JP2017044065A - 開錠防止具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 扉への取付時の位置合わせが容易な開錠防止具を提供する。【解決手段】 開錠防止具1は、サムターンが設けられた扉に取り付けられる。開錠防止具1は、箱体10を備えている。箱体10は、上面が開口しており、サムターンを覆うように扉に固定される。箱体10の底部12には、サムターンの摘み部と嵌合する穴20が設けられている。【選択図】 図1

Description

本発明は、扉の錠前が開くのを防止する開錠防止具に関する。
従来の開錠防止具としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。同文献に記載された開錠防止具は、サムターンが設けられた扉に固定される箱体と、箱体から上方に突出する棒状のストッパーとを備えている。箱体は、回転しようとするサムターンに対して回転方向前方からストッパーの先端が当接するように、扉の所定の位置に固定される。
特開2005−23770号公報
上述の開錠防止具によれば、ストッパーによってサムターンの回転が阻止されるため、錠前が不正に開けられるのを防止することができる。しかしながら、この開錠防止具には、扉への取付時の位置合わせが面倒であるという問題がある。すなわち、サムターンの回転を阻止できるように、サムターンに対するストッパーの位置を微調整する必要がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、扉への取付時の位置合わせが容易な開錠防止具を提供することを目的とする。
本発明による開錠防止具は、サムターンが設けられた扉に取り付けられる開錠防止具であって、上面が開口しており、上記サムターンを覆うように上記扉に固定される箱体を備え、上記箱体の底部には、上記サムターンの摘み部と嵌合する穴が設けられていることを特徴とする。
この開錠防止具においては、箱体の底部に穴が設けられている。この穴にサムターンの摘み部が嵌合することにより、当該サムターンの回転が阻止されるため、錠前が開くのを防止することができる。しかも、底部の穴にサムターンの摘み部が嵌まるように当該サムターンを箱体で覆うだけで、開錠防止具を正しい位置に取り付けることができる。このため、扉への取付時の位置合わせを容易に行うことができる。
本発明によれば、扉への取付時の位置合わせが容易な開錠防止具が実現される。
本発明による開錠防止具の第1実施形態を示す斜視図である。 図1の開錠防止具を示す平面図である。 図2のIII−III線に沿った断面図である。 図2のIV−IV線に沿った断面図である。 開錠防止具1が取り付けられる扉90を示す正面図である。 開錠防止具1が取り付けられた状態の扉90を示す正面図である。 扉90に取り付けられた開錠防止具1を示す拡大図である。 図7のVIII−VIII線に沿った端面図である。 本発明による開錠防止具の第2実施形態を示す断面図である。 本発明による開錠防止具の第2実施形態を示す断面図である。 上板12aを示す平面図である。 下板12bを示す平面図である。 箱体10において上板12aが押し下げられた状態を示す断面図である。 箱体10において上板12aが押し下げられた状態を示す断面図である。 扉90に取り付けられた開錠防止具2を示す端面図である。 縁部16の変形例を説明するための断面図である。 穴20の一変形例を説明するための断面図である。 穴20の他の変形例を説明するための平面図である。 穴20の他の変形例を説明するための平面図である。 補助部材40を示す斜視図である。 補助部材40を示す平面図である。 箱体10において穴20内に補助部材40が配置された状態を示す平面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明による開錠防止具の第1実施形態を示す斜視図である。図2は、図1の開錠防止具を示す平面図である。また、図3及び図4は、それぞれ、図2のIII−III線及びIV−IV線に沿った断面図である。開錠防止具1は、扉の錠前が開くのを防止する開錠防止具であって、サムターンが設けられた扉に取り付けられる。
