JP2001104094A - 暖房装置 - Google Patents

暖房装置

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JP2001104094A
JP2001104094A JP28652699A JP28652699A JP2001104094A JP 2001104094 A JP2001104094 A JP 2001104094A JP 28652699 A JP28652699 A JP 28652699A JP 28652699 A JP28652699 A JP 28652699A JP 2001104094 A JP2001104094 A JP 2001104094A
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JP
Japan
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heat
heat medium
chair
source unit
medium
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JP28652699A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Uno
浩 宇野
清信 ▲よし▼田
Kiyonobu Yoshiden
Kenjiro Tomita
謙治郎 富田
Toyohiko Yagi
豊彦 八木
Tomoaki Kitano
智章 北野
Atsuhito Nakai
厚仁 中井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は可搬用燃焼熱の暖房装置に関し、採
暖熱は電源プラグに接続した電気ヒータ線の発熱をによ
るため、車椅子など、移動して採暖をする場合に使用出
来ない問題点を解決する。 【解決手段】 発熱手段の熱を熱媒に熱交換する熱交換
手段、熱媒を搬送する熱媒強制循環手段、これを接続し
た熱源ユニット部熱媒通路、これらを備えた熱源ユニッ
トと、熱媒通路を形成し、、椅子に設置して人体を採暖
する放熱手段とから構成し、電気を使用せずに発熱手段
の熱を用いて車椅子などのように移動しながら採暖使用
が出来るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は可搬性に富み、燃焼
熱で熱交換された熱媒を放熱手段に循環させて人体の採
暖を行なうもので、とくに車椅子使用者の採暖用いす座
布団を実現する暖房装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の暖房装置は、図10に示
すように,座布団1の内部に、商用電源から電源プラグ
2により電力を供給されて発熱する電気ヒータ線3を配
設した採暖用座布団4として構成されていた。
【0003】この構成における動作、作用について説明
する。運転操作を行うと、電源プラグ2により電気ヒー
タ線3は電力を供給されて発熱する。座布団1は表面か
ら電気ヒータ線3の熱量を人体に伝えて採暖が行なわれ
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の装置では、採暖用の熱量は電源プラグ2によ
り電力を供給されて発熱する電気ヒータ線3の発熱熱量
を用いているため、例えば、車椅子などのように移動し
ながら採暖をする必要がある場合には使用出来ないとい
う問題を有していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、発熱手段と、この発熱手段で発生した熱を
熱媒に加熱熱交換する熱交換手段と、熱媒を搬送循環さ
せる熱媒強制循環手段と、熱媒の戻り通路から前記熱媒
強制循環手段、前記熱交換手段、さらに熱媒の出口通路
へと接続した熱源ユニット部熱媒通路と、前記熱媒強制
循環手段、前記熱交換手段、前記熱源ユニット部熱媒通
路とを備えた熱源ユニットと、前記熱媒強制循環手段で
搬送された熱媒を流すために前記熱源ユニット部熱媒通
路から連なる熱媒通路を配設し、椅子に設置する放熱手
段とから構成したものである。
【0006】上記発明によれば、運転操作を行うと発熱
手段が発熱し、この発熱手段で発生した熱を熱交換手段
は熱媒に加熱熱交換する。熱媒強制循環手段は戻り通路
から熱交換手段、そして出口通路へと接続した熱源ユニ
ット部熱媒通路で熱媒を搬送させ、さらに、放熱手段の
熱媒通路から再び、熱源ユニットへと循環搬送させる。
放熱手段は熱媒通路に発熱手段ので加熱された熱媒が循
環するため、温度が上昇し、放熱する。
【0007】そして、放熱手段は、例えば、椅子に設け
る座布団として装着でき、電気を使用せずに発熱手段の
