JP2001106145A - 補助動力付き自転車 - Google Patents

補助動力付き自転車

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JP2001106145A
JP2001106145A JP29128299A JP29128299A JP2001106145A JP 2001106145 A JP2001106145 A JP 2001106145A JP 29128299 A JP29128299 A JP 29128299A JP 29128299 A JP29128299 A JP 29128299A JP 2001106145 A JP2001106145 A JP 2001106145A
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JP
Japan
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cover
bicycle
crankshaft
frame
down pipe
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Application number
JP29128299A
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English (en)
Inventor
Tomokazu Maruyama
智千 丸山
Mitsuru Iseno
満 伊勢野
Yoshio Nakagome
良夫 中込
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 補助動力付き自転車の利用に際して車体フレ
ームを跨ぎやすくすることと、部品の共通化を図るこ
と。 【解決手段】 車体フレーム2は、ヘッドパイプ21か
ら下後方に延びたダウンパイプ22とダウンパイプ22
の下端近傍に一端が結合され、その結合部から上後方に
立ち上がっているシートポスト23とからなる。ダウン
パイプ22およびシートポスト23の結合部周辺は上下
一対の部分カバー331,332からなるフレームカバ
ー33で覆う。上カバー331がフレーム2に固定さ
れ、下カバー332が上カバー331に係止されてい
る。フレームカバー33はパワーユニットケースの前部
まで延在しているとともに、フレームカバー33の後部
縁は、パワーユニットカバー15Aの前壁部分に沿って
円弧状に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は補助動力付き自転車
に関し、特に、利用者が乗り降りしやすいフレーム構造
を有する補助動力付き自転車に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は、踏力による駆動系と電動モー
タによる駆動系とを併設した補助動力付き自転車の一例
を示す側面図である。同図において、車体フレーム2は
ヘッドパイプ21と、ヘッドパイプ21から下後方に延
びたダウンパイプ22と、ダウンパイプ22の下部に下
端が結合されたシートポスト23とからなる。車体フレ
ーム2には踏力による駆動系を補助するためのパワーユ
ニット1が支持されている。
【0003】パワーユニット1は、ペダル12からクラ
ンク11を介して入力される人力による駆動力と電動モ
ータMによる駆動力とを合成し、駆動スプロケット1
3、チェーン6およびホイールスプロケット14等を介
して後輪WRに伝達する。ダウンパイプ22、およびシ
ートポスト23の下半分はカバー部材33aによって覆
われている。このように、ダウンパイプおよびシートポ
ストのカバー部材を有する補助動力付き自転車は、例え
ば特開平10−167159号公報に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】自転車のタイヤサイズ
が異なった場合、車体フレームの形状が異なる。また、
車体フレームの形状が異なると、ダウンパイプやシート
ポスト等のカバー部材の形状も車体フレームの形状に適
合させるため変形しなければならない。そうすると、カ
バー部材は自転車のタイヤサイズに合わせた専用のもの
になって部品の種類が増加するため、管理が煩雑になっ
たりコストが増大したりするおそれがある。また、小さ
いサイズの車両に大きいカバー部材を無理に適合させよ
うとすると、クランク軸の周辺がかさ張ることにより、
利用者の乗り降りの際の跨ぎやすさが損なわれるという
問題点もある。
【0005】本発明の目的は、上記問題点を解決し、車
体フレームのカバー部材の共用化を図ることができとと
もに、利用者の乗り降りのしやすさにも優れた補助動力
付き自転車を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ために、本発明は、ハンドルを支持するヘッドパイプか
ら下後方に延びたダウンパイプ、および該ダウンパイプ
の下端近傍に一端が結合され、その結合部から上後方に
立ち上がるシートポストからなる車体フレームを有する
補助動力付き自転車において、前記ダウンパイプおよび