開錠防止具1は、箱体10を備えている。箱体10は、底部12及び側面部14を有している。本実施形態において底部12は、平面視で矩形をしている。これに伴い、側面部14は、底部12の4辺のそれぞれから立設する4枚の平板からなっている。底部12の厚みは、側面部14の厚みよりも大きい。底部12の厚みは、例えば、3〜15mm程度である。底部12の少なくとも一部は、透明であることが好ましい。箱体10の上面は、開口している。当該開口部の各辺の長さは、例えば、4〜8cm程度である。
箱体10は、後述するとおり、サムターンを覆うように扉に固定される。具体的には、箱体10は、上面(開口面)における当該箱体10の縁部16が扉に固着されることにより、扉に固定される。本実施形態において縁部16には、扉に対して粘着力を有する粘着手段(図示せず)が設けられている。かかる粘着手段を介して縁部16を扉板に貼着することができる。粘着手段としては、例えば、粘着テープ又は粘着ゲルを用いることができる。縁部16は、箱体10の側方外側に延出している。すなわち、縁部16は、側面部14の上端から箱体10の外側に向かって張り出すように設けられている。
箱体10の底部12には、サムターンの摘み部と嵌合する穴20が設けられている。穴20は、サムターンの摘み部と隙間なく嵌合するものであってもよいし、隙間を空けて嵌合するものであってもよい。本実施形態において穴20は、平面視で、細長い長方形状をしている(図2参照)。穴20の長辺の長さは、例えば、3〜4cm程度である。また、穴20の短辺の長さは、例えば、0.5〜1.5cm程度である。穴20は、底部12の中央に位置している。この穴20は、底部12を貫通している。以上の構成の箱体10は、例えば、プラスチックを一体成形することにより得ることができる。箱体10の材料としては、プラスチックの他にも、例えば、木、金属、段ボール、厚紙等を用いることができる。
開錠防止具1は、扉に対して着脱可能であることが好ましい。ここで、着脱可能とは、扉や開錠防止具1を汚損することなく、扉に対する開錠防止具1の取付け及び取外しを容易に行えるということである。例えばネジを用いて開錠防止具1を扉に取り付けるような場合、ネジ穴により扉が損傷を受けるため、開錠防止具1が着脱可能であるとはいえない。
続いて、図5〜図8を参照しつつ、開錠防止具1の使用方法の一例を説明する。図5は、開錠防止具1が取り付けられる扉90を示している。同図は、扉90の内側(室内側)の面を示している。扉90には、サムターン92が設けられている。開錠防止具1を取り付けるには、図6に示すように、サムターン92の全体を覆うようにして箱体10を扉に固定すればよい。このとき、図7及び図8に示すように、穴20にサムターン92の摘み部93が嵌まるようにする。図7は、扉90に取り付けられた開錠防止具1を示す拡大図である。また、図8は、図7のVIII−VIII線に沿った端面図である。このように開錠防止具1が取り付けられた扉90においては、穴20によって摘み部93の回動が規制される。このため、サムターン92の回転が阻止され、錠前を開けることができなくなる。
開錠防止具1の効果を説明する。開錠防止具1においては、箱体10の底部12に穴20が設けられている。穴20にサムターンの摘み部が嵌合することにより、当該サムターンの回転が阻止されるため、錠前が開くのを防止することができる。かかる開錠防止具1は、扉の外側からの不正開錠に対する防御策として役立つ。しかも、底部12の穴20にサムターンの摘み部が嵌まるように当該サムターンを箱体10で覆うだけで、開錠防止具1を正しい位置に取り付けることができる。このため、扉への取付時の位置合わせを容易に行うことができる。したがって、扉への取付時の位置合わせが容易な開錠防止具1が実現されている。
また、開錠防止具1は、箱体10でサムターンを覆うようにして扉に取り付けられる。これにより、扉における開錠防止具1が取り付けられる範囲をサムターン近傍の比較的狭い領域に限定することができる。このように開錠防止具1の取付範囲をサムターン近傍の狭い領域に限定できれば、開錠防止具1を取り付ける際、扉に設けられた他の構造物(ドアノブ、ドアチェーン等)が邪魔になりにくいという利点がある。
