JP2001105891A - 自動車ウインドー用カバー - Google Patents

自動車ウインドー用カバー

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JP2001105891A
JP2001105891A JP28712099A JP28712099A JP2001105891A JP 2001105891 A JP2001105891 A JP 2001105891A JP 28712099 A JP28712099 A JP 28712099A JP 28712099 A JP28712099 A JP 28712099A JP 2001105891 A JP2001105891 A JP 2001105891A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】風に飛ばされたり、盗難に遭ったりすることな
く、かつ、取り扱いが容易であって、しかも、収納管理
しやすい自動車ウインドー用カバーを提供すること。 【解決手段】自動車のウインドー5を被覆して、日光に
よる車内の昇温と、低温時におけるウインドー5の凍結
とを防止可能とした自動車ウインドー用カバーAであっ
て、略矩形形状に成形され、長手方向に山・谷の折り目
が設けられたカバー本体1と、同カバー本体1に取付け
られ、車内に着脱自在に取付け可能とした取付手段4
と、前記折り目を介して、カバー本体1を屈曲方向に付
勢するカバー本体折り畳み手段2とを具備する構成とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車ウインド
ー用カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車ウインドー用カバーとし
て、特に、フロントガラスカバーは多種多様なものが提
案されている。
【0003】日差しが射し込み、車内が昇温することを
防止するためには、インストロメントパネルの上に立て
る方式がよく知られており、これは、車内に設置される
ので盗難のおそれもない。
【0004】しかし、これでは、冬季におけるフロント
ガラスの凍結を防止することができない。
【0005】両方を満足させるものとしては、吸盤など
でフロントガラス外面に取付ける方式のものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、フロントガ
ラス外面に吸盤などで取り付けるようにした従来のカバ
ーは、下記に示すような課題が残されていた。
【0007】(1)簡単に着脱できるために盗難のおそ
れがある。
【0008】(2)風などで飛ばされるおそれがある。
【0009】(3)カバー自体には腰がないので、収納
時に形良く折り畳み、きちんと収納管理することが難し
い。
【0010】本発明は、上記課題を解決することのでき
る自動車ウインドー用カバーを提供すること目的として
いる。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するために、請求項1記載の本発明では、自動車のウイ
ンドーを被覆して、日光による車内の昇温と、低温時に
おけるウインドーの凍結とを防止可能とした自動車ウイ
ンドー用カバーであって、略矩形形状に成形され、長手
方向に一定の間隔をあけて山・谷の折り目が設けられた
カバー本体と、同カバー本体の左右端部に連設した伸延
部材の先端に取付けられ、サイドドア取付け開口から進
入させ、車内に着脱自在に取付け可能とした取付手段
と、前記折り目を介して、カバー本体を屈曲方向に付勢
するカバー本体折り畳み手段とを具備し、不使用時に
は、カバー本体が蛇腹状に折り畳まれた状態を維持し、
使用に際しては、前記カバー本体折り畳み手段に抗して
カバー本体を左右に展開可能とした。
【0012】また、請求項2記載の本発明では、上記カ
バー本体折り畳み手段は、引っ張りコイルバネを筒状体