前記シートポストの結合部周辺を覆う上下一対の部分カ
バーからなるフレームカバーを具備し、前記一対の部分
カバーのうち一方が車体フレームに固定され、他方が前
記一方に係止されている点に第1の特徴がある。
【0007】また、本発明は、前記ダウンパイプおよび
前記シートポストの結合部より後方に位置させたクラン
ク軸と、前記クランク軸、および該クランク軸から入力
される踏力の補助動力を発生する電動部を有するパワー
ユニットと、前記クランク軸に平行な軸を半径とする円
弧状前壁部分を有するパワーユニットカバーとを具備
し、前記フレームカバーが、前記パワーユニットケース
の前部まで延在しているとともに、前記フレームカバー
の後部縁は、前記パワーユニットカバーの前壁部分に沿
って円弧状に形成されている点に第2の特徴がある。さ
らに、本発明は、前記車体フレームには前記上部分カバ
ーが固定されている点に第3の特徴がある。
【0008】この第1および第3の特徴によれば、フレ
ームカバーを構成する2つの部分カバーのうち一方(上
部分カバー)のみが車体フレームに固定される。したが
って、この一方のカバー部分を車体フレームの形状に合
わせた専用品とするとともに他方との合わせ部を共通形
状とすることにより、他方(下部分カバー)を車体フレ
ームの形状によらず共通形状とすることができる。
【0009】また、第2の特徴によれば、異なるサイズ
の車体フレームに合わせて、フレームカバーの一方の部
分を専用品とし、他方を共用品としたとき、専用品に対
する共用品の組付け時に、該共用品をパワーユニットカ
バー(パワーユニットの側部カバー)の前壁に沿わせた
まま、専用品である部分カバーに追従させることができ
る。したがって、パワーユニットカバーについてもタイ
ヤサイズの違いに影響されない共用品とすることができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明を
詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る補
助動力付き自転車の左側面図、図2は同自転車の要部を
示す右側面図、図3は図1の要部拡大図である。図1に
示されているように、電動補助自転車の車体フレーム2
は、車両前方に位置するヘッドパイプ21と、ヘッドパ
イプ21から下後方に延びたダウンパイプ22と、ダウ
ンパイプ22の終端部近傍から上後方に立上がるシート
ポスト23とを備える。シートポスト22とダウンパイ
プ22とが一体に結合されることにより、車体フレーム
2は全体として下に凸状のU字形状に形成されている。
シートポスト23はダウンパイプ22との結合部から上
後方に延び、ダウンパイプ22自体はこの結合部から前
上方に延びているので、両者の間隔は互いがその結合部
から上方に向かうに従って大きく広がっている。したが
って、乗り降りの際、利用者はこのU字形状の車体フレ
ーム2を跨ぎやすい。
【0011】ダウンパイプ22とシートポスト23との
結合部およびその周辺部は、上下に2分割された部分カ
バーからなるフレームカバー33により覆われている。
このカバー33は樹脂によって形成するのがよい。な
お、カバー33に関してはさらに後述する。ヘッドパイ
プ21にはハンドルポスト27Aが回動自在に挿通され
ており、その上端部にはハンドル27が結合され、下端
部にはフロントフォーク26が結合されている。フロン
トフォーク26はハンドルポスト27Aに結合されてい
るのでハンドル27によって操舵可能である。フロント
フォーク26の終端には前輪WFが回転自在に軸支され
ている。
【0012】車体フレーム2の下部には、踏力アシスト
用の電動モータを含む電動補助ユニット1が設けられて
いる。電動補助ユニット1の電源スイッチ29はダウン
パイプ22上のヘッドパイプ21の近傍に設けられてい
る。なお、電源スイッチ29はハンドルポスト27A前
方のハンドル27上に設けても良い。
【0013】電動補助ユニット1に回転自在に支承され
たクランク軸101の左右両端にはクランク11を介し
てペダル12が軸支されている。電動補助ユニット1か
ら後方側に延出される左右一対のリヤロアアーム25の
後端間には、駆動輪としての後輪WRが軸支されてい
る。シートポスト23の上部および両リヤロアアーム2
5の終端間には、左右一対のリヤアッパアーム24が設
けられている。シートポスト23には、上端にシート3
0を備えるシートパイプ31が摺動自在に装着されてい
て、シート30の上下位置が調整可能となっている。
【0014】シート30の下方でシートポスト23の後
部には、バッテリ4を収納したバッテリ収納ケース5
(以下、収納ケースと呼ぶ)が取り付けられている。バ
ッテリ4は、略直方体のバッテリケースに収容された複
数のバッテリセルを含み、該バッテリ4は長手方向が略
上下方向となるようにシートポスト23に沿って設置さ
れる。
【0015】バッテリ4の長手方向の端部(図1では上
端)には、車体右側寄りに把持部を位置させた取っ手4
1が設けられている。取っ手41はバッテリ4に対して
回動自在に軸支されていて、常時はバッテリ4のコーナ
部に設けられた凹部へ退避させられている。一般的に、
運転者は車体の左側に立つことが多いので、取っ手41