開錠防止具1が扉に対して着脱可能である場合、扉を汚損する心配がないため、開錠防止具1は、賃貸住宅や外出先においても気軽に使用することができる。例えば、旅行時の宿泊先において、扉のセキュリティに不安がある場合であっても、扉の内側に開錠防止具1を取り付けておけば、扉の外側から開錠されてしまう事態を避けることができる。
箱体10は、縁部16が扉に固着されることにより、扉に固定される。このように箱体10の一部分(縁部16)を扉への固定面とすることにより、固定用のアタッチメントを用いることなく箱体10を扉に固定することができる。これにより、簡易な構成の開錠防止具1を実現することができる。実際、本実施形態において開錠防止具1は、箱体10のみからなっている。
縁部16には、粘着手段が設けられている。このように粘着手段を予め設けておくことにより、箱体10を扉に固着するための手段を別途用意しなくても、箱体10を扉に固着することができる。
縁部16は、箱体10の側方外側に延出している。これにより、縁部16の面積を大きくすることができる。このように扉への固定面となる縁部16の面積を大きくすることにより、箱体10を扉に対して強固に固定しやすくなる。
底部12の厚みは、側面部14の厚みよりも大きい。このように底部12の厚みを大きくすることにより、深い穴20を形成しやすくなる。穴20を深くすれば、穴20の内周面の面積も大きくなる。これにより、サムターンの摘み部に対する穴20の接触面積が大きくなり、サムターンの回転を一層確実に阻止できるようになる。
穴20は、底部12を貫通している。このため、開錠防止具1を取り付ける際、穴20を通じて、箱体10の外からでも箱体10で覆われたサムターンを視認することができる。これにより、穴20にサムターンの摘み部を合わせやすくなるため、開錠防止具1の取付時の位置合わせが一層容易になる。
同様に、底部12の少なくとも一部が透明である場合も、透明部分を通じて箱体10の外から箱体10で覆われたサムターンを視認することができるため、開錠防止具1の取付時の位置合わせが一層容易になる。
(第2実施形態)
図9及び図10は、本発明による開錠防止具の第2実施形態を示す断面図である。図9及び図10は、それぞれ、図3及び図4と同様の断面を示している。開錠防止具2は、扉の錠前が開くのを防止する開錠防止具であって、サムターンが設けられた扉に取り付けられる。
開錠防止具2は、箱体10を備えている。箱体10は、底部12及び側面部14を有している。本実施形態において底部12は、上板12a及び下板12bを有している。上板12a及び下板12bは、それぞれ、底部12の上面及び下面を構成している。上板12aは、箱体10の側面部14に対して可動である。具体的には、上板12aは、側面部14に沿って箱体10内を上下動できるように構成されている。このため、箱体10の底部12から上面までの距離d1(底部12の上面から箱体10の上面までの距離)は、可変である。
他方、下板12bは、側面部14に対して不動である。すなわち、下板12bは、側面部14の下端に固定されている。それゆえ、本実施形態においては、距離d1が変わると、底部12の厚み(底部12の上面から下面までの距離)も変わることになる。つまり、距離d1が大きくなる(上板12aが下板12bに近づくように変位する)と、底部12の厚みは小さくなる。反対に、距離d1が小さくなる(上板12aが下板12bから遠ざかるように変位する)と、底部12の厚みは大きくなる。
図11は、上板12aを示す平面図である。また、図12は、下板12bを示す平面図である。上板12a及び下板12bには、それぞれ、開口部20a及び開口部20bが形成されている。これらの開口部20a及び開口部20bは、平面視で互いに重なる位置に設けられており、穴20を構成している。
