JP2001105999A - エンジンを有する車両等の充電システム - Google Patents

エンジンを有する車両等の充電システム

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JP2001105999A
JP2001105999A JP28447899A JP28447899A JP2001105999A JP 2001105999 A JP2001105999 A JP 2001105999A JP 28447899 A JP28447899 A JP 28447899A JP 28447899 A JP28447899 A JP 28447899A JP 2001105999 A JP2001105999 A JP 2001105999A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より安定したエンジンを有する車両等の充電
システムを提供することを課題としている。 【解決手段】 バッテリーをスタータ電源とするエンジ
ンの停止時のバッテリーを電源とする電装品等によるバ
ッテリーの電圧低下を検知する電圧センサ6と、バッテ
リーの電圧が所定の基準電圧を越え又は不足した際に、
上記エンジンを停止させ又は始動させる制御装置1とを
備え、制御装置1に、移動体がエンジンの始動条件が整
わない場合に、これを検知してエンジンの始動を行わせ
ないように規制する規制手段と、規制手段の作動によっ
てエンジンが作動しない場合に上記移動体のオペレータ
に報知する報知手段17を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は4輪の乗用車や2
輪車(オートバイや原動機付き自転車)等のエンジンを
有する車両等の充電システムに関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来乗用
車やオートバイ等のエンジンを備え、該エンジンにより
走行が行われる車両等の移動体には、エンジンを作動さ
せるためのバッテリーと、該バッテリーをエンジンの回
転により充電する充電システムとが備えられており、エ
ンジンを駆動(回転)させることで発電機(オルタネー
タ)が作動させられてバッテリーが充電され、バッテリ
ーの電圧が容易に下がらないように構成されている。
【0003】一方上記車両には通常ライトや通信装置,
エアコン,センサ,オーディオ装置,計測器等の電装品
も備えられており、これらの電装品は上記バッテリーを
電源として作動する構造となっている。つまりバッテリ
ーはエンジン及び電装品の駆動が消費電力となるが、通
常走行時には上記充電システムにより電力の供給(充
電)を受け、走行及び電装品の使用に悪影響がないよう
に構成されている。
【0004】しかし場合によっては上記電装品を停車中
に使用するケースがある。特に対象となる車両が警察等
で使用する緊急自動車、例えば無線警ら車,小型警ら車
や交通取締用車,交通事故処理車等の場合には、無線機
や警光灯,警報機等の比較的多くの電装品を装備してい
るとともに、これらの電装品を停車中に使用するケース
が多くある。その他RV(レジャービーグル)カー等の
いわゆるアウトドアでの使用を前提とした自動車(アウ
トドアカー)等においても同様な条件にある。
【0005】これにより停車中に電装品を使用する場合
は、エンジンを作動させたまま(アイドリング状態で)
停車し、充電システムを作動状態とする必要があるが、
エンジンはオルタネータ(充電器)を回転させるための
みに駆動されるため、燃料の浪費が非効率的であるほ
か、排気ガス等による環境への悪影響がある。これに対
し従来停車中の車両の電装品使用によるバッテリーの電
圧低下を防止するために、自動的なアイドリング開始・
停止を行う充電システムが知られている。
【0006】しかし上記充電システムは作動状態やエラ
ー状態の報知システム等を持たないため、システムを作
動させることができない条件があった場合(車両がエン
ジンの始動を避けるべき条件にありエンジンを始動でき
ない場合)等において運転者がシステムの非作動に容易
に気付くことができない。これにより電装品の使用中等
にバッテリーの電圧が低下して電装品が使用不可の状態
になったり、エンジンを始動させようとした時にエンジ
