JP2001104423A - マッサージ装置 - Google Patents

マッサージ装置

Info

Publication number
JP2001104423A
JP2001104423A JP29125199A JP29125199A JP2001104423A JP 2001104423 A JP2001104423 A JP 2001104423A JP 29125199 A JP29125199 A JP 29125199A JP 29125199 A JP29125199 A JP 29125199A JP 2001104423 A JP2001104423 A JP 2001104423A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction force
reaction
supporting means
push ball
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29125199A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Kawaguri
正明 河栗
Shigeru Shirai
白井  滋
Satoshi Furuta
聡 古田
Koji Oka
浩二 岡
Tsuneo Akutsu
統雄 垰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP29125199A priority Critical patent/JP2001104423A/ja
Publication of JP2001104423A publication Critical patent/JP2001104423A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Massaging Devices (AREA)
  • Finger-Pressure Massage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 過度の指圧様の刺激にならない空気圧利用の
マッサージ機において反力を作用させながら肩・四肢等
へ十分な揉み解し力を伝えるマッサージ装置を提供す
る。 【解決手段】 略円弧状の反力体支持手段21に固設し
た反力体22に被マッサージ箇所の押圧側の反対側を当
接させながら筒状中空体15に当接した押し玉14で押
圧することで、反力を作用させながら十分な揉み解し力
を身体に伝えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は家庭用マッサージに
用いる装置で、特に空気の圧力で押し玉を摺動させ物理
的マッサージ作用を与えるマッサージ装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】筋緊張をほぐす目的で、従来から家庭に
おいて揉み玉等による物理的マッサージ装置が広く用い
られてきた。スポーツによる筋肉疲労、肩こり、腰痛な
どは、患部周辺の筋肉の血管が収縮し、筋緊張がとれな
いで鈍痛感、疲労感が長引くことがある。物理的マッサ
ージ装置は該当個所を物理的に揉み解すことにより、血
行を促進させ筋緊張をほぐす効果がある。
【0003】この家庭用マッサージ装置の代表的なもの
は椅子型マッサージ機で、椅子型体に揉み動作、叩き動
作等をなすマッサージ機構を内蔵したもので、椅子型体
はマッサージ機構が内蔵された背もたれ部と、背もたれ
部の下端に連設される座部と、座部の先端に延設される
足載せ部と、同背もたれ部の上端に延設される頭当接部
とで形成されているものがよく知られている。背もたれ
部、座部、足載せ部、頭当接部等は相互間で角度が調節
できるように回動自在に連結されている。そして揉み玉
が背もたれ部の表装材の裏側に沿って移動し、モーター
駆動等により指圧様の動作を行い、マッサージ作用を施
す。
【0004】これらのモーター駆動等のマッサージは、
揉み玉等を機械的に前後・上下等に揺動させる構成であ
り、使用者が背もたれ部等の身体支持手段への体重の預
け方により、過度の指圧様の刺激になり、これを回避す
るため安全装置により揉み玉等を過度の荷重がかかった
場合、動作を停止する構成になっていた。そこでマッサ
ージ動作を止めることなく身体押圧力を調整する機械式
のマッサージ機が考案されている。例えば特開平7−5
9825号公報では、マッサージ動作を行う左右一対の
施療子と、両施療子の間隔の調節機構と、両施療子によ
るマッサージ動作の強弱の調節機構とを備えたマッサー
ジ機において、これら調節機構による調節動作がマッサ
ージ動作中の施療子に対してのみ作動可能となってい
て、マッサージ動作を行っている最中の施療子を動かし
て強弱調節や間隔調節を行うために、強くし過ぎてしま
ったり、間隔を狭くし過ぎてしまうことがなく、使用者
に過大な負荷を加えてしまうことがないマッサージ機が
考案されている。
【0005】しかし、これらのモーター駆動等のマッサ
ージ機において、使用者に過大な負荷を加えてしまうこ
とがないようにするためには、特開平7−59825号
公報の例に見られる調節機構等が必要になり、複雑な構
成になることは避けられなかった。構造の複雑化及び大
型化を避けようとするものとして、空気圧を用いて駆動
するマッサージ機が考案されている。その中で、空気圧
を用いて肩・四肢等の身体の特定の部位をマッサージす
る局部マッサージ機として、特開平7ー124214号
公報では人手によるような充分な揉み効果がえられるエ
アマッサージ装置を提供することを目的として人体のマ
ッサージ箇所が当接される凹状受部を形成し、凹状受部
の相対向する側面には空気袋をそれぞれ配設したエアマ