熱を用いるため、車椅子などのように移動しながら採暖
をする必要がある場合にも使用出来る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1にかかる暖房装
置は、発熱手段と、この発熱手段で発生した熱を熱媒に
加熱熱交換する熱交換手段と、熱媒を搬送循環させる熱
媒強制循環手段と、熱媒の戻り通路から前記熱媒強制循
環手段、前記熱交換手段、さらに熱媒の出口通路へと接
続した熱源ユニット部熱媒通路と、前記熱媒強制循環手
段、前記熱交換手段、前記熱源ユニット部熱媒通路とを
備えた熱源ユニットと、前記熱媒強制循環手段で搬送さ
れた熱媒を流すために前記熱源ユニット部熱媒通路から
連なる熱媒通路を配設し、椅子に設置する放熱手段とか
ら構成したものである。
【0009】上記発明によれば、運転操作を行うと発熱
手段が発熱し、この発熱手段で発生した熱を熱交換手段
は熱媒に加熱熱交換する。熱媒強制循環手段は戻り通路
から熱交換手段、そして出口通路へと接続した熱源ユニ
ット部熱媒通路で熱媒を搬送させ、さらに、放熱手段の
熱媒通路から再び、熱源ユニットへと循環搬送させる。
放熱手段は熱媒通路に発熱手段ので加熱された熱媒が循
環するため、温度が上昇し、放熱する。
【0010】そして、放熱手段は、例えば、椅子に設け
る座布団として装着でき、電気を使用せずに発熱手段の
熱を用いるため、車椅子などのように移動しながら採暖
をする必要がある場合にも使用出来る。
【0011】本発明の請求項2にかかる暖房装置は、内
部に配列した熱媒通路から漏出した熱媒を放熱手段の外
表面へ透過することを防止する熱媒透過防止材を設けた
放熱手段を有するものである。
【0012】そして、上記発明によれば、放熱手段の熱
媒通路には発熱手段で発生した熱で加熱熱交換された熱
媒が熱媒強制循環手段で搬送循環されているため、熱媒
通路が何らかの原因で破損すると熱媒が外表面に漏出し
ようとするが、熱媒透過防止材が外表面への漏出を防止
する。
【0013】そして、椅子に設置し、使用者が椅子に座
って接触していても、熱媒が外表面に漏出しないため、
火傷などに対して安全が保たれる。また、衣服が濡れる
ことも防止できる。
【0014】本発明の請求項3にかかる暖房装置は、椅
子の着座部に設ける放熱手段Aと、椅子の背もたれ部に
設ける放熱手段Bとからなる放熱手段を有するものであ
る。
【0015】そして、上記発明によれば、発熱手段で発
生した熱と熱交換手段で加熱熱交換された熱媒は熱媒強
制循環手段により搬送され、熱源ユニットから放熱手段
Aに入る。放熱手段Aを循環搬送した熱媒は放熱手段A
から放熱手段Bに入り、循環搬送して熱源ユニットにも
どる。放熱手段A及び放熱手段Bは熱媒通路に発熱手段
の熱で加熱された熱媒が循環するため、温度が上昇し、
放熱する。
【0016】そして、椅子の着座部と椅子の背もたれ部
の両方により、人体の広い面積で採暖ができ、快適性が
向上する。さらに、椅子のように、着座部と背もたれ部
でL型に曲がった形状でも採暖ができる。
【0017】本発明の請求項4にかかる暖房装置は、放
熱手段Aと放熱手段Bに分け、かつ、熱媒通路の入口と
出口は放熱手段Aと放熱手段Bがほぼ直交してL型に曲
がる近傍部分で放熱手段Aと放熱手段Bに分けて設け、
放熱手段Aに入り、配列された熱媒通路が放熱手段Aか
ら放熱手段Bに入る部分の熱媒通路はL型に曲がる折り
目方向と平行に配列し、L型に曲げても熱媒通路はねじ
りが加わるのみで折れないようにした放熱手段を有する
ものである。
【0018】そして、上記発明によれば、放熱手段Aか
ら放熱手段Bに入る部分の熱媒通路はL型に曲がる折り
目方向と平行に配列しているため、L型に曲げても熱媒
通路はねじりが加わるのみで直角に折れない。
【0019】そして、椅子のように、着座部と背もたれ
部でL型に曲がった形状のものにも設置でき、熱媒通路
の構成材料としてチューブを採用できる。
【0020】本発明の請求項5にかかる暖房装置は、椅
子の着座部と背もたれ部の間から椅子の背面後方に取り
出すようにした熱源ユニットを有するものである。
【0021】そして、上記発明によれば、椅子に放熱手
段を設置すると、椅子の着座部と背もたれ部の間の近傍
に熱媒通路の入口と出口が設けられているため、放熱手
段と熱源ユニットを連結した熱媒通路は椅子の着座部と
背もたれ部の間から椅子の背面後方に出し、同時に熱源
ユニットも出せる。
【0022】そして、例えば、車椅子に放熱手段を設置
すると、これと熱媒通路で連結した熱源ユニットの設置
収納をどのようにするか難しいことがあるが、背面後方
に出すことで、設置収納が容易になる。とくに、車椅子
では車輪に熱媒通路が巻き込まれることがあるが、巻き
込まれなくなり、利便性が向上する。
【0023】本発明の請求項6にかかる暖房装置は、椅