上板12aには、開口部20aの周囲に沿って環状部材13aが設けられている。環状部材13aは、図9及び図10からわかるように、底部12の上面から鉛直方向下向きに延びている。また、下板12bには、開口部20bの周囲に沿って環状部材13bが設けられている。環状部材13bは、図9及び図10からわかるように、底部12の下面から鉛直方向上向きに延びている。環状部材13bの内周の寸法は、環状部材13aの外周の寸法に略等しい。これにより、環状部材13aは、環状部材13bの内側を摺動することが可能である。これらの環状部材13a,13bは、穴20の内周面を構成している。
上板12aと下板12bとの間には、復元手段30が設けられている。復元手段30は、上板12aが下板12bに近づくように変位したときに、上板12aを押し上げて元の位置に戻そうとするものである。復元手段30としては、例えば、バネ又はゴム等の弾性体を用いることができる。図9及び図10においては、復元手段30としてバネを用いた場合を示している。
かかる構成の箱体10においては、底部12の上板12aに対して下向きの力を加えて当該上板12aを押し下げることにより、図13及び図14に示すように、距離d1を大きくすることができる。そして、上板12aに対して下向きの力を加えるのを止めると、復元手段30の復元力により上板12aが押し上げられて元の位置に戻ることになる。開錠防止具2のその他の構成は、開錠防止具1と同様である。
開錠防止具2の効果を説明する。箱体10の底部12から上面までの距離d1は、可変である。このため、図15に示すように、サムターン92の基底部の厚みt1(扉板から摘み部93までの距離)に合わせて距離d1を調整することにより、基底部の厚みが異なる様々なサムターンに対して開錠防止具2を適合させることができる。同図は、図8と同様の端面を示している。
底部12は、側面部14に対して可動な上板12aと、側面部14に対して不動な下板12bとを有している。このため、底部12の一部(下板12b)は、側面部14に対して常に固定された状態にある。これにより、箱体10の機械的強度を維持しつつ、距離d1が可変な箱体10を実現することができる。ただし、底部12の全体が側面部14に対して可動であってもよい。
上板12aと下板12bとの間には、復元手段30が設けられている。この場合、図15に示すように、復元手段30の復元力により上板12aがサムターン92の基底部に押し当てられた状態となる。このため、開錠防止具2が扉に取り付けられた後に、上板12aが動いて距離d1が変わってしまうのを防ぐことができる。
上板12a及び下板12bには、それぞれ環状部材13a及び環状部材13bが設けられている。この場合、環状部材13a,13bが設けられていない場合に比して、サムターンの摘み部に対する穴20の接触面積が大きくなるため、サムターンの回転を一層確実に阻止できるようになる。ただし、環状部材13a,13bを設けることは、必須でない。開錠防止具2のその他の効果は、開錠防止具1と同様である。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。上記実施形態においては、箱体10の縁部16に粘着手段が設けられた場合を例示した。しかし、縁部16には、粘着手段に代えて、あるいは粘着手段と共に、磁石が設けられていてもよい。その場合、当該磁石の磁力により、縁部16をスチール製の扉板に固着することができる。
上記実施形態においては、縁部16が箱体10の側方外側に延出している場合を例示した。しかし、縁部16を箱体10の側方外側に延出させることは、必須でない。縁部16は、図16に示すように、側面部14の上端のみから構成されていてもよい。
上記実施形態においては、底部12の厚みが側面部14の厚みよりも大きい場合を例示した。しかし、底部12の厚みは、側面部14の厚みより小さくてもよいし、側面部14の厚みに等しくてもよい。
上記実施形態においては、底部12が平面視で矩形をしている場合を例示した。しかし、底部12の平面形状は、任意である。例えば、底部12の平面形状は、矩形以外の多角形、円形、楕円形等であってもよい。