ッサージ装置が考案されている。
【0006】これは図9に示すとおり、次のような構成
である。マッサージ椅子の背もたれ部上部には、首をマ
ッサージするための首マッサージ部1が設けられてい
る。首マッサージ部1は前面板2およびその中央部に首
が当てられる湾曲した凹部3を形成した凹状受部が形成
されている。凹部3の両側には平面部4が連続形成され
ている。凹部3の中央にはさらに引込溝5が形成され、
引込溝5の両側が2つの相対向した状態の側面6、7と
なっている。凹部3内の両側面6、7には、一対の空気
袋8、9が配置されている。圧縮空気が空気袋8、9に
供給されて空気袋8、9が膨張し、空気袋8、9は、凹
部3の相対向する側面6、7が壁となることにより、首
のツボの天柱が挟み込まれて掴み揉みする状態となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】筋緊張をほぐす目的の
物理的マッサージでは、該当個所の筋繊維を選択的に揉
み解すことにより、血行を促進させ筋緊張をほぐすこと
が必要である。空気圧を用いるマッサージ装置は、施療
子が空気圧によって膨張・収縮を行うもの、施療子の駆
動を空気圧を用いて行うものがあるが、被マッサージ者
の該当個所への施療子接触面積が変化すると、該当個所
の筋繊維を選択的に揉み解すことに影響が出ることにな
る。
【0008】特に肩・四肢等の身体の特定の部位におい
ては、該当個所の筋繊維を選択的に揉み解すことが重要
である。例えば肩こりは首から背中に至る頚椎まわりの
頭板状筋および頚板状筋が緊張した場合と、肩甲骨から
首に至る肩甲骨まわりの肩甲挙筋および僧帽筋が緊張し
た場合では、効果的な揉み解し方は異なる。たとえば僧
帽筋は肩峰から脊柱に向かって大きく広がるダイヤモン
ド型の筋であり、上部僧帽筋、下部僧帽筋に分かれる。
上部僧帽筋は実生活におけるコンピューター使用、タイ
プライターなどに大きく関与して、腕を長時間支えるた
め、首の凝り、筋肉痛、硬直、頭痛などの症状を引き起
こす。これを吸収するため中部僧帽筋の繊維(内転筋)
と前鋸筋(外転筋)が共同作業により肩甲骨を固定して
いる。
【0009】このように様々な筋緊張が個人別に引き起
こされ、これをほぐすためマッサージ装置が用いられ
る。しかし従来の特開平7ー124214号公報では、
空気袋の固定された凹部3の相対向する側面6、7が壁
となり、圧縮空気による膨張により首のツボの天柱が挟
み込まれて掴み揉みされる状態となり、特定の筋繊維を
選択的に揉み解すことは困難であるという課題を有して
いる。
【0010】また凹部3の相対向する側面6、7で挟み
込まれない部分へは空気袋8、9が圧縮空気による膨張
するだけなので、身体が揉み解し力に対して逃げる形に
なり、揉み解し力を身体に伝えようとしても反力を作用
させることができないので十分な揉み解し力を身体に伝
えることができないという課題も有している。
【0011】本発明ではこのような課題に対して、被マ
ッサージ者の特に肩・四肢等の身体の特定の部位におい
て、該当個所の筋繊維を選択的に揉み解すことができ、
かつ筋繊維への揉み解し力に対する反力を作用させ、十
分な揉み解し力を身体に伝えることができ、肩・四肢等
の身体の特定の部位の筋緊張を効果的にほぐすことがで
きるマッサージ機を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するため、被マッサージ者の身体を支持する身体支持
手段と、前記身体支持手段に固設した摺動ガイドと、前
記摺動ガイドの摺動軌道を摺動する押し玉と、前記押し
玉に当接し、軸方向伸縮を行う筒状中空体と、前記筒状
中空体内の空気を加圧する加圧手段と、前記身体支持手
段に一端を固設した反力体支持手段と、前記反力体支持
手段の前記身体支持手段への固設側と反対側の一端に固
設した反力体を備えた構成としたもので、身体支持手段
が被マッサージ者の身体を支持し、加圧手段が筒状中空
体内の圧縮性流体を加圧し、筒状中空体が軸方向伸縮を
行い、筒状中空体に当接した押し玉が摺動ガイドの摺動
軌道を摺動し、被マッサージ者の特に肩・四肢等の身体
の特定の部位を押圧し、反力体支持手段に固設した反力
体に被マッサージ箇所の押圧側の反対側を当接すること
により、該当個所の筋繊維を選択的に揉み解すことがで
き、かつ筋繊維への揉み解し力に対する反力を作用さ
せ、十分な揉み解し力を身体に伝えることができ、肩・
四肢等の身体の特定の部位の筋緊張を効果的にほぐすこ
とができるマッサージ機を提供するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は上記の課題を解決するた
め、請求項1の発明は、被マッサージ者の身体を支持す
る身体支持手段と、前記身体支持手段に固設した摺動ガ
イドと、前記摺動ガイドの摺動軌道を摺動する押し玉
と、前記押し玉に当接し、軸方向伸縮を行う筒状中空体
と、前記筒状中空体内の空気を加圧する加圧手段と、前
記身体支持手段に一端を固設した反力体支持手段と、前
記反力体支持手段の前記身体支持手段への固設側と反対
側の一端に固設した反力体を備えたマッサージ装置であ
る。
【0014】そして、身体支持手段が被マッサージ者の
身体を支持し、加圧手段が筒状中空体内の圧縮性流体を
加圧し、筒状中空体が軸方向伸縮を行い、筒状中空体に
当接した押し玉が摺動ガイドの摺動軌道を摺動し、被マ
ッサージ者の特に肩・四肢等の身体の特定の部位を押圧
し、反力体支持手段に固設した反力体に被マッサージ箇
所の押圧側の反対側を当接することにより、該当個所の
筋繊維を選択的に揉み解すことができ、かつ筋繊維への
揉み解し力に対する反力を作用させ、十分な揉み解し力
を身体に伝えることができ、肩・四肢等の身体の特定の
部位の筋緊張を効果的にほぐすことができるマッサージ
機を提供するものである。