ンのスタートができなかったりすることがある。
【0007】特に上記充電システムを取り付ける対象車
両が前述のように警察等で使用する緊急車両である場合
は、電装品が使用不可になったり緊急時にエンジンがか
からない等のトラブルは致命的であるため、より安定し
た充電システムが望まれていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明のエンジンを有する車両等の充電システムは、
バッテリーと該バッテリーをスタータ電源とするエンジ
ンとエンジンの駆動により上記バッテリーを充電する充
電機と、バッテリーを電源とする電装品とを備えた車両
等の移動体において、エンジン停止時のバッテリーの電
圧低下を検知する電圧センサ6と、バッテリーの電圧が
所定の基準電圧を越え又は不足した際に、上記エンジン
を停止させ又は始動させる制御装置1とを設け、該制御
装置1に、移動体がエンジンの始動条件が整わない場合
に、これを検知してエンジンの始動を行わせないように
規制する規制手段と、規制手段の作動によってエンジン
が作動しない場合に上記移動体のオペレータに報知する
報知手段17を設けてなることを第1の特徴としてい
る。
【0009】第2に制御装置1によるエンジンの始動後
に、エンジンの始動条件の少なくとも一部が欠落すると
エンジンを停止せしめるエンジン停止手段を制御装置1
に設けたことを特徴としている。
【0010】第3に規制手段が、少なくとも移動体のド
ア又はボンネットが開いている場合、シフトレバーが移
動体を走行(移動)せしめるポジションにある場合、パ
ーキングブレーキが解除状態にある時に作動する手段で
あることを特徴としている。
【0011】第4にエンジン停止手段が、少なくとも車
両(移動体)のドア又はボンネットが開いている場合、
シフトレバーが移動体を走行(移動)せしめるポジショ
ンにある場合、パーキングブレーキが解除状態にある時
に作動する手段であるたことを特徴としている。
【0012】第5に報知手段が移動体に備えられた光あ
るいは音響装置からなることを特徴としている。
【0013】第6に制御装置1側に、移動体を移動せし
める操作に起因して報知手段の作動を規制せしめる報知
規制手段を設けたことを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の充電システムのブ
ロック図であり、該充電システムをガソリンや軽油を燃
料とするエンジンを備えた車両、例えば無線警ら車,小
型警ら車や交通取締用車,交通事故処理車等の警察等で
使用する緊急自動車に取り付けることで、エンジンを停
止せしめた停車中に無線機や警光灯,警報機等の電装品
を使用する場合、バッテリーの電圧が所定値以下に下が
るとエンジンを回転せしめ、アイドリング状態とし、バ
ッテリーの電圧が所定値以上に回復するとエンジン(ア
イドリング)を停止せしめ、これを繰り返すことにより
停車中エンジンの最小限の駆動(最小限のアイドリン
グ)により上記電装品を安定して使用することができる
とともに、エンジンのスタート等を安定して行うことが
できる。
【0015】なお本充電システムはオートマチックトラ
ンスミッションを備えた車両を対象としており、対象と
なる車両にはドアの開状態を警告するドア警告灯,シフ
トレバーのポジションを報知するポジション報知灯,パ
ーキングブレーキのポジションを検出するブレーキセン
サ11,ヘッドライト,ホーン,エアコン等を作動させ
る場合にエンジンのアイドリング回転を上昇せしめるア
イドルアップ装置13,イグニッションキー16による
操作で電気的にエンジンをスタート及び停止せしめるこ
とができるスタータ14を備えたものであるとする。
【0016】そして上記充電システムは後述するように
複数のセンサやスイッチ等が入力に接続され、この入力
側の信号により出力側に接続されるスタータ14やアイ
ドルアップ装置13等を制御してエンジンの回転(アイ
ドリング)を制御するとともに、同じく出力側に接続さ
れた報知手段17を制御してシステムの作動状態を報知
手段17により運転者側に報知せしめ、さらに電装品の
作動を自動的に制御する制御装置(CPU)1により構
成されている。
【0017】上記制御装置1の入力側には、充電システ
ムのON,OFFを切り換えるメインスイッチ2,後述
する2つの初期設定スイッチ3,4,バッテリーの電圧