内に配設するとともに、同筒状体をカバー本体の折り目
の上半部に取り付け、さらに、前記引っ張りコイルバネ
の先端に、前記カバー本体の長手端縁に沿って通した紐
体の中途を連結して構成した。
【0013】また、請求項3記載の本発明では、上記カ
バー本体折り畳み手段は、カバー本体の折り目に設けた
スプリング付ヒンジにより構成した。
【0014】また、請求項4記載の本発明では、上記カ
バー本体の中央を長手方向に縦断する折り目を設け、蛇
腹状に折り畳んだ状態から、さらに二つ折可能とした。
【0015】さらに、請求項5記載の本発明では、自動
車のウインドーを被覆して、日光による車内の昇温と、
低温時におけるウインドーの凍結とを防止可能とした自
動車ウインドー用カバーであって、湾曲したフロントガ
ラスに対応するように、略逆扇形形状に成形したカバー
本体と、大径部から小径部へと漸次先細り状に形成し、
前記カバー本体の基端を連結するとともに、スプリング
の復元力により巻取り可能とし、カバー本体が撓むこと
なく巻き取り可能とした錘状ローラと、同錘状ローラを
収納し、カバー本体の出入用スリットを設けるととも
に、フロントガラスに載置可能に構成したケーシング
と、前記カバー本体の左右端部に連設した伸延部材の先
端に取付けられ、サイドドア取付け開口から進入させ、
車内に着脱自在に取付け可能とした取付手段とを具備す
ることとした。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明は、自動車のウインドーを
被覆して、日光による車内の昇温と、低温時におけるウ
インドーの凍結とを防止可能とした自動車ウインドー用
カバーであって、略矩形形状に成形され、長手方向に一
定の間隔をあけて山・谷の折り目が設けられたカバー本
体と、同カバー本体の左右端部に連設した伸延部材の先
端に取付けられ、サイドドア取付け開口から進入させ、
車内に着脱自在に取付け可能とした取付手段と、前記折
り目を介して、カバー本体を屈曲方向に付勢するカバー
本体折り畳み手段とを具備し、不使用時には、カバー本
体が蛇腹状に折り畳まれた状態を維持し、使用に際して
は、前記カバー本体折り畳み手段に抗してカバー本体を
左右に展開可能としたものである。
【0017】本カバーは、特に、自動車のフロントガラ
スに好適に用いることができ、同フロントガラスと略同
形に成形されたカバー本体に、あらかじめ長手方向に一
定の間隔をあけて山・谷の折り目を設けておき、蛇腹状
に折り畳み可能としている。
【0018】そして、前記折り目部分に、カバー本体を
屈曲方向に付勢するカバー本体折り畳み手段を設け、カ
バー本体は、通常、蛇腹状に折り畳まれた状態となるよ
うにしている。
【0019】しかも、カバー本体の左右端部に、自動車
のサイドドアを開けて車内に差し込める取付手段を設け
ているので、カバー本体を取付けてサイドドアを閉じる
と、ドアによる挟持力でカバー本体はしっかりと保持さ
れることになり、風などで飛ばされるおそれもなく、か
つ、盗難に遭うこともない。
【0020】上記カバー本体折り畳み手段としては、引
っ張りコイルバネを筒状体内に配設するとともに、同筒
状体をカバー本体の折り目の上半部に取り付け、さら
に、前記引っ張りコイルバネの先端に、前記カバー本体
の長手端縁に沿って通した紐体の中途を連結して構成す
ることができる。
【0021】すなわち、通常、紐体は引っ張りコイルバ
ネによって筒状体内に引き込まれた状態となっており、
この状態ではカバー本体は蛇腹状に折り畳まれている
が、紐体を左右に引っ張れば、カバー本体は容易に展開
される。
【0022】そして、この紐体の先端に、吸盤などの取
付手段を連設しておけば、カバー本体を装着するに際し
ては、先ず、フロントガラスの内側に一方の吸盤を吸着
させた後、紐体を筒状本体から引き出しながらカバー本
体を展開してフロントガラスの外面を被覆し、他方の吸
盤を反対側のサイドドア側から車内に引き込んでフロン
トガラス内側に吸着して、左右のサイドドアを閉じると
