JP2001107657A - 可動ルーバー面格子 - Google Patents

可動ルーバー面格子

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JP2001107657A
JP2001107657A JP28602699A JP28602699A JP2001107657A JP 2001107657 A JP2001107657 A JP 2001107657A JP 28602699 A JP28602699 A JP 28602699A JP 28602699 A JP28602699 A JP 28602699A JP 2001107657 A JP2001107657 A JP 2001107657A
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JP
Japan
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louver
surface lattice
peripheral frame
lattice
frame
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Application number
JP28602699A
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English (en)
Inventor
Takashi Nakamura
孝 中村
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Nakamura Co Ltd
Original Assignee
Nakamura Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 面格子周枠の見込み幅を極力狭くすること
ができる可動ルーバー面格子を提供すること。 【解決手段】 面格子周枠に複数のルーバー6が連動し
て開閉するようになっている可動ルーバー面格子におい
て、各ルーバー6の回転軸7を、ルーバー閉鎖時には面
格子周枠5内に収まるが、ルーバー開放時には各ルーバ
ー6の幅D方向一端部側が面格子周枠5の外へ突出する
ように面格子周枠5に枢着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、面格子周枠に複数
のルーバーが連動して開閉するようになっている可動ル
ーバー面格子に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】図4の(B)は従来の可動
ルーバー面格子11を示したもので、この図から分かる
ように、従来の可動ルーバー面格子11は、ルーバー6
が水平姿勢となる全開位置及び略垂直姿勢となる全閉位
置の何れの姿勢においても、ルーバー6が面格子周枠1
0内に収まるように構成されていることから、多数のル
ーバー6を回転可能に配備する面格子周枠10の見込み
幅Wbがどうしても広くなる。そうすると、面格子を取
り付ける面格子取付枠の見込み幅も大きくなり、面格子
および面格子取付枠の製作コストが高くついている。ま
た、特に引き違い面格子の場合には、複数の面格子を引
き違い式に建て込む面格子外枠の見込み幅が相当大きく
なるため、窓側に余分なスペースを必要とすると上、外
観上の体裁、見栄えを悪くしている。
【0003】本発明は、上記の問題点に鑑み、面格子周
枠の見込み幅を極力狭くすることができる可動ルーバー
面格子を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の可
動ルーバー面格子は、面格子周枠に複数のルーバー6が
連動して開閉するように設けられてなる可動ルーバー面
格子において、各ルーバー6の回転軸7を、ルーバー閉
鎖時には各ルーバー6が面格子周枠5内に収まり、ルー
バー開放時には各ルーバー6の幅D方向一端部側が面格
子周枠5の外へ突出するように面格子周枠5に枢着して
なることを特徴とする。
【0005】請求項2は、請求項1に記載の可動ルーバ
ー面格子において、各ルーバー6は、その幅D方向中央
部を通る軸線上に回転軸7を有すると共に、この回転軸
7を面格子周枠5の室内外方向幅の中央部Oaからその
何れか一方側へ偏心した位置で面格子周枠5に枢着して
なることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る可動ルーバー
面格子の正面図で、ルーバーが閉鎖している状態を示
す。図2は図1のX−X線拡大断面図で、ルーバーが全
開している状態を示す。図3の(A)は図1のY−Y線
拡大断面図、(B)は図1のZ−Z線拡大断面図で、ル
ーバーが全開している状態を示す。
【0007】ここに示す可動ルーバー面格子1は、左右
縦框2,2と上下横框3,4とからなる面格子周枠5を
有する。この面格子周枠5内にルーバー6が上下多段状
に配列されて、各ルーバー6の両端に突出する回転軸
7,7が左右縦框2,2に夫々軸支され、各ルーバー6
の一端軸部7に突設されたクランクアーム8が一方の縦
框2内において連杆9により枢支連結され、それにより
上下多数のルーバー6が連動して開閉するようになって
いる。
【0008】この可動ルーバー面格子1おいて、図3の
(A)及び図4の(A)から分かるように、各ルーバー
6の回転軸7は、ルーバー6が仮想線図示のように全閉
した時には各ルーバー6の全体が面格子周枠5内に収ま
り、ルーバー6が実線図示のように全開した時には各ル
ーバー6の幅方向一端部側が面格子周枠5からその外へ
突出するように、面格子周枠5に枢着されている。
【0009】この可動ルーバー面格子1では、図4
(A)に示すように、各ルーバー6は、当該ルーバー6
の幅D方向中央部を通る軸線上に回転軸7を有し、この
回転軸7は、面格子周枠5の室内外方向幅Waの中央部
(その中心線をOaで示す)から何れか一方側へ、例え
ば室外側へ所定距離(α)偏心した位置で面格子周枠5
に枢着されている。
【0010】従って、この面格子1によると、各ルーバ
ー6が実線図示のように水平姿勢となった全開位置で
は、各ルーバー6の幅方向一端部側が面格子周枠5の外
