JP2001106908A - 成形用芳香族ポリアミド組成物 - Google Patents

成形用芳香族ポリアミド組成物

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JP2001106908A
JP2001106908A JP2000234895A JP2000234895A JP2001106908A JP 2001106908 A JP2001106908 A JP 2001106908A JP 2000234895 A JP2000234895 A JP 2000234895A JP 2000234895 A JP2000234895 A JP 2000234895A JP 2001106908 A JP2001106908 A JP 2001106908A
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molding
aromatic polyamide
aromatic
acid
mol
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JP2000234895A
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English (en)
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Masahiro Nozaki
雅裕 野崎
Reiko Koshida
れい子 越田
Tadao Ushida
忠男 牛田
Takio Tasaka
多希雄 田坂
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EIDP Inc
Original Assignee
EI Du Pont de Nemours and Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高温高湿環境における剛性、強度、靭性、寸
法安定性、耐薬品性、表面外観、および摺動性に優れ、
低い線膨張係数を有し、調色が容易であり、さらに、低
そり性であって、そのような優れた特性が、射出成形時
に発生するスプルーやランナーを再利用した再生品にお
いても、任意の着色剤で着色した成形品においても維持
される成形用芳香族ポリアミド組成物を提供する。 【解決手段】 ポリアミドを構成するモノマー成分中の
芳香族モノマーが20モル%以上であり、融点が280
℃以上である半芳香族ポリアミド100重量部に、数平
均長さが約5μm〜180μmおよび数平均直径が約0.
1μm〜15.0μmであり、且つ平均アスペクト比が
3:1より大きいワラストナイト5〜170重量部を配
合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、繊維状ワラストナ
イトを含有する成形用芳香族ポリアミド組成物に関し、
詳しくは、高温高湿環境における剛性、強度、靭性、寸
法安定性、耐薬品性、表面外観、および摺動性に優れ、
低い線膨張係数を有し、調色が容易であり、さらに、繊
維状の充填材の1種であるにもかかわらず低そり性であ
る成形用芳香族ポリアミド組成物に関し、さらに詳しく
は、射出成形時に発生するスプルーやランナーを再利用
した再生品においても、任意の着色剤で着色した成形品
においても、これらの優れた特性を維持することができ
る成形用芳香族ポリアミド組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】成形品の用途から要求される特性に応じ
て、成形用熱可塑性ポリマーに強化材および/または充
填材を配合することは、従来からよく知られている。
【0003】一般的に、ガラス繊維、炭素繊維、シリ
カ、クレー、タルク、マイカ等に代表される無機充填材
を単独あるいは組み合わせて使用する場合、成形品の剛
性、靭性、表面外観、強度、低そり性、寸法安定性、お
よび摺動性、並びに樹脂組成物の線膨張係数等の要求特
性のうちいくつかについては向上させることができる反
面、その他の特性に悪影響を及ぼす傾向がある。もちろ
ん、最終的に得られる成形用樹脂組成物中の無機充填材
の含有量が多くなればなるほどこのような傾向が顕著に
なり、同時に樹脂組成物のコストも増加するといった問
題がある。
【0004】一方、近年、成形用熱可塑性ポリマーとし
て、芳香族モノマー成分を構成要素の一部に含む半芳香
族ポリアミドが、特に高温剛性、耐熱性、耐薬品性、吸
水性に優れていることから広く使用されている。
【0005】また、同じポリアミドでも、ナイロン6、
66に代表される脂肪族ポリアミドも機械的強度、剛
性、耐熱性等に優れた成形用熱可塑性ポリマーとして各
種成形品への適用が計られ、より剛性、靭性を改良する
ために無機充填材を配合した組成物がよく知られてい
る。
【0006】しかしながら、無機充填材を半芳香族ポリ
