JP4307923B2 - 防犯錠 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、マンション等の開き戸(扉)に後付けの補助錠として使用する防犯錠に関し、特に、いたずらの施錠による部屋への閉じ込めを防止するとともに、施錠時の室内からの緊急脱出を可能にした防犯錠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、ピッキングによる盗難対策として、マンション等の開き戸に後付けの防犯錠が設置される機会が多くなっている。
この防犯錠としては、開き戸の戸枠側に、開き戸の開き方向に突出する施錠部材保持片を取り付け、この施錠部材保持片に施錠部材を装着し、この施錠部材を開き戸に外側から当接させることにより施錠を行う防犯錠が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−100665号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の防犯錠においては、第三者がいたずらで施錠した場合には、部屋の中からは戸を開くことができず、閉じ込められるという問題があり、また、施錠時には室内から緊急脱出できず、例えば、子供だけを室内に残して施錠を行いにくいという問題があった。
【0005】
本発明は、上記従来の防犯錠が有する問題点に鑑み、いたずらの施錠による部屋への閉じ込めを防止するとともに、施錠時の室内からの緊急脱出を可能にした防犯錠を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の防犯錠は、開き戸の戸枠側に、開き戸の開き方向に突出する施錠部材保持片を取付部を介して取り付け、該施錠部材保持片に施錠部材を装着し、該施錠部材を開き戸に当接させることにより施錠を行う防犯錠において、取付部にロックプレートをばねの付勢力に抗して押し下げ操作可能に配設し、ロックプレートに形成した係止爪と、施錠部材保持片の基端側に形成した係止孔とを嵌合させることにより、施錠部材保持片と取付部とを一体化させるようにするとともに、ロックプレートをばねの付勢力に抗して押し下げ操作することにより、ロックプレートに形成した係止爪と、施錠部材保持片の基端側に形成した係止孔との嵌合を解除することにより、施錠部材保持片と取付部とを室内側で分離可能に構成して、施錠部材が施錠状態のときに、施錠部材保持片と取付部とを室内側で分離して解錠できるようにしたことを特徴とする。
【0007】
この防犯錠は、開き戸の戸枠側に、開き戸の開き方向に突出する施錠部材保持片を取付部を介して取り付け、該施錠部材保持片に施錠部材を装着し、該施錠部材を開き戸に当接させることにより施錠を行う防犯錠において、施錠部材保持片と取付部とを室内側で分離可能に構成することにより、施錠部材が施錠状態のときに、施錠部材保持片と取付部とを室内側で分離して解錠でき、これにより、いたずらの施錠による部屋への閉じ込めを防止するとともに、施錠時の室内からの緊急脱出を可能にすることができる。
【0008】
この場合において、施錠部材に、該施錠部材を開き戸に吸着させるためマグネットを配設することができる。
【0009】
これにより、離脱した施錠部材を開き戸に吸着させて、施錠部材が落下することを防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の防犯錠の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0011】
図1〜図6に、本発明の防犯錠の一実施例を示す。
この防犯錠は、開き戸1の戸枠2の一部に、開き戸の開き方向に突出する施錠部材保持片3を取付部としてのクランプホルダー4を介して取り付けるとともに、この施錠部材保持片3に施錠部材5を装着し、該施錠部材5を開き戸1に外側から当接させることにより施錠を行うように構成されている。
【0012】
施錠部材保持片3には、施錠用係止部としての透孔31が形成されている。
【0013】
クランプホルダー4は、ホルダー本体41に回動可能に枢支したねじボルト42に把持片43を螺合させており、これにより、ねじボルト42を軸方向に出没させることなく把持片43のみを移動させ、クランプホルダー4を戸枠2に固定することができるようにしている。
【0014】
ところで、本実施例の防犯錠は、施錠部材保持片3と取付部としてのクランプホルダー4とを室内側で分離可能に構成することにより、施錠部材5が施錠状態のときに、施錠部材保持片3とクランプホルダー4とを室内側で分離して解錠できるようにしている。
【0015】
施錠部材保持片3とクランプホルダー4とを室内側で分離可能にする機構として、具体的には、クランプホルダー4にロックプレート44をばね45の付勢力に抗して押し下げ操作可能に配設し、ロックプレート44に形成した係止爪44aと、施錠部材保持片3の基端側に形成した係止孔32とを嵌合させることにより、施錠部材保持片3とクランプホルダー4とを一体化させ、さらに、ロックプレート44をばね45の付勢力に抗して押し下げ操作することにより、ロックプレート44に形成した係止爪44aと、施錠部材保持片3の基端側に形成した係止孔32との嵌合を解除し、施錠部材保持片3とクランプホルダー4とを室内側で分離できるようにしている。
【0016】
この場合、ロックプレート44は、図3及び図4に示すように、クランプホルダー4に固定したベース46上にばね45を介して設置し、カバー47で覆うことにより配設するようにする。
そして、この状態で、係止孔32を形成した施錠部材保持片3の基端側をカバー47内に挿入することにより、ロックプレート44に形成した係止爪44aと、施錠部材保持片3の基端側に形成した係止孔32とを嵌合させ、施錠部材保持片3とクランプホルダー4とを一体化させるようにする。