を検知するバッテリー電圧センサ6,電装品側の電流あ
るいは電圧を検知して電装品が作動しているか否かをチ
ェックする電装センサ7,オルタネータ(発電機)の発
電状態を検知するオルタネータセンサ8,ドア警告灯用
のドアセンサ9,ポジション報知灯用のシフトセンサ1
0,ブレーキセンサ11,ボンネットの開閉を検知する
ボンネットセンサ12がそれぞれ接続されている。なお
電装品が複数ある場合は複数(電装品の数分)の電装セ
ンサ7が接続されている。
【0018】また制御装置1の出力側には、スタータ1
4,アイドルアップ装置13の他、報知手段17とな
る、ホーンを断続的に鳴らすホーン断続ユニット18,
ヘッドライトを点滅せしめるライト点滅ユニット19,
運転席内に音声を流す音声ユニット21、そして電装品
の電源を一括して操作する電装スイッチ22が接続され
ている。これにより制御装置1は入力側のスイッチ及び
センサからの情報に従って後述するフローで出力側の装
置を作動せしめエンジンの作動等を制御する。
【0019】次に制御装置1の作動フロー(メインフロ
ー)について説明する。図2に示されるように制御装置
1はまずステップS1でメインスイッチ2のON,OF
Fをチェックし、ONの場合充電システムを作動させる
と判断し、次にステップS2で電装センサ7により電装
品の作動状態をチェックする。このとき電装センサ7が
複数ある場合は、少なくとも1つの電装センサ7がON
(少なくとも1つの電装品が作動)の場合に電装センサ
7がON(電装品が作動)していると判断し、次にステ
ップS3でオルタネータセンサ8によりエンジンが作動
(回転)しているか否かをチェックする。
【0020】このときエンジンが回転していればオルタ
ネータが作動しオルタネータが発電作動するため、つま
りオルタネータセンサ8をチェックし、オルタネータが
発電状態であればエンジンが回転しており、オルタネー
タが非発電状態であればエンジンが停止していると判断
する。なおステップS1でメインスイッチがOFFの場
合,ステップS2で電装品が1つも作動していない場
合,ステップS3でエンジンが回転せしめられている場
合は、制御(フロー)を停止する。
【0021】そしてエンジンが停止状態である場合に、
次にステップS4でバッテリーの電圧のチェックを行
い、ステップS5で該バッテリーの電圧が充電が必要な
状態か否かをチェックする。このときステップS4にお
けるバッテリー電圧のチェックは前述のバッテリセンサ
6により行われ、またステップS5におけるバッテリー
(電圧)の状態のチェックは、ステップS4でチェック
した電圧(V1)を予め設定した所定電圧(基準電圧V
0)に対して比較し、V1≧V0の場合は充電が不要な
状態,V1<V0の場合は充電が必要な状態と判断す
る。
【0022】そしてステップS5において充電不要状態
と判断された場合はステップS1に戻りフローを繰り返
し、またステップS5において充電が必要な状態と判断
された場合は次にステップS6でドアセンサ9によりド
アの開閉状態をチェックし、ドアが閉じている場合はス
テップS7でボンネットセンサ12によりボンネットの
開閉状態をチェックし、ボンネットが閉じている場合は
ステップS8でブレーキセンサ11によりパーキングブ
レーキの状態をチェックしパーキングブレーキがかかっ
ている場合に、ステップS9でシフトセンサ10により
シフトレバーのポジションをチェックし、シフトレバー
がP(パーキング)に切り換えられている場合にステッ
プS10に進みスタータ14を作動させ、エンジンを自
動的にスタート(始動)させ、アイドリング状態とす
る。
【0023】なおドア又はボンネットが開いている場
合、パーキングブレーキがかかっていない(パーキング
ブレーキが解除状態にある)場合、シフトレバーがP以
外のポジションにある場合は、エンジンをスタートさせ
ることなく後述する異常処理のサブルーチンに入る。つ
まりなおドア及びボンネットが閉じている、パーキング
ブレーキがかかっている、シフトレバーがPポジション
にあることがエンジンの始動条件となっている。
【0024】そしてステップS11でステップS3と同
様にオルタネータセンサ8をチェックすることでアイド
リング状態となっているか否か、すなわちエンジンが回
転(始動)しているか否かをチェックし、エンジンが回