アミドに配合することによる、半芳香族ポリアミドの優
れた特性を損なうことなしに、靭性および耐衝撃性を改
良する試みはあまり行なわれていない。
【0007】このような状況において、半芳香族ポリア
ミドに種々の無機充填材を配合した例として、例えば特
開平3−210359号公報に記載された組成物があ
る。ここに開示されている半芳香族ポリアミド組成物
は、本質的にはメタケイ酸カルシウムからなる天然の変
性岩中に存在する針状粒子のワラストナイト等を配合し
て結晶化を高めることにより、耐熱性を高め、表面外観
を改良するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ワラス
トナイトの長さ、直径およびアスペクト比については何
ら開示されておらず、高温高湿環境における剛性、強
度、靭性、寸法安定性、耐薬品性、表面外観、摺動性、
および低そり性のすべてにおいて優れ、さらに低い線膨
張係数を有する芳香族ポリアミド組成物を提供するもの
ではなかった。
【0009】また、成形品の用途が多様化していること
から、最終製品を着色品とする場合も多くなっている。
したがって、調色が容易であり、着色剤による機械的強
度および靭性に対する影響が小さい成形用ポリアミド組
成物に対するニーズがある。
【0010】さらにまた、近年の社会的ニーズである産
業廃棄物の削減に貢献すべく、射出成形時に発生するス
プルーやランナーの再利用を可能にする成形用ポリアミ
ド組成物が所望されている。
【0011】本発明の課題は、樹脂組成物が低い線膨張
係数を有し、調色が容易であり、その成形品が高温高湿
環境における剛性、強度、靭性、寸法安定性、耐薬品
性、表面外観、および摺動性に優れ、さらに、繊維状の
充填材の1種であるにもかかわらず低そり性であって、
そのような優れた特性が、射出成形時に発生するスプル
ーやランナーを再利用した再生品においても、任意の着
色剤で着色した成形品においても維持される成形用芳香
族ポリアミド組成物を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な課題を解決するために、成形用芳香族ポリアミド組成
物において、特定の直径、長さおよびアスペクト比を有
するワラストナイトを用いることにより、上記の課題を
解決する成形用芳香族ポリアミド組成物を提供できるこ
とを見出した。
【0013】すなわち、本発明の成形用芳香族ポリアミ
ド組成物は、A.ポリアミドを構成するモノマー成分中
の芳香族モノマーが20モル%以上であり、融点が28
0℃以上である半芳香族ポリアミド100重量部と、
B.数平均長さが約5μm〜180μmおよび数平均直径
が約0.1μm〜15.0μmであり、且つ平均アスペク
ト比が3:1より大きいワラストナイト5〜170重量
部とを、含有することを特徴とする。
【0014】本発明の他の形態は、A.(a)ポリアミ
ドを構成するモノマー成分中の芳香族モノマーが20モ
ル%以上であり、(b)ジカルボン酸成分が、テレフタ
ル酸、ジカルボン酸成分中テレフタル酸が40モル%以
上であるテレフタル酸とイソフタル酸との混合物、テレ
フタル酸とアジピン酸との混合物、および、ジカルボン
酸成分中テレフタル酸が40モル%以上であるテレフタ
ル酸とイソフタル酸とアジピン酸との混合物から成る群
より選択され、(c)ジアミン成分が、ヘキサメチレン
ジアミン、および、ヘキサメチレンジアミンと2−メチ
ルペンタメチレンジアミンとの混合物から成る群より選
択され、(d)融点が280℃以上である半芳香族ポリ
アミド100重量部と、B.数平均長さが約5μm〜1
80μmおよび数平均直径が約0.1μm〜15.0μm
であり、且つ平均アスペクト比が3:1より大きいワラ
ストナイト5〜170重量部とを、含有することを特徴
とする。
【0015】
【発明の実施の形態】A.半芳香族ポリアミド 本発明において用いられる半芳香族ポリアミドは、ポリ
アミドを構成するモノマー成分中の芳香族モノマーが2
0モル%以上であり、融点が280℃以上である半芳香
族ポリアミドである。芳香族モノマーの含有量は、好ま
しくは25モル%以上、さらに好ましくは25モル%以
上60モル%以下である。芳香族モノマーの含有量が2
0モル%よりも少ないと、高温剛性および吸水時の機械
的特性が低下してしまい好ましくない。
【0016】芳香族モノマーとしては、具体的には、芳
香族ジアミン、芳香族ジカルボン酸、芳香族アミノカル
ボン酸が挙げられる。芳香族ジアミンとしては、例え
ば、パラフェニレンジアミン、オルトフェニレンジアミ
ン、メタフェニレンジアミン、パラキシレンジアミン、
メタキシレンジアミンなどが、芳香族ジカルボン酸とし
ては、例えば、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル
酸、2−メチルテレフタル酸、ナフタレンジカルボン酸
などが、また芳香族アミノカルボン酸としては、例え
ば、パラアミノ安息香酸などが挙げられ、これらの芳香