子の背もたれ部に引っ掛け固定できる引っ掛け固定具を
設けた熱源ユニットを有するものである。
【0024】そして、上記発明によれば、放熱手段を椅
子に設置すると、これと熱媒通路で連結した熱源ユニッ
トは椅子の背もたれ部に引っ掛け固定具で引っ掛け固定
する。
【0025】そして、例えば、車椅子に放熱手段を設置
すると、これと熱媒通路で連結した熱源ユニットの設置
収納をどのようにするか難しいことがあるが、背面後方
に引っ掛け固定できるため、設置収納が容易になる。と
くに、車椅子では車輪に熱媒通路が巻き込まれることが
あるが、巻き込まれなくなり、利便性が向上する。
【0026】本発明の請求項7にかかる暖房装置は、面
ファスナーで椅子に固定できるようにした放熱手段を有
するものである。
【0027】そして、上記発明によれば、例えば、車椅
子に放熱手段を設置すると、車椅子の着座部とか背もた
れ部から放熱手段がずれる。とくに、背もたれ部は垂直
方向であるため、固定しなければならないが、面ファス
ナーで椅子の着座部とか背もたれ部に簡単に固定でき
る。
【0028】そして、車椅子への放熱手段の取付け、取
り外しが簡単な操作でき、利便性が向上する。
【0029】本発明の請求項8にかかる暖房装置は、放
熱手段Bに連なり、椅子の背もたれ部に折り曲げ固定で
きるようにした熱源ユニットを有するものである。
【0030】そして、上記発明によれば、例えば、車椅
子に放熱手段を設置すると、車椅子の着座部とか背もた
れ部から放熱手段がずれる。とくに、背もたれ部は垂直
方向であるため、固定しなければならないが、熱源ユニ
ットは放熱手段Bに連なっているため、人体の背もたれ
側に放熱手段Bを置き, 放熱手段Bと熱源ユニットの
連なり部分を折り曲げ、椅子の背もたれ部を挟んで反対
側に熱源ユニットをぶら下げるように設置する。
【0031】そして、例えば、車椅子に放熱手段を設置
すると、これと熱媒通路で連結した熱源ユニットの設置
収納をどのようにするか難しいことがあるが、簡単にぶ
ら下げるように設置でき、車椅子では車輪に熱媒通路が
巻き込まれることがあるが、巻き込まれなくなり、利便
性が向上する。
【0032】本発明の請求項9にかかる暖房装置は、椅
子の着座部と背もたれ部のいずれか、もしくは両方を放
熱手段で構成したものである。
【0033】そして、上記発明によれば、椅子の着座部
と背もたれ部が放熱手段であるため、人体が座ると人体
を保持し、運転操作をすると、着座部と背もたれ部自体
に熱媒が搬送循環して採用暖房が行われる。
【0034】そして、着座部と背もたれ部自体で人体の
保持と採暖できるため、車椅子の構成が関簡素になる。
【0035】本発明の請求項10にかかる暖房装置は、
発熱手段は燃焼手段とし、この燃焼手段と熱交換手段の
間に設けられ、燃焼手段から与えられた熱を熱交換手段
に伝えることで生じる温度差に応じて電力を発生する熱
電気変換手段を備え、この電力で熱媒強制循環手段を駆
動させるものである。
【0036】そして、上記発明によれば、運転操作をす
ると、燃焼手段が燃焼を開始し、燃焼熱を熱電気変換手
段は受熱して熱交換手段へ伝熱する。熱電気変換手段は
熱交換手段へ伝熱して冷却されるため、温度差に応じた
電力を発生し、熱媒強制循環手段を駆動して熱媒を熱交
換手段へ搬送し、熱電気変換手段を介して伝わった燃焼
手段の熱を熱媒と熱交換させる。さらに熱媒は放熱手段
に循環し放熱して熱媒強制循環手段に戻り、熱搬送がで
きる。
【0037】そして、熱媒強制循環手段は例えば、電池
などの電源を用いず、熱電気変換手段の発生電力により
駆動されるため、電池を用いた場合に比べ、電池交換の
わずらわしさから開放され、電池の費用が発生せず経済
的であり、電池寿命が尽きて熱媒強制循環手段が停止し
熱媒が異常昇温することもなく安全になり、装置の小型
・軽量化が図られ、車椅子での移動など、携帯使用で便
利になる。
【0038】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0039】(実施例1)図1は本発明の実施例1の暖
房装置の構成図である。
【0040】図において、10は発熱手段、11は熱交
換手段であり、発熱手段10で発生した熱を熱媒に加熱
熱交換する。12は熱媒を搬送循環させる熱媒強制循環
手段、13は熱源ユニット部熱媒通路であり、熱媒強制
循環手段12、前記熱交換手段11へと接続して熱媒を
循環させて外部と出入りさせている。14は熱源ユニッ
トであり、発熱手段10、熱交換手段11、熱媒強制循
環手段12、熱源ユニット部熱媒通路13を備えてい
る。15は可とう性を有する人体採暖用の放熱手段であ
り、車椅子16に設置され、熱媒を流すために熱源ユニ
ット部熱媒通路13から連なる熱媒通路17を配列して
いる。
【0041】この構成における動作、作用について説明