転している場合(オルタネータが発電状態の場合)に後
述する充電処理のサブルーチンに入り、エンジンの始動
に失敗した場合にはステップS12で再度スタータ14
を作動させてエンジンを始動せしめ、ステップS13で
ステップS11と同様にエンジンが回転したか否かをチ
ェックし、エンジンが回転した場合には前述の充電処理
のサブルーチンに入り、エンジンの始動に失敗した場合
にはステップS14で再度スタータ14を作動させてエ
ンジンを始動せしめ、ステップS15でステップS1
1,S13と同様にエンジンが回転したか否かをチェッ
クし、エンジンが回転した場合に前述の充電処理のサブ
ルーチンに入り、エンジンの始動に失敗した場合には前
述の異常処理のサブルーチンに入る(つまりこの状態で
はエンジンは始動していない)。
【0025】次に上記充電処理のサブルーチンのフロー
について説明する。図3に示されるように充電処理サブ
ルーチンに入ると。まずステップSS1,SS2,SS
3,SS4で前述のメインのフローのステップS6〜S
9と同様にドア及びボンネットが閉じられ、パーキング
ブレーキがかけられ、シフトレバーがPに切り換えられ
ているかどうかをチェックし、これら全条件をクリアす
ると次にメインのフローのステップS3,S11と同様
にステップSS5でエンジンの回転状態をチェックす
る。
【0026】そしてエンジンが停止している場合、つま
りメインフローでエンジンが始動したにもかかわらず、
この段階までにストール(停止)した場合には前述の異
常処理のサブルーチンに入り、またエンジンが回転して
いる場合には、ステップSS6によりバッテリーの電圧
変化量(電圧の時間微分)を算出し、ステップSS7で
変化量DがD≦0の場合はステップSS8でアイドルア
ップ装置を作動させ、アイドリング回転数を増加させ、
オルタネータの発電量を増加させた後に、D>0の場合
は直接ステップSS9に進みメインのフローのステップ
S5と同様にバッテリーの状態(電圧)チェックを行
う。
【0027】ここでバッテリーが充電不要状態となった
場合はステップSS10でスタータを介してエンジン
(アイドリング)を自動的に停止せしめ前述のメインの
フローに戻りステップS1に戻り、バッテリーが充電が
必要な状態であった場合はステップSS1に戻る。なお
ステップSS1〜ステップSS4のチェックで、ドア又
はボンネットが開いている場合、パーキングブレーキが
解除されている場合、シフトレバーがP以外のポジショ
ンにある場合は、ステップSS11でスタータを介して
エンジンを停止せしめた後に、ステップSS5に進む。
【0028】すなわち充電処理のサブルーチンには、制
御装置1(充電システム)によるエンジンの自動的な始
動後に、ドアを開閉したり、パーキングブレーキを解除
したり、シフトレバーを走行用のレンジに切り換えたり
して、エンジンの始動条件の一部が欠落するとエンジン
を停止せしめるエンジン停止手段が設けられている。
【0029】これにより充電システム作動中に運転者等
が車両を走行させようと、車両を走行せしめるための操
作(ドアを開閉したり、パーキングブレーキを解除した
り、シフトレバーを走行用のレンジに切り換えたりする
こと)を行った場合には、一旦エンジンが停止せしめら
れるため、例えばハンドルロックがされて車両が停車せ
しめられている場合に、ハンドルロックがかかった状態
のまま車両が走行すること等が防止され、安全性がより
向上する。
【0030】次に前述の異常処理のサブルーチンについ
て説明する。図4に示されるように異常処理サブルーチ
ンに入ると、まずステップSE00で所定時間タイマを
作動させ、その後ステップSE01で前述のステップS
S5と同様にエンジンが回転しているか否かをチェック
する。そしてエンジンが回転していない場合はステップ
SE1に進み、またエンジンが回転している場合はシス
テムを停止させる。
【0031】すなわち充電作動中に運転者等が意識して
車両を走行せしめるために、ドアを開閉したり、パーキ
ングブレーキを解除したり、シフトレバーを走行用のレ
ンジに切り換えたり等の操作を行うことで、エンジンの
始動条件の一部が欠落し、エンジン停止手段によりエン
ジンが停止せしめられるが、その後タイマの作動中に車
両を走行させるべく再度エンジンを手動で始動せしめる
とステップSE01でエンジンが回転していると判断さ
