JP2001107607A - 錠装置の内側操作片規制部材 - Google Patents

錠装置の内側操作片規制部材

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JP2001107607A
JP2001107607A JP28641499A JP28641499A JP2001107607A JP 2001107607 A JP2001107607 A JP 2001107607A JP 28641499 A JP28641499 A JP 28641499A JP 28641499 A JP28641499 A JP 28641499A JP 2001107607 A JP2001107607 A JP 2001107607A
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Toshio Futagami
敏夫 二上
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NIPPON ROTSUKUSAABISU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の錠装置であっても、少なくとも部屋の
内部にいるときだけは外部から不正解錠することが出来
ず、もって部屋内部にいるときには当該部屋内部の安全
性が保証できる様に構成した錠装置の内側操作片規制部
材を提供する。 【解決手段】 外側より挿入する鍵で施解錠可能とされ
てなると共に、部屋内へ突設された内側操作片2でも施
解錠可能とされ、前記鍵及び内側操作片2の施解錠動作
が連動された錠装置1の内側操作片規制部材4であり、
前記内側操作片2には、該内側操作片2の施解錠動作を
規制する内側操作片規制部材4が着脱自在に取り付け可
能とされ、前記内側操作片規制部材4は、前記内側操作
片2を貫通する規制孔6を有し、端部には回動阻止片5
が設けられた規制部材本体と、規制部材本体の裏側に設
けられ、帯磁性金属部材で形成された内側操作片2の外
側ケース3に吸着する吸着部材12と、を有することを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マンションのドア
等に設けられた錠装置において、内側の部屋内に突設さ
れた内側操作片の施解錠動作を規制し、ひいては該内側
操作片の施解錠動作と連動し外側から鍵を挿入して行わ
れる施解錠動作を阻止する錠装置の内側操作片規制部材
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、不正解錠(ピッキング)による住
宅への不法侵入事件並びに前記不法侵入に伴う悪質な犯
行が急増している。また、一般には錠装置についてのい
わゆる不正解錠(ピッキング)の詳細を解明した解錠技
術の本や不正解錠技術に関するグッズが常時公開展示さ
れ、しかも一般に販売されているのが現状である。
【0003】さらに、テレビなどの情報伝達媒体では繰
り返し興味本位に前記錠装置についての不正解錠に関す
る情報が放映されており、老人、女性の一人住まいのみ
ならず、通常の一般家庭においても安心して熟睡できな
いとの状況にある。殊に、日本人は島国に暮らし、これ
まで単一民族の中で暮らしてきたために、いわゆる防犯
意識が比較的薄く、特に錠装置の安全性についてはあま
り深刻にとらえておらず、自宅の鍵を落としたり、マン
ションなどの住人が変わっても前の鍵を平気で使用した
りしている。
【0004】特に賃貸マンション等においては既存の錠
装置のほかに別途補助錠をつけたり勝手に錠装置を改造
したり出来ないのが現状であり、この賃貸住宅における
既存の錠装置の不正解錠が特に近年の課題となっている
のである。すなわち、現在取り付けられている錠装置の
約50%以上が不正解錠で5分以内に解錠出来ると言わ
れているからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここで、前記従来課題
の根本的解決は安全性の高い精巧な構造の錠装置に取り
替えることがもっとも好ましいが、本発明では、従来の
錠装置であっても、少なくとも部屋の内部にいるときだ
けは外部から不正解錠することが出来ず、もって部屋内
部にいるときには当該部屋内部の安全性が保証できる様
に構成した錠装置の内側操作片規制部材を提供すること
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による錠装置の内
側操作片規制部材は、外側より挿入する鍵で施解錠可能
とされてなると共に、部屋内へ突設された内側操作片で
も施解錠可能とされ、前記鍵及び内側操作片の施解錠動
作が連動された錠装置の内側操作片規制部材であり、前
記内側操作片には、該内側操作片の施解錠動作を規制す
る内側操作片規制部材が着脱自在に取り付け可能とさ
れ、前記内側操作片規制部材は、前記内側操作片を貫通
する規制孔を有し、端部には回動阻止片が設けられた規
