JP2001106353A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JP2001106353A
JP2001106353A JP28861499A JP28861499A JP2001106353A JP 2001106353 A JP2001106353 A JP 2001106353A JP 28861499 A JP28861499 A JP 28861499A JP 28861499 A JP28861499 A JP 28861499A JP 2001106353 A JP2001106353 A JP 2001106353A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 日によって新聞に挟み込まれる新聞広告の厚
さ及び外被紙の性質が異なっても円滑に給紙することが
できる給紙装置を提供する。 【解決手段】 新聞広告を二つ折り新聞Nの中に折り込
む給紙装置において、新聞広告が複数部積載される給紙
台81と、給紙台81の底部から新聞広告を一部づつ取
出す吸着パッド79と、吸着パッド79により取り出さ
れた新聞広告を給送する搬送ローラ対と、吸着パッド7
9により取出された最下部の第1の新聞広告と第1の新
聞広告の直上に積載された第2の新聞広告との間に進入
して第1の新聞広告はその給送方向に第2の新聞広告は
その逆方向に摩擦力を付与するように回転する分離部材
105と、分離部材105を第1の新聞広告と第2の新
聞広告との間に進出退避移動させる分離部材駆動機構
と、分離部材105が第1の新聞広告と第2の新聞広告
との間に進出したときに搬送ローラ対を回転させる作動
機構とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小新聞等の中入れ
紙を含む新聞広告を重ね、台紙を2つ折りにして重ねた
枚葉紙を挟み込んだ形態の集合紙(以下、セット広告と
いう)を2つ折りの新聞の中に自動的に挿入するに好適
な給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、新聞等に広告を自動的に挿入する
ために、給紙装置(インサータ)が種々使用されてい
る。しかし、セット広告は形態が特殊なため、新聞本紙
への挟み込みの自動化が遅れている。セット広告の形態
は通常B4サイズ程度の大きさの広告を2つ折りにし、
この広告の間に他の種々の広告を挟み込んで一束として
いるものである。通常、このセット広告は2つ折りの新
聞の中に手作業で挿入しているが、この作業は新聞本紙
が新聞販売店に届く深夜から早朝にかけて行われ、しか
も最終配達時間との関係から制約された短い時間で処理
しなければならない。
【0003】また、広告紙の集合体、即ち、セット広告
を自動的に新聞本紙に挟み込む場合には、セット広告の
給紙装置では複数部のセット広告を重ねてセット広告給
紙台に収容し、この給紙台から1部づつ吸着パッドによ
りセット広告を取り出し、セット広告を搬送ローラ対に
より給送する。
【0004】ところで、セット広告の外側を形成する2
つ折り枚葉紙(以下、親紙という)は紙質又は印刷状態
により紙面が滑りやすい状態又は逆に滑りにくい状態と
なる。特に、給送されるセット広告の親紙の外側と次に
給送されるセット広告の親紙の外側とが滑りにくく、セ
ット広告の親紙の内側とそれに接する親紙との間が滑り
やすい場合、又は、先行するセット広告の親紙の外側が
滑りにくく、セット広告の親紙の内側に接する親紙の間
が滑りやすい場合、先行するセット広告の親紙の上面に
接する次のセット広告の親紙の下面側が給送方向に共連
れして引き出され、その部分にたるみが発生する。この
ため、次のセット広告の取出しの際に、吸着パッドが親
紙を確実に吸着して取り出すことができず、ミスフィー
ドしてしまうという問題点がある。
【0005】上述の問題点の一部を解決するため、種々
の給紙装置が提案されている(特許第2639475号
公報等)。
【0006】特許第2639475号公報には、複数の
親紙を重ね、外被紙を2つ折にして、重ねた親紙を挟み
込んだ形態のセット広告とし、この外被紙の二つ折り側
をセット広告の給送方向にして積み重ねるストッカと、
このストッカ内に積み重ねたセット広告の底部から一部
づつ取出すサッカーと、このサッカーにより取出された
セット広告を給紙する固定側と可動側のローラ対からな
るフィードローラとを備え、サッカーにより取出され
て、先行するセット広告とストッカ内にある後続のセッ
ト広告の夫々の外被紙が重なり合っている間に差し込ま
れる分離プレートと、この分離プレートを案内するプレ
ートガイド部と、この分離プレートの動きをフィードロ
ーラの可動側ローラに同期させる作動機構とを設けた給
紙装置が記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、新聞の中に挿
入される広告枚数は日によって異なり、少ない場合には
広告の枚数は2乃至3枚、多い場合には広告の枚数は数
十枚にもなる。即ち、日によってセット広告の厚さが変
わる。セット広告が厚くなればなるほど、セット広告下
面とセット広告上面との湾曲に違いが生じるため、上部
セット広告の下面を引張り出してしまい、次のセット広