の把持部を車体右側に、その回転軸(図示せず)を車体
中央に配置することにより、取っ手41を立て易くでき
る。また、利用者が乗車したままバッテリ残量を確認で
きるよう、シート30から左側に偏倚させた位置にバッ
テリ残量計42が設けられている。
【0016】図3において、バッテリ4の後方には、該
バッテリ4を施錠・解錠するための操作レバー45とホ
イールロック装置100が設置されている。操作レバー
45はバッテリ収納ケース5の後側に設けられた、上下
方向に長くかつ断面がほぼ矩形の側室50に挿入されて
いる。側室50の下部には、捩じりバネ51により、右
側視時計方向に付勢された係合フック52が設けられて
いる。この係合フック52は、バッテリ装填時には、バ
ッテリ4の下部に設けられた断面が「く」の字形の凹部
47と係合し、バッテリを収納ケース5に固定する。バ
ッテリ4は係合フック52により下部を固定されるの
で、車体が振動しても上下および左右に移動せず、安定
な挿着状態を維持する。
【0017】シートポスト23の上部に設けられている
シート30は、レバー65のロック解除操作によってシ
ート30をバッテリ4の引き出しの邪魔にならない位置
まで回動させて前倒しにすることが可能である。但し、
シート30を前倒ししたとしても、係合フック52が凹
部47と係合している状態においてはバッテリ4を上方
に引き出すことはできない。
【0018】操作レバー45は側室50を形成する壁と
の間に懸架されるスプリング(図示せず)によって常時
上方へ付勢されている。バッテリ4を自転車に装着する
ときは、シート30を前倒しして、充電されたバッテリ
4を上方から収納ケース5に挿入する。バッテリ4のほ
ぼ全体が収納ケース5内に入ると、バッテリ4の下端が
係合フック52の側部に当接し、係合フック52は反時
計方向に押圧される。さらにバッテリ4が収納ケース5
の奥の方へ収納されると、バッテリ4の「く」の字形凹
部47に係合フック52が弾性的に係合し、バッテリ4
は収納ケース5に固定される。これと同時に、バッテリ
4の底部に設けられた+、−の出力端子(放電接点)
と、リヤロアアーム25に溶接等で固着されたバッテリ
ブラケット49にねじで固定された接点ユニット60と
が電気的および機械的に接続される。この接続は、バッ
テリ4の自重と係合フック52による押圧とにより、安
定したものになる。
【0019】バッテリ4を取り外すときには、操作レバ
ー45を下へ押し込み、その先端で係合フック52を押
圧する。係合フック52は操作レバー45の先端で押さ
れるとバネ51に抗して図中反時計方向へ回動される。
そうすると、係合フック52が凹部47から脱出して係
止が解除される。係合フック52と凹部47との係合が
解除されると、バッテリ4を上方へ引き出すことが可能
となる。バッテリ4の引き出しには前記取っ手41を利
用することができる。
【0020】上記バッテリ4の係止手段では、係合フッ
ク52の回動中心がバッテリ4の凹部47より後部上方
に設けられており、係合フック52の回動により係合フ
ック52がバッテリ4を押さえるので、バッテリ4を引
き出す方向の斜め上方からバッテリ4の上方移動を押さ
える働きをする。したがって、係合手段の後方の突出量
を少なくしながら、バッテリ4の引き出し方向への係合
力を有効に作用させることができる。
【0021】バッテリ収納ケース5の上部はリヤアッパ
アーム24に溶接等で固定されたブラケット40にねじ
39により固定され、このブラケット40にはさらにホ
イールロック装置100、リヤフェンダ34もそれぞれ
ねじ44a、44bで固定される。
【0022】シートポスト23にはバッテリブラケット
49の前端が溶接され、かつバッテリブラケット49の
後端にはリヤロアアーム25の前端がハンガー部90に
おいてボルトにより結合されている。電動補助ユニット
1はダウンパイプ22の後端、バッテリブラケット49
の前端近傍およびバッテリブラケット49の後端近傍の
リヤロアアーム25の3か所のハンガー部92、91、
90でボルト止めにより固定、懸架されている。特に、
ハンガー部92は電動補助ユニット1のクランク軸10
1よりも下方部に位置させてあり、U字形状の車体フレ
ーム2の谷部つまり最下端部ができるだけ下方寄りに位
置するようにしている。
【0023】こうして、車体フレーム2の谷部の高さを
低く抑えられるので“跨ぎ易さ”が向上する。また、電
動補助ユニット1はダウンパイプ22の下端部に設けた
低位置のハンガー部92で支持できるので、より下方へ
配置でき、低重心化が実現されている。
【0024】電動補助ユニット1内には、クランク軸1
01、第1アイドル軸102、第2アイドル軸103、
および駆動スプロケット13が結合された出力軸10
5、ならびにこれらの軸間で動力を伝達するギヤ11
1、102d,102e,115等が設けられている。
また、クランク軸101と平行な軸を有する電動モータ
Mが取り付けられている。このように電動モータMの軸
をクランク軸101と平行にするのは、電動補助ユニッ
ト1から車両後方寄りへの突出部を小さくするためであ
る。このような配置により、クランク軸101と後輪W
Rとの間隔を小さくでき、ホイールベースが長くなるの
