトの設計の都合上、線状光源が入
光端面の長手方向にシフトしている場合、この拡張寸法
をシフト寸法に応じて決定することにより出光面の輝度
を均一化できる。
【0018】第5発明に係るバックライト用導光板は、
第2発明乃至第4発明のいずれかにおいて、前記両バイ
アス凸条形成領域に形成されたバイアス凸条は、その稜
線方向が基準方向に対して一方が時計回りに、他方が反
時計回りに略同角度をなすことを特徴とする。
【0019】また、第6発明に係るバックライト用導光
板は、第5発明において、前記バイアス凸条の稜線方向
は、中央領域に形成された凸条の稜線に対して2°〜5
°の角度をなすことを特徴とする。
【0020】さらに、第7発明に係るバックライト用導
光板は、第5発明において、前記バイアス凸条の稜線方
向は、前記入光端面の辺縁に対して85°〜88°の角
度をなすことを特徴とする。
【0021】第5,第6及び第7発明にあっては、一方
のバイアス凸条形成領域では時計周りに所定角度をなす
稜線方向のバイアス凸条が形成され、他方のバイアス凸
条形成領域では反時計周りに同角度をなす稜線方向のバ
イアス凸条が形成されている。これにより、線状光源の
中央からの高輝度の照射光が、バイアス凸条での反射,
屈折により反射面の両側領域に導かれ、両側領域の輝度
を向上させる。基準方向に対する角度が、中央領域に形
成された凸条の稜線に対して2°未満又は5°を超える
場合は、出光面の暗部の解消が不十分になる。また、基
準方向に対する角度が入光端面の辺縁に対して85°未
満又は88°を超える場合は、出光面の暗部の解消が不
十分になる。
【0022】第8発明に係るバックライトは、第1発明
乃至第7発明のいずれかにおいて、導光板の前記入光端
面に対向せしめて線状光源を配してあることを特徴とす
る。
【0023】第8発明にあっては、導光板の両側領域に
生じ易い暗部が解消され、出光面の輝度が均一なバック
ライトが得られる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づき具体的に説明する。図1は本発明に係
るバックライトが備える導光板の構造を示す平面図であ
り、反射面側から見た導光板を線状光源と共に示してい
る。本発明に係るバックライトは、図示しない反射板と
プリズムシート,拡散シート及び保護シートとで本発明
の導光板1を挟み、導光板1に線状光源を対向配置させ
て構成されている。図2は本発明の導光板の構造を拡大
して示す部分斜視図である。図1及び図2に示すよう
に、アクリル樹脂製の導光板1は平面視が長方形状であ
り、出光面3と反射面2とが非平行な楔形状を有してい
る。導光板1の厚肉側のエッジ面が入光端面4であり、
該入光端面4に対向せしめて線状光源5が配される。線
状光源5はその両端部が入光端面4の長手方向両端より
も長く出ている。線状光源5の両端部は中央部分よりも
輝度が低く、平均輝度の50%以下である無効長部分Eに
なっている。
【0025】導光板1の反射面2には、断面形状が略二
等辺三角形の縦凸条21,21…及び本発明の特徴とな
るバイアス凸条21a,21a…が夫々複数形成されて
いる。図1に示すように、バイアス凸条21a,21a
…が形成されたバイアス凸条形成領域B1 ,B2 は、入
光端面4の長手方向両端に対応する両側部分に形成され
た略長方形状の範囲である。バイアス凸条形成領域
1 ,B2 の寸法は、夫々、導光板1の両側端縁から長
さ(L1 +L2 ),入光端面4の辺縁から長さL3の領
域である。ここで、L2 は線状光源5の上述した無効長
部分Eが導光板1の入光端面4に対面する長さである。
また、L1 は無効長Eに対面する領域から反射面2の中
央側への寸法であり、2mm≦L1 ≦5mmである。
【0026】反射面2のバイアス凸条形成領域B1 ,B
2 を除いた領域には、稜線方向が入光端面4の辺縁と略
直交する方向の縦凸条21,21…が形成されている。
一方、バイアス凸条21aの稜線方向は縦凸条21に対
して所定の角度を有しており、図中右側のバイアス凸条
形成領域B1 は時計回りに角度α、左側のバイアス凸条
形成領域B2 は反時計回りに角度α(即ち、時計回りに
−α)で形成されている。また、入光端面4の辺縁を基
準方向とした場合、バイアス凸条形成領域B1でのバイ
アス凸条21aの稜線方向は反時計回りに角度β(時計
回りに−β)であり、バイアス凸条形成領域B2 での稜
線方向は時計回りに角度βである。なお、2°≦α≦5
°であり、85°≦β≦88°である。また、バイアス
凸条21aは縦凸条21と同じ条幅で同じ条ピッチに形
成されているが、これに限るものではない。
【0027】以上の如き構造の導光板1を、バイアス凸
条21aの稜線方向及びバイアス凸条形成領域B1 ,B
2 の範囲を異ならせて作成した。これら導光板の仕様を
表1に示す。これらの導光板を用いてバックライトの出
光面の輝度(cd/m2 )を測定し、従来のバックライ
トの輝度と比較した。結果を表2に示す。表2は、入導
光板の入光端及び両側端から所定距離の点における輝度
を示している。左端及び右端は入光端を上側に見た場合
の方向を示している。また(Max −Min )は、出光面の