告を取出す際に、吸着パッドが確実に紙を吸着して取り
出すことができず、ミスフィードしてしまうという問題
点がある。
【0008】また、特許第2639475号公報に開示
されている給紙装置では、分離プレートをセット広告の
間に差し込んでいるので、セット広告が厚くなるとセッ
ト広告下面とセット広告の上面との湾曲に違いが生じる
ため、分離プレートを円滑に差し込むことができないと
いう虞がある。また、セット広告の外被紙の摩擦の状態
によっては分離プレートを円滑に差し込むことができな
いという虞がある。
【0009】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、日によって新聞に挟み込まれる新聞広告の
厚さ及び外被紙の性質が異なっても円滑に給紙すること
ができる給紙装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る給紙装置
は、新聞広告を二つ折り新聞の中に折り込む給紙装置に
おいて、前記新聞広告が複数部積載される給紙台と、前
記給紙台の底部から前記新聞広告を一部づつ取出す吸着
パッドと、前記吸着パッドにより取り出された前記新聞
広告を給送する搬送ローラ対と、前記吸着パッドにより
取出された最下部の第1の新聞広告と前記第1の新聞広
告の直上に積載された第2の新聞広告との間に進入して
前記第1の新聞広告はその給送方向に前記第2の新聞広
告はその逆方向に摩擦力を付与するように回転する分離
部材と、前記分離部材を前記第1の新聞広告と前記第2
の新聞広告との間に進出退避移動させる分離部材駆動機
構と、前記分離部材が前記第1の新聞広告と前記第2の
新聞広告との間に進出したときに前記搬送ローラ対を回
転させる作動機構とを有することを特徴とする。
【0011】本発明においては、吸着パッドにより吸着
され、搬送ロール対により給送される新聞広告のうち、
吸着パッドにより吸着され取り出された最下部に位置す
る第1の新聞広告とこの第1の新聞広告の直上に積載さ
れた第2の新聞広告との間に、第1の新聞広告の給送方
向に摩擦力を付与し、第2の新聞広告に対して給送方向
とは逆方向に摩擦力を付与するように回転する分離部材
を進入させると、作動機構により搬送ローラ対が回転
し、第1の新聞広告は円滑に搬送ローラ対により給送さ
れる。一方、第2の新聞広告には給送方向とは反対の方
向に摩擦力が付与されるため、第2の新聞広告の下面に
対して引張る力が作用し、第2の新聞広告に発生した弛
みを戻すことができるので、第2の新聞広告の空送りが
なくなり、安定した新聞広告の給送を行うことができ
る。このため、安定した給紙性能を得ることができる。
【0012】この場合、前記分離部材駆動機構は、前記
給紙台に向けて進出退避移動する作動板と、前記作動板
の先端側に設けられた弾性部材からなる分離部材支持板
と、前記分離部材支持板の先端部に設けられた支持軸と
を有し、前記支持軸には1又は複数の前記分離部材が回
転自在に取り付けられていることが好ましい。
【0013】また、前記分離部材はコロ又はベアリング
であることが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例に係る給紙
装置について添付の図面を参照して詳細に説明する。図
1は本発明の実施例に係る給紙装置を示す模式図であ
り、図2は本発明の実施例に係る給紙装置を示す平面図
であり、図3は本発明の実施例に係る給紙装置を示す側
面図である。
【0015】本実施例の給紙装置においては、図1に示
すように、新聞供給装置1とセット広告供給装置60と
が操作パネル5を挟んで架台4の上に並設されている。
セット広告供給装置60に隣接してスタッカ装置210
が配置されている。
【0016】架台4の上部には新聞供給装置1の1対の
側板2、3とセット広告供給装置60の1対の側板6
1、62とが夫々地面に対して垂直になるように配置さ
れている。また、架台4の下部には移動用のタイヤ20
0及び固定脚201が設けられている。更に、側板2、
3の上部には新聞給紙機構部10が配置されている。
【0017】図2に示すように、側板2、3には給紙台
ベース19が取り付けられている。給紙台ベース19の
上面には新聞Nを積載する給紙台20が配置されてい
る。
【0018】給紙台20の前側には先端ガイドベース1
2が取り付けられている。先端ガイドベース12の右端
付近にはサイド基準ガイド15が設けられている。ま
た、先端ガイドベース12の左端付近にはサイド移動ガ
イド13が設けられている。サイド基準ガイド15とサ
イド移動ガイド13との間には適切な間隔で複数の用紙
先端ガイド14が設けられている。用紙先端ガイド14
には給紙台20に積載された新聞Nの先端部を支持し、
新聞Nが給送されるとき、1部づつ捌いて給送するため
の爪17が設けられている。
【0019】サイド移動ガイド13及び複数の用紙先端
ガイド14のうち、1つはガイド支持板16を介して先
端ガイドベース12に設けられている。また、ガイド支
持板16には長穴16aが形成されている。セットネジ
18によりガイド支持板16が先端ガイドベース12に
固定されている。セットネジ18を緩めてガイド支持板
16、即ち、サイド移動ガイド13をM方向に移動させ
ることにより、給紙台20に積載される新聞Nの幅に合