族モノマーは単独でも、または二種類以上を組み合わせ
て用いることもできる。
【0017】芳香族モノマーの中でも、テレフタル酸、
またはテレフタル酸とイソフタル酸との混合物が好適に
用いられる。
【0018】半芳香族ポリアミドの他の構成成分は、脂
肪族ジカルボン酸、脂肪族アルキレンジアミン、脂環式
アルキレンジアミン、脂肪族アミノカルボン酸などであ
る。
【0019】脂肪族ジカルボン酸成分としては、アジピ
ン酸、セバシン酸、アゼライン酸、ドデカン二酸などを
挙げることができ、これらは単独でも、二種類以上を組
み合わせて用いてもよい。アジピン酸が好適に使用され
る。
【0020】脂肪族アルキレンジアミン成分は、直鎖状
であっても分岐鎖状であってもよい。具体的には、エチ
レンジアミン、トリメチレンジアミン、テトラメチレン
ジアミン、ペンタメチレンジアミン、ヘキサメチレンジ
アミン、1,7−ジアミノヘプタン、1,8−ジアミノ
オクタン、1,9−ジアミノノナン、1,10−ジアミ
ノデカン、2−メチルペンタメチレンジアミン、2−エ
チルテトラメチレンジアミンなどを挙げることができ、
これらは単独でも、二種類以上を組み合わせて用いても
よい。
【0021】脂環式アルキレンジアミン成分としては、
1,3−ジアミノシクロヘキサン、1,4−ジアミノシ
クロヘキサン、1,3−ビス(アミノメチル)シクロヘ
キサン、ビス(アミノメチル)シクロヘキサン、ビス
(4−アミノシクロヘキシル)メタン、4,4´−ジア
ミノ−3,3´−ジメチルジシクロヘキシルメタン、イ
ソフォロンジアミン、ピペラジンなどを挙げることがで
き、これらは単独でも、二種類以上を組み合わせて用い
てもよい。
【0022】脂肪族アミノカルボン酸成分としては、6
−アミノカプロン酸、11−アミノウンデカン酸、12
−アミノドデカン酸などを挙げることができ、これらの
原料であるそれぞれ対応する環状のラクタムを用いても
よい。また、これらは単独でも、二種類以上を組み合わ
せて用いてもよい。
【0023】本発明で用いる半芳香族ポリアミドは、上
記の各モノマー成分を重合することにより調製すること
ができ、または2種以上の半芳香族ポリアミドを混合す
ることにより調製してもよい。
【0024】ポリアミドを構成するモノマー成分中の芳
香族モノマーが20モル%以上である半芳香族ポリアミ
ドの具体的な構成成分および成分比は、本発明によるポ
リアミド組成物から成形される製品に必要とされる特性
に応じて、および半芳香族ポリアミドの融点が280℃
以上になるように適宜決定される。融点が280℃より
低いと耐熱性が不十分となるため好ましくない。350
℃より高いと成形時に組成物の分解ガスが発生してしま
うことがあるため、好ましくは、280℃〜350℃で
ある。さらに好ましくは、295℃〜330℃である。
【0025】具体的な半芳香族ポリアミドとしては、
A.(a)ポリアミドを構成するモノマー成分中の芳香
族モノマーが20モル%以上であり、(b)ジカルボン
酸成分が、テレフタル酸、ジカルボン酸成分中テレフタ
ル酸が40モル%以上であるテレフタル酸とイソフタル
酸との混合物、テレフタル酸とアジピン酸との混合物、
および、ジカルボン酸成分中テレフタル酸が40モル%
以上であるテレフタル酸とイソフタル酸とアジピン酸と
の混合物から成る群より選択され、(c)ジアミン成分
が、ヘキサメチレンジアミン、および、ヘキサメチレン
ジアミンと2−メチルペンタメチレンジアミンとの混合
物から成る群より選択され、(d)融点が280℃以上
である半芳香族ポリアミドを挙げることができる。
【0026】好ましい半芳香族ポリアミドとしては、
A.(a)ポリアミドを構成するモノマー成分中の芳香
族モノマーが25モル%以上であり、(b)ジカルボン
酸成分が、テレフタル酸、ジカルボン酸成分中テレフタ
ル酸が40モル%以上であるテレフタル酸とイソフタル
酸との混合物、テレフタル酸とアジピン酸との混合物、
および、ジカルボン酸成分中テレフタル酸が40モル%
以上であるテレフタル酸とイソフタル酸とアジピン酸と
の混合物から成る群より選択され、(c)ジアミン成分
が、ヘキサメチレンジアミン、および、ヘキサメチレン
ジアミンと2−メチルペンタメチレンジアミンとの混合
物から成る群より選択され、(d)融点が280℃以上
である半芳香族ポリアミドを挙げることができる。
【0027】(b)ジカルボン酸成分として、テレフタ
ル酸とイソフタル酸との混合物、またはテレフタル酸と
イソフタル酸とアジピン酸との混合物を用いる場合に
は、テレフタル酸は、ジカルボン酸成分中50モル%以
上であることが好ましい。
【0028】B.ワラストナイト 本発明に用いられるワラストナイトは、成形用熱可塑性
ポリマーの無機充填材として慣用の、本質的にメタケイ
酸カルシウムからなる白色の鉱物である。
【0029】ワラストナイトは繊維状であり、その数平
均長さは、5〜180μm、好ましくは20〜100μm
の範囲にあり、および、数平均直径は、0.1〜15.