制部材本体と、規制部材本体の裏側に設けられ、帯磁性
金属部材で形成された内側操作片の外側ケースに吸着す
る吸着部材と、を有することを特徴とし、または、前記
内側操作片規制部材は、前記内側操作片の外側ケースを
貫通してドア等の側面に添着される帯磁性金属部材で形
成された取付板と、前記内側操作片を貫通する規制孔が
設けられ、端部には回動阻止片が設けられた規制部材本
体と、規制部材本体の裏側に設けられ、前記取付板に吸
着する吸着部材と、を有することを特徴とし、または、
前記規制部材本体には、形状の異なる内側操作片に対応
した各種形状の規制孔が形成された複数の規制孔用交換
部材が用意され、該規制孔用交換部材が規制部材本体に
取付交換可能とされた、ことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明による錠装置の内側操
作片規制部材の一実施の形態につき図1、図2に基づい
て説明する。図1、図2において符号1はドア13等に
あらかじめ取り付けられている錠装置を示す。
【0008】該錠装置1は一般にドアシリンダーロック
と称されるもので、外部より鍵で施解錠出来る様構成さ
れていると共に、内部の部屋内へ突設された内側操作片
2によっても施解錠出来るよう構成されている。そし
て、前記鍵での施解錠と内側操作片2の施解錠は連動し
ており、鍵で施解錠すると、内側操作片2も回動するよ
う構成されている。
【0009】さらに、この錠装置1の外側ケース部3は
いわゆる帯磁性金属部材で構成されており、ドア13の
内側部屋内に略方形状に膨出して取り付けられている。
ここで、符号4は内側操作片規制部材であり、該内側操
作片規制部材4は前記略方形状をなす外側ケース部3の
上面と右側面に添着し、該内側操作片規制部材4の回動
を阻止する回動阻止片5と、略中央に略楕円形状をな
し、突設された内側操作片2を貫通させる大きさに穿設
された規制孔6を有する規制片7とにより形成されてい
る。
【0010】そして、この規制片7の裏側には帯磁性金
属部材で形成された外側ケース部3に吸着する永久磁石
で形成された吸着部材12が取り付けられており、もっ
て、該吸着部材12により内側操作片規制部材4を簡単
に外側ケース部3に取り付け、取り外しすることが出来
る様構成されている。よって、少なくとも部屋の中にい
るときは、この内側操作片規制部材4を部屋内から外側
ケース部3にセットしておけば、外部から不正解錠(ピ
ッキング)して侵入しようとしても前記内側操作片規制
部材4により内側操作片2の回動を阻止することが出
来、その結果錠装置をピッキングすることが出来ないも
のとなる。
【0011】したがって、本発明による錠装置の内側操
作片規制部材4を設置すれば一人暮らしの女性や老人が
安心して夜熟睡することが出来る。しかもその設置はき
わめて簡単に行える。次に図3、図4,図5には本発明
についての他の実施の形態が示されており、この実施の
形態では部屋内に突設された内側操作片2は図3,図
4,図5から理解されるように、直線状をなす突片とし
て構成されている。
【0012】そしてこれら実施の形態では部屋内に略方
形状に膨出する外側ケース部3がない錠装置が使用され
ている。従って、本実施の形態では図3,図4,図5に
示す様に、帯磁性金属部材で形成された取付板14を後
付けする必要がある。ここで、この取付板14は略方形
状をなす帯磁性金属部材よりなる基板8で形成され、該
基板8の略中央には円状をなす内側操作片2が貫通する
貫通孔9が穿設され、かつ上下端に各々突片10が設け
られて形成されている(図4参照)。
【0013】よって、この基板8の裏面に接着剤をつけ
て前記貫通孔9に内側操作片2を貫通させつつドア面に
接着し、取付板14を後付けするのである。次いで、図
3に示すような中央に前記直線状の規制孔6が設けられ
た内側操作片規制部材4を用意し、それを前記取付板1
4に取り付ければよい。しかして本実施の形態で使用さ
れる内側操作片規制部材4は規制孔6が設けられた規制
片7とこの規制片7の各4辺から垂直に延出する回動阻
止片5とにより箱形ケース状に形成されており、この内
側操作片規制部材4を図4に示すように取付板14に吸
着させて取り付けるのである。
【0014】この際、内側操作片規制部材4の回動阻止
片5が取付板14の上下突片10と掛合し、内側操作片
規制部材4の回動が阻止される。尚、図5は取付板14
の変形例を示すものであり、図5の取付板14は箱形ケ
ース状をなす内側操作片規制部材4の開口部にはまりこ
む大きさに形成されており、取付板14の上下辺から突
片が設けられていなくとも内側操作片規制部材4の各4
辺から延出する回動阻止片5と掛合することとなる。
【0015】次に、図6ではドア13自体が帯磁性を有
する金属部材で構成された例であり、この場合は取付板
14を必要とせず、図6に示す内側操作片規制部材4を
用意すればたりる。また、図7乃至図10にはさらに本
発明の他の実施の形態が示されており、ドア13などの