わせてサイド基準ガイド15とサイド移動ガイド13と
の間隔が調整可能である。
【0020】また、給紙台20の上面には用紙後端ガイ
ド21が設けられている。用紙後端ガイド21には1対
の長穴21aが形成されている。長穴21aには1対の
セットネジ23が挿通され、用紙後端ガイド21が給紙
台20に固定されている。セットネジ23を緩めて用紙
後端ガイド21をM方向に移動させることにより、給紙
台20に積載された新聞Nの長さに合わせて、用紙先端
ガイド14と用紙後端ガイド21との間隔が調整可能に
なっている。
【0021】給紙台20と先端ガイドスペース12との
間の下方には、新聞Nを1部づつ取り出すための複数の
吸着パッド25が配置されている。
【0022】新聞給紙機構部10の新聞Nの給送方法の
下流側(シート流れ方向の下流側)には、新聞縦搬送機
構部30が設けられている。また、新聞縦搬送機構部3
0の下方には新聞搬送部40が配置され、新聞搬送部4
0に隣接して新聞開き機構部50が設けられている。
【0023】新聞縦搬送機構部30には吸着パッド25
で取り出された新聞を搬送するため、位置が固定された
搬送ローラ31と位置が可動する従動ローラ32とから
なる搬送ローラ対が設けられている。搬送ローラ31は
ホイール形状をしており、搬送軸31aに適長間隔空け
て、例えば、5個取り付けられている。また、搬送ロー
ラ31の間に位置するように、吸着パッド25が設けら
れている。搬送ローラ対の下部には下ガイド板33、3
4及び上ガイド板36が配置されている。搬送ローラ対
により搬送された新聞Nはこれらの上ガイド板36及び
下ガイド板33、34に案内されて新聞搬送部40に搬
送される。
【0024】下ガイド板34の下方には横搬送ベース4
5が架台4と平行に側板3と側板62との間に取り付け
られている。横搬送ベース45の上面には、例えば、4
個のスプロケット43が配置されている。スプロケット
43にはチェーン44が巻き掛けられている。チェーン
44には次段の新聞開き機構部50へ新聞を搬送するた
めに、所定間隔でブロック41が例えば、5個取り付け
られている。また、横搬送ベース45の上面前方には、
新聞を新聞開き機構部50及びセット広告挟み込み部に
横搬送するとき、新聞をガイドするための架台4と同じ
長さの横搬送ガイド板42が配置されている。搬送ロー
ラ対から搬送されてきた新聞Nは横搬送ベース45の上
面に搬送される。新聞Nは下ガイド板34と横搬送ガイ
ド板42に案内されながらブロック41により次段の新
聞開き機構部50に搬送される。
【0025】また、下ガイド板34には角穴34aが形
成されている。角穴34a内にはジョグ板46が設けら
れている。ジョグ板46は駆動機構(図示せず)により
ブロック41の移動タイミングに合せて方向Fに移動可
能に配置されている。ジョグ板46が移動することによ
り、横搬送ベース45の上面に到達した新聞Nは一端部
を整合しながら搬送され、横搬送ベース45の次段の新
聞開き機構部50へ搬送するためのブロック41と交代
する。
【0026】下ガイド板34のシート流れ方向の下流側
には下ガイド板34と連続して同一平面でガイド板51
が配置されている。このガイド板51には角穴51aが
形成されている。角穴51a内には無端の穴付き吸引ベ
ルト55がガイド板51の表面から僅かに出る位置に配
置されている。
【0027】また、穴付き吸引ベルト55の上方にはロ
ータブラケット57が配置されている。ロータブラケッ
ト57には回転自在なロータ軸(図示せず)を介してロ
ータ54が取り付けられている。ロータ軸は駆動系(図
示せず)と連結されている。更に、ロータ54には吸着
パッド53が取り付けられている。なお、吸着パッド5
3はロータ54を通じて真空系(図示せず)に接続され
ている。
【0028】吸着パッド53は新聞Nを開くため、適当
な位置(停止位置)に停止している。ブロック41によ
り搬送されてくる新聞Nが適当な位置に来たときに、駆
動系によりロータ54を回転させ、真空系も作動させ、
搬送されてくる新聞Nの上面の適当な位置に接触させて
吸着パッド53により吸引し、2つ折りされている新聞
Nの搬送方向の先端側を開く。
【0029】なお、ガイド板51の新聞Nの給送方向の
下流側には、ガイド板51に同一平面になるように、連
続してガイド板170が配置されている。
【0030】図3に示すように、ガイド板170の上方
には上ガイド板166が配置され、上ガイド板166は
ガイド支持板160に取り付けられている。ガイド支持
板160は側板61、62に固着された支柱161に回
動自在に取り付けられている。上ガイド板166のセッ
ト広告Lの給送方向の先端部はガイド板170に対して
反対方向に垂直に曲げられている。上ガイド板166の
先端部の曲げ高さHは新聞Nの流れ方向の下流側に向か
うに伴い徐々に高くなっている。上ガイド板166の吸
引ベルト55側の上面には開きガイド165が取り付け
られている。開きガイド165には下ガイド板51側に
吸引ベルト55まで延びた曲げ部が形成されている。ま
た、開きガイド165の曲げ部の先端には下ガイド板5
1に対して吸引ベルト55により吸引され、2つ折りに
された新聞Nが通過できる適当な間隔が設けられてい
る。
【0031】また、ガイド支持板160にはサブガイド