する。運転操作を行うと発熱手段10が発熱し、この発
熱手段10で発生した熱を熱交換手段11は熱媒に加熱
熱交換する。熱媒強制循環手段12は熱媒を搬送循環さ
せて熱源ユニット14から放熱手段15、そして再び、
熱源ユニット14へと循環させる。放熱手段15は熱媒
通路17に発熱手段10で加熱された熱媒が循環するた
め、温度が上昇し、放熱する。
【0042】そして、放熱手段15は可とう性を有して
いるため、例えば、車椅子16に設置することができ、
電気を使用せずに発熱手段10の熱を用いるため、移動
しながら採暖をする場合にも使用出来る。
【0043】(実施例2)図2は本発明の実施例2の暖
房装置の放熱手段の要部断面図である。
【0044】実施例1と異なる点は、放熱手段15は内
部に配列した熱媒通路17から漏出した熱媒を放熱手段
15の外表面へ透過することを防止する熱媒透過防止材
18を設けたところである。なお、19は布地で放熱手
段15の表面を覆っている。20はスポンジであり、人
体荷重を受けて熱媒通路17が折れ曲がるのを防止して
いる。
【0045】なお実施例1と同一符号のものは同一構造
を有し、説明は省略する。
【0046】次に動作、作用について説明する。放熱手
段15の熱媒通路17には発熱手段10で発生した熱で
加熱熱交換された熱媒が熱媒強制循環手段12で搬送循
環されているため、熱媒通路17が何らかの原因で破損
すると熱媒が外表面に漏出しようとするが、熱媒透過防
止材18が外表面への漏出を防止する。
【0047】そして、椅子に設置し、使用者が椅子に座
って接触していても、熱媒が外表面に漏出しないため、
火傷などに対して安全が保たれる。また、衣服が濡れる
ことも防止できる。
【0048】(実施例3)図3は本発明の実施例3の暖
房装置の構成図である。
【0049】実施例1と異なる点は、椅子の着座部に設
ける放熱手段A21と、椅子の背もたれ部に設ける放熱
手段B22とからなる放熱手段15を設けたところであ
る。
【0050】なお実施例1と同一符号のものは同一構造
を有し、説明は省略する。
【0051】次に動作、作用について説明する。発熱手
段10で発生した熱と熱交換手段11で加熱熱交換され
た熱媒は熱媒強制循環手段12により搬送され、熱源ユ
ニット14から放熱手段A21に入る。放熱手段A21
を循環搬送した熱媒は放熱手段A21から放熱手段B2
2に入り、循環搬送して熱源ユニット14にもどる。放
熱手段A21及び放熱手段B22は熱媒通路17に発熱
手段10の熱で加熱された熱媒が循環するため、温度が
上昇し、放熱する。
【0052】そして、椅子の着座部と椅子の背もたれ部
の両方により、人体の広い面積で採暖ができ、快適性が
向上する。さらに、椅子のように、着座部と背もたれ部
でL型に曲がった形状でも採暖ができる。
【0053】(実施例4)図3は本発明の実施例4の暖
房装置の構成図である。
【0054】実施例1と異なる点は、放熱手段A21と
放熱手段B22に分け、かつ、熱媒通路17の入口23
と出口24は放熱手段A21と放熱手段B22がほぼ直
交してL型に曲がる近傍部分25で放熱手段A21と放
熱手段B22に別れて設け、放熱手段A21に入り、配
列された熱媒通路17が放熱手段A21から放熱手段B
22に入る部分AはL型に曲がる折り目方向と平行に配
列し、L型に曲げても熱媒通路17はねじりが加わるの
みで折れないようにした放熱手段15を設けたところで
ある。
【0055】なお実施例1と同一符号のものは同一構造
を有し、説明は省略する。
【0056】次に動作、作用について説明する。放熱手
段A21から放熱手段B22に入る部分の熱媒通路17
はL型に曲がる折り目方向と平行に配列しているため、
L型に曲げても熱媒通路17はねじりが加わるのみで直
角に折れない。
【0057】そして、椅子のように、着座部と背もたれ
部でL型に曲がった形状のものにも設置でき、熱媒通路
17の構成材料としてチューブを採用できる。
【0058】(実施例5)図4は本発明の実施例5の暖
房装置の構成図である。
【0059】実施例1と異なる点は、椅子の着座部と背
もたれ部の間26から椅子の背面後方に取り出すように
した熱源ユニット14を設けたところである。
【0060】なお実施例1と同一符号のものは同一構造
を有し、説明は省略する。
【0061】次に動作、作用について説明する。椅子に
放熱手段15を設置すると、椅子の着座部と背もたれ部
の間26の近傍に熱媒通路17の入口と出口が設けられ
ているため、放熱手段15と熱源ユニット14を連結し
た熱媒通路17は椅子の着座部と背もたれ部の間26か
ら椅子の背面後方に出し、同時に熱源ユニット14も出
せる。
【0062】そして、例えば、車椅子16に放熱手段1
5を設置すると、これと熱媒通路17で連結した熱源ユ
ニット14の設置収納をどのようにするか難しいことが