を回避することができる。
【0025】クランク軸101から入力された踏力は第
1アイドル軸102に増速伝達され、さらに第1アイド
ル軸102から出力軸105に伝達されて駆動スプロケ
ット13が回転される。駆動スプロケット13の回転は
チェーン6を介して後輪WRのホイールスプロケット1
4(図1参照)へ伝達される。電動補助ユニット1の構
成や動作はさらに図8〜図10に関して後述する。
【0026】シートポスト23の後方のバッテリブラケ
ット49上に搭載されたバッテリ4はモータMへ給電
し、モータMは第1アイドル軸102上に設けられた後
述する踏力検出機構によって検出された踏力に応じた補
助動力を発生する。モータMの回転は第2アイルド軸1
03に伝達され、第1アイドル軸102で人力(踏力)
と合成されて出力軸105へ伝達される。
【0027】なお、図1および図2に示すように、駆動
スプロケット13の全部およびチェーン6の上半分はチ
ェーンカバー32で覆われている。この自転車は、クラ
ンク軸101と同心に駆動スプロケットを配しているわ
けではないので、チェーンカバーがクランク軸101を
軸とした円弧部分を有することは必須ではない。しか
し、足の引っ掛かりの防止や、電動補助ユニット1を保
護する目的、ならびに、長年親しまれている自転車の外
観イメージを残す観点から、チェーンカバー32をクラ
ンク軸101の周囲まで円筒状に拡張してある。
【0028】次に、前記フレームカバー33を詳細に説
明する。図4はカバー33を装着した車体フレーム2の
要部を示す左側面図である。同図において、カバー33
は、ダウンパイプ22とシートポスト23との結合部近
傍を上方から覆う鞍形の上カバー331と、上カバー3
31と対になって下方から該結合部近傍を覆う下カバー
332とからなる。車体フレーム2の形状はタイヤサイ
ズによって異なり、ダウンパイプ22とシートポスト2
3との突合せ角度もタイヤサイズによって異なる。図の
ように、タイヤサイズが小さい場合(例えば24イン
チ)の突合せ角度α1は、タイヤサイズが大きい場合
(例えば26インチ)の突合せ角度α2より大きい。
【0029】したがって、異なるタイヤサイズの車体フ
レーム2毎にカバー33の形状つまり上カバー331お
よび下カバー332との形状を合わせなければならな
い。しかし、本実施形態では、上カバー331のみをタ
イヤサイズ毎の専用品とし、下カバー332は複数のタ
イヤサイズに共通使用できる共用品とした。上カバー3
31は前記突合せ角度に応じて上面の曲率半径Rを対応
させ、下面つまり下カバー332との合わせ面33Uの
曲率ないし形状は、共用品である下カバー332の上面
つまり上カバー331との合わせ面33Uの曲率ないし
形状に合わせて固定とした。さらに、上カバー331お
よび下カバー332の後部つまりパワーユニット1寄り
の形状は、パワーユニット1の側面に設けられるパワー
ユニットカバー10Aの前壁の円弧形状の曲率半径rに
適合させた。
【0030】上記形状にすることにより、タイヤサイズ
が異なったときは、上カバー331のみをタイヤサイズ
に合わせて専用品から選択し、下カバー332は共用品
で対応させることができる。下カバー332はタイヤサ
イズに応じて、専用品である上カバー331に対する取
付姿勢が異なるのみである。このように、上カバー33
1は専用品とすることができるので、車体フレーム2に
合わせて前記曲率半径Rを任意に設定できる。したがっ
て、上述の、跨ぎやくしたフレーム計上に合わせて曲率
半径Rを小さくする等の設計の自由度が増し、上カバー
331の位置をできるだけ低くすることができるという
利点がある。つまり、フレーム形状とカバー形状とによ
って跨ぎやすさが一層高められる。また、下カバー33
2は共用品とすることによって部品の種類の増加は抑制
でき、低コスト化に寄与できる。
【0031】上カバー331と下カバー332とはボル
ト333による締付け、および係止爪334,335の
係止作用により一体に組み付けられている。図5は上カ
バー331と下カバー332との係止部の断面図、図6
はボルト333による締付け部の断面図である。図5に
おいて、下カバー332の縁近傍には、該カバーの内側
に突出した爪334が形成されていて、上カバー331
の縁近傍には下カバー332の前記爪334が嵌まるよ
うに長孔336が穿たれている。なお、爪335も同様
に形成され、上カバー331にはこの爪335に適合す
る長孔が穿たれている。
【0032】図4および図6において、下カバー332
にはボルト333の座を形成するための凹部337が形
成されている。ボルト333は凹部337によって形成
されたフランジ部を貫通して上カバー331に螺挿さ
れ、上カバー331と下カバー332とを結合してい
る。
【0033】続いて、車体フレーム2に対するカバー3
3の取付け態様を説明する。図7はダウンパイプ22と
シートポスト23との結合部(突合せ部)を示す側面図
であり, カバー33は想像線で示している。図7におい
て、ダウンパイプ22とシートポスト23との突合せ部
は溶接され、この溶接部位にはカバー取付けブラケット
221が溶接されている。さらに、ダウンパイプ22の
端部にはパワーユニット取付けブラケット222が溶接