164が上ガイド板166の上方に取り付けられてい
る。
【0032】新聞開き機構部50で開かれた新聞Nは、
更にブロック41により次段のセット広告挟み込み部に
搬送される。
【0033】吸着パッド53と穴付き吸引ベルト55と
の相互作用により、2つ折りされている新聞Nは搬送方
向の先端側が開かれ、適当なタイミングで吸着パッド5
3に接続されている真空系の作動を停止させることによ
り、新聞Nの一方は開きガイド165の曲げ部に案内さ
れ、上ガイド板166の曲げ部とサブガイド164とに
案内されながら搬送される。また、2つ折りされている
新聞Nの他方は開きガイド165の曲げ部先端と、下ガ
イド板51との隙間を通過し、ガイド板170の上面に
沿って搬送される。即ち、2つ折りされている新聞Nの
一方が上ガイド板166の曲げ部に沿って搬送され、2
つ折りされている新聞Nの他方がガイド板170の上面
に沿って搬送されることにより、2つ折りされている新
聞は完全に開かれる。
【0034】図1に示すように、セット広告供給装置6
0の側板61、62の上部にはセット広告給紙機構部7
0が配置されている。セット広告給紙機構部70の下方
にはセット広告搬送機構部120が設けられている。
【0035】図2に示すように、側板61、62には給
紙台ベース80が取り付けられている。給紙台ベース8
0の上面にはセット広告Lを積載する給紙台81が設け
られている。
【0036】給紙台81の両端には長穴81aが1対形
成されている。給紙ベース80と給紙台81とは長穴8
1aに挿通したセットネジ83によりM方向に動くよう
に取り付けられている。
【0037】先端ガイドベース72が給紙台81の前側
に位置するように側板61、62に取り付けられてい
る。先端ガイドベース72の一端付近にはサイド基準ガ
イド75が固定されている。また、先端ガイドベース7
2の他端付近にはサイド移動ガイド73が設けられてい
る。
【0038】先端ガイドベース72のサイド基準ガイド
75とサイド移動ガイド73との間には適切な間隔で複
数の用紙先端ガイド74が設けられている。用紙先端ガ
イド74には給紙台81に積載されたセット広告Lの先
端部を支持し、セット広告が給送されるとき、1部づつ
捌いて給送するための爪77がベースプレート(図示せ
ず)を介して配置されている。
【0039】図4はセット広告給紙機構部を示す側面図
である、図5はセット広告給紙機構部を示す正面図であ
り、図6はセット広告搬送機構部を示す平面図であり、
図7はセット広告分離機構駆動部を示す平面図である。
【0040】図4に示すように、先端ガイドベース72
の下部にはアングル85が取り付けられている。アング
ル85には調整ネジ86が設けられている。調整ネジ8
6を動かすことにより、爪77を移動させることができ
る。
【0041】図2に示すように、サイド移動ガイド73
と複数の用紙先端ガイド74のうち、1つはガイド支持
板76を介して先端ガイドベース72に配置されてい
る。ガイド支持板76には長穴76aが形成されてい
る。セットネジ88により先端ガイドベース72にガイ
ド支持板76が固定されている。セットネジ88を緩
め、ガイド支持板76、即ち、サイド移動ガイド73を
M方向に移動させることにより、給紙台81に積載され
たセット広告の幅に合わせ、サイド基準ガイド75とサ
イド移動ガイド73との間隔が調整可能になっている。
【0042】図5に示すように、給紙台81の上面には
用紙後端ガイド71が配置されている。用紙後端ガイド
71には長穴71aが1対形成されている。夫々の長穴
71aに挿通される1対のセットネジ78により用紙後
端ガイド71は給紙台81に固定されている。このセッ
トネジ78を緩めて用紙後端ガイド71をM方向に移動
させることにより、給紙台81に積載されたセット広告
の長さに合わせて用紙先端ガイド74と用紙後端ガイド
71との間隔が調整可能になっている。また、用紙後端
ガイド71の給紙方向側にはマクラ82が設けられてい
る。
【0043】図4に示すように、給紙台81と先端ガイ
ドベース72との間の下方には、セット広告を1部づつ
取り出すため複数のヤマクチ形吸着パッド79が配置さ
れている。セット広告給紙機構部70のセット広告の流
れ方向の下流側には、セット広告搬送機構部120が配
置されている。
【0044】図5及び6に示すように、セット広告搬送
機構部120においては、1対の側板61、62には分
離部材105の下方にハウジング124が取り付けられ
ている。ベアリング123を介して搬送軸122がハウ
ジング124に回転自在に取り付けられている。搬送軸
122には円板状(ホイール状)の搬送ローラ121が
例えば、5個適長間隔を設けて取り付けられている。搬
送ローラ121の間に位置するように、ヤマクチ形吸着
パッド79が配置されている。即ち、セット広告搬送機
構部120には、ヤマクチ形吸着パッド79で取り出さ
れたセット広告を搬送するため固定の搬送ローラ121
と可動の従動ローラ125とからなる搬送ローラ対が配
置されている。搬送ローラ対により搬送されたセット広
告をセット広告挟み込み部に搬送するための搬送下ガイ
ド板169が上ガイド板166とガイド板170との間
に配置されている。
【0045】円筒形状の従動ローラ125は搬送ローラ