左右方向半面における12点の測定輝度から求めている。
なお、導光板の寸法は250mm ×200mm であり、厚みは厚
肉側が2.4mm で薄肉側が0.7mm である。
【0028】なお、表1に示す従来例1及び実施例1〜
3は入光端面及び両側端面に粗面加工を施していないも
のであり、従来例2は入光端面及び両側端面の寸法
1 ,L 2 ,L3 の領域に粗面加工を施したものであ
る。また、稜線方向は(縦凸条21に対する角度 or 入
光端面4に対する角度)を示しており、(+)は時計回
りを示し(−)は半時計回りを示している。実施例3
は、バックライトの設計の都合上、線状光源5の配置位
置が入光端面4の長手方向にシフトした場合であり、反
射面2に向かって右側にシフトしている。図3はその平
面図であり、反射面側から見た導光板を線状光源と共に
示している。バイアス凸条形成領域B1 ,B2 の範囲、
及び線状光源5の配置位置が異なることの他は図1に示
すものと同様であり、対応する部分に同符号を付し、説
明を省略する。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】表2から明らかなように、従来例1及び従
来例2の出光面の輝度は、両側部分の入光端面に近い領
域が中央領域と比較して低く、両隅領域に暗部が生じて
いる。これに対して、実施例1,実施例2及び実施例3
のいずれのバックライトにおいても、両側領域の輝度が
中央領域と同程度であり、暗部が生じておらず、出光面
の輝度が均一化されていることが判る。
【0032】実施例3は、上述した如く線状光源5の配
置位置が導光板の右側にシフトしている場合であるが、
この実施例においても両側領域の輝度が中央領域と同程
度になっている。このことから、線状光源5のシフトに
よる輝度不均一を防止できたと言える。
【0033】以上の結果から、反射面2の両側領域に中
央領域とは稜線方向が異なるバイアス凸条21a,21
a…を形成することにより、導光板の入光端面及び側面
に粗面加工することなく、出光面の両側領域の輝度を高
めることができた。また、両側領域の一方、具体的には
反射面2に向かって右側のバイアス凸条形成領域B1
は、縦凸条21の稜線に対して時計回りに2°〜5°の
角度をなす稜線方向のバイアス凸条21aが形成され、
他方、具体的には反射面2に向かって左側のバイアス凸
条形成領域B2 には、縦凸条21の稜線に対して反時計
回りに2°〜5°の角度をなす稜線方向のバイアス凸条
21aが形成されることにより、出光面の両側に生じ易
い暗部を解消できる。バイアス凸条21aの稜線が縦凸
条21に対して2°未満の場合は、両側領域の輝度の向
上が少なく、暗部が十分に解消されない。また、5°を
超える場合は、縦凸条21とバイアス凸条21aとの境
界部分が目立ち、外観不良になる。
【0034】また入光面4の辺縁を基準方向にした場
合、バイアス凸条21aの稜線方向は、反射面2に向か
って右側のバイアス凸条形成領域B1 では反時計回りに
85°〜88°の角度をなし、反射面2に向かって左側
のバイアス凸条形成領域B2 では時計回りに85°〜8
8°の角度をなすことにより、出光面3の両側領域の暗
部を解消できる。入光端面4の辺縁とバイアス凸条21
aの稜線とがなす角度が85°未満の場合は両側領域の
輝度の向上が少なく、暗部が十分に解消されない。ま
た、88°を超える場合は、縦凸条21とバイアス凸条
21aとの境界部分が目立ち、外観不良になる。
【0035】さらに、バイアス凸条形成領域B1 ,B2
の範囲は、両側端縁から長さ(L1+L2 ),入光端面
4から長さL3 の領域である。L2 は線状光源5の径寸
法,長さ寸法により特定され、また線状光源5の配置位
置により決定される長さである。L1 は、2mm≦L1
5mmの範囲で設定される。L1 が2mm未満の場合は暗
部の解消が不十分であり、5mmを超えると縦凸条21
とバイアス凸条21aとの境界部分が目立ち、外観不良
になる。また、L3 は図3に示す実施例3の如く、導光
板1の最大寸法であっても良い。
【0036】さらにまた、線状光源5の配置位置が入光
端面4の長手方向にシフトした設計のバックライトの場
合でも、そのシフト量及びシフト方向に合わせて適切な
バイアス凸条形成領域B1 ,B2 の範囲及び稜線方向を
設定することにより、出光面3の輝度を均一にできる。
【0037】なお、上述した導光板1の反射面2は断面
二等辺三角形の凸条及びバイアス凸条を設ける場合を例
に挙げて説明しているが、これに限るものではなく、例
えば断面略半円形のレンチキュラーが形成されていても
同様の効果を得ることができる。
【0038】また、上述したバックライトは、プリズム
シート及び拡散シートを各1枚ずつ用いた指向性バック
ライトの場合を説明しているが、これに限るものではな
く、出光面に凸条又はレンチキュラーを形成した導光板
を用いるバックライトであれば適用できる。
【0039】さらに、上述した導光板1の反射面2が有
する縦凸条21,21…は、入光端面4に直交する場合
を例に挙げて説明しているが、縦凸条21の稜線方向は
これに限るものではない。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、異な