れるため、移動処理ルーチンが終了し、システムが終了
する。すなわち異常処理のサブルーチン内には運転者の
車両を移動せしめる操作に起因して、後述する報知手段
の作動を規制せしめる報知規制手段が備えられている。
【0032】一方ステップSE1に進んだ場合は、エン
ジンが停止しており、このためステップSE1で音声ユ
ニットを作動させ、例えば「エンジンを始動できませ
ん」等の音声を室内に流し、その後ステップSE2で前
述の一方の初期設定スイッチ3をチェックする。
【0033】このとき初期設定スイッチ3は3つのポジ
ションに切換えることができる構造となっており、ステ
ップSE2での初期設定スイッチ3のポジションチェッ
クで第1ポジションに切換えられている場合は、ステッ
プSE3でホーン断続ユニットとライト点滅ユニットを
作動させてホーンを断続的にならすとともに、ヘッドラ
イトを点滅せしめ、ステップSE2で初期設定スイッチ
3が第1ポジョションに切換えられていない場合は、ス
テップSE4に進み、初期設定スイッチ3が第2ポジョ
ションに切換えられているか否かをチェックする。
【0034】そしてステップSE4での初期設定スイッ
チ3のポジションチェックで第2ポジションに切換えら
れている場合は、ステップSE5でホーン断続ユニット
を作動させてホーンを断続的にならし、ステップSE4
で初期設定スイッチ3が第2ポジョションに切換えられ
ていない場合は、ステップSE6に進み、初期設定スイ
ッチ3が第3ポジョションに切換えられているか否かを
チェックする。
【0035】そしてステップSE6での初期設定スイッ
チ3のポジションチェックで第3ポジションに切換えら
れている場合は、ステップSE7でライト点滅ユニット
を作動させてヘッドライトを点滅せしめ、ステップSE
6で初期設定スイッチが第3ポジョションに切換えられ
ていない場合は、ステップSE8に進み、他方の初期設
定スイッチ4のチェックを行う。
【0036】このとき初期設定スイッチ4は2つのポジ
ションに切換えることができる構造となっており、ステ
ップSE8での初期設定スイッチ4のポジションチェッ
クで第1ポジションに切換えられている場合は、ステッ
プSE9で電装品スイッチ22を切り、電装品を非作動
状態とし、また初期設定スイッチ4のポジションチェッ
クで第1ポジションに切換えられていない場合は、電装
スイッチ22を操作せずにシステムを停止せしめる。
【0037】またステップSE3,ステップSE5,ス
テップSE7でホーンあるいはライトを作動させた後も
ステップSE8に進み。上記同様のフローに入り、電装
品スイッチ22を切る、あるいは電装スイッチ22を操
作せずにシステムを停止せしめる。
【0038】以上により制御装置1はエンジンの停止状
態において電装品が作動せしめられ、バッテリーの電圧
が基準電圧以下になり、且つドア及びボンネットが閉じ
られ、パーキングブレーキがかけられ、シフトレバーが
Pに切り換えられている時に自動的にエンジンを始動
(回転)させてバッテリーの充電を行い、バッテリーの
電圧が基準電圧以上となると、再度バッテリーの電圧が
基準値以下となるまでエンジンを停止せしめる。
【0039】これにより停車時に電装品を使用すると、
必要な場合のみエンジンが自動的に始動せしめられてア
イドリング状態となりバッテリーの電圧低下が防止され
るため、電装品を安定使用することができ、エンジンの
スタートを安定且つ確実に行うことができるだけでな
く、充電が不要な場合のエンジン作動(アイドリング)
が防止され、すなわちエンジンのアイドリングが必要最
小限のみ停車中に行われるため、燃料の浪費が防止さ
れ、環境に対する悪影響を小さくすることができる。
【0040】また上記のようにドアが開いていたり、ボ
ンネットが閉じていなかったり、パーキングブレーキが
かかっていなかったり、シフトレバーがPポジションに
なかったりし、エンジンの始動条件が整わない場合にエ
ンジンの始動を行わない規制手段、あるいはエンジンの
回転中にボンネットが閉じていなかったり、パーキング
ブレーキがかかっていなかったり、シフトレバーがPポ
ジションになかったりし、エンジンの始動条件の少なく
とも一部が欠落した場合にエンジンを停止せしめるエン
ジン停止手段がメインフローや充電処理のサブルーチン
に含まれており、すなわち制御装置1には上記規制手段