0μm、好ましくは2.0〜7.0μmであり、且つ平均
アスペクト(縦横)比が3:1より大きく、好ましくは
3:1〜50:1、さらに好ましくは5:1〜30:1
の範囲である。ワラストナイトの数平均長さ、数平均直
径、および平均アスペクト比のすべてが本発明において
特定した範囲内でなければ、高温高湿環境における剛
性、強度、靭性、寸法安定性、耐薬品性、表面外観、お
よび摺動性に優れ、低い線膨張係数を有し、さらには、
低そり性である成形用芳香族ポリアミド組成物を実現す
ることはできない。
【0030】このようなワラストナイトは、本発明の組
成物中の樹脂成分100重量部に対して、5〜170重
量部で、好ましくは10〜100重量部の量で配合され
る。
【0031】繊維状の無機充填材としてよく知られてい
るガラス繊維を高い含有量でポリアミドに配合すると、
一般的に、成形品のそりが問題となることがあるが、本
発明においては、高い含有量で繊維状の充填材を用いて
いるにもかかわらず、低そり性の成形品を提供すること
ができる。
【0032】また、本発明に使用されるワラストナイト
は、シラン、チタネート、ジルコネート、あるいは他の
カップリング剤などで表面処理しているものが好適であ
る。例えば、機械的特性を改良するために、アミノシラ
ン(γ−アミノプロピルトリエトキシシラン)、エポキ
シシラン(γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ン)などでシラン表面処理しているものが好ましい。表
面処理剤の添加量は、ワラストナイトの重量に基づいて
0.2〜2.0重量%が好ましく、0.5〜1.0重量
%がさらに好ましい。表面処理は、公知のいかなる方法
を用いて行われてもよいが、具体的な表面処理方法とし
ては、予めワラストナイトに所定量の処理剤を添加し加
熱乾燥させる方法や、本発明のポリアミド樹脂を溶融混
練する時に、樹脂に所定量の処理剤を添加(インテグラ
ルブレンド)し混練したものに、ワラストナイトを無処
理のままで添加混練する方法が挙げられる。
【0033】本発明における好適な成形用芳香族ポリア
ミド組成物は、A.(a)ポリアミドを構成するモノマ
ー成分中の芳香族モノマーが25モル%以上であり、
(b)ジカルボン酸成分が、テレフタル酸、ジカルボン
酸成分中テレフタル酸が40モル%以上であるテレフタ
ル酸とイソフタル酸との混合物、テレフタル酸とアジピ
ン酸との混合物、および、ジカルボン酸成分中テレフタ
ル酸が40モル%以上であるテレフタル酸とイソフタル
酸とアジピン酸との混合物から成る群より選択され、
(c)ジアミン成分が、ヘキサメチレンジアミン、およ
び、ヘキサメチレンジアミンと2−メチルペンタメチレ
ンジアミンとの混合物から成る群より選択され、(d)
融点が280℃〜330℃であり、且つガラス転移温度
が95℃〜150℃である半芳香族ポリアミド100重
量部と、B.数平均長さが約5μm〜180μmおよび数
平均直径が約0.1μm〜15.0μmであり、且つ平均
アスペクト比が3:1より大きいワラストナイト5〜1
70重量部とを、含有する組成物である。
【0034】本発明のポリアミド組成物は、さらに、熱
安定剤を含有することができる。熱安定剤の中でも、銅
の含有量が10〜1000ppmである銅含有化合物が
好ましく、ヨウ化銅や臭化銅などのハロゲン化銅が特に
好ましい。アルキルハロゲン化合物が熱安定補助剤とし
て通常さらに添加される。
【0035】また、本発明のポリアミド組成物には、フ
ェノール系酸化防止剤を添加してもよく、酸化防止剤と
熱安定剤を併用してもよい。
【0036】フェノール系酸化剤としては、トリエチレ
ングリコール・ビス[3−(3−t−ブチル−5−メチ
ル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、1,
6−ヘキサンジオール・ビス[3−(3,5−ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、
ペンタエリスリチル−テトラキス[3−(3,5−ジ−
t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネー
ト]、オクタデシル−3−(3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、3,5−ジ