121の表面に接するように配置されている。従動ロー
ラ125の中心にはローラ軸128が挿通されている。
ローラ軸128の一端側にはベアリング126が圧入さ
れ、他端側にはワンウェイクラッチ127が圧入されて
いる。これにより、従動ローラ125は一方向に回転す
ることができる。
【0046】基部133cと1対のアーム部133a、
133bとからなるコ字形状のブラケットベース133
がヤマクチ形吸着パッド79の前方に設けられている。
ブラケットベース133の基部133cにL字形の従動
ローラブラケット129が1対のアーム部133a、1
33b側の方向に曲げ部が配置されるように取り付けら
れている。また、基部133cには従動ローラブラケッ
ト129とL字形のベース板109とが取り付けられて
いる。従動ローラブラケット129の曲げ面の下面側に
は1対のローラ支持板129aが設けられている。1対
のローラ支持板129aには夫々ベアリング132が取
り付けられている。また、ベアリング132には従動ロ
ーラ125のローラ軸128が回転自在に取り付けられ
ている。ローラ軸128の一端部は側板62まで延設さ
れており、ブラケットベース133のアーム部133b
にベアリング137を介して支持されている。
【0047】アーム部133bの先端部付近にはローラ
軸128と平行に支軸136が固定されている。なお、
支軸136は側板62の外まで延設されている。作動軸
134がアーム部133aにローラ軸128と同心軸上
に固定されている。また、アーム部133aには支軸1
36と同心軸上に支軸136と同一形状の支軸135が
配置されている。なお、支軸135は側板62の外まで
延設されている。
【0048】ベース板109の曲げ面は従動ローラブラ
ケット129の曲げ面と反対方向であり、更に同一平面
になるように配置されている。ベース板109の曲げ面
及び従動ローラブラケット129の曲げ面の上部には作
動板102が設けられている。作動板102の先端側
(従動ローラ125側)には、例えば、薄板のバネ材の
弾性部材からなる分離部材支持板103が設けられてい
る。分離部材支持板103の先端部(給紙台20側)に
は分離部材支持軸104が設けられている。分離部材支
持軸104には分離部材105として、例えば、ベアリ
ングが4個の適切な間隔で取り付けられている。
【0049】図5及び図7に示すように、作動板102
の中央にはセット広告の給送方向と長軸方向が同一であ
る長穴102aが形成されている。長穴102aにはフ
ランジ付のベアリング108が遊嵌されている。ベアリ
ング108はベース板109の曲げ面に支軸107によ
り取り付けられている。また、作動板102には長穴1
02aに対して長軸方向が垂直方向に形成された長穴1
02bが長穴102aを挟んで形成されている。
【0050】セット広告給紙装置側の側板61、62に
は夫々平板のステー110が設けられている。作動板1
02とステー110との間には1対のリンク112が夫
々配置されている。リンク112の一端は支柱111を
介してステー110により回動自在に取り付けられてい
る。一方、リンク112の他端は下面に適当な高さの座
を有する支軸113に固定されている。支軸113には
フランジ付のベアリング114が作動板102に形成さ
れた長穴102bに遊嵌されて取り付けられている。ま
た、1対のリンク112の中央部近傍には長手方向に長
軸が向いている長穴112aが形成されている。長穴1
12aにはフランジ付のベアリング116が遊嵌されて
いる。フランジ付のベアリング116はベース板109
に固着された支軸115に取り付けられている。なお、
リンク112の他端側がベース板109の方に移動した
とき、干渉しないようにリンク112の他端側の下方に
設けられたベース板109には適当な幅で切欠が形成さ
れている。
【0051】図3及び7に示すように、側板61、62
には夫々1対のガイドレール対142、143が配置さ
れている。このガイドレール対142、143は上ガイ
ドレール142a、143aと下ガイドレール142
b、143bとを有している。上ガイドレール142
a、143aと下ガイドレール142b、143bとの
間を移動できるように、ローラ軸128、支軸135、
136及び作動軸134には夫々ベアリング138、1
39、140、141が取り付けられている。即ち、ブ
ラケットベース133が側板61、62に対して移動で
きるように支持されている。また、側板61、62の外
側には支柱150が取り付けられている。支柱150の
一端にはベアリング152を圧入したレバー149が接
続回転自在に接続されている。また、レバー149の他
端側には長穴149aが形成されている。
【0052】図3及び図5に示すように、側板62側で
はローラ軸128に取り付けられているベアリング14
6が長穴149aに嵌合されている。また、側板61側
では作動軸134に取り付けられたベアリング147が
長穴149aに嵌合されている。ローラ軸128に取り
付けられたベアリング137、138、146のスラス
ト方向の位置を規制するカラー144がアーム部133
bとレバー149との間のローラ軸128の外周に取り
付けられている。また、作動軸134に取り付けられた
ベアリング140、147のスラスト方向の位置を規制