る稜線方向を有する複数の凸条を反射面に形成すること
により、入光端面及び側面に粗面加工をすることなく出
光面の輝度不均一を防止できる。また、反射面の両側領
域に所定角度の稜線方向を有するバイアス凸条を形成す
ることにより、出光面の両側領域の暗部を解消できる。
さらに、線状光源が導光板の入光端面長手方向にシフト
した設計のバックライトであっても、シフト長及びシフ
ト方向に応じてバイアス凸条形成領域の範囲及び稜線方
向を適切に設定することにより、線状光源シフトに起因
する出光面の暗部を解消できる等、本発明は優れた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバックライトが備える導光板の構
造を示す平面図である。
【図2】本発明の導光板の構造を拡大して示す部分斜視
図である。
【図3】実施例3の導光板の構造を示す平面図である。
【図4】従来のエッジライト方式のバックライトの構成
を示す斜視図である。
【図5】図4の導光板の出光面を示す平面図である。
【図6】図5の導光板のA−A線から見た断面の輝度分
布を示すグラフである。
【符号の説明】
1 導光板 2 反射面 3 出光面 4 入光端面 5 線状光源 21 縦凸条 21a バイアス凸条 B1 ,B2 バイアス凸条形成領域
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年5月12日(2000.5.1
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、反射面に、異なる稜線方向を有する複数の凸条
を形成することにより、特に反射面の両側領域に中央領
域の第1凸条とは稜線方向が異なる第2凸条を形成する
ことにより、出光面の入光端面に近い両隅の暗部を解消
できる導光板及び該導光板を備えるバックライトを提供
することを目的とする。また、設計の都合上、線状光源
を導光板の入光端面長手方向にシフトせしめて配置した
バックライトの輝度不均一を解消する導光板及び該導光
板を備えるバックライトを提供することを目的とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】第2発明に係るバックライト用導光板は、
第1発明において、前記入光端面の長手方向両端に対応
する前記反射面の両側領域に、中央領域に形成された
凸条と異なる稜線方向の第2凸条が形成された第2
条形成領域を有することを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】第2発明にあっては、入光端面の長手方向
両端に対応する導光板の両側領域に所定角度の稜線を有
する第2凸条を形成している。線状光源の無効長部分か
らの照射光が導入される両側領域では、導入された照射
光の輝度が低いために暗部が形成され易いが、両側領域
に形成された第2凸条により、線状光源の有効長領域か
ら導入された高輝度の照射光が反射,屈折されて両側領
域に導かれる。これにより両側領域の輝度が向上し、暗
部が解消される。特に、プリズムシート及び拡散シート
の枚数が一般のバックライトよりも少ない指向性バック
ライトにおいては、拡散作用が少ないために照射光の低
輝度が出光面に表れ易いが、両側領域に第2凸条を形成
することにより、出光面の暗部を解消できる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】第3発明に係るバックライト用導光板は、
第2発明において、前記第2凸条形成領域は、前記両側
領域の前記入光端面から該入光端面の対向面に至る中途
までの領域であることを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】第3発明にあっては、導光板の寸法,線状
光源の径寸法,線状光源と導光板との位置関係などに応
じて、第2凸条を形成する領域の範囲を設定する。これ
により出光面の輝度を均一化できる。例えば、入光端面
に近い両隅領域に暗部が生じ易い場合は、両隅領域に第
凸条を形成し、入光端面に遠い領域には中央領域と同
じ稜線方向の第1凸条を形成することにより、出光面の
輝度を均一化できる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】第4発明に係るバックライト用導光板は、
第2又は第3発明において、前記第2凸条形成領域は、
前記入光端面に対向配置される線状光源の無効長部分に
対応する領域を含み、前記入光端面に沿う寸法が該領域
よりも中央側に2mm〜5mmずつ長い範囲であること
を特徴とする。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】第4発明にあっては、導光板の寸法,線状
光源の径寸法,線状光源と導光板との位置関係などに応
じて、第2凸条を形成する領域の範囲を決定する。これ
により出光面の輝度を均一化できる。線状光源の無効長
部分とは線状光源の平均輝度の50%以下の部分であり、
線状光源の両端部分を指す。第2凸条形成領域の範囲
が、無効長部分に対応する領域よりも中央側に長い寸法
が2mm未満である場合は出光面の暗部の解消が不十分