側面からから外方へ所定長さ(H)だけ突出し、各ルー
バー6が仮想線図示のように略垂直姿勢となってルーバ
ー6の端部相互が重なり合った全閉位置では、各ルーバ
ー6が面格子周枠5内に完全に収まることになる。
【0011】図4の(B)は、ルーバー6がその全開位
置及び全閉位置の何れの姿勢においても面格子周枠15
内に収まるように構成された従来の可動ルーバー面格子
11を示すもので、ルーバー6は、図4の(A)に示す
本発明に係るルーバー6と同じ幅Dを有すると共に、面
格子周枠15内に本発明に係るルーバー6と同じピッチ
で上下多段状に配列されて、各ルーバー6の回転軸7,
7が面格子周枠15の左右縦框12,12に夫々軸支さ
れている。
【0012】しかして、この従来の可動ルーバー面格子
11にあっては、ルーバー6がその全開位置及び全閉位
置の何れの姿勢でも面格子周枠15内に納まるようにし
た構成であるから、面格子周枠15は、ルーバー6の幅
寸法D以上の見込み幅Wbが必要となる。
【0013】これに対し、本発明に係る可動ルーバー面
格子1にあっては、図4の(A)と(B)とを比較すれ
ば明らかなように、各ルーバー6の回転軸7を、ルーバ
ー6の全閉時には各ルーバー6が面格子周枠5内に完全
に収まり、ルーバー6の全開時には各ルーバー6の幅方
向一端部側が面格子周枠5の外へ突出するように面格子
周枠5に枢着したことによって、面格子周枠5の見込み
幅Waを従来の可動ルーバー面格子11よりもはるかに
狭くすることができる。図示例では、本発明に係る面格
子周枠5の見込み幅Waは、従来の面格子周枠15の見
込み幅Wbの約2/3程度に狭くなっている。
【0014】以上説明した本発明の実施形態では、各ル
ーバー6がその幅D方向中央部を通る軸線上に回転軸7
を有すると共に、この回転軸7を、面格子周枠5の室内
外方向幅Waの中央部から何れか一方側へ偏心した位置
で面格子周枠5に枢着することによって、面格子周枠5
の見込み幅Waを狭くするようにしたものであるが、各
ルーバー6の回転軸7をルーバー6の幅D方向中央部か
ら適当に偏心させた位置に設けて、この回転軸7を、面
格子周枠5の室内外方向幅Waの例えば中央位置で面格
子周枠5に枢着することによっても、面格子周枠5の見
込み幅Waを狭くすることができる。
【0015】ただし、上記のように各ルーバー6の回転
軸7をルーバー6の幅D方向中央部に対し偏心させて設
けた場合には、ルーバー6の開閉回転動作に無理が生じ
たりするため、上記実施形態に開示したように、各ルー
バー6の回転軸7をルーバー6の幅D方向中央位置に設
けて、この回転軸7を面格子周枠5の室内外方向幅Wa
の中央部から一方側へ偏心した位置で面格子周枠5に枢
着するのが好ましく、こうすることによって特別な構造
のルーバー6を製作することなく、従来の可動ルーバー
面格子1に使用されているルーバー6をそのまま使用す
ることができ、きわめて経済的となる。
【0016】
【発明の効果】請求項1に係る発明の可動ルーバー面格
子によれば、各ルーバーの回転軸を、ルーバー閉鎖時に
は面格子周枠内に収まるが、ルーバー開放時には各ルー
バーの幅方向一端部側が面格子周枠の外へ突出するよう
に面格子周枠に枢着したことによって、面格子周枠の見
込み幅を極力狭くすることができる。それによって、面
格子を取り付ける面格子取付枠の見込み幅も狭くでき、
面格子および面格子取付枠の製作コストを安くすること
ができ、そして特に引き違い面格子の場合には、複数の
面格子を引き違い式に建て込む面格子外枠の見込み幅を
狭くできるため、窓側に余分なスペースを必要とせず、
外観上の体裁、見栄えも良好となる。
【0017】請求項2に記載のように、各ルーバーの幅
方向中央部を通る軸線上に回転軸を設けると共に、この
回転軸を面格子周枠の室内外方向幅の中央部からその何
れか一方側へ偏心した位置で面格子周枠に枢着すること
によって、特別な構造のルーバーを製作することなく、
従来の可動ルーバー面格子に使用されているルーバーを
そのまま使用することができながら、面格子周枠の見込
み幅を狭くすることができるから、きわめて経済的であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る可動ルーバー面格子を示す正面
図で、ルーバーが閉じている時の状態を示す。
【図2】 図1のX−X線拡大断面図で、ルーバーが全
開している時の状態を示す。
【図3】 (A)は図1のY−Y線拡大断面図、(B)
は図1のZ−Z線拡大断面図で、何れもルーバーが全開
している時の状態を示す。
【図4】 本発明に係る可動ルーバー面格子の一部を示
す拡大断面図であり、(B)は従来の可動ルーバー面格
子の一部を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1 本発明の可動ルーバー面格子 5 本発明の面格子周枠 6 ルーバー 7 ルーバーの回転軸 D ルーバーの幅寸法 Wa 本発明の面格子周枠の見込み幅 11 従来の可動ルーバー面格子 15 従来の面格子周枠 Wb 従来の面格子周枠の見込み幅

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 面格子周枠に複数のルーバーが連動して
    開閉するように設けられてなる可動ルーバー面格子にお
    いて、各ルーバーの回転軸を、ルーバー閉鎖時には各ル
    ーバーが面格子周枠内に収まり、ルーバー開放時には各
    ルーバーの幅方向一端部側が面格子周枠の外へ突出する
    ように面格子周枠に枢着してなることを特徴とする可動
    ルーバー面格子。
  2. 【請求項2】 各ルーバーは、その幅方向中央部を通る
    軸線上に回転軸を有すると共に、この回転軸を面格子周
    枠の室内外方向幅の中央部からその一方側へ偏心した位
    置で面格子周枠に枢着してなることを特徴とする請求項
    1に記載の可動ルーバー面格子。
JP28602699A 1999-10-06 1999-10-06 可動ルーバー面格子 Pending JP2001107657A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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