上記実施形態においては、穴20が底部12を貫通している場合を例示した。しかし、穴20は、図17に示すように、底部12を貫通していなくてもよい。同図において穴20は、底部12の下面に達していない。
上記実施形態においては、穴20の平面形状が長方形である場合を例示した。しかし、サムターンの回動を規制しうる限り、穴20の平面形状は、任意である。例えば、穴20は、図18に示すように、平面視で十字型をしていてもよい。同図において穴20は、長方形部22a(第1の長方形部)及び長方形部22b(第2の長方形部)からなっている。長方形部22aは、第1の方向(同図の左右方向)を長手方向としている。他方、長方形部22bは、第1の方向に直交する第2の方向(同図の上下方向)を長手方向としている。長方形部22a及び長方形部22bは、相異なる長さを有している。具体的には、長方形部22aの長さの方が、長方形部22bの長さよりも大きい。また、長方形部22a及び長方形部22bは、相異なる幅を有している。具体的には、長方形部22aの幅の方が、長方形部22bの幅よりも大きい。
かかる構成の場合、開錠防止具を取り付ける向きを選択しうるという利点がある。すなわち、長方形部22aの長手方向がサムターンの摘み部と平行になるように開錠防止具を取り付けることも、長方形部22bの長手方向が摘み部と平行になるように開錠防止具を取り付けることも可能となる。これにより、開錠防止具の取付けの自由度が向上する。また、長方形部22a及び長方形部22bが相異なる長さを有していることにより、摘み部の長さが異なる様々なサムターンに対して開錠防止具を適合させることができる。同様に、長方形部22a及び長方形部22bが相異なる幅を有していることにより、摘み部の幅が異なる様々なサムターンに対して開錠防止具を適合させることができる。
上記実施形態においては、底部12に穴20が1つだけ設けられた場合を例示した。しかし、底部12には、図19に示すように、複数の穴20が設けられていてもよい。その場合、複数の穴20のうち少なくとも2つは、相異なる長さを有していてもよい。また、複数の穴20のうち少なくとも2つは、相異なる幅を有していてもよい。図19においては、3つの穴20が設けられている。同図において真ん中に位置する穴20の長さ及び幅は、一番上に位置する穴20の長さ及び幅よりも大きい。また、一番下に位置する穴20の長さ及び幅は、真ん中に位置する穴20の長さ及び幅よりも大きい。
かかる構成の場合、開錠防止具を取り付ける位置を選択しうるという利点がある。すなわち、サムターンの摘み部が一番上の穴20に嵌合するように開錠防止具を取り付けることも、真ん中の穴20に嵌合するように開錠防止具を取り付けることも、一番下の穴20に嵌合するように開錠防止具を取り付けることも可能となる。これにより、開錠防止具の取付けの自由度が向上する。また、複数の穴20のうち少なくとも2つが相異なる長さを有している場合、摘み部の長さが異なる様々なサムターンに対して開錠防止具を適合させることができる。同様に、複数の穴20のうち少なくとも2つが相異なる幅を有している場合、摘み部の幅が異なる様々なサムターンに対して開錠防止具を適合させることができる。
上記実施形態において開錠防止具は、箱体10に加えて補助部材40を備えていてもよい。補助部材40は、図20及び図21に示すように、環状をしている。図20及び図21は、それぞれ、補助部材40を示す斜視図及び平面図である。補助部材40は、図22に示すように、穴20の内周面に沿って隙間なく配置されるとともに、サムターンの摘み部93と嵌合する。このように穴20内に補助部材40が配置された状態で開錠防止具を扉に取り付けることにより、穴20と摘み部93との間に補助部材40が介在することになる。かかる補助部材40を用いることにより、穴20と摘み部93との間の隙間の大きさを調整することができる。このため、摘み部の大きさが異なる様々なサムターンに対して開錠防止具を適合させることができる。
1 開錠防止具
2 開錠防止具
10 箱体
12 底部
12a 上板
12b 下板
13a 環状部材
13b 環状部材
14 側面部
16 縁部
20 穴
20a 開口部
20b 開口部
22a 長方形部(第1の長方形部)