するカラー145がレバー149の外側の作動軸134
に取り付けられている。
【0053】レバー149の中央付近には柱155を介
してカムフロアー154が取り付けられている。また、
レバー149には柱156が固着されている。柱156
と側板61、62に取り付けられた柱175との間にバ
ネ176が掛けられている。即ち、レバー149は柱1
75側に付勢されている。
【0054】カム軸158は搬送軸122に平行で側板
61、62に外側に夫々取り付けられたハウジング17
1内に配置されたベアリング172により回転自在に設
けられている。従動ローラ駆動カム157は側板61、
62の外側に突き出たカム軸158の両端に設けられて
いる。このカム軸158が回転して従動ローラ駆動カム
157が回転すると、レバー149が動き、このレバー
149の長穴149aに接続された従動ローラ125が
搬送ローラ121に近接すると共に、作動板103が給
紙台81方向に進入し、分離部材105が搬送ローラ1
21側に移動する。カム軸158が1回転すると初めの
位置に戻る。また、分離部材105は用紙先端ガイド7
4よりも搬送ローラ121の反対側の方向に退避するこ
とができる。なお、レバー149は常にバネにより搬送
ローラ121側に付勢されているので、従動ローラ12
5及び分離部材105の移動は円滑に行うことができ
る。
【0055】セット広告挟み込み部に搬送されてくる新
聞の搬送タイミングに合せて搬送ローラ121、125
及びヤマクチ形吸着パッド79が作動する。このヤマク
チ形吸着パッド79が作動すると、給紙台81から1部
のセット広告が取り出された搬送ローラ対に送り込まれ
る。セット広告挟み込み部へ送り出され、新聞本体にセ
ット広告を挟み込む。セット広告挟み込み部で新聞本体
内にセット広告が挟み込まれた新聞はスタッカ装置21
0に搬送される。
【0056】次に、サッカー作動機構部について詳細に
説明する。図3及び図6に示すように、側板61、62
の外側には搬送軸122の上方に支柱182が取り付け
られており、支柱182には夫々レバー181の一端部
が回動自在に取り付けられている。
【0057】レバー181の他端部には支軸183が固
定されている。この支軸183にはスライドスペーサ1
84内に一部分が圧入されたベアリング185が取り付
けられている。また、支軸183にはスライドスペーサ
184とカラー188との間にL字形の揺動レバー18
6が回動自在に取り付けられ、この揺動レバー186は
垂直方向に延びる一辺側と水平方向に延びる他辺側とか
らなる。
【0058】1対の側板61、62の外側には夫々支柱
187が取り付けられている。支柱187にはL字形の
揺動レバー186が回動自在に取り付けられている。
【0059】揺動レバー186の一辺側の端部には長穴
186aが形成されている。長穴186aにはレバー1
81に取り付けられているベアリング185が嵌合され
ている。なお、ベアリング185は抜け止めされてい
る。
【0060】揺動レバー186の他辺端の側板61、6
2側面(裏面)にはバネ掛け189が夫々固定されてい
る。また、揺動レバー186の支柱187とバネ掛け1
89との間の中央付近には支軸190を介してカムフロ
アー191が取り付けられている。
【0061】1対の側板61、62の外側に取り付けら
れたハウジング194内に配置されたベアリング195
を介して、カム軸193が搬送軸122に平行に回転自
在に取り付けられている。カム軸193は1対の側板6
1、62の外まで延出している。カム軸193の両端に
はサッカー駆動カム196が夫々設けられている。サッ
カー駆動カム196は揺動レバー186のカムフロアー
191が接触して連動するように配置されている。
【0062】揺動レバー186のバネ掛け189にはバ
ネ197が掛けられている。即ち、カムフロアー191
が常にサッカー駆動カム196側に付勢されている。
【0063】レバー181の中間付近にはサッカーステ
ー198が取り付けられている。サッカーステー198
にはサッカー199が例えば、4個取り付けられてい
る。サッカー199には夫々ヤマクチ形吸着パッド79
が、例えば、2個取り付けられている。このカム軸19
6が回転してサッカー駆動カム196が回転すると、揺
動レバー186が動いてサッカー199が上下し、1回
転すると、ヤマクチ形吸着パッド79が広告の下面に吸
着し、広告を取り出す一連の動作を行う。また、揺動レ
バー186は常にバネによりサッカー駆動カム196側
に付勢されているので、サッカー199の広告下面側へ
の移動は速やかに行われる。
【0064】次に、セット広告給紙機構部70の動作に
ついて図1乃至図7に加えて、添付の図面を参照して詳
細に説明する。図8はセット広告給紙機構部の動作を工
程順を示す模式図、図9は図8の次の工程を示す模式
図、図10は図9の次の工程を示す模式図、図11は図
10の次の工程を示す模式図である。
【0065】先ず、図8に示すように、給紙台81の上
にセット広告Lが複数部積載されており、最下部のセッ
ト広告L1の下面には分離部材105が接触している。
【0066】次に、図9に示すように、従動ローラ駆動
カム157を回転させて、分離部材105を用紙先端ガ
イド74よりも搬送ローラ121の逆方向側に退避さ