されている。孔223は前記ハンガ−部92のボルトに
適合する。これらのブラケット221,223によって
ダウンパイプ22とシートポスト23とは一層堅固に結
合されている。
【0034】ブラケット221の上部にはナット224
が溶接されており、上カバー331はこのナット224
と適合する止めネジ225によってブラケット221に
結合されている。このように、カバー33は、上カバー
331をブラケット221に結合し、さらに、この上カ
バー331に下カバー332を組付けることによって車
体フレーム2に取り付けられている。
【0035】なお、上述の例では、上カバー331を車
体フレーム2に固定したが、これとは逆に下カバー33
2を車体フレーム2に固定し、上カバー331を下カバ
ー332に固定するよう変形してもよい。
【0036】図8は、電動補助ユニット1の側面断面図
であり、図9は、図8のA−A線に沿った歯車列を示す
断面図、図10は、図8のB−B線に沿った歯車列を示
す断面図であり、それぞれ前記と同一の符号は同一また
は同等部分を表している。
【0037】図8,9において、電動補助ユニット1の
ケース10はアルミ製であり、ケース10の左半体(左
ケース)10Lおよび右半体(右ケース)10Rを複数
のボルト781で結合して構成される。
【0038】前記ハンガー部92,91,90のボス7
71a,771b,771cに左右ケースの割面がない
ので、電動補助ユニット1を車体フレーム2に搭載した
まま、ボルト781を外すことにより左右ケースを分割
することができる。具体的には、左ケース10Lを車体
フレーム2に残したまま右ケース10Rを取り外すこと
ができる。したがって、内蔵のコントロールユニット
(コントローラ)8やモータMのメンテナンスが容易に
なる。なお、左ケース10L側からモータおよびその駆
動系をメンテナンスする際は、後述するカバー10Aを
外してユニット内部を露出させることができる。
【0039】ケース10には、踏力入力軸としてのクラ
ンク軸101がベアリング181,182により回転自
在に軸支されている。クランク軸101には、ワンウェ
イクラッチ161を介して大径の増速ギア111が軸支
されている。ワンウェイクラッチ161の作用により、
クランク軸101を逆転させても増速ギア111は逆転
しない。クランク軸101の後方下部には、踏力(トル
ク)検知機構を備えた第1アイドル軸102が軸支され
ている。
【0040】第1アイドル軸102は、左右に2分割さ
れて同軸上で横方向に並べて配置された中空の第1およ
び第2ドライブ軸102a,102bと、各ドライブ軸
102a,102bの内部に挿通され、両端が第1およ
び第2ドライブ軸102a,102bにそれぞれスプラ
イン結合されたトーションバー102cとを主要構成と
している。第1ドライブ軸102aの外周小径部にはギ
ヤ113が形成されており、このギヤ113はクランク
軸101の増速ギヤ111と噛合する。第1および第2
ドライブ軸102a,102bは、それぞれベアリング
183a,183bおよびベアリング184によってケ
ース10に対して回転自在に軸支されている。
【0041】このような構成によれば、クランク軸10
1に入力された踏力は増速ギヤ111により増速され、
そのトルクは減ぜられるため、トーションバー102c
に加わるトルクは低く抑えられる。このため、トーショ
ンバー102cの小型化が可能となり、踏力検知機構全
体をコンパクトにできる。
【0042】第2ドライブ軸102bの外周小径部には
第1ギヤ102dが結着され、外周大径部にはラチェッ
ト162を介して第2ギヤ102eが挿嵌されている。
ラチェット162を設けるのは、第2ギヤ102eは後
述のギヤを介してモータMと連結されているので、モー
タMが停止状態にあって人力で走行しているときには第
1ギヤ102dと第2ギヤ102eとの連結を絶ってモ
ータMに逆回転力が加わらないようにするためである。
【0043】踏力検知のための機構は次のとおりであ
る。なお、第1アイドル軸102上に設けられる踏力検
知機構は、図中軸102の右側には小さい踏力がかかっ
ているときの各構成要素の位置、同左側には大きい踏力
がかかっているときの各構成要素の位置を示している。
【0044】第1ドライブ軸102aの外周大径部に
は、スライダ921がスプライン結合されている。ボー
ルカップ924は、コイルスプリング923によって車
体右方向へ弾発されているコイルスプリング923の座
金を介して第2ドライブ軸102b側へ押し付けられ
る。さらに、スライダ921はボールカップ924によ
って回転が吸収された状態で第2ドライブ軸102bへ
押し付けられる。枢軸(ピン)153で支持された変位
検知レバー152は、前記コイルスプリング923の座
金に対して車体左側に当接している。
【0045】第2ドライブ軸102bの中間部に設けら
れたフランジの、第1ドライブ軸102a側の端面に
は、その深さが円周方向に沿って連続的に変化している
カム溝922が複数か所(例えば2か所)に形成されて
いる。カム溝922には前記スライダ921の、第2ド
ライブ軸102b側に設けられた凸カム部921aが係
合している。
【0046】トーションバー102cには、クランク軸