【0015】さらに請求項1に加えて、請求項2の発明
は、反力体支持手段は略円弧状に形成してその一部また
は全部が弾性を有する構成としたマッサージ装置であ
る。
【0016】そして、身体支持手段が被マッサージ者の
身体を支持し、加圧手段が筒状中空体内の圧縮性流体を
加圧し、筒状中空体が軸方向伸縮を行い、筒状中空体に
当接した押し玉が摺動ガイドの摺動軌道を摺動し、被マ
ッサージ者の特に肩・四肢等の身体の特定の部位を押圧
し、略円弧状の反力体支持手段に固設した反力体に被マ
ッサージ箇所の押圧側の反対側を当接する際に、反力体
支持手段は略円弧状の一部または全部が弾性を有する構
成とすることにより、反力体の身体への当接を容易にし
ながら、該当個所の筋繊維を選択的に揉み解すことがで
き、かつ筋繊維への揉み解し力に対する反力を作用さ
せ、十分な揉み解し力を身体に伝えることができ、肩・
四肢等の身体の特定の部位の筋緊張を効果的にほぐすこ
とができるマッサージ機を提供するものである。
【0017】さらに請求項1または2に加えて、請求項
3の発明は、反力体支持手段は略円弧状に形成してその
一部が摺動する構成としたマッサージ装置である。
【0018】そして、身体支持手段が被マッサージ者の
身体を支持し、加圧手段が筒状中空体内の圧縮性流体を
加圧し、筒状中空体が軸方向伸縮を行い、筒状中空体に
当接した押し玉が摺動ガイドの摺動軌道を摺動し、被マ
ッサージ者の特に肩・四肢等の身体の特定の部位を押圧
し、略円弧状の反力体支持手段に固設した反力体に被マ
ッサージ箇所の押圧側の反対側を当接する際に、反力体
支持手段は略円弧状の一部が摺動する構成とすることに
より、反力体の身体への当接位置を調節することを可能
にしながら、該当個所の筋繊維を選択的に揉み解すこと
ができ、かつ筋繊維への揉み解し力に対する反力を作用
させ、十分な揉み解し力を身体に伝えることができ、肩
・四肢等の身体の特定の部位の筋緊張を効果的にほぐす
ことができるマッサージ機を提供するものである。
【0019】さらに請求項1ないし3のいずれか1項に
加えて、請求項4の発明は、反力体支持手段は略円弧状
に形成してその途中に少なくとも一つの直線摺動部を有
する構成としたマッサージ装置である。
【0020】そして、身体支持手段が被マッサージ者の
身体を支持し、加圧手段が筒状中空体内の圧縮性流体を
加圧し、筒状中空体が軸方向伸縮を行い、筒状中空体に
当接した押し玉が摺動ガイドの摺動軌道を摺動し、被マ
ッサージ者の特に肩・四肢等の身体の特定の部位を押圧
し、略円弧状の反力体支持手段に固設した反力体に被マ
ッサージ箇所の押圧側の反対側を当接する際に、反力体
支持手段は略円弧状の途中に少なくとも一つの直線摺動
部を有する構成とすることにより、反力体と押し玉との
距離を身体に合わせて調節することを可能にしながら、
該当個所の筋繊維を選択的に揉み解すことができ、かつ
筋繊維への揉み解し力に対する反力を作用させ、十分な
揉み解し力を身体に伝えることができ、肩・四肢等の身
体の特定の部位の筋緊張を効果的にほぐすことができる
マッサージ機を提供するものである。
【0021】さらに請求項5の発明は請求項1ないし4
のいずれか1項に加えて、、反力体支持手段は略円弧状
に形成してその途中に少なくとも一つの回転軸を有する
構成としたマッサージ装置である。
【0022】そして、身体支持手段が被マッサージ者の
身体を支持し、加圧手段が筒状中空体内の圧縮性流体を
加圧し、筒状中空体が軸方向伸縮を行い、筒状中空体に
当接した押し玉が摺動ガイドの摺動軌道を摺動し、被マ
ッサージ者の特に肩・四肢等の身体の特定の部位を押圧
し、略円弧状の反力体支持手段に固設した反力体に被マ
ッサージ箇所の押圧側の反対側を当接する際に、反力体
支持手段は略円弧状の途中に少なくとも一つの回転軸を
有する構成とすることにより、反力体と押し玉との距離
および反力体の身体への当接位置を身体に合わせて調節
することを可能にしながら、該当個所の筋繊維を選択的
に揉み解すことができ、かつ筋繊維への揉み解し力に対
する反力を作用させ、十分な揉み解し力を身体に伝える
ことができ、肩・四肢等の身体の特定の部位の筋緊張を
効果的にほぐすことができるマッサージ機を提供するも
のである。
【0023】さらに請求項6の発明は請求項1ないし5
のいずれか1項の発明に加えて、反力体の一部または全
部を弾性体で構成としたマッサージ装置である。
【0024】そして、身体支持手段が被マッサージ者の
身体を支持し、加圧手段が筒状中空体内の圧縮性流体を
加圧し、筒状中空体が軸方向伸縮を行い、筒状中空体に
当接した押し玉が摺動ガイドの摺動軌道を摺動し、被マ
ッサージ者の特に肩・四肢等の身体の特定の部位を押圧
し、略円弧状の反力体支持手段に固設した反力体に被マ
ッサージ箇所の押圧側の反対側を当接する際に、反力体
の一部または全部を弾性体で構成することにより、反力
体の身体への当接時の身体への接触痛さを柔和しなが
ら、該当個所の筋繊維を選択的に揉み解すことができ、
かつ筋繊維への揉み解し力に対する反力を作用させ、十
分な揉み解し力を身体に伝えることができ、肩・四肢等
の身体の特定の部位の筋緊張を効果的にほぐすことがで
きるマッサージ機を提供するものである。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0026】(実施例1)本発明の実施例1について、
図1、図2、図3および図4(a)、(b)を参照しながら
説明する。図1は実施例1のマッサージ装置の構成図、
図2は同マッサージ装置の反力体支持手段の詳細図、図
3は同マッサージ装置の押し玉の説明図、図4(a)、
(b)は同マッサージ装置の押し玉の動作説明図である。
【0027】図1において、10は椅子、11は椅子上
に設置したマッサージ装置本体、12はマッサージ装置