せ、サッカー駆動カム196を回転させてサッカー19
9を回転させ、ヤマクチ形吸着パッド79を最下部のセ
ット広告L1の下面に吸着させる。
【0067】次に、図10に示すように、更にサッカー
駆動カム196を回転させて、サッカー199を回転さ
せ、最下部のセット広告L1を給紙台81から取り出
し、最下部のセット広告L1を搬送ローラ121に乗せ
る。
【0068】次に、図11に示すように、更に従動ロー
ラ駆動カム157を回転させて、最下部のセット広告L
1と次のセット広告L2との間に、最下部のセット広告
L1は給紙方向に摩擦力を付与するように、次のセット
広告L2は給紙方向とは反対側の方向に摩擦力を付与す
るように回転する分離部材105を進入させると共に、
搬送ローラ121に従動ローラ125を近接させ、最下
部のセット広告L1を搬送ローラ121と従動ローラ1
25との間に挟み込んで、更に、搬送ローラ121を回
転させ、最下部の広告L1をセット広告挟み込み部へ送
り出す。なお、分離部材105が最下部のセット広告L
1の給紙方向に摩擦力を付与するように回転し、次のセ
ット広告L2に対して用紙後端ガイド71方向に摩擦力
が付与するように回転するので、次のセット広告L2は
用紙後端ガイド71側に摩擦力を受け、次のセット広告
L2の下面に発生した弛みが戻される。即ち、次のセッ
ト広告L2の下面の弛みが引張られる。
【0069】上述の構成にすることにより、新聞供給装
置1の給紙台20に積載された2つ折りの新聞Nが吸着
パッド25により取り出され、搬送ローラ対により搬送
されて、上ガイド板36及び下ガイド板33、34に案
内されて新聞搬送部40に搬送される。搬送ローラ対か
ら搬送されてきた新聞Nは横搬送ベース45の上面に搬
送され、新聞Nは下ガイド板34と横搬送ガイド板42
に案内されながらブロック41により次段の新聞開き機
構部50に搬送される。ブロック41により搬送される
新聞Nが適当な位置にきたときに、駆動系によりロータ
54を回転させ、真空系も作動させ、新聞Nの上面の適
当な位置で吸着パッド53により2つ折り新聞Nの一方
を吸引し、吸着パッド53と穴付き吸引ベルト55との
相互作用により、2つ折りされている新聞Nの搬送方向
の先端側を開き、適当なタイミングで吸着パッド53に
接続されている真空系の作動を停止させることにより、
新聞Nの一方は開きガイド165の曲げ部に案内され、
上ガイド板166の曲げ部とサブガイド164とに案内
されながら搬送される。また、2つ折りされている新聞
Nの他方は開きガイド165の曲げ部先端と、下ガイド
板51との隙間とを通過し、ガイド板170の上面に沿
って搬送される。即ち、2つ折りされている新聞Nの一
方が上ガイド板166の曲げ部に沿って搬送され、2つ
折りされている新聞Nの他方がガイド板170の上面に
沿って搬送されることにより、2つ折りされている新聞
は完全に開かれる。更に、新聞開き機構部50で開かれ
た新聞Nはブロック41により次段のセット広告挟み込
み部に搬送される。
【0070】一方、セット広告挟み込み部に搬送されて
くる新聞Nの搬送タイミングに合せて搬送ローラ12
1、125及びヤマクチ形吸着パッド79を作動させ、
給紙台81から最下部のセット広告L1をヤマクチ形吸
着パッド79により吸着させ、分離部材105を最下部
のセット広告L1と次のセット広告L2との間に進入さ
せ、最下部のセット広告L1を取り出し搬送ローラ対に
送り込む。最下部のセット広告L1を搬送ローラ対によ
りセット広告挟み込み部へ送り出し、新聞N本体にセッ
ト広告Lを挟み込ませ、スタッカ装置210に搬送す
る。これにより、2つ折りの新聞Nにセット広告Lを折
り込むことができる。
【0071】本実施例においては、従動ローラ駆動カム
157を回転させることにより、給紙される最下部のセ
ット広告L1と次のセット広告L2との間に最下部のセ
ット広告L1は給送方向に、次のセット広告L2は給送
方向の逆方向に摩擦力が作用するように回転させて分離
部材105を進入させると、作動機構により従動ローラ
125が搬送ローラ121に近接して搬送ローラ121
が回転し、取り出された最下部のセット広告L1が従動
ローラ125と搬送ローラ121との間に挟まれて給送
されるので、次のセット広告L2の下面の湾曲部に隙間
を設け、最下部のセット広告L1を給送することがで
き、また、次のセット広告L2は分離部材105が進入
する方向、即ち、用紙後端ガイド71方向に摩擦力を受
け、次のセット広告L2の下面に発生した弛みを戻すこ
とができる。このため、次のセット広告L2の空送りが
なく、安定した給紙性能を得ることができる。
【0072】また、本実施例においては、分離部材10
5はベアリングに限定されるものではなく、コロとして
もよい。なお、本実施例においては、吸着パッド25、
ヤマクチ形吸着パッド79又は分離部材105等の数は
特に、限定されるものではなく、適宜変更することがで
きる。
【0073】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、吸
着パッドにより吸着され、搬送ロール対により給送され
る新聞広告のうち、吸着パッドにより吸着され取り出さ
れた最下部に位置する第1の新聞広告とこの第1の新聞
広告の直上に積載された第2の新聞広告との間に、第1