及びエンジン停止手段が設けられている。
【0041】これにより規制手段が作動する条件であ
る、車両がエンジンの始動条件が整わない場合(ドアが
開いていたり、ボンネットが閉じていなかったり、パー
キングブレーキがかかっていなかったり、シフトレバー
がPポジションになかったりした場合)や、エンジン停
止手段が作動する条件である、充電処理中にエンジンの
始動条件の少なくとも一部が欠落した場合(ドアが開け
られたり、ボンネットが開けられたり、パーキングブレ
ーキを解除したり、シフトレバーを走行用のポジション
に切り換えたりした場合)は、エンジンが始動しない、
あるいは動作中のエンジンが停止せしめられる。
【0042】このためエンジンの始動により誤動作で車
両が走行することや、ボンネット内のメンテナンス中の
エンジンの始動等が防止される他、停車状態のままの条
件での車両の走行、例えばハンドルロックをかけたまま
停車した場合に、ハンドルロックが解除されないままに
車両が走行を開始する等も防止され、より安全性が向上
している。なお規制手段又はエンジン停止手段における
シフトレバーのポジションチェックは、シフトレバーが
Pに位置していることのチェックを行う構造となってい
るが、P又はN(ニュートラル)に位置していることを
チェックする構造としてもよいが、車両が誤って走行し
ないためのシフトレバーのポジションチェックであるた
め、Pポジションのチェックを行う方がより望ましい。
【0043】また規制手段の作動によるエンジンの未始
動や、エンジン停止手段の作動によるエンジン停止後タ
イマ作動中にエンジンを手動スタートさせなかった場
合、あるいはエンジンがストール(停止)した場合や、
スタータ14によるエンジンの起動(始動)が3度失敗
した場合には、ホーンやヘッドライトあるいは音声ユニ
ットからなる報知手段によりエラー(充電が行われてい
ないこと)を運転者に報知し、初期設定スイッチ4のポ
ジションによっては電装品が停止せしめられる。
【0044】これによりエンジンの停止中にシステムを
作動させることができない条件があった場合等において
運転者がシステムの非作動に容易に気付くことができ、
運転者側が予期しない非充電状態等を避けることがで
き、これにより電装品の使用中等にバッテリーの電圧が
低下して電装品が使用不可の状態になったり、エンジン
のスタートができなかったりすることを防止することが
できる。
【0045】このため特に警察等で使用する緊急自動車
等に搭載した場合も充電システムが安定して作動し、運
転者側が予期しないバッテリーの電圧低下を避けること
ができ、電装品の使用中に電装品が使用不可能になった
り、走行をスタートするべくエンジンを駆動させようと
したときにスタート不良になったり、走行中にエンジン
駆動が正常に行われない等の不都合を防止することがで
きる。
【0046】このとき報知手段の一部があらかじめ車両
に備えられているヘッドライト等の光やホーン,オーデ
ィオ等の音響装置により構成されていることで、必要以
上に付加装置を設けることなく報知手段を形成すること
ができるが、本実施形態の場合は音声ユニット以外の報
知手段を運転者側が選択することができ、運転者等にと
って必要な報知手段のみを作動させることができ、不要
な消費電力を使用する必要がない。
【0047】なお上記異常処理のサブルーチンに入る
と、タイマにより所定時間処理が停止せしめられ、その
後エンジンの動作チェックが行われるため、タイマ終了
時にエンジンが回転している場合、すなわち上記エンジ
ン停止手段によってエンジンが停止せしめられた後に、
車両を走行させるために運転者等がエンジンを始動させ
た場合には、異常処理ルーチンに含まれる前述の報知規
制手段により音声ユニットやホーン,ライト等の報知手
段17による運転者等への充電異常の報知が行われな
い。
【0048】すなわち前述のようにエンジン停止手段の
作動によるエンジン停止後タイマ作動中にエンジンを手
動スタートさせる場合は、運転者等が車両を走行せしめ
る意識があり、これにともないエンジンが一旦停止する
に過ぎないため、特に充電システムのエラーとはいえ
ず、このため報知手段17による運転者側へのエラー報
知は行われず、システムは停止し、つまり不要な警告は
発生しない構造となっており、不必要な報知が行われ
ず、運転操作の妨げ等にならない。