装着が終了するものである。
【0023】あるいは、上記カバー本体折り畳み手段と
して、カバー本体の折り目に設けたスプリング付ヒンジ
により構成することもできる。
【0024】これについても、通常、カバー本体はスプ
リングの付勢力によって、折り目に沿って蛇腹状に畳ま
れており、フロントガラスへの装着に際しては、容易に
展開することができる。
【0025】また、カバー本体の中央を長手方向に縦断
する折り目を設けることが好ましく、この折り目によっ
て、蛇腹状に畳まれたカバー本体を、さらに、容易に二
つ折りすることができ、極めてコンパクトな状態で収納
することができる。
【0026】このように、本発明によれば、簡単に着脱
でき、しかも風などで飛ばされたり盗難に遭うおそれが
なく、さらに、収納時にはコンパクトにきちんと収納管
理することできる。
【0027】また、他の実施形態として、湾曲したフロ
ントガラスに対応するように、略逆扇形形状に成形した
カバー本体と、大径部から小径部へと漸次先細り状に形
成し、前記カバー本体の基端を連結するとともに、スプ
リングの復元力により巻取り可能とし、カバー本体が撓
むことなく巻き取り可能とした錘状ローラと、同錘状ロ
ーラを収納し、カバー本体の出入用スリットを設けると
ともに、フロントガラスに載置可能に構成したケーシン
グと、前記カバー本体の左右端部に連設した伸延部材の
先端に取付けられ、サイドドア取付け開口から進入さ
せ、車内に着脱自在に取付け可能とした取付手段とを具
備する構成とすることもできる。
【0028】これは、カバー本体を単に矩形形状とする
と、フロントガラスは湾曲しているので、装着時にガラ
ス面との間に間隙が生じることを防止したもので、略密
着状態に装着できるので、間隙内に風が入ったりするこ
とがなく、なおかつ凍結防止効果が向上する。
【0029】しかも、カバー本体を巻回した錘状ローラ
を収納するケーシングをフロントガラス上に載置した状
態でカバー装着するので、取付作業、巻き取り作業が容
易に行え、使い勝手か良好となる。
【0030】さらに、ケーシング内にカバー本体は巻き
取られるので、不使用時における収納管理が容易であ
る。
【0031】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照しなが
ら具体的に説明する。
【0032】(第1実施例)図1は第1実施例に係る自
動車ウインドー用カバー( 以下「 カバーA」という)の
正面図である。
【0033】カバーAは防水加工された合成繊維製とし
ており、図示するように、矩形形状に成形したカバー本
体1に、長手方向に一定の間隔で山部a(実線で示す)
と谷部b(破線で示す)からなる複数の折り目と、長手
方向に縦断する二つ折り用の折り目c(一点差線で示
す)とを設けている。なお、山部aと谷部bというのは
カバー本体1の表面側から見たものである。
【0034】そして、カバー本体1の両端上半部と、同
じくカバー本体1の上半部における複数の折り目のう
ち、適宜間隔をあけた谷部bにカバー本体折り畳み手段
であるカバー折曲具2を取付けている。
【0035】カバー本体1の長手側をなす上端縁には、
前記カバー折曲具2を介して、自動車内に進入させる伸
延部材としての紐体3を取付けており、同紐体3の先端
に各々吸盤4を取付けるとともに、カバー本体1の下半
左右端部にも吸盤4を取り付けている。
【0036】図2及び図3にカバー折曲具2の断面視に
よる説明図を、図4にカバー本体1の折り畳み状態を示
す平面図、図5に同斜視図を示している。
【0037】カバー折曲部2は、図2に示すように、筒
状体20内に引っ張りコイルバネ21を配設しており、同コ
イルバネ21の上端に紐体3の中途を結着している。22は
引っ張りコイルバネ21の基端を固着するピンである。
【0038】したがって、通常は、図2に示すように、
紐体3は引っ張りコイルバネ21によって筒状体20内に引
き込まれた状態となっており、この状態では、カバー本