あるが、背面後方に出すことで、設置収納が容易にな
る。とくに、車椅子16では車輪に熱媒通路17が巻き
込まれることがあるが、巻き込まれなくなり、利便性が
向上する。
【0063】(実施例6)図5は本発明の実施例6の暖
房装置の構成図である。
【0064】実施例1と異なる点は、椅子の背もたれ部
に引っ掛け固定できる引っ掛け固定具27を設けた熱源
ユニット14を設けたところである。
【0065】なお実施例1と同一符号のものは同一構造
を有し、説明は省略する。
【0066】次に動作、作用について説明する。放熱手
段15を椅子に設置すると、これと熱媒通路17で連結
した熱源ユニット14は椅子の背もたれ部に引っ掛け固
定具27で引っ掛け固定する。
【0067】そして、例えば、車椅子16に放熱手段1
5を設置すると、これと熱媒通路17で連結した熱源ユ
ニット14の設置収納をどのようにするか難しいことが
あるが、背面後方に引っ掛け固定できるため、設置収納
が容易になる。とくに、車椅子16では車輪に熱媒通路
17が巻き込まれることがあるが、巻き込まれなくな
り、利便性が向上する。
【0068】(実施例7)図6は本発明の実施例7の暖
房装置の構成図である。
【0069】実施例1と異なる点は、面ファスナー28
で椅子に固定できるようにした放熱手段15を設けたと
ころである。
【0070】なお実施例1と同一符号のものは同一構造
を有し、説明は省略する。
【0071】次に動作、作用について説明する。例え
ば、車椅子16に放熱手段15を設置すると、車椅子1
6の着座部とか背もたれ部から放熱手段15がずれる。
とくに、背もたれ部は垂直方向であるため、固定しなけ
ればならないが、面ファスナー28で椅子の着座部とか
背もたれ部に簡単に固定できる。
【0072】そして、車椅子16への放熱手段15の取
付け、取り外しが簡単な操作でき、利便性が向上する。
【0073】(実施例8)図7は本発明の実施例8暖房
装置の構成図である。
【0074】実施例1と異なる点は、放熱手段B22に
連なり、椅子の背もたれ部に折り曲げ固定できるように
した熱源ユニット14を設けたところである。29は折
り曲げ固定部である。
【0075】なお実施例1と同一符号のものは同一構造
を有し、説明は省略する。
【0076】次に動作、作用について説明する。例え
ば、車椅子16に放熱手段15を設置すると、車椅子1
6の着座部とか背もたれ部から放熱手段15がずれる。
とくに、背もたれ部は垂直方向であるため、固定しなけ
ればならないが、熱源ユニット14は放熱手段B22に
折り曲げ固定部29で連なっているため、人体の背もた
れ側に放熱手段B22を置き、放熱手段B22と熱源ユ
ニット14の連なる折り曲げ固定部29を折り曲げ、椅
子の背もたれ部を挟んで反対側に熱源ユニット14をぶ
ら下げるように設置する。
【0077】そして、例えば、車椅子16に放熱手段1
5を設置すると、これと熱媒通路17で連結した熱源ユ
ニット14の設置収納をどのようにするか難しいことが
あるが、簡単にぶら下げるように設置でき、車椅子16
では車輪に熱媒通路17が巻き込まれることがあるが、
巻き込まれなくなり、利便性が向上する。
【0078】(実施例9)図8は本発明の実施例9の暖
房装置の構成図である。
【0079】実施例1と異なる点は、椅子の着座部と背
もたれ部のいずれか、もしくは両方を放熱手段15で構
成したところである。30は放熱手段兼用着座部、31
は放熱手段兼用背もたれ部である。
【0080】なお実施例1と同一符号のものは同一構造
を有し、説明は省略する。
【0081】次に動作、作用について説明する。椅子の
着座部と背もたれ部が放熱手段15である放熱手段兼用
着座部30、放熱手段兼用背もたれ部31であるため、
人体が座ると人体を保持し、運転操作をすると、着座部
と背もたれ部自体に熱媒が搬送循環して採用暖房が行わ
れる。
【0082】そして、着座部と背もたれ部自体で人体の
保持と採暖できるため、車椅子16の構成が簡素にな
る。
【0083】(実施例10)図9は本発明の実施例10
の暖房装置の構成図である。
【0084】実施例1と異なる点は、発熱手段10は燃
焼手段32とし、この燃焼手段32と熱交換手段11の
間に設けられ、燃焼手段32から与えられた熱を熱交換
手段11に伝えることで生じる温度差に応じて電力を発
生する熱電気変換手段33を備え、この電力で熱媒強制
循環手段12を駆動させるところである。
【0085】なお実施例1と同一符号のものは同一構造
を有し、説明は省略する。
【0086】次に動作、作用について説明する。燃焼手
段32が燃焼を開始し、燃焼熱を熱電気変換手段33は
受熱して熱交換手段11へ伝熱する。熱電気変換手段3
3は熱交換手段11へ伝熱して冷却されるため、温度差
に応じた電力を発生し、熱媒強制循環手段12を駆動し