【0049】一方盗難防止等のために、規制手段(エン
ジンの始動条件)にイグニッションキーが抜かれている
か否かのチェック、ドアロックがなされているか否かの
チェックを加え、イグニッションキーが抜かれている、
又はドアロックがなされている、あるいはイグニッショ
ンキーが抜かれ、且つドアロックがなされている場合に
エンジンの自動スタートを行うように構成してもよい。
【0050】これにより車両の盗難が防止されるため、
警察等で使用する緊急自動車等のように特にセキュリテ
ィーが重要な車両に対してもセキュリティーを犠牲にす
ることはない。
【0051】なお以上に示した説明は対象車両が警察等
で使用する緊急自動車であることを前提に説明したが、
例えばいわゆるRV(レジャービーグル)車のようない
わゆるアウトドアでの使用を前提とした自動車(アウト
ドア車)等においても同様な条件にあり、これらアウト
ドア車に上記充電システムを塔載しても上記同様の効果
を得ることができ、エンジンの始動や駆動にバッテリー
の電圧低下による悪影響を与えることなく、電装品を安
定使用することができる。
【0052】また上記実施形態においては車両を対象と
する場合につき説明したが、停船状態でバッテリー電源
で電装品等を駆動させる小型船舶等にも利用できるもの
である。
【0053】
【発明の効果】以上のように構成される本発明の構造に
よると、エンジンを停止しての停車中に電装品を作動さ
せる場合、バッテリーの電圧が所定値以下になると自動
的にエンジンを始動せしめてバッテリーを充電し、バッ
テリーの電圧が基準値以上となるとエンジンを停止せし
めるため、電装品を安定使用することができるととも
に、走行等のためのエンジンの始動及び駆動にバッテリ
ー電圧の低下による悪影響を与えることがなく、且つ停
車中のエンジンの駆動(アイドリング)を最小限とする
ことができ、燃料の浪費や自然環境への悪影響等を最小
限とすることができるという効果がある。またバッテリ
ーに対するダメージが少なくなるためバッテリーの寿命
を必要以上に短くしないという利点もある。
【0054】一方規制手段あるいはエンジン停止手段を
設けることにより、車両等の移動体がエンジンの始動条
件が整わない場合に規制手段によりエンジンの自動始動
(駆動)が規制せしめられ、あるいは制御装置による充
電中(エンジンの始動後)に移動体をエンジンにより移
動せしめるための操作を行うこと等でエンジンの始動条
件の少なくとも一部が欠落した場合にはエンジン停止手
段によりエンジンの回転が強制終了せしめられるためシ
ステムはより安全である。
【0055】特に車両のドア又はボンネットが開いてい
る場合、シフトレバーが車両等の移動体を走行せしめる
ポジションにある場合、パーキングブレーキが解除状態
にある時等に規制手段及びエンジン停止手段が作動する
構造とすることで、停車(停止)状態の条件のまま車両
等の移動体の走行が開始されることがなく、エンジンの
駆動による運転者側の予期しない車両(移動体)の走行
(移動)や、ボンネットを開けてのメンテナンス中のエ
ンジンの始動等を避けることができる。
【0056】このとき規制手段又はエンジン停止手段の
作動によりエンジンが作動しない状態は報知手段により
移動体のオペレータ(例えば車両の運転者や同乗者)に
報知されるため、オペレータ側は電装品の使用によりバ
ッテリーの電圧が低下しているにもかかわらず、充電が
行われていないことを容易に認知することができ、これ
により何らかの対応、例えばエンジンの駆動条件を整え
ることや、電装品のスイッチを切ることや、手動でエン
ジンを始動せしめる等を比較的早い時期に行うことがで
きる。
【0057】これによりオペレータ側が予期しないバッ
テリーの電圧低下を避けることができ、電装品の使用中
に電装品が使用不可能になったり、走行をスタートする
べくエンジンを駆動させようとしたときにスタート不良
になったり、走行中にエンジン駆動が正常に行われない
等の不都合を防止することができ、警察等で使用する緊
急自動車等に容易に使用することができる。
【0058】ただし運転者等が移動体を移動させようと
する操作に起因して報知手段の作動を規制する(報知手
段を作動させない)報知規制手段を設ける場合は、運転
者等が意識して移動体を移動させる際に報知手段による
運転者側への上記エラー報知は行われず、つまり不要な