体1は図4及び図5に示すように蛇腹状に折り畳まれて
いるが、紐体3を左右に引っ張れば、図3に示すよう
に、引っ張りコイルバネ21が伸延し、図1に示したよう
にカバー本体1は容易に展開される。
【0039】また、前述したように、カバー本体1に二
つ折り用の折り目cを設けていることから、カバー本体
1を蛇腹状に折り畳んだ状態では、図6に示すように、
これをさらに二つ折りすることができる。
【0040】しかも、カバー折曲部2の筒状体20の下端
が略折り目cに位置するので、この下端を折曲点とし
て、より簡単に二つ折り可能となっている。
【0041】したがって、素早く折り畳むことができ、
不使用時においては、コンパクトな状態で簡単に収納す
ることができる。
【0042】図7に、本実施例に係るカバーAを実際に
自動車のフロントガラス5に装着する場合の作業状態説
明図を示す。
【0043】すなわち、本実施例に係るカバーAは、自
動車のフロントガラス5への装着に好適な仕様としてお
り、カバー本体1の大きさはフロントガラス5を被覆す
るに必要十分な大きさとしている。
【0044】図示するように、カバーAをフロントガラ
ス5に装着する場合は、先ず、サイドドア6を開けて、
同サイドドア取付開口7から車内へ紐体3の一側先端を
進入させ、吸盤4をフロントガラス5の内側面に取り付
ける。
【0045】そして、他側の紐体3を引き伸ばしてカバ
ー本体1を展開させながら、フロントガラス5を覆い、
反対側のサイドドア6を開けて紐体3を車内に入れ、前
述したように吸盤4をフロントガラス5の内側面に取り
付ける。次いで、カバー本体1の下半両端部に設けた吸
盤4をフロントガラス5の表面に取付け、両サイドドア
6を閉じることでカバー装着作業を終える。
【0046】カバーAを取り外す場合は、両サイドドア
6を開けた後に、上記と逆の手順を行えばよい。
【0047】このように、本実施例に係るカバーAは、
簡単に装着・取り外しが行え、使い勝手が良好であり、
しかも、装着時には、紐体3がサイドドア6により挟持
されることでしっかりと保持されるので、風で飛ばされ
たり、盗難に遭うおそれがない。
【0048】また、取り外した後は、小さくコンパクト
に折り畳めるので、車内やトランクルーム内に場所をと
ることなくきちんと収納することができる。
【0049】(第2実施例)次に、図8〜図10に示す
第2実施例を説明する。
【0050】図8は第2実施例に係るカバーBの説明
図、図9は同カバーBの一部を省略した平面図、図10
は同カバーBの取付具3'の説明図である。なお、第1実
施例と同一構成要素については同一符号で示している。
【0051】図8に示すように、カバーBは、フロント
ガラス5に合わせた大きさのカバー本体1に、第1実施
例同様の山部a及び谷部bからなる蛇腹用の折り目と二
つ折用の折り目cとを設けている。
【0052】本実施例において、第1実施例と大きく異
なるのは、カバー本体折り畳み手段であるカバー折曲具
2を、図8に示すように、スプリング付ヒンジ2'により
構成したことにある。
【0053】スプリング付ヒンジ2'は、弦巻バネ25を取
付けた心棒26に蝶板27,27 を枢支したもので、折り目の
山部aの裏側に、一つおきに取付けられている。
【0054】かかる構成によっても、カバー本体1は図
9に示すように蛇腹状に折り畳まれることになり、ま
た、簡単に展開することも可能となる。
【0055】また、図8において、3'は取付具であり、
基端をカバー本体1に縫着した合成繊維製のベルト31に
吸盤4'を取付けて構成している。また、11はカバー本体
1を取り扱いやすくするための棒状の骨材であり、カバ
ー本体1の上半端部に縫着している。
【0056】また、図10に示すように、取付具3'は、
ベルト31の先端を折り返して重合した部分に吸盤4'を取
付け、しかも、吸盤4'の裏面端部に突起41を設け、同突
起41をベルト31の折り返し部分31a に係合している。