本体11の身体対向面を構成する被マッサージ者の身体
を支える身体支持手段、13は身体支持手段12に固設
した摺動ガイド、14は摺動ガイド13の摺動軌道を摺
動する押し玉、15は押し玉14を駆動するための駆動
手段としての筒状中空体であるベローズ、16はベロー
ズ15に空気を供給するエアーパイプ、17はエアーパ
イプ16からベローズ15への空気供給を開閉する駆動
弁であり、摺動ガイド13、押し玉14、ベローズ15
および駆動弁17から成る押し玉ユニット18は身体支
持手段12の腰部対向面に2箇所、背部対向面に1箇
所、肩部対向面に1箇所それぞれ設けている。19はエ
アーパイプ16内および連通するベローズ15内の空気
を加圧する加圧手段であるエアーポンプであり、駆動ベ
ロフラム式、電磁ダイアフラム式、駆動ベローズ式等の
方式のエアーポンプを使用する。
【0028】20はエアーポンプ19および各駆動弁1
7を制御する制御装置である。マッサージ装置本体11
は椅子10に載設してある。身体支持手段12は身体背
中の凹アールに沿って凸アール面を形成しており、その
表面はポリエチレンフォーム等のソフト材料で構成して
ある。摺動ガイド13はABS樹脂等を円筒状に成形し
てあり、身体支持手段12裏面に接着してある。制御装
置20はエアーポンプ19の動作および駆動弁17の動
作を制御する。21は身体支持手段12の肩部対向面に
設けた押し玉ユニット18の摺動ガイド13近傍に略円
弧の一端を固設した略円弧状の反力体支持手段、22は
反力体支持手段21の身体支持手段12への固設側と反
対側の一端に固設した反力体である。
【0029】図2において、略円弧状の反力体支持手段
21はナイロン樹脂、鋼製バネ体などの弾性体を略円弧
状に形成したもので、略円弧の一端を身体支持手段12
の肩部対向面に設けた押し玉ユニット18の摺動ガイド
13近傍に固設してある。反力体22は樹脂、ゴム、合
成皮革などを略円盤状に形成したもので、反力体支持手
段21の身体支持手段12への固設側と反対側の一端の
身体対向側に円盤裏面を固設してある。
【0030】図3において、ベローズ15はポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレンビニールアセテート共重
合体等を蛇腹筒状中空体に成型したもので、押し玉14
およびベローズ15は端面同士を当接してある。23は
駆動弁17を構成するケーシング24に設けたエアーポ
ンプ19からの第1の空気流路、25は同じくケーシン
グ24に設けたベローズ15への第2の空気流路、26
は駆動弁17を構成する弁体であり、弁体26内部には
流路が加工してある。弁体26はモーター駆動等により
回転できる構成にしてあり、制御装置20からの制御に
より、肩部の押し玉ユニット18では第1の空気流路2
3から第2の空気流路25へのエアー供給と閉止、背部
および腰部の押し玉ユニット18では、第1の空気流路
23から第2の空気流路25および他の押し玉ユニット
18へのエアー供給と、第1の空気流路23から第2の
空気流路25へのエアー供給閉止および他の押し玉ユニ
ット18へのエアー供給を切り替えできる構造としてあ
る(図3は肩部の押し玉ユニット18の場合で説明して
いる)。
【0031】次に動作、作用について説明する。被マッ
サージ者は椅子10に座り、椅子10上に設置したマッ
サージ装置本体11の身体支持手段12に身体を預け
る。その際に反力体支持手段21の円弧内に肩部を入れ
るようにする。そして制御装置20に接続してあるスイ
ッチの操作により、マッサージ装置を動作させる。図4
(a)において、制御装置20はエアーポンプ19を駆
動させ、駆動弁17の弁体26の方向が肩部の押し玉ユ
ニット18では第1の空気流路23から第2の空気流路
25への閉止、背部および腰部の押し玉ユニット18で
は第1の空気流路23から第2の空気流路25への閉止
および他の押し玉ユニット18へのエアー供給となって
いる状態で、エアーをエアーパイプ16に供給する。
【0032】次にベローズ15を動作させるため、図4
(b)において、制御装置20は駆動弁17を駆動さ
せ、駆動弁17の弁体26を回転させる。弁体26の方
向が肩部の押し玉ユニット18では第1の空気流路23
から第2の空気流路25へのエアー供給、背部および腰
部の押し玉ユニット18では、第1の空気流路23から
第2の空気流路25および他の押し玉ユニット18への
エアー供給に切り替わったとき、エアーが第2の空気流
路25からベローズ15へ供給、加圧される。エアーが
第2の空気流路25からベローズ15へ供給加圧される
とエアー圧により、ベローズ15が伸長し、押し玉14
を摺動ガイド13の内径である摺動軌道を摺動させる。
身体支持手段12に預けてある被マッサージ者の肩部
の、押し玉14が当接している被マッサージ箇所が、押
し玉14の摺動により該当個所の筋繊維を選択的に揉み
解す指圧様のマッサージを受ける。
【0033】このとき図2に示すように、被マッサージ
者の肩部は押し玉14の摺動により、身体前方に押し上
げられようとするが、肩部の反力体22当接部が押し玉
14からの押し力の反力を受けるので、筋繊維への揉み
解し力に対する反力を作用させ、十分な揉み解し力を身
体に伝えることができ、肩・四肢等の身体の特定の部位
の筋緊張を効果的にほぐすことができる。
【0034】また反力体支持手段21が弾性体で構成し
ているので、エアー圧に応じた反力を発生するように反
力体支持手段21の弾性を設定することができる。これ
により、適切な揉み解し力を身体に伝えることができ
る。
【0035】なお肩部を押し玉14によりマッサージす
る例で説明したが、身体の特定の部位において、該当個
所の筋繊維を選択的に揉み解すこと、筋繊維への揉み解
し力に対する反力を作用させ、十分な揉み解し力を身体