−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホネート−
ジエチルエステル、N,N′−ヘキサメチレンビス
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ−ヒドロシ
ンナマミド)、1,3,5−トリメチル−2,4,6−
トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベン
ジル)ベンゼン、3,9−ビス[2−{3−(3−t−
ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピ
オニルオキシ}−1,1−ジメチルエチル]−2,4,
8,10−テトラオキサスピロ[5,5]ウンデカンなど
を挙げることができ、中でも、ペンタエリスリチル・テ
トラキス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロ
キシフェニル)プロピオネート]、N,N′−ヘキサメ
チレンビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
−ヒドロシンナマミド)が好ましい。
【0037】フェノール系酸化剤とともに、リン系やイ
オウ系の酸化防止補助剤を添加してもよい。リン系酸化
防止補助剤としては、トリス(2,4−ジ−t−ブチル
フェニル)ホスファイト、2−[[2,4,8,10−テ
トラキス(1,1−ジメチルエテル)ジベンゾ[d,f]
[1,3,2]ジオキサホスフェビン6−イル]オキシ]
−N,N−ビス[2−[[2,4,8,10−テトラキス
(1,1ジメチルエチル)ジベンゾ[d,f] [1,3,
2]ジオキサホスフェビン6−イル]オキシ]−エチル]エ
タナミン、ビス(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチル
フェニル)ペンタエリスリトールジホスファイトなどを
挙げることができ、中でも2−[[2,4,8,10−テ
トラキス(1,1−ジメチルエテル)ジベンゾ[d,f]
[1,3,2]ジオキサホスフェビン6−イル]オキシ]
−N,N−ビス[2−[[2,4,8,10−テトラキス
(1,1ジメチルエチル)ジベンゾ[d,f] [1,3,
2]ジオキサホスフェビン6−イル]オキシ]−エチル]エ
タナミンが好ましい。
【0038】イオウ系酸化防止補助剤としては、2,2
−チオ−ジエチレンビス[3−(3,5−ジ−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、テト
ラキス [メチレン−3−(ドデシルチオ)プロピオネー
ト]メタンなどを挙げることができる。
【0039】本発明の成形用芳香族ポリアミド組成物
は、さらに、離型剤を含有することができる。離型剤と
しては、脂肪酸、脂肪酸エステル、脂肪酸の金属塩、お
よびそれらの混合物;脂肪酸エーテル;ポリエチレンワ
ックスおよびその誘導体;並びに、各種モノアミド、ビ
スアミド、およびビス尿素などを挙げることができる。
【0040】また、本発明の成形用芳香族ポリアミド組
成物は、無機もしくは有機顔料、または染料を含有して
任意に着色された成形品を提供することができる。
【0041】本発明の成形用芳香族ポリアミド組成物
は、その特性を損なわない程度で上記成分に加えて、さ
らに、耐候性安定剤、難燃剤、可塑剤、核剤などのポリ
アミドに慣用の添加剤を配合することができる。
【0042】本発明の成形用芳香族ポリアミド組成物
は、上記A.芳香族ポリアミドと、B.ワラストナイ
ト、さらに、随意に、必要な添加剤および/または他の
樹脂とを溶融混合することによって調製することがで
き、調製方法は特に制限されない。例えば、二軸スクリ
ュー押出機等の通常の混練装置を用いて、前記A.芳香
族ポリアミドと、B.ワラストナイトとを溶融しなが
ら、さらに、随意に、添加剤および/または他の樹脂を
配合して混練するなどの方法により調製することができ
る。
【0043】本発明の成形用芳香族ポリアミド組成物
は、慣用の溶融成形法、例えば射出成形法、圧縮成形法
または押出成形法などを利用することにより、所望の形
状の成形品を製造することができる。
【0044】
【実施例】本発明を、以下に実施例を挙げて説明する
が、本発明は本実施例にのみ限定されるものではない。
【0045】(実施例1〜3および比較例1〜5)表1