であり、5mmを超えた場合は第1凸条と第2凸条との
境界部分が強調されて外観不良になる。また、バックラ
イトの設計の都合上、線状光源が入光端面の長手方向に
シフトしている場合、この拡張寸法をシフト寸法に応じ
て決定することにより出光面の輝度を均一化できる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】第5発明に係るバックライト用導光板は、
第2発明乃至第4発明のいずれかにおいて、前記第2
条形成領域の両方に形成された第2凸条は、その稜線方
が互いに交わる方向であることを特徴とする。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】また、第6発明に係るバックライト用導光
板は、第5発明において、前記第2凸条の稜線方向は、
中央領域に形成された前記第1凸条の稜線に対して2°
〜5°の角度をなすことを特徴とする。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】さらに、第7発明に係るバックライト用導
光板は、第5発明において、前記第2凸条の稜線方向
は、前記入光端面の辺縁に対して85°〜88°の角度
をなすことを特徴とする。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】第5,第6及び第7発明にあっては、両側
の第2凸条の稜線方向は、夫々交わる方向に形成されて
いる。これにより、線状光源の中央からの高輝度の照射
光が、第2凸条での反射,屈折により反射面の両側領域
に導かれ、両側領域の輝度を向上させる。第2凸条の稜
線方向が、中央領域に形成された第1凸条の稜線に対し
て2°未満又は5°を超える場合は、出光面の暗部の解
消が不十分になる。また、第2凸条の稜線方向が入光端
面の辺縁に対して85°未満又は88°を超える場合
は、出光面の暗部の解消が不十分になる。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】導光板1の反射面2には、断面形状が略二
等辺三角形の第1凸条である縦凸条21,21…及び本
発明の特徴となる第2凸条であるバイアス凸条21a,
21a…が夫々複数形成されている。図1に示すよう
に、バイアス凸条21a,21a…が形成されたバイア
ス凸条形成領域(第2凸条形成領域)1 ,B2 は、入
光端面4の長手方向両端に対応する両側部分に形成され
た略長方形状の範囲である。バイアス凸条形成領域
1 ,B2 の寸法は、夫々、導光板1の両側端縁から長
さ(L1 +L2 ),入光端面4の辺縁から長さL3 の領
域である。ここで、L 2 は線状光源5の上述した無効長
部分Eが導光板1の入光端面4に対面する長さである。
また、L1 は無効長Eに対面する領域から反射面2の中
央側への寸法であり、2mm≦L1 ≦5mmである。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の凸条が形成された反射面と該反射
    面に対向する出光面とを有し、入光端面から導入された
    光が前記反射面で反射されて前記出光面から出光するバ
    ックライト用導光板において、 前記反射面は、異なる稜線方向の複数の凸条を有するこ
    とを特徴とするバックライト用導光板。
  2. 【請求項2】 前記入光端面の長手方向両端に対応する
    前記反射面の両側領域に、中央領域に形成された凸条と
    異なる稜線方向のバイアス凸条が形成されたバイアス凸
    条形成領域を有する請求項1記載のバックライト用導光
    板。
  3. 【請求項3】 前記バイアス凸条形成領域は、前記入光
    端面から所定長さまでの範囲である請求項2記載のバッ
    クライト用導光板。
  4. 【請求項4】 前記バイアス凸条形成領域は、前記入光
    端面に対向配置される線状光源の無効長部分に対応する
    領域を含み、前記入光端面の長手方向中央側にさらに2
    mm〜5mmずつ拡張した範囲である請求項2又は3記
    載のバックライト用導光板。
  5. 【請求項5】 前記両バイアス凸条形成領域に形成され
    たバイアス凸条は、その稜線方向が基準方向に対して一
    方が時計回りに、他方が反時計回りに略同角度をなす請
    求項2乃至4のいずれかに記載のバックライト用導光
    板。
  6. 【請求項6】 前記バイアス凸条の稜線方向は、中央領
    域に形成された凸条の稜線に対して2°〜5°の角度を
    なす請求項5記載のバックライト用導光板。
  7. 【請求項7】 前記バイアス凸条の稜線方向は、前記入
    光端面の辺縁に対して85°〜88°の角度をなす請求
    項5記載のバックライト用導光板。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかに記載の導光
    板の前記入光端面に対向せしめて線状光源を配してある
    ことを特徴とするバックライト。
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