【0017】
一方、施錠部材5は、図5及び図6に示すように、直方体状の本体50に、錠機構として、シリンダ錠51と、シリンダ錠51と反対側に形成され、施錠部材保持片3が挿入されるスリット状の穴53とを有し、シリンダ錠51に鍵52を差し込んで回すことにより、スリット状の穴53の奥に出没可能に設けられたラッチボール54を突出状態で固定するように構成されている。
そして、スリット状の穴53に挿入された施錠部材保持片3の透孔31を、このラッチボール54で係止することにより、これら施錠部材保持片3に施錠できるように構成されている。
このように、施錠部材5に施錠部材保持片3が挿入されるスリット状の穴53を形成し、スリット状の穴53の奥に出没可能に設けられたラッチボール54を突出状態で固定するようにしているので、ラッチボール54が外部に露出せず、このため、不正開錠がされにくいという利点がある。
【0018】
また、施錠部材5には、施錠部材5を開き戸1に吸着させるためマグネット55を配設するようにする。
これにより、施錠部材保持片3とクランプホルダー4とを室内側で分離して解錠したとき、離脱した施錠部材5を施錠部材保持片3と共に開き戸1に吸着させて、施錠部材5が落下することを防止することができる。
なお、開き戸1が木質等の非磁性体製の場合には、施錠部材5が当接する開き戸1の位置に、図6(d)、(e)に示すような磁性体製の板材56を両面テープ56a等を用いて貼り付けるようにする。
【0019】
これにより、施錠部材5が施錠状態のときに、施錠部材保持片3と取付部としてのクランプホルダー4を室内側で分離して解錠でき、これにより、いたずらの施錠による部屋への閉じ込めを防止するとともに、施錠時の室内からの緊急脱出を可能にすることができる。
そして、特に、本実施例に示すように、ロックプレート44、より具体的には、ロックプレート44に形成した押釦44bをばね45の付勢力に抗して押し下げ操作して、ロックプレート44に形成した係止爪44aと、施錠部材保持片3の基端側に形成した係止孔32との嵌合を解除し、施錠部材保持片3とクランプホルダー4とを室内側で分離できるようにすることにより、子供でも解錠を行うことができ、これにより、安全性を一層向上することができる。
【0020】
以上、本発明の防犯錠について、その実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、施錠部材保持片3と取付部としてのクランプホルダー4とを室内側で分離可能にする機構として、例えば、ピンによる連結構造を採用するようにする等、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができる。
【0021】
【発明の効果】
本発明の防犯錠によれば、開き戸の戸枠側に、開き戸の開き方向に突出する施錠部材保持片を取付部を介して取り付け、該施錠部材保持片に施錠部材を装着し、該施錠部材を開き戸に当接させることにより施錠を行う防犯錠において、施錠部材保持片と取付部とを室内側で分離可能に構成することにより、施錠部材が施錠状態のときに、施錠部材保持片と取付部とを室内側で分離して解錠でき、これにより、いたずらの施錠による部屋への閉じ込めを防止するとともに、施錠時の室内からの緊急脱出を可能にすることができ、安全性の極めて高い防犯錠とすることができる。
【0022】
また、施錠部材に、該施錠部材を開き戸に吸着させるためマグネットを配設することにより、離脱した施錠部材を開き戸に吸着させて、施錠部材が落下することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の防犯錠の一実施例を示す平面図である。
【図2】 同防犯錠を示し、(a)は施錠部材保持片と取付部とを一体化した状態を、(b)は施錠部材保持片と取付部とを分離した状態を、それぞれ示す平面図である。
【図3】 同防犯錠の組立工程を示す平面図である。
【図4】 同防犯錠の組立工程を示す正面図である。
【図5】 同防犯錠の施錠部材部材の分解斜視図である。
【図6】 同防犯錠の施錠部材部材の説明図である。
【符号の説明】
1 開き戸(扉)
2 戸枠
3 施錠部材保持片
31 透孔
4 クランプホルダー(取付部)
41 ホルダー本体
42 ねじボルト
43 把持片
44 ロックプレート
45 ばね
5 施錠部材
50 本体
51 シリンダ錠(錠機構)
52 鍵
53 スリット状の穴
54 ラッチボール
55 マグネット
56 磁性体製の板材

Claims (2)

  1. 開き戸の戸枠側に、開き戸の開き方向に突出する施錠部材保持片を取付部を介して取り付け、該施錠部材保持片に施錠部材を装着し、該施錠部材を開き戸に当接させることにより施錠を行う防犯錠において、取付部にロックプレートをばねの付勢力に抗して押し下げ操作可能に配設し、ロックプレートに形成した係止爪と、施錠部材保持片の基端側に形成した係止孔とを嵌合させることにより、施錠部材保持片と取付部とを一体化させるようにするとともに、ロックプレートをばねの付勢力に抗して押し下げ操作することにより、ロックプレートに形成した係止爪と、施錠部材保持片の基端側に形成した係止孔との嵌合を解除することにより、施錠部材保持片と取付部とを室内側で分離可能に構成して、施錠部材が施錠状態のときに、施錠部材保持片と取付部とを室内側で分離して解錠できるようにしたことを特徴とする防犯錠。
  2. 施錠部材に、該施錠部材を開き戸に吸着させるためマグネットを配設したことを特徴とする請求項1記載の防犯錠。
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