の特定の部位に伝えることによる利点は四肢などにも有
効であり、この場合押し玉14と反力体22の間に上腕
部、脚部などが入るような反力体支持手段21およびマ
ッサージ装置本体11の形状にすることで対応すること
が出来る。
【0036】また駆動弁14はケーシング、空気流路、
回転する弁体の構成で説明したが、各ベローズ12への
独立したエアーパイプおよび、ソレノイド弁の構成とし
ても良い。この場合は制御装置16側にソレノイド弁を
設けることが出来、マッサージ装置本体8がよりコンパ
クトな構成と出来る利点がある。
【0037】(実施例2)本発明の実施例2は、本発明
の実施例1の一部を変更したものである。実施例1と同
一符号のものは同一構造を有し、説明は省略するものと
し、図5、図6を参照しながら変更部分のみを説明す
る。図5、図6は実施例2のマッサージ装置の反力体支
持手段の詳細図である。
【0038】図5において、略円弧状の反力体支持手段
21は身体支持手段12の肩部対向面に設けた押し玉ユ
ニット18の摺動ガイド13近傍に略円弧の一端を固設
してあり、略円弧形状の中央位置に摺動部27を有して
いる。反力体支持手段21の可動部28は摺動部27内
を摺動する。摺動部27内径と可動部28外径の間には
摩擦保持を行うパッキン29が設けられている。22は
反力体支持手段21の身体支持手段12への固設側と反
対側の一端に固設した反力体である。
【0039】次に動作、作用について説明する。被マッ
サージ者は椅子10に座り、椅子10上に設置したマッ
サージ装置本体11の身体支持手段12に身体を預け
る。その際に反力体支持手段21の円弧内に肩部を入れ
るようにする。図6に示すように摺動部27内を可動部
28で摺動させ、被マッサージ者の体形に合わせて、反
力体22を適切な位置で当接させる。そして制御装置2
0に接続してあるスイッチの操作により、マッサージ装
置を動作させる。制御装置20はエアーポンプ19を駆
動させ、駆動弁17の弁体26の方向が肩部の押し玉ユ
ニット18では第1の空気流路23から第2の空気流路
25への閉止、背部および腰部の押し玉ユニット18で
は第1の空気流路23から第2の空気流路25への閉止
および他の押し玉ユニット18へのエアー供給となって
いる状態で、エアーをエアーパイプ16に供給する。
【0040】次にベローズ15を動作させるため、制御
装置20は駆動弁17を駆動させ、駆動弁17の弁体2
6を回転させる。弁体26の方向が肩部の押し玉ユニッ
ト18では第1の空気流路23から第2の空気流路25
へのエアー供給、背部および腰部の押し玉ユニット18
では、第1の空気流路23から第2の空気流路25およ
び他の押し玉ユニット18へのエアー供給に切り替わっ
たとき、エアーが第2の空気流路25からベローズ15
へ供給、加圧される。エアーが第2の空気流路25から
ベローズ15へ供給加圧されるとエアー圧により、ベロ
ーズ15が伸長し、押し玉14を摺動ガイド13の内径
である摺動軌道を摺動させる。身体支持手段12に預け
てある被マッサージ者の肩部の、押し玉14が当接して
いる被マッサージ箇所が、押し玉14の摺動により該当
個所の筋繊維を選択的に揉み解す指圧様のマッサージを
受ける。このとき被マッサージ者の肩部は押し玉14の
摺動により、身体前方に押し上げられようとするが、肩
部の反力体22当接部が押し玉14からの押し力の反力
を受けるので、筋繊維への揉み解し力に対する反力を作
用させ、十分な揉み解し力を身体に伝えることができ、
肩・四肢等の身体の特定の部位の筋緊張を効果的にほぐ
すことができる。
【0041】(実施例3)図7は実施例3のマッサージ
装置の反力体支持手段の詳細図である。
【0042】本発明の実施例3は、本発明の実施例1の
一部を変更したものであり、実施例1と同一符号のもの
は同一構造を有し、説明は省略し、以下、図7を参照し
ながら変更部分のみを説明する。
【0043】図7において、略円弧状の反力体支持手段
21は身体支持手段12の肩部対向面に設けた押し玉ユ
ニット18の摺動ガイド13近傍に略円弧の一端を固設
してあり、略円弧形状の中央位置に直線摺動部30を有
している。直線摺動部30は摺動筒31と摺動体32で
構成し、摺動体32が摺動筒31内部を適度な摩擦を持
ちながら摺動する構成としてある。反力体支持手段21
は直線摺動部30にて分割され、反力体支持手段21の
身体支持手段12側は摺動筒31に、反力体支持手段2
1の反力体22側は摺動体32にそれぞれ固設してあ
る。
【0044】次に動作、作用について説明する。被マッ
サージ者は椅子10に座り、椅子10上に設置したマッ
サージ装置本体11の身体支持手段12に身体を預け
る。その際に反力体支持手段21の円弧内に肩部を入れ
るようにする。摺動体32を摺動筒31内部を摺動さ
せ、被マッサージ者の体形に合わせて、反力体22と押
し玉14の間隔を調整する。そして制御装置20に接続
してあるスイッチの操作により、マッサージ装置を動作
させる。制御装置20はエアーポンプ19を駆動させ、
駆動弁17の弁体26の方向が肩部の押し玉ユニット1
8では第1の空気流路23から第2の空気流路25への
閉止、背部および腰部の押し玉ユニット18では第1の
空気流路23から第2の空気流路25への閉止および他
の押し玉ユニット18へのエアー供給となっている状態
で、エアーをエアーパイプ16に供給する。
【0045】次にベローズ15を動作させるため、制御
装置20は駆動弁17を駆動させ、駆動弁17の弁体2
6を回転させる。弁体26の方向が肩部の押し玉ユニッ
ト18では第1の空気流路23から第2の空気流路25
へのエアー供給、背部および腰部の押し玉ユニット18
では、第1の空気流路23から第2の空気流路25およ
び他の押し玉ユニット18へのエアー供給に切り替わっ
たとき、エアーが第2の空気流路25からベローズ15