101にかかる踏力に応じて回転方向の捩じれが生じ、
その結果、第1ドライブ軸102aおよび第2ドライブ
軸102b間には位相差(回転方向の位置ずれ)が生じ
る。この位相差に応じて凸カム部921aと凹状カム溝
922との当接位置が変化すると、そのカム作用によっ
てスライダ921がコイルスプリング923の弾性力に
抗して軸102a上を車体左側へ摺動し、これに伴って
変位検知レバー152が変位する。
【0047】したがって、変位検知レバー152の軸方
向への変位量はクランク軸101に入力された踏力を代
表することになる。上記踏力検知機構により、軸方向へ
の変位量として検知された踏力は、後に詳述するストロ
ークセンサ150(図10参照)によって電気信号に変
換されてコントロールユニットへ伝送される。
【0048】前記第1アイドル軸102の後下方には、
第2アイドル軸103がベアリング185,186によ
って回転自在に軸支されている。第2アイドル軸103
の外周部には、前記第2ドライブ軸102bの第2ギヤ
102eと噛合するギヤ114が形成され、端部には第
2中間ギヤ115が固定されている。
【0049】前記第2アイドル軸103の後下方には電
動モータMが配置され、その回転軸104はベアリング
187,188によって回転自在に軸支され、モータハ
ウジング10Mはボルト782により、左ケース10L
に取り付けられている。モータハウジング10Mと左ケ
ース10Lとの間にはOリング10Sが介装されてい
る。
【0050】回転軸104には、モータコイル130を
含むステータロータ131が固定され、ステータロータ
131の周囲には磁石132が設けられている。回転軸
104の一端には、前記第2アイドル軸103の第2中
間ギヤ115と噛合するギヤ116が固定されている。
第2中間ギヤ115は、高回転するギヤ116との噛合
わせによって発生するギヤ音を抑制するため樹脂で形成
するのが好ましい。各ギヤ115,116の車体左側に
は、好ましくは樹脂材料で形成されたカバー10Aが左
ケース10Lにボルト783により締結されており、さ
らに防音効果を高めている。なお、このカバー10Aの
前端(図中左端)は前記車体フレーム2のカバー33の
円弧状縁部と対向する。
【0051】カバー10Aと左ケース10Lとの接合面
には防水シール10Cが全周に配置されているととも
に、接合面外周には防止リブ10Bが配置されて、一層
の防水性を高めている。これにより、カバー10Aが締
付け時に変形しても防水性は確保されている。
【0052】前記ケース10内には、図9に示したよう
に、当該電動補助ユニット1を制御するコントロールユ
ニット8がクランク軸101の前方下部に位置して搭載
されている。コントロールユニット8は、樹脂製の皿状
ケース81内に制御回路基板82を収容し、隙間部およ
び基板表面を絶縁樹脂83でモールドして構成される。
制御回路基板82には、各種の制御回路820や複数の
パワートランジスタ(FET)821aやダイオードと
共に回転センサ822が搭載され、発熱を伴うFETや
ダイオードはアルミ製の放熱板829に面接触固定され
ている。さらに、放熱板829は放熱効果を高めるため
アルミ製の右ケース10Rに面接触固定されている。前
記回転センサ822は、制御回路基板82の端部近傍に
おいて、クランク軸101の増速ギヤ111の外周と対
向するように固定されている。したがって、各発熱性素
子821a,821bが発生する熱は右ケース10Rに
放熱され、左ケース10L近傍に配置された回転センサ
に熱的な悪影響が及ぶことがない。
【0053】コントロールユニット8からモータMへ電
力を供給する2本のリード線751は、ケース10内に
次のように配線されている。モータMの外円周をカバー
している左ケース10Lの壁面のうちケース10内側に
位置する部分(内壁部)756の、車体前方側には隔壁
754が設けられている。隔壁754と前記内壁部74
6とで囲繞された空間はコントロールユニット8および
モータMを接続するリード線751を案内するダクトを
形成している。
【0054】リード線751のモータ側端子752はベ
アリング188に隣接する部分において左ケース10L
を貫通している給電部品に固定される。端子752から
延びたリード線751は左ケース10L側からダクト7
53内に導入され、右ケース10R側へ引出される。右
ケース10R側に引出されたリード線751は右ケース
10Rの内面をつたわってコントロールユニット8に至
る経路に布線される。ベアリング184を支持している
ボス749とベアリング185を支持しているボス74
8との間に止め金具755がかけ渡されていて、前記ダ
クト753から引出されたリード線751はこの止め金
具755に規制されることにより右ケース10Rの内面
沿いに確実に案内される。
【0055】こうして、ギヤ115やギヤ111等で塞
がれている左ケース10L側の空間にリード線751を
引き回すことなくモータMとコントローラ8とを接続す
ることができる。また、隔壁754によってリード線7
51が通過する通路とギヤ類が密集するケース10の中
央部とが明確に隔絶される。
【0056】このように、本実施形態では、コントロー