【0057】したがって、折り返し部分31a を持って扱
えば、吸盤4'の着脱が極めて容易に行える。
【0058】(第3実施例)次に、図11〜図14を参
照しながら第3実施例に係るカバーCについて説明す
る。
【0059】図11は第3実施例に係るカバーCの説明
図、図12は同カバーCのカバー本体1の引き出し動作
を示す説明図、図13及び図14は同カバーCの装着手
順を示す説明図である。
【0060】図11に示すように、カバーCは、湾曲し
たフロントガラス5に対応するように、略逆扇形形状に
成形したカバー本体1と、大径部80から小径部81へと漸
次先細り状に形成するとともに、前記カバー本体1の基
端を連結して、カバー本体1を撓ませることなく巻き取
り可能とした錘状ローラ8とを具備している。
【0061】なお、同錘状ローラ8は、市販されている
巻取り機構が採用されており、図示しないスプリングの
復元力によりカバー本体1を巻取り可能としている。
【0062】さらに、かかる錘状ローラ8を、カバー本
体1の出入用スリット90を設けたケーシング9中に収納
配設している。
【0063】かかるケーシング9は、底面91をフロント
ガラス5に載置可能な略平面状に形成するとともに、取
り扱う上で怪我などしないように、ケーシング外側面92
を略蒲鉾状に形成している。
【0064】また、カバー本体1の先端部の上下角部に
吸盤4を取付けるとともに、ケーシング9から伸延させ
た取付部33の先端部にもやはり吸盤4を取付けている。
かかる取付部33は、ベルト34により略コ字状に形成した
もので、吸盤4は、取付部33の角部にそれぞれ取付けら
れている。
【0065】上記した構成により、図12に示すよう
に、カバー本体1はケーシング9から手で容易に引き出
すことができ、また、引出す力を無くしてしまえば、す
なわち手を離せば、巻き取り機構によって自動的にケー
シング9内に引き込まれる。
【0066】本実施例にかかるカバーCを実際にフロン
トガラス5に装着する場合について説明すると、図13
及び図14に示すように、先ず、フロントガラス5上に
ケーシング9を載置するとともに、サイドドア6を開け
て、同サイドドア取付開口7から車内へケーシング9側
の取付部33先端を進入させ、吸盤4をフロントガラス5
の内側面に取り付ける(図13)。
【0067】そして、カバー本体1をケーシング9 内か
ら引き出しながら、カバー本体1でフロントガラス5を
覆い、反対側のサイドドア6を開けてカバー本体1側の
取付具33を車内に入れ、ここでも吸盤4をフロントガラ
ス5の内側面に取り付ける(図14)。
【0068】次いで、カバー本体1の先端側に設けた吸
盤4をフロントガラス5の表面に取付け、両サイドドア
6を閉じることでカバー装着作業を終えるものである。
【0069】カバーCを取り外す場合は、両サイドドア
6を開けた後に、上記と逆の手順を行えばよい。
【0070】このように、本実施例においても、簡単に
カバーCの着脱が行えるとともに、カバー本体1がフロ
ントガラス5の湾曲に対応した形状となっているため
に、フロントガラス5と略密着状態に装着できるので、
特に、冬季におけるフロントガラス5の凍結防止に極め
て有効となる。
【0071】しかも、ケーシング9内にカバー本体1が
巻き取られるので、不使用時にあっては収納管理が容易
である。
【0072】ところで、本実施例の変形例として、図1
5に示す構成とすることもできる。すなわち、この変形
例に係るカバーC’は、カバー本体1の構成を異ならせ
たものであり、ここでは、カバー本体1をあらかじめフ
ロントガラス5に対応させて逆扇形に成形せずに、中途
に複数のギャザー部13を設け、同ギャザー部13の上端を
縫着し、下端は伸縮するバンド体14を取付けている。15
は縫着部である。
【0073】かかる構成とすれば、カバー本体1の下縁
部の長さの調整が自由になるので、フロントガラス5の
湾曲に追従して変形し、同フロントガラス5と略密着状
態で装着することが可能となって、先に示した効果と同