へ供給、加圧される。エアーが第2の空気流路25から
ベローズ15へ供給加圧されるとエアー圧により、ベロ
ーズ15が伸長し、押し玉14を摺動ガイド13の内径
である摺動軌道を摺動させる。身体支持手段12に預け
てある被マッサージ者の肩部の、押し玉14が当接して
いる被マッサージ箇所が、押し玉14の摺動により該当
個所の筋繊維を選択的に揉み解す指圧様のマッサージを
受ける。このとき被マッサージ者の肩部は押し玉14の
摺動により、身体前方に押し上げられようとするが、肩
部の反力体22当接部が押し玉14からの押し力の反力
を受けるので、筋繊維への揉み解し力に対する反力を作
用させ、十分な揉み解し力を身体に伝えることができ、
肩・四肢等の身体の特定の部位の筋緊張を効果的にほぐ
すことができる。
【0046】(実施例4)図8は実施例4のマッサージ
装置の反力体支持手段の詳細図である。
【0047】本発明の実施例4は、本発明の実施例1の
一部を変更したものであり、実施例1と同一符号のもの
は同一構造を有し、説明は省略し、以下、図8を参照し
ながら変更部分のみを説明する。
【0048】図8において、略円弧状の反力体支持手段
21は身体支持手段12の肩部対向面に設けた押し玉ユ
ニット18の摺動ガイド13近傍に略円弧の一端を固設
してあり、略円弧形状の中央位置に回転軸33を有して
いる。回転軸33は軸34と回転筒35で構成し、回転
筒35が回転軸33外周をを適度な摩擦を持ちながら回
転する構成としてある。反力体支持手段21は回転軸3
3にて分割され、反力体支持手段21の身体支持手段1
2側は軸34に、反力体支持手段21の反力体22側は
回転筒35にそれぞれ固設してある。
【0049】次に動作、作用について説明する。被マッ
サージ者は椅子10に座り、椅子10上に設置したマッ
サージ装置本体11の身体支持手段12に身体を預け
る。その際に反力体支持手段21の円弧内に肩部を入れ
るようにする。回転筒35を回転軸33外周で回転さ
せ、被マッサージ者の体形に合わせて、反力体22と押
し玉14の位置および間隔を調整する。そして制御装置
20に接続してあるスイッチの操作により、マッサージ
装置を動作させる。制御装置20はエアーポンプ19を
駆動させ、駆動弁17の弁体26の方向が肩部の押し玉
ユニット18では第1の空気流路23から第2の空気流
路25への閉止、背部および腰部の押し玉ユニット18
では第1の空気流路23から第2の空気流路25への閉
止および他の押し玉ユニット18へのエアー供給となっ
ている状態で、エアーをエアーパイプ16に供給する。
【0050】次にベローズ15を動作させるため、制御
装置20は駆動弁17を駆動させ、駆動弁17の弁体2
6を回転させる。弁体26の方向が肩部の押し玉ユニッ
ト18では第1の空気流路23から第2の空気流路25
へのエアー供給、背部および腰部の押し玉ユニット18
では、第1の空気流路23から第2の空気流路25およ
び他の押し玉ユニット18へのエアー供給に切り替わっ
たとき、エアーが第2の空気流路25からベローズ15
へ供給、加圧される。エアーが第2の空気流路25から
ベローズ15へ供給加圧されるとエアー圧により、ベロ
ーズ15が伸長し、押し玉14を摺動ガイド13の内径
である摺動軌道を摺動させる。身体支持手段12に預け
てある被マッサージ者の肩部の、押し玉14が当接して
いる被マッサージ箇所が、押し玉14の摺動により該当
個所の筋繊維を選択的に揉み解す指圧様のマッサージを
受ける。このとき被マッサージ者の肩部は押し玉14の
摺動により、身体前方に押し上げられようとするが、肩
部の反力体22当接部が押し玉14からの押し力の反力
を受けるので、筋繊維への揉み解し力に対する反力を作
用させ、十分な揉み解し力を身体に伝えることができ、
肩・四肢等の身体の特定の部位の筋緊張を効果的にほぐ
すことができる。
【0051】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
身体支持手段が被マッサージ者の身体を支持し、エアー
ポンプがベローズ内のエアーを加圧し、ベローズが軸方
向伸縮を行い、ベローズに当接した押し玉が摺動ガイド
の摺動軌道を摺動し、被マッサージ者の特に肩・四肢等
の身体の特定の部位を押圧し、反力体支持手段に固設し
た反力体に被マッサージ箇所の押圧側の反対側を当接す
ることにより、該当個所の筋繊維を選択的に揉み解すこ
とができ、かつ筋繊維への揉み解し力に対する反力を作
用させ、十分な揉み解し力を身体に伝えることができ、
肩・四肢等の身体の特定の部位の筋緊張を効果的にほぐ
すことができるという有利な効果を有する。
【0052】また請求項2の発明によれば、身体支持手
段が被マッサージ者の身体を支持し、エアーポンプがベ
ローズ内のエアーを加圧し、ベローズが軸方向伸縮を行
い、ベローズに当接した押し玉が摺動ガイドの摺動軌道
を摺動し、被マッサージ者の特に肩・四肢等の身体の特
定の部位を押圧し、略円弧状の反力体支持手段に固設し
た反力体に被マッサージ箇所の押圧側の反対側を当接す
る際に、反力体支持手段は略円弧状の一部または全部が
弾性を有する構成とすることにより、反力体の身体への
当接を容易にしながら、該当個所の筋繊維を選択的に揉
み解すことができ、かつエアー圧に応じた反力を発生す
るように反力体支持手段21の弾性を設定することがで
きる。これにより、適切な揉み解し力を身体に伝えるこ
とができるという有利な効果を有する。
【0053】また請求項3の発明によれば、身体支持手
段が被マッサージ者の身体を支持し、エアーポンプがベ
ローズ内のエアーを加圧し、ベローズが軸方向伸縮を行
い、ベローズに当接した押し玉が摺動ガイドの摺動軌道
を摺動し、被マッサージ者の特に肩・四肢等の身体の特
定の部位を押圧し、略円弧状の反力体支持手段に固設し
た反力体に被マッサージ箇所の押圧側の反対側を当接す