に示す芳香族ポリアミドおよび無機充填材を二軸スクリ
ュー押出機において溶融混練し、水冷後、ペレットを製
造した。得られたペレットを用いて金型温度150℃で
試験方法に応じた試験片を成形した。成形された試験片
を用いて、引張強度、引張り破断時伸び、曲げ強度、曲
げ弾性率、ノッチ付きアイゾット衝撃強度、および線膨
張係数を測定した。また、得られたペレットを用いて金
型温度150℃で75mm×125mm×3.2mmの
試験片を成形し、その試験片を用いて成形収縮率を測定
した。結果を表1に示す。
【0046】実施例および比較例において使用された芳
香族ポリアミドおよび無機充填材は以下の通りである。
【0047】無機充填材 A:繊維状ワラストナイト(大塚化学(株)製、商品
名:Bistal W101) 数平均長さ:20〜35μm、数平均直径:2〜5μ
m、 平均アスペクト比: 4:1〜14:1 B:繊維状ワラストナイト(Nyco社製、商品名:Nyad
G) 平均長/平均径:本発明において特定した範囲を超える
広範囲な分布を示す。 平均アスペクト比: 15:1 C:球状焼成クレー、(Engelhard社製、商品名:Transl
ink445) 平均直径:1.4μm D:ガラス繊維(PPG社製、商品名:PPG354
0) 平均繊維長:3mm、平均繊維径:10μm、アスペク
ト比:300:1
【0048】芳香族ポリアミド:2−メチルペンタメチ
レンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、テレフタル酸
をそれぞれ25モル%、25モル%、50モル%の割合
で重合してなる半芳香族ポリアミド(デュポン社製、商
品名:HTN501、融点305℃、ガラス転移温度1
25℃) 測定方法はそれぞれ以下の通りである。 (引張強度)ASTM D638に準じて測定した。 (引張り破断伸び)ASTM D638に準じて測定し
た。 (曲げ強度)ASTM D790に準じて測定した。 (曲げ弾性率)ASTM D790−92に準じて測定
した。 (ノッチ付きアイゾット衝撃強度)ASTM D256
に準じて測定した。 (線膨張係数)ASTM曲げ試験片を用いて、−40℃
から180℃の温度範囲における線膨張係数を測定し
た。 (成形収縮率)上記のように得られた試験片を23℃、
相対湿度50%中に48時間放置した後、成形時の樹脂
流れ方向の収縮率Fと樹脂流れ方向に対して垂直方向の
収縮率Vを測定した。F/Vの値が1に近い程、成形品
のそりが生じない。 (動摩擦係数/摩耗量)ASTM引張り試験片を用い
て、2kgfの荷重をかけ、振幅32.5mm、周期1
秒、対金属(SMC45)で往復摺動試験を行い、1時間後
の実振幅を基に動摩擦係数を求めた。また、摩耗量を測
定するために、回転式摩擦摩耗試験機で、対金属(SMC4
5)、 荷重20kgf、15m/sec で24時間摺動試験を行
った。24時間後の摩耗量を測定し、そして動摩擦係数
を求めた。
【0049】
【表1】
【0050】実施例1〜3と比較例2〜5とを比較する
と、繊維状ワラストナイトを用いると、剛性、強度、お
よび靭性に優れた成形品を提供することができ、さらに
低い線膨張係数を有する半芳香族ポリアミド組成物を提
供できることがわかる。
【0051】実施例2と比較例1とを比較すると、本発
明により特定されたワラストナイトを用いることによ
り、剛性、強度、および靭性がさらに改良され、線膨張
係数も非常に低い値となることがわかる。
【0052】実施例1および2と比較例5とを比較する
と、剛性については顕著な差は見られないが、繊維状ワ
ラストナイトを用いた実施例の方が低そり性であること
がわかる。
【0053】芳香族ポリアミドと無機充填材との配合比
が同じである実施例2と比較例3とを比較すると、本発
明により特定されたワラストナイトを用いることにより
動摩擦係数が減少し摺動性の向上がみられることがわか
る。
【0054】実施例2は、比較例5に比べて無機充填材
の配合量がやや多いが、両者を比較すると、その摩耗量
が無機充填材の配合量の差に由来する差以上に、実施例
2の方がはるかに減少していることがわかる。
【0055】(実施例4および比較例6)本発明の成形
用ポリアミド組成物に対する着色剤の影響を確認するた
めに、実施例2および比較例5の組成物に、TiO2 の含
有量が成形品中で0.08重量%となるように調製した