部屋の内側表面に突設された内側操作片2の形状は様々
であり、それら様々な形状にあった内側操作片規制部材
4を用意したものである。
【0016】従って、あらかじめ様々な内側操作片2の
形状に合わせた規制孔6が穿設された規制孔変更部材1
1(図7,図8,図9、図10)を用意し、この規制孔
変更部材11を内側操作片規制部材4の規制片7部分に
取り付ければ、様々な内側操作片2に対応することが出
来るものとなる。そして、これにより製品コストを安価
にすることが出来る。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上の構成からなる。そして、
本発明によれば、従来の錠装置に後付することが出来、
そして少なくとも部屋の内部にいるときだけは外側から
不正解錠を行えず、もって部屋内部の安全性が簡単な構
造で、しかも取付コストを安価にして保証できる錠装置
の内側操作片規制部材が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の使用状態を説明す
る説明図(その1)である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の使用状態を説明す
る説明図(その2)である。
【図3】本発明の第2の実施の形態の構成を説明する説
明図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の構成を説明する一
部を断面にした説明図(その1)である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の構成を説明する一
部を断面にした説明図(その2)である。
【図6】本発明の第3の実施の形態の構成を説明する説
明図である。
【図7】本発明による内側操作片規制部材の変形例を説
明する説明図(その1)である。
【図8】本発明による内側操作片規制部材の変形例を説
明する説明図(その2)である。
【図9】規制孔変更部材の構成を示す説明図(その1)
である。
【図10】規制孔変更部材の構成を示す説明図(その
2)である。
【符号の説明】
1 錠装置 2 内側操作片 3 外側ケース部 4 内側操作片規制部材 5 回動阻止片 6 規制孔 7 規制片 8 基板 9 貫通孔 10 突片 11 規制孔変更部材 12 吸着部材 13 ドア 14 取付板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側より挿入する鍵で施解錠可能とされ
    てなると共に、部屋内へ突設された内側操作片でも施解
    錠可能とされ、前記鍵及び内側操作片の施解錠動作が連
    動された錠装置の内側操作片規制部材であり、 前記内側操作片には、該内側操作片の施解錠動作を規制
    する内側操作片規制部材が着脱自在に取り付け可能とさ
    れ、 前記内側操作片規制部材は、前記内側操作片を貫通する
    規制孔を有し、端部には回動阻止片が設けられた規制部
    材本体と、 規制部材本体の裏側に設けられ、帯磁性金属部材で形成
    された内側操作片の外側ケースに吸着する吸着部材と、 を有することを特徴とする錠装置の内側操作片規制部
    材。
  2. 【請求項2】 前記内側操作片規制部材は、前記内側操
    作片の外側ケースを貫通してドア等の側面に添着される
    帯磁性金属部材で形成された取付板と、 前記内側操作片を貫通する規制孔が設けられ、端部には
    回動阻止片が設けられた規制部材本体と、 規制部材本体の裏側に設けられ、前記取付板に吸着する
    吸着部材と、 を有することを特徴とする錠装置の内側操作片規制部
    材。
  3. 【請求項3】 前記規制部材本体には、形状の異なる内
    側操作片に対応した各種形状の規制孔が形成された複数
    の規制孔用交換部材が用意され、該規制孔用交換部材が
    規制部材本体に取付交換可能とされた、 ことを特徴とする錠装置の内側操作片規制部材。
JP28641499A 1999-10-07 1999-10-07 錠装置の内側操作片規制部材 Withdrawn JP2001107607A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005264444A (ja) * 2004-03-16 2005-09-29 Yuhshin Co Ltd 電気錠の取付装置
KR101452848B1 (ko) 2013-10-10 2014-10-22 이부경 출입문 안전장치
JP2017044065A (ja) * 2016-12-08 2017-03-02 株式会社無有 開錠防止具
JP2017053214A (ja) * 2016-12-19 2017-03-16 株式会社無有 開錠防止具

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Effective date: 20070109