て熱媒を熱交換手段11へ搬送し、熱電気変換手段33
を介して伝わった燃焼手段32の熱を熱媒と熱交換させ
る。さらに熱媒は放熱手段15に循環し放熱して熱媒強
制循環手段12に戻り、熱搬送ができる。
【0087】そして、熱媒強制循環手段12は例えば、
電池などの電源を用いず、熱電気変換手段33の発生電
力により駆動されるため、電池を用いた場合に比べ、電
池交換のわずらわしさから開放され、電池の費用が発生
せず経済的であり、電池寿命が尽きて熱媒強制循環手段
12が停止し熱媒が異常昇温することもなく安全にな
り、装置の小型・軽量化が図られ、車椅子16での移動
など、携帯使用で便利になる。
【0088】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に係る暖
房装置は、発熱手段と、この発熱手段で発生した熱を熱
媒に加熱熱交換する熱交換手段と、熱媒を搬送循環させ
る熱媒強制循環手段と、熱媒の戻り通路から前記熱媒強
制循環手段、前記熱交換手段、さらに熱媒の出口通路へ
と接続した熱源ユニット部熱媒通路と、前記熱媒強制循
環手段、前記熱交換手段、前記熱源ユニット部熱媒通路
とを備えた熱源ユニットと、前記熱媒強制循環手段で搬
送された熱媒を流すために前記熱源ユニット部熱媒通路
から連なる熱媒通路を配設し、椅子に設置する放熱手段
とから構成しているので、運転操作を行うと発熱手段が
発熱し、この発熱手段で発生した熱を熱交換手段は熱媒
に加熱熱交換する。熱媒強制循環手段は戻り通路から熱
交換手段、そして出口通路へと接続した熱源ユニット部
熱媒通路で熱媒を搬送させ、さらに、放熱手段の熱媒通
路から再び、熱源ユニットへと循環搬送させる。放熱手
段は熱媒通路に発熱手段ので加熱された熱媒が循環する
ため、温度が上昇し、放熱する。
【0089】そして、放熱手段は、例えば、椅子に設け
る座布団として装着でき、電気を使用せずに発熱手段の
熱を用いるため、車椅子などのように移動しながら採暖
をする必要がある場合にも使用出来るという有利な効果
を有する。
【0090】また、請求項2に係る暖房装置は、内部に
配列した熱媒通路から漏出した熱媒を放熱手段の外表面
へ透過することを防止する熱媒透過防止材を設けた放熱
手段を有する構成としているので、放熱手段の熱媒通路
には発熱手段で発生した熱で加熱熱交換された熱媒が熱
媒強制循環手段で搬送循環されているため、熱媒通路が
何らかの原因で破損すると熱媒が外表面に漏出しようと
する。しかし、熱媒透過防止材が外表面への漏出を防止
することができる。
【0091】そして、人体に装着していても熱媒が外表
面に漏出しないため、火傷などに対して安全が保たれる
という有利な効果を有する。また、衣服が濡れることも
防止できるという有利な効果を有する。
【0092】また、請求項3に係る暖房装置は、椅子の
着座部に設ける放熱手段Aと、椅子の背もたれ部に設け
る放熱手段Bとからなる放熱手段を有する構成としてい
るので、発熱手段で発生した熱と熱交換手段で加熱熱交
換された熱媒は熱媒強制循環手段により搬送され、熱源
ユニットから放熱手段Aに入る。放熱手段Aを循環搬送
した熱媒は放熱手段Aから放熱手段Bに入り、循環搬送
して熱源ユニットにもどる。放熱手段A及び放熱手段B
は熱媒通路に発熱手段の熱で加熱された熱媒が循環する
ため、温度が上昇し、放熱する。
【0093】そして、椅子の着座部と椅子の背もたれ部
の両方により、人体の広い面積で採暖ができ、快適性が
向上する。さらに、椅子のように、着座部と背もたれ部
でL型に曲がった形状でも採暖ができるという有利な効
果を有する。
【0094】また、請求項4に係る暖房装置は、放熱手
段Aと放熱手段Bに分け、かつ、熱媒通路の入口と出口
は放熱手段Aと放熱手段Bがほぼ直交してL型に曲がる
近傍部分で放熱手段Aと放熱手段Bに分けて設け、放熱
手段Aに入り、配列された熱媒通路が放熱手段Aから放
熱手段Bに入る部分の熱媒通路はL型に曲がる折り目方
向と平行に配列し、L型に曲げても熱媒通路はねじりが
加わるのみで折れないようにした放熱手段を有する構成
としているので、放熱手段Aから放熱手段Bに入る部分
の熱媒通路はL型に曲がる折り目方向と平行に配列して
いるため、L型に曲げても熱媒通路はねじりが加わるの
みで直角に折れない。
【0095】そして、椅子のように、着座部と背もたれ
部でL型に曲がった形状のものにも設置でき、熱媒通路
の構成材料としてチューブを採用できるという有利な効
果を有する。
【0096】また、請求項5に係る暖房装置は、椅子の
着座部と背もたれ部の間から椅子の背面後方に取り出す
ようにした熱源ユニットを有する構成としているので、
椅子に放熱手段を設置すると、椅子の着座部と背もたれ
部の間の近傍に熱媒通路の入口と出口が設けられている
ため、放熱手段と熱源ユニットを連結した熱媒通路は椅