る際に、反力体支持手段は略円弧状の一部が摺動する構
成とすることにより、反力体の身体への当接位置を調節
することを可能にしながら、該当個所の筋繊維を選択的
に揉み解すことができ、かつ筋繊維への揉み解し力に対
する反力を作用させ、十分な揉み解し力を身体に伝える
ことができるという有利な効果を有する。
【0054】また請求項4の発明によれば、身体支持手
段が被マッサージ者の身体を支持し、エアーポンプがベ
ローズ内のエアーを加圧し、ベローズが軸方向伸縮を行
い、ベローズに当接した押し玉が摺動ガイドの摺動軌道
を摺動し、被マッサージ者の特に肩・四肢等の身体の特
定の部位を押圧し、略円弧状の反力体支持手段に固設し
た反力体に被マッサージ箇所の押圧側の反対側を当接す
る際に、反力体支持手段は略円弧状の途中に少なくとも
一つの直線摺動部を有する構成とすることにより、反力
体と押し玉との距離を身体に合わせて調節することを可
能にしながら、該当個所の筋繊維を選択的に揉み解すこ
とができ、かつ筋繊維への揉み解し力に対する反力を作
用させ、十分な揉み解し力を身体に伝えることができる
という有利な効果を有する。
【0055】また請求項5の発明によれば、身体支持手
段が被マッサージ者の身体を支持し、エアーポンプがベ
ローズ内のエアーを加圧し、ベローズが軸方向伸縮を行
い、ベローズに当接した押し玉が摺動ガイドの摺動軌道
を摺動し、被マッサージ者の特に肩・四肢等の身体の特
定の部位を押圧し、略円弧状の反力体支持手段に固設し
た反力体に被マッサージ箇所の押圧側の反対側を当接す
る際に、反力体支持手段は略円弧状の途中に少なくとも
一つの回転軸を有する構成とすることにより、反力体と
押し玉との距離および反力体の身体への当接位置を身体
に合わせて調節することを可能にしながら、該当個所の
筋繊維を選択的に揉み解すことができ、かつ筋繊維への
揉み解し力に対する反力を作用させ、十分な揉み解し力
を身体に伝えることができるという有利な効果を有す
る。
【0056】また請求項6の発明によれば、身体支持手
段が被マッサージ者の身体を支持し、エアーポンプがベ
ローズ内のエアーを加圧し、ベローズが軸方向伸縮を行
い、ベローズに当接した押し玉が摺動ガイドの摺動軌道
を摺動し、被マッサージ者の特に肩・四肢等の身体の特
定の部位を押圧し、略円弧状の反力体支持手段に固設し
た反力体に被マッサージ箇所の押圧側の反対側を当接す
る際に、反力体の一部または全部を弾性体で構成するこ
とにより、反力体の身体への当接時の身体への接触痛さ
を柔和しながら、該当個所の筋繊維を選択的に揉み解す
ことができ、かつ筋繊維への揉み解し力に対する反力を
作用させ、十分な揉み解し力を身体に伝えることができ
るという有利な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のマッサージ装置の構成図
【図2】同マッサージ装置の反力体支持手段の詳細図
【図3】同マッサージ装置の押し玉の説明図
【図4】(a)同マッサージ装置の押し玉の動作説明図 (b)同マッサージ装置の押し玉の動作説明図
【図5】本発明の実施例2のマッサージ装置の反力体支
持手段の詳細図
【図6】同マッサージ装置の反力体支持手段の詳細図
【図7】本発明の実施例3のマッサージ装置の反力体支
持手段の詳細図
【図8】本発明の実施例4のマッサージ装置の反力体支
持手段の詳細図
【図9】従来のエアマッサージ装置の説明図
【符号の説明】
12 身体支持手段 13 摺動ガイド 14 押し玉 15 ベローズ(筒状中空体) 19 エアーポンプ(加圧手段) 21 反力体支持手段 22 反力体 27 摺動部 30 直線摺動部 33 回転軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古田 聡 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 岡 浩二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 垰 統雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4C100 AA00 BB05 BC12 BC13 CA06 DA04 DA05 EA10 4C101 BA01 BB06 BB07 BC21 BC22 BD09 BD26 BE03 BE09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被マッサージ者の身体を支持する身体支持
    手段と、前記身体支持手段に固設した摺動ガイドと、前
    記摺動ガイドの摺動軌道を摺動する押し玉と、前記押し
    玉に当接し、軸方向伸縮を行う筒状中空体と、前記筒状
    中空体内の空気を加圧する加圧手段と、前記身体支持手
    段に一端を固設した反力体支持手段と、前記反力体支持
    手段の前記身体支持手段への固設側と反対側の一端に固
    設した反力体を備えたマッサージ装置。
  2. 【請求項2】反力体支持手段は略円弧状に形成してその
    一部または全部が弾性を有する構成とした請求項1記載
    のマッサージ装置。
  3. 【請求項3】反力体支持手段は略円弧状に形成してその
    一部が摺動する構成とした請求項1または2記載のマッ
    サージ装置。
  4. 【請求項4】反力体支持手段は略円弧状に形成してその
    途中に少なくとも一つの直線摺動部を有する構成とした
    請求項1ないし3のいずれか1項記載のマッサージ装
    置。
  5. 【請求項5】反力体支持手段は略円弧状に形成してその
    途中に少なくとも一つの回転軸を有する構成とした請求
    項1ないし4のいずれか1項記載のマッサージ装置。