TiO2のマスターバッチを配合し、試験片を成形した。
得られた試験片の物性を測定し、それぞれ、TiO2 を含
有しない組成物から得られた試験片の物性に対する保持
率(%)を求めた。結果を表2に示す。
【0056】
【表2】
【0057】実施例4と比較例6とを比較すると、実施
例4の組成物の方が、いずれの物性も維持できているこ
とがわかる。これにより、本発明の芳香族ポリアミド組
成物は、着色した成形品においても優れた特性を維持で
きることが明らかである。
【0058】(実施例5および比較例7)本発明の成形
用芳香族ポリアミド組成物から成る成形品を再利用した
場合に、それが再生品に混入されることによる影響を確
認するために、実施例2および比較例5の組成物から成
形された試験片をペレットとほぼ同じ大きさに粉砕して
得られた粉砕物を、上記試験片の成形条件と同条件で射
出成形して試験片を再生した。再生品である試験片につ
いて各物性を測定し、粉砕する前の試験片の各物性に対
する保持率をそれぞれ求めた。結果を表3に示す。
【0059】
【表3】
【0060】実施例5と比較例7とを比較すると、実施
例5の組成物の方が、各物性の保持率が優れていること
がわかる。 これにより、本発明の芳香族ポリアミド組
成物は、成形品を再生利用した成形品においても優れた
特性を維持できることが明らかである。
【0061】
【発明の効果】本発明の成形用芳香族ポリアミド組成物
は、低い線膨張係数を有し、調色が容易であり、高温高
湿環境における剛性、強度、靭性、寸法安定性、耐薬品
性、表面外観、および摺動性に優れ、さらに、低そり性
である成形品を提供することができる。また、本発明の
成形用芳香族ポリアミド組成物から製造された成形品を
再利用した再生品においても、このような優れた特性を
維持することができるため、射出成形時に発生するスプ
ルーやランナーを再生利用することにより産業廃棄物の
削減に貢献することができる。さらにまた、本発明の成
形用芳香族ポリアミド組成物は、任意の着色剤で着色さ
れた場合でも、このような優れた特性を維持した成形品
を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 越田 れい子 栃木県宇都宮市清原工業団地19番地2 デ ュポン株式会社 中央技術研究所内 (72)発明者 牛田 忠男 栃木県宇都宮市清原工業団地19番地2 デ ュポン株式会社 中央技術研究所内 (72)発明者 田坂 多希雄 徳島県徳島市川内町加賀須野463 大塚化 学株式会社 徳島研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形用芳香族ポリアミド組成物であっ
    て、 A.ポリアミドを構成するモノマー成分中の芳香族モノ
    マーが20モル%以上であり、融点が280℃以上であ
    る半芳香族ポリアミド100重量部と、 B.数平均長さが約5μm〜180μmおよび数平均直径
    が約0.1μm〜15.0μmであり、且つ平均アスペク
    ト比が3:1より大きいワラストナイト5〜170重量
    部とを含有することを特徴とする組成物。
  2. 【請求項2】 成形用芳香族ポリアミド組成物であっ
    て、 A.(a)ポリアミドを構成するモノマー成分中の芳香
    族モノマーが20モル%以上であり、(b)ジカルボン
    酸成分が、テレフタル酸、ジカルボン酸成分中テレフタ
    ル酸が40モル%以上であるテレフタル酸とイソフタル
    酸との混合物、テレフタル酸とアジピン酸との混合物、
    および、ジカルボン酸成分中テレフタル酸が40モル%
    以上であるテレフタル酸とイソフタル酸とアジピン酸と
    の混合物から成る群より選択され、(c)ジアミン成分
    が、ヘキサメチレンジアミン、および、ヘキサメチレン
    ジアミンと2−メチルペンタメチレンジアミンとの混合
    物から成る群より選択され、(d)融点が280℃以上
    である、半芳香族ポリアミド100重量部と、 B.数平均長さが約5μm〜180μmおよび数平均直径
    が約0.1μm〜15.0μmであり、且つ平均アスペク
    ト比が3:1より大きいワラストナイト5〜170重量
    部とを含有することを特徴とする組成物。
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