ルユニット8に回転センサ822を設け、クランク軸1
01と同期回転する回転体(大径ギヤ111)の近傍に
回転センサ822が配置されるようにコントロールユニ
ット8を配置したので、回転センサ用の設置スペースを
別途に確保する必要がなく、電動補助システム全体をコ
ンパクトにすることができる。また、回転センサ822
とコントロールユニット8との距離を短くすることがで
きるので、回転センサ822の出力信号へのノイズの混
入を抑えることができる。
【0057】さらに、コントロールユニット8は、電動
補助ユニット1が車体フレーム2に取り付けられた姿勢
においてクランク軸101の前方下部に配置されるよう
にしたので、走行時には高い空冷効果が得られて冷却効
率が向上する。
【0058】一方、回転センサ822の取り付け位置に
対応した皿状ケース81の底部外側には、底面に沿って
平行に延びる位置決めピン811が形成されており、ケ
ース10の対向部分には、前記位置決めピン811を挿
貫される位置決め孔911が形成されている。同様に、
皿状ケース81の側面外側(図8参照)には、側面に沿
って平行に延びる位置決めピン812が形成されてお
り、ケース10の対向部分には、前記位置決めピン81
2を挿貫される位置決め孔912が形成されている。こ
れにより、コントローラユニット8の2面を位置決めで
き、回転センサ822と大径ギヤ111とのクリアラン
スを規定状態に保持できるようになる。
【0059】コントロールユニット8の皿状ケース81
は、前記各位置決めピン811,812が各位置決め孔
911,912の入口へあてがわれたときは前記回転セ
ンサ822が未だ大径増速ギヤ111とは対向せず、そ
の後、ピン811,812が孔911,912に挿入さ
れはじめた後に、増速ギヤ111と回転センサ822と
の相対的な位置関係(対向関係)が予定の関係となるよ
うに、前記ケース10に対して位置決めされる。
【0060】また、ケース10に対するコントロールユ
ニット8の固定は、図9に示したように、前記回転セン
サ822および位置決めピン811が設けられた端部と
は反対側の端部において、皿状ケース81の両側部をケ
ース10にネジ831(831a,831b:図8参
照)によりネジ止めすることにより行われる。
【0061】このように、本実施形態では、コントロー
ルユニット8に位置決め手段としての位置決めピン81
1,812を設け、コントロールユニット8を補助動力
ユニット1内の所定の位置に所定の姿勢で固定できるよ
うにしたので、コントロールユニット8を位置決め固定
するだけで、回転センサ822と回転体(増速ギヤ11
1)との相対的な位置関係を予定の関係に保持すること
ができ、回転数の検出精度を確保することができる。
【0062】しかも、本実施形態では、コントロールユ
ニット8の一側部に設けた位置決め手段によりコントロ
ールユニット8の一側部を電動補助ユニット1に係合さ
せ、他の側部において締結手段により締結されるので、
締結構造が簡単で部品点数も少なくなる。
【0063】一方、図8,10において、第1アイドル
軸102の後上方には、出力軸105がベアリング19
1,192によって回転自在に軸支されている。出力軸
105には、第2ドライブ軸102bの第1ギヤ102
dと噛合する第4ギヤ118が設けられ、ケース10か
ら露出した端部には駆動スプロケット13が固定されて
いる。
【0064】このような構成において、人力としての踏
力は、ペダル12およびクランク11を介してクランク
軸101に入力され、さらに増速ギヤ111を介して第
1アイドル軸102の第1ドライブ軸102aから第2
ドライブ軸102bへ伝達される。一方、電動モータM
の回転トルクは、ギヤ115および第2アイドル軸10
3、ギヤ114、第2ギヤ102eを介して第2ドライ
ブ軸102bに伝達されて前記踏力と合成される。第2
ドライブ軸102b上の合力は、第1ギヤ102dおよ
び第4ギヤ118を介して出力軸105へ伝達され、さ
らに駆動スプロケット13およびチェーン6を介して後
輪WRへ伝達される。
【0065】ここで、第1アイドル軸102のボールカ
ップ924には、図10に示したように、一端をピン1
53によって揺動自在に支持された変位検知レバー15
2の略中央部が係合しており、変位検知レバー152の
他端には、右ケース10Rに固定されたストロークセン
サ150のストローク検知シャフト151が連結されて
いる。したがって、クランク軸101に入力された踏力
に応じて第1アイドル軸102の第1および第2ドライ
ブ軸102a,102b間に位相差が生じ、この位相差
に応じてボールカップ924が軸方向に変位すると、こ
れが変位検知レバー152を揺動させ、ストロークセン
サ150に伝達されて検知される。
【0066】検知された踏力は電気信号に変換されてコ
ントロールユニット8へ供給される。コントロールユニ
ット8は、前記回転センサ822により検知されたクラ
ンク軸(増速ギヤ111)の回転速度と前記検知された
踏力とに基づいて最適なアシストトルクを決定し、当該
アシストトルクを電動モータMが発生するように、当該
電動モータMへ供給する駆動電流を前記パワートランジ
スタ821aにより適宜に制御する。