等な効果を奏する。
【0074】以上、各実施例を通して本発明を説明した
が、本発明は実施例の構成に限定されるものではない。
【0075】
【発明の効果】本発明は上記のような形態で実施される
もので、以下の効果を奏する。
【0076】請求項1記載の本発明では、自動車のウ
インドーを被覆して、日光による車内の昇温と、低温時
におけるウインドーの凍結とを防止可能とした自動車ウ
インドー用カバーであって、略矩形形状に成形され、長
手方向に一定の間隔をあけて山・谷の折り目が設けられ
たカバー本体と、同カバー本体の左右端部に連設した伸
延部材の先端に取付けられ、サイドドア取付け開口から
進入させ、車内に着脱自在に取付け可能とした取付手段
と、前記折り目を介して、カバー本体を屈曲方向に付勢
するカバー本体折り畳み手段とを具備し、不使用時に
は、カバー本体が蛇腹状に折り畳まれた状態を維持し、
使用に際しては、前記カバー本体折り畳み手段に抗して
カバー本体を左右に展開可能としたことにより、装着時
に風などで飛ばされるおそれもなく、かつ、盗難に遭う
こともない。しかも、収納管理も容易となる。
【0077】カバー本体折り畳み手段は、引っ張りコ
イルバネを筒状体内に配設するとともに、同筒状体をカ
バー本体の折り目の上半部に取り付け、さらに、前記引
っ張りコイルバネの先端に、前記カバー本体の長手端縁
に沿って通した紐体の中途を連結して構成したことによ
り、簡単な構成でカバー本体を通常は蛇腹状に畳まれた
状態を維持し、必要時には簡単に展開可能となって、使
い勝手が良好となる。また、筒状体をカバー本体の折り
目の上半部に取り付けているために、蛇腹状としたカバ
ー本体をさらに二つ折りしやすい。
【0078】カバー本体折り畳み手段は、カバー本体
の折り目に設けたスプリング付ヒンジにより構成したこ
とにより、簡単な構成でカバー本体を通常は蛇腹状に畳
まれた状態を維持し、必要時には簡単に展開可能となっ
て、使い勝手が良好となる。
【0079】カバー本体の中央を長手方向に縦断する
折り目を設け、蛇腹状に折り畳んだ状態から、さらに二
つ折可能としたことにより、極めてコンパクトな状態で
収納することができる。
【0080】自動車のウインドーを被覆して、日光に
よる車内の昇温と、低温時におけるウインドーの凍結と
を防止可能とした自動車ウインドー用カバーであって、
湾曲したフロントガラスに対応するように、略逆扇形形
状に成形したカバー本体と、大径部から小径部へと漸次
先細り状に形成し、前記カバー本体の基端を連結すると
ともに、スプリングの復元力により巻取り可能とし、カ
バー本体が撓むことなく巻き取り可能とした錘状ローラ
と、同錘状ローラを収納し、カバー本体の出入用スリッ
トを設けるとともに、フロントガラスに載置可能に構成
したケーシングと、前記カバー本体の左右端部に連設し
た伸延部材の先端に取付けられ、サイドドア取付け開口
から進入させ、車内に着脱自在に取付け可能とした取付
手段とを具備することとしたことにより、装着時にガラ
ス面との間に間隙が生じることがなく、略密着状態に装
着できるので、間隙内に風が入ったりせずに吹き飛ばさ
れたりするおそれがなく、なおかつ凍結防止効果が向上
する。しかも、カバー本体を巻回した錘状ローラを収納
するケーシングをフロントガラス上に載置した状態でカ
バー装着するので、取付作業、巻き取り作業が容易に行
え、使い勝手が良好となる。さらに、ケーシング内にカ
バー本体は巻き取られるので、不使用時における収納管
理が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る自動車ウインドー用カバーの
正面図である。
【図2】カバー折曲具の断面視による説明図である。
【図3】カバー折曲具の断面視による説明図である。
【図4】カバー本体の折り畳み状態を示す平面図であ
る。
【図5】同カバー本体の折り畳み状態を示す斜視図であ
る。
【図6】カバー本体を二つ折した状態を示す斜視図であ
る。