22b 長方形部(第2の長方形部)
30 復元手段
40 補助部材
90 扉
92 サムターン
93 摘み部

Claims (22)

  1. サムターンが設けられた扉に取り付けられる開錠防止具であって、
    上面が開口しており、前記サムターンを覆うように前記扉に固定される箱体を備え、
    前記箱体の底部には、前記サムターンの摘み部と嵌合する穴が設けられていることを特徴とする開錠防止具。
  2. 請求項1に記載の開錠防止具において、
    当該開錠防止具は、前記扉に対して着脱可能である開錠防止具。
  3. 請求項1又は2に記載の開錠防止具において、
    前記箱体は、前記上面における当該箱体の縁部が前記扉に固着されることにより、当該扉に固定される開錠防止具。
  4. 請求項3に記載の開錠防止具において、
    前記箱体の前記縁部には、前記扉に対して粘着力を有する粘着手段が設けられている開錠防止具。
  5. 請求項4に記載の開錠防止具において、
    前記粘着手段は、粘着テープ又は粘着ゲルである開錠防止具。
  6. 請求項3に記載の開錠防止具において、
    前記箱体の前記縁部には、磁石が設けられている開錠防止具。
  7. 請求項3乃至6の何れかに記載の開錠防止具において、
    前記箱体の前記縁部は、当該箱体の側方外側に延出している開錠防止具。
  8. 請求項1乃至7の何れかに記載の開錠防止具において、
    前記箱体の前記底部の厚みは、当該箱体の側面部の厚みよりも大きい開錠防止具。
  9. 請求項1乃至8の何れかに記載の開錠防止具において、
    前記箱体の前記底部から前記上面までの距離は、可変である開錠防止具。
  10. 請求項9に記載の開錠防止具において、
    前記底部は、
    当該底部の上面を構成し、前記箱体の側面部に対して可動な上板と、
    当該底部の下面を構成し、前記側面部に対して不動な下板と、を有する開錠防止具。
  11. 請求項10に記載の開錠防止具において、
    前記上板と前記下板との間には、当該上板が当該下板に近づくように変位したときに、当該上板を押し上げて元の位置に戻そうとする復元手段が設けられている開錠防止具。
  12. 請求項11に記載の開錠防止具において、
    前記復元手段は、弾性体である開錠防止具。
  13. 請求項12に記載の開錠防止具において、
    前記弾性体は、バネ又はゴムである開錠防止具。
  14. 請求項1乃至13の何れかに記載の開錠防止具において、
    前記底部の少なくとも一部は、透明である開錠防止具。
  15. 請求項1乃至14の何れかに記載の開錠防止具において、
    前記穴は、前記底部を貫通している開錠防止具。
  16. 請求項1乃至15の何れかに記載の開錠防止具において、
    前記穴は、平面視で、第1の方向を長手方向とする第1の長方形部、及び前記第1の方向に直交する第2の方向を長手方向とする第2の長方形部からなる十字型をしている開錠防止具。
  17. 請求項16に記載の開錠防止具において、
    前記第1及び第2の長方形部は、相異なる長さを有する開錠防止具。
  18. 請求項16又は17に記載の開錠防止具において、
    前記第1及び第2の長方形部は、相異なる幅を有する開錠防止具。
  19. 請求項1乃至18の何れかに記載の開錠防止具において、
    前記底部には、複数の前記穴が設けられている開錠防止具。
  20. 請求項19に記載の開錠防止具において、
    前記複数の穴のうち少なくとも2つは、相異なる長さを有する開錠防止具。
  21. 請求項19又は20に記載の開錠防止具において、
    前記複数の穴のうち少なくとも2つは、相異なる幅を有する開錠防止具。
  22. 請求項1乃至21の何れかに記載の開錠防止具において、
    前記穴の内周面に沿って隙間なく配置されるとともに、前記サムターンの前記摘み部と嵌合する環状の補助部材を備える開錠防止具。
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