警告は発生せず、運転操作の妨げ等にならない。
【0059】そして報知手段の一部あるいは全部をあら
かじめ車両等の移動体に備えられているライト等の光や
ホーン,オーディオ等の音響装置により構成すること
で、必要以上に付加装置を設けることなく報知手段を形
成することができ、報知手段を安価に且つ容易に構成せ
しめることができるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】充電システムのブロック図である。
【図2】制御装置の作動フローチャートである。
【図3】充電処理のサブルーチンのフローチャートであ
る。
【図4】異常処理のサブルーチンのフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 制御装置 6 バッテリー電圧センサ(電圧センサ) 17 報知手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリーと該バッテリーをスタータ電
    源とするエンジンとエンジンの駆動により上記バッテリ
    ーを充電する充電機と、バッテリーを電源とする電装品
    とを備えた車両等の移動体において、エンジン停止時の
    バッテリーの電圧低下を検知する電圧センサ(6)と、
    バッテリーの電圧が所定の基準電圧を越え又は不足した
    際に、上記エンジンを停止させ又は始動させる制御装置
    (1)とを設け、該制御装置(1)に、移動体がエンジ
    ンの始動条件が整わない場合に、これを検知してエンジ
    ンの始動を行わせないように規制する規制手段と、規制
    手段の作動によってエンジンが作動しない場合に上記移
    動体のオペレータに報知する報知手段(17)を設けて
    なるエンジンを有する車両等の充電システム。
  2. 【請求項2】 制御装置(1)によるエンジンの始動後
    に、エンジンの始動条件の少なくとも一部が欠落すると
    エンジンを停止せしめるエンジン停止手段を制御装置
    (1)に設けた請求項1のエンジンを有する車両等の充
    電システム。
  3. 【請求項3】 規制手段が、少なくとも移動体のドア又
    はボンネットが開いている場合、シフトレバーが移動体
    を移動せしめるポジションにある場合、パーキングブレ
    ーキが解除状態にある時に作動する手段である請求項1
    又は2のエンジンを有する車両等の充電システム。
  4. 【請求項4】エンジン停止手段が、少なくとも移動体の
    ドア又はボンネットが開いている場合、シフトレバーが
    移動体を移動せしめるポジションにある場合、パーキン
    グブレーキが解除状態にある時に作動する手段である請
    求項1又は2又は3のエンジンを有する車両等の充電シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 報知手段が移動体に備えられた光あるい
    は音響装置からなる請求項1又は2又は3又は4のエン
    ジンを有する車両等の充電システム。
  6. 【請求項6】 制御装置(1)側に、移動体を移動せし
    める操作に起因して報知手段の作動を規制せしめる報知
    規制手段を設けた請求項1又は2又は3又は4又は5の
    エンジンを有する車両等の充電システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009024668A (ja) * 2007-07-23 2009-02-05 Nissan Motor Co Ltd 車両用発電機の制御装置
JP2014047709A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Mazda Motor Corp 車両用電源装置およびその制御方法
JP2016159805A (ja) * 2015-03-03 2016-09-05 ヤンマー株式会社 船舶
JP2019129453A (ja) * 2018-01-25 2019-08-01 株式会社Ihiエアロスペース 無人移動体の遠隔操縦方法及び無人移動体の遠隔操縦システム

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