【図7】カバーをフロントガラスに装着する場合の作業
状態説明図である。
【図8】第2実施例に係るカバーの説明図である。
【図9】同カバーの一部を省略した平面図である。
【図10】同カバーの取付具の説明図である。
【図11】第3実施例に係るカバーの説明図である。
【図12】同カバーのカバー本体の引き出し動作を示す
説明図である。
【図13】同カバーの装着手順を示す説明図である。
【図14】同カバーの装着手順を示す説明図である。
【図15】同カバーの変形例を示す説明図である。
【符号の説明】
A、B、C 自動車ウインドー用カバー 1 カバー本体 2 カバー折曲具(カバー本体折り畳み手段) 3 紐体 4 吸盤(取付手段) 5 フロントガラス(ウインドー) 8 錘状ローラ 9 ケーシング 20 筒状体 21 引っ張りコイルバネ 80 大径部 81 小径部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車のウインドーを被覆して、日光によ
    る車内の昇温と、低温時におけるウインドーの凍結とを
    防止可能とした自動車ウインドー用カバーであって、 略矩形形状に成形され、長手方向に一定の間隔をあけて
    山・谷の折り目が設けられたカバー本体と、 同カバー本体の左右端部に連設した伸延部材の先端に取
    付けられ、サイドドア取付け開口から進入させ、車内に
    着脱自在に取付け可能とした取付手段と、 前記折り目を介して、カバー本体を屈曲方向に付勢する
    カバー本体折り畳み手段とを具備し、 不使用時には、カバー本体が蛇腹状に折り畳まれた状態
    を維持し、使用に際しては、前記カバー本体折り畳み手
    段に抗してカバー本体を左右に展開可能としたことを特
    徴とする自動車ウインドー用カバー。
  2. 【請求項2】カバー本体折り畳み手段は、引っ張りコイ
    ルバネを筒状体内に配設するとともに、同筒状体をカバ
    ー本体の折り目の上半部に取り付け、さらに、前記引っ
    張りコイルバネの先端に、前記カバー本体の長手端縁に
    沿って通した紐体の中途を連結して構成したことを特徴
    とする請求項1記載の自動車ウインドー用カバー。
  3. 【請求項3】カバー本体折り畳み手段は、カバー本体の
    折り目に設けたスプリング付ヒンジにより構成したこと
    を特徴とする請求項1記載の自動車ウインドー用カバ
    ー。
  4. 【請求項4】カバー本体の中央を長手方向に縦断する折
    り目を設け、蛇腹状に折り畳んだ状態から、さらに二つ
    折可能としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    1項に記載の自動車ウインドー用カバー。
  5. 【請求項5】自動車のウインドーを被覆して、日光によ
    る車内の昇温と、低温時におけるウインドーの凍結とを
    防止可能とした自動車ウインドー用カバーであって、湾
    曲したフロントガラスに対応するように、略逆扇形形状
    に成形したカバー本体と、 大径部から小径部へと漸次先細り状に形成し、前記カバ
    ー本体の基端を連結するとともに、スプリングの復元力
    により巻取り可能とし、カバー本体が撓むことなく巻き
    取り可能とした錘状ローラと、 同錘状ローラを収納し、カバー本体の出入用スリットを
    設けるとともに、フロントガラスに載置可能に構成した
    ケーシングと、 前記カバー本体の左右端部に連設した伸延部材の先端に
    取付けられ、サイドドア取付け開口から進入させ、車内
    に着脱自在に取付け可能とした取付手段とを具備するこ
    とを特徴とする自動車ウインドー用カバー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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