  6. 【請求項6】反力体の一部または全部を弾性体で構成し
    た請求項1ないし5のいずれか1項記載のマッサージ装
    置。
JP29125199A 1999-10-13 1999-10-13 マッサージ装置 Pending JP2001104423A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29125199A JP2001104423A (ja) 1999-10-13 1999-10-13 マッサージ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29125199A JP2001104423A (ja) 1999-10-13 1999-10-13 マッサージ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001104423A true JP2001104423A (ja) 2001-04-17

Family

ID=17766452

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29125199A Pending JP2001104423A (ja) 1999-10-13 1999-10-13 マッサージ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001104423A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006198070A (ja) * 2005-01-19 2006-08-03 Toyota Boshoku Corp 車両用シート
CN102068377A (zh) * 2011-02-19 2011-05-25 林智勇 磁流体按摩装置
CN102125498A (zh) * 2011-03-07 2011-07-20 林智勇 磁流体按摩理疗装置
CN102125494A (zh) * 2011-03-07 2011-07-20 林智勇 磁流体按摩理疗仪
JP2016202589A (ja) * 2015-04-23 2016-12-08 ファミリーイナダ株式会社 マッサージ機
CN109498386A (zh) * 2018-11-15 2019-03-22 奥佳华智能健康科技集团股份有限公司 一种按摩机
CN113499234A (zh) * 2021-08-19 2021-10-15 和也健康科技有限公司 一种远红外砭石纤维磁疗按摩椅

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006198070A (ja) * 2005-01-19 2006-08-03 Toyota Boshoku Corp 車両用シート
JP4628800B2 (ja) * 2005-01-19 2011-02-09 トヨタ紡織株式会社 車両用シート
CN102068377A (zh) * 2011-02-19 2011-05-25 林智勇 磁流体按摩装置
CN102125498A (zh) * 2011-03-07 2011-07-20 林智勇 磁流体按摩理疗装置
CN102125494A (zh) * 2011-03-07 2011-07-20 林智勇 磁流体按摩理疗仪
JP2016202589A (ja) * 2015-04-23 2016-12-08 ファミリーイナダ株式会社 マッサージ機
CN109498386A (zh) * 2018-11-15 2019-03-22 奥佳华智能健康科技集团股份有限公司 一种按摩机
CN113499234A (zh) * 2021-08-19 2021-10-15 和也健康科技有限公司 一种远红外砭石纤维磁疗按摩椅
CN113499234B (zh) * 2021-08-19 2024-01-02 和也健康科技有限公司 一种远红外砭石纤维磁疗按摩椅

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100388522B1 (ko) 마사지기
KR100922278B1 (ko) 자동 손마사지기
JP2001286520A (ja) 下肢用マッサージ機とこのマッサージ機を用いた椅子型マッサージ装置
JP4153841B2 (ja) マッサージ機
JP2004097459A (ja) マッサージ機
KR20030018760A (ko) 다리 운동구가 구비된 마사지 장치
KR100791028B1 (ko) 경추용 교정기
JP2001104423A (ja) マッサージ装置
JP2003260099A (ja) マッサージ機
JP6736250B2 (ja) 椅子型マッサージ機
JP3377195B2 (ja) 下肢用マッサージ機とこのマッサージ機を用いた椅子型マッサージ装置
JP2001212190A (ja) マッサージ装置
JP3813728B2 (ja) エアーマッサージ機
KR20160040370A (ko) 팔다리 근육이완 테라피 기능을 가진 마사지 장치 및 그 제어방법
WO2016056457A1 (ja) 椅子型マッサージ機
JPH11290409A (ja) 椅子型マッサージ機
JP2003102798A (ja) マッサージ機
JP2003325626A (ja) マッサージ機用施療子
JP4194824B2 (ja) マッサージ機
JP3525045B2 (ja) 椅子式エアーマッサージ機
KR200288742Y1 (ko) 안마 의자
WO2023233730A1 (ja) 下肢用マッサージ機
JP2004016501A (ja) マッサージ機
JP2016073484A (ja) 椅子型マッサージ機
JP2006102480A (ja) マッサージユニット