子の着座部と背もたれ部の間から椅子の背面後方に出
し、同時に熱源ユニットも出せる。
【0097】そして、例えば、車椅子に放熱手段を設置
すると、これと熱媒通路で連結した熱源ユニットの設置
収納をどのようにするか難しいことがあるが、背面後方
に出すことで、設置収納が容易になる。とくに、車椅子
では車輪に熱媒通路が巻き込まれることがあるが、巻き
込まれなくなり、利便性が向上するという有利な効果を
有する。
【0098】また、請求項6に係る暖房装置は、椅子の
背もたれ部に引っ掛け固定できる引っ掛け固定具を設け
た熱源ユニットを有する構成としているので、放熱手段
を椅子に設置すると、これと熱媒通路で連結した熱源ユ
ニットは椅子の背もたれ部に引っ掛け固定具で引っ掛け
固定する。
【0099】そして、例えば、車椅子に放熱手段を設置
すると、これと熱媒通路で連結した熱源ユニットの設置
収納をどのようにするか難しいことがあるが、背面後方
に引っ掛け固定できるため、設置収納が容易になる。と
くに、車椅子では車輪に熱媒通路が巻き込まれることが
あるが、巻き込まれなくなり、利便性が向上するという
有利な効果を有する。
【0100】また、請求項7に係る暖房装置は、面ファ
スナーで椅子に固定できるようにした放熱手段を有する
構成としているので、例えば、車椅子に放熱手段を設置
すると、車椅子の着座部とか背もたれ部から放熱手段が
ずれる。とくに、背もたれ部は垂直方向であるため、固
定しなければならないが、面ファスナーで椅子の着座部
とか背もたれ部に簡単に固定できる。
【0101】そして、車椅子への放熱手段の取付け、取
り外しが簡単な操作でき、利便性が向上するという有利
な効果を有する。
【0102】また、請求項8に係る暖房装置は、放熱手
段Bに連なり、椅子の背もたれ部に折り曲げ固定できる
ようにした熱源ユニットを有する構成としているので、
例えば、車椅子に放熱手段を設置すると、車椅子の着座
部とか背もたれ部から放熱手段がずれる。とくに、背も
たれ部は垂直方向であるため、固定しなければならない
が、熱源ユニットは放熱手段Bに連なっているため、人
体の背もたれ側に放熱手段Bを置き、放熱手段Bと熱源
ユニットの連なり部分を折り曲げ、椅子の背もたれ部を
挟んで反対側に熱源ユニットをぶら下げるように設置す
る。
【0103】そして、例えば、車椅子に放熱手段を設置
すると、これと熱媒通路で連結した熱源ユニットの設置
収納をどのようにするか難しいことがあるが、簡単にぶ
ら下げるように設置でき、車椅子では車輪に熱媒通路が
巻き込まれることがあるが、巻き込まれなくなり、利便
性が向上するという有利な効果を有する。
【0104】また、請求項9に係る暖房装置は、椅子の
着座部と背もたれ部のいずれか、もしくは両方を放熱手
段で構成しているので、椅子の着座部と背もたれ部が放
熱手段であるため、人体が座ると人体を保持し、運転操
作をすると、着座部と背もたれ部自体に熱媒が搬送循環
して採用暖房が行われる。
【0105】そして、着座部と背もたれ部自体で人体の
保持と採暖できるため、車椅子の構成が関簡素になると
いう有利な効果を有する。
【0106】また、請求項10に係る暖房装置は、発熱
手段は燃焼手段とし、この燃焼手段と熱交換手段の間に
設けられ、燃焼手段から与えられた熱を熱交換手段に伝
えることで生じる温度差に応じて電力を発生し、この電
力で熱媒強制循環手段を駆動させる熱電気変換手段を有
する構成としているので、運転操作をすると、燃焼手段
が燃焼を開始し、燃焼熱を熱電気変換手段は受熱して熱
交換手段へ伝熱する。熱電気変換手段は熱交換手段へ伝
熱して冷却されるため、温度差に応じた電力を発生し、
熱媒強制循環手段を駆動して熱媒を熱交換手段へ搬送
し、熱電気変換手段を介して伝わった燃焼手段の熱を熱
媒と熱交換させる。さらに熱媒は放熱手段に循環し放熱
して熱媒強制循環手段に戻り、熱搬送ができる。
【0107】そして、熱媒強制循環手段は例えば、電池
などの電源を用いず、熱電気変換手段の発生電力により
駆動されるため、電池を用いた場合に比べ、電池交換の
わずらわしさから開放され、電池の費用が発生せず経済
的であり、電池寿命が尽きて熱媒強制循環手段が停止し
熱媒が異常昇温することもなく安全になり、装置の小型
・軽量化が図られ、車椅子での移動など、携帯使用で便
利になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の暖房装置の構成図
【図2】本発明の実施例2の暖房装置の放熱手段の要部
断面図
【図3】本発明の実施例3および実施例4の暖房装置の
構成図
【図4】本発明の実施例5の暖房装置の構成図
【図5】本発明の実施例6の暖房装置の構成図
【図6】本発明の実施例7の暖房装置の構成図
【図7】本発明の実施例8の暖房装置の構成図
【図8】本発明の実施例9の暖房装置の構成図