の新聞広告の給送方向に摩擦力を付与し、第2の新聞広
告に対して給送方向とは逆方向に摩擦力を付与するよう
に回転する分離部材を進入させると、作動機構により搬
送ローラ対が回転し、第1の新聞広告は円滑に搬送ロー
ラ対により給送される。一方、第2の新聞広告には給送
方向とは反対の方向に摩擦力が付与されるため、第2の
新聞広告の下面に対して引張る力が作用し、第2の新聞
広告に発生した弛みを戻すことができるので、第2の新
聞広告の空送りがなくなり、安定した新聞広告の給送を
行うことができる。このため、安定した給紙性能を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る給紙装置を示す正面図で
ある。
【図2】本発明の実施例に係る給紙装置を示す平面図で
ある。
【図3】本発明の実施例に係る給紙装置を示す側面図で
ある。
【図4】セット広告給紙機構部を示す側面図である。
【図5】セット広告給紙機構部を示す正面図である。
【図6】セット広告搬送機構部を示す平面図である。
【図7】セット広告分離機構駆動部を示す平面図であ
る。
【図8】セット広告給紙機構部の動作を工程順を示す模
式図である。
【図9】図8の次の工程を示す模式図である。
【図10】図9の次の工程を示す模式図である。
【図11】図10の次の工程を示す模式図である。
【符号の説明】
1;新聞供給装置 2、3;側板 4;架台 5;操作パネル 10;新聞給紙機構部 20;給紙台 25;吸着パッド 30;新聞縦搬送機構部 40;新聞横搬送部 50;新聞開き機構部 61、62;側板 70;セット広告給紙機構部 79;ヤマクチ形吸着パッド 81;給紙台 102;作動板 103;分離部材支持板 104;分離部材支持軸 105;分離部材 120;セット広告搬送機構部 121;搬送ローラ 122;搬送軸 149;レバー 157;従動ローラ駆動カム 160;ガイド支持板 186;揺動レバー 199;サッカー 200;タイヤ 201;固定脚 210;スタッカ装置 L;セット広告 L1;最下部のセット広告 L2;次のセット広告 N;新聞
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月8日(1999.10.
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
フロントページの続き Fターム(参考) 3F049 AA01 DA12 DB04 EA24 LA13 LB05 3F343 FA16 FB00 FC04 GA01 GB02 GC01 GD02 HA12 HB04 JA15 JB02 JB24 JB25 JB27 JD03 JD09 JD33 LA04 LA13 LA16 LC19 LC21 LD25 LD26

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 新聞広告を二つ折り新聞の中に折り込む
    給紙装置において、前記新聞広告が複数部積載される給
    紙台と、前記給紙台の底部から前記新聞広告を一部づつ
    取出す吸着パッドと、前記吸着パッドにより取り出され
    た前記新聞広告を給送する搬送ローラ対と、前記吸着パ
    ッドにより取出された最下部の第1の新聞広告と前記第
    1の新聞広告の直上に積載された第2の新聞広告との間
    に進入して前記第1の新聞広告はその給送方向に前記第
    2の新聞広告はその逆方向に摩擦力を付与するように回
    転する分離部材と、前記分離部材を前記第1の新聞広告
    と前記第2の新聞広告との間に進出退避移動させる分離
    部材駆動機構と、前記分離部材が前記第1の新聞広告と
    前記第2の新聞広告との間に進出したときに前記搬送ロ
    ーラ対を回転させる作動機構とを有することを特徴とす
    る給紙装置。
  2. 【請求項2】 前記分離部材駆動機構は、前記給紙台に
    向けて進出退避移動する作動板と、前記作動板の先端側
    に設けられた弾性部材からなる分離部材支持板と、前記
    分離部材支持板の先端部に設けられた支持軸とを有し、
    前記支持軸には1又は複数の前記分離部材が回転自在に
    取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の
    給紙装置。
  3. 【請求項3】 前記分離部材はコロであることを特徴と
    する請求項1又は2に記載の給紙装置。
  4. 【請求項4】 前記分離部材はベアリングであることを
    特徴とする請求項1又は2に記載の給紙装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102070031A (zh) * 2010-12-14 2011-05-25 彭智勇 从泡沫塑料薄板叠垛底部连续单张抽取薄板的方法及装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102070031A (zh) * 2010-12-14 2011-05-25 彭智勇 从泡沫塑料薄板叠垛底部连续单张抽取薄板的方法及装置

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