【0067】本実施形態では、クランク軸101に入力
された踏力を機械的変位量に変換する踏力検知機構を当
該クランク軸101に隣接した第1アイドル軸102上
に設けたので、踏力検知機構を別途に設ける際には必要
となるスペースが不要となり、電動補助ユニット1を大
型化することなくコントロールユニット8の設置スペー
スを確保できるようになる。
【0068】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1〜請求項3の発明によれば、ダウンパイプの全体では
なく、ダウンパイプとシートポストとの結合部周辺を覆
うようにしたので、フレームカバーは小形化され、利用
者が車体フレームを跨ぎやすくなる。
【0069】特に、請求項1および請求項3の発明で
は、部分カバーのうちの一方のみを車体フレームに固定
するようにしたので、フレームカバーを車体フレームに
取付ける作業を行いやすい。また、車体フレームに固定
される部分カバーのみをタイヤサイズ毎の専用品とすれ
ばよいので、部品の共通化が図られる。
【0070】さらに、請求項2の発明によれば、タイヤ
サイズが異なった場合に、フレームカバーの後部縁をパ
ワーユニットカバーの円弧部分に沿わせるようにして変
位させ、車体フレームに適合させることができる。した
がって、部分カバーの一方を共通化したにもかかわらず
フレームカバーによってパワーユニットカバーを前方か
ら覆う機能が十分に果たされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る補助動力付き自転
車の左側面図である。
【図2】 本発明の一実施形態に係る補助動力付き自転
車の要部右側面図である。
【図3】 本発明の一実施形態に係る補助動力付き自転
車の要部拡大図である。
【図4】 本発明の一実施形態に係る補助動力付き自転
車の要部側面図である。
【図5】 フレームカバーの上下カバー合わせ部の断面
図である。
【図6】 フレームカバーの上下カバーの締結部の断面
図である。
【図7】 ダウンパイプとシートポストとの結合部の拡
大図である。
【図8】 電動補助ユニットの断面図である。
【図9】 図4のA−A線に沿った断面図である。
【図10】 図4のB−B線に沿った断面図である。
【図11】 従来の補助動力付き自転車の左側面図であ
る。
【符号の説明】
1…電動補助ユニット、 2…車体フレーム、 4…バ
ッテリ、 22…ダウンパイプ、 23…シートポス
ト、 32…チェーンカバー、 33…フレームカバ
ー、 90,91,92…ハンガー部、 101…クラ
ンク軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドルを支持するヘッドパイプから下
    後方に延びたダウンパイプ、および該ダウンパイプの下
    端近傍に一端が結合され、その結合部から上後方に立ち
    上がるシートポストからなる車体フレームを有する補助
    動力付き自転車において、 前記ダウンパイプおよび前記シートポストの結合部周辺
    を覆う上下一対の部分カバーからなるフレームカバーを
    具備し、 前記上下一対の部分カバーのうち一方が車体フレームに
    固定され、他方が前記一方に係止されていることを特徴
    とする補助動力付き自転車。
  2. 【請求項2】 前記ダウンパイプおよび前記シートポス
    トの結合部より後方に位置させたクランク軸と、 前記クランク軸、および該クランク軸から入力される踏
    力の補助動力を発生する電動部を有するパワーユニット
    と、 前記クランク軸に平行な軸を半径とする円弧状前壁部分
    を有するパワーユニットカバーとを具備し、 前記フレームカバーが、前記パワーユニットケースの前
    部まで延在しているとともに、 前記フレームカバーの後部縁は、前記パワーユニットカ
    バーの前壁部分に沿って円弧状に形成されていることを
    特徴とする請求項1記載の補助動力付き自転車。
  3. 【請求項3】 前記車体フレームには前記一対の部分カ
    バーのうち、上部分カバーが固定されていることを特徴
    とする請求項1または2記載の補助動力付き自転車。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202016008017U1 (de) * 2016-12-29 2018-04-03 Ergon International Gmbh Batterie- und/ oder Motor-Schutzelement und/ oder Fahrradrahmen-Schutzelement

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE202016008017U1 (de) * 2016-12-29 2018-04-03 Ergon International Gmbh Batterie- und/ oder Motor-Schutzelement und/ oder Fahrradrahmen-Schutzelement

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