【図9】本発明の実施例10の暖房装置の構成図
【図10】従来の暖房装置の構成図
【符号の説明】
10 発熱手段 11 熱交換手段 12 熱媒強制循環手段 13 熱源ユニット部熱媒通路 14 熱源ユニット 15 放熱手段 16 車椅子 17 熱媒通路 18 熱媒透過防止材 19 布地 20 スポンジ 21 放熱手段A 22 放熱手段B 23 熱媒通路入口 24 熱媒通路出口 25 L型に曲がる近傍部分 26 着座部と背もたれ部の間 27 引っ掛け固定具 28 面ファスナ 29 折り曲げ固定部 30 放熱手段兼用着座部 31 放熱手段兼用背もたれ部 32 燃焼手段 33 熱電気変換手段
フロントページの続き (72)発明者 富田 謙治郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 八木 豊彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 北野 智章 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 中井 厚仁 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3B084 JA03 JA06 JF03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発熱手段と、この発熱手段で発生した熱を
    熱媒に加熱熱交換する熱交換手段と、熱媒を搬送循環さ
    せる熱媒強制循環手段と、熱媒の戻り通路から前記熱媒
    強制循環手段、前記熱交換手段、さらに熱媒の出口通路
    へと接続した熱源ユニット部熱媒通路と、前記熱媒強制
    循環手段、前記熱交換手段、前記熱源ユニット部熱媒通
    路とを備えた熱源ユニットと、前記熱媒強制循環手段で
    搬送された熱媒を流すために前記熱源ユニット部熱媒通
    路から連なる熱媒通路を配設し、椅子に設置する放熱手
    段とから構成された暖房装置。
  2. 【請求項2】放熱手段は内部に配列した熱媒通路から漏
    出した熱媒を放熱手段の外表面へ透過することを防止す
    る熱媒透過防止材を設けた請求項1記載の暖房装置。
  3. 【請求項3】放熱手段は椅子の着座部に設ける放熱手段
    Aと、椅子の背もたれ部に設ける放熱手段Bとからなる
    請求項1記載の暖房装置。
  4. 【請求項4】放熱手段は放熱手段Aと放熱手段Bに分
    け、かつ、熱媒通路の入口と出口は放熱手段Aと放熱手
    段Bがほぼ直交してL型に曲がる近傍部分で放熱手段A
    と放熱手段Bに分けて設け、放熱手段Aに入り、配列さ
    れた熱媒通路が放熱手段Aから放熱手段Bに入る部分の
    熱媒通路はL型に曲がる折り目方向と平行に配列し、L
    型に曲げても熱媒通路はねじりが加わるのみで折れない
    ようにした請求項3記載の暖房装置。
  5. 【請求項5】熱源ユニットを椅子の着座部と背もたれ部
    の間から椅子の背面後方に取り出すようにした請求項1
    記載の暖房装置。
  6. 【請求項6】熱源ユニットを椅子の背もたれ部に引っ掛
    け固定できる引っ掛け固定具を設けた請求項1記載の暖
    房装置。
  7. 【請求項7】放熱手段を面ファスナーで椅子に固定でき
    るようにした請求項1記載の暖房装置。
  8. 【請求項8】熱源ユニットは放熱手段Bに連なり、椅子
    の背もたれ部に折り曲げ固定できるようにした請求項3
    記載の暖房装置。
  9. 【請求項9】椅子の着座部と背もたれ部のいずれか、も
    しくは両方を放熱手段で構成した請求項1記載の暖房装
    置。
  10. 【請求項10】発熱手段は燃焼手段とし、この燃焼手段
    と熱交換手段の間に設けられ、燃焼手段から与えられた
    熱を熱交換手段に伝えることで生じる温度差に応じて電
    力を発生する熱電気変換手段を備え、この電力で熱媒強
    制循環手段を駆動させる請求項1ないし9記載の暖房装
    置。
JP28652699A 1999-10-07 1999-10-07 暖房装置 Pending JP2001104094A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018145638A1 (en) * 2017-02-09 2018-08-16 Wai Leung Lee Wheelchair seat cushion

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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